JPH09123792A - 車速制御装置 - Google Patents
車速制御装置Info
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- JPH09123792A JPH09123792A JP28574995A JP28574995A JPH09123792A JP H09123792 A JPH09123792 A JP H09123792A JP 28574995 A JP28574995 A JP 28574995A JP 28574995 A JP28574995 A JP 28574995A JP H09123792 A JPH09123792 A JP H09123792A
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
減速を行なうとともに、加減速終了時のオーバーシュー
トおよびアンダーシュートを抑制する。 【解決手段】 車速を検出する車速検出手段18と、所
定の加速操作がなされると車速指令値を増加し、加速操
作が解除されるとその時点の車速検出値を車速指令値に
設定する車速指令値設定手段14と、車速検出値が車速
指令値になるように車速を制御する制御手段14とを備
えた車速制御装置において、車速指令値設定手段14
は、車速検出値と車速指令値との車速偏差に応じて車速
指令値の増加分を設定する。
Description
御する装置に関する。
が操作されると、その時点の車速を目標車速、すなわち
車速指令値として記憶するとととも、実車速が車速指令
値となるように定速走行制御する車速制御装置が知られ
ている(例えば、特開昭60−56639号公報参
照)。この種の車速制御装置では、図11に示すよう
に、定速走行制御中に加速スイッチが操作されると、操
作されている間は車速指令値を一定の割合で増加する。
実車速が希望する速度に達して加速スイッチが開放され
ると、その時の実車速が車速指令値として記憶され、そ
れ以後はその車速指令値に実車速を追従させるようにス
ロットル開度をフィードバック制御している。また、図
12に示すように、定速走行制御中に減速スイッチが操
作されると、操作されている間は車速指令値を一定の割
合で減少する。実車速が希望する速度に達して減速スイ
ッチが開放されると、その時の実車速が車速指令値とし
て記憶され、それ以後はその車速指令値に実車速を追従
させるようにスロットル開度をフィードバック制御して
いる。
れた場合には、登坂路における走行抵抗が車両の駆動力
よりも大きいために実車速が車速指令値に追従できず、
車速指令値と実車速との偏差が増大していく。そのよう
な場合に、実車速が希望する車速に達して加速スイッチ
が開放されると、車速指令値にその時の実車速が設定さ
れるので車速指令値が増大した偏差分だけ一気に低下
し、その結果、加速スイッチの開放直後に車速にアンダ
ーシュートが発生する。また、降坂時に減速スイッチが
操作された場合には、降坂路における走行抵抗が小さい
ために実車速が車速指令値に追従できず、車速指令値と
実車速との偏差が増大していく。そのような場合に、実
車速が希望する車速に達して減速スイッチが開放される
と、車速指令値にその時の実車速が設定されるので車速
指令値が増大した偏差分だけ一気に上昇し、その結果、
減速スイッチの開放直後に車速にオーバーシュートが発
生する。
御中には加速係数に基づいて車速指令値を演算し、車速
指令値と実車速との偏差が所定値を越えると加速係数を
変更するか、あるいは車速指令値にその時点の実車速を
設定するようにした車速制御装置が提案されている(例
えば、特開昭61−77535号公報参照)。この車速
制御装置では、図13(a)に示すように加速制御中に
車速指令値と実車速との偏差が所定値を越えると(時刻
t1)、(b)に示すように車速指令値の増加率が小さ
い値に不連続に変更され、車速偏差が所定値以下となる
ように制御される。また、図14(a)に示すように減
速制御中に車速指令値と実車速との偏差が所定値を越え
ると(時刻t2)、(b)に示すように車速指令値の減
少率が小さい値に不連続に変更され、車速偏差が所定値
以下となるように制御される。
た後者の車速制御装置では、加速制御中に車速偏差が所
定値を越えると車速指令値の増加率が低減されるので、
車両が最大駆動力を出力できず、最大駆動力にみあった
加速度が得られなくなる。そのため、車両は小さな加速
度で加速される状態となり、いったんこの状態になると
ますます車速偏差が拡大するのでもとの状態に戻りにく
い。同様に、減速制御中に車速偏差が所定値を越えると
車速指令値の減少率が低減されるので、車両が最大駆動
力を出力できず、最大駆動力にみあった減速度が得られ
なくなる。そのため、車両は小さな減速度で減速される
状態となり、いったんこの状態になるとますます車速偏
差が拡大するのでもとの状態に戻りにくい。
最大駆動力による加減速を行なうとともに、加減速終了
時のオーバーシュートおよびアンダーシュートを抑制す
る車速制御装置を提供することにある。
に、 (1) 請求項1の発明は、車速を検出する車速検出手
段と、所定の加速操作がなされると車速指令値を増加
し、前記加速操作が解除されるとその時点の前記車速検
出手段による車速検出値を前記車速指令値に設定する車
速指令値設定手段と、前記車速検出値が前記車速指令値
になるように車速を制御する制御手段とを備えた車速制
御装置に適用され、前記車速指令値設定手段によって、
前記車速検出値と前記車速指令値との車速偏差に応じて
前記車速指令値の増加分を設定する。車速検出値と車速
指令値との車速偏差に応じて車速指令値の増加分を設定
し、加速操作がなされるとその増加分だけ車速指令値を
増加し、加速操作が解除されるとその時点の車速検出値
を車速指令値に設定する。そして、車速検出値が車速指
令値になるように車速を制御する。 (2) 請求項2の車速制御装置は、前記車速指令値設
定手段によって、前記車速偏差が第1の値以下の場合に
は目標加速度で車両を加速可能な車速指令値増加分を設
定するようにしたものである。 (3) 請求項3の車速制御装置は、前記車速指令値設
定手段によって、前記車速偏差が前記第1の値を越えた
ら前記車速偏差の増加に応じて車速指令値増加分を低減
し、前記車速偏差が第2の値を越えたら車速指令値増加
分を0とする。 (4) 請求項4の発明は、車速を検出する車速検出手
段と、所定の減速操作がなされると車速指令値を低減
し、前記減速操作が解除されるとその時点の前記車速検
出手段による車速検出値を前記車速指令値に設定する車
速指令値設定手段と、前記車速検出値が前記車速指令値
になるように車速を制御する制御手段とを備えた車速制
御装置に適用され、前記車速指令値設定手段によって、
前記車速検出値と前記車速指令値との車速偏差に応じて
前記車速指令値の減少分を設定する。車速検出値と車速
指令値との車速偏差に応じて車速指令値の減少分を設定
し、減速操作がなされるとその減少分だけ車速指令値を
低減し、減速操作が解除されるとその時点の車速検出値
を車速指令値に設定する。そして、車速検出値が車速指
令値になるように車速を制御する。 (5) 請求項5の車速制御装置は、前記車速指令値設
定手段によって、前記車速偏差が第3の値以下の場合に
は目標減速度で車両を減速可能な車速指令値減少分を設
定するようにしたものである。 (6) 請求項6の車速制御装置は、前記車速指令値設
定手段は、前記車速偏差が前記第3の値を越えたら前記
車速偏差の増加に応じて車速指令値減少分を低減し、前
記車速偏差が第4の値を越えたら車速指令値減少分を0
とする。
明細書で用いる略号とその名称を表1に整理する。
負圧式スロットルアクチュエータ1は、ハウジング2内
にダイアフラム3が設置され、負圧室4の負圧に応じて
ダイアフラム3が移動する。ダイアフラム3はばね5に
より常時、図の左方向に付勢されるとともに、スロット
ルチャンバー6内のスロットルバルブ7に連結されてい
る。負圧室4の負圧が低下すると、ばね5の付勢力によ
りダイアフラム3が図の右方向に移動し、スロットルバ
ルブ7が閉方向に駆動される。逆に負圧室4の負圧が増
加すると、ダイアフラム3がばね5の付勢力にうちかっ
て図の左方向に移動し、スロットルバルブ7が開方向に
駆動される。スロットルアクチュエータ1の負圧室4の
負圧は、バキュームポンプ8とベントバルブ10により
制御される。バキュームポンプ8はモータ9により駆動
され、負圧室4に負圧を蓄える。ベントバルブ10はソ
レノイド11により開閉され、負圧室4の負圧を抜いて
大気圧にする。
タ15、メモリ16などを備え、バキュームポンプモー
タ9およびベントバルブソレノイド11を駆動制御して
負圧式スロットルアクチュエータ1によりスロットルバ
ルブ7の開度を調節する。このコントローラ14には、
スロットルセンサ17、車速センサ18およびエンジン
回転速度センサ19が接続される。スロットルセンサ1
7はスロットルバルブ7の開度(以下、実スロットル開
度Tvoと呼ぶ)を検出するセンサであり、実スロットル
開度Tvoに応じた直流電圧を出力する。車速センサ18
は車両の走行速度(以下、実車速Vspと呼ぶ)を検出す
るためのセンサであり、例えばトランスミッションのス
ピードメーターピニオンに連結され、同ピニオン1回転
当たり所定数のパルス信号を出力する。コントローラ1
4は、所定時間、車速センサ18から出力されるパルス
信号をカウントし、実車速Vspに変換する。また、エン
ジン回転速度センサ19はエンジンの回転速度Neを検
出するためのセンサであり、クランクシャフトに連結さ
れ、クランクシャフト1回転当たり所定数のパルス信号
を出力する。コントローラ14は、所定時間、エンジン
回転速度センサ19から出力されるパルス信号をカウン
トし、エンジン回転速度Neに変換する。
チ20、セットスイッチ21、アクセラレートスイッチ
22、コーストスイッチ23、キャンセルスイッチ2
4、ブレーキスイッチ25が接続される。メインスイッ
チ20は車速制御装置を作動させるためのスイッチであ
り、セットスイッチ21は定速走行制御の開始と車速指
令値Vsprの設定を行なうためのスイッチである。ま
た、アクセラレートスイッチ22は定速走行制御におけ
る車速指令値Vsprを増加するためのスイッチ、コース
トスイッチ23は車速指令値Vsprを低減するためのス
イッチである。さらに、キャンセルスイッチ24は定速
走行制御を解除するためのスイッチ、ブレーキスイッチ
25はフットブレーキが操作されると閉路するスイッチ
である。コントローラ14は、センサ17〜19により
検出された実スロットル開度Tvo、実車速Vspおよびエ
ンジン回転速度Neと、スイッチ20〜25からの操作
指令とに基づいて、バキュームポンプモータ9とベント
バルブソレノイド11をパルス駆動してスロットルバル
ブ7の開度を調節する。なお、パルス駆動時のPWMデ
ューティー比については後述する。
フローチャートである。このフローチャートにより、こ
の実施形態の動作を説明する。コントローラ14はメイ
ンスイッチ20が投入されると、所定の時間間隔、例え
ば50msごとにこの制御プログラムを実行する。ま
ず、ステップ1で、スロットルセンサ17の出力電圧を
A/D変換して実スロットル開度Tvoを演算する。ま
た、車速センサ18からの所定時間の入力パルス数に基
づいて平均車速を演算し、実車速Vspとする。さらに、
エンジン回転速度センサ19からの所定時間の入力パル
ス数に基づいて平均エンジン回転速度を演算し、エンジ
ン回転速度Neとする。ステップ2で、キャンセルスイ
ッチ24が操作されるか、またはブレーキスイッチ25
によりフットブレーキ操作が検出されると、定速走行制
御を中止する。すなわち、ステップ12で定速走行制御
中であることを示す定速走行制御中フラグをクリヤし、
続くステップ13でメモリ16に記憶されているスロッ
トル開度指令値Tvorをリセットして車速制御を終了す
る。一方、キャンセルスイッチ24もフットブレーキも
操作されていない時は、ステップ2から3へ進み、セッ
トスイッチ21の操作を確認する。セットスイッチ21
が操作されている時は、定速走行制御を開始する。すな
わち、ステップ4で車速指令値Vsprに上記ステップで
算出した実車速Vspを設定し、メモリ16に記憶する。
続くステップ5で、定速走行制御中フラグをセットして
車速制御を終了する。
キ、セットスイッチ21がいずれも操作されていない時
はステップ6へ進み、定速走行制御中フラグの状態を確
認する。定速走行制御中フラグがセットされていない時
はステップ13へ進み、メモリ16に記憶されているス
ロットル開度指令値Tvorをリセットして車速制御を終
了する。一方、定速走行制御中フラグがセットされてい
る時はステップ7以降へ進み、定速走行制御を行なう。
ステップ7において、図3に示すサブルーチンを実行し
てアクセラレート制御を行ない、続くステップ8で、図
4に示すサブルーチンを実行してコースト制御を行な
う。なお、アクセラレート制御とコースト制御について
は後述する。
速Vspとに基づいて両者を一致させるための目標駆動力
Forを演算する。この実施形態では、公知の線形制御手
法であるモデルマッチング手法と、近似ゼロイング手法
とを用いて目標駆動力Forを演算する。制御対象の伝達
特性をパルス伝達関数P(z-1)とおくと、補償器の部
分は図5に示す制御ブロック図で表わされる。zは遅延
演算子であり、z-1を乗ずると1制御周期前の値とな
る。C1(z-1),C2(z-1)は、近似ゼロイング手法
による補償器であり、外乱やモデル化誤差による影響を
抑えるためのものである。C3(z-1)はモデルマッチ
ング手法による補償器であり、制御対象の応答特性を規
範モデルH(z-1)の特性に一致させるためのものであ
る。目標加速度を入力、実車速を出力とする部分を制御
対象とおくと、制御対象の伝達特性であるパルス伝達関
数P(z-1)は、積分要素P1(z-1)と、無駄時間要
素P2(z-1)=z-2との積で置換することができる。
積分要素P1(z-1)は、
で演算される。
−γ・z-1)}, C2=C1/P1, γ=exp(−T/Tb), Tb;時定数 ここで、制御対象の無駄時間を無視して規範モデルを時
定数Taの一次ローパスフィルタとすると、C3は下記の
定数となる。
行う。なお、データy(k-1)は、y(k)に対する1サンプ
ル周期前のデータを表わす。
(1−γ)/T・Vsp(k-1), y1(k)=K・(Vspr(k)−Vsp(k))−y3(k)+y2(k-
2), y1(k)は目標加速度であるから、この目標加速度y1(k)
に車重Mを乗じて目標駆動力Forを演算する。
値Tvorを演算する。まず、目標エンジントルクTerを
次式により演算する。
データマップ(図6参照)を参照して、目標エンジント
ルクTerとエンジン回転速度Neとからスロットル開度
指令値Tvorを演算する。ステップS11において、P
ID演算などの制御手法により、スロットル開度偏差
(実開度Tvo−開度指令値Tvor)を算出し、算出した
偏差に基づいて、バキュームポンプ8およびベントバル
ブ10をパルス駆動するためのPWMデューティー比を
演算する。そして、演算したPWMデューティー比によ
りバキュームポンプモータ9およびベントバルブソレノ
イド11をパルス駆動する。
セラレート制御を説明する。ステップ21でアクセラレ
ートスイッチ22の操作を確認する。アクセラレートス
イッチ22が操作されていない時はステップ22へ進
み、アクセラレート制御中フラグの状態を確認する。ア
クセラレートスイッチ22が操作されておらず、且つア
クセラレート制御中フラグもセットされていない時は、
図2に示すメインルーチンへリターンする。アクセラレ
ートスイッチ22が操作されている時は、ステップ23
でアクセラレート制御中フラグをセットし、続くステッ
プ24で一制御周期前の車速指令値Vspr(k−1)と
今回計測された実車速Vsp(k)との車速偏差ΔVspを
算出する。ステップ25では、図7に示すデータマップ
を参照して車速偏差ΔVspに対する車速指令値増加分α
を求める。ここで、図7に示すデータマップは、車速偏
差ΔVspに対する車速指令値増加分αを予め設定したも
のであり、この例では車速偏差ΔVspが3km/h以下
の場合には増加分αを最大駆動力で車両を加速する目標
加速度に相当する増加分αmaxとし、3km/hを越え
て6km/hまでは増加分αを徐々に低減し、6km/
hを越えたら増加分αを0とする。このデータマップは
予めメモリ16に記憶しておき、アクセラレート制御を
行なう時にメモリ16を参照する。なお、車速偏差ΔV
spに対する車速指令値増加分αは図7に示すデータマッ
プに限定されない。ステップ26において、1制御周期
前の車速指令値Vsp(k−1)に増加分αを加算して新
しい車速指令値Vsp(k)を求める。一方、アクセラレ
ートスイッチ22が開放され、且つアクセラレート制御
中フラグがセットされている時は、アクセラレートスイ
ッチ22が開放された直後であると判断し、ステップ2
2から27へ進んでアクセラレート制御終了時の処理を
行なう。すなわち、ステップ27で実車速Vspを車速指
令値Vsprに設定し、続くステップ28でアクセラレー
ト制御中フラグをクリヤする。その後、メインルーチン
へリターンする。
制御結果を示す図である。アクセラレートスイッチ22
を操作した直後は、エンジンの応答遅れのために車速偏
差ΔVspが増加する。しかし、図7に示すように、車速
偏差が3km/h以下では最大駆動力で車両を加速する
目標加速度に相当する増加分αmaxだけ車速指令値Vspr
を増加し、3km/hを越えて6km/hまでは徐々に
増加分αを低減するようにしたので、エンジンの応答遅
れの後に駆動力が定常値に達して車速偏差ΔVspが少し
でも減少すれば、逆に車速指令値Vsprの増加分αが徐
々に増加して目標加速度に相当する増加分αmaxにな
り、車速偏差Vspが小さくても車両の最大駆動力にみあ
った目標加速度により車両を加速することができる。さ
らに、車速偏差ΔVspが6km/hを越えたら車速指令
値増加分αを0としたので、登坂路などのように走行抵
抗の大きな道路でアクセラレートスイッチ22を操作し
続けても、車速指令値Vsprと実車速Vsprとの車速偏差
ΔVspが6km/hを超えることがなく、アクセラレー
トスイッチ22を開放した直後の車速のアンダーシュー
トを抑制できる。
御を説明する。ステップ31でコーストスイッチ23の
操作を確認する。コーストスイッチ23が操作されてい
ない時はステップ32へ進み、コースト制御中フラグの
状態を確認する。コーストスイッチ23が操作されてお
らず、コースト制御中フラグもセットされていない時
は、図2に示すメインルーチンへリターンする。コース
トスイッチ23が操作されている時は、ステップ33で
コースト制御中フラグをセットし、続くステップ34で
一制御周期前の車速指令値Vspr(k−1)と今回計測
された実車速Vsp(k)との車速偏差ΔVspを算出す
る。ステップ25では、図8に示すデータマップを参照
して車速偏差ΔVspに対する車速指令値減少分βを求め
る。ここで、図8に示すデータマップは、車速偏差ΔV
spに対する車速指令値減少分βを予め設定したものであ
り、この例では車速偏差ΔVspが3km/h以下の場合
には減少分βを最大駆動力で車両を加速する目標加速度
に相当する減少分βmaxとし、3km/hを越えて6k
m/hまでは減少分βを徐々に低減し、6km/hを越
えたら減少分βを0とする。このデータマップは予めメ
モリ16に記憶しておき、アクセラレート制御を行なう
時にメモリ16を参照する。なお、車速偏差ΔVspに対
する車速指令値減少分βは図8に示すデータマップに限
定されない。ステップ36において、1制御周期前の車
速指令値Vsp(k−1)に減少分βを加算して新しい車
速指令値Vsp(k)を求める。コーストスイッチ23が
開放され、且つコースト制御中フラグがセットされてい
る時は、コーストスイッチ23が開放された直後である
と判断し、ステップ32から37へ進んでコースト制御
終了時の処理を行なう。すなわち、ステップ37で実車
速Vspを車速指令値Vsprに設定し、続くステップ38
でコース制御中フラグをクリヤしてメインルーチンへリ
ターンする。
結果を示す図である。コーストスイッチ23を操作した
直後は、エンジンの応答遅れのために車速偏差ΔVspが
増加する。しかし、図8に示すように、車速偏差が3k
m/h以下では目標減速度に相当する減少分βmaxだけ
車速指令値Vsprを減少し、3km/hを越えて6km
/hまでは徐々に減少分βを低減するようにしたので、
エンジンの応答遅れの後に駆動力が定常値に達して車速
偏差ΔVspが少しでも減少すれば、逆に車速指令値Vsp
rの減少分βが徐々に減少して目標減速度に相当する減
少分βmaxになり、車速偏差Vspが小さくても車両の最
大駆動力にみあった目標減速度により車両を減速するこ
とができる。さらに、車速偏差ΔVspが6km/hを越
えたら車速指令値減少分βを0としたので、降坂路など
のように走行抵抗の小さな道路でコーストスイッチ23
を操作し続けても、車速指令値Vsprと実車速Vsprとの
車速偏差ΔVspが6km/hを超えることがなく、コー
ストスイッチ23を開放した直後の車速のオーバーシュ
ートを抑制できる。
ンサ18が車速検出手段を、コントローラ14が車速指
令値設定手段および制御手段をそれぞれ構成する。な
お、上述した実施形態では負圧式スロットルアクチュエ
ータを用いた例を示したが、スロットルアクチュエータ
は負圧式に限定されない。また、上述した実施形態では
エンジンを駆動源として走行する車両を例に上げて説明
したが、電動モータを駆動源として走行する電気自動車
に対しても本発明を適用できる。
れば、車速検出値と車速指令値との車速偏差に応じて車
速指令値の増加分を設定し、加速操作がなされるとその
増加分だけ車速指令値を増加し、加速操作が解除される
とその時点の車速検出値を車速指令値に設定する。そし
て、車速検出値が車速指令値になるように車速を制御す
るようにしたので、目標加速度で車両を加速することが
できる。また、請求項2の発明によれば、車速偏差が第
1の値以下の場合には目標加速度で車両を加速可能な車
速指令値増加分を設定するようにしたので、車速偏差が
小さくても車両の最大駆動力にみあった目標加速度によ
り車両を加速することができる。請求項3の発明によれ
ば、車速偏差が第1の値を越えたら車速偏差の増加に応
じて車速指令値増加分を低減し、車速偏差が第2の値を
越えたら車速指令値増加分を0としたので、登坂路など
のように走行抵抗の大きな道路でアクセラレートスイッ
チを操作し続けても、車速偏差が第2の値を超えること
がなく、アクセラレートスイッチを開放した直後の車速
のアンダーシュートを抑制できる。請求項4の発明によ
れば、車速検出値と車速指令値との車速偏差に応じて車
速指令値の減少分を設定し、減速操作がなされるとその
減少分だけ車速指令値を低減し、減速操作が解除される
とその時点の車速検出値を車速指令値に設定する。そし
て、車速検出値が車速指令値になるように車速を制御す
るようにしたので、目標減速度で車両を減速することが
できる。請求項5の発明によれば、車速偏差が第3の値
以下の場合には目標減速度で車両を減速可能な車速指令
値減少分を設定するようにしたので、車速偏差が小さく
ても目標とする減速度により車両を減速することができ
る。請求項6の発明によれば、車速偏差が前記第3の値
を越えたら車速偏差の増加に応じて車速指令値減少分を
低減し、車速偏差が第4の値を越えたら車速指令値減少
分を0としたので、降坂路などのように走行抵抗の小さ
な道路でコーストスイッチを操作し続けても、車速偏差
が第4の値を超えることがなく、コーストスイッチを開
放した直後の車速のオーバーシュートを抑制できる。
ート。
データマップを示す図。
データマップを示す図。
図。
す図。
す図。
Claims (6)
- 【請求項1】 車速を検出する車速検出手段と、 所定の加速操作がなされると車速指令値を増加し、前記
加速操作が解除されるとその時点の前記車速検出手段に
よる車速検出値を前記車速指令値に設定する車速指令値
設定手段と、 前記車速検出値が前記車速指令値になるように車速を制
御する制御手段とを備えた車速制御装置において、 前記車速指令値設定手段は、前記車速検出値と前記車速
指令値との車速偏差に応じて前記車速指令値の増加分を
設定することを特徴とする車速制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車速制御装置におい
て、 前記車速指令値設定手段は、前記車速偏差が第1の値以
下の場合には目標加速度で車両を加速可能な車速指令値
増加分を設定することを特徴とする車速制御装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の車速制御装置におい
て、 前記車速指令値設定手段は、前記車速偏差が前記第1の
値を越えたら前記車速偏差の増加に応じて車速指令値増
加分を低減し、前記車速偏差が第2の値を越えたら車速
指令値増加分を0とすることを特徴とする車速制御装
置。 - 【請求項4】 車速を検出する車速検出手段と、 所定の減速操作がなされると車速指令値を低減し、前記
減速操作が解除されるとその時点の前記車速検出手段に
よる車速検出値を前記車速指令値に設定する車速指令値
設定手段と、 前記車速検出値が前記車速指令値になるように車速を制
御する制御手段とを備えた車速制御装置において、 前記車速指令値設定手段は、前記車速検出値と前記車速
指令値との車速偏差に応じて前記車速指令値の減少分を
設定することを特徴とする車速制御装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の車速制御装置におい
て、 前記車速指令値設定手段は、前記車速偏差が第3の値以
下の場合には目標減速度で車両を減速可能な車速指令値
減少分を設定することを特徴とする車速制御装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の車速制御装置におい
て、 前記車速指令値設定手段は、前記車速偏差が前記第3の
値を越えたら前記車速偏差の増加に応じて車速指令値減
少分を低減し、前記車速偏差が第4の値を越えたら車速
指令値減少分を0とすることを特徴とする車速制御装
置。
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|---|---|---|---|
| JP28574995A JP3235435B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 車速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP28574995A JP3235435B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 車速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09123792A true JPH09123792A (ja) | 1997-05-13 |
| JP3235435B2 JP3235435B2 (ja) | 2001-12-04 |
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ID=17695558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP28574995A Expired - Fee Related JP3235435B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 車速制御装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3235435B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017077849A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両走行制御装置 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28574995A patent/JP3235435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017077849A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両走行制御装置 |
| US10401856B2 (en) | 2015-10-22 | 2019-09-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle travel control apparatus |
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