JPH09126423A - 暖房衣服 - Google Patents

暖房衣服

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JPH09126423A
JPH09126423A JP7281260A JP28126095A JPH09126423A JP H09126423 A JPH09126423 A JP H09126423A JP 7281260 A JP7281260 A JP 7281260A JP 28126095 A JP28126095 A JP 28126095A JP H09126423 A JPH09126423 A JP H09126423A
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俊成 松本
Mitsuyoshi Nakamoto
充慶 中本
Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Shinichi Nakajima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力・ガスの供給が困難な高地・洋上・寒冷
地で利用できる暖房衣服において、軽量で装着に違和感
がなくすぐ暖かくなる暖房衣服を提供することを目的と
している。 【解決手段】 衣服11の内部背面12に熱源15を設
け、熱源15と人体の背部17の間には対流通路13を
有する断熱ケース14を設け、衣服の内部背面12と人
体の背部17の間に間隙を形成した暖房衣服とするもの
であり、構造が簡単で小型であるため軽量で装着時に違
和感がなく、人体の背部17と熱源15の間に形成され
た間隙の空気を加熱して上昇気流を発生させ人体の背部
17を素早く暖房することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力・ガスの供給
が困難な高地・洋上・寒冷地で利用できる暖房衣服に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、暖房衣服は特開昭61ー2666
04号公報に記載されたものが知られている。図10に
従来の暖房服の構造を示す。図において、1は服の一部
に設けられた熱源収納部で、熱源収納部1は熱交換部2
と熱交換的に接合され、熱伝導部3を経由して熱が伝導
するように設け、熱放出部4に熱が循環し放出するよう
に構成されている。服の一部、例えば着用したまま手の
とどく位置や、内、外ポケットの位置に熱源収納部1を
設け、これに発熱体又は冷熱体を入れる。これには、カ
イロや化学暖冷熱材等を使用している。熱源収納部1は
外部へ熱が容易に放出されないように断熱材でおおった
り、アルミ箔等反射材でおおったりし、熱の放出が少な
くなるようにしている。熱源収納部1は熱交換部2と熱
交換がしやすい状態に結合されており、熱源収納部1と
熱交換部2の間に熱の伝わりやすい熱伝導材を用いてい
る。熱交換部2はビニール等の空気パイプを螺旋状にし
たり折り曲げたりして熱交換が起こりやすいようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この暖房服において
は、熱源収納部1と熱放出部4が離れており、熱源の熱
を効率よく暖房に利用しにくく立ち上がりも遅くなる。
また、熱源収納部1から熱放出部4に熱を伝導するため
に熱伝導部3を設ける必要があり、暖房衣類としては、
重くて柔軟性が少ないという課題を有するものとなって
いる。
【0004】そこで、本発明は軽量で装着に違和感がな
く、すぐ暖かくなる暖房衣服を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、衣服の内部背
面に熱源を設け、熱源と人体の背部の間には対流通路を
有する断熱ケースを設け、衣服の内部背面と人体の背部
の間に間隙を形成したもので、軽量で装着に違和感がな
く、すぐ暖かくなる暖房衣服が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、衣服の内部背面に熱源を設け、熱源と人体の背部の
間には対流通路を有する断熱ケースを設け、衣服内部背
面と人体の背部の間に間隙を形成した暖房衣服としたも
のであり、軽量で装着時に違和感がなく、人体と熱源の
間に形成された間隙の空気を加熱して上昇気流を発生さ
せ人体の背部全体を素早く暖房するという作用を有す
る。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の熱源を触媒燃焼器で構成し、触媒燃焼器と燃
料タンクの間に弁を設け触媒燃焼器に取り付けた温度検
知センサーの信号で弁を開閉したものであり、触媒燃焼
器の着火、消火を自在にして、時と場所を選ばず欲しい
ときに暖房でき、燃焼器の温度制御を行って安全に暖房
できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の熱源を触媒燃焼器で構成し、触媒燃焼器と燃
料タンクの間に弁を設け、衣服の内部背面に取り付けた
温度検知センサーの信号で弁を開閉したものであり、衣
服の内部背面の温度により触媒燃焼器の燃焼量の制御を
行って快適に暖房できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の熱源を触媒燃焼器で構成し、触媒燃焼器と燃
料タンクの間に弁を設け、断熱ケースと人体の背部の間
に取り付けた温度検知センサーの信号で弁を開閉したも
のであり、人体背部の温度により触媒燃焼器の燃焼量の
制御を行って快適性を高めるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、衣服の
内部背面に対流通路を有する断熱ケースで覆われた熱源
を設け、熱源の下部に送風機を配置したものであり、熱
源の熱を送風機によって強制的に人体と衣服の間隙に伝
え、素早く効率よく暖房できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項6記載の発明は、請求項5
に記載の断熱ケースと人体の背部の間に取り付けた温度
検知センサーの信号で送風機の風量を制御したものであ
り、人体背部の温度により送風機の風量の制御を行って
快適性を増すという作用を有する。
【0012】本発明の請求項7記載の発明は、衣服の内
部背面に対流通路を有する断熱ケースで覆われた熱源を
設け、熱源には熱放出部を接合し、熱放出部を背面から
前面に配置したものであり、燃焼器に接合した熱放出部
が衣服の前面に熱を伝導し、体全体を暖房するという作
用を有する。
【0013】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について、図1、図2を用いて説明する。図
1、図2には暖房衣服の全体構成と熱源部の断面を示
す。図において、11は衣服である。12は衣服11の
内部背面であり、これには対流通路13を有する断熱ケ
ース14で覆われた熱源15が取り付け部16を介して
接合されている。熱源15から放熱し易いように取り付
け部16は銅繊維などの高熱伝導繊維を使用しても良
い。また、熱源15はカイロや化学暖熱材でも良く、以
下に述べる触媒燃焼器を用いても良い。断熱ケース14
はナイロン等の耐熱性合成樹脂を用い、衣服11を着た
とき人体の背部17が熱源15に接触するのを防止す
る。断熱ケース14は突出しているので、人体の背部1
7と衣服の内部背面12の間に間隙が形成される。熱源
15が断熱ケース14内の空気を加熱すると上昇気流が
発生し、熱気が対流通路13より放出され、前記間隙を
上昇する。この時、熱気が人体の背部17を暖房する。
このように本実施例は空気を加熱して暖房する構成にな
っており、取り付け部を放熱性の良い材料を用いること
により、立ち上がりの良好な暖房効果を発揮させてい
る。熱源15には空気との接触面積を多くして放熱量を
増加させるためのフィンを設けると良い。
【0014】(実施の形態2)第2の実施の形態を図3
により説明する。図3は、熱源の構成を示している。図
において、18は触媒燃焼器、19は燃焼用触媒、20
はガス噴出ノズル、21は放電を利用した点火装置であ
る。22は燃料タンクで、電磁弁23を介してガス噴出
ノズル20に燃料ガスを供給している。24はサーミス
タ等の感熱素子を用いた温度検知センサーである。温度
検知センサー24は、触媒燃焼器18に取り付けられて
いる。温度検知センサー24の信号により電磁弁23を
開閉するコントローラ25は、触媒燃焼器18の温度が
180℃以上になると電磁弁23を閉じるように設定さ
れている。26はニードル弁等の開閉弁である。
【0015】開閉弁26を開いてガス噴出ノズル20よ
り燃料ガスを噴出させ点火装置21により着火すると燃
焼し火炎が発生する。燃焼の熱で燃焼用触媒19が加熱
され燃焼用触媒19の温度が、一般に触媒燃焼可能温度
200℃以上になると触媒燃焼が開始する。触媒燃焼の
開始により燃焼に使用される燃料ガスが少なくなり、炎
が消える。触媒燃焼器18は温度上昇する。断熱ケース
14内の空気は加熱されて上昇気流が発生する。熱気が
対流通路13より放出され、人体背部17と衣服の内部
背面12の間の間隙を上昇する。この時、熱気は人体の
背部17を暖房する。触媒燃焼器18の温度が180℃
以上になると電磁弁23が閉じて燃料ガスの供給が止ま
り、異常温度上昇が防止される。
【0016】(実施の形態3)第3の実施の形態を図4
により説明する。図4に、熱源の構成を示す。図におい
て、18は触媒燃焼器、19は燃焼用触媒、20はガス
噴出ノズル、21は放電を利用した点火装置である。2
2は燃料タンクで電磁弁23を介してガス噴出ノズル2
0に燃料ガスを供給している。サーミスタ等の感熱素子
を用いた温度検知センサー27は、衣服の内部背面12
に取り付けられている。25は温度検知センサー27の
信号により電磁弁23を開閉するコントローラである。
コントローラ25は、衣服の内部背面12の温度が人体
が快適に感じる32℃近傍になるように、温度検知セン
サー27の温度が27℃〜37℃の時、電磁弁23を開
閉するように設定されている。26はニードル弁等の開
閉弁である。
【0017】開閉弁26を開いてガス噴出ノズル20よ
り燃料ガスを噴出させ点火装置21により着火すると燃
焼して火炎が発生する。燃焼の熱で燃焼用触媒19が加
熱され、燃焼用触媒19の温度が、一般に触媒燃焼可能
温度200℃以上になると触媒燃焼を開始する。触媒燃
焼が開始すると、燃焼に使用される燃料ガスが減少し、
炎が消える。触媒燃焼器18は温度上昇する。断熱ケー
ス14内の空気は加熱されて上昇気流が発生する。熱気
は、対流通路13より放出され人体の背部17と衣服の
内部背面12の間の間隙を上昇する。この時、熱気は人
体の背部17を暖房する。温度検知センサー27の温度
が37℃以上になると、温度検知センサー27の信号に
よりコントローラ25は、電磁弁23を閉じて燃料ガス
の供給を止め、温度検知センサー27の温度が、27℃
以下になるとコントローラ25が電磁弁23を開けて燃
料ガスの供給を再開して、衣服の内部背面12の温度が
快適な温度32℃に保持される構成になっている。
【0018】(実施の形態4)第4の実施の形態を図5
により説明する。図5に、熱源の構成を示す。図におい
て、18は触媒燃焼器、22は燃料タンクで電磁弁23
を介して触媒燃焼器18に燃料ガスを供給している。サ
ーミスタ等の感熱素子を用いた温度検知センサー28
は、断熱ケース14と人体の背部17の間の断熱ケース
14側に取り付けられている。25は、温度検知センサ
ー28の信号により電磁弁23を開閉するコントローラ
である。コントローラ25は、人体の背部17の温度が
人体が快適に感じる32℃近傍になるように、温度検知
センサー28の温度が、31℃〜33℃の間で電磁弁2
3を開閉するように設定されている。26はニードル弁
等の開閉弁である。
【0019】開閉弁26を開いてガス噴出ノズル20よ
り燃料ガスを噴出させ点火装置21により着火すると燃
焼し火炎が発生する。燃焼の熱で燃焼用触媒19が加熱
され、燃焼用触媒19の温度が、一般に触媒燃焼可能温
度200℃以上になると触媒燃焼を開始する。触媒燃焼
が開始すると、燃焼に使用される燃料ガスが減少し、炎
が消える。触媒燃焼器18は温度上昇する。断熱ケース
14内の空気は加熱されて上昇気流が発生する。熱気は
対流通路13より放出され、人体の背部17と衣服の内
部背面12の間の間隙を上昇する。この時、熱気は人体
の背部17を暖房する。温度検知センサー28の温度が
33℃以上になると、コントローラ25は、電磁弁23
を閉じて燃料ガスの供給を止め、温度検知センサー28
の温度が31℃以下になると電磁弁23を開けて燃料ガ
スの供給を再開する。このようにして人体背部17の近
傍の温度が、快適な温度32℃に保持される構成になっ
ている。
【0020】(実施の形態5)第5の実施の形態を図6
により説明する。図6に熱源部の断面を示す。図におい
て、11は衣服である。12は衣服11の内部背面であ
り、これには対流通路13を有する断熱ケース14で覆
われた熱源15が取り付け部16を介して接合されてい
る。熱源15が放熱し易いように、取り付け部16は、
銅繊維などの高熱伝導繊維を使用しても良い。熱源15
はカイロや化学暖熱材でも良い。断熱ケース14はナイ
ロン等の耐熱性合成樹脂用いている。断熱ケース14
は、衣服11を着たとき、人体の背部17が熱源15に
接触するのを防止する。また、断熱ケース14は、人体
の背部17と衣服の内部背面12の間に間隙を形成して
いる。29は熱源15の下部に設けられた送風機であ
る。送風機29は断熱ケース14の内部に下部の対流通
路13より空気を送り込む。送り込まれた空気は熱源1
5から熱を奪い熱気となって上部の対流通路13より放
出され、前記間隙を上昇する。この際、熱気は、人体の
背部17を暖房する。このように強制的に加熱空気を移
動させて暖房する構成になっている。
【0021】(実施の形態6)第6の実施の形態を図7
により説明する。図7に熱源部の断面を示す。図におい
て、11は衣服である。12は衣服11の内部背面であ
り、これには、対流通路13を有する断熱ケース14で
覆われた熱源15が取り付け部16を介して接合されて
いる。熱源15が放熱し易いように取り付け部16は銅
繊維などの高熱伝導繊維を使用しても良い。熱源15は
カイロや化学暖熱材でも良い。断熱ケース14はナイロ
ン等の耐熱性合成樹脂を用いている。断熱ケース14
は、衣服11を着たとき、人体の背部17が熱源15に
接触するのを防止する。また、断熱ケース14は、人体
の背面17と衣服の内部背面12の間に間隙を形成して
いる。29は熱源15の下部に設けられた送風機であ
る。サーミスタ等の感熱素子を用いた温度検知センサー
30は、断熱ケース14と人体の背部17の間の断熱ケ
ース14側に取り付けられている。31は温度検知セン
サー30の信号により送風機29の風量を制御するコン
トローラである。送風機29は、断熱ケース14の内部
に下部の対流通路13より空気を送り込む。送り込まれ
た空気は熱源15から熱を奪い熱気となって上部の対流
通路13より放出され前記間隙を上昇する。この際、熱
気は人体の背部17を暖房する。暖房開始時は衣服内の
温度が低いので送風量を下げて熱気の温度を上げる。暖
房が進むと衣服11内の温度が上昇し、温度検知センサ
ー30の温度が33℃以上になると送風量を上げ熱気の
温度を下げて、衣服11の内部の温度が快適な温度に保
持される構成になっている。
【0022】(実施の形態7)第7の実施の形態を図
8、9により説明する。図8、図9に暖房服の全体構成
と熱源部の断面を示す。図において、11は衣服であ
る。12は衣服11の内部背面であり、これには、対流
通路13を有する断熱ケース14で覆われた熱源15が
熱放出部32を介して接合されている。熱放出部32は
熱源15から熱を伝導し易いように銅繊維などの高熱伝
導繊維を使用しても良い。熱放出部32は衣服の前面3
3まで設けられている。断熱ケース14はナイロン等の
耐熱性合成樹脂を用いている。断熱ケース14は、衣服
11を着たとき人体の背部17が熱源15に接触するの
を防止する。また、断熱ケース14突出しており、人体
の背部17と衣服の内部背面12の間に間隙を形成して
いる。熱源15により断熱ケース14内の空気は加熱さ
れ、上昇気流が発生する。熱気は対流通路13より放出
され前記間隙を上昇する。この際、熱気は、人体の背部
17を暖房する。一方熱放出部32は熱源15の熱を衣
服の前面33まで伝導し、人体の前面も暖房する。この
ように、対流と伝導で人体全体を暖房する構成になって
いる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、衣服の内部背
面に熱源を設け、熱源と人体の背部の間には対流通路を
有する断熱ケースを設け、衣服内部背面と人体の背部の
間に間隙を形成した暖房衣服としたものであり、軽量で
装着時に違和感がなく、人体と熱源の間に形成された間
隙の空気を加熱して上昇気流を発生させ人体の背部全体
を素早く暖房するという有利な効果がえられる。
【0024】請求項2に記載の発明は、熱源を触媒燃焼
器で構成し、触媒燃焼器と燃料タンクの間に電磁弁を設
け触媒燃焼器に取り付けた温度検知センサーの信号で電
磁弁を開閉した暖房衣服とするものであり、触媒燃焼器
の着火、消火を自在にして、時と場所を選ばず欲しいと
きに暖房でき、燃焼器の温度制御を行って安全に暖房で
きるという有利な効果が得られる。
【0025】請求項3に記載の発明は、熱源を触媒燃焼
器で構成し、触媒燃焼器と燃料タンクの間に電磁弁を設
け衣服の内部背面に取り付けた温度検知センサーの信号
で電磁弁を開閉した暖房衣服とするものであり、衣服の
内部背面の温度により触媒燃焼器の燃焼量の制御を行っ
て快適に暖房できるという有利な効果が得られる。
【0026】請求項4に記載の発明は、熱源を触媒燃焼
器で構成し、触媒燃焼器と燃料タンクの間に電磁弁を設
け断熱ケースと人体の背部の間に取り付けた温度検知セ
ンサーの信号で電磁弁を開閉した暖房衣服とするもので
あり、人体背部の温度により触媒燃焼器の燃焼量の制御
を行って快適性を向上させることができる。
【0027】請求項5に記載の発明は、衣服の内部背面
に対流通路を有する断熱ケースで覆われた熱源を設け熱
源の下部に送風機を配置した暖房衣服とするものであ
り、熱源の熱を送風機によって強制的に人体と衣服の間
隙に伝え、素早く効率よく暖房できるという有利な効果
が得られる。
【0028】請求項6に記載の発明は、断熱ケースと人
体の背部の間に取り付けた温度検知センサーの信号で送
風機の風量を制御した暖房衣服とするものであり、人体
背部の温度により送風機の風量の制御を行って快適性を
増すという有利な効果が得られる。
【0029】請求項7に記載の発明は、衣服の内部背面
に対流通路を有する断熱ケースで覆われた熱源を設け熱
源には熱放出部を接合し熱放出部を背面から前面に配置
した暖房衣服とするものであり、対流と熱伝導で、体全
体を暖房するという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による暖房衣服の斜
視図
【図2】本発明の第1の実施の形態による暖房衣服の熱
源の断面図
【図3】本発明の第2の実施の形態による暖房衣服の熱
源の正面図
【図4】本発明の第3の実施の形態による暖房衣服の熱
源の正面図
【図5】本発明の第4の実施の形態による暖房衣服の熱
源の断面図
【図6】本発明の第5の実施の形態による暖房衣服の熱
源の断面図
【図7】本発明の第6の実施の形態による暖房衣服の熱
源の断面図
【図8】本発明の第6の実施の形態による暖房衣服の斜
視図
【図9】本発明の第7の実施の形態による暖房衣服の熱
源の断面図
【図10】従来の暖房衣服の正面図
【符号の説明】
11 衣服 12 衣服の内部背面 13 対流通路発熱室 14 断熱ケース 15 熱源 17 人体の背部 18 触媒燃焼器 22 燃料タンク 23 電磁弁 24、27、28、30 温度検知センサー 29 送風機 32 熱放出部 33 衣服の前面
フロントページの続き (72)発明者 中島 信市 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服の内部背面に熱源を設け、熱源と人
    体の背部の間には対流通路を有する断熱ケースを設け、
    衣服内部背面と人体の背部の間に間隙を形成した暖房衣
    服。
  2. 【請求項2】 熱源を触媒燃焼器で構成し、触媒燃焼器
    と燃料タンクの間に弁を設け、触媒燃焼器に取り付けた
    温度検知センサーの信号で弁を開閉する請求項1記載の
    暖房衣服。
  3. 【請求項3】 熱源を触媒燃焼器で構成し、触媒燃焼器
    と燃料タンクの間に弁を設け、衣服の内部背面に取り付
    けた温度検知センサーの信号で弁を開閉する請求項1記
    載の暖房衣服。
  4. 【請求項4】 熱源を触媒燃焼器で構成し、触媒燃焼器
    と燃料タンクの間に弁を設け、断熱ケースと人体の背部
    の間に取り付けた温度検知センサーの信号で弁を開閉す
    る請求項1記載の暖房衣服。
  5. 【請求項5】 衣服の内部背面に対流通路を有する断熱
    ケースで覆われた熱源を設け、熱源の下部に送風機を配
    置した暖房衣服。
  6. 【請求項6】 断熱ケースと人体の背部の間に取り付け
    た温度検知センサーの信号で送風機の風量を制御した請
    求項5記載の暖房衣服。
  7. 【請求項7】 衣服の内部背面に対流通路を有する断熱
    ケースで覆われた熱源を設け、熱源には熱放出部を接合
    し、熱放出部を背面から前面に配置した暖房衣服。
JP28126095A 1995-10-30 1995-10-30 暖房衣服 Expired - Fee Related JP3684637B2 (ja)

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