JPH09127262A - アナログ式腕時計の駆動機構 - Google Patents

アナログ式腕時計の駆動機構

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JPH09127262A
JPH09127262A JP7291104A JP29110495A JPH09127262A JP H09127262 A JPH09127262 A JP H09127262A JP 7291104 A JP7291104 A JP 7291104A JP 29110495 A JP29110495 A JP 29110495A JP H09127262 A JPH09127262 A JP H09127262A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大径で薄型の電池を搭載でき、EL文字板を有
する改良されたアナログ時計の駆動機構(ムーブメン
ト)を達成することを目的とする。 【構成】中心壁を囲む周辺壁を有するプラスチック枠体
を備え、上記中心壁がステッピングモータとこれに結合
した歯車列とを保持し、アナログ時計針を駆動するよう
にしてなるアナログ式腕時計において、環状のプリント
回路板と、上記環状プリント回路板の一側に設け、電気
的に結合させた複数の電子部品群と、を有し、上記枠体
の周辺壁は、上記環状プリンと回路板が支持されたとき
に電子部品群を受容するようにした、中心壁を囲む複数
の凹所を画成し、更に、上記環状プリント回路板に設け
た環状導電性バネ状板体と、上記バネ状板体と、上記周
辺壁に対して上記プリント回路板とを保持する手段とを
有し、上記環状導電性バネ状板体と上記環状プリント回
路板とで円形の電池を受容する開口を形成してなるアナ
ログ式腕時計の駆動機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明はアナログ時計ムーブメ
ント(駆動機構)の改良に関し、更に具体的には大径薄
型の電池で駆動され且つエレクトロルミネセントによる
文字板照明を行うクォーツ式アナログ時計の改良に関す
るものである。
【従来の技術】一般的なアナログ型時計のムーブメント
については例えば本願出願人の米国特許第 5,210,722号
に開示されている。この特許に記載のムーブメントは、
周辺壁部を備えた絶縁体のモールド型枠体と、一側に文
字板側歯車列を回動自在に保持した中心壁と、他側にム
ーブメント側歯車列をブリッジを介して形成されてい
る。このブリッジと中心壁とでステッピングモータとム
ーブメント側歯車列を収納し、ムーブメント側歯車列は
3番歯車集成体によって結合されて文字板側歯車列を駆
動し、そしてこの文字板側歯車列が時計の時針と分針を
駆動している。ここで引用した上記米国特許では大径で
薄型の電池をムーブメント側に配置している。ディスク
リート型の電子部品群を取り付けたプリント回路板が枠
体内の電池の真下に配置され、そしてこの電池は楕円形
の枠体の囲いの一側に移動されて電池近傍に水晶(クォ
ーツ)を配置している。
【発明が解決しようとする課題】最近ではアナログ型の
腕時計にエレクトロルミネセント(以下ELと称する)
照明を採用して時計の文字板を照明することが行われて
いる。EL型時計文字板については本願出願人の米国特
許第 4,775,964号等に記載されている。かかるEL文字
板はそれを駆動するための効率の良い駆動回路が必要で
あり、その一例として米国特許第 4,527,096号に記載の
集積回路に組み込まれたものがあるが、更に、1個また
はそれ以上の外部インダクタのようなディスクリート型
電子部品を必要とし、これらの電子部品は、EL文字板
用の集積回路を備えた別体のプリント回路板(PCB)
に搭載されることが多い。従って、EL文字板と作動す
るアナログ時計のムーブメントを提供するには別個のP
CBを必要とするし、電子部品に沿って配置することが
必要であるとともに、その他必要な電気的接続を形成し
なければならない。その他のムーブメント部位、集成体
および付随的な集成体を必要とし、アナログ時計全体の
コスト高を招くことになる。従って、部品点数を最小と
することが望ましく、1個の部品に多数の機能を持たせ
得ることが要求されるものである。電子PCB集成体群
はムーブメントに収納する以前に可能な限り最大限に完
成された状態でなければならないし、その際に、形成さ
れる接続部位の数はできるだけ少なくすることが必要で
ある。また、ムーブメント自体時計の多くのタイプと型
式に適合できるようなフレキシブルなものでなければな
らない。以上より、この発明の目的は、大径の電池とE
L文字板を有する改良されたアナログ時計の駆動機構
(ムーブメント)を提供することである。この発明の別
の目的は、改良されたクォーツ式アナログ時計を提供す
ると共に、ディスクリート型の電子部品群を搭載したプ
リンと回路板と枠体との改良された構成を提供すること
である。この発明の更に別の目的は、部品点数を最小と
し組み立ての際に接続箇所を最小とすることができる改
良されたクォーツ式アナログ時計を提供することであ
る。
【課題を解決するための手段】この発明は、中心壁を囲
む周辺壁を有するプラスチック枠体を備え、上記中心壁
がステッピングモータとこれに結合した歯車列とを保持
し、アナログ時計針を駆動するようにしてなるアナログ
式腕時計において、環状のプリント回路板と、上記環状
プリント回路板の一側に設け、電気的に結合させた複数
の電子部品群と、上記枠体の周辺壁は、上記環状プリン
と回路板が支持されたときに電子部品群を受容するよう
にした、中心壁を囲む複数の凹所を画成し、上記環状プ
リント回路板に設けた環状導電性バネ状板体と、上記バ
ネ状板体と、上記周辺壁に対して上記プリント回路板と
を保持する手段とを有し、上記環状導電性バネ状板体と
上記環状プリント回路板とで円形の電池を受容する開口
を形成してなるアナログ式腕時計の駆動機構である。好
ましい態様としては、周辺壁はプリント回路板とバネ状
板体とを支持する同一平面状の複数の装着面を形成して
いる。バネ状板体は時計の裏蓋とPCBおよび電池と接
続したバネ状接点を有すると共に、手動作動体にて作動
したときにPCB上の周辺隔設型端子と接触する1対の
離れて形成したスイッチアームとを備えている。好まし
い実施例としては、PCBはEL駆動集積回路と、EL
駆動ポテンシャルを供給するように接続されたインダク
タとを備えた第1グループの電子部品を備えている。P
CBは更に、第2の集積回路と、ステッピングモータに
時間を刻む駆動信号を供給するように接続された水晶と
を備えている。枠体に対してPCBと環状の導電性バネ
上板体を保持する好ましい手段としては、枠体の同一平
面上の装着面から突出した一体形成のプラスチック柱体
またはピンを備えてる。
【実施例】図面の図1と図2に示す実施例において、ム
ーブメント2は時計の分野では一般的であるように、文
字板や針などの他の部品を図示していないし、ムーブメ
ントを内設する時計ケースを省略した状態で図示されて
いる。しかしながら、この発明の作動の理解を容易なら
しめるため、ある部品については仮想線で示しており、
最終的な組み立て後にムーブメントを作動させるもの
で、例えばEL押しボタン式作動体4、および回動可能
な時間設定の巻真6(更に押しボタン作動体を含ませる
ことも可能)である。円形の電池8は一般には大径で薄
型のリチウム型電池であり、ムーブメントと文字板照明
のためのEL照明回路を駆動する。図1と図2に示すム
ーブメント2の主要エレメントとしては、ムーブメント
の主要支持体または構造体として作動するプラスチック
絶縁材よりなる枠体10と、環状プリント回路板(PC
B)12、および環状導電性バネ状板体14とを有して
おり、これらは図1のムーブメント側から見える。図2
において、枠体10は不規則な形状の中心壁18を囲む
周辺壁16を備えており、これが文字板(前部)側をム
ーブメント側(後部)から分離させている。中心壁18
は歯車列を含むムーブメントの種々の部材部位を支持し
ている。図2において、文字板側の歯車列19は日の裏
車(minute wheel) 集成体22によって駆動される筒車
(hour wheel)20を備えている。図1において、中心壁
18で支持される部品は電池8の存在により見えにくく
なっている。図3は図1と同様ムーブメント側の状態を
示した平面図であるが、電池8を取り除いた状態を示し
電池接触バネ31と、電池を支持する絶縁材よりなるブ
リッジ32が図示されている。図3は、図4、図5およ
び図6に示す断面図に対応するものであり、図4、図5
および図6は図3のIV−IV線、V−V線、およびV
I−VI線にそれぞれ沿って破断した断面図であるが、
相違点は上記断面図には電池が表示されていることであ
る。図6に明示される通り、符号24で示すステッピン
グモータはステータ部26とロータ28とを備えてい
る。ロータはムーブメント側歯車列30を駆動する。ス
テッピングモータ24とムーブメント側歯車列30の詳
細な構成については米国特許第 5,210,722号に記載され
ているように公知であるのでここでの詳細な説明は省略
する。図3において、ブリッジ32は穴32a,32b によっ
てムーブメント側歯車列30を回動自在に支持してお
り、上記穴の各々は中心壁にそれぞれ対応して配列され
た穴を備えている。これについても上記米国特許第 5,2
10,722号に記載されている。しかしながら上記米国特許
に記載されたものは、ブリッジがプリント回路板と幾つ
かのEL部品を覆っているものであり、これらのEL部
品等はステッピングモータに取り付けなければならなか
ったし、歯車列をムーブメント側に取り付けねばならな
かったので、配列が密集する結果となっていたものであ
る。ELランプもまたPCB(プリント回路板)とその
他の電子部品を必要としているので、前記米国特許第
5,210,722号に開示の構成はEL型の時計には満足の行
くものではなかったし、改良の余地が残されていたもの
である。図4において、中心壁18はムーブメントを横
切って突出し両側の周辺壁16に達している。文字板側
歯車列は日の裏車22で駆動される筒車(hour wheel)2
0を有し、日の裏車(minute wheel)22は二番歯車(ce
nter wheel) で駆動される。歯車20,34は穴18a を
有する中心柱体36に回動自在に装着され、この穴18a
は中心壁18の一部として形成されている。秒スピンド
ル38は中心柱体36の穴18a を介して突出しており、
ムーブメント側の秒歯車(seconds wheel)40によって
回動される。ブリッジの部位については符号32で図示
してある。図5において、ステータ26のコイル26a が
凹所18d に配置されている。竜頭と巻真の集成体42が
軸方向に摺動自在であり小鉄車(setting wheel)44と
係合可能であり、且つ上記小鉄車44をして二番歯車と
筒車を回動せしめて時針と分針とをセットする。この動
作を(ステッピング歯車列の保持トルクのために)歯車
を取り外さないで達成するために、特殊な滑りクラッチ
を有する三番歯車46(図6参照)が設けられている。
この構成についての詳細は米国特許第 5,155,172号に開
示されている。図6において、ブリッジ32に回動自在
に取り付いたムーブメント側歯車列のエレメントがブリ
ッジ32に回動自在に装着されている。右側から始まっ
て、ステッピングモータのロータ28の歯車が曜迴車
(中間歯車:intermediate wheel) 48を駆動し、これ
が秒歯車(seconds wheel) 40を駆動している。秒歯車
スピンドル38の歯車50は三番歯車集成体46を駆動
する。ブリッジ32と中心壁18は協働する対の穴群を
有し、これがムーブメント側歯車列の要素群を回動自在
に保持している。次に本発明の改良された構成について
説明すれば、周辺壁16は環状プリント回路板12と導
電性環状バネ状板体14を、周辺壁16の回りのムーブ
メント側に設けた同一平面の一連の取り付け面に支持す
る働きをしている。これらのうち2個が符号16a, 16bで
図5に図示されている。選択された装着面(例えば図6
の符号16c )において、一体形成の柱体52が装着面か
ら突出し、環状のプリント回路板12と環状のバネ状板
体14の対応する穴に取り付いている。組み立てに際し
て、環状部材は超音波溶接により周辺壁の同一平面の取
付面に保持されるのが望ましい。これにより、柱体52
の頂部が据え込み(アプセット)加工されてフランジ 5
2aを形成でき(図6参照)、装着面に対して環状部材を
保持する手段を提供することになる。この場合、環状部
材を周辺壁に取り付ける方法としてネジを使うなどの他
の方法を採用できること勿論である。図1において、柱
体52は超音波溶接により据え込み加工の後で平坦にさ
れたフランジ 52aの状態が図示されている図1の集成体
の回りに導電性板体14の穴から突出した上記同様の一
体形成の柱体が符号54,56,58,60として図示
されており、これらは平坦状にされてバネ状板体14を
保持する状態が示されている(符号 54a, 56a, 58a, 60
a参照)。図4,図5及び図6において、電池8はPC
B12の中心開口13によって部分的に、且つ板状板体
14の中心開口15によって画成される開口内に収容さ
れている。電池はブリッジ32に保持されてムーブメン
ト2内に保有される。本発明の別の特徴としては図4の
断面図に示されている。プリント回路板12は多くのデ
ィスクリート型電子部品を保持するように配置されてい
る。図4にはそのうち2個の電子部品が図示されてお
り、そのうち水晶(クォ−ツ)62は集積回路と接続し
て刻時機能を達成しており、もう一つのインダクタ64
は集積回路と接続してEL駆動回路を形成している。こ
れらのディスクリート型電子部品群は周辺壁16の回り
に配置された対応する凹所 16d, 16e にそれぞれ収納さ
れている。改良されたこの発明のムーブメント(駆動機
構)の主要部品について説明する。図7において、枠体
10(他の要素を除く)が絶縁性プラスチック材で成形
して周辺壁16が中心壁18を囲むようにするのが望ま
しい。中心壁18は極めて不規則で独特の形状をしてい
るが、この形状は精密射出成型で可能となる。これは秒
車(seconds wheel) 集成体のための中心孔 18aと、曜迴
車(中間歯車)用の孔 18b、ステッピングモータ用の凹
所 18cおよびステッピングモータのステータ用の凹所 1
8dを備えている。前記環状部材は周辺壁16に保持され
る。周辺壁16の同一平面上の装着面 16a, 16b, 16cは
周辺壁16の周囲に設けることの可能な他の同一平面装
着面と一体化する。一体形成の装着ピン52,54,5
6,58,60が同一平面の装着面から突出している。
枠体の周囲には切除部または凹所 16e, 16d が図示され
ている。枠体は更にスロット66とスロット68を有し
て電気的なコネクタ部材(図示せず)を保持してPCB
上のEL端子とEL文字板との間を結合している。図8
と図9において、本発明の改良された環状のプリント回
路板がそれぞれ文字板側とムーブメント側から見える状
態に図示され、文字板側には従来のスプール(trace) 1
2aが、そして、ディスクリート型部品を結合するムーブ
メント側にはスプール 12bが設けてある。図8において
電子部品は水晶62が、所望のスプールにワイヤ結合さ
れ且つ従来同様に保護収納された刻時用集積回路70に
接続されている。EL駆動回路は前記したインダクタ6
4と、所望のスプールに線結合され保護収納されたEL
駆動集積回路74に接続されている。集積回路70およ
び74は所定サイズの保護ハウジングに保持されディス
クリート型電子部品として使用される。ディスクリート
型電子部品62,64,70,72,74は所定のサイ
ズで種々の形状をしており、周辺壁16の凹所に配置さ
れる。図7において、集積回路70は凹所 16fに保持さ
れ、また、セラミック容量72は凹所 16gに、そして集
積回路74は凹所 16hに保持される。図9は図8に示し
た環状PCBのムーブメント側を図示している。環状P
CBの周辺部の離れた2箇所において、スイッチ端子7
6,78がスプール80で接続され、導電性バネ状板体
に弾性を有するスイッチイングアームと協働するように
適宜位置決めができる。端子82,84は電池の陰極と
陽極端子に接続される。端子86,88はEL駆動回路
からの出力端子であって、それぞれスロット66,68
(図7)に整合されている。例えば符号 12cで示す穴は
ピン52を受け、かような穴が環状プリント回路板の周
囲に配置されている。中心開口13は環状のプリント回
路板の周辺部に配置されている。中心開口13は円形の
電池を受容するような寸法に形成される。図10におい
て、導電性環状バネ状板体14が更に詳細に図示されて
いる。これは例えば穴 14aのような複数の穴を環状体の
周辺部に配置されPCBの穴 12cのような穴を整合して
配列されている。弾性を有するスイッチングアーム 14b
が回動する巻真および押しボタン作動体6と協働してE
L駆動回路を作動するようにスイッチを閉じることにな
る。場合に因っては、第2の弾性を有するスイッチング
アーム 14cが図1の押しボタン作動体4で作動されるよ
うに配列されて第2のスイッチを閉じる働きをしてい
る。弾性を有する第3の接地アーム 14dは裏蓋の方向に
突出して裏蓋に対して接地している。弾性を有する第4
の電力供給アーム 14eが環状PCBから下方に突出して
電池の正極と接続され(図9)、これにより電池の正極
端子を接地する。中心開口15は円形電池を受容する寸
法に形成され、PCBの開口13よりも僅かに大きく形
成されている。バネ状板体のバネ突起 14fは半径方向内
側に突出して電池と接触し、電池8を確実に保持すると
共に接触を確実にしている。図11において、文字板と
針と共に、組み立てられた状態のムーブメントが図示さ
れているが、この状態は仮集成体(フィット アップ)
と呼ばれることがある。ムーブメント2は前記のように
して組み立てられる。電気的なスプール間の短絡を防止
するために、導電性バネ状板体14とPCB12との間
に、薄い絶縁シートが必要となるであろう。前記米国特
許第 4,775,964号に記載のものと同様の文字板90が板
体92に保持されている。文字板90は板体92で保持
され、導電性コネクタ94などによって文字板の下部と
接触するように配置されている。なお、EL文字板の支
持体とコネクタとの集成体については本願出願人による
米国特許第 5,265,071号を参照されたい。時計の針とし
ては、秒針96、分針98、時針99が文字板90の上
部に開示されている。環状バネ状板体と環状PCBと枠
体とブリッジとが配置されて、薄型で大径の円形リチウ
ム電池を受容するように構成される。本発明のムーブメ
ントに適切なサイズの円形電池はCR1216型と呼ばれる
もので1.2cmの径と1.6mmの厚みを有するもの
である。電池はバネ状の突起 14fで保持され、この突起
14fは電池の正極と接触しており、更に導電性リングと
バネ状部材 14eとを介してPCB端子82と接続してい
る。同様に、電池の負極端子は接触バネ31によってP
CB端子に接続されている。以上、本発明の特に好まし
い実施例について説明したが、種々の変更が可能であ
る。
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば大径
で薄型の電池を搭載でき、EL文字板を有する改良され
たアナログ時計の駆動機構(ムーブメント)が達成でき
る。また、ディスクリート型の電子部品群を搭載したプ
リント回路板と枠体との改良構成が達成できる。さら
に、部品点数を最小とし組み立ての際の接続箇所を最小
とすることができる改良されたアナログ時計の駆動機構
(ムーブメント)が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】時計ケースを除いた組立後のムーブメントであ
って、ムーブメント側から見た状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1とは逆の位置、即ち文字板側から見た状態
の、文字板と針を除いたムーブメントの斜視図である。
【図3】組立て後のムーブメントのムーブメント側(後
部側)から見た状態の平面図。
【図4】図3のIV−IVに沿って破断した断面図であ
る。
【図5】図3のV−Vに沿って破断した断面図である。
【図6】図3のVI−VIに沿って破断した断面図であ
る。
【図7】図1と同じ方向から見た状態であって、ムーブ
メント側(後部側)から見たムーブメントの枠体の斜視
図である。
【図8】組立て前のPCBの文字板側から見た斜視図で
ある。
【図9】組立て前のPCBのムーブメント側から見た斜
視図である。
【図10】組立て前の導電性バネ体のムーブメント側か
ら見た斜視図である。
【図11】文字板と時計の針を配置した状態にムーブメ
ントの側面図である。
【符号の説明】
2 ムーブメント(駆動機構) 4 EL押しボタン作動体 6 巻真 10 枠体 12 PCB(プリント回路板) 14 環状導電性バネ状板体 16 周辺壁 18 中心壁 24 ステッピングモータ 30 ムーブメント側歯車列 32 ブリッジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図6】
【図11】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心壁を囲む周辺壁を有するプラスチッ
    ク枠体を備え、上記中心壁がステッピングモータとこれ
    に結合した歯車列とを保持し、アナログ時計針を駆動す
    るようにしてなるアナログ式腕時計において、 環状のプリント回路板と、 上記環状プリント基板の一側に設け、電気的に結合させ
    た複数の電子部品群と、 上記枠体の周辺壁は、上記プリント回路板を支持するよ
    うに配列され且つ上記中心壁を囲む複数の凹所を画成
    し、更に、上記環状プリント回路板を支持したときに上
    記電子部品群を受容するように形成されており、 上記環状プリント回路板に設けた環状導電性バネ状板体
    と、 上記バネ状板体と、上記周辺壁に対して上記プリント回
    路板とを保持する手段とを有し、 上記環状導電性バネ状板体と上記環状プリント回路板と
    で円形の電池を受容する開口を形成してなるアナログ式
    腕時計の駆動機構。
  2. 【請求項2】 上記周辺壁は、上記プリント回路板を支
    持する同一平面の複数の搭載面を画成し、更に上記保持
    手段は上記バネ性板体を上記同一平面の搭載面に保持し
    てなる請求項1のアナログ式腕時計の駆動機構。
  3. 【請求項3】 上記環状プリント回路板と上記環状導電
    性バネ状板体とで複数の整合した周辺穴を画成し、上記
    保持手段は上記周辺壁に設けた複数のプラスチック柱体
    を備え、上記柱体は上記枠体と一体に形成され且つ上記
    整合された周辺穴を挿通されており、更に、上記プラス
    チック柱体は上記導電性バネ状板体に対して据え込み加
    工されてなる請求項1のアナログ式腕時計の駆動機構。
  4. 【請求項4】 上記電子部品群は、時間を刻む第1の集
    積回路と、これに接続されたクォーツ(水晶)を有して
    なる請求項1のアナログ式腕時計の駆動機構。
  5. 【請求項5】 上記電子部品群は、エレクトロルミネセ
    ンスランプを駆動する第2の集積回路と、それに接続し
    たインダクタとを有する請求項1のアナログ式腕時計の
    駆動機構。
  6. 【請求項6】 上記環状プリント回路板は、その周辺端
    部に、選択された電子部品と接続した少なくとも1個の
    端子を有し、上記環状導電性バネ状板体は、上記端子に
    対して間隔をおいて形成した少なくとも1個の弾性スイ
    ッチアームを有しこのスイッチアームがマニュアル作動
    体によって上記端子に対して押し込まれるように形成さ
    れている請求項1のアナログ式腕時計の駆動機構。
  7. 【請求項7】 上記端子は少なくとも2個設けてあり、
    この端子は、上記プリント回路板に周辺的に隔設した第
    1と第2の端子であり、上記スイッチアームは周辺的に
    隔設した第1と第2の少なくとも2個が上記導電性バネ
    状板体に設けてあり、この構成により上記選択された電
    子部品群が作動できるようになっている請求項6のアナ
    ログ式腕時計の駆動機構。
  8. 【請求項8】 上記バネ状板体は駆動機構から離れて延
    出した弾性的な接地アームを有し、このアームが時計ケ
    ースと接触しており、更に上記プリント回路板と接触す
    るように延出してなる弾性的な電力供給アームとを有し
    てなる請求項1のアナログ式腕時計の駆動機構。
  9. 【請求項9】 上記バネ状板体は更に、半径方向に内側
    に述べて電池に接し、駆動機構に電池を保持するように
    した少なくとも1個のバネ状突起を備えてなる請求項8
    のアナログ式腕時計の駆動機構。
  10. 【請求項10】 中心壁を囲む周辺壁を有するプラスチ
    ック枠体を備え、上記中心壁が文字板側と駆動機構側と
    を分離し、上記中心壁の文字板側に回動自在に取り付け
    てアナログ時計の針を駆動する文字板側歯車列と、上記
    中心壁の駆動機構側に回動自在に設けられ且つ上記文字
    板側の歯車列を駆動するよう配列された駆動機構側の歯
    車列と、更に上記駆動機構側の歯車列を駆動するように
    結合されたステッピングモータとを有してなるアナログ
    式腕時計の駆動機構において、 環状のプリント回路板と、 上記環状プリント基板の一側に設け、電気的に結合させ
    た複数の電子部品群と、 上記枠体の周辺壁は、同一平面上の複数の取り付け面を
    有して上記プリント基板を支持すると共に、更に上記中
    心壁を囲む複数の凹所を画成して環状プリント回路板が
    上記のように支持されたときに上記電子部品群を受容
    し、 上記環状プリント回路板に設けられた環状導電性バネ状
    板体と、 上記バネ状板体と、上記同一平面の取り付け面に対して
    上記プリント回路板とを保持する手段とを有し、 上記枠体と、上記環状導電性バネ状板体と上記環状プリ
    ント回路板とで標準サイズで薄型の円形リチウム電池を
    受容する容室を形成してなるアナログ式腕時計の駆動機
    構。
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