JPH0912330A - 光ファイバ線引き方法 - Google Patents

光ファイバ線引き方法

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JPH0912330A
JPH0912330A JP16402195A JP16402195A JPH0912330A JP H0912330 A JPH0912330 A JP H0912330A JP 16402195 A JP16402195 A JP 16402195A JP 16402195 A JP16402195 A JP 16402195A JP H0912330 A JPH0912330 A JP H0912330A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber preform
preform
heater
furnace
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Application number
JP16402195A
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Inventor
Kohei Kobayashi
宏平 小林
Hiroo Matsuda
裕男 松田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
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    • C03B37/029Furnaces therefor
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    • C03B2205/60Optical fibre draw furnaces
    • C03B2205/62Heating means for drawing
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2205/00Fibre drawing or extruding details
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非円率の小さな光ファイバを線引きし得る光
ファイバ線引き方法を提供する。 【構成】 光ファイバ用母材20が供給される炉心管2
6を囲むヒータ29と、外側がこのヒータ29と炉体2
5との間に介装される断熱材24を貫通して電源に接続
すると共に内側がヒータ29を挟んで対向するようにヒ
ータ29に連結された一対の接続端子部30とを具えた
光ファイバ線引き炉11を用い、光ファイバ用母材20
の下端部を加熱溶融してこの光ファイバ用母材20の下
端部から光ファイバ34を線引きするに際し、光ファイ
バ用母材20の断面形状を楕円形と見なしてその長軸お
よび短軸のうちの少なくとも一方を求めるステップと、
光ファイバ用母材20の長軸および短軸のうちの少なく
とも一方がヒータ29の一対の接続端子部30の対向方
向と対応するように炉心管26に供給される光ファイバ
用母材20の回転位相を調整するステップとを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非円率の小さな光ファ
イバを線引きし得る光ファイバ線引き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、光ファイバ用母材を光フ
ァイバ線引き装置の線引き炉内にて加熱溶融し、この光
ファイバ用母材の下端を線引きすることによって得られ
る。より具体的には、例えば特開昭63−8233号公
報などに開示されているように、光ファイバ用母材の下
端から引き出された光ファイバは、直ちに樹脂塗布器に
よって外周面に紫外線硬化樹脂などの樹脂保護膜が塗布
され、さらに樹脂硬化装置を通過させてこの樹脂保護膜
を硬化させた後、光ファイバ素線として巻取り機に巻き
取られるようになっている。そして、線引き炉と樹脂塗
布器との間に設けられた外径測定機によって光ファイバ
の外径寸法が計測され、この外径寸法が一定となるよう
に、光ファイバ用母材から引き出される光ファイバの線
引き速度を調整するようにしている。
【0003】ところで、光ファイバが真円から外れてい
ると、光コネクタを位置決めするためのフェルールに形
成される光ファイバ装着用の穴径を大きくしなければな
らず、この穴の軸線と光ファイバの軸線との心ずれが大
きくなり、ひいては接続損失が大きくなる虞がある。同
様に、位置決めブロックに形成したV溝を利用して一対
の光ファイバを突き当て、これらを相互に接続する場合
でも、V溝に接触する部分の光ファイバの半径寸法がば
らつくため、光ファイバが真円から外れることは、接続
時の軸ずれや接続損失の原因となる。
【0004】光ファイバの断面形状が真円からどの程度
外れているかを表すパラメータとして非円率が知られて
いる。これは、光ファイバの円周方向に沿ってその外径
寸法を複数箇所測定し、これによって得られた最長の外
径を長径, 最短の外径を短径, 全測定値の平均値を平均
径とした場合、(長径−短径)/平均径で定義されるも
のである。一般的には、対象となる円の最大直径をD1
とする共に最小直径をD2 とした時、非円率εは下式の
通りに表される。
【0005】
【数1】 ε={2×(D1 −D2 )/(D1 +D2 )}×100 (%) 従来、この非円率を0にできるだけ近づけるため、光フ
ァイバ用母材の下端を線引き炉の中心に合致させ、光フ
ァイバ用母材をその円周方向に沿って均一に加熱するよ
うにしている。また、特開平1−96042号公報に開
示されているように、炉心管を回転させることによって
温度むらを解消し、非円率を小さくすることが提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、光ファイバの低
コスト化に伴い、光ファイバ用母材が大径化すると共に
その線引き速度が早くなってきている。また、線引き炉
そのものは、例えば電極や冷却水流炉の存在によって、
円周方向に沿った若干の不均一を避けることができな
い。このような円周方向に沿った温度分布の不均一は、
光ファイバ用母材が小径の場合よりも大径な分だけ、こ
の光ファイバ用母材の内部に温度むらがもたらされる。
しかも、従来よりも高速で光ファイバを線引きした場合
には、光ファイバ用母材が溶融縮径して温度むらが緩和
されるネックダウン部分の通過時間が短くなってしま
い、上述した温度むらがさらに解消されにくいことか
ら、より一層、非円率が大きくなる傾向となる。
【0007】また、特開平1−96042号公報に開示
された炉心管を回転させる方法の場合、円周方向に沿っ
た光ファイバ用母材の温度むらが緩和されるため、光フ
ァイバの非円率を小さくすることはできるものの、逆に
炉心管を回転することによって、炉内のガスの流れが乱
れて外径寸法の変動が大きくなってしまい、光コネクタ
を用いた接続や、接続端部を相互に溶融して接続する場
合における接続損失の増大をもたらす。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、非円率の小さな光ファ
イバを線引きし得る光ファイバ線引き方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光ファイバ
線引き方法は、炉体の中央部に設けられて光ファイバ用
母材が供給される炉心管と、この炉心管を囲むヒータ
と、このヒータと前記炉体との間に介装される断熱材
と、外側がこの断熱材を貫通して電源に接続すると共に
内側が前記ヒータを挟んで対向するように前記ヒータに
連結された一対の接続端子部とを具えた光ファイバ線引
き炉を用い、前記光ファイバ用母材の下端部を加熱溶融
してこの光ファイバ用母材の下端部から光ファイバを線
引きするに際し、光ファイバ用母材の断面形状を楕円形
と見なしてその長軸および短軸のうちの少なくとも一方
を求めるステップと、前記光ファイバ用母材の長軸およ
び短軸のうちの少なくとも一方が前記ヒータの前記一対
の接続端子部の対向方向と対応するように前記炉心管に
供給される前記光ファイバ用母材の回転位相を調整する
ステップとを具えたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、前記一対の接続端子部の対向方向
と前記光ファイバ用母材の短軸とが平行となるように前
記光ファイバ用母材の回転位相を調整するか、あるいは
前記一対の接続端子部の対向方向と前記光ファイバ用母
材の長軸とが平行となるように前記光ファイバ用母材の
回転位相を調整することが有効である。また、前記光フ
ァイバ用母材の長軸は、この光ファイバ用母材の円周方
向に沿って測定した外径寸法の最大値を示す位置にある
ことが好ましく、同様に、前記光ファイバ用母材の短軸
は、この光ファイバ用母材の円周方向に沿って測定した
外径寸法の最小値を示す位置にあることが好ましい。
【0011】
【作用】本発明によると、あらかじめ光ファイバ用母材
の断面形状を楕円形と見なしてその長軸および短軸のう
ちの少なくとも一方を求め、これによって光ファイバ用
母材の長軸および短軸のうちの少なくとも一方がヒータ
の一対の接続端子部の対向方向と対応するように、光フ
ァイバ用母材の回転位相を調整して炉心管に供給する。
そして、ヒータに通電して光ファイバ用母材の下端部を
加熱溶融させ、光ファイバを線引きする。
【0012】ここで、ヒータの一対の接続端子部の近傍
がその円周方向に沿った他の部分の温度より低い場合、
これら一対の接続端子部の対向方向と光ファイバ用母材
の短軸とが平行となるように光ファイバ用母材の回転位
相を調整することにより、光ファイバ用母材の短軸に沿
った縮径率が、光ファイバ用母材の長軸に沿った縮径率
よりも小さくなる結果、光ファイバ用母材が真円化され
る。
【0013】逆に、ヒータの一対の接続端子部の近傍が
その円周方向に沿った他の部分の温度より高い場合、こ
れら一対の接続端子部の対向方向と光ファイバ用母材の
長軸とが平行となるように光ファイバ用母材の回転位相
を調整することにより、光ファイバ用母材の長軸に沿っ
た縮径率が、光ファイバ用母材の短軸に沿った縮径率よ
りも大きくなる結果、光ファイバ用母材が真円化され
る。
【0014】
【実施例】本発明による光ファイバ線引き方法を実現し
得る光ファイバ線引き装置の一実施例について、図1〜
図3を参照しながら詳細に説明する。
【0015】本実施例の概略構造を表す図1に示すよう
に、線引き炉11の上方に立設されたコラム12には、
チャックテーブル13を一体的に設けた昇降スライダ1
4が垂直に昇降自在に取り付けられている。また、この
コラム12の上端には、昇降スライダ14を昇降駆動す
るための昇降用モータ15が設置されており、この昇降
用モータ15による昇降スライダ14の昇降位置に関す
る情報は、当該昇降用モータ15に組み付けられたエン
コーダ16を介して制御装置17に出力されるようにな
っている。
【0016】前記チャックテーブル13には、支持棒1
8の上端を回転自在に保持する把持装置19が搭載され
ており、この把持装置19には、支持棒18をその下端
に固定した光ファイバ用母材20と共に回転させる母材
駆動用モータ21が設けられている。この母材駆動用モ
ータ21による光ファイバ用母材20の回転位相に関す
る情報は、当該母材駆動用モータ21に組み付けられた
エンコーダ22を介して前記制御装置17に出力される
ようになっている。
【0017】前記線引き炉11の直上には、支持棒18
を介して把持装置19に吊り下げられた光ファイバ用母
材20の外径寸法を測定してその情報を制御装置17に
出力する外径測定器23が設けられており、この外径測
定器23の具体的な構造に関しては、従来から周知のも
の、例えば特開昭63−8233号公報などに開示され
たものをそのまま採用することができる。
【0018】線引き炉11の拡大断面構造を表す図2お
よびその III−III 矢視断面構造を表す図3に示すよう
に、断熱材24を内張りした炉体25の中央部には、円
筒状をなす炉心管26が組み込まれている。図示しない
不活性ガス供給源からヘリウムや窒素などの不活性ガス
が供給される炉心管26内には、支持棒18によって吊
り下げられた光ファイバ用母材20が収納される。この
光ファイバ用母材20は、炉体25の上端に形成された
開口部27から炉心管26内に差し込まれ、支持棒18
が摺動自在に貫通するシール板28によって、開口部2
7は塞がされた状態となっている。さらに、炉体25の
中央部と炉心管26との間には、全体として円筒状をな
すカーボンヒータ等のヒータ29が設けられ、このヒー
タ29の上端部には、相互に180度隔てて一直線状に
対向する一対の接続端子部30が径方向外側に突設さ
れ、これら接続端子部30には炉体25を貫通して図示
しない電源に接続する一対の電極31が接続金具32を
介して連結されている。そして、このヒータ29に通電
することによって、光ファイバ用母材20の下端部が加
熱され、溶融状態となって炉体25の下端に形成した開
口部33から光ファイバ34として線引きされる。
【0019】前記制御装置17は、光ファイバ用母材2
0を炉心管26内に収納する際に、外径測定器23を通
過する光ファイバ用母材20の長手方向に沿ったその外
径寸法と、その最大径および最小径をそれぞれ示す回転
位相とを外径測定器23およびエンコーダ16, 22か
らの出力に基づいて記憶する。そして、ヒータ29で囲
まれた光ファイバ用母材20の下端部の回転位相が所定
の位相となるように、母材駆動用モータ21を駆動す
る。
【0020】ところで、加熱溶融状態にある光ファイバ
用母材20の下端部、すなわちネックダウン部分35の
周囲の温度分布が相対的に高い箇所では、これと対応す
るネックダウン部分35も高温となり、このネックダウ
ン部分35での粘度が円周方向に沿った他の部分より低
くなるため、縮径率が大きくなって小径、すなわち楕円
の短軸となる傾向を持つ。逆に、ネックダウン部分35
の円周方向の温度分布が相対的に低い箇所では、これと
対応するネックダウン部分35も低温となり、このネッ
クダウン部分35での粘度が円周方向に沿った他の部分
より低くなるため、縮径率が小さくなって大径、すなわ
ち楕円の長軸となる傾向を持つ。本実施例では、接続端
子部30および電極31が介在する部分の断熱材24を
除去しているため、この部分からの放熱が相対的に多く
なり、接続端子部30と対向する炉心管26の内側の雰
囲気温度がその周方向に沿った他の部分の雰囲気温度よ
りも低めとなる傾向を持つ。
【0021】従って、光ファイバ用母材20の断面形状
が楕円形となっている場合、その短軸を接続端子部30
の対向方向に合致させることにより、ネックダウン部分
35での光ファイバ用母材20の縮径率の相違を相殺す
ることができ、非円率の良好な真円度の高い光ファイバ
34を線引きすることが可能である。
【0022】具体的には、制御装置17は、外径測定器
23で測定した光ファイバ用母材20の部分がネックダ
ウン部分35に達したことをエンコーダ16からの出力
に基づいて把握する。そして、その最小径の部分を楕円
の短軸としてこれが接続端子部30の対向方向となるよ
うに、エンコーダ22からの出力に基づいて母材駆動用
モータ21を駆動することにより、光ファイバ用母材2
0の全長に亙って非円率の良好な真円度の高い光ファイ
バ34を線引きすることができる。この場合、最大径を
示す部分を楕円の長軸としてこれが接続端子部30の対
向方向と直交するように、母材駆動用モータ21を駆動
しても良い。
【0023】なお、本実施例では光ファイバ用母材20
の短軸が接続端子部30の対向方向となるように、その
回転位相を制御するようにしたが、線引き炉11の構造
などによっては、接続端子部30と対向する炉心管26
の内側の雰囲気温度がその周方向に沿った他の部分の雰
囲気温度よりも高めとなる傾向を持つものもある。この
ような炉の場合には、光ファイバ用母材20の長軸が接
続端子部30の対向方向となるように、その回転位相を
制御することによって、先の実施例と同様に、非円率の
良好な真円度の高い光ファイバを線引きすることができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明の光ファイバ線引き方法による
と、光ファイバ用母材の断面形状を楕円形と見なしてそ
の長軸および短軸のうちの少なくとも一方を求め、この
光ファイバ用母材の長軸および短軸のうちの少なくとも
一方がヒータの一対の接続端子部の対向方向と対応する
ように、炉心管に供給される光ファイバ用母材の回転位
相を調整するようにしたので、線引き炉に特別な工夫を
する必要なく、非円率の良好な真円度の高い光ファイバ
を線引きすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバ線引き方法を実現し得
る光ファイバ線引き装置の一実施例の概略構造を表す機
構概念図である。
【図2】図1に示した実施例における線引き炉の部分の
構造を表す断面図である。
【図3】図2中の III−III 矢視断面図である。
【符号の説明】
11 線引き炉 12 コラム 13 チャックテーブル 14 昇降スライダ 15 昇降用モータ 16 エンコーダ 17 制御装置 18 支持棒 19 把持装置 20 光ファイバ用母材 21 母材駆動用モータ 22 エンコーダ 23 外径測定器 24 断熱材 25 炉体 26 炉心管 27 開口部 28 シール板 29 ヒータ 30 接続端子部 31 電極 32 接続金具 33 開口部 34 光ファイバ 35 ネックダウン部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉体の中央部に設けられて光ファイバ用
    母材が供給される炉心管と、この炉心管を囲むヒータ
    と、このヒータと前記炉体との間に介装される断熱材
    と、外側がこの断熱材を貫通して電源に接続すると共に
    内側が前記ヒータを挟んで対向するように前記ヒータに
    連結された一対の接続端子部とを具えた光ファイバ線引
    き炉を用い、前記光ファイバ用母材の下端部を加熱溶融
    してこの光ファイバ用母材の下端部から光ファイバを線
    引きするに際し、 光ファイバ用母材の断面形状を楕円形と見なしてその長
    軸および短軸のうちの少なくとも一方を求めるステップ
    と、 前記光ファイバ用母材の長軸および短軸のうちの少なく
    とも一方が前記ヒータの前記一対の接続端子部の対向方
    向と対応するように前記炉心管に供給される前記光ファ
    イバ用母材の回転位相を調整するステップとを具えたこ
    とを特徴とする光ファイバ線引き方法。
  2. 【請求項2】 前記一対の接続端子部の対向方向と前記
    光ファイバ用母材の短軸とが平行となるように前記光フ
    ァイバ用母材の回転位相を調整することを特徴とする請
    求項1に記載した光ファイバ線引き方法。
  3. 【請求項3】 前記一対の接続端子部の対向方向と前記
    光ファイバ用母材の長軸とが平行となるように前記光フ
    ァイバ用母材の回転位相を調整することを特徴とする請
    求項1に記載した光ファイバ線引き方法。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバ用母材の長軸は、この光
    ファイバ用母材の円周方向に沿って測定した外径寸法の
    最大値を示す位置にあることを特徴とする請求項2また
    は請求項3に記載した光ファイバ線引き方法。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバ用母材の短軸は、この光
    ファイバ用母材の円周方向に沿って測定した外径寸法の
    最小値を示す位置にあることを特徴とする請求項2また
    は請求項3または請求項4に記載した光ファイバ線引き
    方法。
JP16402195A 1995-06-29 1995-06-29 光ファイバ線引き方法 Pending JPH0912330A (ja)

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JP16402195A JPH0912330A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 光ファイバ線引き方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100563501B1 (ko) * 2001-08-16 2006-03-28 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 광섬유모재 가열로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100563501B1 (ko) * 2001-08-16 2006-03-28 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 광섬유모재 가열로

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