JPH09125479A - 防水床の排水溝用蓋 - Google Patents

防水床の排水溝用蓋

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Publication number
JPH09125479A
JPH09125479A JP7286237A JP28623795A JPH09125479A JP H09125479 A JPH09125479 A JP H09125479A JP 7286237 A JP7286237 A JP 7286237A JP 28623795 A JP28623795 A JP 28623795A JP H09125479 A JPH09125479 A JP H09125479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
drain
waterproof floor
floor
resin molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP7286237A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Matsudaira
毅 松平
Tanehisa Amano
種久 天野
Keiichi Mori
恵一 森
Akihiko Suzuki
明彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP7286237A priority Critical patent/JPH09125479A/ja
Publication of JPH09125479A publication Critical patent/JPH09125479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水床との意匠上の統一、及び清掃性の向上
が図れるようにした防水床の排水溝用蓋を提供する。 【解決手段】 片面側が略平坦面に形成されるとともに
他面側が凹凸形状に形成され、少なくとも前記凹凸形状
に形成された面が同一形状とされた二つの合成樹脂成形
品11aと11b同士を、各合成樹脂成形品の前記凹凸
形状に形成された面を接着又は溶着して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室床やトイレ床
等に使用する防水床の排水溝用蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室ユニットやトイレユニッ
ト等の防水床に使用されるこの種の排水溝用蓋は、ステ
ンレス製の目皿板やステンレス製あるいは合成樹脂製等
のすのこ状のものが使用されることが多かったが、特
に、合成樹脂製のものにあっては、図4(a)に示すよ
うに強度確保のためにボックス構造に形成した単体31
を連結棒32で連結した構造の排水溝用蓋33や、図4
(b)に示すように裏面側に補強リブ22を形成した構
造の排水溝用蓋21など、裏面側が大きい凹凸のある形
状のものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、ステンレス製の目皿板の場合は防水床自体が
FRP等の合成樹脂製の場合には材質の違い等により防
水床との意匠上の統一が難しい問題点を有していた。ま
た、後者の合成樹脂製の排水溝用蓋にあっては、排水溝
用蓋の表裏両面に凹凸があり、特に図4(b)に示した
構造の場合は裏面側に強度補強のための補強リブ22に
よる大きな凹凸があるため、清掃性が悪い問題点を有し
ていたのである。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、防水床との意匠上の統一、及び清掃性の向上が
図れるようにした防水床の排水溝用蓋を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における防水床の
排水溝用蓋は、防水床の外周部等に設けられた排水溝の
上縁の段部に、上面が前記防水床の床面と略同一面とな
るように前記排水溝を覆って着脱自在に載置される合成
樹脂成形品からなる排水孔を有してなる排水溝用蓋であ
って、片面側が略平坦面に形成されるとともに他面側が
凹凸形状に形成され、少なくとも前記凹凸形状に形成さ
れた面が同一形状とされた二つの合成樹脂成形品を、各
合成樹脂成形品の前記凹凸形状に形成された面同士を接
着又は溶着して形成してなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明による排水溝用蓋は、表裏
両面が略平坦面に形成されるように、接着面又は溶着面
側を同一形状とした二つの合成樹脂成形品同士を接合す
ることにより構成される。従って、排水孔裏面側の突起
や補強リブ等の凹凸は接着面又は溶着面側に形成する。
合成樹脂としてはABS樹脂やポリプロピレン樹脂等が
挙げられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明による防水床の排水溝用蓋の実
施例を図1〜図3に基づき説明する。図1(a)は排水
溝用不蓋を構成するための合成樹脂成形品単体の一部切
断斜視図、(b)は(a)の接合面側の形状を示す平面
図、(c)は(a)に示した合成樹脂成形品同士を接合
した状態の排水溝用蓋の斜視図である。図1(a)及び
(b)に示すように、ABS樹脂からなる合成樹脂成形
品11aは、意匠面となる片面側は略平坦面となるよう
に形成されるとともに排水孔14が開口されており、接
合面となる他面側における前記排水孔14の周囲は全周
に接合用リブ12、補強用リブ13が形成される。次ぎ
に、図1(c)に示すように、この合成樹脂成形品11
aとこれと同形状とした合成樹脂成形品11bとの二つ
の合成樹脂成形品同士を、前記接合用リブ12と補強用
リブ13を設けた面側の接合用リブ12の部分を接着又
は溶着により、接合により形成される空間部分に水が侵
入することがないように水密に接合することによって、
平坦な表裏面に排水孔14を有すしてなる排水溝用蓋1
が構成される。なお、必要に応じて前記補強用リブ13
の部分も接合するようにしてもよく、また、接合面の形
状は実施例のものに限らず接合方法により適宜な形状と
してもよいが、二つの合成樹脂成形品における接合面の
形状は同一形状に形成される。
【0008】図2は図1に示した排水溝用蓋1を浴室の
防水床2の外周部に設けられた排水溝を覆って着脱自在
に載置した状態の斜視図を示し、防水床2の排水溝は図
3(a)及び(b)に示すように、防水床2の床面外周
の少なくとも一辺に設けられた排水溝3の上縁には二つ
の段部4a、4bが形成されており、上記段部4a又は
4bのいずれかに前記排水溝用蓋1を、この排水溝用蓋
1の上面が防水床2における床面と略同一面となるよう
に載置される。なお、実施例では防水床2の外周部に排
水溝2を形成した例を示したが、排水溝3の位置は限定
されず、適宜床面の適所に設けられる。
【0009】
【発明の効果】上記の如く本発明による排水溝用蓋は、
片面側が略平坦面に形成されるとともに他面側が凹凸形
状に形成された二つの合成樹脂成形品同士を、各合成樹
脂成形品の前記凹凸形状に形成された面同士を接着又は
溶着することにより表裏両面が略平坦面となるように形
成したものであるから、表裏両面の清掃性が向上すると
ともに、表裏を反転しての使用も可能で、また、平坦な
表裏面で異形あるいは異色とすることで使用者に広い選
択性を供与できる。さらに、合成樹脂成形品であるから
FRP等からなる防水床の場合にも意匠上の統一が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(a)は排水溝用不蓋
を構成するための合成樹脂成形品単体の一部切断斜視
図、(b)は(a)の接合面側の形状を示す平面図、
(c)は(a)に示した合成樹脂成形品同士を接合した
状態の排水溝用蓋の斜視図である。
【図2】図1に示した排水溝用蓋を浴室の防水床の外周
部に設けられた排水溝を覆って載置した状態の斜視図で
ある。
【図3】(a)は図2の中央縦断面図、(b)は(a)
における排水溝部分の詳細斜視図である。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ従来における排水
溝用蓋を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1…排水溝用蓋 2…防水床 3…排水溝 4a,4b…段部 11a…合成樹脂成形品 11b…合成樹脂成形
品 12…接合用リブ 13…補強用リブ 14…排水孔 21,33…排水溝用蓋 22,23…補強リブ 31…単体 32…連結棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 明彦 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水床の外周部等に設けられた排水溝の
    上縁の段部に、上面が前記防水床の床面と略同一面とな
    るように前記排水溝を覆って着脱自在に載置される合成
    樹脂成形品からなる排水孔を有してなる排水溝用蓋であ
    って、片面側が略平坦面に形成されるとともに他面側が
    凹凸形状に形成され、少なくとも前記凹凸形状に形成さ
    れた面が同一形状とされた二つの合成樹脂成形品を、各
    合成樹脂成形品の前記凹凸形状に形成された面同士を接
    着又は溶着して形成してなることを特徴とする防水床の
    排水溝用蓋。
JP7286237A 1995-11-02 1995-11-02 防水床の排水溝用蓋 Pending JPH09125479A (ja)

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JP7286237A JPH09125479A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 防水床の排水溝用蓋

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JPH09125479A true JPH09125479A (ja) 1997-05-13

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JP (1) JPH09125479A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0187372A2 (en) * 1984-12-28 1986-07-16 Wacom Company, Ltd. Position detecting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0187372A2 (en) * 1984-12-28 1986-07-16 Wacom Company, Ltd. Position detecting device

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