JPH09124150A - Ic試験用ic搬送装置 - Google Patents
Ic試験用ic搬送装置Info
- Publication number
- JPH09124150A JPH09124150A JP7281634A JP28163495A JPH09124150A JP H09124150 A JPH09124150 A JP H09124150A JP 7281634 A JP7281634 A JP 7281634A JP 28163495 A JP28163495 A JP 28163495A JP H09124150 A JPH09124150 A JP H09124150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ics
- turntable
- test
- positioning recess
- test section
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- Withdrawn
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターンテーブルにICを乗せ、ターンテーブ
ルの回転によってICをテスト部の近くに搬送し、テス
ト部に送り込んでテストを行なうIC搬送装置におい
て、ICに与える熱ストレスの印加時間を長く採ること
ができるIC搬送装置を提供する。 【解決手段】 ターンテーブルに同心円状に配列された
位置決用凹部を、複数のICを収納できる深さに形成
し、その底部に上下に移動できる昇降台を設け、この昇
降台を昇降させてICを落し込む落差及び吸着時のスト
ロークを一定値に保持する構成とした。
ルの回転によってICをテスト部の近くに搬送し、テス
ト部に送り込んでテストを行なうIC搬送装置におい
て、ICに与える熱ストレスの印加時間を長く採ること
ができるIC搬送装置を提供する。 【解決手段】 ターンテーブルに同心円状に配列された
位置決用凹部を、複数のICを収納できる深さに形成
し、その底部に上下に移動できる昇降台を設け、この昇
降台を昇降させてICを落し込む落差及び吸着時のスト
ロークを一定値に保持する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばIC試験装
置の分野で利用することができる通称ハンドラと呼ばれ
るIC搬送装置に関する。
置の分野で利用することができる通称ハンドラと呼ばれ
るIC搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に水平搬送型のIC試験装置の概略
の構造を示す。ベースとなる架台1の一辺側1Aに沿っ
てICを格納したトレー2が配置される。トレー群2A
が積み重ねられた部分はローダ部である。ローダ部に積
み重ねられて配置されたトレー群2Aにはこれから試験
しようとするICが格納されている。
の構造を示す。ベースとなる架台1の一辺側1Aに沿っ
てICを格納したトレー2が配置される。トレー群2A
が積み重ねられた部分はローダ部である。ローダ部に積
み重ねられて配置されたトレー群2Aにはこれから試験
しようとするICが格納されている。
【0003】積み重ねられて配置されたトレー群2Aの
最上段のトレーから搬送アーム3がICを2個ずつ搬出
してソークステージと呼ばれるターンテーブル4に搬送
する。ターンテーブル4にはICを受け取る位置を規定
するために、図1乃至3に示すようにほぼ正方形の4辺
が上向の傾斜面で囲まれた位置決用凹部5が等角間隔に
2列形成され、ターンテーブル4が例えば図の例では時
計廻り方向に1ピッチずつ回動する毎に搬送アーム3は
各位置決用凹部5にICを1個ずつ落し込む。
最上段のトレーから搬送アーム3がICを2個ずつ搬出
してソークステージと呼ばれるターンテーブル4に搬送
する。ターンテーブル4にはICを受け取る位置を規定
するために、図1乃至3に示すようにほぼ正方形の4辺
が上向の傾斜面で囲まれた位置決用凹部5が等角間隔に
2列形成され、ターンテーブル4が例えば図の例では時
計廻り方向に1ピッチずつ回動する毎に搬送アーム3は
各位置決用凹部5にICを1個ずつ落し込む。
【0004】6はターンテーブル4で運ばれて来たIC
をテスト部7に送り込むコンタクトアームを示す。コン
タクトアーム6はターンテーブル4の各位置決用凹部5
からICを吸着して取り出し、そのICをテスト部7に
搬送する。コンタクトアーム6は3つのアームを有し、
その3つのアームが回転して順次ICをテスト部7に送
り込む動作と、テスト部7でテストが終了したICを出
口側の搬送アーム8に引き渡す動作を行なう。尚、ター
ンテーブル4とコンタクトアーム6及びテスト部7はチ
ャンバー9内に収納されチャンバー9内が高温又は低温
の適当な温度に制御され、被試験ICに熱ストレスを加
えることができる構造とされる。
をテスト部7に送り込むコンタクトアームを示す。コン
タクトアーム6はターンテーブル4の各位置決用凹部5
からICを吸着して取り出し、そのICをテスト部7に
搬送する。コンタクトアーム6は3つのアームを有し、
その3つのアームが回転して順次ICをテスト部7に送
り込む動作と、テスト部7でテストが終了したICを出
口側の搬送アーム8に引き渡す動作を行なう。尚、ター
ンテーブル4とコンタクトアーム6及びテスト部7はチ
ャンバー9内に収納されチャンバー9内が高温又は低温
の適当な温度に制御され、被試験ICに熱ストレスを加
えることができる構造とされる。
【0005】出口側の搬送アーム8で取出されたICは
試験の結果に応じてトレー群2C,2D,2Eの何れか
に分別されて格納される。例えば不良のICはトレー群
2Eのトレーに格納し、良品のICはトレー群2Dのト
レーに格納し、再試験が必要なICはトレー群2Cのト
レーに格納する。これらの分別はキャリアアーム10が
行なう。尚、トレー群2Bはローダ部で空になったトレ
ーを収納するバッファ部に積み重ねられた空のトレー群
を示す。この空のトレー群はトレー群2C,2D,2E
に積み重ねられたトレーの最上段のトレーが満杯になる
と、そのトレー群の上に運ばれてICの格納に利用され
る。
試験の結果に応じてトレー群2C,2D,2Eの何れか
に分別されて格納される。例えば不良のICはトレー群
2Eのトレーに格納し、良品のICはトレー群2Dのト
レーに格納し、再試験が必要なICはトレー群2Cのト
レーに格納する。これらの分別はキャリアアーム10が
行なう。尚、トレー群2Bはローダ部で空になったトレ
ーを収納するバッファ部に積み重ねられた空のトレー群
を示す。この空のトレー群はトレー群2C,2D,2E
に積み重ねられたトレーの最上段のトレーが満杯になる
と、そのトレー群の上に運ばれてICの格納に利用され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示したIC搬送
装置において、これから試験を受けるICはターンテー
ブル4の角度位置Aでターンテーブル4に乗せられ、角
度位置Bでターンテーブル4からテスト部7に送り込ま
れる。この間約240°の角度範囲をターンテーブル4
の上に乗せられて移動し、この間にICの温度をチャン
バ9内の温度に上昇(又は下昇)させる。ターンテーブ
ル4上に形成される位置決用凹部5は約12°ピッチで
形成される。このため240°の範囲に20ピッチ分の
位置決用凹部5が配列される。テスト部7におけるIC
のテスト時間は数秒程度と比較的短時間で済むものの、
角度位置AからBに達するまでの移動距離が短いため、
テスト部7におけるテスト周期に同期させてターンテー
ブル4を回転させるとサイズが大きいICの場合には角
度位置AからBに移動する時間内に目標温度に達しない
場合が生じる。このため、テスト部7におけるテストは
終了しているにもかかわらず、ICの温度の上昇(又は
下昇)を待たなければならない場合が生じ、結果的に、
テストに要する時間が長くなってしまう欠点がある。
装置において、これから試験を受けるICはターンテー
ブル4の角度位置Aでターンテーブル4に乗せられ、角
度位置Bでターンテーブル4からテスト部7に送り込ま
れる。この間約240°の角度範囲をターンテーブル4
の上に乗せられて移動し、この間にICの温度をチャン
バ9内の温度に上昇(又は下昇)させる。ターンテーブ
ル4上に形成される位置決用凹部5は約12°ピッチで
形成される。このため240°の範囲に20ピッチ分の
位置決用凹部5が配列される。テスト部7におけるIC
のテスト時間は数秒程度と比較的短時間で済むものの、
角度位置AからBに達するまでの移動距離が短いため、
テスト部7におけるテスト周期に同期させてターンテー
ブル4を回転させるとサイズが大きいICの場合には角
度位置AからBに移動する時間内に目標温度に達しない
場合が生じる。このため、テスト部7におけるテストは
終了しているにもかかわらず、ICの温度の上昇(又は
下昇)を待たなければならない場合が生じ、結果的に、
テストに要する時間が長くなってしまう欠点がある。
【0007】この発明の目的はこれから試験を受けよう
とするICに充分長い時間、温度雰囲気にさらすことが
でき、従ってターンテーブルをテスト部におけるテスト
周期に同期して回転させ、テスト部のテスト周期でテス
トを繰返すことができるIC搬送装置を提供しようとす
るものである。
とするICに充分長い時間、温度雰囲気にさらすことが
でき、従ってターンテーブルをテスト部におけるテスト
周期に同期して回転させ、テスト部のテスト周期でテス
トを繰返すことができるIC搬送装置を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明ではターンテー
ブルに配列して形成される位置決用凹部に複数のICを
収納できるように位置決用凹部の深さを深く形成する。
これと共に、位置決用凹部の底面に昇降台を設け、この
昇降台を昇降させて位置決用凹部にICを落し込む位置
ではICを落下させる落差を一定に保ち、更に、テスト
部にICを排出させる位置では位置決用凹部内に積み重
ねて収納して、ICの最上段のICの高さ位置を一定に
保持させ、テスト部にICを運び込むための吸着ヘッド
の吸着動作を正常に行なわせるように構成したものであ
る。
ブルに配列して形成される位置決用凹部に複数のICを
収納できるように位置決用凹部の深さを深く形成する。
これと共に、位置決用凹部の底面に昇降台を設け、この
昇降台を昇降させて位置決用凹部にICを落し込む位置
ではICを落下させる落差を一定に保ち、更に、テスト
部にICを排出させる位置では位置決用凹部内に積み重
ねて収納して、ICの最上段のICの高さ位置を一定に
保持させ、テスト部にICを運び込むための吸着ヘッド
の吸着動作を正常に行なわせるように構成したものであ
る。
【0009】このように、この発明では各位置決用凹部
に複数のICを収納して搬送するから、ターンテーブル
の回転速度を収納したICの個数分だけ遅くすることが
できる。この結果、ICをターンテーブルに積み込んで
から、テスト部の近傍で降すまでの時間を長くすること
ができる。従ってICに熱ストレスを与える時間を充分
とることができ、テスト部に達するまでの間には充分目
標温度に近ずけることができる。
に複数のICを収納して搬送するから、ターンテーブル
の回転速度を収納したICの個数分だけ遅くすることが
できる。この結果、ICをターンテーブルに積み込んで
から、テスト部の近傍で降すまでの時間を長くすること
ができる。従ってICに熱ストレスを与える時間を充分
とることができ、テスト部に達するまでの間には充分目
標温度に近ずけることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示す実施例を用い
て、この発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこ
の発明の要部の構成を示す。図1はターンテーブル4に
形成された位置決用凹部5の一方の部分だけを示すが、
この位置決用凹部5にICを供給する搬送アーム3、位
置決用凹部5からICを吸着してテスト部7にICを運
び込むコンタクトアーム6、排出側の搬送アーム8等は
図4で説明したと同様に存在し、ICの搬送経路も従来
の技術と全く同じであるものとする。尚、15は図4に
示した搬送アーム3から下向に吊り下げられてICを真
空吸引力によって吸着し保持する吸着ヘッドを示す。吸
着ヘッド15は図では1本だけ示すが、図4の例では搬
送アーム3に2本取付けられ、同時に2個のICを搬送
することができるように構成される。
て、この発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこ
の発明の要部の構成を示す。図1はターンテーブル4に
形成された位置決用凹部5の一方の部分だけを示すが、
この位置決用凹部5にICを供給する搬送アーム3、位
置決用凹部5からICを吸着してテスト部7にICを運
び込むコンタクトアーム6、排出側の搬送アーム8等は
図4で説明したと同様に存在し、ICの搬送経路も従来
の技術と全く同じであるものとする。尚、15は図4に
示した搬送アーム3から下向に吊り下げられてICを真
空吸引力によって吸着し保持する吸着ヘッドを示す。吸
着ヘッド15は図では1本だけ示すが、図4の例では搬
送アーム3に2本取付けられ、同時に2個のICを搬送
することができるように構成される。
【0011】この発明では図4で説明した位置決用凹部
5の深さを従来の位置決用凹部より深く形成し、その底
面に昇降台11を設ける。この実施例では各位置決用凹
部5にICを2個ずつ収納するように構成した場合を示
す。つまり、昇降台11は高低の2つの姿勢を採ること
ができるように構成され、高位置に設定された状態で1
個目のICを吸着ヘッド15から受け取る(図1)。1
個目のICを受け取ると、図2に示すように昇降台11
は低位置に移動し、先に受け取ったICの上に2個目の
ICを受け取る(図3)。昇降台11の昇降ストローク
S(図2)を、ICの厚みT(図2)と等しく設定する
ことにより、1回目の落差D1 (図1)と2回目の落差
D2 は等しくなる。従って位置決用凹部5にどのICも
同一条件(同一の落差)でICを落し込むことができ
る。
5の深さを従来の位置決用凹部より深く形成し、その底
面に昇降台11を設ける。この実施例では各位置決用凹
部5にICを2個ずつ収納するように構成した場合を示
す。つまり、昇降台11は高低の2つの姿勢を採ること
ができるように構成され、高位置に設定された状態で1
個目のICを吸着ヘッド15から受け取る(図1)。1
個目のICを受け取ると、図2に示すように昇降台11
は低位置に移動し、先に受け取ったICの上に2個目の
ICを受け取る(図3)。昇降台11の昇降ストローク
S(図2)を、ICの厚みT(図2)と等しく設定する
ことにより、1回目の落差D1 (図1)と2回目の落差
D2 は等しくなる。従って位置決用凹部5にどのICも
同一条件(同一の落差)でICを落し込むことができ
る。
【0012】図3に示すように、各位置決用凹部5には
2個ずつICが収納され、図4に示して角度位置Aか
ら、角度位置Bに至る間、ICはチャンバ9内の温度に
さらされる。ここで昇降台11は例えば円柱体11Aの
両端にフランジ11B(図1)を形成し、円柱体11A
を位置決用凹部5の底面に形成した孔に貫通させて構成
することができる。従ってフランジ11Bと例えばター
ンテーブル4の裏面との間の間隔Sが昇降台11の昇降
ストロークとなる。
2個ずつICが収納され、図4に示して角度位置Aか
ら、角度位置Bに至る間、ICはチャンバ9内の温度に
さらされる。ここで昇降台11は例えば円柱体11Aの
両端にフランジ11B(図1)を形成し、円柱体11A
を位置決用凹部5の底面に形成した孔に貫通させて構成
することができる。従ってフランジ11Bと例えばター
ンテーブル4の裏面との間の間隔Sが昇降台11の昇降
ストロークとなる。
【0013】一方、ターンテーブル4の角度位置AとB
に昇降台11を昇降させる駆動手段12を設ける昇降台
11を駆動する駆動手段12としてはこの例ではエアシ
リンダを用いた場合を示す。駆動手段12はチャンバ9
の外側に取付けられる。つまり、駆動手段12のシリン
ダ部分はチャンバ9を構成する断熱壁13の外側に装着
され、可動ロッド14を断熱壁13を貫通させその先端
を昇降台11に対接させる。駆動手段12を上向に駆動
することにより、昇降台11は図1に示す高位置に設定
され、下向に駆動することにより、昇降台11は図2及
び図3に示す低位置に設定される。
に昇降台11を昇降させる駆動手段12を設ける昇降台
11を駆動する駆動手段12としてはこの例ではエアシ
リンダを用いた場合を示す。駆動手段12はチャンバ9
の外側に取付けられる。つまり、駆動手段12のシリン
ダ部分はチャンバ9を構成する断熱壁13の外側に装着
され、可動ロッド14を断熱壁13を貫通させその先端
を昇降台11に対接させる。駆動手段12を上向に駆動
することにより、昇降台11は図1に示す高位置に設定
され、下向に駆動することにより、昇降台11は図2及
び図3に示す低位置に設定される。
【0014】角度位置AからBに至る搬送過程では図3
に示すように、各位置決用凹部5にICが2個ずつ収納
された状態で移動する。角度位置Bの下部にも駆動手段
12が配置される。角度位置Bではコンタクトアーム6
に吊り下げられた2本の吸着ヘッドが位置決用凹部5に
収納されているICを吸着し、テスト部7に送り込む。
位置決用凹部5の上側に位置したICを吸着する場合は
昇降台11は図3に示す低位置に設定されている。この
状態で上側のICを吸着し、テスト部7に送り込む。こ
れと共に、上側のICが排出されると、駆動手段12を
駆動し、昇降台11を図1に示す高位置に移動させる。
この移動によりコンタクトアーム6に吊り下げられてい
る吸着ヘッド15は下側のICを吸着できる状態とな
る。
に示すように、各位置決用凹部5にICが2個ずつ収納
された状態で移動する。角度位置Bの下部にも駆動手段
12が配置される。角度位置Bではコンタクトアーム6
に吊り下げられた2本の吸着ヘッドが位置決用凹部5に
収納されているICを吸着し、テスト部7に送り込む。
位置決用凹部5の上側に位置したICを吸着する場合は
昇降台11は図3に示す低位置に設定されている。この
状態で上側のICを吸着し、テスト部7に送り込む。こ
れと共に、上側のICが排出されると、駆動手段12を
駆動し、昇降台11を図1に示す高位置に移動させる。
この移動によりコンタクトアーム6に吊り下げられてい
る吸着ヘッド15は下側のICを吸着できる状態とな
る。
【0015】上述の実施例では位置決用凹部5に2個の
ICを収納する場合を説明したが、2個以上のICを収
納することができる。収納個数をN個とした場合、昇降
台11を昇降させる駆動手段12はN段階に停止位置を
持つ構成のものを用いればよい。このような駆動手段と
しては例えばステップモータと、このステップモータに
よって駆動される。例えばラックとピニオンから成る直
線可動手段、或はネジ送り機構を採る直線可動手段等に
よって構成することができる。
ICを収納する場合を説明したが、2個以上のICを収
納することができる。収納個数をN個とした場合、昇降
台11を昇降させる駆動手段12はN段階に停止位置を
持つ構成のものを用いればよい。このような駆動手段と
しては例えばステップモータと、このステップモータに
よって駆動される。例えばラックとピニオンから成る直
線可動手段、或はネジ送り機構を採る直線可動手段等に
よって構成することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ターンテーブル4に形成して位置決用凹部5にN個
のICを収納して搬送する構成としたから、ターンテー
ブル4はテスト部7でN個のICをテストする時間の間
停止していることができる。つまり、ターンテーブル4
を1ピッチ分移動させる時間間隔をテスト部7における
テスト周期のN倍に採ることができる。この結果、テス
ト処理するICの量を低下させることなく、ターンテー
ブル4の回転速度を遅くすることができるため、搬送中
のICに熱ストレスを与える時間を長く採ることができ
る。
ば、ターンテーブル4に形成して位置決用凹部5にN個
のICを収納して搬送する構成としたから、ターンテー
ブル4はテスト部7でN個のICをテストする時間の間
停止していることができる。つまり、ターンテーブル4
を1ピッチ分移動させる時間間隔をテスト部7における
テスト周期のN倍に採ることができる。この結果、テス
ト処理するICの量を低下させることなく、ターンテー
ブル4の回転速度を遅くすることができるため、搬送中
のICに熱ストレスを与える時間を長く採ることができ
る。
【図1】この発明の要部の構成を説明するための拡大断
面図。
面図。
【図2】図1と同様の拡大断面図。
【図3】図1と同様の拡大断面図。
【図4】従来の技術を説明するための平面図。
【符号の説明】 2A〜2E トレー群 3 搬送アーム 4 ターンテーブル 5 位置決用凹部 6 コンタクトアーム 7 テスト部 8 搬送アーム 9 チャンバ 11 昇降台 12 駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 トレーに収納されているICを順次ター
ンテーブルに等角間隔に形成された位置決用凹部に乗せ
替え、ターンテーブルの回転によりICをテスト部の近
傍まで搬送し、この搬送中に所定温度の熱ストレスをI
Cに与え、テスト部の近傍において、コンタクトアーム
によりターンテーブル上のICをテスト部に送り込み、
ICをテストするIC試験用IC搬送装置において、 上記位置決用凹部の深さを複数のICを積み重ねて収納
できる深さに形成すると共に、各位置決用凹部の底面に
積み重ねて収納したICを上下に移動させる昇降台を設
け、この昇降台を上記ICの積み重ねた数に応じて可動
させ、ICの供給位置ではICの落下距離を一定に維持
し、更に、テスト部にICを取り上げる位置では位置決
用凹部に積み重ねられた最上段のICの位置を常に吸着
手段がICを拾い上げ可能な位置に維持するように構成
したことを特徴とするIC試験用IC搬送装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281634A JPH09124150A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | Ic試験用ic搬送装置 |
US08/735,742 US6019564A (en) | 1995-10-27 | 1996-10-23 | Semiconductor device transporting and handling apparatus |
SG1996010937A SG47187A1 (en) | 1995-10-27 | 1996-10-24 | Semiconductor device transporting and handling apparatus |
TW085113337A TW324704B (en) | 1995-10-27 | 1996-10-24 | Transport processing device for semiconductor devices |
DE19644509A DE19644509C2 (de) | 1995-10-27 | 1996-10-25 | Vorrichtung zum Transportieren und Handhaben von Halbleiterbauelementen |
MYPI96004466A MY113692A (en) | 1995-10-27 | 1996-10-26 | Semiconductor device transporting and handling apparatus |
KR1019960048724A KR100221949B1 (ko) | 1995-10-27 | 1996-10-26 | 반도체 디바이스 반송처리장치 |
CN96121181A CN1158814A (zh) | 1995-10-27 | 1996-10-27 | 半导体器件的运送处理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281634A JPH09124150A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | Ic試験用ic搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09124150A true JPH09124150A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17641850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7281634A Withdrawn JPH09124150A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-30 | Ic試験用ic搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09124150A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494048B1 (ko) * | 2001-08-30 | 2005-06-13 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 칩형 전자 부품을 검사하는 검사 단자, 검사 방법 및그것을 이용한 검사 장치 |
JP2011241027A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Fuji Machinery Co Ltd | 包装機における物品供給装置 |
CN109335689A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-02-15 | 芜湖源码自动化设备有限公司 | 一种自动整理硅片的装置 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP7281634A patent/JPH09124150A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494048B1 (ko) * | 2001-08-30 | 2005-06-13 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 칩형 전자 부품을 검사하는 검사 단자, 검사 방법 및그것을 이용한 검사 장치 |
JP2011241027A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Fuji Machinery Co Ltd | 包装機における物品供給装置 |
CN109335689A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-02-15 | 芜湖源码自动化设备有限公司 | 一种自动整理硅片的装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |