JPH09129965A - 半導体レーザ素子および半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ素子および半導体レーザ装置

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JPH09129965A
JPH09129965A JP28415495A JP28415495A JPH09129965A JP H09129965 A JPH09129965 A JP H09129965A JP 28415495 A JP28415495 A JP 28415495A JP 28415495 A JP28415495 A JP 28415495A JP H09129965 A JPH09129965 A JP H09129965A
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JP
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semiconductor laser
light emitting
emitting region
laser device
width direction
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Shinji Kaneiwa
進治 兼岩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤボンドの際の発光領域のダメージを防
ぐ。 【解決手段】 n型基板1上に、n型半導体層2さらに
p型半導体層3が積層され、このpn接合面にノンドー
プまたはp型の発光領域4がストライプ状に形成されて
いる。この発光領域4は、素子幅方向の中心位置に対し
ていずれか一方側にのみに形成されており、発光領域4
が素子中心位置から離れているので、発光領域4と重な
らないようにワイヤボンドさせるための許容幅が大き
く、発光領域8とワイヤボンド面8との水平方向の距離
をより大きく取ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報処理分野な
どに利用される半導体レーザ素子および半導体レーザ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光情報処理の分野に使用される半
導体レーザ素子は、主として液相エピタキシャル成長
(LPE:Liquid Phase Epitaxial growth)法により作製
されている。
【0003】図3(a)および図3(b)に、LPE法
により作製された半導体レーザ装置の一例を示してい
る。
【0004】この半導体レーザ装置は、図3(a)に示
すように、p型半導体基板11上に、p型半導体層12
さらにn型半導体層13が積層され、p型半導体層12
とn型半導体層13の界面に相当する位置には、ノンド
ープまたはp型の発光領域14が、共振器に平行なスト
ライプ状に形成されている。また、p型半導体基板11
のp型半導体層12側とは反対側にはp側電極15が設
けられ、n型半導体層13上にはn側電極16が設けら
れている。この半導体レーザ素子内部には、p側電極1
5とn側電極16を介して、発光領域14のみに有効に
電流が注入されるように、電流狭窄機構(図示せず)が
備えられている。この半導体レーザ素子のn側電極15
側がヒートシンク17上にロウ材(図示せず)により融
着され、p側電極16上には電流注入用のワイヤがボン
ディングされている。
【0005】このような半導体レーザ素子には、図3
(a)に示すように発光領域14が素子の厚さ方向略中
央部に位置するものと、および図3(b)に示すように
発光領域14がn側電極15側に、より近接して位置す
るものとの2種類が知られている。いずれの場合にも、
発光領域14とワイヤボンド面18との距離が約40〜
100μmと大きいので、ワイヤボンド時に発光領域1
4がダメージを受けることはない。
【0006】ところで、半導体レーザ素子の性能を更に
向上させ、または製造の歩留りを向上させるためには、
積層構造の制御性および均一性に優れた有機金属気相エ
ピタキシャル成長(MOVPE:Metal Organic Vapor Phse E
pitaxial growth)法、分子ビームエピタキシャル成長
(MBE:Molecular Beam Epitaxial growth)法などの気
相成長法により積層構造を形成する必要がある。
【0007】図4(a)に、気相成長法により作製され
た半導体レーザ装置の一例を示している。
【0008】この半導体レーザ装置は、図4(a)に示
すように、n型半導体基板21上に、n型半導体層22
さらにp型半導体層23が積層され、これらn型半導体
層22とp型半導体層23の界面に相当する位置には、
ノンドープまたはp型の発光領域24が、共振器に平行
なストライプ状に形成されている。また、n型半導体基
板21のn型半導体層22側とは反対側にはn側電極2
5が設けられ、p型半導体層23上にはp側電極26が
設けられている。この半導体レーザ素子内部には、p側
電極26とn側電極25を介して、発光領域24のみに
有効に電流が注入されるように、電流狭窄機構(図示せ
ず)が備えられている。
【0009】このように、気相成長法により作製された
図4(a)のような半導体レーザ素子を、液相成長法に
より作製された図3(a)または図3(b)のような素
子に置き換えて使用するためには、その極性を一致させ
る必要がある。したがって、半導体レーザ素子を実装す
る際には、図4(a)に示すように、n側電極25側が
ヒートシンク27上にロウ材(図示せず)により融着さ
れ、p側電極26上に電流注入用のワイヤがボンディン
グされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の気相成長法
による半導体レーザ装置の製造においては、液相成長法
に比べて成長速度が非常に小さく、p型半導体層23を
厚く成長させることが困難であった。したがって、図4
(a)に示した気相成長法により作製した半導体レーザ
素子では、発光領域24とその直上に位置するワイヤボ
ンド面28との距離が約2〜5μmと非常に小さくな
り、従来の液相成長法により作製した半導体レーザ素子
に比べてはるかに接近しているため、この発光領域24
がワイヤボンド時に大きなダメージを受け、素子の信頼
性に悪影響を及ぼすという問題が生じていた。この場
合、例えば、5mW程度の低出力動作でも、数100時
間で動作電流が増加して使用不可能となったり、40m
Wの高出力動作では、数時間〜数10時間で発振停止状
態に至っていた。
【0011】このようなワイヤボンド時における発光領
域24のダメージを防ぐため、従来においては、図4
(b)に示すように、ワイヤボンド面28を発光領域2
4から離れた位置に設ける方法が採用されている。
【0012】しかし、このような方法では、半導体レー
ザ素子の素子幅が300μm以上と大きい場合にのみ有
効であり、現在主流になっているような素子幅が250
μm以下の場合には、ワイヤボンドの機械精度の観点か
らも、ダメージを完全に回避することは困難であった。
例えば、半導体レーザ素子の素子幅が250μmとして
も、p側電極26の幅は狭く形成してあることが普通で
あり、例えば200μm程度以下である。ワイヤボンド
ボールの径が約100μmであることを考慮すると、幅
約5μmの発光領域24と重ならないようにワイヤボン
ドすることは、殆ど不可能である。また、今後、材料低
減および軽量小型化などを目指した素子幅の更なる減少
が見込まれており、ワイヤボンドは一層困難になってく
るものと考えられる。
【0013】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、ワイヤボンドの際に発光領域の受けるダメージを無
くすことができ、信頼性に優れた半導体レーザ素子およ
び半導体レーザ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ素
子は、pn接合面を含む積層構造が設けられ、該pn接
合面に、共振器に平行なストライプ状の発光領域が設け
られた半導体レーザ素子において、該発光領域は、素子
の幅方向の中心面に対していずれか一方側にのみに設け
られたおり、該中心面を含む位置には設けられていない
ものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0015】また、好ましくは、本発明の半導体レーザ
素子における素子の幅方向の中心面から発光領域の幅方
向の中心面までの距離をa(μm)、前記素子の幅をw
(μm)とした場合に、0<a<(w/2)−10を満
足する。
【0016】さらに、好ましくは、本発明の半導体レー
ザ素子において、半導体レーザ素子に電流を注入するた
めのワイヤがボンディングされる電極表面と、前記発光
領域とは、該電極表面に垂直な方向の距離が5μm以下
であってもよい。
【0017】さらに、好ましくは、本発明の半導体レー
ザ素子における積層構造が気相成長法により形成されて
もよい。
【0018】また、本発明の半導体レーザ装置は、請求
項1、2、3または4記載の半導体レーザ素子にワイヤ
をボンディングした半導体レーザ装置であって、素子の
幅方向の中心面から前記発光領域の幅方向の中心面まで
の距離をa(μm)、該素子の幅をw(μm)、ワイヤ
ボンド面の幅方向の中心位置から該素子の幅方向の中心
面までの距離をb(μm)、ワイヤボンドボールの径を
r(μm)とした場合に、該素子の幅方向の中心面に対
して発光領域形成側とは反対側に該ワイヤボンド面の幅
方向の中心位置を取り、(r/2)−a<b<(w−
r)/2の条件を満足するようにワイヤをボンディング
したものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0019】なお、本発明において、素子の幅方向は、
共振器に平行なストライプ状の発光領域の幅方向と同じ
方向を示している。また、素子の幅方向の中心面、およ
び発光領域の幅方向の中心面は、各々の幅方向の中心に
位置するpn接合面に垂直な面である。
【0020】以下、その作用について説明する。
【0021】本発明においては、発光領域は、素子の幅
方向の中心面に対していずれか一方側のみに形成されて
いる。この発光領域が素子中心面から離れていれば、発
光領域と重ならないようにワイヤボンドを行うための許
容幅がより大きく、発光領域とワイヤボンド面との距離
をより大きく取ることが可能となる。これにより、ワイ
ヤボンドの際の発光領域のダメージが防止される。
【0022】また、ワイヤがボンディングされる電極表
面と発光領域との垂直方向の距離が5μm以下であって
も、発光領域とワイヤボンド面との水平方向の距離を大
きく取れるので、発光領域と重ならないようにワイヤボ
ンドを行うことが可能である。これにより、ワイヤボン
ドの際の発光領域のダメージが防止される。
【0023】さらに、制御性・均一性に優れた気相成長
法により半導体レーザ素子の積層構造を形成し、液相成
長法により形成した従来の半導体レーザ素子と同一の極
性で実装しても、信頼性に優れた半導体レーザ素子が得
られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態の半導体レー
ザ装置の構成を示す断面図である。
【0026】図1において、n型半導体基板1上に、気
相成長法によりn型半導体層2さらにp型半導体層3が
積層され、これらn型半導体層2とp型半導体層3の界
面であるpn接合面には、ノンドープまたはp型の発光
領域4が、共振器に平行なストライプ状に形成されてい
る。また、n型半導体基板1のn型半導体層2側とは反
対側にはn側電極5が設けられ、p型半導体層3上には
p側電極6が設けられている。この半導体レーザ素子内
部には、n側電極5とp側電極6を介して、発光領域4
のみに有効に電流が注入されるように、電流狭窄機構
(図示せず)が備えられている。この半導体レーザ素子
のn側電極5側がヒートシンク7上にロウ材(図示せ
ず)により融着され、p側電極6上に電流注入用のワイ
ヤがボンディングされている。
【0027】本実施形態の半導体レーザ素子において、
発光領域4は、素子の幅方向の中心位置(中心面)に対
していずれか一方側にのみに設けられている。この場
合、半発光領域4は、素子の幅方向の中心位置に対し
て、図1に向かって左側に寄って形成されており、図4
(b)の半導体レーザ素子に比べて、ワイヤボンドの許
容位置がはるかに大きくなっている。
【0028】図2に、図1の半導体レーザ装置における
発光領域4とワイヤボンドの位置のの寸法関係を示して
いる。
【0029】図2に示すように、素子の幅方向の中心位
置(中心面)C1から発光領域4の幅方向の中心位置
(中心面)C2からまでの距離をa(μm)、素子の幅
をw(μm)とした場合に、0<a<w/2とする。こ
の場合、aを0より大きくすることにより、発光領域4
を素子の幅方向の中心位置C1に対していずれか一方側
のみに形成することができる。また、aはw/2未満で
あればよい。さらに、素子端から10(μm)までは素
子分割の際にダメージを受け易いので、下記の式(1)
に示すように、 0<a<(w/2)−10 ・・・(1) とするのが望ましい。この式(1)の場合には、発光領
域4の幅(5μm程度)を無視しており、厳密に言え
ば、発光領域4の一方の端は、素子の幅方向の中心面か
ら反対側に出てしまい、または、発光領域4の他方の端
は、素子端から10μmの位置から外に出てしまうた
め、発光領域の幅をxとして、 x/2<a<(w/2)−10−(x/2)・・・(2) とすることができる。
【0030】また、ワイヤボンド面8の幅方向の中心位
置から素子の幅方向の中心位置(中心面)までの距離を
b(μm)、ワイヤボンドボールの径をr(μm)とし
た場合に、素子の幅方向の中心位置に対して発光領域4
の形成側とは反対側にワイヤボンド面8の幅方向の中心
位置を取って、 (r/2)−a<b<(w−r)/2 ・・・(3) となるように、ワイヤをボンディングする。この式
(3)の場合には、発光領域4の幅(5μm程度)を無
視しており、上記式(1)と対応している。
【0031】さらに、発光領域の幅をxとして考慮に入
れると、発光領域4の端はワイヤボンドの端に重なるた
め、 (r/2)−a+(x/2)<b<(w−r)/2・・(4) とする必要がある。
【0032】このようにすると、発光領域の幅xを考慮
に入れても、ワイヤボンド面8と発光領域4とが重なら
ないように、ワイヤボンドすることができる。
【0033】上記式(1)および式(3)を用いて具体
的に説明する。
【0034】例えばワイヤボンドボールの径r=100
μmとすると、従来の半導体レーザ素子では不可能であ
った素子幅w=150μmの場合であっても、上記式
(1)および式(3)は0<a<65、50−a<b<
25となり、これらを満たすような(a,b)、例えば
(35,20)を容易に見い出すことができる。素子幅
wがこれより大きい場合には、より容易に(a,b)を
見出すことができる。
【0035】このようにして得られる半導体レーザ素子
は、n型半導体層2とp型半導体層3のpn接合面にノ
ンドープまたはp型の発光領域4がストライプ状に形成
されており、この発光領域4は、素子幅方向の中心位置
に対していずれか一方側にのみに形成され、発光領域4
が素子中心位置から離れているので、発光領域4と重な
らないようにワイヤボンドさせるための許容幅が大き
く、発光領域8とワイヤボンド面8との水平方向の距離
をより大きく取ることが可能となる。したがって、ワイ
ヤボンド面8が発光領域4の直上に位置しないため、発
光領域4とワイヤボンドのためのp側電極6との垂直方
向の距離が5μm以内と非常に小さいにも拘らず、ワイ
ヤボンドの際に発光領域4がダメージを受けることがな
く、40mWの高出力動作時においても数万時間という
長寿命を確保することができた。
【0036】なお、本実施形態では、気相成長法により
積層構造を形成したが、液相成長法を用いて図1に示す
半導体レーザ素子を作製することも可能であり、その場
合にも、本発明が有効であることは明かである。また、
図3(b)に示したような半導体レーザ素子を上下逆の
逆極性に実装する場合にも、本発明は有効であることは
言うまでもないことである。
【0037】積層構造を気相成長法により形成した半導
体レーザ素子を、液相成長法による従来の半導体レーザ
素子と同一の極性で実装することができるので、制御性
・均一性に優れた気相成長法を用いて半導体レーザ素子
を作製することができる。また、気相成長法による積層
構造と同様の積層構造を液相成長法により形成した場合
や、液相成長法により形成した積層構造を従来の半導体
レーザ素子と逆極性で実装した場合でも同様に、高い信
頼性の半導体レーザ素子を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発光領域
が素子幅方向の中心位置から離れているため、素子幅を
例えば250μm以下と狭くしても、発光領域と重なら
ないようにワイヤボンドを行うための許容幅を十分大き
くとることができる。また、ワイヤボンド面と発光領域
との水平方向の距離を大きく取れるため、ワイヤボンド
面と発光領域との垂直方向の距離が例えば5μm以下と
小さくなっても、発光領域と重ならないようにワイヤボ
ンドを行うことができる。したがって、ワイヤボンドの
際に発光領域が受けるダメージをなくすことができ、高
光出力動作においても信頼性に優れた半導体レーザ素子
とすることができる。
【0039】また、液相成長させた素子であっても気相
成長させた素子と同様な構造を持つ場合には、本発明を
用いることによって高い信頼性を確保することができ
る。
【0040】このように高い信頼性を有する半導体レー
ザ素子は、光情報処理分野に好適に利用することができ
る。また、半導体レーザ素子の素子幅をさらに狭くする
ことができるため、今後の材料の低減および小型軽量化
を目指した開発動向にも十分対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である半導体レーザ装置の
構成を示す断面図である。
【図2】図1の半導体レーザ装置における発光領域4と
ワイヤボンドの位置の寸法関係を示す拡大断面図であ
る。
【図3】(a)および(b)は、従来の液相成長法によ
り形成された半導体レーザ装置の構成を示す断面図であ
る。
【図4】(a)および(b)は、従来の気相成長法によ
り形成された半導体レーザ装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 n型半導体基板 2 n型半導体層 3 p型半導体層 4 ノンドープまたはp型の発光領域 5 n側電極 6 p側電極 7 ヒートシンク 8 ワイヤボンド面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pn接合面を含む積層構造が設けられ、
    該pn接合面に、共振器に平行なストライプ状の発光領
    域が設けられた半導体レーザ素子において、 該発光領域は、素子の幅方向の中心面に対していずれか
    一方側にのみに設けられた半導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 前記素子の幅方向の中心面から前記発光
    領域の幅方向の中心面までの距離をa(μm)、前記素
    子の幅をw(μm)とした場合に、0<a<(w/2)
    −10の条件を満足する請求項1記載の半導体レーザ素
    子。
  3. 【請求項3】 前記発光領域と、半導体レーザ素子に電
    流を注入するためのワイヤがボンディングされる電極表
    面とは、該電極表面に垂直方向の距離が5μm以下であ
    る請求項1または2記載の半導体レーザ素子。
  4. 【請求項4】 前記積層構造が気相成長法により形成さ
    れている請求項1記載の半導体レーザ素子。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の半導体
    レーザ素子にワイヤをボンディングした半導体レーザ装
    置であって、 前記素子の幅方向の中心面から前記発光領域の幅方向の
    中心面までの距離をa(μm)、該素子の幅をw(μ
    m)、該素子の幅方向の中心面からワイヤボンド面の幅
    方向の中心位置までの距離をb(μm)、ワイヤボンド
    ボールの径をr(μm)とした場合に、該素子の幅方向
    の中心面に対して発光領域形成側とは反対側に該ワイヤ
    ボンド面の幅方向の中心位置を取り、(r/2)−a<
    b<(w−r)/2の条件を満足するようにワイヤをボ
    ンディングした半導体レーザ装置。
JP28415495A 1995-10-31 1995-10-31 半導体レーザ素子および半導体レーザ装置 Pending JPH09129965A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6281524B1 (en) 1997-02-21 2001-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor light-emitting device
WO2008016019A1 (fr) * 2006-07-31 2008-02-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Composant laser à semiconducteur et son procédé de fabrication

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