JPH09124158A - プラットホーム - Google Patents

プラットホーム

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Publication number
JPH09124158A
JPH09124158A JP28084495A JP28084495A JPH09124158A JP H09124158 A JPH09124158 A JP H09124158A JP 28084495 A JP28084495 A JP 28084495A JP 28084495 A JP28084495 A JP 28084495A JP H09124158 A JPH09124158 A JP H09124158A
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JP
Japan
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carrier
container
platform
forklift
hydraulic jack
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Application number
JP28084495A
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English (en)
Inventor
Makoto Hanai
誠 花井
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Original Assignee
Individual
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  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送台と運搬車の荷台との間で、荷を効率よく
搬送できるようにする。 【解決手段】プラットホーム13は平板状に形成された
搬送台14を備え、搬送台14の上にはフォークリフト
15が設けられる。又、搬送台14の側部四隅には、そ
れぞれ鉛直方向へ伸縮可能な第2の油圧ジャッキ16が
設けられる。第2の油圧ジャッキ16の下端部にはキャ
スタ16aが設けられ、キャスタ16aには車輪23が
回転可能に支持される。そして、搬送台14にはコンテ
ナ積載車におけるコンテナの後端が当接される。この
時、搬送台14とコンテナの後端との間に隙間ができた
場合には、その隙間がなくなるようにプラットホーム1
3を手で押して移動させ、搬送台14とコンテナとを位
置合わせする。この状態では、フォークリフト15が搬
送台14とコンテナとの間をがたつくことなく走行する
ことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラットホームに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばコンテナ積載車に対し
て荷の積み降ろしを行う場合には、特開平6−2632
55号公報に示すプラットホームが使用されている。こ
のプラットホームは平板状の搬送台を備え、搬送台はト
ラックのシャーシ上に取り外し可能に載置されている。
搬送台には下方へ向かって突出する油圧ジャッキが設け
られ、この油圧ジャッキは鉛直方向へ伸縮するようにな
っている。又、搬送台の上面後部には、スライドフロア
がスライド移動可能に設けられている。このスライドフ
ロアは搬送台の後端から突出するようにスライド移動さ
れることにより、搬送台の後端と地面との間に架け渡さ
れるようになっている。
【0003】上記プラットホームの使用時には、油圧ジ
ャッキを伸長させることにより、搬送台がトラックのシ
ャーシから上方へ向かって離間される。この状態で、ト
ラックを前進させることにより、搬送台とトラックとが
分離される。そして、搬送台の上面がコンテナ積載車に
おけるコンテナの内部上面と同じ高さに位置するように
油圧ジャッキを伸縮させた後、コンテナ積載車を後進さ
せてコンテナの後端と搬送台の前端とを当接させる。更
に、スライドフロアを搬送台の後端と地面との間に架け
渡し、フォークリフト等が搬送台及びスライドフロアを
介してコンテナ内と地上との間を行き来できるようにす
る。コンテナに対する荷の積み降ろしは、荷が載せられ
たフォークリフト等を地上とコンテナ内との間で走行さ
せることによって行われる。
【0004】従って、上記プラットホームでは、高さ位
置が異なるコンテナ内と地上とを搬送台及びスライドフ
ロアによって繋げたため、そのコンテナ内と地上との間
で荷を容易に搬送することができる。又、フォークリフ
トをコンテナ内へ走行させることができるため、コンテ
ナに対する荷の積み降ろし作業の作業効率を向上させる
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンテナ積
載車の全長が長い場合には、コンテナ積載車を搬送台へ
向かって真っ直ぐ後進させることが困難であるため、コ
ンテナが搬送台の前後方向に対して水平方向へ傾いた状
態で搬送台に当接することがあった。この場合、コンテ
ナの後端と搬送台の前端との間に隙間ができ、その隙間
をフォークリフトが通過する時にがたつくため、フォー
クリフトをゆっくりと走行させて荷が落ちないようにし
なければならない。従って、コンテナに対する荷の積み
降ろしに時間がかり、その積み降ろし作業の作業効率が
低下するという問題があった。
【0006】又、コンテナが搬送台の前後方向に対して
水平方向へ傾いた状態で当接した場合、コンテナ積載車
を再び前進させて搬送台に対する当接動作をやり直すこ
とが考えられる。しかし、この場合、コンテナの後端と
搬送台の前端とをぴったりと当接させるために、コンテ
ナ積載車の運転者が何度もハンドルを切り返してコンテ
ナ積載車の後進方向を微調整しなければならず、コンテ
ナと搬送台との当接作業に手間と時間がかかるという問
題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、搬送台と運搬車の荷
台との間で、荷を効率よく搬送できるようにすることに
ある。
【0008】又、第2の目的は、搬送台を容易に移動さ
せることにある。更に、第3の目的は、運搬車の荷台と
搬送台との位置合わせを容易にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、運搬車の荷台における荷
の積み降ろし方向端部に当接する搬送台を設け、前記搬
送台を移動させることによって運搬車の荷台における端
部に対し前記搬送台を位置合わせする移動手段を設け
た。
【0010】請求項2記載の発明では、前記移動手段は
搬送台を支持する転動体とした。請求項3記載の発明で
は、前記転動体を方向に関係なく自由に転動するものと
した。
【0011】即ち、請求項1記載の発明では、運搬車は
その荷台がプラットホームの搬送台に当接した状態で停
止される。その後、搬送台が移動手段によって移動さ
れ、その移動により搬送台と荷台との隙間が埋まるよう
に前記搬送台が位置合わせされる。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、搬送台はその搬送台を支持する転動
体が転動することによって移動される。請求項3記載の
発明では、請求項2記載の発明の作用に加え、前記転動
体が方向に関係なく自由に転動することにより、搬送台
が水平方向へ自由に移動される。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図1〜図8に従って説明する。
【0014】図1に示すように、トラック11のシャー
シ12上にはプラットホーム13が設けられている。プ
ラットホーム13は長方形板状に形成された搬送台14
を備え、搬送台14はトラック11のシャーシ12上に
取り外し可能に載置されている。又、搬送台14の上面
にはフォークリフト15が設けられている。
【0015】図2に示すように、搬送台14の四隅には
それぞれ第1の油圧ジャッキ16が設けられ、搬送台1
4の四隅において各第1の油圧ジャッキ16の隣にはそ
れぞれ第2の油圧ジャッキ17が設けられている。第1
及び第2の油圧ジャッキ16,17は鉛直方向へ伸縮可
能となっており、図1に示すように第1及び第2の油圧
ジャッキ16,17の上端部は搬送台14の側部に固着
されている。又、第1の油圧ジャッキ16の下端部には
キャスタ16aが設けられ、第2の油圧ジャッキ17の
下端部には接地板17aが設けられている。
【0016】図3(a),(b)に示すように、キャス
タ16aは、第1の油圧ジャッキ16の下端部に固着さ
れる固着部18を備え、固着部18には下方へ向かって
突出する中心軸19が設けられている。固着部18の下
側には筒状に形成された回転体20が鉛直方向へ延びる
ように設けられ、前記中心軸19は回転体20の中心部
を回転体20の軸線方向へ貫通している。この回転体2
0は中心軸19を中心に回転可能となっている。回転体
20の外周面には、外側方へ向かって突出する支持片2
1が設けられている。支持片21には水平方向へ延びる
回転軸22が設けられ、回転軸22は支持片21を貫通
して回転可能に支持されている。そして、回転軸22の
両端にはそれぞれ車輪23の中心部が固着されている。
この車輪23は移動手段及び転動体として設けられてい
る。従って、車輪23は、回転軸22の軸線を中心に鉛
直方向へ回転可能で、且つ中心軸19を中心に水平方向
へ回転可能となっている。
【0017】次に、上記のように構成されたプラットホ
ーム13の作用を説明する。図1に示すトラック11を
所定の位置で停止させた後、第2の油圧ジャッキ17を
伸長させる。すると、第2の油圧ジャッキ17の下端部
に設けられた接地板17aが地面に接触し、搬送台14
がトラック11のシャーシ12から上方へ向かって離間
する。その後、トラック11を前進させることにより、
トラック11がプラットホーム13から分離され、図4
に示すように搬送台14が第2の油圧ジャッキ17によ
って支持された状態になる。トラック11がプラットホ
ーム13から分離された後、搬送台14の上面が運搬車
としてのコンテナ積載車24(図4には図示せず)に設
けられた荷台としてのコンテナ25の内部上面と同じ高
さに位置するように、第2の油圧ジャッキ17が適宜伸
縮される。
【0018】前記コンテナ積載車24は搬送台14の前
端へ向かって後進され、図5に示すようにコンテナ25
の後端が搬送台14の前端に当接した状態で停止され
る。この時、コンテナ25が搬送台14の前後方向に対
して水平方向へ傾いた状態で前記搬送台14に当接する
と、図6に示すようにコンテナ25の後端と搬送台14
の前端との間に隙間26ができる。
【0019】搬送台14とコンテナ25との隙間26を
なくすには、第1の油圧ジャッキ16を伸長させる。す
ると、図7に示すように、第1の油圧ジャッキ16の下
端に設けられたキャスタ16aの車輪23が地面に接触
され、その車輪23が地面に接触した時に第1の油圧ジ
ャッキ16の伸長が停止される。その後、第2の油圧ジ
ャッキ17を収縮させて接地板17aを地面から離間さ
せると、図8に示すように搬送台14が第2の油圧ジャ
ッキ16によって支持された状態になる。
【0020】この状態で、図6の実線で示す搬送台14
を二点鎖線で示す位置まで作業者が手で押す。すると、
搬送台14を支持する各キャスタ16aの車輪23が、
適宜回転軸22の軸線を中心に鉛直方向へ回転したり、
中心軸19を中心に水平方向へ回転したりする。この車
輪23の回転によって搬送台14が図6の実線で示す位
置から二点鎖線で示す位置へ移動され、その搬送台14
の移動によりプラットホーム13とコンテナ25とが位
置合わせされる。
【0021】この状態で、第2の油圧ジャッキ17を伸
長させて接地板17aを地面に接触させた後、第1の油
圧ジャッキ16を収縮させてキャスタ16aの車輪23
を地面から離間させる。すると、図4に示すように、搬
送台14が再び第2の油圧ジャッキ17によって支持さ
れ、その搬送台14は接地板17aと地面との間の摩擦
力によって水平方向へずれないようにされる。
【0022】コンテナ25へ荷を積むには、地上に位置
する図示しないフォークリフトによって地上の荷を搬送
台14に載せる。そして、搬送台14に載せられた荷を
搬送台14上に位置するフォークリフト15に載せ、そ
のフォークリフト15を走行させることによってコンテ
ナ25の内部へ搬送してその荷をコンテナ25へ積み込
む。又、コンテナ25から荷を降ろすには、コンテナ2
5内の荷をフォークリフト15に載せ、そのフォークリ
フト15を走行させることによって搬送台14上へ搬送
する。そして、搬送台14上の荷は地上に位置するフォ
ークリフトによって地上へ降ろされる。
【0023】荷を載せたフォークリフト15がコンテナ
25と搬送台14との間を通過する時、そのコンテナ2
5と搬送台14とはぴったりと当接しているため、荷は
がたつくことなくフォークリフト15によってコンテナ
25内と搬送台14上との間で搬送される。
【0024】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(f)に示す効果がある。 (a)コンテナ25と搬送台14との間に隙間26がで
きた場合でも、搬送台14を移動させて隙間26をなく
すことができる。そのため、荷を載せたフォークリフト
15がコンテナ25と搬送台14との間を通過する時、
フォークリフト15の荷ががたつくのを防止することが
できる。従って、荷のがたつき防止のためにフォークリ
フトをゆっくりと走行させていた従来と異なり、フォー
クリフト15をコンテナ25内と搬送台14上との間で
素早く走行させることができるため、コンテナ25に対
する荷の積み降ろし作業を効率よく行うことができる。
【0025】(b)搬送台14はその搬送台14を支持
するキャスタ16aの車輪23が回転することよって移
動されるため、その搬送台14の移動を容易に行うこと
ができる。
【0026】(c)キャスタ16aの車輪23は回転軸
22の軸線を中心に鉛直方向へ回転可能に支持されると
ともに、中心軸19を中心に水平方向へ回転可能に支持
される。従って、車輪23が方向に関係なく自由に回転
されるため、搬送台14を水平方向へ自由に移動させる
ことができ、搬送台14を移動させてプラットホーム1
3とコンテナ25とを位置合わせすることが容易にな
る。
【0027】(d)キャスタ16aは鉛直方向へ伸縮す
る第1の油圧シャッキ16を介して搬送台14を支持す
るため、第2の油圧ジャッキ17によって搬送台14の
高さ位置が変更されても、その搬送台14をキャスタ1
6aによって確実に支持することができる。
【0028】(e)コンテナ25に対して荷を積み降ろ
しする際には、搬送台14が鉛直方向へ伸縮可能な第2
の油圧ジャッキ17によって支持される。そのため、第
2の油圧ジャッキ17の下端部に設けられた接地板17
aと地面との間の摩擦力により、荷の積み降ろし中に搬
送台14が適正な位置から水平方向へずれるのを確実に
防止することができる。
【0029】(f)搬送台14上にフォークリフト15
を設け、そのフォークリフト15に荷を載せて走行させ
ることにより、搬送台14上とコンテナ25内との間で
荷を搬送するようにした。従って、搬送台14上とコン
テナ25内との間で容易に、且つ効率よく荷を搬送する
ことができる。
【0030】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図9,図10に従って説明する。尚、本実施形態
において第1実施形態と同一部分については、第1実施
形態と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】図9に示す本実施形態のトラック11は、
回転可能に支持された移動手段及び転動体としてのタイ
ヤTを備えている。トラック11は、その全長がコンテ
ナ積載車24の全長よりも小さくなっている。このトラ
ック11のシャーシ12上にはプラットホーム13の搬
送台14が固着され、第2の油圧ジャッキ17はトラッ
ク11のシャーシ12における四隅にそれぞれ設けられ
ている。そして、搬送台14の上にはバケット28を備
えた搬送車両29が設けられている。
【0032】又、搬送台14の上面において、後側縁部
及び左右両縁部には、各縁部に沿って延びる落下防止板
30が上方へ向かって突出するようにそれぞれ設けられ
ている。この各落下防止板30は、搬送台14の上面の
後側縁部及び左右両縁部を中心に回動可能となってお
り、図示しない連結部材によって互いに連結されてい
る。そして、連結部材による各落下防止板30の連結を
解除し、各落下防止板30を下方へ向かって回動させる
と、各落下防止板30が図10に示すように搬送台14
の上面の後側縁部及び左右両縁部から下方へ垂下するよ
うになっている。
【0033】上記のように構成されたプラットホーム1
3では、トラック11が一般の道路を走行する時に搬送
車両29が搬送台14上で滑ると、その搬送車両29は
搬送台14の各縁部に設けられた落下防止板30に引っ
掛かる。又、コンテナ積載車24のコンテナ25に対し
て荷を積み降ろしする際には、前記落下防止板30が搬
送台14の各縁部から垂下した状態にされる。そして、
トラック11をコンテナ25の後端へ向かって後進さ
せ、搬送台14の後端をコンテナ25の後端に対応して
位置させる。
【0034】この時、搬送台14がコンテナ25の前後
方向に対して水平方向へ傾いている場合には、トラック
11を再び前進させてコンテナ25に対する搬送台14
の接近動作をやり直す。そして、コンテナ25に対する
搬送台14の接近動作をやり直すことにより、搬送台1
4の後端をコンテナ25の後端に対応して位置させた時
に搬送台14の後側縁部がコンテナ25の後側縁部と同
方向へ延びるようにする。
【0035】この状態で、第2の油圧ジャッキ17を伸
長させると、図10に示すようにトラック11が地面か
ら上方へ離間して搬送台14が上昇される。搬送台14
の上面がコンテナ25の内部下面と同じ高さに位置する
と、第2の油圧ジャッキ17の伸長が停止される。この
時、搬送台14の後端とコンテナ25の後端とはぴった
りと当接される。そして、地上と搬送台14上との間で
は、前記第1実施形態と同様に地上に位置するフォーク
リフトによって荷が搬送される。又、搬送台14上とコ
ンテナ25内との間では、搬送台14上の搬送車両29
によって荷が搬送される。
【0036】以上詳述した本実施形態では、第1実施形
態の効果に加え、下記(g)〜(i)に示す効果があ
る。 (g)トラック11を移動させることにより、プラット
ホーム13の搬送と、搬送台14のコンテナ25に対す
る位置合わせとの両方を行うことができる。
【0037】(h)搬送台14をトラック11のシャー
シ12に固着し、トラック11ごと搬送台14を昇降さ
せて、搬送台14の上面とコンテナ25の内部下面との
高さ位置を合わせるようにした。従って、プラットホー
ム13をトラック11から分離させなくてもよい分、コ
ンテナ25に対する荷の積み降ろしを容易に行うことが
できる。
【0038】(i)トラック11が一般の道路を走行す
る時に搬送車両29が搬送台14上で滑っても、その搬
送車両29は落下防止板30に引っ掛かるため、搬送台
14から搬送車両29が落下するのを防止することがで
きる。
【0039】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)第1実施形態において、搬送台14の後端部に地
面へ向かって傾斜する渡り板を取り付け、その渡り板を
通ってフォークリフト15が地面と搬送台14との間を
走行できるようにしてもよい。この場合、地上と搬送台
14上との間における荷の搬送が容易になる。
【0040】(2)第1実施形態において、キャスタ1
6aに代えて第1の油圧ジャッキ16の下端部に、ボー
ルを方向に関係なく転動するように支持するボール軸受
けを設け、前記ボールによって搬送台14を支持するよ
うにしてもよい。この場合も第1実施形態と同様の効果
がある。
【0041】(3)第2実施形態において、シャーシ1
2上の搬送台14の上面と、コンテナ25の内部下面と
が始めから同じ高さに位置するならば、第2の油圧ジャ
ッキ17を省略してもよい。この場合、トラック11の
構成を簡略化することができる。
【0042】(4)第2実施形態において、第2の油圧
ジャッキ17の隣に、キャスタ16aを備えた第1実施
形態の第1の油圧ジャッキ16を設けてもよい。この場
合、第1実施形態と同様に搬送台14とコンテナ25と
の位置ずれを容易に直すことができる。
【0043】(5)第1実施形態において、搬送台14
に第2実施形態の落下防止板30を設けてもよい。この
場合、搬送台14からフォークリフト15が落下するの
を防止することができる。
【0044】(6)上記各実施形態では、搬送台14の
上にフォークリフト15や搬送車両29を設けたが、こ
れに代えてベルトコンベアやローラコンベア等を設けて
もよい。
【0045】(7)上記各実施形態において、フォーク
リフト15及び搬送車両29に代えて、搬送台14の上
側に水平方向へ伸縮する伸縮アームを設け、その伸縮ア
ームを伸縮させることによって搬送台14上とコンテナ
25内との間で荷の搬送を行うようにしてもよい。
【0046】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (イ)請求項2記載のプラットホームにおいて、搬送台
は車両(トラック11)に設けられ、転動体は車両に設
けられた車輪(タイヤT)であるプラットホーム。この
場合、プラットホームを離れた場所へ容易に運ぶことが
できるとともに、プラットホームと運搬車の荷台との位
置合わせも行うことができる。
【0047】(ロ)請求項2又は3に記載のプラットホ
ームにおいて、搬送台には下方へ向かって突出するとと
もに鉛直方向へ伸縮可能な第1の伸縮部材(第1の油圧
ジャッキ16)が設けられ、転動体は前記第1の伸縮部
材の下端部に設けられているプラットホーム。この場
合、搬送台の高さ位置が変更された場合でも、その搬送
台を確実に転動体によって支持することができる。
【0048】(ハ)上記(ロ)に記載のプラットホーム
において、搬送台には下方へ向かって突出する鉛直方向
へ伸縮可能な第2の伸縮部材(第2の油圧ジャッキ1
7)が設けられ、第2の伸縮部材の下端部には接地体
(接地板17a)が設けられているプラットホーム。こ
の場合、荷を搬送台から搬送車の荷台へ搬送する時に、
プラットホームが適正な位置からずれるのを防止するこ
とができる。
【0049】(ニ)請求項1〜3及び上記(イ)〜
(ハ)のいずれかに記載のプラットホームにおいて、搬
送台の上側には搬送車の荷台と搬送台との間で荷を搬送
するための搬送手段(フォークリフト15、搬送車両2
9、ローラコンベア、ベルトコンベア、伸縮アーム)が
設けられているプラットホーム。この場合、搬送車の荷
台と搬送台との間で容易に荷を搬送することができる。
【0050】(ホ)上記(ニ)に記載のプラットホーム
において、搬送手段は搬送車の荷台と搬送台との間を走
行して荷を搬送する車両(フォークリフト15、搬送車
両29)であるプラットホーム。この場合、搬送車の荷
台と搬送台との間で効率よく荷を搬送することができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
では、搬送台を移動させることによって運搬車の荷台と
搬送台との間に隙間ができないように両者が位置合わせ
される。従って、荷が搬送台と運搬車の荷台との間で搬
送される時に、その荷ががたつくことが防止されるた
め、荷を搬送台と運搬車の荷台との間で効率よく搬送す
るができる。
【0052】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、転動体を転動させるだけで、搬送台
を容易に移動させることができる。請求項2記載の発明
では、請求項2記載の発明の効果に加え、搬送台を水平
方向へ自由に移動させることができるため、運搬車の荷
台と搬送台との位置合わせが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるトラック及びプラットホ
ームを示す側面図。
【図2】トラック及びプラットホームを示す平面図。
【図3】(a)及び(b)はキャスタを示す側面図及び
正面図。
【図4】プラットホームを示す側面図。
【図5】コンテナ積載車とプラットホームとの連結状態
を示す側面図。
【図6】コンテナ積載車とプラットホームとの連結状態
を示す平面図。
【図7】プラットホームを示す側面図。
【図8】プラットホームを示す側面図。
【図9】第2実施形態におけるトラック及びプラットホ
ームを示す側面図。
【図10】トラック及びプラットホームを示す側面図。
【符号の説明】
13…プラットホーム、14…搬送台、23…移動手段
及び転動体としての車輪、24…運搬車としてのコンテ
ナ積載車、25…荷台としてのコンテナ、T…移動手段
及び転動体としてのタイヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬車(24)の荷台(25)における
    荷の積み降ろし方向端部に当接する搬送台(14)を設
    け、前記搬送台(14)を移動させることによって運搬
    車(24)の荷台(25)における端部に対し前記搬送
    台(14)を位置合わせする移動手段(23,T)を設
    けたプラットホーム。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は搬送台(14)を支持す
    る転動体(23,T)である請求項1記載のプラットホ
    ーム。
  3. 【請求項3】 前記転動体(23)は方向に関係なく自
    由に転動するものである請求項2記載のプラットホー
    ム。
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