JPH09126439A - バーナ風箱 - Google Patents

バーナ風箱

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Publication number
JPH09126439A
JPH09126439A JP28575595A JP28575595A JPH09126439A JP H09126439 A JPH09126439 A JP H09126439A JP 28575595 A JP28575595 A JP 28575595A JP 28575595 A JP28575595 A JP 28575595A JP H09126439 A JPH09126439 A JP H09126439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind box
burner
furnace wall
boiler furnace
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28575595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouichirou Ootsubo
浩一朗 大坪
Makoto Toyomaru
誠 豊丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP28575595A priority Critical patent/JPH09126439A/ja
Publication of JPH09126439A publication Critical patent/JPH09126439A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のバーナ風箱においては、バーナ風箱が
複数のバーナに共通の一体型に形成されているが、この
ような一体型のバーナ風箱に比べバーナの容量に対応し
てバーナ風箱が上,下方向に分割された分割型の場合に
は上,下段のバーナ風箱間のスペースが狭くなってバー
ナ風箱支持用のハンガーを設けるとバーナ風箱のメンテ
ナンス用スペースが殆ど無くなる。また、バーナ風箱支
持用のハンガーの数量が多くなってバーナ風箱の支持構
造が複雑化するなどの不具合がある。 【解決手段】 ボイラ炉壁の外側に接合して設けられバ
ーナ炎を炉内へ吹込むバーナ風箱における風箱本体上面
の風箱本体重心よりもボイラ炉壁側を第一の回転防止金
物が吊持してボイラ炉壁の外側に固定するとともに風箱
本体下面の風箱本体重心よりもボイラ炉壁側を第二の回
転防止金物が支持してボイラ炉壁の外側に固定するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラの火炉など
に適用されるバーナ風箱に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はボイラの火炉などに使用されてい
る従来のバーナ風箱の説明図である。図において、符号
1はボイラ鉄骨、2はボイラ本体、3はバーナ風箱、4
はボイラ炉壁、7はバーナ風箱3支持用のハンガーであ
る。バーナ風箱3は複数のバーナに共通の一体型に形成
されている。ボイラ炉壁4に設けられているバーナ風箱
3は、ボイラ炉壁4が熱伸びをするために熱移動量を考
慮してボイラ鉄骨1からバーナ風箱3支持用のハンガー
7により支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のバ
ーナ風箱においては、バーナ風箱3が複数のバーナに共
通の一体型に形成されているが、このような一体型のバ
ーナ風箱3に比べバーナの容量に対応してバーナ風箱3
が上,下方向に分割された分割型の場合には上,下段の
バーナ風箱3間のスペースが狭くなってバーナ風箱3支
持用のハンガー7を設けるとバーナ風箱3のメンテナン
ス用スペースが殆ど無くなる。また、バーナ風箱3支持
用のハンガー7の数量が多くなってバーナ風箱3の支持
構造が複雑化するなどの不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバーナ風箱
は上記課題の解決を目的にしており、ボイラ炉壁の外側
に接合して設けられバーナ炎を炉内へ吹込むバーナ風箱
における風箱本体上面の風箱本体重心よりもボイラ炉壁
側を第一の回転防止金物が吊持してボイラ炉壁の外側に
固定するとともに風箱本体下面の風箱本体重心よりもボ
イラ炉壁側を第二の回転防止金物が支持してボイラ炉壁
の外側に固定するようになっている。このように第一お
よび第二の回転防止金物を設けて風箱本体を支持するこ
とによりバーナ風箱の自重による力のモーメントが大き
さが等しく反対向きの略水平方向の二つの力(偶力)に
切替わる。これら水平な二つの力をそれぞれ第一および
第二の回転防止金物を介してボイラ炉壁に伝達すること
により従来のバーナ風箱の自重を直接支持しているハン
ガーが不要になって無くすことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の実施の
一形態に係るバーナ風箱の説明図である。図において、
本実施の形態に係るバーナ風箱はボイラの火炉などに使
用されるもので、図における符号1はボイラ鉄骨、2は
ボイラ本体、3はバーナ風箱、4はボイラ炉壁、5は上
側の回転防止金物、6は下側の回転防止金物、8はバッ
クスティ、9はバーナ風箱3の重心の位置、10はバー
ナ風箱3の重心の位置とボイラ炉壁4間の偏心寸法、1
2は補強板、11は空気ダクトである。ボイラ本体2は
ボイラ鉄骨1から吊り下げられており、バーナ風箱3は
ボイラ炉壁4に溶接などにより接合されて空気ダクト1
1から上,下方向にバーナの数毎に複数段に分割されて
設けられている。このバーナ風箱3の端部はボイラ炉壁
4に直接または取付け板を介して溶接などで固着されて
下方への荷重を受けている。また、ボイラ炉壁4には多
段にバックスティ8がタイプレート、受金具などを介し
て水平方向に取付けられてボイラの火炉内の圧力を受け
ている。バーナ風箱3の上,下外面ほぼ中央部に平板状
の補強板12が固着され、この補強板12にH型鋼など
で作られた回転防止金物5,6が基端を固着され、先端
をバックスティ8に溶接または受金物などを介して取付
けられている。なお、バーナ風箱3の上段と中段と下段
との間に設けられている回転防止金物5,6は互いに別
体とし作られ、それぞれバックスティ8に固定されてい
るが、回転防止金物5,6を一体に設けてもよい。
【0006】バーナ風箱3の自重はバーナ風箱3の重心
9に鉛直に作用してボイラ炉壁4にはバーナ風箱3の自
重とバーナ風箱3の重心9〜ボイラ炉壁4間の偏心寸法
10との積の力のモーメントが発生するが、補強板12
を介して回転防止金物5,6をバーナ風箱3の上面、下
面に設置し、この力のモーメントを大きさが等しく平行
な反対向きの二つの偶力、即ち一方はバーナ風箱3上方
のバックスティ8に炉外方向へ向く力、他方はバーナ風
箱3下方のバックスティ8に炉内方向へ向く力の偶力に
切替え、これら炉外、炉内へ向く力をバーナ風箱3上
方、下方のバックスティ8に伝達させることによりボイ
ラ炉壁4には力のモーメントが発生せず、バーナ風箱3
の自重によるせん断力のみが支持されることになり、バ
ーナ風箱3支持用のハンガーを使用しなくてもバーナ風
箱3を支持することができる。
【0007】従来のバーナ風箱においては、バーナ風箱
が複数のバーナに共通の一体型に形成されているが、こ
のような一体型のバーナ風箱に比べバーナの容量に対応
してバーナ風箱が上,下方向に分割された分割型の場合
には上,下段のバーナ風箱間のスペースが狭くなってバ
ーナ風箱支持用のハンガーを設けるとバーナ風箱のメン
テナンス用スペースが殆ど無くなる。また、バーナ風箱
支持用のハンガーの数量が多くなってバーナ風箱の支持
構造が複雑化するなどの不具合があるが、本バーナ風箱
においてはバーナ風箱の自重を直接支持するハンガーに
替えてバーナ風箱3の自重による力のモーメントを大き
さが等しく反対向きの水平な二つの力(偶力)に切替わ
るように互いに上,下に位置するバーナ風箱3の上面、
下面にそれぞれ回転防止金物5,6を設置し、この水平
な二つの力をバーナ風箱3上,下方のバックスティ8に
伝達させてボイラ炉壁4にバーナ風箱3の自重によるせ
ん断力のみを支持させるようになっており、回転防止金
物5,6がバーナ風箱3の自重による力のモーメントを
大きさが等しく、反対向きの水平な二つの力(偶力)に
切替え、これら水平方向の二つの力をバックスティ8に
伝達させることにより、従来はバーナ風箱3の自重を直
接支持しているハンガーを不要にして無くすことがで
き、これによりバーナ風箱3の支持構造が簡単になると
ともにメンテナンス用のスペースも拡大する。
【0008】
【発明の効果】本発明に係るバーナ風箱は前記のように
構成されており、従来のバーナ風箱の自重を直接支持し
ているハンガーが不要になって無くすことができるの
で、バーナ風箱の支持構造が簡単になるとともにバーナ
風箱のメンテナンス用スペースが拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の一形態に係るバーナ風箱
の断面図である。
【図2】図2(a),(b),(c)はそれぞれその要
部詳細図である。
【図3】図3(a)は従来のバーナ風箱の断面図、同図
(b)はその要部詳細図である。
【符号の説明】
1 ボイラ鉄骨 2 ボイラ本体 3 バーナ風箱 4 ボイラ炉壁 5 回転防止金物 6 回転防止金物 8 バックスティ 9 重心 10 偏心寸法 11 空気ダクト 12 補強板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ炉壁の外側に接合して設けられバ
    ーナ炎を炉内へ吹込むバーナ風箱において、風箱本体上
    面の風箱本体重心よりもボイラ炉壁側を吊持してボイラ
    炉壁の外側に固定する第一の回転防止金物と、風箱本体
    下面の風箱本体重心よりもボイラ炉壁側を支持してボイ
    ラ炉壁の外側に固定する第二の回転防止金物とを備えた
    ことを特徴とするバーナ風箱。
JP28575595A 1995-11-02 1995-11-02 バーナ風箱 Withdrawn JPH09126439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28575595A JPH09126439A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 バーナ風箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28575595A JPH09126439A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 バーナ風箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09126439A true JPH09126439A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17695638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28575595A Withdrawn JPH09126439A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 バーナ風箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09126439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8961264B2 (en) 2010-12-14 2015-02-24 Nike, Inc. Method of deburring a ball

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107