JPH0912460A - 抗人免疫不全症ウイルス剤 - Google Patents
抗人免疫不全症ウイルス剤Info
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- JPH0912460A JPH0912460A JP18627195A JP18627195A JPH0912460A JP H0912460 A JPH0912460 A JP H0912460A JP 18627195 A JP18627195 A JP 18627195A JP 18627195 A JP18627195 A JP 18627195A JP H0912460 A JPH0912460 A JP H0912460A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 構成糖が、D−ガラクツロン酸、L−ラムノ
ースおよびD−グルコースの3種からなり、その構成モ
ル比が、D−ガラクツロン酸:L−ラムノース:D−グ
ルコース=0.6〜1.0:0.8〜1.2:0.8〜
1.2である多糖類を成分とする抗人免疫不全症ウイル
ス剤。 【効果】 抗人免疫不全症ウイルス活性を有し、しか
も、血液抗凝固性を示さない、微生物生産酸性ヘテロ多
糖類を成分とした抗人免疫不全症ウイルス剤を提供す
る。
ースおよびD−グルコースの3種からなり、その構成モ
ル比が、D−ガラクツロン酸:L−ラムノース:D−グ
ルコース=0.6〜1.0:0.8〜1.2:0.8〜
1.2である多糖類を成分とする抗人免疫不全症ウイル
ス剤。 【効果】 抗人免疫不全症ウイルス活性を有し、しか
も、血液抗凝固性を示さない、微生物生産酸性ヘテロ多
糖類を成分とした抗人免疫不全症ウイルス剤を提供す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微生物生産多糖類を有
効成分とする抗人免疫不全症ウイルス(以下「抗HI
V」と略称する。)剤に関する。
効成分とする抗人免疫不全症ウイルス(以下「抗HI
V」と略称する。)剤に関する。
【0002】
【従来の技術】デキストラン硫酸などの多糖類のエステ
ル化物が、抗HIV剤として開発・検討されている(特
開昭63−45223号公報など)。デキストラン硫酸
は、抗HIV活性を示すものの血液抗凝固性が高過ぎ、
副作用が強いといった問題を抱えている。
ル化物が、抗HIV剤として開発・検討されている(特
開昭63−45223号公報など)。デキストラン硫酸
は、抗HIV活性を示すものの血液抗凝固性が高過ぎ、
副作用が強いといった問題を抱えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、微生物が生
産する多糖類を有効成分とした、血液抗凝固性を有しな
い抗HIV剤を提供する。
産する多糖類を有効成分とした、血液抗凝固性を有しな
い抗HIV剤を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、アゾトバクター属細菌が生産する多糖類が、
優れた抗HIV活性を有し、かつ、血液抗凝固性を示さ
ないことを見いだし、本発明に到達したものである。す
なわち本発明は、構成糖が、D−ガラクツロン酸、L−
ラムノースおよびD−グルコースの3種からなり、その
構成モル比が、D−ガラクツロン酸:L−ラムノース:
D−グルコース=0.6〜1.0:0.8〜1.2:
0.8〜1.2である多糖類を有効成分とすることを特
徴とする抗HIV剤である。
した結果、アゾトバクター属細菌が生産する多糖類が、
優れた抗HIV活性を有し、かつ、血液抗凝固性を示さ
ないことを見いだし、本発明に到達したものである。す
なわち本発明は、構成糖が、D−ガラクツロン酸、L−
ラムノースおよびD−グルコースの3種からなり、その
構成モル比が、D−ガラクツロン酸:L−ラムノース:
D−グルコース=0.6〜1.0:0.8〜1.2:
0.8〜1.2である多糖類を有効成分とすることを特
徴とする抗HIV剤である。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
抗HIV剤に使用される多糖類は、上述の特徴の他に、
以下のような特性を有しているのが好ましい。 分子量:ゲルろ過クロマトグラフイーにて測定した分子
量が、約1×103 〜10×106 である。 結合様式:各構成糖の結合様式が、実質的に1,3結合
である。 結合配置:D−ガラクツロン酸の結合配置がα、L−ラ
ムノースの結合配置がβ、D−グルコースの結合配置が
αである。 O−アセチル基含有量:各構成糖の一部の水酸基がO−
アセチル基で置換されており、その数は、平均して通常
構成糖1残基に対して1以下である。
抗HIV剤に使用される多糖類は、上述の特徴の他に、
以下のような特性を有しているのが好ましい。 分子量:ゲルろ過クロマトグラフイーにて測定した分子
量が、約1×103 〜10×106 である。 結合様式:各構成糖の結合様式が、実質的に1,3結合
である。 結合配置:D−ガラクツロン酸の結合配置がα、L−ラ
ムノースの結合配置がβ、D−グルコースの結合配置が
αである。 O−アセチル基含有量:各構成糖の一部の水酸基がO−
アセチル基で置換されており、その数は、平均して通常
構成糖1残基に対して1以下である。
【0006】また、更に上記多糖類は、以下の物性を有
している。 性状:白色繊維状(凍結乾燥物)。 溶解性:水、希酸、希アルカリ、DMSO(ジメチルス
ルホキシド)に対して可溶、メタノール、エタノール、
アセトンに対しては不溶。 紫外吸収スペクトル:蛋白質(ペプチド)に特有な28
0nm、および核酸に特有な260nmに、吸収が認め
られない。 赤外吸収スペクトル:3400cm-1付近、1620c
m-1付近、1110cm-1付近、1250cm-1付近、
2950cm-1付近のそれぞれに赤外吸収のピークが認
められる。 呈色反応:フェノール硫酸法に陽性、m−フェニルフェ
ノール法に陽性、エルソン−モルガン法に陰性。
している。 性状:白色繊維状(凍結乾燥物)。 溶解性:水、希酸、希アルカリ、DMSO(ジメチルス
ルホキシド)に対して可溶、メタノール、エタノール、
アセトンに対しては不溶。 紫外吸収スペクトル:蛋白質(ペプチド)に特有な28
0nm、および核酸に特有な260nmに、吸収が認め
られない。 赤外吸収スペクトル:3400cm-1付近、1620c
m-1付近、1110cm-1付近、1250cm-1付近、
2950cm-1付近のそれぞれに赤外吸収のピークが認
められる。 呈色反応:フェノール硫酸法に陽性、m−フェニルフェ
ノール法に陽性、エルソン−モルガン法に陰性。
【0007】なお、本発明の抗HIV剤に使用される多
糖類の分子量や構成糖、結合様式、結合配置は、液体ク
ロマトグラフィー分析や酸加水分解後のクロマトグラフ
ィー分析、メチル化分析、スミス分解や比旋光度の測定
などにより特定が可能である。
糖類の分子量や構成糖、結合様式、結合配置は、液体ク
ロマトグラフィー分析や酸加水分解後のクロマトグラフ
ィー分析、メチル化分析、スミス分解や比旋光度の測定
などにより特定が可能である。
【0008】上記多糖類の特定方法の具体例を、一例と
して下記に示す。 分子量の測定:旭化成社製「Asahipak GFA
−7MF」をカラムとするGPCモードの高速液体クロ
マトグラフィーを使用し、0.1M硝酸ナトリウム水溶
液を移動相とし、分子量既知のプルランを標準サンプル
として作成した分子量−保持時間標準曲線を使用して測
定する。 構成糖及びその構成比:上記多糖類およびガラクツロン
酸残基のカルボキシル基を還元した多糖類について、2
Mトリフルオロ酢酸(TFA)を使用し、100℃、6
時間の条件下に酸加水分解を行った後、アルジトールア
セテートに誘導する。得られた各誘導体について、EC
NSS−Mコートカラム(和光純薬社製、「Gasch
rom Q」)を使用してガスクロマトグラフィー分析
を行った結果、D−ガラクトース、D−グルコースおよ
びL−ラムノースによって得られる化合物と同一の化合
物が検出され、ガラクツロン酸残基のカルボキシル基を
還元した多糖類とそうでない多糖類に結果の比較から、
本発明で使用する多糖類の構成糖は、D−ガラクツロン
酸、D−グルコースおよびL−ラムノースであると判定
でき、その構成モル比も決定することができる。
して下記に示す。 分子量の測定:旭化成社製「Asahipak GFA
−7MF」をカラムとするGPCモードの高速液体クロ
マトグラフィーを使用し、0.1M硝酸ナトリウム水溶
液を移動相とし、分子量既知のプルランを標準サンプル
として作成した分子量−保持時間標準曲線を使用して測
定する。 構成糖及びその構成比:上記多糖類およびガラクツロン
酸残基のカルボキシル基を還元した多糖類について、2
Mトリフルオロ酢酸(TFA)を使用し、100℃、6
時間の条件下に酸加水分解を行った後、アルジトールア
セテートに誘導する。得られた各誘導体について、EC
NSS−Mコートカラム(和光純薬社製、「Gasch
rom Q」)を使用してガスクロマトグラフィー分析
を行った結果、D−ガラクトース、D−グルコースおよ
びL−ラムノースによって得られる化合物と同一の化合
物が検出され、ガラクツロン酸残基のカルボキシル基を
還元した多糖類とそうでない多糖類に結果の比較から、
本発明で使用する多糖類の構成糖は、D−ガラクツロン
酸、D−グルコースおよびL−ラムノースであると判定
でき、その構成モル比も決定することができる。
【0009】次に、本発明の抗HIV剤に使用される多
糖類の製造方法について説明する。通常、上記多糖類
は、特開平7−90003号公報記載のアゾトバクター
・ベイジェリンキィーTNM1株(通商産業省工業技術
院生命工学工業技術研究所において、受託番号「FER
M BP−4194」として、平成5年2月18日から
国際寄託され保管されている。)またはその変異株によ
る微生物培養により、その培養物から採取される。上記
変異株は、紫外線、X線等の放射線、または、エチルメ
タンスルホン酸(EMS)、N−メチル−N´−ニトロ
−N−ニトロソグアニジン(MNNG)等の化学的突然
変異誘発物質の様な公知の突然変異誘発手段により発生
させることができる。
糖類の製造方法について説明する。通常、上記多糖類
は、特開平7−90003号公報記載のアゾトバクター
・ベイジェリンキィーTNM1株(通商産業省工業技術
院生命工学工業技術研究所において、受託番号「FER
M BP−4194」として、平成5年2月18日から
国際寄託され保管されている。)またはその変異株によ
る微生物培養により、その培養物から採取される。上記
変異株は、紫外線、X線等の放射線、または、エチルメ
タンスルホン酸(EMS)、N−メチル−N´−ニトロ
−N−ニトロソグアニジン(MNNG)等の化学的突然
変異誘発物質の様な公知の突然変異誘発手段により発生
させることができる。
【0010】上記菌株を用いた微生物培養について、さ
らに詳細に説明する。本発明で用いる多糖類を産生する
微生物を培養するための培地としては、アゾトバクター
(Azotobacter)属に属する微生物が生育で
き、上記多糖類を生産する炭素源、窒素源、無機塩類及
び微量栄養源を適量含有するものであれば特に制限され
ない。炭素源としては、グルコース、ラクトース、マル
トース、キシロース、マンニット、サッカロース、ラム
ノース、アラビノース、トレハロース、ラフィノースな
どが使用される。窒素源としては、硝酸塩、アンモニウ
ム塩、尿素などの合成化合物、ポリペプトン、コーンス
ティープリカー、酵母エキス、肉エキス、脱脂大豆抽出
物、ペプチド、アミノ酸などの天然有機物が使用され
る。無機塩類としては、リン酸塩、カリウム塩、硫酸
塩、マグネシウム塩などが使用される。微量栄養源とし
ては、酵母エキス、各種ビタミン類などが使用される。
またさらに、培地には、必要に応じ、鉄塩、カルシウム
塩、マンガン塩などを添加することができる。
らに詳細に説明する。本発明で用いる多糖類を産生する
微生物を培養するための培地としては、アゾトバクター
(Azotobacter)属に属する微生物が生育で
き、上記多糖類を生産する炭素源、窒素源、無機塩類及
び微量栄養源を適量含有するものであれば特に制限され
ない。炭素源としては、グルコース、ラクトース、マル
トース、キシロース、マンニット、サッカロース、ラム
ノース、アラビノース、トレハロース、ラフィノースな
どが使用される。窒素源としては、硝酸塩、アンモニウ
ム塩、尿素などの合成化合物、ポリペプトン、コーンス
ティープリカー、酵母エキス、肉エキス、脱脂大豆抽出
物、ペプチド、アミノ酸などの天然有機物が使用され
る。無機塩類としては、リン酸塩、カリウム塩、硫酸
塩、マグネシウム塩などが使用される。微量栄養源とし
ては、酵母エキス、各種ビタミン類などが使用される。
またさらに、培地には、必要に応じ、鉄塩、カルシウム
塩、マンガン塩などを添加することができる。
【0011】培地の状態は、固体でも液体でも構わな
い。液体培地を使用する場合には、静置培養でもよい
が、振盪培養、通気撹拌培養の方がより高収量に多糖類
を得ることができる。培養時のpHは、微生物が生育で
きて、本発明で用いる多糖類を生産し得るpH、であれ
ば特に制限されないが、通常は4〜8のpHが適切であ
る。培養温度についても特に制限されないが、通常は2
0〜35℃が適切である。培養時間は、本発明で用いる
多糖類の生産量が最大に達する期間が選ばれるが、通常
は1〜7日が適切である。
い。液体培地を使用する場合には、静置培養でもよい
が、振盪培養、通気撹拌培養の方がより高収量に多糖類
を得ることができる。培養時のpHは、微生物が生育で
きて、本発明で用いる多糖類を生産し得るpH、であれ
ば特に制限されないが、通常は4〜8のpHが適切であ
る。培養温度についても特に制限されないが、通常は2
0〜35℃が適切である。培養時間は、本発明で用いる
多糖類の生産量が最大に達する期間が選ばれるが、通常
は1〜7日が適切である。
【0012】上記の培養方法で得られた培養物から、多
糖類を採取する方法としては、従来公知の方法を採用す
ることができる。たとえば、まず、遠心分離やろ過など
により、培養物から菌体を除去した後、得られた培養液
にメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセト
ンなどの有機溶媒を加えて沈殿を生じさせる。次いで、
沈殿物を水に溶解させた後、水に対して透析を行ない、
通風乾燥、熱風乾燥、噴霧乾燥、ドラム乾燥、減圧乾
燥、凍結乾燥などの方法により、透析内液を乾燥して多
糖類を回収する。上記の採取方法の他に、多糖類以外の
成分を、限外ろ過により培養液から除去し、得られた濃
縮液を上述の乾燥工程に供する方法を採用してもよい。
さらに、必要に応じ、通常の多糖類の精製法に従って精
製することにより、高純度精製品を得ることもできる。
精製法としては、イオン交換、ゲルろ過、アフィニティ
ーなどの各種のカラムクロマトグラフィー、4級アンモ
ニウム塩による沈殿や塩析、有機溶媒による沈殿などが
採用される。
糖類を採取する方法としては、従来公知の方法を採用す
ることができる。たとえば、まず、遠心分離やろ過など
により、培養物から菌体を除去した後、得られた培養液
にメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセト
ンなどの有機溶媒を加えて沈殿を生じさせる。次いで、
沈殿物を水に溶解させた後、水に対して透析を行ない、
通風乾燥、熱風乾燥、噴霧乾燥、ドラム乾燥、減圧乾
燥、凍結乾燥などの方法により、透析内液を乾燥して多
糖類を回収する。上記の採取方法の他に、多糖類以外の
成分を、限外ろ過により培養液から除去し、得られた濃
縮液を上述の乾燥工程に供する方法を採用してもよい。
さらに、必要に応じ、通常の多糖類の精製法に従って精
製することにより、高純度精製品を得ることもできる。
精製法としては、イオン交換、ゲルろ過、アフィニティ
ーなどの各種のカラムクロマトグラフィー、4級アンモ
ニウム塩による沈殿や塩析、有機溶媒による沈殿などが
採用される。
【0013】本発明で用いる多糖類の重合度は、製造時
の培地組成、採取法などの条件を調節することによって
変化させることができる。また、TFA、ギ酸、塩酸な
どを使用しかつ条件を調節することにより、採取品や精
製品を加水分解することもできる。さらに、具体的な方
法として、加圧下での加温や、超音波処理などを行って
重合度を変化させても、好適な結果が得られる。したが
って、上記多糖類の分子量は、約1×103 〜10×1
06 の範囲で自由に設定することが可能である。
の培地組成、採取法などの条件を調節することによって
変化させることができる。また、TFA、ギ酸、塩酸な
どを使用しかつ条件を調節することにより、採取品や精
製品を加水分解することもできる。さらに、具体的な方
法として、加圧下での加温や、超音波処理などを行って
重合度を変化させても、好適な結果が得られる。したが
って、上記多糖類の分子量は、約1×103 〜10×1
06 の範囲で自由に設定することが可能である。
【0014】このようにして得られる、本発明で用いる
多糖類は、高い抗HIV活性を有しており、しかも、血
液抗凝固性をもたない。なお、たとえば、デキストラン
硫酸、レンチナン硫酸、カードラン硫酸などのように、
本発明で用いる多糖類も硫酸エステル化を行なうことは
可能であるが、この場合、抗HIV活性を有してはいて
も、血液抗凝固性が生じてしまうので、好ましくない。
また、ラットにおける経口急性毒性については、5g/
kg投与しても死亡例がなく、体重増加も対照群と同じ
であり、しかも、外観や剖検上も全く異常が認められな
かったので、安全性が高いといえる。
多糖類は、高い抗HIV活性を有しており、しかも、血
液抗凝固性をもたない。なお、たとえば、デキストラン
硫酸、レンチナン硫酸、カードラン硫酸などのように、
本発明で用いる多糖類も硫酸エステル化を行なうことは
可能であるが、この場合、抗HIV活性を有してはいて
も、血液抗凝固性が生じてしまうので、好ましくない。
また、ラットにおける経口急性毒性については、5g/
kg投与しても死亡例がなく、体重増加も対照群と同じ
であり、しかも、外観や剖検上も全く異常が認められな
かったので、安全性が高いといえる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0016】多糖類の製造例1 500ml容の坂口フラスコに表1に示す組成の培地を
100ml入れ、121℃で20分間湿熱滅菌後、表1
に示す組成の培地で試験管にて3日間液体振盪培養して
いたアゾトバクター・ベイジェリンキィー(Azoto
bacterbeijerinckii)TNM1株
(FERM BP−4194)を、一白金耳分植菌し、
振盪数毎分110ストローク、28℃で1日間レシプロ
振盪培養を行った。
100ml入れ、121℃で20分間湿熱滅菌後、表1
に示す組成の培地で試験管にて3日間液体振盪培養して
いたアゾトバクター・ベイジェリンキィー(Azoto
bacterbeijerinckii)TNM1株
(FERM BP−4194)を、一白金耳分植菌し、
振盪数毎分110ストローク、28℃で1日間レシプロ
振盪培養を行った。
【0017】
【表1】 培地組成(重量%) スクロース 3 % 硝酸ナトリウム 0.3 % リン酸一水素カリウム 0.15 % 硫酸マグネシウム・七水和物 0.05 % 硫酸鉄・七水和物 0.001 % 塩化カルシウム・二水和物 0.1 % pH 6.5
【0018】上記表1と同様の組成培地6リットルを入
れて前記と同様の滅菌を行った10リットル容のジャー
ファーメンターに、上記で得られた培養液300mlを
接種し、温度28℃、通気量6リットル/minの条件
下で、5M水酸化ナトリウムを用いて系中のpHを7に
保ちながら、70時間通気撹拌培養を行った。なお、回
転数は、培養24時間目までは400rpm、それ以降
70時間までは700rpmとした。
れて前記と同様の滅菌を行った10リットル容のジャー
ファーメンターに、上記で得られた培養液300mlを
接種し、温度28℃、通気量6リットル/minの条件
下で、5M水酸化ナトリウムを用いて系中のpHを7に
保ちながら、70時間通気撹拌培養を行った。なお、回
転数は、培養24時間目までは400rpm、それ以降
70時間までは700rpmとした。
【0019】得られた培養物を水で10倍に希釈し、9
0℃まで加温した後、遠心分離により菌体を除去した。
得られた培養上清分について、残留培地成分などの多糖
類以外の成分が除去されるまで、クロスフロー方式の限
外ろ過を繰り返した。限外ろ過には、東ソー社製、限外
ろ過システム「UF−LMSII」(分画分子量:3×1
06 )を使用した。限外ろ過膜を透過しなかった濃縮液
を凍結乾燥し、培地1リットル当たり、約12g(原料
スクロースに対し約4割の収率)の単一な多糖類を得
た。なお、多糖類の単一性の確認は、GPCモードの高
速液体クロマトグラフィーを使用して行った。
0℃まで加温した後、遠心分離により菌体を除去した。
得られた培養上清分について、残留培地成分などの多糖
類以外の成分が除去されるまで、クロスフロー方式の限
外ろ過を繰り返した。限外ろ過には、東ソー社製、限外
ろ過システム「UF−LMSII」(分画分子量:3×1
06 )を使用した。限外ろ過膜を透過しなかった濃縮液
を凍結乾燥し、培地1リットル当たり、約12g(原料
スクロースに対し約4割の収率)の単一な多糖類を得
た。なお、多糖類の単一性の確認は、GPCモードの高
速液体クロマトグラフィーを使用して行った。
【0020】旭化成社製「Asahipak GFA−
7MF」をカラムを用い、0.1M硝酸ナトリウム水溶
液を移動相とした高速液体クロマトグラフィーを使用し
て、上記多糖類の分子量を測定した結果、多糖類のクロ
マトグラフのピークトップの保持時間は、分子量既知の
プルランを標準サンプルとして作成した分子量−保持時
間標準曲線において、分子量約2×106 に相当する値
を示した。
7MF」をカラムを用い、0.1M硝酸ナトリウム水溶
液を移動相とした高速液体クロマトグラフィーを使用し
て、上記多糖類の分子量を測定した結果、多糖類のクロ
マトグラフのピークトップの保持時間は、分子量既知の
プルランを標準サンプルとして作成した分子量−保持時
間標準曲線において、分子量約2×106 に相当する値
を示した。
【0021】また、上記の多糖類について、各構成糖ま
で加水分解を行い、アルジトールアセテートに誘導した
後、ガスクロマトグラフィー分析を行った。予め作成し
た検量線と各構成糖のピーク面積から求めた構成糖のモ
ル比、ならびに、m−フェニルフェノール法により求め
たガラクツロン酸含有量から、各構成糖のモル比は、D
−ガラクツロン酸:L−ラムノース:D−グルコ−ス=
0.9:1:1であった。
で加水分解を行い、アルジトールアセテートに誘導した
後、ガスクロマトグラフィー分析を行った。予め作成し
た検量線と各構成糖のピーク面積から求めた構成糖のモ
ル比、ならびに、m−フェニルフェノール法により求め
たガラクツロン酸含有量から、各構成糖のモル比は、D
−ガラクツロン酸:L−ラムノース:D−グルコ−ス=
0.9:1:1であった。
【0022】またさらに、多糖類の水酸基の修飾につい
て分析するため、0.01M水酸化カリウムおよび0.
13M塩化カリウムの水溶液中、室温で5時間の条件下
で、上記で得られた多糖類を脱アシル化処理した。処理
試料について、高速液体クロマトグラフィー分析を行っ
た結果、酢酸カリウム水溶液を分析した場合のピークと
同じ保持時間を有するピークが検出された。予め作成し
た検量線とそのピーク高さとから、多糖類のO−アセチ
ル基含有量を求めた結果、多糖類全体に対して約10重
量%であった。なお、脱アシル化処理した多糖類の赤外
吸収スペクトルを測定した結果では、1730cm-1付
近のピークが消失していた。
て分析するため、0.01M水酸化カリウムおよび0.
13M塩化カリウムの水溶液中、室温で5時間の条件下
で、上記で得られた多糖類を脱アシル化処理した。処理
試料について、高速液体クロマトグラフィー分析を行っ
た結果、酢酸カリウム水溶液を分析した場合のピークと
同じ保持時間を有するピークが検出された。予め作成し
た検量線とそのピーク高さとから、多糖類のO−アセチ
ル基含有量を求めた結果、多糖類全体に対して約10重
量%であった。なお、脱アシル化処理した多糖類の赤外
吸収スペクトルを測定した結果では、1730cm-1付
近のピークが消失していた。
【0023】多糖類の製造例2 製造例1で得られた多糖類を、0.01M水酸化カリウ
ムおよび0.13M塩化カリウムの水溶液中、室温で5
時間の条件下で、脱アセチル化処理した後、中和し、限
外ろ過による脱塩を行い、凍結乾燥して脱アセチル化し
た多糖類を得た。
ムおよび0.13M塩化カリウムの水溶液中、室温で5
時間の条件下で、脱アセチル化処理した後、中和し、限
外ろ過による脱塩を行い、凍結乾燥して脱アセチル化し
た多糖類を得た。
【0024】多糖類の製造例3 製造例1と同様な操作を行なって得られた通気撹拌培養
後の培養物を、10%硫酸を用いてまずpH4.5に調
整し、121℃で60分間の湿熱滅菌した後、遠心分離
により菌体を除去した。以下、製造例1と同様な処理を
行って、培地1リットル当たり、約11gの単一な多糖
類を得た。ただし、限外ろ過には、東ソー社製、限外ろ
過システム「UF−LMSII」(分画分子量:1×10
5 )を使用した。得られた多糖類について、製造例1と
同様にして構成糖のモル比を求めた結果、D−ガラクツ
ロン酸:L−ラムノース:D−グルコース=1:1:1
であった。また、分子量は5×105 であった。
後の培養物を、10%硫酸を用いてまずpH4.5に調
整し、121℃で60分間の湿熱滅菌した後、遠心分離
により菌体を除去した。以下、製造例1と同様な処理を
行って、培地1リットル当たり、約11gの単一な多糖
類を得た。ただし、限外ろ過には、東ソー社製、限外ろ
過システム「UF−LMSII」(分画分子量:1×10
5 )を使用した。得られた多糖類について、製造例1と
同様にして構成糖のモル比を求めた結果、D−ガラクツ
ロン酸:L−ラムノース:D−グルコース=1:1:1
であった。また、分子量は5×105 であった。
【0025】多糖類の製造例4 製造例3で得られた多糖類を製造例2と同様に処理して
脱アセチル化した多糖類を得た。
脱アセチル化した多糖類を得た。
【0026】実施例1 (抗HIV活性の測定) 多糖類の抗HIV活性を、MT−4細胞のHIV感染に
よる細胞障害性の抑制を指標としたマイクロプレート法
によって調べた。製造例1〜4で得た多糖類を、それぞ
れ濃度が2000μg/mlとなるように10%FCS
含有RPMI1640培地に溶解し、一試料当たり一枚
の丸底96ウェルマイクロプレートを使用して、マイク
ロプレートの左端8ウェルに200μlずつ加えた。残
ウェルには10%FCS含有RPMI1640培地を1
00μlずつ入れておいた。8連ピペットを用いて左端
のウェルから100μlを取り、右隣のウェルに移して
よくかきまぜた。この操作を繰り返して、試料の2倍段
階希釈液(100μl/ウェル12段階)を調製した。
対数増殖期のMT−4細胞,600万個を、極少量の1
0%FCS含有RPMI1640培地に懸濁し、そこに
HIV(HTLV−III )を100TCID50/mlと
なるように加え、37℃で1時間吸着させた。吸着後、
10mlの10%FCS含有RPMI1640培地を加
えて均一に懸濁させ、所定の濃度に調製された試料液が
入っている各ウェルに対し、100μl/ウェルずつ添
加し、5%CO2 の存在下、37℃で培養した。感染6
日目に、MT−4細胞の生細胞数を調べ、試料無添加に
おける非感染MT−4細胞の生細胞数、に対する比率を
計算して、生細胞率(%)を求めたところ、いずれの製
造例で得た多糖類を用いた場合においても、試料濃度が
3.40625μg/ml以上であると、生細胞率は1
00%を示した。また、試料無添加の場合の非感染MT
−4細胞の生細胞と試料添加の場合の非感染MT−4細
胞の生細胞との間には、試料濃度に関係なく差は殆ど認
められなかった。
よる細胞障害性の抑制を指標としたマイクロプレート法
によって調べた。製造例1〜4で得た多糖類を、それぞ
れ濃度が2000μg/mlとなるように10%FCS
含有RPMI1640培地に溶解し、一試料当たり一枚
の丸底96ウェルマイクロプレートを使用して、マイク
ロプレートの左端8ウェルに200μlずつ加えた。残
ウェルには10%FCS含有RPMI1640培地を1
00μlずつ入れておいた。8連ピペットを用いて左端
のウェルから100μlを取り、右隣のウェルに移して
よくかきまぜた。この操作を繰り返して、試料の2倍段
階希釈液(100μl/ウェル12段階)を調製した。
対数増殖期のMT−4細胞,600万個を、極少量の1
0%FCS含有RPMI1640培地に懸濁し、そこに
HIV(HTLV−III )を100TCID50/mlと
なるように加え、37℃で1時間吸着させた。吸着後、
10mlの10%FCS含有RPMI1640培地を加
えて均一に懸濁させ、所定の濃度に調製された試料液が
入っている各ウェルに対し、100μl/ウェルずつ添
加し、5%CO2 の存在下、37℃で培養した。感染6
日目に、MT−4細胞の生細胞数を調べ、試料無添加に
おける非感染MT−4細胞の生細胞数、に対する比率を
計算して、生細胞率(%)を求めたところ、いずれの製
造例で得た多糖類を用いた場合においても、試料濃度が
3.40625μg/ml以上であると、生細胞率は1
00%を示した。また、試料無添加の場合の非感染MT
−4細胞の生細胞と試料添加の場合の非感染MT−4細
胞の生細胞との間には、試料濃度に関係なく差は殆ど認
められなかった。
【0027】実施例2 (血液抗凝固性の有無) 多糖類の血液抗凝固性を、活性化部分トロンボプラスチ
ン時間(APTT)を測定することにより調べた。3.
8%クエン酸ナトリウム液0.5mlに、正常人より採
血した血液4.5mlを加えた。この液を、3,300
rpmにて10分間遠心を行って、血漿を採取した。採
取した血漿0.1mlに、セライト浮遊液(セライト
0.7gを生理食塩水100mlに浮遊させたもの)
0.1mlを加え、1分間振り混ぜた。これにケファリ
ン浮遊液0.1mlを加え、37℃で6分間静置した
後、0.025M塩化カルシウム液0.1mlを吹き込
み、凝固するまでの時間を測定したところ、約45秒で
あった。次に製造例1〜4で得た多糖類0.5mgを含
む3.8%クエン酸ナトリウム液0.5mlを用いて、
上記と同じ操作を行なったところ、いずれの多糖類を用
いた場合であっても凝固時間は40〜50秒であった
が、デキストラン硫酸ナトリウム(S含量:約17%、
分子量:約30,000)を用いて上記と同じ処理を行
なったところ、その凝固時間は約200秒であった。以
上の結果から明らかな通り、デキストラン硫酸ナトリウ
ムでは血液抗凝固性が認められたが、本発明で用いる多
糖類については、血液抗凝固性は認められなかった。
ン時間(APTT)を測定することにより調べた。3.
8%クエン酸ナトリウム液0.5mlに、正常人より採
血した血液4.5mlを加えた。この液を、3,300
rpmにて10分間遠心を行って、血漿を採取した。採
取した血漿0.1mlに、セライト浮遊液(セライト
0.7gを生理食塩水100mlに浮遊させたもの)
0.1mlを加え、1分間振り混ぜた。これにケファリ
ン浮遊液0.1mlを加え、37℃で6分間静置した
後、0.025M塩化カルシウム液0.1mlを吹き込
み、凝固するまでの時間を測定したところ、約45秒で
あった。次に製造例1〜4で得た多糖類0.5mgを含
む3.8%クエン酸ナトリウム液0.5mlを用いて、
上記と同じ操作を行なったところ、いずれの多糖類を用
いた場合であっても凝固時間は40〜50秒であった
が、デキストラン硫酸ナトリウム(S含量:約17%、
分子量:約30,000)を用いて上記と同じ処理を行
なったところ、その凝固時間は約200秒であった。以
上の結果から明らかな通り、デキストラン硫酸ナトリウ
ムでは血液抗凝固性が認められたが、本発明で用いる多
糖類については、血液抗凝固性は認められなかった。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、微生物生
産多糖類を有効成分とする、高い抗HIV活性を有し、
しかも、血液抗凝固性を示さない抗HIV剤を提供する
ことができる。
産多糖類を有効成分とする、高い抗HIV活性を有し、
しかも、血液抗凝固性を示さない抗HIV剤を提供する
ことができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 構成糖が、D−ガラクツロン酸、L−ラ
ムノースおよびD−グルコースの3種からなり、その構
成モル比が、D−ガラクツロン酸:L−ラムノース:D
−グルコース=0.6〜1.0:0.8〜1.2:0.
8〜1.2である多糖類を有効成分とすることを特徴と
する抗人免疫不全症ウイルス剤。 - 【請求項2】 多糖類の各構成糖の結合様式が実質的に
1、3結合(または1→3)であることを特徴とする請
求項1に記載の抗人免疫不全症ウイルス剤。 - 【請求項3】 ゲルろ過クロマトグラフィーを用いて測
定した多糖類の分子量が、約1×103 〜10×106
である請求項2記載の抗人免疫不全症ウイルス剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18627195A JPH0912460A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 抗人免疫不全症ウイルス剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18627195A JPH0912460A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 抗人免疫不全症ウイルス剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912460A true JPH0912460A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16185379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18627195A Pending JPH0912460A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 抗人免疫不全症ウイルス剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0912460A (ja) |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP18627195A patent/JPH0912460A/ja active Pending
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