JPH09125774A - ロータリスイッチを備えた自動車用ドアロック装置 - Google Patents
ロータリスイッチを備えた自動車用ドアロック装置Info
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- JPH09125774A JPH09125774A JP28022695A JP28022695A JPH09125774A JP H09125774 A JPH09125774 A JP H09125774A JP 28022695 A JP28022695 A JP 28022695A JP 28022695 A JP28022695 A JP 28022695A JP H09125774 A JPH09125774 A JP H09125774A
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Abstract
精度良く検出することができるようにするとともに、誤
組付けを防止する。 【解決手段】 ボディ2に、回動可能に枢支されてスト
ライカ4と係脱可能なラッチ5と、ラッチ5の位置を検
出するロータリスイッチ9とを備えたドアロック装置に
おいて、ラッチ5の回転軸3を中心にした外周に複数の
歯部5d、5e、5fを設けるとともに、ロータリスイ
ッチ9のケース9aに回動可能に枢支された検出アーム
10にラッチ5の歯部5d、5e、5fに噛合する複数
の歯部10a、10b、10c、10dを設ける。
Description
可能なラッチの各位置を検出するロータリスイッチを備
えた自動車用ドアロック装置に関する。
備えた自動車用ドアロック装置は、本体内に回動可能に
枢支したラッチに、ハーフラッチ爪及びフルラッチ爪を
形成するとともに、ラッチの両爪が形成された反対側の
外周にカム面を形成し、このカム面と係合して出没する
アクチュエータを有するスイッチを本体内に配設するこ
とにより、ラッチの回動にともなって、アクチュエータ
がカム面に突設した突部に当接したとき、フルラッチに
よるドア閉信号を発するようになっている(例えば、特
公昭61-49471号公報参照)。
従来のドアロック装置では、ラッチ位置の検出精度は、
ラッチの外周に設けたカム面とスイッチとの位置関係に
より決まるため、ラッチ位置の検出をより精度良く行う
には、ラッチの外周面の加工精度及びスイッチの取付位
置精度を高くする必要がある。その結果、スイッチの取
付作業の低効率化を招き、ひいてはコスト高を招くおそ
れがある。
な問題点に鑑み、ロータリスイッチにより、ラッチ位置
の各状態を精度良く検出することができるようにすると
ともに、ロータリスイッチとラッチとの相互の位置の狂
い等を防止した、ロータリスイッチを備えた自動車用ド
アロック装置を提供することを目的をする。
題は、次のようにして解決される。 (1)ボディに、回動可能に枢支されてストライカと係脱
可能なラッチと、ラッチの位置を検出するロータリスイ
ッチとを備えたドアロック装置において、ラッチの回転
軸を中心にした外周に複数の歯部を設けるとともに、ロ
ータリスイッチのケースに回動可能に枢支した検出アー
ムにラッチの歯部に噛合する複数の歯部を設ける。
リスイッチの検出アームとを、ボディに対して、正規の
組付け位置に装着したときに噛合する部分を除くラッチ
の歯部と検出アームの歯部とのいずれか一方の側面に、
他方の歯部が側方より噛合するのを阻止する阻止片を設
ける。
に、ロータリスイッチの検出アームをボディ及びロータ
リスイッチに対して正規の向きとの幅に相当したときだ
け通過しうるようにした取付孔を穿設する。
して説明する。図中(1)は、自動車のドアに装着される
ドアロック装置で、合成樹脂材料で形成された箱状のボ
ディ(2)の収納部(2a)には、軸(3)によって枢着さ
れ、車体側に固着されたストライカ(4)と係脱可能な係
合溝(5c)を有するラッチ(5)と、軸(6)によって枢着
され、ラッチ(5)の係合溝(5c)の両側に形成されたハ
ーフラッチ爪部(5a)またはフルラッチ爪部(5b)に係合
することにより、ラッチ(5)のオープン位置方向(第1
図において反時計方向)への回転を阻止して、ドアを半
ドア状態または全閉状態に保持するロッキングプレート
(7)とが、それぞれ回転可能に収納されている。
属製の板状のカバープレート(8)によって閉塞され、カ
バープレート(8)とボディ(2)との間に、ラッチ(5)及
びロッキングプレート(7)が枢支されている。
貫通し、後述するロータリスイッチ(9)の検出アーム(1
0)の幅とほぼ同等な幅を有し、かつ検出アーム(10)をボ
ディ(2)及びロータリスイッチ(9)に対して正規の向き
としたときだけ通過しうるようにした取付孔(2b)が穿
設されている。
され、図5に示すように、ストライカ(4)から離脱した
オープン位置と、図6に示すように、ストライカ(4)に
辛うじて係合して、ハーフラッチ爪部(5a)がロッキン
グプレート(7)に係合したハーフラッチ位置と、図7に
示すように、ストライカ(4)に完全に係合して、フルラ
ッチ係合部(5b)がロッキングプレート(7)に係合した
フルラッチ位置と、図8に示すように、フルラッチ位置
を越えたオーバートラベル位置とに回動可能である。
を被覆した合成樹脂材料により一体的に成形されて、軸
(3)を中心とする円周方向に沿う3個の歯部(5d)(5e)
(5f)が形成されている。この歯部(5d)(5e)間のボデ
ィ(2)の裏面と対向する側には、薄肉の阻止片(5g)が
形成されている。
付けられて、ラッチ(5)の各位置を検出するロータリス
イッチで、収納部(2a)に固定されるケース(9a)には、
図4に示すように、ボディ(2)に対する位置決め用の突
起(9b)が設けられ、かつ検出アーム(10)が回動可能に
支持されている。
フルラッチ位置に位置させた場合にのみ、収納部(2a)
に組み付けしうるように、その位置と幅を定めて、ボデ
ィ(2)に穿設されている。位置決め用の突起(9b)は、
収納部(2a)の適所に形成された切欠溝(図示略)に係合
して、ケース(9a)の位置を決める。
側に、ラッチ(5)の各歯部(5d)〜(5f)に噛合する4個
の歯部(10a)〜(10d)を有し、ラッチ(5)の各位置に対応
して回動し、図4に示すように、中心線Q(歯部(10b)(1
0c)との間の線)が符号(A)に位置にするオープン位置
と、符号(B)に位置するハーフラッチ位置と、符号(C)
に位置するフルラッチ位置と、符号(D)に位置するオー
バートラベル位置とに回動可能である。
より、ケース(9a)内に設けた接点素子が各位置に対応
させた検出信号を他の制御回路に出力する。この検出信
号は、例えば、クロージャ、ルームランプ、パッシブシ
ートベルト等の種々装置を制御駆動するのに使用され
る。なお、図4に符号(E)で示す範囲は通電範囲であ
り、符号(F)で示す範囲は非通電範囲である。
をフルラッチ位置にさせ、かつラッチ(5)をフルラッチ
位置にした状態で、ボディ(2)の裏面から、取付孔(2
b)を介して突起(9b)をボディ(2)の切欠溝に係合させ
て、収納部(2a)に組み付けることにより、検出アーム
(10)の各歯部(10a)〜(10d)をそれぞれ対応するラッチ
(5)の歯部(5d)〜(5f)に確実に噛合させることがで
き、噛合の位置ズレを防止することができる。
(2a)に組み付ける際、取付孔(2b)が検出アーム(10)の
フルラッチ位置に対応する位置に穿設されているので、
検出アーム(10)は取付孔(2b)によりフルラッチ位置に
位置決めされて、フルラッチ以外に位置させて組み付け
ることはできない。したがって、検出アーム(10)の歯部
(10c)(10d)間に、ラッチ(5)の歯部(5f)に確実に噛合
させることができる。
ーフラッチ位置に位置させた状態で、ロータリスイッチ
(9)を収納部(2a)に組み付けようとすると、検出アー
ム(10)側の歯部(10c)(10d)がラッチ(5)の歯部(5d)(5
e)間に設けられた阻止片(5g)に干渉して、ラッチ(5)
の歯部への噛合が阻止され、ロータリスイッチ(9)を収
納部(2a)に組み付けることはできない。
チ(5)との互いの関係における誤組付けを完全に防止す
ることができ、ロータリスイッチ(9)を簡単かつ確実に
組み付けることができる。
ディ(2)の収納部(2a)に組み付けることにより、ロー
タリスイッチ(9)の検出アーム(10)は、ラッチ(5)の各
位置に対応して回動して各状態を検出する。
がオープン位置にあるときは、検出アーム(10)の歯部(1
0a)(10b)間にラッチ(5)の歯部(5d)が噛合してオープ
ン位置に回動し、ラッチ(5)がハーフラッチ位置にある
ときは、ラッチ(5)の歯部(5d)(5e)間に検出アーム(1
0)の歯部(10b)が噛合してハーフラッチ位置に回動し、
ラッチ(5)がフルラッチ位置に回動すると、検出アーム
(10)の歯部(10c)(10d)間にラッチ(5)の歯部(5f)が噛
合して、フルラッチ位置に回動する。さらに、ラッチ
(5)がオーバートラベル位置に回動すると、オーバート
ラベル位置に回動する。
(5g)を、ラッチ(5)とロータリスイッチ(9)の検出ア
ーム(10)とを、ボディ(2)に対して正規の組付け位置に
装着したときに、検出アーム(10)の歯部(10a)〜(10d)と
噛合しないラッチ(5)の歯部(5d)(5e)の側面に設けて
あるが、これを、上記と同様の正規の組付け位置とした
ときに、ラッチ(5)の歯部(5d)(5e)(5g)と噛合しな
い検出アーム(10)の歯部(10a)(10b)(10C)の側面に設け
てもよい。
ることができる。 (1)ラッチとロータリスイッチとを互いに複数の歯部で
連動可能に連係したので、ラッチ位置の各状態を精度良
く検出することができる。
チとの位置関係を対応させた状態でのみロータリスイッ
チの組付けが可能であるので、位置ズレの組み付け間違
いを未然に防止することができ、組み付け性の向上が図
られる。
成とすれば、組付け時に、検出アームの歯部とラッチの
歯部とを正規の関係とは異なる関係で噛合しようとする
と、その噛合が阻止片により阻止されるので、即座に組
み付け間違いに気付くことができる。
構成とすれば、ロータリスイッチ及びその検出アームを
誤った向きで組付けるおそれをなくすことができる。
アロック装置の内部構造を示す正面図である。
ッチの関係を示す作用説明図である。
ある。
る。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボディに、回動可能に枢支されてストラ
イカと係脱可能なラッチと、ラッチの位置を検出するロ
ータリスイッチとを備えたドアロック装置において、ラ
ッチの回転軸を中心にした外周に複数の歯部を設けると
ともに、ロータリスイッチのケースに回動可能に枢支し
た検出アームにラッチの歯部に噛合する複数の歯部を設
けたことを特徴とするロータリスイッチを備えた自動車
用ドアロック装置。 - 【請求項2】 ラッチとロータリスイッチの検出アーム
とを、ボディに対して正規の組付け位置に装着したとき
に噛合する部分を除くラッチの歯部と検出アームの歯部
とのいずれか一方の側面に、他方の歯部が側方より噛合
するのを阻止する阻止片を設けた請求項1記載のロータ
リスイッチの自動車用ドアロック装置。 - 【請求項3】 ボディの裏面に、ロータリスイッチの検
出アームをボディ及びロータリスイッチに対して正規の
向きとの幅に相当したときだけ通過しうるようにした取
付孔を穿設した請求項2記載のロータリスイッチを備え
た自動車用ドアロック装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28022695A JP3318857B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ロータリスイッチを備えた自動車用ドアロック装置 |
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JP28022695A JP3318857B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ロータリスイッチを備えた自動車用ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09125774A true JPH09125774A (ja) | 1997-05-13 |
JP3318857B2 JP3318857B2 (ja) | 2002-08-26 |
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102928882A (zh) * | 2012-11-17 | 2013-02-13 | 无锡忻润汽车安全系统有限公司 | 一种汽车门锁锁体装配件检漏装置 |
CN105986710A (zh) * | 2015-03-23 | 2016-10-05 | 株式会社有信 | 门锁装置 |
JP2020172797A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
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KR102187598B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2020-12-07 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 도어 래치 장치 |
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- 1995-10-27 JP JP28022695A patent/JP3318857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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