JPH09126300A - マグネットカップリング装置 - Google Patents
マグネットカップリング装置Info
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- JPH09126300A JPH09126300A JP28376595A JP28376595A JPH09126300A JP H09126300 A JPH09126300 A JP H09126300A JP 28376595 A JP28376595 A JP 28376595A JP 28376595 A JP28376595 A JP 28376595A JP H09126300 A JPH09126300 A JP H09126300A
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- Japan
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- yoke
- annular support
- support portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マグネットカップリング装置の外、内側磁石
間の側方への磁束の漏れを減少させて、それら外、内側
磁石間の磁気的結合力を増大させる。 【解決手段】 マグネットカップリング装置MCは、互
いに同軸状にハウジング1に回転自在に支持される入力
軸3及び出力軸15と、入力軸3に固着されたアウター
ヨーク13と、そのアウターヨーク13の環状支持部1
9bの内周面に取り付けられたリング磁石23bと、出
力軸15に取り付けられ、アウターヨーク13の環状支
持部13bの半径方向内側に同心状に配置された環状支
持部19bを有するインナーヨーク19と、その環状支
持部19bに取り付けられ、外側のリング磁石23bに
対して間隙を存して半径方向に対向配置された内側のリ
ング磁石25bとから構成され、アウターヨーク13の
リング磁石23b、25bに対向する部位に、開口部3
5が設けられる。
間の側方への磁束の漏れを減少させて、それら外、内側
磁石間の磁気的結合力を増大させる。 【解決手段】 マグネットカップリング装置MCは、互
いに同軸状にハウジング1に回転自在に支持される入力
軸3及び出力軸15と、入力軸3に固着されたアウター
ヨーク13と、そのアウターヨーク13の環状支持部1
9bの内周面に取り付けられたリング磁石23bと、出
力軸15に取り付けられ、アウターヨーク13の環状支
持部13bの半径方向内側に同心状に配置された環状支
持部19bを有するインナーヨーク19と、その環状支
持部19bに取り付けられ、外側のリング磁石23bに
対して間隙を存して半径方向に対向配置された内側のリ
ング磁石25bとから構成され、アウターヨーク13の
リング磁石23b、25bに対向する部位に、開口部3
5が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ等において
入力軸から出力軸へ回転力を磁気的に伝達するマグネッ
トカップリング装置に関するものである。
入力軸から出力軸へ回転力を磁気的に伝達するマグネッ
トカップリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなマグネットカップリン
グ装置Mとしては、図6及び図7に示されるようなもの
が知られている。図6は従来のマグネットカップリング
装置Mの縦断面図、図7はそのVII−VII線断面図
である。
グ装置Mとしては、図6及び図7に示されるようなもの
が知られている。図6は従来のマグネットカップリング
装置Mの縦断面図、図7はそのVII−VII線断面図
である。
【0003】図6において、1はアルミニウム等の非磁
性体材料からなるハウジングで、このハウジング1内に
は、入力軸3がボールベアリング5等の軸受けを介して
回転自在に支持されている。入力軸3の一端は継手7を
介して図示しないエンジン等の駆動源に接続され、この
駆動源により回転駆動されるようになっている。ボール
ベアリング5のアウターレース5aはハウジング1の内
周面に圧入され、ハウジング1の内周面に嵌合された環
状のアウターリテーナ9とハウジング1内周面に形成さ
れた肩部1aとの間に挟持されて固定保持されている。
また、ボールベアリング5のインナーレース5bは入力
軸3の外周面に中間ばめされ、入力軸3の外周面に圧入
されたインナーリテーナ11と入力軸3の肩部3aとに
より挟持されて入力軸に固定されている。入力軸3の他
端には、環状支持部13aとフランジ状の側壁部13b
とを有する略カップ状のアウターヨーク13が一体に形
成されている。このアウターヨーク13は鉄等の磁性体
により構成される。
性体材料からなるハウジングで、このハウジング1内に
は、入力軸3がボールベアリング5等の軸受けを介して
回転自在に支持されている。入力軸3の一端は継手7を
介して図示しないエンジン等の駆動源に接続され、この
駆動源により回転駆動されるようになっている。ボール
ベアリング5のアウターレース5aはハウジング1の内
周面に圧入され、ハウジング1の内周面に嵌合された環
状のアウターリテーナ9とハウジング1内周面に形成さ
れた肩部1aとの間に挟持されて固定保持されている。
また、ボールベアリング5のインナーレース5bは入力
軸3の外周面に中間ばめされ、入力軸3の外周面に圧入
されたインナーリテーナ11と入力軸3の肩部3aとに
より挟持されて入力軸に固定されている。入力軸3の他
端には、環状支持部13aとフランジ状の側壁部13b
とを有する略カップ状のアウターヨーク13が一体に形
成されている。このアウターヨーク13は鉄等の磁性体
により構成される。
【0004】ハウジング1内には、入力軸3と同軸状
に、ポンプの回転軸等の出力軸15がボールベアリング
17等の軸受けを介して回転自在に支持されている。出
力軸15の一端には、略カップ状のインナーヨーク19
が設けられ、このインナーヨーク19は、アウターヨー
ク13内に同心状に配置され、その中央のボス部19a
が出力軸15の一端に嵌合されてナット等の固着具21
により固着されている。インナーヨーク19はボス部1
9aの外周に環状支持部19bを一体に形成され、この
環状支持部19aはアウターヨーク13の環状支持部1
3aの内側においてそれと同心状に対向して配置されて
いる。
に、ポンプの回転軸等の出力軸15がボールベアリング
17等の軸受けを介して回転自在に支持されている。出
力軸15の一端には、略カップ状のインナーヨーク19
が設けられ、このインナーヨーク19は、アウターヨー
ク13内に同心状に配置され、その中央のボス部19a
が出力軸15の一端に嵌合されてナット等の固着具21
により固着されている。インナーヨーク19はボス部1
9aの外周に環状支持部19bを一体に形成され、この
環状支持部19aはアウターヨーク13の環状支持部1
3aの内側においてそれと同心状に対向して配置されて
いる。
【0005】図7に示すように、アウターヨーク13の
環状支持部13aの内周面には、環状の樹脂製支持ブロ
ック14が固着され、この支持ブロック14に、複数の
外側磁石片23aが円周方向に略等間隔に放射状に配置
されて取り付けられている。一方、インナーヨーク19
の環状支持部19bの外周面には、各外側磁石片23a
に対向して同数の内側磁石片25aが放射状に配置され
て環状支持部19bに固着されている。また、内側磁石
片25aの外周部には帯状の飛散防止用のリング27が
配置され、このリング27のフランジ部の内周部は内側
磁石片25aの外周に固着されている。このリング27
により、インナーヨーク19の回転時の遠心力による内
側磁石片25aの外側への飛散が防止される。
環状支持部13aの内周面には、環状の樹脂製支持ブロ
ック14が固着され、この支持ブロック14に、複数の
外側磁石片23aが円周方向に略等間隔に放射状に配置
されて取り付けられている。一方、インナーヨーク19
の環状支持部19bの外周面には、各外側磁石片23a
に対向して同数の内側磁石片25aが放射状に配置され
て環状支持部19bに固着されている。また、内側磁石
片25aの外周部には帯状の飛散防止用のリング27が
配置され、このリング27のフランジ部の内周部は内側
磁石片25aの外周に固着されている。このリング27
により、インナーヨーク19の回転時の遠心力による内
側磁石片25aの外側への飛散が防止される。
【0006】外側磁石片23aの内周面と内側磁石片2
5aの外周面との間には、環状の間隙が形成され、この
環状の間隙には非磁性体よりなるハット状の隔壁31が
配置され、この隔壁31はフランジ部31aにおいてハ
ウジング1に固着されている。出力軸をポンプ等に接続
した場合に、入力軸側から出力軸側への塵埃や異物等の
侵入や、出力軸側から入力軸側へ作動油の漏洩が隔壁3
1により防止される。以上の構成において、図示しない
エンジン等の駆動源を作動させると、駆動源の回転力が
継手7を介して入力軸3に伝達され、入力軸3が回転駆
動される。入力軸3の回転に伴い、アウターヨーク13
がその内周面に支持した外側磁石片23aと共に一体的
に回転し、この外側磁石片23aと内側磁石片25aと
の磁気的結合力により、インナーヨーク19が回転駆動
され、インナーヨーク19に結合された出力軸15も回
転駆動される。
5aの外周面との間には、環状の間隙が形成され、この
環状の間隙には非磁性体よりなるハット状の隔壁31が
配置され、この隔壁31はフランジ部31aにおいてハ
ウジング1に固着されている。出力軸をポンプ等に接続
した場合に、入力軸側から出力軸側への塵埃や異物等の
侵入や、出力軸側から入力軸側へ作動油の漏洩が隔壁3
1により防止される。以上の構成において、図示しない
エンジン等の駆動源を作動させると、駆動源の回転力が
継手7を介して入力軸3に伝達され、入力軸3が回転駆
動される。入力軸3の回転に伴い、アウターヨーク13
がその内周面に支持した外側磁石片23aと共に一体的
に回転し、この外側磁石片23aと内側磁石片25aと
の磁気的結合力により、インナーヨーク19が回転駆動
され、インナーヨーク19に結合された出力軸15も回
転駆動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような出力軸15
の回転中に、エンジン等の駆動源の回転に角速度変動が
生じると、出力軸15やマグネットカップリングMの慣
性力により、入力軸3と駆動源との間にトルク変動が起
こり、駆動源と入力軸3との結合部である継手7に過大
な応力が加わり、比較的剛性の低い継手7が破損した
り、損傷するという問題点があった。この場合、トルク
Tは慣性力と角加速度(角速度変動量)との積として表
されるので、出力軸側すなわちマグネットカップリング
装置Mの慣性力が大きい程、また駆動源側の角加速度が
大きい程、継手7が破損しやすくなる。特に、回転中心
から離れているアウターヨーク13に支持される外側磁
石片23aの質量が大きくなるとアウターヨーク13の
慣性力が大きくなり、継手7の破損する可能性が大きく
なる。
の回転中に、エンジン等の駆動源の回転に角速度変動が
生じると、出力軸15やマグネットカップリングMの慣
性力により、入力軸3と駆動源との間にトルク変動が起
こり、駆動源と入力軸3との結合部である継手7に過大
な応力が加わり、比較的剛性の低い継手7が破損した
り、損傷するという問題点があった。この場合、トルク
Tは慣性力と角加速度(角速度変動量)との積として表
されるので、出力軸側すなわちマグネットカップリング
装置Mの慣性力が大きい程、また駆動源側の角加速度が
大きい程、継手7が破損しやすくなる。特に、回転中心
から離れているアウターヨーク13に支持される外側磁
石片23aの質量が大きくなるとアウターヨーク13の
慣性力が大きくなり、継手7の破損する可能性が大きく
なる。
【0008】また、外側磁石片23aと内側磁石片25
aとの間には、アウターヨーク13のフランジ状の側壁
13bを通る磁路が形成されて、外、内側磁石片23
a、25a間に働く磁束の一部がこの磁路を通って逃げ
るため、外、内側磁石片23a、25aの対向面間に直
接作用する磁力が減少してしまい、それら外、内側磁石
片23a、25a間の磁気的結合力すなわちマグネット
カップリング装置Mの捻り剛性が低下する傾向があっ
た。このように、マグネットカップリング装置Mの捻り
剛性が低下すると、出力軸15やそれにより駆動される
流体ポンプ等の被駆動装置が共振を起こしやすく、この
ような共振現象によりポンプの吐出流量の変動が大きく
なり、レギュレータでは調圧しきれなくなってポンプの
吐出圧が変動してしまうという問題点もあった。
aとの間には、アウターヨーク13のフランジ状の側壁
13bを通る磁路が形成されて、外、内側磁石片23
a、25a間に働く磁束の一部がこの磁路を通って逃げ
るため、外、内側磁石片23a、25aの対向面間に直
接作用する磁力が減少してしまい、それら外、内側磁石
片23a、25a間の磁気的結合力すなわちマグネット
カップリング装置Mの捻り剛性が低下する傾向があっ
た。このように、マグネットカップリング装置Mの捻り
剛性が低下すると、出力軸15やそれにより駆動される
流体ポンプ等の被駆動装置が共振を起こしやすく、この
ような共振現象によりポンプの吐出流量の変動が大きく
なり、レギュレータでは調圧しきれなくなってポンプの
吐出圧が変動してしまうという問題点もあった。
【0009】さらに、上記従来のマグネットカップリン
グMでは、アウターヨーク13やインナーヨーク19に
取り付けられる外、内側磁石は多数の磁石片23a、2
5aから構成されており、多数の磁石片23a、25a
を樹脂製の支持ブロック14、20と共にアウターヨー
ク13やインナーヨーク19に固着させていたので、部
品点数及び組立工数が多く、組立性が悪く、組立時の作
業能率が低いため製造費が高騰するという問題点もあっ
た。
グMでは、アウターヨーク13やインナーヨーク19に
取り付けられる外、内側磁石は多数の磁石片23a、2
5aから構成されており、多数の磁石片23a、25a
を樹脂製の支持ブロック14、20と共にアウターヨー
ク13やインナーヨーク19に固着させていたので、部
品点数及び組立工数が多く、組立性が悪く、組立時の作
業能率が低いため製造費が高騰するという問題点もあっ
た。
【0010】そこで、本発明は上記従来の問題点を解消
するためになされたもので、本発明の目的は、アウター
ヨークに開口部を設けることにより磁気的結合力を増大
させ、出力軸に連結される油圧ポンプ等の被駆動装置の
共振現象を低減しうるマグネットカップリング装置を提
供することにある。
するためになされたもので、本発明の目的は、アウター
ヨークに開口部を設けることにより磁気的結合力を増大
させ、出力軸に連結される油圧ポンプ等の被駆動装置の
共振現象を低減しうるマグネットカップリング装置を提
供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、多数の磁石片をリン
グ磁石に変更することによりマグネットカップリングの
慣性力を低減させ、駆動源の角加速度による駆動源と入
力軸との間の継手の破損を防止して耐久性を向上させた
マグネットカップリング装置を提供することにある。
グ磁石に変更することによりマグネットカップリングの
慣性力を低減させ、駆動源の角加速度による駆動源と入
力軸との間の継手の破損を防止して耐久性を向上させた
マグネットカップリング装置を提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、部品点数を減少
させると共に組立性を向上させることにより、作業効率
を改善し得ると共に、軽量化により慣性力を低減し得る
マグネットカップリング装置を提供することにある。
させると共に組立性を向上させることにより、作業効率
を改善し得ると共に、軽量化により慣性力を低減し得る
マグネットカップリング装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるマ
グネットカップリング装置は、ハウジングに回転自在に
支持され、駆動源に接続しうる入力軸と、前記入力軸と
同軸状に前記ハウジングに回転自在に支持され、被駆動
装置に接続しうる出力軸と、前記入力軸に固着された側
壁部及びその外周の環状支持部とを有するアウターヨー
クと、前記アウターヨークの前記環状支持部の内周面に
取り付けられた外側磁石と、前記出力軸に取り付けら
れ、前記アウターヨークの前記環状支持部の半径方向内
側に同心状に配置された環状支持部を有するインナーヨ
ークと、前記インナーヨークの前記環状支持部に取り付
けられ、前記外側磁石に対して間隙を存して半径方向に
対向配置された内側磁石とから構成され、前記アウター
ヨークの前記外側及び内側磁石に対向する部位に、開口
部が設けられる。
グネットカップリング装置は、ハウジングに回転自在に
支持され、駆動源に接続しうる入力軸と、前記入力軸と
同軸状に前記ハウジングに回転自在に支持され、被駆動
装置に接続しうる出力軸と、前記入力軸に固着された側
壁部及びその外周の環状支持部とを有するアウターヨー
クと、前記アウターヨークの前記環状支持部の内周面に
取り付けられた外側磁石と、前記出力軸に取り付けら
れ、前記アウターヨークの前記環状支持部の半径方向内
側に同心状に配置された環状支持部を有するインナーヨ
ークと、前記インナーヨークの前記環状支持部に取り付
けられ、前記外側磁石に対して間隙を存して半径方向に
対向配置された内側磁石とから構成され、前記アウター
ヨークの前記外側及び内側磁石に対向する部位に、開口
部が設けられる。
【0014】請求項2の発明によるマグネットカップリ
ング装置は、ハウジングに回転自在に支持され、駆動源
に接続しうる入力軸と、前記入力軸と同軸状に前記ハウ
ジングに回転自在に支持され、被駆動装置に接続しうる
出力軸と、前記出力軸に固着された側壁部及びその外周
の環状支持部とを有するアウターヨークと、前記アウタ
ーヨークの前記環状支持部の内周面に取り付けられた外
側磁石と、前記入力軸に取り付けられ、前記アウターヨ
ークの前記環状支持部の半径方向内側に同心状に配置さ
れた環状支持部を有するインナーヨークと、前記インナ
ーヨークの前記環状支持部に取り付けられ、前記外側磁
石に対して間隙を存して半径方向に対向配置された内側
磁石とから構成され、前記アウターヨークの前記外側及
び内側磁石に対向する部位に、開口部が設けられる。
ング装置は、ハウジングに回転自在に支持され、駆動源
に接続しうる入力軸と、前記入力軸と同軸状に前記ハウ
ジングに回転自在に支持され、被駆動装置に接続しうる
出力軸と、前記出力軸に固着された側壁部及びその外周
の環状支持部とを有するアウターヨークと、前記アウタ
ーヨークの前記環状支持部の内周面に取り付けられた外
側磁石と、前記入力軸に取り付けられ、前記アウターヨ
ークの前記環状支持部の半径方向内側に同心状に配置さ
れた環状支持部を有するインナーヨークと、前記インナ
ーヨークの前記環状支持部に取り付けられ、前記外側磁
石に対して間隙を存して半径方向に対向配置された内側
磁石とから構成され、前記アウターヨークの前記外側及
び内側磁石に対向する部位に、開口部が設けられる。
【0015】請求項3の発明によるマグネットカップリ
ング装置では、前記開口部の半径方向の中心は、前記外
側及び内側磁石間の半径方向の中心に配置される。
ング装置では、前記開口部の半径方向の中心は、前記外
側及び内側磁石間の半径方向の中心に配置される。
【0016】請求項4の発明によるマグネットカップリ
ング装置では、前記開口部の半径方向の外周縁部は、前
記外側磁石の半径方向の中心よりも外側に配置される。
ング装置では、前記開口部の半径方向の外周縁部は、前
記外側磁石の半径方向の中心よりも外側に配置される。
【0017】請求項5の発明によるマグネットカップリ
ング装置では、前記開口部の半径方向の内周縁部は、前
記内側磁石の半径方向の中心よりも内側に配置される。
ング装置では、前記開口部の半径方向の内周縁部は、前
記内側磁石の半径方向の中心よりも内側に配置される。
【0018】請求項6の発明によるマグネットカップリ
ング装置では、前記外側磁石はリング磁石により構成さ
れる。
ング装置では、前記外側磁石はリング磁石により構成さ
れる。
【0019】請求項7の発明によるマグネットカップリ
ング装置では、前記内側磁石はリング磁石により構成さ
れる。
ング装置では、前記内側磁石はリング磁石により構成さ
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0021】実施の形態1.図1は、本発明によるマグ
ネットカップリング装置を油圧ポンプに適用した例を示
す一部破断側面図である。図2は図1のII−II線断
面図、図3は図1のII−II線断面図である。
ネットカップリング装置を油圧ポンプに適用した例を示
す一部破断側面図である。図2は図1のII−II線断
面図、図3は図1のII−II線断面図である。
【0022】図1において、2は油圧ポンプ等の被駆動
装置で、この被駆動装置2は、本発明によるマグネット
カップリング装置MCを介して図示しないエンジン等の
駆動源に接続されている。
装置で、この被駆動装置2は、本発明によるマグネット
カップリング装置MCを介して図示しないエンジン等の
駆動源に接続されている。
【0023】マグネットカップリング装置MCのアルミ
ニウム等の非磁性体材料からなるハウジング1は、ボル
ト等の固着具4により被駆動装置2のハウジング6に固
着されている。
ニウム等の非磁性体材料からなるハウジング1は、ボル
ト等の固着具4により被駆動装置2のハウジング6に固
着されている。
【0024】マグネットカップリング装置MCのハウジ
ング1内には、被駆動装置2の回転軸を構成する出力軸
15の一端がボールベアリング17等の軸受けを介して
ハウジング1に回転自在に支持されるとともに、他端も
図示しない軸受けを介して被駆動装置2のハウジング6
に回転自在に支持されている。
ング1内には、被駆動装置2の回転軸を構成する出力軸
15の一端がボールベアリング17等の軸受けを介して
ハウジング1に回転自在に支持されるとともに、他端も
図示しない軸受けを介して被駆動装置2のハウジング6
に回転自在に支持されている。
【0025】この実施の形態によるマグネットカップリ
ング装置MCは、前述した図6及び図7の従来のマグネ
ットカップリング装置Mと以下の構成を除いて略同様に
構成されており、この従来例と同様の部分は同一の符号
を付して説明する。
ング装置MCは、前述した図6及び図7の従来のマグネ
ットカップリング装置Mと以下の構成を除いて略同様に
構成されており、この従来例と同様の部分は同一の符号
を付して説明する。
【0026】アウターヨーク13の側壁部13bには、
外側磁石を構成する外側磁石片23a及び内側磁石を構
成する内側磁石片25aをカバーするように、複数の開
口部35が円周方向に略等間隔に形成されている。各開
口部35は、その半径方向外側の外周縁部35aが外側
磁石片23aの外周縁部近傍に配置され、その半径方向
内側の内周縁部35bが内側磁石片25aの内周縁部近
傍に配置される。また、各開口部35の両側縁部35c
は、アウターヨーク13及びインナーヨーク19の回転
中心を通る直径線に略沿うように配置されており、従っ
て各開口部35の外周縁部35aが広く内周縁部35b
が狭くなるように扇形に形成され、隣接する開口部3
5、35間には、半径方向に延びる略一定の幅の連結部
が形成されている。
外側磁石を構成する外側磁石片23a及び内側磁石を構
成する内側磁石片25aをカバーするように、複数の開
口部35が円周方向に略等間隔に形成されている。各開
口部35は、その半径方向外側の外周縁部35aが外側
磁石片23aの外周縁部近傍に配置され、その半径方向
内側の内周縁部35bが内側磁石片25aの内周縁部近
傍に配置される。また、各開口部35の両側縁部35c
は、アウターヨーク13及びインナーヨーク19の回転
中心を通る直径線に略沿うように配置されており、従っ
て各開口部35の外周縁部35aが広く内周縁部35b
が狭くなるように扇形に形成され、隣接する開口部3
5、35間には、半径方向に延びる略一定の幅の連結部
が形成されている。
【0027】扇形の各開口部35は、その半径方向の中
心が互いに半径方向に対向して配置された外、内側磁石
片23a、25a間の半径方向の中心(外、内側磁石片
23a、25a間の間隙部の半径方向の中心)に一致す
るように配置するのが好ましく、また、各開口部35の
外径は外側磁石片23aの肉厚(半径方向の幅)の2分
の1よりも大きく各開口部35の内径は内側磁石片25
aの肉厚(半径方向の幅)の2分の1よりも小さく設定
されるのが好ましい。すなわち、各開口部35の外周縁
部35aは外側磁石片23aの半径方向の中心よりも外
側に配置され、またその内周縁部35bは内側磁石片2
5aの半径方向の中心よりも内側に配置されるのが好ま
しい。
心が互いに半径方向に対向して配置された外、内側磁石
片23a、25a間の半径方向の中心(外、内側磁石片
23a、25a間の間隙部の半径方向の中心)に一致す
るように配置するのが好ましく、また、各開口部35の
外径は外側磁石片23aの肉厚(半径方向の幅)の2分
の1よりも大きく各開口部35の内径は内側磁石片25
aの肉厚(半径方向の幅)の2分の1よりも小さく設定
されるのが好ましい。すなわち、各開口部35の外周縁
部35aは外側磁石片23aの半径方向の中心よりも外
側に配置され、またその内周縁部35bは内側磁石片2
5aの半径方向の中心よりも内側に配置されるのが好ま
しい。
【0028】また、入力軸3はエンジン等の駆動源によ
り駆動されるカムシャフト等の駆動軸43に継手7を介
して連結されている。この継手7は次のように構成され
ている。入力軸3の一端には係合リング37が嵌合さ
れ、この係合リング37はピン39により入力軸3に一
体的に回転するように固定されている。係合リング37
の外周には、一対の係合突起37aがピン39と直交す
る方向に一体的に形成されている。駆動軸43の一端に
は、係合リング37と係合する係合部43bが設けら
れ、この係合部43bは駆動軸43と一体的に形成され
た中空の円筒体からなり、この円筒体内に係合リング3
7が嵌合され、係合リング外周の係合突起37aが円筒
体の切り欠き部43aに係合して、駆動軸43の回転
が、係合部43b及び係合リング37を介して入力軸3
に伝達される。尚、符号45は駆動軸43を回転自在に
収容したエンジンブロック等のハウジングである。
り駆動されるカムシャフト等の駆動軸43に継手7を介
して連結されている。この継手7は次のように構成され
ている。入力軸3の一端には係合リング37が嵌合さ
れ、この係合リング37はピン39により入力軸3に一
体的に回転するように固定されている。係合リング37
の外周には、一対の係合突起37aがピン39と直交す
る方向に一体的に形成されている。駆動軸43の一端に
は、係合リング37と係合する係合部43bが設けら
れ、この係合部43bは駆動軸43と一体的に形成され
た中空の円筒体からなり、この円筒体内に係合リング3
7が嵌合され、係合リング外周の係合突起37aが円筒
体の切り欠き部43aに係合して、駆動軸43の回転
が、係合部43b及び係合リング37を介して入力軸3
に伝達される。尚、符号45は駆動軸43を回転自在に
収容したエンジンブロック等のハウジングである。
【0029】この実施の形態の動作は前述した図6及び
図7の従来例と略同様であるが、アウターヨーク13の
側壁部13bの外、内側磁石片23a、25aに対応す
る部分に開口部35を形成したので、側壁部13bを通
って外、内側磁石片23a、25aを結ぶ磁路は開口部
35により遮断され、それら外、内側磁石片23a、2
5aの側方への磁束の漏れが大幅に減少される。従っ
て、外、内側磁石片23a、25aの対向面間の磁束密
度が、前述の従来例に比べてそれだけ増大して、それら
の間の磁気的結合力が増大するため、アウターヨーク1
3とインナーヨーク19との結合力が増大して、マグネ
ットカップリング装置MCの結合力すなわち捻り剛性が
向上する。
図7の従来例と略同様であるが、アウターヨーク13の
側壁部13bの外、内側磁石片23a、25aに対応す
る部分に開口部35を形成したので、側壁部13bを通
って外、内側磁石片23a、25aを結ぶ磁路は開口部
35により遮断され、それら外、内側磁石片23a、2
5aの側方への磁束の漏れが大幅に減少される。従っ
て、外、内側磁石片23a、25aの対向面間の磁束密
度が、前述の従来例に比べてそれだけ増大して、それら
の間の磁気的結合力が増大するため、アウターヨーク1
3とインナーヨーク19との結合力が増大して、マグネ
ットカップリング装置MCの結合力すなわち捻り剛性が
向上する。
【0030】このため、従来、マグネットカップリング
MCの捻り剛性の不足により生じやすかった、出力軸1
5に連結される油圧ポンプ等の被駆動装置2の共振現象
を低減させることができる。
MCの捻り剛性の不足により生じやすかった、出力軸1
5に連結される油圧ポンプ等の被駆動装置2の共振現象
を低減させることができる。
【0031】実施の形態2.図4及び図5は本発明によ
るマグネットカップリング装置の別の実施の形態を表し
ており、図4はその縦断側面図、図5は図4のVーV線
断面図である。
るマグネットカップリング装置の別の実施の形態を表し
ており、図4はその縦断側面図、図5は図4のVーV線
断面図である。
【0032】図5に明確に示されるように、この実施の
形態によるマグネットカップリング装置MC’では、ア
ウターヨーク13の内周面には外側磁石を構成するラジ
アル異方性のリング磁石23bが接着され、また、イン
ナーヨーク19の外周面には、外側のリング磁石23b
と半径方向に間隙を存して対向するように、内側磁石を
構成するラジアル異方性のリング磁石25bが接着され
ている。これら外側リング磁石23bと内側リング磁石
25bとの間の環状間隙には、非磁性ステンレス鋼等の
非磁性体よりなるハット状の隔壁31が配置され、この
隔壁31のフランジ部は外周部においてハウジング1と
油圧ポンプ等の被駆動装置2のハウジング6に挟持され
ている。この実施の形態では、内側磁石はリング磁石2
5bにより構成され、インナーヨーク19の外周面にそ
れを取り巻くように配置されて接着されているので、イ
ンナーヨーク19の回転時にもリング磁石25bが飛散
する虞は無い。
形態によるマグネットカップリング装置MC’では、ア
ウターヨーク13の内周面には外側磁石を構成するラジ
アル異方性のリング磁石23bが接着され、また、イン
ナーヨーク19の外周面には、外側のリング磁石23b
と半径方向に間隙を存して対向するように、内側磁石を
構成するラジアル異方性のリング磁石25bが接着され
ている。これら外側リング磁石23bと内側リング磁石
25bとの間の環状間隙には、非磁性ステンレス鋼等の
非磁性体よりなるハット状の隔壁31が配置され、この
隔壁31のフランジ部は外周部においてハウジング1と
油圧ポンプ等の被駆動装置2のハウジング6に挟持され
ている。この実施の形態では、内側磁石はリング磁石2
5bにより構成され、インナーヨーク19の外周面にそ
れを取り巻くように配置されて接着されているので、イ
ンナーヨーク19の回転時にもリング磁石25bが飛散
する虞は無い。
【0033】従って、入力軸3に連結された駆動源の回
転中に角速度の変動が生じたとしても、駆動源と入力軸
3を結合する係合リング37に過大な応力が加わること
がなく、その破損を効果的に防止することができる。
転中に角速度の変動が生じたとしても、駆動源と入力軸
3を結合する係合リング37に過大な応力が加わること
がなく、その破損を効果的に防止することができる。
【0034】この実施の形態によれば、外、内側磁石を
リング磁石23b、25bにより構成したので、前述し
た従来例のように、多数の磁石片23a、25aを合成
樹脂製の支持ブロック14に填め込んでアウターヨーク
13及びインナーヨーク19に接着するような必要はな
いので、部品点数が少なく、組立も容易であり、作業能
率を大幅に改善して製造費を低減させることができるば
かりでなく、軽量化により慣性力の低減させることがで
きる。
リング磁石23b、25bにより構成したので、前述し
た従来例のように、多数の磁石片23a、25aを合成
樹脂製の支持ブロック14に填め込んでアウターヨーク
13及びインナーヨーク19に接着するような必要はな
いので、部品点数が少なく、組立も容易であり、作業能
率を大幅に改善して製造費を低減させることができるば
かりでなく、軽量化により慣性力の低減させることがで
きる。
【0035】上記以外の構成及び作用は前記第1の実施
の形態と同様である。
の形態と同様である。
【0036】尚、上記実施の形態の説明では、アウター
ヨーク13を入力軸3に設け、インナーヨーク19を出
力軸15に設けたが、この関係を逆にして、アウターヨ
ーク13を出力軸15に設け、インナーヨーク19を入
力軸3に設けてもよい。また、マグネットカップリング
装置MCのハウジング1と被駆動装置2のハウジング6
とを別体に構成したが、これを一体的に構成してもよい
し、ハウジング1自体を分割して構成してもよい。
ヨーク13を入力軸3に設け、インナーヨーク19を出
力軸15に設けたが、この関係を逆にして、アウターヨ
ーク13を出力軸15に設け、インナーヨーク19を入
力軸3に設けてもよい。また、マグネットカップリング
装置MCのハウジング1と被駆動装置2のハウジング6
とを別体に構成したが、これを一体的に構成してもよい
し、ハウジング1自体を分割して構成してもよい。
【0037】以上のように本発明によれば、アウターヨ
ーク13の外側磁石及び内側磁石に対向する部位に、開
口部35を設けたので、アウターヨーク13の側壁部1
3bを通る外、内側磁石間の磁路を開口部35により遮
断して磁束の漏れを効果的に防止することができ、外、
内側磁石の磁気的結合力を向上させることができる。従
って、入力軸3に連結された駆動源の回転中に角速度の
変動があったとしても、駆動源と入力軸3を結合する係
合リング37に過大な応力が加わらないようにして、そ
の破損を効果的に防止することができる。また、磁気的
に結合されるアウターヨーク13及びインナーヨーク1
9間の捻り剛性が向上するため、出力軸15に連結され
る油圧ポンプ等の被駆動装置2の共振現象を低減させる
ことができる。さらに、外、内側磁石自体の磁力が小さ
なものでも従来と同等以上の結合力が得られるので、マ
グネットカップリング装置MCの小型化、軽量化が可能
である。
ーク13の外側磁石及び内側磁石に対向する部位に、開
口部35を設けたので、アウターヨーク13の側壁部1
3bを通る外、内側磁石間の磁路を開口部35により遮
断して磁束の漏れを効果的に防止することができ、外、
内側磁石の磁気的結合力を向上させることができる。従
って、入力軸3に連結された駆動源の回転中に角速度の
変動があったとしても、駆動源と入力軸3を結合する係
合リング37に過大な応力が加わらないようにして、そ
の破損を効果的に防止することができる。また、磁気的
に結合されるアウターヨーク13及びインナーヨーク1
9間の捻り剛性が向上するため、出力軸15に連結され
る油圧ポンプ等の被駆動装置2の共振現象を低減させる
ことができる。さらに、外、内側磁石自体の磁力が小さ
なものでも従来と同等以上の結合力が得られるので、マ
グネットカップリング装置MCの小型化、軽量化が可能
である。
【0038】また、開口部35の半径方向の中心を、前
記外側及び内側磁石間の半径方向の中心に一致させて配
置することにより、アウターヨーク13の側壁部13b
を通る外、内側磁石間の磁路を効率よく遮断することが
でき、上記磁束の漏れを一層効率的に防止して、外、内
側磁石の磁気的結合力を更に向上させることができる。
記外側及び内側磁石間の半径方向の中心に一致させて配
置することにより、アウターヨーク13の側壁部13b
を通る外、内側磁石間の磁路を効率よく遮断することが
でき、上記磁束の漏れを一層効率的に防止して、外、内
側磁石の磁気的結合力を更に向上させることができる。
【0039】さらに、開口部35の半径方向の外周縁部
35aを、外側磁石の半径方向の中心よりも外側に配置
したり、あるいは開口部35の半径方向の内周縁部35
bを、内側磁石の半径方向の中心よりも内側に配置する
ことにより、アウターヨーク13の側壁部13bを通る
磁路を確実且つ有効に遮断することができ、外、内側磁
石の磁気的結合力を一層確実に向上させることができ
る。
35aを、外側磁石の半径方向の中心よりも外側に配置
したり、あるいは開口部35の半径方向の内周縁部35
bを、内側磁石の半径方向の中心よりも内側に配置する
ことにより、アウターヨーク13の側壁部13bを通る
磁路を確実且つ有効に遮断することができ、外、内側磁
石の磁気的結合力を一層確実に向上させることができ
る。
【0040】さらにまた、外側磁石あるいは内側磁石を
リング磁石23b、25bにより構成することにより、
従来のように多数の磁石片23a、25aから構成した
場合に比べて、部品点数を減少させるとともに組立性を
向上させることにより、作業能率を大幅に改善してマグ
ネットカップリング装置MCを安価に製造することがで
きる。
リング磁石23b、25bにより構成することにより、
従来のように多数の磁石片23a、25aから構成した
場合に比べて、部品点数を減少させるとともに組立性を
向上させることにより、作業能率を大幅に改善してマグ
ネットカップリング装置MCを安価に製造することがで
きる。
【図1】 本発明の一実施の形態によるマグネットカッ
プリング装置の一部破断側面図である。
プリング装置の一部破断側面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態によるマグネットカ
ップリング装置の縦断側面図である。
ップリング装置の縦断側面図である。
【図5】 図4のV−V線断面図である。
【図6】 従来のマグネットカップリング装置の縦断側
面図である。
面図である。
【図7】 図6のVIIーVII線断面図である。
1 ハウジング、2 被駆動装置、3 入力軸、13
アウターヨーク、13a 環状支持部、13b 側壁
部、15 出力軸、19 インナーヨーク、19b 環
状支持部、23a 外側磁石片(外側磁石)、23b
外側のリング磁石(外側磁石)、25a 内側磁石片
(内側磁石)、25b 内側のリング磁石(内側磁
石)、35 開口部、35a 開口部の外周縁部、35
b 開口部の内周縁部。
アウターヨーク、13a 環状支持部、13b 側壁
部、15 出力軸、19 インナーヨーク、19b 環
状支持部、23a 外側磁石片(外側磁石)、23b
外側のリング磁石(外側磁石)、25a 内側磁石片
(内側磁石)、25b 内側のリング磁石(内側磁
石)、35 開口部、35a 開口部の外周縁部、35
b 開口部の内周縁部。
Claims (7)
- 【請求項1】 ハウジングに回転自在に支持され、駆動
源に接続しうる入力軸と、 前記入力軸と同軸状に前記ハウジングに回転自在に支持
され、被駆動装置に接続しうる出力軸と、 前記入力軸に固着された側壁部及びその外周の環状支持
部とを有するアウターヨークと、 前記アウターヨークの前記環状支持部の内周面に取り付
けられた外側磁石と、 前記出力軸に取り付けられ、前記アウターヨークの前記
環状支持部の半径方向内側に同心状に配置された環状支
持部を有するインナーヨークと、 前記インナーヨークの前記環状支持部に取り付けられ、
前記外側磁石に対して間隙を存して半径方向に対向配置
された内側磁石とを備え、 前記アウターヨークの前記外側及び内側磁石に対向する
部位に開口部を設けたことを特徴とするマグネットカッ
プリング装置。 - 【請求項2】 ハウジングに回転自在に支持され、駆動
源に接続しうる入力軸と、 前記入力軸と同軸状に前記ハウジングに回転自在に支持
され、被駆動装置に接続しうる出力軸と、 前記出力軸に固着された側壁部及びその外周の環状支持
部とを有するアウターヨークと、 前記アウターヨークの前記環状支持部の内周面に取り付
けられた外側磁石と、 前記入力軸に取り付けられ、前記アウターヨークの前記
環状支持部の半径方向内側に同心状に配置された環状支
持部を有するインナーヨークと、 前記インナーヨークの前記環状支持部に取り付けられ、
前記外側磁石に対して間隙を存して半径方向に対向配置
された内側磁石とを備え、 前記アウターヨークの前記外側及び内側磁石に対向する
部位に開口部を設けたことを特徴とするマグネットカッ
プリング装置。 - 【請求項3】 前記開口部の半径方向の中心を、前記外
側及び内側磁石間の半径方向の中心に配置したことを特
徴とする請求項1又は請求項2記載のマグネットカップ
リング装置。 - 【請求項4】 前記開口部の半径方向の外周縁部を、前
記外側磁石の半径方向の中心よりも外側に配置したこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマ
グネットカップリング装置。 - 【請求項5】 前記開口部の半径方向の内周縁部を、前
記内側磁石の半径方向の中心よりも内側に配置したこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のマ
グネットカップリング装置。 - 【請求項6】 前記外側磁石をリング磁石により構成し
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記
載のマグネットカップリング装置。 - 【請求項7】 前記内側磁石をリング磁石により構成し
たことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記
載のマグネットカップリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28376595A JPH09126300A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | マグネットカップリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28376595A JPH09126300A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | マグネットカップリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126300A true JPH09126300A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17669834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28376595A Pending JPH09126300A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | マグネットカップリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09126300A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516808A (ja) * | 2005-08-09 | 2009-04-23 | オメガ−ケミックス プライベート リミテッド | 磁気シール組立体 |
JP2016504549A (ja) * | 2013-01-30 | 2016-02-12 | ポッホハマー、グレゴールPUCHHAMMER, Gregor | ウォブル機構 |
JP2021182983A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | シナノケンシ株式会社 | 医療用電動工具 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28376595A patent/JPH09126300A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516808A (ja) * | 2005-08-09 | 2009-04-23 | オメガ−ケミックス プライベート リミテッド | 磁気シール組立体 |
JP2016504549A (ja) * | 2013-01-30 | 2016-02-12 | ポッホハマー、グレゴールPUCHHAMMER, Gregor | ウォブル機構 |
JP2021182983A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | シナノケンシ株式会社 | 医療用電動工具 |
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