JPH09123854A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH09123854A
JPH09123854A JP7285871A JP28587195A JPH09123854A JP H09123854 A JPH09123854 A JP H09123854A JP 7285871 A JP7285871 A JP 7285871A JP 28587195 A JP28587195 A JP 28587195A JP H09123854 A JPH09123854 A JP H09123854A
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JP
Japan
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airbag
base plate
mounting piece
cover body
piece
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JP7285871A
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English (en)
Inventor
Michitaka Suzuki
道孝 鈴木
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に組み立てできるエアバッグ装置を提供
する。 【解決手段】 ベースプレート21に、折り畳んだエアバ
ッグ33を載せる。エアバッグ33上からカバー体51を被
せ、ベースプレート21の支持片部23の外周に、カバー体
51の取付片部54を嵌合する。帯状部62から複数の係止部
64を突設した保持部材61を用いる。係止部64を、取付片
部54と支持片部23とに形成した係止孔57,27に圧入して
係止する。カバー体51の取付片部54が、ベースプレート
21の支持片部23と保持部材61の帯状部62との間に挟まれ
た状態で強固に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグをカバ
ー体で覆ったエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平4−314648
号公報に記載されているように、自動車のステアリング
ホイールに備えられるエアバッグ装置が知られている。
このエアバッグ装置は、ステアリングホイール本体のボ
ス部に取り付けられる金属製のベースプレートを備え、
このベースプレートに、ガスを噴射するインフレータ
と、このガスにより膨張するエアバッグと、このエアバ
ッグを覆う樹脂製のカバー体とが取り付けられている。
そして、エアバッグは、折り畳まれた状態でカバー体の
内部に収納され、自動車の衝突などに際して、インフレ
ータから噴射されるガスの圧力により膨張してカバー体
を開裂させ、運転者の前面に展開して、運転者を衝突の
衝撃から保護するようになっている。
【0003】また、ベースプレートには、略角筒状をな
す側壁部が形成されているとともに、カバー体には、こ
の側壁部に嵌合する略角筒状をなす取付片部が一体に形
成されている。そこで、エアバッグおよびインフレータ
などを取り付けたベースプレートにカバー体を被せ、側
壁部の外周側に取付片部を嵌合した状態で、厚さ寸法
0.8mmから1.2mmの鉄板あるいはバネ鋼などからな
る補強プレートを取付片部の外側にあてがい、これら側
壁部、取付片部、および補強プレートを、リベット(ブ
ラインドリベット)で共締めして、カバー体をベースプ
レートに固着している。
【0004】しかしながら、上記従来の構成では、取付
片部の外側の所定位置に補強プレートを保持しながら、
複数のリベットをそれぞれ補強プレートなどに形成され
た通孔に挿入してかしめる煩雑な作業が必要であるとと
もに、リベットの固着には専用の工具が必要であり、設
備投資が必要で、製造コストの低減が困難である問題を
有している。
【0005】また、この特開平4−314648号公報
記載の構成では、カバー体の取付片部の先端部から内外
側に受部が突設され、この受部がベースプレートおよび
補強プレートに当接するようになっている。しかしなが
ら、取付片部から突設された受部は、カバー体の成形時
にはアンダーカットとなるため、成形性の低下、金型構
造の複雑化などを招き、製造コストが上昇する問題を有
している。
【0006】また、例えば、特開平6−298031号
公報に記載されているように、ベースプレートに、略円
筒状をなす側壁部を形成し、カバー体に、この側壁部に
嵌合する略円筒状をなす取付片部を形成するとともに、
この取付片部から、側壁部の端部に係止される受部を突
設した構成が知られている。さらに、この構成では、取
付片部の外周面に締付バンドを巻き付けて締め付け、カ
バー体をベースプレートに強固に取り付けることを図っ
ている。
【0007】しかしながら、この特開平6−29803
1号公報記載の構成では、取付片部から突設した受部を
側壁部の端部に確実に係止した状態で締付バンドを巻き
付けて締め付ける必要があり、組み立て作業が煩雑にな
る問題を有している。また、この構成では、エアバッグ
の収納空間が略円柱状になるが、エアバッグを平面円形
状に折り畳むことは困難であるとともに、エアバッグを
平面四角形状に折り畳む場合には、収納効率が悪くな
り、エアバッグ装置が大型化する問題を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特開平
4−314648号公報記載の構成では、取付片部の外
側の所定位置に補強プレートを保持しながら、複数のリ
ベットをそれぞれ補強プレートなどに形成された通孔に
挿入してかしめる煩雑な作業が必要であるとともに、リ
ベットの固着には専用の工具が必要であり、設備投資が
必要で、製造コストの低減が困難である問題を有してい
る。また、特開平6−298031号公報記載の構成で
は、取付片部から突設した受部を側壁部の端部に確実に
係止した状態で締付バンドを巻き付けて締め付ける必要
があり、組み立て作業が煩雑になる問題を有している。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、容易かつ強固にカバー体を固定できるエアバッグ
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスにより膨張展開するエアバッグと、この
エアバッグを覆う被覆部およびこの被覆部に連設された
取付片部を設けたカバー体と、前記取付片部の一面に当
接する支持片部を設けた支持部材と、前記取付片部の他
面に当接する帯状部、およびこの帯状部から突設され前
記取付片部および前記支持片部に係止する複数の係止部
を設けた保持部材とを具備したものである。
【0011】そして、この構成では、エアバッグは、カ
バー体によって覆われ、エアバッグが膨張展開する際に
は、カバー体の被覆部が所定の部位より破断してエアバ
ッグが突出し、自動車の乗員などを保護する。そして、
保持部材の複数の係止部を、取付片部および支持片部に
順次係止することにより、取付片部が支持片部と帯状部
との間に挟まれた状態で固定されて、カバー体がベース
プレートに容易かつ強固に固定される。
【0012】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、保持部材の帯状部
は、弾性的に変形可能な樹脂にて、取付片部の形状に沿
って屈曲された形状に形成されたものである。
【0013】そして、この構成では、帯状部を変形させ
ながら、係止部が取付片部および支持片部に容易に係止
されるとともに、帯状部が取付片部に密着して、エアバ
ッグが支持部材に強固に固定される。また、金属製のも
のに比べて、防錆のためのメッキなどの必要がなく、製
造コストが低減される。
【0014】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、保持部材の帯状部
は、長手方向の先端部が固着具を用いて互いに固着され
るとともに取付片部および支持片部に固着されたもので
ある。
【0015】そして、この構成では、保持部材の帯状部
が環状に保持された状態で取付片部および支持片部に固
着され、係止部が取付片部および支持片部から抜けるこ
とが確実に防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】図2および図3において、1は自動車のス
テアリングホイールで、このステアリングホイール1
は、握り操舵部である円環状をなすリム部(グリップ)
2と、このリム部2の内側に位置するボス部3と、これ
らリム部2とボス部3と接続する複数のスポーク部4と
などから構成されたステアリングホイール本体5を備え
ている。そして、ボス部3の下部(車体側)には、図示
しない車体側から突出するステアリングシャフトに嵌着
されるボス6およびこのボスに一体または別体に設けら
れたボスプレート7が備えられている。また、このボス
プレート7には、スポーク部4の芯金4aが一体または別
体に接続されているとともに、この芯金4aの先端部に、
図示しないリム部2の芯金が接続されている。また、こ
れらリム部2およびスポーク部4の芯金4aの周囲には、
軟質の被覆部8が形成されているとともに、ボス部3の
下側部には、下部カバー9が取り付けられている。さら
に、このボスプレート7の両側部に設けられたホーンス
イッチ機構などを介して、ステアリングホイール本体5
のボス部3の上側(乗員側)にエアバッグ装置11が装着
されている。
【0018】そして、このエアバッグ装置11は、図1な
いし図3に示すように、平面略正方形状をなし、支持部
材としての金属製のベースプレート21を備えている。ま
た、このベースプレート21には、略平板状をなす上板部
22と、この上板部22の周縁部から下方に向かって屈曲さ
れた支持片部23とが形成されている。そして、上板部22
の中央部には、円孔状のインフレータ取付孔24が形成さ
れているともに、このインフレータ取付孔24の周辺部に
位置して、等間隔で4か所にボルト用通孔25が形成され
ている。また、支持片部23は、略四角形筒状をなし、所
定間隔で係止孔27が複数形成されているとともに、両側
に位置する支持片部23からは、それぞれ下方に向かって
ブラケット部28が延設されている。そして、このブラケ
ット部28に形成した取付孔29に挿入されたボルトによ
り、このブラケット部28をホーンスイッチ機構などに設
けたブラケットに固定して、エアバッグ装置11がステア
リングホイール本体5に取り付けられている。
【0019】また、33はエアバッグで、このエアバッグ
33は、袋状をなし、小さく折り畳んだ状態でベースプレ
ート21の上板部22の上面に配置されている。そして、こ
のエアバッグ33には、図3に示すように、円形の開口部
34が形成されているとともに、この開口部34の周囲に、
図示しない複数のボルト用通孔が形成されている。さら
に、エアバッグ33の内側には、開口部を介して、円環状
のリテーナ36が挿入され、エアバッグ33の開口部34をベ
ースプレート21のインフレータ取付孔24に位置合わせし
た状態で、図1に示すように、このリテーナ36に一体に
固定された4本の取付ボルト(スタッドボルト)37が、
エアバッグ33およびベースプレート21のボルト用通孔25
を挿通し、ベースプレート21の上板部22の下面側に突出
するようになっている。
【0020】そして、図3において、41はインフレータ
で、このインフレータ41は、略円柱状をなす本体部42を
有し、この本体部42の上側部の周面に、ガスを噴射する
ガス噴射口が所定間隔で複数形成されている。また、こ
のインフレータ41には、板状をなすフランジ部45が設け
られ、このフランジ部45には、図示しないボルト用通孔
がエアバッグ33およびベースプレート21のボルト用通孔
25に対応して形成されている。
【0021】また、51はカバー体で、このカバー体51
は、軟質の合成樹脂などを射出して、ステアリングホイ
ール本体5のボス部3を覆う平面略正方形状の被覆部52
と、この被覆部52の裏面から下側に突設された略角筒状
の取付片部54とが一体に形成されている。
【0022】そして、被覆部52は、ステアリングホイー
ル1のセンタバッドとなるもので、外周部からは、下方
に向かって湾曲された周壁部52a が形成されているとと
もに、この周壁部52a の両側部には、この周壁部52a を
切り欠いた切欠部52b が形成されている。また、この被
覆部52の裏面部には、平面略H字状に凹設されて薄肉と
なる破断可能なテアライン55が形成されている。一方、
取付片部54は、略四角形筒状をなして周壁部52a の内側
に突設され、周方向に所定間隔で係止孔57が形成されて
いる。
【0023】さらに、61,61は一対の保持部材で、これ
ら保持部材61,61は、それぞれ帯状をなす帯状部62と、
この帯状部62の一面から所定間隔で突設された複数の係
止部64とが、ナイロン、ポリアミド、ポリアセタール、
エラストマー系樹脂等の合成樹脂により一体に形成され
ている。そして、各保持部材61の帯状部62は、カバー体
51の前後に位置する取付片部57の外側面と、両側に位置
する取付片部57の外側面とに密着する形状に形成されて
いる。また、各係止部64は、円柱状をなす軸部66と、こ
の軸部66の先端部から外周側に突設された円板状をなす
拡径部67とを有している。そして、拡径部67の径寸法
は、エアバッグ33およびベースプレート21のボルト用通
孔25の径寸法より若干大きく、また、この拡径部67の先
端面は、略円錐台状をなして傾斜するように形成されて
いる。
【0024】そして、このエアバッグ装置11を組み立て
る際は、まず、図1に示すように、リテーナ36を挿入し
て折り畳んだエアバッグ33をベースプレート21に載置
し、取付ボルト37をベースプレート21のボルト用通孔25
から突出させる。
【0025】続いて、エアバッグ33を覆うようにして、
ベースプレート21の上側からカバー体51を被せ、ベース
プレート21の支持片部23の外側に、カバー体51の取付片
部54を嵌合して、係止孔27,57同士を位置合わせする。
【0026】そして、保持部材61は、必要に応じて帯状
部62を弾性変形させ、帯状部62を取付片部54の外側面に
沿わせながら、各係止部64を、取付片部54および支持片
部23の係止孔27,57に圧入して装着する。この状態で、
カバー体51の取付片部54の外側面に、帯状部62が密着す
るとともに、ベースプレート21の支持片部23の内側に、
係止部64の拡径部67が係止され、支持片部23と帯状部62
との間に取付片部54が挟持され強固に固定される。
【0027】また、インフレータ41は、ベースプレート
21の下側から、各ボルト用通孔に取付ボルト37を挿通さ
せながら、インフレータ取付孔24および開口部34を介し
て、エアバッグ33の内側にインフレータ41の本体部42を
押し込み、フランジ部45をベースプレート21の下面に当
接させる。さらに、取付ボルト37の下端部にナットを螺
合して締め付けることにより、リテーナ36とナットとの
間に、エアバッグ33、ベースプレート21、およびインフ
レータ41が共締めして連結固定される。
【0028】そして、この状態で、エアバッグ装置11の
組み立てが完了し、完成したエアバッグ装置11は、ボル
トなどを用いてステアリングホイール本体5に固定され
るとともに、リード線などを用いて車体側の電気部品に
電気的に接続される。
【0029】また、自動車が衝突した際などには、図示
しない衝突診断ユニットからの信号によりインフレータ
41の点火器が起動され、充填した推進薬を反応させるこ
とにより、周面に形成されたガス噴射口からエアバッグ
33の内部に窒素ガスなどが急速に噴射されて、折り畳ま
れたエアバッグ33が急激に膨張する。すると、このエア
バッグ33の膨張の圧力により、カバー体51の被覆部52が
テアライン55に沿って開裂し、前後一対の扉片部が形成
され、さらに、これら扉片部が前後に回動してエアバッ
グ33の突出口が形成され、この突出口から、乗員の前側
にエアバッグ33が膨張展開するようになっている。
【0030】そして、本実施の形態のエアバッグ装置11
によれば、カバー体51は、ベースプレート21に嵌合した
状態で、保持部材61に一体に設けた複数の係止部64を、
取付片部54および支持片部23の係止孔27,57に順次圧入
して係止することにより、取付片部54を支持片部23と帯
状部62との間に挟んだ状態で固定して、カバー体51をベ
ースプレート21に容易かつ強固に固定できる。すなわ
ち、いわゆるブラインドリベットを複数用いる構成で
は、専用の工具を用いる必要があるとともに、マンドレ
ルを引き抜く工程などが必要であり、また、ねじなどを
用いる構成でも、ねじを締め付ける工程が必要である
が、これらの構成に比べて、部品点数を削減できるとと
もに、組み立て工数を削減でき、製造コストを低減する
ことができる。
【0031】また、保持部材61は、弾性的に変形可能な
樹脂にて形成したため、帯状部62を変形させながら、係
止部64を係止孔57,27に容易に圧入係止できるととも
に、帯状部62が取付片部54に密着し、カバー体51をベー
スプレート21に強固に固定できる。また、金属製のもの
に比べて、防錆、見栄え向上のための黒メッキあるいは
黒色塗装などの必要がなく、製造コストを低減すること
ができる。
【0032】なお、上記の実施の形態では、一対の保持
部材61,61を用いたが、例えば、図4に示すように、略
C状をなす一体に形成された帯状部62を備えた保持部材
71を用い、部品点数の削減などを実現することもでき
る。
【0033】また、図5に示す保持部材73のように、帯
状部62の寸法をさらに延長して、先端部同士を取付片部
54の外周面上で重ね合わせるとともに、この重ね合わせ
た部分をリベットあるいはクリップなどの固着具74で取
付片部54および支持片部23に固着することもできる。そ
して、この構成では、帯状部62を環状に保持することが
でき、この帯状部62から突設された係止部64が係止孔2
7,57から抜けることを防止して、係止部64により取付
片部54および支持片部23を確実に係止し、カバー体51を
ベースプレート21に強固に組み付けることができる。
【0034】また、上記の各実施の形態において、保持
部材61,71,73は、例えば、図6に示すように、軸部66
の内側に、先端部に開口する穴部77を形成し、拡径部67
の縮径方向への変形を容易にして、係止孔27,57への圧
入を容易にすることができる。さらに、保持部材61,7
1,73は、合成樹脂のほか、アルミニウム合金や鉄など
にて形成しても良く、また、帯状部62と係止部64とを別
体に形成することもできる。
【0035】また、上記の各実施の形態において、ベー
スプレート21とカバー体51とを固定するリベットを併用
することもできる。
【0036】さらに、本発明は、ステアリングホイール
1に装着するエアバッグ装置のほか、助手席乗員用のエ
アバッグ装置などにも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、保持部材の複数の係止部を、取付片部および支持片
部に順次係止することにより、取付片部が支持片部と帯
状部との間に挟まれた状態で固定されて、カバー体をベ
ースプレートに容易かつ強固に固定できる。
【0038】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、帯状部を変形させながら、
係止部を取付片部および支持片部に容易に係止できると
ともに、帯状部が取付片部に密着し、カバー体を支持部
材に強固に固定できる。また、金属製のものに比べて、
防錆のためのメッキなどの必要がなく、製造コストを低
減することができる。
【0039】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、保持部材の帯状部が環状に
保持された状態で取付片部および支持片部に固着され、
係止部により取付片部および支持片部を確実に係止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置を用いたステアリングホイ
ールを示す平面図である。
【図3】同上ステアリングホイールを示す図2のI−I
断面図である。
【図4】本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示
す斜視図である。
【図5】本発明のエアバッグ装置のさらに他の実施の形
態を示す斜視図である。
【図6】本発明のエアバッグ装置の保持部材の他の実施
の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 エアバッグ装置 21 支持部材としてのベースプレート 23 支持片部 33 エアバッグ 51 カバー体 52 被覆部 54 取付片部 61 保持部材 62 帯状部 64 係止部 74 固着具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスにより膨張展開するエアバッグと、 このエアバッグを覆う被覆部およびこの被覆部に連設さ
    れた取付片部を設けたカバー体と、 前記取付片部の一面に当接する支持片部を設けた支持部
    材と、 前記取付片部の他面に当接する帯状部、およびこの帯状
    部から突設され前記取付片部および前記支持片部に係止
    する複数の係止部を設けた保持部材とを具備したことを
    特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 保持部材の帯状部は、弾性的に変形可能
    な樹脂にて、取付片部の形状に沿って屈曲された形状に
    形成されたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ
    装置。
  3. 【請求項3】 保持部材の帯状部は、長手方向の先端部
    が固着具を用いて互いに固着されるとともに取付片部お
    よび支持片部に固着されたことを特徴とする請求項1記
    載のエアバッグ装置。
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