JPH09122879A - ダイカストマシンにおける射出追従制御装置 - Google Patents

ダイカストマシンにおける射出追従制御装置

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JPH09122879A
JPH09122879A JP28190395A JP28190395A JPH09122879A JP H09122879 A JPH09122879 A JP H09122879A JP 28190395 A JP28190395 A JP 28190395A JP 28190395 A JP28190395 A JP 28190395A JP H09122879 A JPH09122879 A JP H09122879A
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JP
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injection
speed
mold
moving
injection plunger
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Application number
JP28190395A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takamura
村 昌 幸 高
Yukio Mizota
田 幸 雄 溝
Koji Yokoyama
山 宏 司 横
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に、射出シリンダの前進動作が型開きの動
作に常に同期して追従するようにし、固定型側に残りや
すいビスケット部での破損を防止し、鋳造品が確実に移
動型側に残った状態で型開きする。 【解決手段】 射出プランジャ22の移動速度を検出す
る射出速度検出手段と、移動ダイプレート4の移動速度
を検出する型開き速度検出手段と、射出シリンダ20に
供給する圧油の流量を制御する流量制御弁35と、型開
き開始時点から射出速度検出手段、型開き速度検出手段
によって検出した射出プランジャ22の移動速度と移動
ダイプレート4の移動速度とを比較し、射出プランジャ
22の移動速度が移動ダイプレート4の移動速度に等し
くなるように流量制御弁34の開度を制御する制御手段
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカストマシン
における射出追従制御装置に係り、特に、金型に充填し
た溶湯の冷却後に、鋳造品の一部であるビスケット部を
射出プランジャで押出す動作のタイミングを型開き動作
に同期して追従するように制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のダイカストマシンを示
す。このダイカストマシン1のベース2の上面には、固
定ダイプレート3が固定されているとともに、移動ダイ
プレート4が移動可能に取り付けられている。固定ダイ
プレート3、移動ダイプレート4にはそれぞれ対向する
ように固定型5、移動型6が取り付けられており、この
固定型5と可動型6によって鋳造品100を鋳造するキ
ャビティが形成されている。7は、圧油が蓄圧されてい
るアキュームレータで、8は、射出シリンダを示す。こ
の射出シリンダ8のピストンロッド9には、射出プラン
ジャ10が連結されている。
【0003】一方、符号11は、型開き用の油圧シリン
ダであり、この型開き用油圧シリンダ11は、固定ブロ
ック12に取り付けられているととともに、型開き時に
大きな力を発生させて移動型6を固定型5から引き離す
ためのトグル機構を構成するリンク機構13を介して移
動ダイプレート4と連結されている。
【0004】このようなダイカストマシン1では、金型
への溶湯の充填が完了してから型開きを行なう際、型開
き用油圧シリンダ11の後退により鋳造品100を移動
型6に残して金型を開き、型開きをさせる。その際に、
鋳造品100のビスケット部100aが最も離型し難い
部分である。
【0005】従来、型開きしたときの鋳造品100の破
損を防止するため、射出プランジャ10を前進させて、
ビスケット部100aを固定型5から押出す方法が採用
されている。
【0006】この鋳造品100のビスケット部100a
を射出プランジャ10で押出す場合、一般には、型開き
の動作に合せて射出プランジャ10を前進させるように
タイミングをとるのが普通である(以下、このような型
開きの動作を射出追従という。)。この射出追従では、
本来、射出プランジャ10の速度と、型開きしたときの
移動ダイプレート4の速度が同じになる必要があるが、
従来の射出追従では、射出プランジャ10の前進速度
が、移動ダイプレート4の移動する速度よりも大きくな
るように、射出シリンダ8の動作を制御している。
【0007】これは、型開きの際に必要とされる力に較
べて、射出プランジャ10の押出力の方が小さいため
で、鋳造品100のビスケット部100aに射出プラン
ジャ10のチップ先端が当接してからこれを押出すまで
に遅れがあり、これによって、実動作上は、射出プラン
ジャの前進速度が移動ダイプレート4の速度と同じよう
に設定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の射出
追従では、射出シリンダ8に供給する圧油の流量、圧力
と、型開き用油圧シリンダ11に供給する圧油の流量、
圧力とをそれぞれ独立に調整することによって、射出プ
ランジャ10の動作が型開きの動作に追従するように調
整している。
【0009】しかし、鋳造品100のビスケット部10
0aを押出すときに作用する抵抗の大きさによっては、
射出プランジャ10の追従動作が型開きに較べて遅れて
しまい、その結果、図6に示すように、鋳造品100が
ビスケット部100aから破損する結果、鋳造品100
は移動型6側に、ビスケット部100aは固定型5側に
そのまま残ってしまい連続鋳造に支障をきたすことがあ
った。
【0010】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、常に、射出シリンダの前進動作
が型開きの動作に常に同期して追従するようにし、ビス
ケット部での破損を防止し、鋳造品が確実に移動型側に
残った状態で型開きされるようにしたダイカストにおけ
る射出追従制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、金型と連通接続する射出スリーブに溶
湯を供給し、この溶湯を射出プランジャにより加圧して
金型内のキャビティに充填し、その凝固後に所定のタイ
ミングで移動型を固定型から離間させる型開きと同時に
射出プランジャを前進させて、鋳造品のビスケット部を
固定型から押し出すようにしたダイカストマシンにおい
て、射出プランジャの移動速度を検出する射出速度検出
手段と、移動ダイプレートの移動速度を検出する型開き
速度検出手段と、射出シリンダに供給する圧油の流量を
制御する流量制御弁と、前記型開き開始時点から射出速
度検出手段、型開き速度検出手段によって検出した射出
プランジャの移動速度と移動ダイプレートの移動速度と
を比較し、前記射出プランジャの移動速度が移動ダイプ
レートの移動速度に等しくなるように前記流量制御弁の
開度を制御する制御手段とを備えることを特徴とするも
のである。
【0012】また、本発明は、金型と連通接続する射出
スリーブに溶湯を供給し、この溶湯を射出プランジャに
より加圧して金型内のキャビティに充填し、その凝固後
に所定のタイミングで移動型を固定型から離間させる型
開きと同時に射出プランジャを前進させて、鋳造品のビ
スケット部を固定型から押し出すようにしたダイカスト
マシンにおいて、射出プランジャの移動速度を検出する
射出速度検出手段と、移動ダイプレートの移動速度を検
出する型開き速度検出手段と、型開きシリンダに供給す
る圧油の流量を制御する流量制御弁と、前記型開き開始
時点から射出速度検出手段、型開き速度検出手段によっ
て検出した射出プランジャの移動速度と移動ダイプレー
トの移動速度とを比較し、前記射出プランジャの移動速
度が移動ダイプレートの移動速度に等しくなるように前
記流量制御弁の開度を制御する制御手段とを備えること
を特徴とするものである。
【0013】本発明では、前記射出速度検出手段ならび
に型開き速度検出手段は、それぞれ射出プランジャ、移
動ダイプレートの位置を検出する位置検出器と、これら
の位置検出器から与えられる位置信号に基づいて射出プ
ランジャ、移動ダイプレートの移動速度を算出する演算
手段とからなることが好ましい。
【0014】このように構成される本発明によれば、型
開きが開始されると、固定型から離れていく可動型の移
動ダイプレートの移動速度が検出されるととともに、型
開きと同時に前進して固定型から成形品のビスケット部
を押し出そうとする射出プランジャの移動速度が検出さ
れる。その結果、射出プランジャの移動速度が移動ダイ
プレートの移動速度よりも小さい場合は、射出シリンダ
に圧油を供給する流量制御弁の開度を大きくする信号が
流量制御弁に送出され、射出プランジャの移動速度が増
し、射出プランジャによる押し出しが、その抵抗如何に
かかわらずに可動型の移動に追従するように制御され
る。
【0015】また、本発明では、請求項2に記載の発明
のように、射出シリンダに供給する圧油の流量を制御す
る替わりに、移動ダイプレートを駆動する型開きシリン
ダの圧油の流量を制御するようにすることもできる。そ
の場合、射出プランジャの移動速度が移動ダイプレート
の移動速度よりも小さい場合は、型開きシリンダに圧油
を供給する流量制御弁が絞られて、その移動ダイプレー
トの移動速度が減速して、射出プランジャが追従するよ
うに制御される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て添付の図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態による追従制
御装置の回路図を示す。なお、図中、図5と同一の参照
符号は、同一の構成要素を示す。符号20は、ダイカス
トマシンの射出シリンダで、この射出シリンダ20のピ
ストンロッド21には、射出プランジャ22が連結され
ている。この射出プランジャ22の先端のプランジャチ
ップ23で、射出スリーブ24内に給湯された溶湯を加
圧して、固定型5と移動型6とで形成されるキャビティ
に充填される。
【0018】30は射出シリンダ20および型開き用油
圧シリンダ32に圧油を供給する油圧源で、この油圧源
30と射出シリンダ20とは、2位置4ポートの電磁方
向切換弁34を介して接続されている。この電磁方向切
換弁34のソレノイドが消磁されているときにタンクポ
ートTと連通するBポートが、射出シリンダ20のロッ
ド側のポートと接続され、プレッシャポートPと連通す
るAポートが射出シリンダ20のヘッド側のポートと流
量制御弁35を介して接続されている。
【0019】同様に、型開き用油圧シリンダ32は、油
圧源30と2位置4ポートの電磁方向切換弁36を介し
て接続されている。この電磁方向切換弁36が消磁され
ているときにタンクポートTと連通するBポートが型開
き用油圧シリンダ32のヘッド側のポートと接続され、
プレッシャポートPと連通するAポートが型開き油圧シ
リンダ32のロッド側のポートと流量制御弁37を介し
て接続されている。前記流量制御弁35、37は、弁に
絞り作用を与えるスプールを駆動するアクチュエータ3
5a、37bをそれぞれ備えており、制御装置40によ
って、その開度が制御されるようになっている。
【0020】次に、前記制御装置40について説明する
と、この制御装置40は、入力装置41と、型開き時に
は後述する流れ図に従ってデータの演算処理をする中央
処理装置(CPU)42と、この中央処理装置42の動
作を記述したプログラムが格納されたROM(図示せ
ず)と、随時データの書き込み、読み込みをするための
RAM(図示せず)と、データ処理結果に応じて信号を
出力するための出力装置43とを備え、射出工程では、
流量制御弁35の開度を制御して低速射出、高速射出の
制御をする他、型開き工程では、本発明の射出追従制御
の制御を行なうものである。
【0021】この実施形態では、射出シリンダ20に
は、射出プランジャ22の速度を検出するため、磁気ス
ケールによって構成される位置検出器50が設けられて
いる。この位置検出器50は、スケール51の移動量を
磁気的に読み取って射出プランジャ22の移動量に対応
したパルス信号を出力するもので、制御装置40には入
力装置41を介して送信される。中央処理装置42は、
この位置検出信号から、射出プランジャ22の単位時間
あたりの移動速度を算出するようになっている。
【0022】同様にして、移動ダイプレート4の速度を
検出する手段として、磁気スケールによって構成される
位置検出器52が入力装置41を介して制御装置40に
接続されている。この第2位置検出器52は、移動ダイ
プレート4と一体に移動するスケール53の移動量を磁
気的に読み取って、その移動量に対応するパルス信号を
出力する。
【0023】次に、鋳造サイクルとの関連において、本
実施形態の追従制御について説明する。
【0024】図2は、射出プランジャと射出速度との関
係を示す図である。射出ストロークSは、低速射出スト
ロークSL と、高速射出ストロークSh とに区分され、
低速射出ストロークSL では速度VL で、高速射出スト
ロークSh では、速度Vh で射出プランジャが駆動され
るようになっている。このような射出ストロークおよび
射出速度VL 、Vh は、鋳造品あるいは金型条件等によ
り決定されるものである。なお、図中、Aは、射出低速
射出スタート位置、Bは高速射出スタート位置、Cは充
填完了位置を示している。
【0025】溶湯の充填が終了した後、溶湯が凝固して
からの型開き工程では、Cからさらに射出プランジャ2
2が前進して、鋳造品100のビスケット部100aを
プランジャチップ23が加圧して固定型から押し出そう
とする。この押出は、CからストロークエンドまでのS
E まで行なわれる。このとき、射出プランジャ22の移
動速度が移動ダイ6の速度VD よりも小さいと、ビスケ
ット部100aで破損して、これが固定型側に残ること
がある。
【0026】以下、これを防止する本発明の射出追従制
御における制御装置40の動作について、図3のフロー
チャートを参照して説明する。型開きが開始されると、
電磁方向制御弁36は、図1に示す位置に切り換わり、
圧油は所定の流量で流量制御弁36を通って型開き用油
圧シリンダ32のロッド側のシリンダ室に供給される。
以後、移動ダイプレート4は後退する。この間、中央処
理装置42は、位置検出器52から送信される位置信号
から、単位時間あたりのパルス数を係数し、単位時間あ
たりの移動ダイプレート4の移動量ΔxD として移動速
度VD を検出する(ステップS1)。
【0027】また、これと同じようにして、射出プラン
ジャ22の充填完了位置からの位置を検出器50から送
信される位置信号のパルス数を単位時間あたり係数し、
射出プランジャ22の移動量Δxi を移動速度Viとし
て算出する(ステップS2)。
【0028】続くステップS3では、移動ダイプレート
4の移動速度VD と、射出プランジャ22の移動速度V
i とを比較する。この比較処理では、まず、許容誤差α
の範囲内で移動ダイプレート4の移動速度VD と、射出
プランジャ22の移動速度Vi とが同じであるかどうか
が判別される。その比較の結果、 VD ±α≠Vi であれば、ステップS4に進む。さらに、移動ダイプレ
ート4の移動速度VD と、射出プランジャ22の移動速
度Vi とが比較される。比較の結果、 VD >Vi であれば、すなわち、射出プランジャ22によるビスケ
ット部100aの押出が型開き動作に較べて遅れている
ので、中央処理装置42は、出力装置43を介して流量
制御弁35のアクチュエータ35aに開度を増大させる
開度制御信号を出力する(ステップS4)。これによ
り、流量制御弁35を通って射出シリンダ20のヘッド
側のシリンダ室に供給される圧油の流量が増大するの
で、射出プランジャ22の射出速度が速くなるように制
御される。
【0029】以上のステップS1からステップS4まで
の処理は、ビスケット部100aの抵抗などによって射
出プランジャ22の前進が型開き動作に対して遅れてい
る間は、許容誤差αを見込んで、VD とVi とが等しく
なる状態、すなわち、射出プランジャ22が型開き動作
に同期して追従するまで繰り返される。
【0030】こうして、所定時間内における移動ダイプ
レート4の移動速度VD と、射出プランジャ22の移動
速度Vi が同じになると、ステップS6で、射出プラン
ジャ22がストロークエンドSE まで到達したかどうか
が判別され、ストロークエンドSE に至れば追従制御の
処理を終了する。
【0031】このようにして、射出プランジャ22が型
開き動作に対して遅れずに、射出プランジャ22による
鋳造品100のビスケット部100aの押出が型開き動
作に常に追従するので、鋳造品100がビスケット部1
00aで割れてしまうような不都合をなくすことができ
る。
【0032】以上は、射出シリンダへ送る圧油の流量を
制御することにより射出プランジャ22と移動ダイプレ
ート4の移動速度を同じになるように制御するものであ
るが、図4のフローチャートに示すように、ステップS
3での比較の結果、 VD >Vi であれば、すなわち、射出プランジャ22によるビスケ
ット部100aの押出が型開き動作に較べて遅れていれ
ば、流量制御弁37のアクチュエータ37aに開度を減
少させる開度制御信号を出力するようにしてもよい(ス
テップS4)。これにより、流量制御弁37を通って型
開きシリンダ32のロッド側のシリンダ室に供給される
圧油の流量が減少するので、相対的に移動ダイプレート
4の速度が遅くなり、射出プランジャ22が同期して追
従するようにすることができる。
【0033】以上、本発明について、好適な実施形態を
挙げて説明したが、本発明では、射出プランジャ22、
移動ダイプレートの速度を直接速度センサで検出するよ
うにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、溶湯凝固後の型開き動作において、射出プラ
ンジャと、移動ダイプレートの移動速度が同じになるよ
うに、それぞれの位置を検出して制御しているので、ビ
スケット部を押し出すときの抵抗の大きさによらず、常
に、射出シリンダの前進動作が型開きの動作に同期して
追従するようになるので、鋳造品のビスケット部での破
損を防止し、鋳造品を確実に移動型側に残して型開きを
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路図。
【図2】射出プランジャの位置と射出速度との関係を示
す図。
【図3】実施形態による追従制御のフローチャート。
【図4】他の実施形態による追従制御のフローチャー
ト。
【図5】従来のダイカストマシンの構成説明図。
【図6】型開き時にビスケット部が固定型側に残った状
態を示す説明図。
【符号の説明】
5 固定型 6 移動型 20 射出シリンダ 22 射出プランジャ 24 射出スリーブ 30 油圧源 32 型開き用油圧シリンダ 40 制御装置 100 鋳造品 100a ビスケット部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型と連通接続する射出スリーブに溶湯を
    供給し、この溶湯を射出プランジャにより加圧して金型
    内のキャビティに充填し、その凝固後に所定のタイミン
    グで移動型を固定型から離間させる型開きと同時に射出
    プランジャを前進させて、鋳造品のビスケット部を固定
    型から押し出すようにしたダイカストマシンにおいて、 射出プランジャの移動速度を検出する射出速度検出手段
    と、 移動ダイプレートの移動速度を検出する型開き速度検出
    手段と、 射出シリンダに供給する圧油の流量を制御する流量制御
    弁と、 前記型開き開始時点から射出速度検出手段、型開き速度
    検出手段によって検出した射出プランジャの移動速度と
    移動ダイプレートの移動速度とを比較し、前記射出プラ
    ンジャの移動速度が移動ダイプレートの移動速度に等し
    くなるように前記流量制御弁の開度を制御する制御手段
    とを備えることを特徴とするダイカストマシンにおける
    射出追従制御装置。
  2. 【請求項2】金型と連通接続する射出スリーブに溶湯を
    供給し、この溶湯を射出プランジャにより加圧して金型
    内のキャビティに充填し、その凝固後に所定のタイミン
    グで移動型を固定型から離間させる型開きと同時に射出
    プランジャを前進させて、鋳造品のビスケット部を固定
    型から押し出すようにしたダイカストマシンにおいて、 射出プランジャの移動速度を検出する射出速度検出手段
    と、 移動ダイプレートの移動速度を検出する型開き速度検出
    手段と、 型開きシリンダに供給する圧油の流量を制御する流量制
    御弁と、 前記型開き開始時点から射出速度検出手段、型開き速度
    検出手段によって検出した射出プランジャの移動速度と
    移動ダイプレートの移動速度とを比較し、前記射出プラ
    ンジャの移動速度が移動ダイプレートの移動速度に等し
    くなるように前記流量制御弁の開度を制御する制御手段
    とを備えることを特徴とするダイカストマシンにおける
    射出追従制御装置。
  3. 【請求項3】前記射出速度検出手段ならびに型開き速度
    検出手段は、それぞれ射出プランジャ、移動ダイプレー
    トの位置を検出する位置検出器と、これらの位置検出器
    から与えられる位置信号に基づいて射出プランジャ、移
    動ダイプレートの移動速度を算出する演算手段とからな
    ることをことを特徴とする請求項1または2に記載のダ
    イカストマシンにおける射出追従制御装置。
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