JPS646967B2 - - Google Patents

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JPS646967B2
JPS646967B2 JP55138639A JP13863980A JPS646967B2 JP S646967 B2 JPS646967 B2 JP S646967B2 JP 55138639 A JP55138639 A JP 55138639A JP 13863980 A JP13863980 A JP 13863980A JP S646967 B2 JPS646967 B2 JP S646967B2
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JP
Japan
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drive wheel
friction drive
cargo
chassis
roller bed
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Application number
JP55138639A
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English (en)
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JPS5657532A (en
Inventor
Ra Deyuku Donarudo
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FMC Corp
Original Assignee
FMC Corp
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Publication date
Application filed by FMC Corp filed Critical FMC Corp
Publication of JPS5657532A publication Critical patent/JPS5657532A/ja
Publication of JPS646967B2 publication Critical patent/JPS646967B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G67/00Loading or unloading vehicles
    • B65G67/02Loading or unloading land vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P1/00Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading
    • B60P1/52Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading using rollers in the load-transporting element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被駆動ローラベツドを有する車両を含
む可動貨物取扱装置に関し、特に、無動力ローラ
ベツドと駆動係合して貨物を前記無動力ローラベ
ツド上に搬送したり該ベツドから搬出する伸出位
置と、車両が貨物が独立した被駆動ローラベツド
上に搬送したり該ローラベツドから搬出する位置
にあるとき該車両のシヤシ内部に置かれる引込み
位置との間で選択的に移動可能にされた摩擦駆動
輪駆動装置を備えた運送車両に関する。
航空機ローダの動力ローラと空港の貨物ターミ
ナルにある保管ラツク、あるいは可動ドリーの無
動力ローラとの間で貨物を移送する運送車両は当
業者に公知である。
このような装置の1つは、1970年4月14日付の
カーダ等の米国特許第3506144号に開示されてい
る。このカーダ等の装置では、ローダが航空機の
貨物出入口に隣接して置かれ、しかも該ローダ
は、航空機の貨物扉のレベル、及びドリー、ある
いはトレーラの無動力ローラベツドのレベルの間
で上昇および下降する被駆動ローラベツドを有す
る。各ドリーは、ドリーの最先端のローラを摩擦
ローラ駆動装置と摩擦係合させるように移動する
トラクタに連結されている。摩擦ローラ駆動装置
はローダの後方端に回転できるように支持された
上、チエーンを経て可逆流体モータによつて駆動
される。摩擦ローラがドリーの前端のローラと係
合すると、ドリーのすべてのローラが駆動され
て、パレツト上に支持されている貨物をドリー上
に又はドリーから移動する。しかし、カーダ等の
摩擦ローラ駆動装置のローラはローダのフレーム
内に引込むことができず、ローダ上の固定位置に
配置されてローダの後端から常時外方に突出して
いる。更にカーダ等の摩擦ローラ駆動装置は、ロ
ーダに貨物が完全に積込まれ又は積下ろされるま
では、航空機に隣接して固定されているローダに
装架されているので、ドリーの無動力ローラある
いは航空貨物ターミナルのラツクの無動力ローラ
と作動係合するように移動し得ない。
1970年1月3日付のマツカートニー等の米国特
許第3489300号には、コンテナをドリー、あるい
はトレーラと航空機ローダの間で移送する今一つ
の運送車両が開示されている。この装置では、減
摩無動力主ローラベツドと、前方に延出する1対
の舌片とを具えた運送車両が示されている。これ
らの舌片は運送車両の後端近くで1対の被駆動ロ
ーラと協同する他の1対の被駆動ローラを支持す
る。これら4つの被駆動ローラは運送車両のベツ
ドの無動力ローラのレベルよりも上方に移動され
る。運送車両と協働するドリーは、その本体上、
及び運送車両の舌片と相互嵌合する離隔舌片上に
無動力ローラを有する。運送車両の前部が下降す
ると、運送車両およびドリーの相互に協同する舌
片が移送位置に移動する。次に運送車両の前端を
上昇すると、前部駆動ローラが主ローラ面から上
昇して主ローラ面上にあるパレツトに摩擦係合し
てパレツトをドリーに乗せたり、又はドリーから
下ろしたりする。パレツトを航空機の動力ローラ
ベツド上に搬送するときには、運送車両の前端が
ローダのシヤシと当接係合するように移動する。
しかし、この装置に見られる被駆動ローラは後退
不可能であつて、ドリー等の無動力ローラと係合
してこれを駆動するようにはなつてなく、代わり
に、被駆動ローラの2つの前部ローラがパレツト
の底に直接に係合するように被駆動ローラを主ロ
ーラデツキの面よりも上昇しなければならない。
また被駆動ローラは極めて狭く、従つて被駆動ロ
ーラの駆動力は運送車両に積載されているパレツ
ト、すなわち物品の狭い領域にしか及ぼされな
い。
本発明によれば、舵取可能で自己推進型の運送
車両であつて、貨物支持面を具えた駆動式ローラ
ベツドを回転可能に支持するシヤシを有し、貨物
を、前記駆動式ローラベツドと(イ)複数個の無動力
型の第1貨物取扱機構中の任意の第1貨物取扱機
構の相互に駆動的に連結された無動力ローラベツ
ド、及び(ロ)第2貨物取扱機構の貨物を支持する動
力ローラベツド間で、前記運送車両が関連の前記
第1貨物取扱機構、又は前記第2貨物取扱機構に
関して貨物搬送関係を保つたときに選択的に移送
し、さらに前記運送車両、及び前記駆動式ローラ
ベツドのローラを駆動する動力装置を有する運送
車両において、 摩擦駆動輪、 前記動力装置、及び前記摩擦駆動輪に連結され
前記摩擦駆動輪を任意の方向に回転する可逆モー
タ、及び 前記摩擦駆動輪と前記可逆モータを前記運送車
両上に支持し前記摩擦駆動輪が伸出位置と引込み
位置間で移動可能にされた摩擦駆動輪駆動装置で
あつて、前記摩擦駆動輪を前記伸出位置にあつて
は前記第1貨物取扱機構の関連する無動力ローラ
ベツドの無動力ローラと駆動係合するように前記
シヤシの一端の前方に伸出して前記無動力ローラ
を駆動することによつて貨物を前記運送車両の駆
動式ローラベツドと前記第1貨物取扱機構間で搬
送し、前記摩擦駆動輪を前記引込み位置にあつて
は前記シヤシ内にあつて前記貨物支持面よりも下
方に配置することによつて貨物を前記駆動式ロー
ラベツドと前記第2貨物取扱機構の動力ローラベ
ツド間で搬送し得る摩擦駆動輪駆動装置を有し、
更に 前記運送車両は油圧ピストン装置を有し、前記
油圧ピストン装置は前記動力装置に作動的に連結
されて前記摩擦駆動輪を前記伸出位置と前記引込
み位置間で選択的に運動させることを特徴とする
運送車両が与えられる。
更に本発明によれば、舵取可能で自己推進型の
運送車両であつて、駆動式ローラベツドを回転可
能に支持するシヤシを有し、前記運送車両が第1
貨物取扱機構又は第2貨物取扱機構に関して搬送
位置に達すると、貨物を前記駆動式ローラベツド
と(イ)前記第1貨物取扱機構の駆動的に相互に連結
された無動力ローラベツド、又は(ロ)前記第2貨物
取扱機構の貨物支持用の動力ローラベツド間で選
択的に搬送する運送車両において、 前記シヤシ上に回転可能に取付けられる平行四
辺形状のリンク機構、 前記リンク機構に含まれる平行して直立する第
1アームと第2アーム、 前記第1アームに回転し得るように支持される
摩擦駆動輪、 前記第2アームに連結され駆動軸を有し任意の
方向に回転可能な可逆モータ、 前記駆動軸を前記摩擦駆動輪に駆動係合するよ
うに連結する連結装置、及び 前記第1アームに連結される選択的に作動可能
な油圧ピストン装置を有し、 前記油圧ピストン装置は、前記摩擦駆動輪を(イ)
前記シヤシ内に完全に引込めかつ前記駆動式ロー
ラベツドの貨物支持面よりも下方の引込み位置
と、(ロ)前記第1貨物取扱機構が貨物搬送位置にあ
るとき前記シヤシの一端から延出させて前記摩擦
駆動輪が前記第1貨物取扱機構の前記無動力ロー
ラと摩擦係合して前記無動力ローラを駆動できる
ようになる伸出位置との間で移動することを特徴
とする運送車両が与えられる。
更に本発明によれば、シヤシ、及び前記シヤシ
上に配置された駆動式ローラベツドを具えた舵取
可能で自己推進型の運送車両において、 前記シヤシの一端に近接して回転可能に支持さ
れる引込み可能な摩擦駆動輪、 前記摩擦駆動輪が前記シヤシ内の引込み位置と
前記シヤシの一端から外方に延出した伸出位置間
で選択的に移動可能にされた摩擦駆動輪駆動装
置、 動力装置に作動的に連結され前記摩擦駆動輪を
前記引込み位置と前記伸出位置間で選択的に運動
させる油圧ピストン装置、 前記摩擦駆動輪が前記伸出位置にあるときに前
記摩擦駆動輪を回転する可逆モータ、及び 前記摩擦駆動輪がローダの後壁、すなわち動力
を伝達する対象よりも近い位置における固い表面
に接触して必要以上に接触圧を受けると、前記摩
擦駆動輪が前記伸出位置から前記引込み位置の方
向に移動する安全機構を有することを特徴とする
運送車両が与えられる。
更に本発明によれば、舵取可能で自己推進型の
運送車両であつて、駆動式ローラベツドを回転可
能に支持するシヤシを有し、前記運送車両が第1
貨物取扱機構又は第2貨物取扱機構に関して搬送
位置に達すると、貨物を、前記駆動式ローラベツ
ドと(イ)前記第1貨物取扱機構の駆動的に相互に連
結された無動力ローラベツド、又は(ロ)前記第2貨
物取扱機構の貨物支持用の動力ローラベツド間で
選択的に搬送する運送車両において、 摩擦駆動輪、 前記摩擦駆動輪に連結されて前記摩擦駆動輪を
任意の方向に回転する可逆モータ、 前記摩擦駆動輪と前記可逆モータを支持し前記
摩擦駆動が伸出位置と引込み位置間で移動可能に
された摩擦駆動輪駆動装置であつて、前記摩擦駆
動輪を前記伸出位置にあつては前記第1貨物取扱
機構の無動力ローラの一と駆動係合するように前
記シヤシの一端の前方に伸出させ、前記摩擦駆動
輪を前記引込み位置にあつては前記シヤシ内にあ
つて前記駆動式ローラの面よりも下方に位置させ
るようにした摩擦駆動輪駆動装置、 前記摩擦駆動輪を前記伸出位置と前記引込み位
置間で選択的に移動する油圧ピストン装置、及び 前記摩擦駆動輪がローダの後壁、すなわち動力
を伝達する対象よりも近い位置における固い表面
に接触して必要以上に接触圧を受けると、前記摩
擦駆動輪が前記伸出位置から前記引込み位置の方
向に移動する安全機構を有することを特徴とする
運送車両が与えられる。
本発明の引込み可能な摩擦駆動輪駆動装置は、
以後物品、又はパレツトと呼ぶ貨物を、より均一
に支持する全幅駆動ローラベツドを備えた運送車
両に装架されている。運送車両すなわち運送機と
貨物ターミナルの保管ラツクの無動力ローラベツ
ド、あるいはドリーの駆動的に相互連結されてい
るが無動力のローラベツドとの間でパレツトを移
送したいときには、運送車両の前端を無動力ロー
ラに隣接した移送位置に移動し、摩擦駆動輪駆動
装置を運送車両のシヤシの前方に伸出して摩擦駆
動輪駆動装置のすぐ前に位置する無動力ローラと
摩擦駆動係合させ、すべての無動力ローラを選択
的に駆動することによつてパレツトをほぼ水平な
支持面に沿つて運送車両の上に乗せたり運送車両
から運び出したりする。
運送車両が、動力ローラベツドを具えたローダ
等に対する移送位置に到達すると、摩擦駆動輪駆
動装置は運送車両のシヤシの領域内にして好まし
くはローラのパレツト支持面の下方に後退され
る。このとき、運送車両のシヤシとローダのシヤ
シは相対的に接近して当接係合するので、運送車
両の端ローラとこれに隣接するローダの端ローラ
相互間の間隔は最少となる。これによつて重いパ
レツトは一層堅固に支持され、パレツトが損傷さ
れなくなる。
本発明の貨物運送車両は、航空機A(第4図)
と空港の貨物ターミナルCT(第2図)との間で貨
物、すなわちパレツトPのような物品を運送する
のに使用される。
本発明による貨物輸送車両は、(1)動力的に駆動
する必要はないが相互に駆動的に連結された無動
力ローラベツド22を各具えた一台の、又は複数
台の公知の貨物ターミナル保管ラツク21(第1
貨物取扱機構);(2)相互に駆動的に連結された無
動力ローラベツド26を各具えた一台の、又は複
数台の公知のドリー24(同じく第1貨物取扱機
構);(3)公知の貨物ローダ20(第2貨物取扱機
構);及び(4)駆動式ローラベツド30と伸出、引
込み可能の摩擦駆動輪駆動装置32を備えた舵取
可能で自己推進型の運送車両28(以下、「運送
機」と略称することもある)を含む。
貨物ターミナルの保管ラツク21は第2図に、
ドリー24は第3図と第13図に、貨物ローダ2
0は第4図に、運送車両28は第1図にそれぞれ
示されている。
貨物ローダ20(第4図)は当該技術分野で公
知であり、航空機Aの貨物室出入口に隣接した貨
物移送装置まで運行される車両である。貨物ロー
ダ20は貨物移送位置に移動し、又は貨物移送位
置から離れるときには貨物を積載していない。貨
物移送位置にあるときは貨物ローダのシヤシ34
は積下ろしかつ又は積込み作業が完了するまで、
ブレーキ、又は支持ジヤツキ(図示せず)によつ
て一定の水平位置に固定される。貨物ローダ20
は、該ローダから与えられる動力によつて時計方
向に、又は反時計方向に選択的に駆動されるロー
ラ40を具えた動力ローラベツド38が付いたプ
ラツトホーム36を含む。プラツトホーム36
は、パレツトを受承する下降位置と、ローラベツ
ド38が航空機内の貨物支持面を形成している被
駆動ローラベツド42と水平に整合した上昇位置
との間を移動する。図示した貨物ローダ20は航
空機貨物室の床とプラツトホーム36間で回転で
きるように連結されたブリツジ44をも含む。ブ
リツジ44にはボールユニツト(図示せず)等の
回転式パレツト支持装置、及び航空機内外にパレ
ツトを選択的に駆動する無端ベルト等のパレツト
駆動装置が設けられている。図示した貨物ローダ
20はギユーヨに対し1972年5月30日に与えられ
た米国特許第3666127号明細書にさらに詳細に記
述されており、それをここに参考として引用す
る。
ドリー24(第3図及び第13図)もまた公知
の設計のものであり、無動力ローラベツド26を
回転可能に支持するシヤシ46を有する。ローラ
ベツド26はチエーン駆動装置50(第13図)
によつて駆動的に相互に連結された複数個のロー
ラ48によつて形成される。チエーン駆動装置5
0の一部を第13図に示す。
各々のドリー24は対をなす剛性の後部キヤス
タ52、及び垂直軸線の周りでも回転可能な対を
なす前部キヤスタ54によつて支持される。各々
のドリーは牽引車(図示せず)、又は他のドリー
に連結される鉛直方向に回転可能な舌片56をも
有するので、積込み中の、あるいは積下ろし中の
航空機の付近まで貨物ターミナルから一連のドリ
ーを牽引することができる。各ドリーは後輪ブレ
ーキ58をも有し、これらのブレーキ58は好ま
しくは、舌片56が第3図に示す鉛直位置に達し
たときにブレーキがかかるようになつている。
各貨物ターミナルの保管ラツク21のローラベ
ツド22(第2図)は好ましくは無動力式である
が、ローラは第13図に示したチエーン駆動装置
50と類似のチエーン駆動装置60によつて相互
に連結されている。
運送機28(第1図、第5図、第6図)は好ま
しくは駆動式ローラベツド30のいずれかの端か
らでもパレツトPを受承または搬出し得る貫流型
の運送機である。
運送機28は、エンジン70、及び変速機72
に連結されて作動する一対の駆動後輪68と、運
転席77のハンドル76によつて制御される一対
の舵取可能の前輪74とによつて支持されたシヤ
シ66を有する。第5図に示すようにエンジン7
0は流体モーター80を駆動する流体ポンプ78
と、運送機28の右側に配置されたチエーン駆動
装置82(第7図)とをも駆動する。チエーン駆
動装置82は前述した運送機の駆動式ローラベツ
ド30を確定している全幅ローラ84中の幾つか
のローラを駆動し得るようにローラ84に連結さ
れている。第7図に示すように、駆動式ローラベ
ツドの各ローラ84の全幅がパレツトに接触して
パレツトを移動しようとするので、パレツトを運
送機に、又は運送機から移動するためには、ロー
ラ84のうちの約半数を駆動すれば足りる。運転
席77には通常のエンジン制御装置、駆動制御装
置、及び流体制御装置が具えられており、流体制
御装置はローラ84を選択的に種々の速度で時計
方向又は反時計方向のいずれの方向にも回転し得
る。
これまでに述べたように、運送機28は在来の
公知の設計のものであるが、この在来の運送機に
は前部ローラとして全幅に及ぶローラが用いられ
ていて、第1図、第5図、第8図に示すような分
割ローラ84aは用いられていなかつた。
本発明の重要な特徴は運送機28の一端、好ま
しくは前端に引込み可能な摩擦駆動輪駆動装置3
2を設けた点にあり、このようにするためには前
部ローラ84aを二個のローラ部分84a′,84
a″に分割しなければならない。エンジン70、変
速機72、流体ポンプ78、流体モータ80等は
運送車両、その駆動式ローラベツド30、摩擦駆
動輪134を駆動するための動力装置を構成して
いる。
図示した好ましい実施例では伸出後退可能の摩
擦駆動輪駆動装置32は駆動式ローラベツド30
に関し横方向の中心に配置されているが、幾つか
の空港の現存の施設に適合させたい場合にはロー
ラベツド30の縦方向中心線の左側または右側に
配置してもよい。
摩擦駆動輪駆動装置32は運送機のシヤシ66
の横方向箱形ビーム104に対してボルト締めさ
れた横板102付きの下枠100(第9図、第1
1図)を有する。板102には一対の縦方向箱形
ビーム側壁106,108が溶接されており、ま
たこれらの側壁106,108に溶接されて上方
に突出した縦方向に伸びる角度付き壁110,1
12がある。壁110,112の最上部分は角度
付ストラツプ114によつて相互に連結されてい
る。箱形ビーム104、及び壁110,112の
前端部はシヤシ66の横方向前壁116に固く固
定されて摩擦駆動輪駆動装置用の剛性下枠100
を提供している。第1図および第9図に最もよく
示されているように、側壁110,112間の前
壁116の上部は引込み可能の摩擦駆動輪駆動装
置の一部分がシヤシ66の前壁116から前方に
伸出し得るように、溝孔117が設けられてい
る。
摩擦駆動輪駆動装置32の作動成分は棒122
に溶接されかつ棒122によつて離隔された関係
に保持された一対の直立した第1アーム118,
120を含む。アーム118,120の下端部の
ハブ内に軸124が受承されており、軸124は
更に箱形ビーム106,108(第11図)内の
穴に受承されている。軸124は、軸124と隣
接の箱形ビームの側壁106に溶接されたタブ1
27とを貫通するボルト126(第9図)によつ
て、回転及び軸線方向の運動が起きないように保
持されている。
各アーム118,120の上部にはスロツト1
28が設けられており(第9図)、スロツト12
8は実質的に円形の開口129に連通する。開口
129はローラ駆動軸130とベアリング132
を受承してこれらを開口129の中央に整合させ
て保持する。これらのベアリング132は第9
図、及び第11図に示すように関連のアーム11
8,120に対してボルト締めされている。スリ
ーブ136(第11図)に対してゴム製の、又は
類似の弾性体から成る一対の摩擦駆動輪134
が、スリーブにボルトで固定されたクランプリン
グ138と、スリーブに溶接されている中央当接
リング140との間で固くしかも着脱可能に取付
けられている。スリーブ136は軸130と共に
回転するように軸130に固定され、軸の一端に
はボルト、及びキー等によつてスプロケツト14
2が固定されている。アーム118には保護用の
チエーンガード144がボルトで固定されてい
る。
従つて摩滅した摩擦駆動輪は、ボルトを緩めて
チエーンガード、スプロケツト142を取外すと
ともに軸、アーム118,120からベアリング
132を取外し、次にスリーブ136からリング
138を取外すことによつて、新しい摩擦駆動輪
と容易に交換し得る。新しい摩擦駆動輪は上記の
手順とは逆の順序で取付けられる。
第8図、第9図、及び第11図に最もよく示さ
れているように、単一の直立した第2アーム15
0が、箱形ビーム側壁106に固定されたスリー
ブ154内で回転可能に装着されている短軸15
2に堅固に固定されている。短軸152(第11
図)はアーム150上のハブ156と短軸152
の自由端にねじ込まれたキヤツプねじ・ワツシヤ
組立体157とによつて、短軸152の軸線が運
動しないように保持されている。アーム150の
上部には実質的に円形の開口160に連通するス
ロツト158が設けられる。開口160内には、
駆動軸166に固定された駆動スプロケツト16
4を具えた可逆流体モータ162が収容され、モ
ータ162はアーム150の中心位置にボルトで
固定される。
スプロケツト142,164には連結装置、す
なわち駆動チエーン168が架けられ、チエーン
168はコネクタ172,174によつてアーム
118,150間に枢着された長さを調節できる
リンク170によつて引張される。
摩擦駆動輪134が第9図に示す伸出位置と第
10図に示す引込み位置との間で回転し得るよう
に、板102に溶接されたブラケツト178(第
9図)とアーム120(第11図)との間には油
圧ピストン装置、すなわち流体ラム176が枢着
されている。すなわち流体ラム176は摩擦駆動
輪134に対する運動装置になつている。4本の
軸、すなわち軸130,166,124,152
はシヤシ上で平行四辺形状のリンク機構を構成し
ている。このようなリンク機構を用いることによ
つて摩擦駆動輪が堅固に支持され、無動力ローラ
ベツドに摩擦係合することができる。
摩擦駆動輪134は、無動力ローラベツドの、
駆動的に相互に連結されている隣接ローラ、すな
わち後端に位置するローラ180に駆動係合する
まで、前壁116の前方に移動して伸出位置に達
する。この隣接ローラとは前述したドリーのロー
ラベツド26(第3図)、及び貨物ターミナルの
保管ベツド22(第3図)の最後端のローラ等で
ある。第9図に示すところでは摩擦駆動輪134
は完全に伸出した位置にあるが、摩擦駆動輪13
4とローラ180は好ましくは摩擦駆動輪が完全
伸出位置に達する前に相互に接触し始めるように
なつている。
第9図はまた、好ましい実施例の摩擦駆動輪の
上方円周表面の行路182が運送機の駆動式ロー
ラベツド30のパレツト支持面のある平面184
の常に下方に存在することを示している。
例示した実施例では摩擦駆動輪の行路が平面1
84よりも下方にあることを示しているが、場合
によつては摩擦駆動輪134の行路をパレツト支
持面と同一レベルにし、又はその上方に及ぶよう
にすることが望ましいことを了解されたい。
第10図に最もよく示されているように、摩擦
駆動輪134は前壁116の後方の引込み位置に
あつては、運送機のシヤシ66の境界内にある。
従つて運送機をその動力ローラベツド30と貨物
ローダ20の動力ローラベツド38(第4図)等
の、他の動力ローラベツドとの間でパレツトPを
移送するために使用するときは、運送機のシヤシ
66の前壁116が貨物ローダ20の隣接した壁
に当接するまで移動し得るので、二つの動力ベツ
ドの隣接するローラ間の間隙は最少にし得る。従
つて極めて大きい荷重のパレツトPがたとえ不適
当、不安定に支持されていたとしても、パレツト
Pに対する損傷は最少に軽減される。
流体ラム176の流体回路は、運転者が運送機
の前壁116をローダの後壁に当接させるように
移動する際にもし摩擦駆動輪134後退し忘れて
いた場合に、摩擦駆動輪134がローダの後壁、
すなわち動力を伝達する対象よりも近い位置にお
ける固い表面に接触して必要以上の接触圧を受け
ると、摩擦駆動輪134を自動的に後退させる安
全機構、例えば安全弁(図示せず)を具えてい
る。このようにして摩擦駆動輪駆動装置に対する
損傷は最少にされる。
前述したように、引込み可能の摩擦駆動輪駆動
装置32があるため、運送機28の最前部ローラ
84a(第1図)は二つの部分に分割しなければ
ならない。最前部ローラの右部分84a′は第11
図に最もよく示すように、シヤシ66の右壁(第
1図、第11図)と下枠100の右壁112に回
転し得るように取付けられる。また、前述したチ
エーン駆動装置82がローラ部分84a′を駆動す
る。
最前部ローラ84aの他の部分、すなわち左部
分84a″は運送機のシヤシ66の左壁192と下
枠100の壁110に回転し得るように取付けら
れる。左ローラ部分84a″を駆動するためには左
壁192に隣接して短いチエーン駆動装置194
(第12図)が提供され、この装置は最前部ロー
ラ部分84a″に固定された一対の大きいスプロケ
ツト196、次に隣接した全幅ローラ84に固定
された前記スプロケツトよりもやや小さな一対の
スプロケツト198、及びスプロケツト196,
198に架けられた無端チエーン200を有す
る。チエーン200を適度に引つ張るため、適当
な引張装置202が取付けられ、引張装置は左壁
によつて支持される。
本発明の好ましい実施例では、貨物ローダ20
(第4図)は航空機Aの貨物出入口に隣接した位
置に進行し、そのブレーキ、又は類似の装置によ
つて、作動位置に固定される。貨物ローダは貨物
移送位置に向けて、又は移送位置から離れる方向
に進行するときは貨物を積載せず、積込み、又は
積下ろし作業が完了するまでその作業位置にとど
まる。
積下ろし作業に際しては、貨物ローダの作業者
は空のプラツトホーム36を航空機のローラベツ
ド42の高さにまで上昇させる。航空機からパレ
ツトPを受承する位置に来たときに貨物ローダの
動力ローラベツド38の動力ローラ40が駆動さ
れて、第4図に示すようにプラツトホーム36上
に航空機からパレツトPを移動するのを助ける。
パレツトがプラツトホーム36上に達すると、操
作者はプラツトホーム36をその下方位置に下げ
る。
次に運送機28の運転者は運転席77(第1
図)にある制御装置を任意に操作して流体ラム1
76を引込めることによつて、摩擦駆動輪駆動装
置32の摩擦駆動輪134は第10図に示すよう
に、パレツト支持面の下側の引込み位置にもたら
される。運転者は、航空機から貨物ローダ20に
パレツトを移送する前、移送中、または移送後は
摩擦駆動輪を引込めておいて、運送機28を貨物
ローダ20と当接させるようにしておく。運送機
のシヤシの前端を貨物ローダのシヤシの後端に当
接させると、ローダの動力ローラベツド38およ
び運送機の動力ローラベツド30が第4図に示さ
れるようにほぼ横方向において平面的に整合され
る。運送機28の前壁116をローダ20の後壁
に当接させると、二つの駆動式ローラベツド3
0,38の隣接したローラは互いに密接するの
で、移送中の不適当な支持によるパレツトのそり
や、そりによる損傷を最少にする、。図示した好
ましい実施例では運送機28の隣接する2本のロ
ーラ84の軸線間の距離は約30.5センチメートル
であるが、前壁116の当接面と隣接のローラ8
4aの軸線との間の距離は約12.7センチメートル
である。ローダ20の最後部ローラの配置状態は
使用する特定のローダの型によつて変わる。しか
し、好ましい実施例のローダでは、ローダの後端
ローラの軸線と前壁116の当接面との間の距離
も約12.7センチメートルであるが、ローダの後端
ローラの後面と前壁116との間の距離は約2.5
センチメートルである。比較して見ると、好まし
い本実施例の摩擦駆動輪134が完全に伸出して
いるときには、これらは前壁116より15.2セン
チメートル前方に出る。後退不可能の摩擦駆動輪
駆動装置ではなくて後退可能の摩擦駆動輪駆動装
置を提供することによつて、ローダの最後部のロ
ーラと運送機の最前端のローラ間の距離はローラ
が後退可能でないとしたときよりも約15.2センチ
メートル短いであろう。
パレツトPを運送機上に移送するために二つの
動力ローラベツド38,30を作動させた後、運
送機は貨物ターミナル保管ラツク21のうちの一
つの無動力ローラベツド22に直近した位置ま
で、又はブレーキがかけられているドリー24の
うちの一つの無動力ローラベツド26に隣接した
位置まで、任意の経路を経て進行する。運送機は
無動力ローラベツド22,26のいずれかと貨物
を搬送する位置で、ブレーキがかけられ、流体ラ
ム176(第9図)は摩擦駆動輪134が隣接す
る無動力ローラベツド22,26の後端ローラに
駆動接触するまで、摩擦駆動輪を部分的に、又は
完全に伸出させる。運送機の運転者は次に可逆流
体モータ162を作動させて無動力ローラベツド
を、パレツトPが運送機から当該無動力ローラベ
ツド上に移動し得る方向に回転する。このとき、
運送機の動力ローラベツド30は流体モータ8
0、及びチエーン駆動装置82(第7図)によつ
て回転される一方、関連の無動力ローラベツドは
摩擦駆動輪134によつて回転駆動されるので、
無動力ローラベツド用の動力装置を別に設ける必
要はない。
航空機Aが貨物ターミナルの保管ラツク21か
らかなりの距離にあるときは複数台のドリー24
を使用するのが好ましいことが分かる。また空港
で従来行われているように、牽引車によつて一連
のドリーを任意の目的地に引いていくこともでき
る。
航空機への貨物積込み作業はほとんど上記の積
下ろし作業の逆である。積込み中は運送機のロー
ラ84と摩擦駆動輪134は逆方向に回転されて
無動力ローラを同様に回転することにより、無動
力ローラベツドからパレツトPを引き出して運送
機の駆動式ローラベツド30上に受承する。次に
自己推進型の舵取可能の運送機28は摩擦駆動輪
134を引込めた状態でローダ20(第4図)に
当接する位置まで走行する。このとき動力ローラ
ベツド30,38は共に駆動されてパレツトPを
運送機から除去してローダのプラツトホーム36
上に載せる。次にプラツトホーム36は航空機A
内のローラベツド42の高さにまで上昇され、機
内の被駆動ローラベツド42によつて援助されな
がら、ローダの動力ローラベツド38によつて機
内に搬入される。積込み作業はこのようにして一
つのパレツト、すなわち貨物について完了され、
運送機は他のパレツトについても同様な作業を繰
返すためにその場を離れる。
以上、パレツト、又はコンテナ等の貨物を航空
機ローダの動力ローラベツド、又はこれと類似の
ものと貨物ターミナル保管ラツク、又はドリーの
無動力ローラベツドとの間を運送する装置、を開
示した。
本発明を実施するに当たつて最良の態様を図示
し説明したが、本発明の要旨とみなされる点を逸
脱することなく設計変更、及び改良をし得ること
は明白であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は上に引込み可能の摩擦駆動輪駆動装置
を具えた運送機の透視図であり該駆動装置が伸出
している状態を示す図面、第2図は第1図の運送
機が貨物ターミナルの保管ラツクの無動力ローラ
ベツド上に、又は無動力ローラベツド上から、パ
レツトを移送する位置にあつて、該摩擦駆動輪駆
動装置を伸出させて無動力ローラに接触させ、て
同ローラを駆動する作動状態を示す図面、第3図
は第2図と同様の図面であるが、運送機の摩擦駆
動輪駆動装置がパレツトをドリーの無動力ローラ
ベツド上に、又は該ベツド上から、運搬する位置
にあつて、ドリーの舌片がドリーにブレーキをか
けたことによつて上昇している作動状態を示す図
面、第4図は摩擦駆動輪駆動装置がその引込み位
置にあり、運送機のシヤシが動力ローラベツド付
ローダのシヤシに当接している作動状態を示す図
面で、ローダが航空機の貨物室の出入口に隣接し
て配置され、ローダの動力ローラベツドが二つの
作動位置に配置されたときの状態を示す図面、第
5図は摩擦駆動輪駆動装置が伸出した位置にある
ときの運送機の平面図、第6図は第5図の運送機
の側面図、第7図は第5図の7−7線に沿つてと
つた断面図で、運送機の動力ローラベツドの複数
個の全幅ローラに対する駆動装置を概略的に示す
図面、第8図は伸出した位置にある摩擦駆動輪駆
動装置の透視図で摩擦駆動輪駆動装置をより良く
図示するためにその周辺機構を部分的に省略した
図面、第9図は第5図および第11図の9−9線
に沿つてとつた鉛直断面拡大図で摩擦駆動輪駆動
装置が完全に伸出した状態を示す図面、第10図
は第9図と同様の鉛直断面拡大図であるが、摩擦
駆動輪駆動装置が完全に引込められた状態を示す
図面、第11図は第9図の11−11線に沿つて
とつた横方向断面図で、運送機の摩擦駆動輪駆動
装置、及び同装置に隣接する駆動ローラの部分を
略示的に示す図面、第12図は第11図の線12
−12線に沿つてとつた断面図で、運送機の左半
分の前端ローラ用の駆動装置を示す断面図、及び
第13図は無動力ローラベツドのローラを駆動的
に相互に連結する駆動チエーンの一部を図示する
ために、同ローラベツドを部分的に破断して示す
ドリーの一の透視図である。 28……運送車両、30……駆動式ローラベツ
ド、32……摩擦駆動輪駆動装置、66……運送
車両のシヤシ、118,120,150……アー
ム、134……摩擦駆動輪、170……リンク、
176……動力装置(流体ラム)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 舵取可能で自己推進型の運送車両であつて、
    貨物支持面を具えた駆動式ローラベツトを回転可
    能に支持するシヤシを有し、貨物を、前記駆動式
    ローラベツドと(イ)複数個の無動力型の第1貨物取
    扱機構中の任意の第1貨物取扱機構の相互に駆動
    的に連結された無動力ローラベツド、及び(ロ)第2
    貨物取扱機構の貨物を支持する動力ローラベツド
    間で、前記運送車両が関連の前記第1貨物取扱機
    構、又は前記第2貨物取扱機構に関して貨物搬送
    関係を保つたときに選択的に移送し、さらに前記
    運送車両、及び前記駆動式ローラベツドのローラ
    を駆動する動力装置を有する運送車両において、 摩擦駆動輪、 前記動力装置、及び前記摩擦駆動輪に連結され
    前記摩擦駆動輪を任意の方向に回転する可逆モー
    タ、及び 前記摩擦駆動輪と前記可逆モータを前記運送車
    両上に支持し前記摩擦駆動輪が伸出位置と引込み
    位置間で移動可能にされた摩擦駆動輪駆動装置で
    あつて、前記摩擦駆動輪を前記伸出位置にあつて
    は前記第1貨物取扱機構の関連する無動力ローラ
    ベツドの無動力ローラと駆動係合するように前記
    シヤシの一端の前方に伸出して前記無動力ローラ
    を駆動することによつて貨物を前記運送車両の駆
    動式ローラベツドと前記第1貨物取扱機構間で搬
    送し、前記摩擦駆動輪を前記引込み位置にあつて
    は前記シヤシ内にあつて前記貨物支持面よりも下
    方に配置することによつて貨物を前記駆動式ロー
    ラベツドと前記第2貨物取扱機構の動力ローラベ
    ツド間で搬送し得る摩擦駆動輪駆動装置を有し、
    更に 前記運送車両は油圧ピストン装置を有し、前記
    油圧ピストン装置は前記動力装置に作動的に連結
    されて前記摩擦駆動輪を前記伸出位置と前記引込
    み位置間で選択的に運動させることを特徴とする
    運送車両。 2 舵取可能で自己推進型の運送車両であつて、
    駆動式ローラベツドを回転可能に支持するシヤシ
    を有し、前記運送車両が第1貨物取扱機構又は第
    2貨物取扱機構に関して搬送位置に達すると、貨
    物を前記駆動式ローラベツドと(イ)前記第1貨物取
    扱機構の駆動的に相互に連結された無動力ローラ
    ベツド、又は(ロ)前記第2貨物取扱機構の貨物支持
    用の動力ローラベツド間で選択的に搬送する運送
    車両において、 前記シヤシ上に回転可能に取付けられる平行四
    辺形状のリンク機構、 前記リンク機構に含まれる平行して直立する第
    1アームと第2アーム、 前記第1アームに回転し得るように支持される
    摩擦駆動輪、 前記第2アームに連結され駆動軸を有し任意の
    方向に回転可能な可逆モータ、 前記駆動軸を前記摩擦駆動輪に駆動係合するよ
    うに連結する連結装置、及び 前記第1アームとシヤシ間に連結される選択的
    に作動可能な油圧ピストン装置を有し、 前記油圧ピストン装置は、前記摩擦駆動輪を(イ)
    前記シヤシ内に完全に引込めかつ前記駆動式ロー
    ラベツドの貨物支持面よりも下方の引込み位置
    と、(ロ)前記第1貨物取扱機構が貨物搬送位置にあ
    るとき前記シヤシの一端から延出させて前記摩擦
    駆動輪が前記第1貨物取扱機構の前記無動力ロー
    ラと摩擦係合して前記無動力ローラを駆動できる
    ようになる伸出位置との間で移動することを特徴
    とする運送車両。 3 特許請求の範囲第2項記載の運送車両におい
    て、前記可逆モータは流体モータであつて前記運
    送車両の運転席の流体制御装置によつて選択的に
    操作し得ることを特徴とする運送車両。 4 特許請求の範囲第3項記載の運送車両におい
    て、前記油圧ピストン装置は流体ラムであつて前
    記運送車両の運転席の流体制御装置によつて選択
    的に操作し得ることを特徴とする運送車両。 5 特許請求の範囲第3項記載の運送車両におい
    て、前記シヤシの前記一端に近接した前記駆動式
    ローラベツドのローラはその長手方向中心部に空
    間が得られるように2個の部分に分割され、前記
    摩擦駆動輪は前記空間内で可能であり、前記駆動
    式ローラベツドの残余のすべてのローラは前記シ
    ヤシの全幅に延在することを特徴とする運送車
    両。 6 シヤシ、及び前記シヤシ上に配置された駆動
    式ローラベツドを具えた舵取可能で自己推進型の
    運送車両において、 前記シヤシの一端に近接して回転可能に支持さ
    れる引込み可能な摩擦駆動輪、 前記摩擦駆動輪が前記シヤシ内の引込み位置と
    前記シヤシの一端から外方に延出した伸出位置間
    で選択的に移動可能にされた摩擦駆動輪駆動装
    置、 動力装置に作動的に連結され前記摩擦駆動輪を
    前記引込み位置と前記伸出位置間で選択的に運動
    させる油圧ピストン装置、 前記摩擦駆動輪が前記伸出位置にあるときに前
    記摩擦駆動輪を回転する可逆モータ、及び 前記摩擦駆動輪がローダの後壁、すなわち動力
    を伝達する対象よりも近い位置における固い表面
    に接触して必要以上に接触圧を受けると、前記摩
    擦駆動輪が前記伸出位置から前記引込み位置の方
    向に移動する安全機構を有することを特徴とする
    運送車両。 7 舵取可能で自己推進型の運送車両であつて、
    駆動式ローラベツドを回転可能に支持するシヤシ
    を有し、前記運送車両が第1貨物取扱機構又は第
    2貨物取扱機構に関して搬送位置に達すると、貨
    物を、前記駆動式ローラベツドと(イ)前記第1貨物
    取扱機構の駆動的に相互に連結された無動力ロー
    ラベツド、又は(ロ)前記第2貨物取扱機構の貨物支
    持用の動力ローラベツド間で選択的に搬送する運
    送車両において、 摩擦駆動輪、 前記摩擦駆動輪に連結されて前記摩擦駆動輪を
    任意の方向に回転する可逆モータ、 前記摩擦駆動輪と前記可逆モータを支持し前記
    摩擦駆動が伸出位置と引込み位置間で移動可能に
    された摩擦駆動輪駆動装置であつて、前記摩擦駆
    動輪を前記伸出位置にあつては前記第1貨物取扱
    機構の無動力ローラの一と駆動係合するように前
    記シヤシの一端の前方に伸出させ、前記摩擦駆動
    輪を前記引込み位置にあつては前記シヤシ内にあ
    つて前記駆動式ローラの面よりも下方に位置させ
    るようにした摩擦駆動輪駆動装置、 前記摩擦駆動輪を前記伸出位置と前記引込み位
    置間で選択的に移動する油圧ピストン装置、及び 前記摩擦駆動輪がローダの後壁、すなわち動力
    を伝達する対象よりも近い位置における固い表面
    に接触して必要以上に接触圧を受けると、前記摩
    擦駆動輪が前記伸出位置から前記引込み位置の方
    向に移動する安全機構を有することを特徴とする
    運送車両。
JP13863980A 1979-10-05 1980-10-03 Method and device for handling freight Granted JPS5657532A (en)

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