JPH09128859A - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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JPH09128859A
JPH09128859A JP7281381A JP28138195A JPH09128859A JP H09128859 A JPH09128859 A JP H09128859A JP 7281381 A JP7281381 A JP 7281381A JP 28138195 A JP28138195 A JP 28138195A JP H09128859 A JPH09128859 A JP H09128859A
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clamper
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force
rotary table
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスククランプ装置では、ディスクの挟持
力が弱いと、回転駆動中にディスクが動く問題がある。
またクランプ用のばねの力を強くすると、クランパを非
クランプ方向へ動作させる際の負荷が過大になる。 【解決手段】 クランプアーム6はコイルばね9により
付勢され、クランパ8がディスクDを回転テーブル4に
押圧する。クランパ8がディスクDに当たったときに、
クランプアーム6の被圧片6cが、磁気吸着部材(磁
石)13に接近し、磁気吸着部材13の吸着力により、
クランパ8がディスクDを押圧するクランプ力が増強さ
れる。また、クランプアーム6がカム11により非クラ
ンプ方向へ駆動される際は、負荷がコイルばね9だけで
あり、低負荷にて駆動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクトディスク
などの光ディスク、または光磁気記録方式のディスクな
どを回転駆動可能にクランプするディスククランプ装置
に係り、特にディスクを回転テーブルに確実に保持でき
るようにしたディスククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のコンパクトディスクプレ
ーヤのディスク駆動ユニットを示す側面図である。ユニ
ットシャーシ1にはスピンドルモータ2が設けられ、こ
のスピンドルモータ2の回転駆動軸3がユニットシャー
シ1の上方に突出し、この回転駆動軸3に回転テーブル
4が固定されている。回転テーブル4の上面には周囲に
テーパ面を有する突部4aが一体に設けられ、ディスク
Dの中心穴Daは、この突部4aに嵌着される。
【0003】ユニットシャーシ1の後端には折曲片1a
が設けられ、この折曲片1aに設けられた支持軸5によ
りクランプアーム6が回転自在に支持されている。クラ
ンプアーム6の先部6aには、クランパ8の上部に一体
に形成された軸部8aが回転自在に支持されている。ま
たクランプアーム6には、先部6aの上方に対向する押
圧板7が固定されており、クランパ8の上端面に形成さ
れたピボット8bがこの押圧板7の下面に回転自在に当
たっている。クランプアーム6の支持側基端部とユニッ
トシャーシ1との間にはコイルばね9が掛けられてい
る。クランプアーム6はこのコイルばね9の弾性力によ
り時計方向へ付勢されており、この弾性付勢力により、
クランパ8がディスクDの中心部を回転テーブル4に加
圧し、これによりディスクDがクランプされる。
【0004】クランプアーム6には、前記支持軸5の支
持位置よりもさらにユニットシャーシ1の下方に延びる
腕部6bが設けられ、この腕部6bに被圧片6cが設け
られている。クランプアーム6をクランプ解除方向へ駆
動するアーム駆動部10には、駆動軸12に固定された
カム11が設けられている。図6では、カム11が被圧
片6cから離れているが、駆動軸12によりカム11が
図において反時計方向へ回転させられると、カム11に
より被圧片6cが上方へ持ち上げられ、クランプアーム
6がクランプ解除方向(反時計方向)へ駆動され、クラ
ンパ8がディスクDから離れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ディスク駆動ユニ
ットでは、ディスクDの熱膨張などによりディスクDの
中心穴Daの直径が収縮することなどが加味されて、回
転テーブル4の突部4aの直径が前記中心穴Daよりも
やや小さく形成されているのが一般的である。したがっ
て、ディスクDがクランパ8により回転テーブル4に対
して充分に大きな力で押圧されていないと、ディスクD
の回転駆動中に、回転テーブル4上でディスクDが半径
方向へ動き、このとき光ヘッドのトラッキングサーボが
追従できなくなって再生音の音飛びなどが発生するおそ
れがある。コンパクトディスクプレーヤでは、回転駆動
中に、回転テーブル4上でディスクDが位置ずれしない
ためには、押圧板7によりピボット8bに対してディス
ク方向へ300gf程度の押圧力を与えることが必要と
されている。
【0006】この点に関し、図6に示したディスククラ
ンプ装置では、クランパ8の押圧力が前記コイルばね9
のみで発揮されている。しかし、コイルばね9は、回転
テーブル4に設置されるディスクDの外径から外れる位
置に設けなくてはならず、またクランプアーム6が非ク
ランプ方向へ回動するときのコイルばね9の伸び長をあ
まり長く設定することができない。そのため、コイルば
ね9は、支持軸5に近い位置に配置されることになる。
【0007】この場合、支持軸5からピボット8bまで
の距離に対し、支持軸5からコイルばね9の取付部まで
の距離が短くなるため、クランパ8のピボット8bを3
00gfで押圧するためには、図6の状態でのコイルば
ね9の弾性力を1kgf以上の大きい値に設定しなくて
はならない。しかも、コイルばね9はその設置場所の制
約から図6の状態での設置長を長くできず、また非クラ
ンプ動作のときの伸び寸法の比率が大きいものとなり、
よってばね定数の大きいものとなる。図7は、横軸にコ
イルばね9の長さ(変位量)、縦軸にばね荷重をとった
ものであるが、クランパ8によりディスクDが押圧され
た時点で、コイルばね9に前記300gfに対応する理
想的なばね荷重を発揮させた場合、クランプアーム6
をクランプ解除位置まで回動させた時点でのばね荷重
がきわめて大きくなってしまう。
【0008】クランプ解除位置までクランプアーム6を
回動させるときの荷重が大きくなると、カム11によ
りクランプアーム6を非クランプ方向へ回動させるとき
の負荷が非常に大きくなる。よって、カム11を駆動す
るためのモータとして大型のものを使用することが必要
になり、装置全体が大型化する。またモータからカム1
1までの動力伝達経路での負荷も大きくなるため、機構
部の信頼性が低下し、摩耗などが生じやすいものとな
る。
【0009】そのため、実際の装置では、クランプアー
ム6が非クランプ位置へ持ち上げられたときの負荷の許
容値を基準としてコイルばね9の弾性力を設定しなく
てはならず、したがって、クランパ8によりディスクD
がクランプされるときのクランプ力を発揮するばね荷重
が、前記の理想値よりも大幅に低下したものとな
る。そのために回転テーブル4上でのディスクDの位置
ずれを避けることができないのが現状である。
【0010】また、図7に示した弱いばね力によるク
ランプ力を補うものとして、回転テーブル4と、クラン
パ8の一方に磁石を、他方に磁性体を設け、回転テーブ
ル4とクランパ8との間の磁気吸引力によりディスクD
を挟持する構造も考えられている。この磁石を用いたも
のでは、コイルばね9の弾性力によるクランプ力と磁石
によるクランプ力とにより、理想値に近いディスククラ
ンプ力を発揮できる。
【0011】しかしながら、前記の磁石を用いたもので
は、回転テーブル4とクランパ8とが互いに引き合って
いるだけであり、回転テーブル4および回転駆動軸3を
ユニットシャーシ1の方向へ押圧する力Fを発揮するこ
とはできない。スピンドルモータ2では、回転駆動軸3
がモータ内の軸受部に対してがたつきを有しているのが
通常である。したがって、ターンテーブル4と回転駆動
軸3をユニットシャーシ1の方向へ押圧する力Fが弱い
と、前記がたつきを矯正する力を発揮できず、ディスク
回転駆動中に、回転駆動軸3が倒れ方向などへ衝撃的に
動くことがある。このとき、ディスクDが半径方向へ位
置ずれし、光ヘッドのトラッキングが追従できなくな
り、音飛びの問題が発生する。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ディスクを回転テーブルにクランプするための充
分なクランプ力と、回転テーブルおよび回転駆動軸をシ
ャーシ方向へ押圧する力を充分に発揮でき、しかも比較
的弱い力でクランパを非クランプ方向へ移動させること
ができるディスククランプ装置を提供することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転駆動軸に
支持された回転テーブルと、回転テーブルに対向するク
ランパと、クランパを支持するクランプアームと、クラ
ンパが回転テーブルから離れる方向へ前記クランプアー
ムを駆動するアーム駆動部とが設けられているディスク
クランプ装置において、ディスクが回転テーブルとクラ
ンパとで挟持された時点で、クランパが回転テーブルに
加圧される方向へクランプアームをさらに押圧するクラ
ンプ付勢部材が設けられており、クランパが回転テーブ
ルから離れるときには前記クランプ付勢部材による付勢
力が解除されることを特徴とするものである。
【0014】例えば、上記クランプ付勢部材は、クラン
プアームを磁気吸着する磁気吸着部材である。
【0015】または、クランプ付勢部材は、クランプア
ームを機構的に押圧するものである。
【0016】クランプ付勢部材がクランプアームを機構
的に押圧するものである場合に、クランプ付勢部材は次
のように駆動される。すなわち、ディスクに対向するヘ
ッドを案内する案内部と、ヘッドを案内部に沿って移動
させる駆動機構と、この駆動機構の動力源となるモータ
とが設けられ、前記駆動機構には、ヘッドが移動ストロ
ークの終点に至った後にさらに前記モータが継続して回
転したときに、ヘッドに与えられる送り力の反力で移動
する移動部材が設けられ、前記クランプ付勢部材は前記
移動部材によりクランプアームを機構的に押圧する位置
へ移動させられ、さらにその位置でクランプ付勢部材を
保持する保持部材が設けられているものとなる。
【0017】本発明では、例えば比較的弱いばね部材の
力でクランプアームがディスククランプ方向へ移動させ
られる。またはばね部材を用いずに、アーム駆動部の動
力によりクランプアームがディスククランプ方向へ移動
させられてもよい。クランプアームが回動し、回転テー
ブルとクランパとでディスクが挟持された時点、または
挟持される少し前の時点、あるいは挟持が完了した少し
後の時点で、クランプ付勢部材によりクランプアームに
押圧力が与えられ、クランパはこの押圧力によりディス
クを回転テーブルに押圧する。
【0018】クランプ付勢部材が磁気吸着部材の場合に
は、前記いずれかの時点で、クランプアームが磁力によ
り吸着される。磁気吸着部材によるクランプアームの吸
着力は両部材の距離の二乗に反比例するため、クランプ
アームの一部が磁気吸着部材にきわめて接近したときに
クランプアームをクランプ押圧方向へ付勢する力が発揮
され、クランプアームが離れたときは磁気力はほとんど
作用しなくなる。よって、クランプアームが非クランプ
方向へ移動するときには、磁気吸着部材からクランプア
ームに作用する力は実質的に解除され、クランプアーム
を非クランプ方向へ駆動する際の負荷は小さくて済む。
なお磁気吸着部材は永久磁石であってもよいし電磁石で
あってもよい。電磁石の場合には、クランプアームがク
ランプ位置へ移動した時点で、磁石のコイルに通電し、
クランプを解除するときに通電を断てばよい。
【0019】また、クランプ付勢部材がクランプアーム
を機構的に直接押圧する押圧レバーまたは押圧アームな
どであってもよい。この場合、回転テーブルとクランパ
とでディスクが挟持された時点、またはその前後の時点
で、クランプ付勢部材がクランプアームを押圧する位置
へ移動し、クランプ付勢部材によりクランプアームが押
圧され、ディスクに対するクランプ力が増強される。ク
ランプアームが非クランプ方向へ移動するときには、ク
ランプ付勢部材がクランプアームから外れるため、非ク
ランプ方向への移動負荷は小さくなる。
【0020】クランプアームを機構的に押圧するクラン
プ付勢部材を設ける場合、このクランプ付勢部材がモー
タやソレノイドなどの駆動源により駆動されるものとな
る。この駆動源は、クランプ付勢部材専用のものとして
設けられてもよい。しかし、ヘッドを移動させるモータ
の動力を用いることが可能である。この場合、ヘッドが
その移動ストロークの終点に至った後に、さらにモータ
が回転すると駆動機構内にて移動部材が反力により移動
する。この移動力により前記クランプ付勢部材をクラン
プアームの押圧方向へ移動させることが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の構成例を示
すものであり、コンパクトディスクプレーヤのディスク
駆動ユニットを示す側面図である。図1に示すディスク
クランプ装置の構成は、図6に示した従来のものと基本
的な部分が同じである。ユニットシャーシ1にはスピン
ドルモータ2が固定され、このスピンドルモータ2の回
転駆動軸3に、回転テーブル4が固定されている。回転
テーブル4の上面には、突部4aが一体に形成されてい
る。
【0022】シャーシ1の折曲片1aには支持軸5によ
りクランプアーム6が回動自在に支持されている。クラ
ンプアーム6の先部6aには、クランパ8の軸部8aが
回転自在に支持されており、クランプアーム6に固定さ
れた押圧板7の下面に、クランパ8のピボット8bが回
転自在に当接している。クランプアーム6と、ユニット
シャーシ1との間にはコイルばね9が掛けられており、
このコイルばね9の弾性力により、クランプアーム6が
時計方向(クランプ方向)へ付勢されている。
【0023】図1において、クランプアーム6の先部に
設けられた押圧板7からピボット8bに与えられるシャ
ーシ1方向への荷重をfとする。図2(B)は、横軸に
クランパ8の高さ位置を、縦軸に前記荷重fを示したも
のである。前記コイルばね9の伸びによる前記荷重fの
変化率は図2(B)でKで示しており、コイルばね9は
設置長での初期荷重が比較的小さいものとなっている。
【0024】クランプアーム6には、その基部からユニ
ットシャーシ1の下方位置へ延びる腕部6bが一体に形
成され、この腕部6bの先部に被圧片6cが折曲げ形成
されている。図6に示した従来例と同様にアーム駆動部
10では、モータの動力により回転駆動される駆動軸1
2に、駆動部材としてのカム11が固定され、このカム
11は被圧片6cの下方に対向している。
【0025】図1では、ユニットシャーシ1の側部に、
下方へ延びる支持片1bが一体に形成され、この支持片
1bに、クランプ付勢部材の一例として磁気吸着部材1
3が固着されている。この磁気吸着部材13は永久磁石
である。前記クランプアーム6は磁性金属板により形成
されており、よって前記磁気吸着部材13により被圧片
6cを磁気吸着可能となっている。磁気吸着部材13の
上面13aは平面であり、図1に示すように、ディスク
Dが回転テーブル4とクランパ8とで挟持されたクラン
プ状態において、磁気吸着部材13の上面13aと、前
記被圧片6cとはきわめて小さなクリアランスδにて対
向するようになっている。あるいは図1に示すクランプ
状態において、被圧片6cが磁気吸着部材13に軽く接
触する位置関係であってもよい。
【0026】図2(A)は、横軸に前記クリアランスδ
をとり、縦軸に磁気吸着力fmをとったものである。周
知のように、磁気吸着力fmは、クリアランスδの二乗
に反比例する。よってクリアランスδが限りなく0に近
いときには磁気吸着力がきめて強いが、クリアランスδ
が少し大きくなると磁気吸着力fmは急激に減少し、被
圧片6cが磁気吸着部材13からわずかに離れた時点
で、磁気吸着力fmは実質的にゼロになる。
【0027】このディスククランプ装置では、待機状態
において、アーム駆動部10のカム11が反時計方向に
回動して、カム11により被圧片6cが持ち上げられ、
クランパ8が回転テーブル4から離れている。導入され
たディスクDの中心穴Daが回転テーブル4の突部4a
に嵌着されると、カム11が時計方向へ回動する。よっ
てコイルばね9の弾性力により、クランプアーム6が時
計方向へ回動し、クランパ8がディスクDを回転テーブ
ル4に押圧する。このとき、クランプアーム6の被圧片
6cが磁気吸着部材13にきわめて接近しクリアランス
δが最短になる。図2(B)に示すように、このときに
押圧板7がクランパ8を押圧する荷重fは、コイルばね
9の弾性力による押圧荷重(図2の)に、磁気吸着力
fmによる押圧荷重が加算されたものとなり、前記荷重
fはきわめて大きくなり、従来例において説明した理想
的な荷重(例えば300gf)と同じ程度あるいはそ
れよりも充分に大きな値となる。
【0028】よって、スピンドルモータ2の回転動力で
ディスクDが回転駆動されるときに、ディスクDは回転
テーブル4に充分に大きな力で押圧されることになり、
回転中に、ディスクDが回転テーブル4上で動くような
ことはない。また図1の状態で、クランパ8が大きな荷
重fにより図示下方に加圧されているため、ディスクD
を挟んで回転テーブル4がシャーシ1の方向へ押され、
回転駆動軸3もモータ2内の軸受に対して押さえ付けら
れる。よって、スピンドルモータ2内において回転駆動
軸3ががたつくことがなく、このがたつきによるターン
テーブル4とディスクDの半径方向あるいは軸方向への
突然の動き(衝撃的な動き)を防止できる。よって光ヘ
ッドのトラッキングサーボが追従できないようなディス
クの半径方向への急激な移動、あるいはフォーカスサー
ボが追従できないようなディスクの軸方向(上下方向)
への移動を防止でき、再生精度を向上させることができ
る。
【0029】またクランプを解除するときには、アーム
駆動部10のカム11が反時計方向へ回動して、被圧片
6cと共にクランパ8が回転テーブル4から持ち上げら
れる。このとき、被圧片6cが磁気吸着部材13から少
し離れると前記荷重fが急激に減少するため、カム11
に与えられる負荷の増大は抑制でき、クランパ8が最も
高い位置に上昇したときの荷重fは図2(B)でで示
す程度である。よって、カム11を回転させるモータは
小型のものでよい。仮に、コイルバネ9だけで押圧板7
がクランパ8を押圧する荷重fを図2(B)ので示す
値となるように設定した場合、このコイルバネ9の伸び
による荷重fの変位率は図中K1で示すものとなり、ク
ランパ8が最も高い位置に上昇したときの荷重fは図2
(B)ので示すように非常に大きな値となってしま
い、カム11を回転させるためのモータおよびその動力
伝達経路が大型化、複雑化してしまう。
【0030】図3は本発明の第2の構成例を示すもので
あり、ディスク駆動ユニットの側面図、図4は図3のI
Vの部分の拡大図、図5は図4のV矢視の平面図であ
り、ユニットシャーシ1上の構造がほぼ全体的に示され
ている。図3に示すディスク駆動ユニットの構造は、図
1に示したものと基本的な構造が同じであり、クランプ
付勢部材の構成においてのみ図1に示したものと相違し
ている。
【0031】図1では、ディスク付勢部材として磁気吸
着部材13が設けられているが、図3の構成例では、デ
ィスク付勢部材として、押圧アーム21が備えられてい
る。図5に示すように、押圧アーム21は、ユニットシ
ャーシ1の縁部上面に設けられた軸22に回転自在に支
持されている。押圧アーム21の先部はシャーシ1の側
部にて下向きに折曲げられた押圧片21aとなってお
り、図3と図4に示すようにこの押圧片21aの側辺に
傾斜部21bが形成されている。
【0032】ディスクDの非クランプ時には、図5にお
いて押圧アーム21が(イ)方向へ回動しており、図3
と図4において押圧片21aも(イ)方向へ移動し、傾
斜部21bが、クランプアーム6の被圧片6cの縁部6
dから完全に離れ、押圧アーム21は被圧片6cの上方
向への移動を妨げない位置に退避している。カム11に
より被圧片6cが持ち上げられると、クランパ8が回転
テーブル4から離れる。このときのカム11に作用する
負荷は、コイルばね9の弾性力により発揮されるが、図
2(B)に示したのと同様に、コイルばね9によりクラ
ンパ8に与えられる荷重は比較的弱く設定されており、
クランパ8が上昇するときのカム11に作用する負荷抵
抗は小さくなっている。
【0033】ディスクDが回転テーブル4上に設置さ
れ、カム11が時計方向へ回動すると、クランプアーム
6は時計方向へ回動し、クランパ8がディスクDの上面
に当たる。このとき押圧アーム21は(ロ)方向へ回動
し、押圧片21aの傾斜部21bが被圧片6cの縁部6
dを(ロ)方向へ加圧し、傾斜部21bの斜辺の分力に
より被圧片6cが図示下方へ押圧される。この押圧力に
よりクランパ8がディスクDを回転テーブル4に加圧す
るクランプ力が増強され、ディスクDは回転テーブル4
とクランパ8とで大きいクランプ力により挟持される。
また、クランプアーム6により回転テーブル4と回転駆
動軸3もスピンドルモータ2の方向へ強く加圧されるた
めに、スピンドルモータ2の軸受内での回転駆動軸3の
がたつきも押え込まれる。よって、回転駆動中のディス
クDが半径方向へ衝撃的に動くことがなく、音飛びなど
の問題が生じなくなる。
【0034】次に、上記押圧アーム21を動作させる構
造の一例を説明する。図5に示すように、前記押圧アー
ム21の外周部には軸22を中心として円弧状に配列さ
れた歯21cが形成されている。一方ユニットシャーシ
1の上面には、軸24により(ハ)−(ニ)方向へ摺動
自在に支持されたラック板23が設けられ、このラック
板23に形成されたラック歯23aが前記歯21cと噛
合っている。ラック板23は戻しばね26により(ハ)
方向へ付勢されている。このラック板23が(ニ)方向
へ移動し、ラック歯23aにより押圧アーム21が
(ロ)方向へ回動させられ、傾斜部21bにより被圧片
6cが加圧された状態で、移動部材28(あるいはラッ
ク板23)の移動位置が検知される検知スイッチ25が
設けられている。
【0035】ユニットシャーシ1上には、軸29により
(ハ)−(ニ)方向へ摺動自在に支持された移動部材
(駆動板)28が設けられ、この移動部材28と前記ラ
ック板23とが連結ばね27により連結されている。図
5では、ラック板23と移動部材28とを平面的に離し
て図示しているが、実際には移動部材28とラック板2
3とは重ねられている。そして移動部材28とラック板
23は、連結ばね27により互いに近寄る方向へ引き合
っており、また移動部材28とラック板23は前記戻し
ばね26により共に(ハ)方向へ付勢されている。
【0036】ユニットシャーシ1上には、光ヘッド41
が設けられている。光ヘッド41には対物レンズ41a
が設けられている。ユニットシャーシ1には、案内部材
として一対のガイド軸42aと42bが平行に固定され
て設けられ、前記光ヘッド41は、このガイド軸42a
と42bに摺動自在に案内され、光ヘッド41は、対物
レンズ41aがディスクDの内周側から外周側へ向かっ
て走査する方向へ移動自在となっている。前記ガイド軸
42bの側方には光ヘッド41を移動させる駆動機構3
0が設けられ、前記移動部材28およびラック板23は
この駆動機構30の動力により駆動されるものとなって
いる。
【0037】上記駆動機構30では、前記ガイド軸42
bと平行な送りスクリュー軸31が設けられている。送
りスクリュー軸31の一端31aは、ユニットシャーシ
1に固定された袋穴を有するブラケット1cに回動自在
で且つ軸方向へ摺動自在に支持されている。またスクリ
ュー軸31の他端31bは、ユニットシャーシ1に固定
された貫通穴を有するブラケット1eに対し回動自在で
且つ軸方向へ摺動自在に支持されている。前記ブラケッ
ト1cの袋穴の内底部はストッパ1dとなっており、送
りスクリュー軸31はストッパ1dに当たった状態でそ
れ以上(ハ)方向へは摺動できないが、逆に(ニ)方向
へは摺動できるものとなっている。
【0038】ただし送りスクリュー軸31の他端31b
には、押圧部材32の折曲片32aが当接している。こ
の押圧部材32は、ユニットシャーシ1に設けられた軸
33、33に摺動自在に支持されたものであり、押圧ば
ね34により(ハ)方向へ付勢されている。この押圧ば
ね34の押圧力により、送りスクリュー軸31は(ハ)
方向へ押さえ付けられ、通常は送りスクリュー軸31の
一端31aが袋穴の底部のストッパ1dに押さえ付けら
れている。また、前記移動部材28には作動片28aが
折曲げ形成されており、この作動片28aは、前記戻し
ばね26の付勢力により、前記押圧部材32の折曲片3
2aの外面に押し付けられている。
【0039】前記光ヘッド41には板ばね43が固定さ
れ、この板ばね43には半割り形状の雌ねじ部材44が
支持されており、この雌ねじ部材44が、板ばね43の
弾性力により前記送りスクリュー軸31に圧接されて螺
合している。よって、送りスクリュー軸31の回転力が
光ヘッド41の送り移動力に変換される。送りスクリュ
ー軸31の一端31a側には、ピニオン歯車35が固定
されている。このピニオン歯車35には、中間歯車36
が噛合っており、この中間歯車36と一体の歯車37
が、モータMの出力軸に固定されたピニオン歯車38と
噛合っている。モータMの動力は前記歯車列により減速
されて送りスクリュー軸31に伝達される。
【0040】図5に示すディスク駆動ユニットでは、再
生動作のときには、押圧ばね34により送りスクリュー
軸31が(ハ)方向へ押し付けられて、その位置で安定
している。モータMの動力は歯車列により減速されてピ
ニオン歯車35に伝達されて送りスクリュー軸31が回
転駆動される。そしてこの送りスクリュー軸31に対し
螺合している雌ねじ部材44に送り力が与えられ、光ヘ
ッド41は図5に示すディスクDの最内周対向位置を始
点として外周方向へ移動していき、光ヘッド41によ
り、ディスクDに記録された信号が再生される。
【0041】図5は、ディスクDが排出されている待機
状態を示しており、そのとき光ヘッド41は回転テーブ
ル4に最も接近したディスクDの最内周対向位置に待機
している。またこの待機状態では、図3に示すカム11
によりクランプアーム6は持ち上げられている。ディス
クDが回転テーブル4上に導入されて、中心穴Daが回
転テーブル4の突部4aに嵌合すると、カム11が時計
方向へ回動してクランプアーム6がコイルばね9の弾性
力により回動し、クランパ8がディスクDに当たる。
【0042】クランプアーム6が上記下降位置へ至った
ことが、図示しない検知部材により検知されると、図5
に示す駆動機構30のモータMが始動する。このときの
モータMの回転方向は、スクリュー軸31により光ヘッ
ド41をディスク内周方向((ハ)方向)へ送るのと同
じ方向である。しかし光ヘッド41は既にディスク内周
方向への移動ストロークの終点に位置し、それ以上
(ハ)方向へ移動できない状態である。したがって、ス
クリュー軸31が回転すると、雌ねじ部材44との噛合
いの反力により、スクリュー軸31が(ニ)方向へ移動
し始め、押圧ばね34の押圧力に対抗して押圧部材32
を(ニ)方向へ押し出すとともに、移動部材28を
(ニ)方向へ押し出す。
【0043】よって連結ばね27により連結されている
ラック板23も(ニ)方向へ駆動され、ラック歯23a
により押圧アーム21が(ロ)方向へ回転駆動され、図
3と図4に示すように押圧アーム21の傾斜部21bが
被圧片6cの縁部6dに当たってこれを押圧し、前記の
ようにクランプ力が増圧される。なお、このときの傾斜
部21bが被圧片6cに与える押圧力は、移動部材28
とラック板23とを連結する連結ばね27の弾性力によ
り設定される。よって、この連結ばね27の弾性力を調
節することにより、クランパ8によるクランプ力の設定
および調節が可能である。なお、部品点数を削減するた
めにラック板23と移動部材28とを一体に形成して一
つの移動部材とするとともに、連結バネ27を削除した
構成とした場合であっても、押圧アーム21の傾斜部2
1bが被圧片6cの縁部6dを押圧した際に生じる腕部
6bの若干の弾性力によりクランプ圧が増強されるた
め、上述した第5図に示す構成のものと同様の効果が期
待できる。
【0044】このように、図5において送りスクリュー
軸31が反力により(ニ)方向へ移動し、移動部材28
とラック板23により押圧アーム21が(ロ)方向へ回
転駆動されると、図3と図4のクランプ力増圧状態とな
るが、ディスククランプ後に光ヘッド41を移動させて
再生動作を行なうためには、スクリュー軸31を回転さ
せて(ハ)方向へ戻すことが必要である。このとき、押
圧アーム21が(イ)方向へ復帰してしまうと、クラン
プ力の増圧が解除されてしまう。そこで、図4に示すよ
うに、ユニットシャーシ1の側部に、保持レバー(保持
部材)51が軸52により回動自在に設けられている。
図5に示すように、保持レバー51は、ユニットシャー
シ1の側部とクランプアーム6の腕部6bとの間に位置
している。
【0045】保持レバー51は、図4においてばね53
により時計方向へ付勢されており、押圧アーム21が
(ロ)方向へ移動したときに、保持レバー51のフック
51aが押圧アーム21に掛止される。よって、一旦、
押圧アーム21が(ロ)方向へ移動した後には押圧アー
ム21がその位置に保持される。
【0046】再生動作に移行するときには、モータMの
動力により送りスクリュー軸31が回転駆動され、最初
に送りスクリュー軸31が押圧ばね34に押されて
(ハ)方向へ戻り、ストッパ1dに当たった後は、送り
スクリュー軸31の回転力が光ヘッド41の移動力に変
換される。また保持レバー51によって押圧アーム21
が保持されているため、ラック板23と移動部材28は
(ニ)方向へ移動したままその位置に残されることにな
る。よって、再生動作中は、押圧アーム21により被圧
片6cが加圧され続けられ、クランパ8がディスクDを
押圧するクランプ力が増強されたままとなる。
【0047】また、クランパ8によるクランプが解除さ
れるときには、図4に示す解除ピン54が図示しない駆
動機構により(ロ)方向へ移動し、この解除ピン54に
より保持レバー51の突片51bが押され、保持レバー
51が反時計方向へ回動し、フック51aによる押圧ア
ーム21の保持が解除される。よって図5に示す戻しば
ね26によりラック板23と移動部材28が(ハ)方向
へ戻り、作動片28aが押圧部材32に再び当たる。ま
た押圧アーム21の傾斜部21bは被圧片6cから離れ
る。さらにアーム駆動部10のカム11が反時計方向へ
回動し、クランプアーム6が持ち上げられる。
【0048】なお、クランプ付勢部材として機能する押
圧アーム21は、駆動機構30のモータM以外の動力に
より駆動され、図3と図4に示すクランプ力増圧位置へ
移動してもよい。また、クランプ付勢部材を直線的に移
動する押圧レバーとし、この押圧レバーによりクランプ
アームを押圧してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明では、ディスクのク
ランプ力を充分に強くし、またクランプ力により回転テ
ーブルと回転駆動軸をシャーシ方向へ押圧して回転駆動
軸の軸受部でのがたつきを吸収することができる。よっ
て回転駆動されているディスクが半径方向へ動き、ヘッ
ドのトラッキングがはずれて再生の音飛びが生じるなど
の問題点を解消できる。
【0050】また、クランプ付勢部材として磁気吸着部
材を設けると、非常に簡単な構造で本発明を実施でき
る。
【0051】またクランプアームを機構的に押圧するク
ランプ付勢部材を設ける場合に、クランプ付勢部材を動
作させる駆動源としてヘッド移動用のモータを用いるこ
とにより、動力源の数を最少にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構成例を示すものであり、ディ
スク駆動ユニットの側面図、
【図2】(A)は磁気吸着部材のクリアランスと吸着力
との関係を示す線図、(B)はクランパの位置とクラン
パに作用するクランプ方向の荷重との関係を示す線図、
【図3】本発明の第2の構成例を示すディスク駆動ユニ
ットの側面図、
【図4】図3のIV部分の拡大図、
【図5】図4のV矢視方向から見たユニットシャーシ上
の構造を示す平面図、
【図6】従来のディスククランプ装置を備えたディスク
駆動ユニットの側面図、
【図7】従来例でのクランパの高さとばね荷重との関係
を示す線図、
【符号の説明】
1 ユニットシャーシ 2 スピンドルモータ 3 回転駆動軸 4 回転テーブル 6 クランプアーム 6c 被圧片 7 押圧板 8 クランパ 10 アーム駆動部 11 カム 13 クランプ付勢部材としての磁気吸着部材 21 クランプ付勢部材としての押圧アーム 21b 傾斜部 23 ラック板 26 戻しばね 27 連結ばね 28 移動部材 30 駆動機構 31 反力で移動する送りスクリュー軸 32 押圧部材 34 押圧ばね 41 光ヘッド D ディスク M モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動軸に支持された回転テーブル
    と、回転テーブルに対向するクランパと、クランパを支
    持するクランプアームと、クランパが回転テーブルから
    離れる方向へ前記クランプアームを駆動するアーム駆動
    部とが設けられているディスククランプ装置において、
    ディスクが回転テーブルとクランパとで挟持された時点
    で、クランパが回転テーブルに加圧される方向へクラン
    プアームをさらに押圧するクランプ付勢部材が設けられ
    ており、クランパが回転テーブルから離れるときには前
    記クランプ付勢部材による付勢力が解除されることを特
    徴とするディスククランプ装置。
  2. 【請求項2】 クランプ付勢部材は、クランプアームを
    磁気吸着する磁気吸着部材である請求項1記載のディス
    ククランプ装置。
  3. 【請求項3】 クランプ付勢部材は、クランプアームを
    機構的に押圧するものである請求項1記載のディスクク
    ランプ装置。
  4. 【請求項4】 ディスクに対向するヘッドを案内する案
    内部と、ヘッドを案内部に沿って移動させる駆動機構
    と、この駆動機構の動力源となるモータとが設けられ、
    前記駆動機構には、ヘッドが移動ストロークの終点に至
    った後にさらに前記モータが継続して回転したときに、
    ヘッドに与えられる送り力の反力で移動する移動部材が
    設けられ、前記クランプ付勢部材は前記移動部材により
    クランプアームを機構的に押圧する位置へ移動させら
    れ、さらにその位置でクランプ付勢部材を保持する保持
    部材が設けられている請求項3記載のディスククランプ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499370B1 (ko) * 1998-02-19 2005-09-13 엘지전자 주식회사 디스크 클램핑 방법 및 그를 이용한 디스크 구동장치
KR100886912B1 (ko) * 2007-06-01 2009-03-09 주식회사 유한정밀 광 디스크 플레이어의 디스크 이격방지 구조체

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KR100499370B1 (ko) * 1998-02-19 2005-09-13 엘지전자 주식회사 디스크 클램핑 방법 및 그를 이용한 디스크 구동장치
KR100886912B1 (ko) * 2007-06-01 2009-03-09 주식회사 유한정밀 광 디스크 플레이어의 디스크 이격방지 구조체

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