JPH09126196A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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Publication number
JPH09126196A
JPH09126196A JP7280216A JP28021695A JPH09126196A JP H09126196 A JPH09126196 A JP H09126196A JP 7280216 A JP7280216 A JP 7280216A JP 28021695 A JP28021695 A JP 28021695A JP H09126196 A JPH09126196 A JP H09126196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
enclosure
water supply
supply pipe
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7280216A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yaoi
健一 矢追
Wakio Yamada
和喜男 山田
Takuya Suefuji
卓也 末藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7280216A priority Critical patent/JPH09126196A/ja
Publication of JPH09126196A publication Critical patent/JPH09126196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、空気、水等の輸送に使用するポ
ンプの騒音防止に使用するエンクロージャに関し、動作
時に発生する温度上昇を防止しつつ、ポンプ本体から発
生する機械的騒音、流体的騒音を伝播経路上で遮音する
ポンプ装置を提供せんとするものである。 【解決手段】 この発明によるポンプ装置は、ポンプが
輸送する液体を冷却剤として流すポンプを形成し、他
方、内部に吸音材を備えたエンクロージャを形成し、前
記ポンプをエンクロージャ内に配置して成ることを特徴
とするポンプ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水等の液体の輸
送に使用するポンプの騒音防止に使用するエンクロージ
ャに関し、動作時にポンプから発生する機械的騒音、流
体的騒音を遮音するエンクロージャを提供せんとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポンプ本体から発生する騒音には、機械
構造部分の振動及び羽車、キャビテーション、ウオータ
ーハンマー等の流体騒音がある。
【0003】このような騒音を防止するために、従来よ
り、ポンプ本体を取り囲むエンクロージャが用いられて
いる。
【0004】しかしながら、この種、従来のエンクロー
ジャは、底板の上にポンプ本体を設置し、これを箱型の
カバーで被覆するのみであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなエンクロー
ジャでは、エンクロージャ内部の騒音音圧の上昇や、ポ
ンプ振動が直接にエンクロージャを加振することにより
生じる固体伝播音の存在、ポンプの放熱対策や配管接合
のために設けたエンクロージャの開口部分からの騒音の
漏れ、放射、また、低周波数域で生じるエンクロージャ
内の共鳴などにより充分な防音(遮音)効果が得られな
いのが現状である。
【0006】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
のであり、ポンプの動作時に発生する機械的騒音、流体
的騒音を、伝播経路上において遮断し、絶縁し、効果的
に、ポンプの放射騒音を低減させるエンクロージャを提
供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によるポンプの
エンクロージャは、輸送する液体を、みずからを冷却す
る冷却剤として流すポンプを形成し、他方、内部に吸音
材を備えたエンクロージャを形成し、前記ポンプをエン
クロージャ内に配置して成ることを特徴とするポンプ装
置である。
【0008】このポンプは、液体を輸送するものであれ
ばよく、ダイヤフラム式、ベーン式、ロータリー式等、
その形式を問わないものであるが、それ自体が輸送する
液体が内部、表面等を循環して、みづからを冷却するも
のである。
【0009】このポンプが輸送する液体としては、水、
油、各種の溶剤等であり、ポンプの冷却剤として機能す
るものが使用される。
【0010】エンクロージャは、通常、密閉箱型のもの
が採用され、薄い金属製、合板製、合成樹脂製のもの等
が使用される。
【0011】エンクロージャの内部に配置される吸音材
としては、グラスウールの積層体、通気発泡合成樹脂の
成形品、不織布、粉体を板状のケースに入れたもの等が
使用される。
【0012】この発明によるポンプ装置では、ポンプを
エンクロージャで被覆しても内部の温度上昇を心配する
必要が少なく、一方、エンクロージャは、内部に吸音材
を設けているので、騒音の発生位置での吸音、遮音が可
能となっているのである。
【0013】上記のポンプ装置の一つとして、ポンプに
は、給水管と送水管が接続され、各々はエンクロージャ
のカバーを貫通して外部に導出され、給水管は、エンク
ロージャの内部において、分岐給水管を分岐し、この分
岐給水管は、ポンプ表面を包むように設けられた冷却水
路の一端部に接続され、冷却水路の他端部は、分岐送水
管を介して送水管に接続されたものが提案される。この
ようにして、給水管から吸い込んだ水の一部は、分岐給
水管に流れ、冷却水路を巡って、ポンプを冷却し、しか
るのち、分岐送水管を介して送水管に送られ、送水され
る。この場合、ポンプの冷却は、給水管から独立し、開
閉弁の設置等により、独自に流量、流速等を定めること
ができる冷却水路を流れる水により冷却される。
【0014】更に、上記の場合において、分岐送水管の
入口に開閉弁が配置され、また、冷却水路の中程には、
温度センサーを設け、温度センサーの出力を温度コント
ローラーによりモニターリングし、ポンプが所定の温度
以上である場合にのみ開閉弁を開いて、水を冷却剤とし
て冷却水路に送るようにして、常時、冷却水路に送水さ
れるのでなく、冷却の必要なときだけ、冷却水路に送水
されるようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0016】図1に示すのは、この発明の一つの実施の
形態であり、ポンプ装置が土台としてのスラブ13上に
設置された状態を示している。
【0017】このポンプ装置は、ポンプ1とエンクロー
ジャ2とから成る。エンクロージャ2は、ポンプ1を上
載する略四角形の底板22とこのポンプ1及び底板22
全体を被服する箱型のカバー21とから成る。
【0018】ポンプ1には、給水管4と送水管5が接続
され、各々はエンクロージャ2のカバー21を貫通して
外部に導出されている。
【0019】ポンプ1は支持脚3を介して底板22の上
に立設されている。給水管4は、エンクロージャ2の内
部において、分岐給水管6を分岐し、この分岐給水管6
は、ポンプ1表面を包むように設けられた冷却水路7の
上端部に接続されている。
【0020】冷却水路7の下端部は、分岐送水管8を介
して送水管5に接続されている。このようにして、ポン
プ1は、給水管4から吸い込んだ水を送水管5に送り出
す。そして、この際、給水管4から吸い込んだ水の一部
は、分岐給水管6に流れ、冷却水路7を巡って、ポンプ
1を冷却し、しかるのち、分岐送水管8を介して送水管
5に送られ、送水される。
【0021】このようにして、給水管4から吸い込んだ
水の一部は、分岐給水管6に流れ、冷却水路7を巡っ
て、ポンプ1を冷却し、しかるのち、分岐送水管8を介
して送水管5に送られ、送水される。この場合、ポンプ
1の冷却は、給水管4から独立し、開閉弁11の設置等
により、独自に流量、流速等を定めることができる冷却
水路7を流れる水により冷却される。
【0022】この実施の形態では、分岐送水管8の入口
に開閉弁11が配置され、また、冷却水路7の中程に
は、温度センサー9を設けている。即ち、温度センサー
9の出力は、温度コントローラー10により、常に、モ
ニターリングされ、ポンプ1が所定の温度(設定温度)
以上である場合にのみ開閉弁11を開いて、水を冷却剤
として冷却水路7に送るのである。
【0023】このようにして、常時、冷却水路7に送水
されるのでなく、冷却の必要なときだけ、冷却水路7に
送水されるようにしている。
【0024】底板22は、周囲を下方に折り曲げ垂下し
て壁脚15とし、スラブ13上に設置するとき、底板2
2の下面側に空間14を形成している。
【0025】カバー21の周囲壁の下端部は底板22の
周辺に直接上載固定されている。カバー21の内周壁前
面にグラスウールの積層体が吸音材12として張り付け
られている。この吸音材12は、給水管4と送水管5が
エンクロージャ2のカバー21を貫通する部分に隙間を
生じさせていない。
【0026】この結果、ポンプ1は、エンクロージャ2
により完全密閉されている。従って、エンクロージャ内
部の音圧が減少し、また、直接外部へ出る騒音もなく、
全体として外部へでる騒音が低減している。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によるポンプ装
置は、ポンプの発熱を防止しつつ、エンクロージャ内部
の音圧を下げ、また、エンクロージャ内部から外部へ出
ていく騒音を低下させる。即ち、ポンプから発生する振
動を伝播経路上において遮断、絶縁し、ポンプ放射騒音
を効果的に低減する。
【0028】従って、この発明のポンプ装置を使用すれ
ば、ポンプの発熱問題を解決しつつ、ポンプ騒音による
不快感を減らすことができ、また、深夜等の静音時にお
いても周囲の人に迷惑をかけることなくポンプの使用が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 エンクロージャ 3 支持脚 4 給水管 5 送水管 6 分岐給水管 7 冷却水路 8 分岐送水管 9 温度センサー 10 温度コントローラー 11 開閉弁 12 吸音材 13 スラブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプが輸送する液体を冷却剤として流
    すポンプを形成し、他方、内部に吸音材を備えたエンク
    ロージャを形成し、前記ポンプをエンクロージャ内に配
    置して成ることを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】 ポンプには、給水管と送水管が接続さ
    れ、各々はエンクロージャのカバーを貫通して外部に導
    出され、給水管は、エンクロージャの内部において、分
    岐給水管を分岐し、この分岐給水管は、ポンプ表面を包
    むように設けられた冷却水路の一端部に接続され、冷却
    水路の他端部は、分岐送水管を介して送水管に接続され
    たことを特徴とする請求項1記載のポンプ装置。
  3. 【請求項3】 分岐給水管の入口に開閉弁が配置され、
    また、冷却水路の中程には、温度センサーを設け、温度
    センサーの出力を温度コントローラーによりモニターリ
    ングし、ポンプが所定の温度以上である場合にのみ開閉
    弁を開いて、水を冷却剤として冷却水路に送ることを特
    徴とする請求項2記載のポンプ装置。
JP7280216A 1995-10-27 1995-10-27 ポンプ装置 Pending JPH09126196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7280216A JPH09126196A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7280216A JPH09126196A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ポンプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH09126196A true JPH09126196A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17621937

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JP7280216A Pending JPH09126196A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ポンプ装置

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JP (1) JPH09126196A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103133333A (zh) * 2011-12-01 2013-06-05 苏州昆拓热控系统股份有限公司 一种水泵防护罩
JP2013166145A (ja) * 2008-11-14 2013-08-29 Alfred Kaercher Gmbh & Co Kg 高圧洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013166145A (ja) * 2008-11-14 2013-08-29 Alfred Kaercher Gmbh & Co Kg 高圧洗浄装置
CN103133333A (zh) * 2011-12-01 2013-06-05 苏州昆拓热控系统股份有限公司 一种水泵防护罩

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