JPH09121062A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH09121062A
JPH09121062A JP8204459A JP20445996A JPH09121062A JP H09121062 A JPH09121062 A JP H09121062A JP 8204459 A JP8204459 A JP 8204459A JP 20445996 A JP20445996 A JP 20445996A JP H09121062 A JPH09121062 A JP H09121062A
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直樹 櫻井
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秀俊 荒川
Hiroshi Owada
廣 大和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】課題は、逆回復特性の優れた半導体装置を提供
することにある。 【解決手段】n- 層14及びp層16を有するダイオー
ドにおいて、p層16の不純物量を単位面積当たり1×
10の14乗個以下とする。 【効果】本発明によれば、逆回復電流を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆回復電流の小さ
な高速ダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、一般的な整流ダイオードの順方
向に電流を流している状態から逆方向の阻止状態に変化
する時の電流,電圧波形を示す。順方向に電流密度JF
で流し、次の瞬間逆バイアス電圧をかけると、逆回復電
流が流れる。この時の電流のピーク値JRPはそれに比例
して電力損失が発生するため、できるだけ小さくする必
要がある。また、JRPがノイズ源となって、このダイオ
ードを使用した回路、特に、集積回路を誤動作させる原
因となる。このような観点から、JRPを低減するダイオ
ードとして、図8に示す構造が、1987,アイ・イー
・イー・イー,インターナショナル,エレクトロン,デ
バイシズ,ミーテイング(1987,IEEE Internation
al Electron Devices Meeting )第658頁から第66
1頁において論じられている。この構造では、例えばn
+ 基板111の片面に結晶成長などで形成されたn~ 層
112中に、p層113が分かれて形成されている。電
極121は、p層113とオーミック接触し、p層11
3間において表面に露出しているn~ 層112とはショ
ットキー接合を形成している。また、電極121は周辺
において、酸化膜131上にはみ出すように形成され、
周辺の電界を緩和するフィールドプレートの役割を果た
している。電極122はn+ 層111に低抵抗接触して
いる。このダイオードに、電極121から電極122へ
電流を流すと、pn接合部分即ち、p層113からn~
層へホールが注入しn~ 層に過剰キャリアが蓄積される
が、ショットキー接合部分では電極121からn~ 層1
12に殆どホールが注入されない。従って、pn接合と
ショットキー接合の界面付近に蓄積するキャリア濃度
が、従来のpn接合だけのものに比べ少なくなる。その
結果、図7から分かるように、逆バイアス電圧が印加さ
れる瞬間に生じるJRPはpn接合付近の蓄積キャリアに
よって発生するため、図8のダイオードはJRPの低減に
有効であるという特長を持つ。また、逆方向の阻止状態
では、ショットキー接合の両側のp層113とn~ 層1
12との間に形成されるpn接合より伸びる空乏層が、
ショットキー接合下でリーチスルーするため、ショット
キー接合に加わる電界を緩和できる。このため、従来の
ショットキー接合だけのダイオードに比べ、漏れ電流を
小さくできるという特長を持つ。
【0003】一方、JRPを低減する構造として図9のダ
イオードが特開昭58−60577 号に示されている。このダ
イオードは、p+ 層113間のn~ 層112表面にp+
層113よりキャリア濃度の低いp層114を設けた点
が図8のダイオードと異なる。これにより、順方向で
は、拡散電位の小さなp層114とn~ 層112のpn
接合を電流が流れるので、p+ 層113とn~ 層112
の接合だけからなるダイオードに比べ、順方向の電圧降
下を小さくできるという特長を持つ。また、p層114
のキャリア濃度が低いので、p層114からのキャリア
の注入量を小さくできるので、JRPを小さくできるとい
う特長も持つ。さらに、ショットキー接合のような金属
と半導体の界面を使わないので、半導体表面の汚染等の
影響を受けにくく、特性が安定しているという特長も持
つ。もちろん、図8と同様に深いp+ 層113とn~ 層
112から伸びる空乏層により、p層114とn~ 層1
12のpn接合に加わる電界を緩和し、漏れ電流を小さ
くできるという効果もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すダイオード
は、電極121にワイヤ141をボンディングすること
によって漏れ電流が増加し耐圧が劣化するという問題が
ある。この原因は次のように推測される。
【0005】電極121にワイヤ141をボンディング
する時、電極121とワイヤ141との間に圧力が加え
られ、この圧力によって電極121とn~ 層112との
界面に欠陥が生じる。この欠陥が再結合中心を構成し、
伝導帯の電子が欠陥に流れ込み漏れ電流が増加する。特
に、逆バイアス状態になり電極121とn~ 層112と
の界面に加わる電界が強くなると、ショットキー障壁の
厚さが薄くなり、電子がトンネル電流として再結合中心
へ遷移する確率が高くなる。これにより、ますます漏れ
電流が増加し、結果として耐圧が低下するものと考えら
れる。
【0006】また、図9に示すダイオードは、図8のそ
れに比べ、p層114からのキャリアの注入があるた
め、JRPが大きくなるという問題がある。そこで、さら
にJRPを小さくするために、p層114のキャリア濃度
を低くすることが示されているが、p層114のキャリ
ア濃度を余り低くすると耐圧が低下する不具合がある。
これは、あまりp層114を低濃度化すると、電極12
1に空乏層がパンチスルーし、耐圧が低下するものと思
われる。また、図8のダイオードに比較して、p層11
4を形成する製造プロセスが増加するという問題があ
る。
【0007】以上のように、従来技術では小さいJRP
達成する構造における耐圧の低下については配慮がされ
ておらず、JRPの低減と耐圧の確保の両立が難しいとい
う問題があつた。
【0008】本発明の目的は、小さなJRPと安定な耐圧
が得られ、しかも製造が容易で安定性に優れた半導体装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の半導体装置の特徴とするところは、pn接合からな
る第1のダイオードと、通電方向にショットキーバリア
とpn接合とを複合化した第2のダイオードとを通電方
向と直角方向に並設すると共に、各ダイオードと通電方
向を逆にしてMOSFETを並設した点にある。更に、詳述す
るならば、第2のダイオードに電流密度JFの順電流を
流したときの順方向電圧VFが0.1(V)から0.3
(V)の範囲において、
【0010】
【数3】
【0011】が成立する点にある。具体的構成として
は、第1のダイオードは一方導電型の第1の半導体領域
と、第1の半導体領域に隣接してpn接合を形成し一方
の主電極にオーミック接触する他方導電型で第1の半導
体領域より高不純物濃度を有する第2の半導体領域とか
ら構成され、第2のダイオードは、一方導電型の第1の
半導体領域と、第1の半導体領域に隣接してpn接合を
形成し一方の主電極にショットキーバリアを介して接触
する他方導電型で第1の半導体領域より高不純物濃度を
有する第3の半導体領域とから構成されている。この場
合、第3の半導体領域は不純物量が1cm2 当たり1×1
0の14乗個以下で幅が100Åを超えることが望まし
い。そして、ダイオード全体構成としては、多数個の第
2のダイオードを第1のダイオードでそれぞれ包囲した
形が理想的である。
【0012】本発明では、ショットキーバリア下にpn
接合を形成しているため、ショットキーバリア界面にワ
イヤボンディング等で欠陥が生じても、pn接合がある
ためトンネル電流等による漏れ電流の増加を防ぐことが
できるので、耐圧の低下を防止できる。
【0013】また、n値を1.00≦n≦1.15とする
ことで、ショットキーバリア下のp層からn~ 層へのホ
ールの注入を押えることができるので、pn接合界面に
蓄積する過剰キャリアを低減でき、JRPを小さくでき
る。
【0014】さらに、電極中にp型不純物を含有させ、
これを半導体中に拡散させることにより、ショットキー
バリア下にp層を形成することができるので、p層を形
成するイオン注入などの新たな工程が不要となり、製造
が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例として示し
た図面により詳述する。
【0016】図2は本発明半導体装置のダイオード部分
の一実施例を示す断面図及び平面図である。図におい
て、1は互いに反対側に位置する一対の主表面11,1
2を有する半導体基体で、一方の主表面11に隣接する
+ 層13と、n+ 層13と他方の主表面12に隣接す
るn+ 層13より低不純物濃度のn~ 層14と、他方の
主表面12の選ばれた複数個所からn~ 層14内に延び
るn~ 層14より高不純物濃度のp層15と、p層15
相互間にあって他方の主表面12からn~ 層14内に延
びるn~ 層14より高不純物濃度でp層15より薄くさ
れたp層16とからなっている。p層15は複数個の小
領域151と、それらを包囲する環状領域152とから
なっている。2は一方の主表面11においてn+ 層13
にオーミック接触する一方の主電極、3は他方の主表面
12においてp層15にオーミック接触しp層16との
間にショットキーバリアを形成する他方の主電極、4は
他方の主表面12の周辺においてn~ 層14及びp層1
5上に形成された酸化膜で、他方の主電極3は酸化膜4
上に延在している。これによって、一対の主表面間に、
+ 層13,n~ 層14及びp層15からなる第1のダ
イードと、n+ 層13,n~ 層14,p層16及びショ
ットキーバリアからなる第2のダイオードとが並設され
た構造のダイオードが得られる。
【0017】図2に示すダイオードが、従来例の図9と
異なる点は、p層16と主電極3との間にショットキー
バリアを設けた点にある。本発明の効果を図3を使って
説明する。(a)は、従来例の図8における電極121
・n~ 層112のショットキーバリア領域のエネルギー
バンド構造、(b)は、本発明の図2における主電極2
・p層16・n~ 層14のショットキーバリア領域のエ
ネルギーバンド構造を示す。従来構造(a)では、先に
述べたようにショットキーバリア界面に例えばワイヤボ
ンディングで欠陥が生じると、逆バイアス時に伝導帯の
電子が欠陥が生じた再結合中心へ流れ込み漏れ電流が増
え、結果として耐圧が低下すると考えられる。一方、本
発明(b)では、ショットキーバリア界面に欠陥が生じ
ても、p層16によって障壁の幅Wを厚くできるので、
伝導帯の電子が欠陥へトンネル電流などで遷移する確率
が格段に小さくなる。例えば、p層16の幅が100Å
程度を超えると、殆ど電子が遷移しなくなる。従って、
漏れ電流が小さくなり、高耐圧化が図れる。しかも、p
層16と主電極3との間にショットキーバリアが形成さ
れているので、pn接合による空乏層が主電極3までパ
ンチスルーしても図9のダイオードのように耐圧が劣化
しないという特長を持つ。もちろんp層15が、p層1
6より深く形成されていることから、p層15のpn接
合から伸びる空乏層により、p層15のpn接合に加わ
る電界を緩和できる効果があることは言うまでもない。
さらに、p型ショットキーバリアにおけるホールに対す
る障壁φBPにより、p層16へのホールの供給を抑制で
きる。従って、図9のようなp層114と電極121が
オーミック接触しているダイオードでは、電極121か
らp層114へホールが供給され、さらにp層114か
らn~ 層112へホールが注入されるのに対し、図2の
ダイオードでは、φBPによりp層16へのホールの供給
が抑制され、従ってp層16からn~ 層14へのホール
の注入も少なくすることができる。その結果、pn接合
近傍の蓄積キャリアを低減でき、JRPを小さくできる。
さらに好ましいp層16としては、pn接合とショット
キーバリアの電位差によって、p層16が空乏化すれ
ば、ホールの注入が極めて少なくできるのでJRPを一層
小さくできる。
【0018】図4は、種々のP層16を持つ図2のダイ
オードの電気特性を詳しく調べた室温での実験結果であ
る。横軸は、ダイオードに順方向の電流密度JF を流し
た時に、順方向電圧VF が0.1〜0.3V程度の範囲に
おいて、VF とlnFの関係がほぼ直線になる領域での
【0019】
【数4】
【0020】の値とJRP/JF の関係を示している。こ
のnの値は、1に近いほど多数キャリアが主電流を占め
ていること、また2に近いほど注入した少数キャリアと
の再結合電流が大きいことを示している。順方向電流密
度JF と逆回復電流密度JRPの比JRP/JFを調べた結
果、図4の関係があることが判った。nの値が1.00
〜1.15 の間にすれば、JRP/JF を小さくできるこ
とが判った、これは、p層16を設けても、少数キャリ
アの注入を低減(nを小さく)すれば、JRPを小さくでき
ることを示している。p層16の条件としては、例えば
B(ホウ素)のイオン注入でp層16を形成する場合に
は、イオン注入量を1cm2 当たり約1×10の14乗個
以下にすることが望ましい。1cm2 当たり約1×10の
14乗個以上では、p層16と主電極2がオーミック接
合に近づき、またp層16が高濃度となるため、p層1
6からn~ 層14へホールが注入しやすくなり、JRP
大きくなるためである。
【0021】図5は、図2の半導体装置の好適な製造方
法を示す。まず、所望の耐圧を得るのに必要な比抵抗と
厚さを持ったn~ 層14を用意し、この一表面からイオ
ン注入又は拡散によって部分的にp型不純物を導入す
る。ここでp層不純物を所望の深さ例えば600Vのダ
イオードでは1〜10μmに熱処理により拡散させp層
15を形成する(a)。次に、p型不純物を含む電極3
をp層15の表面及びp層15に包囲されたn~ 層14
の表面に堆積する(b)。ここで、熱処理し、電極3中
のp型不純物をn~ 層14表面に拡散してp層を形成す
る。こうすることにより、図9で必要であったイオン注
入などを使ったp層16の形成工程を省くことができ
る。この場合、p層16の接合深さは、100nm程度
以下と極めて薄いので、周辺での電界を緩和し、耐圧を
確保するため、最終端のp層15を連結することが望ま
しい。その間のp層15の平面形状は、棒状,円形,多
角形であっても本発明の効果は得られる。もちろん、シ
ョットキーバリアを形成する電極とオーミック接合を形
成する電極を異なる材料とし、両電極を電気的に短絡し
ても良い。
【0022】図6は、さらに好ましい主電極3について
の実験結果を示す。主電極3にアルミニウムを含む材料
を用いた場合を示す。本発明者等の実験結果、熱処理温
度を430℃より高くするとp層14が形成されること
が分かった。しかし、アルミニウムとシリコンの共晶温
度577℃以上にすると、アルミニウムが凝縮し、主電
極3の断線、p層14の不均一が生じるため、熱処理温
度を共晶温度以上にすることは好ましくない。この結果
から、主電極3に半導体プロセスで広く用いられている
シリコンを添加したアルミニウムを適用することがで
き、半導体製造プロセスに適合できるという効果があ
る。
【0023】図1は、先に示したダイオードとパワーMO
SFETとを逆並列に複合化した本発明の半導体装置の実施
例を示す概略断面図である。パワーMOSFETは、n~ 層1
4に形成したp型のウエル層17,ウエル層17内に形
成したn型のソース層18,ゲート電極4,主電極2,
3を延長して形成したドレイン電極及びソース電極から
成っている。6はダイオードの主電極3上に設けたボン
ディングワイヤである。この結果、パワーMOSFETはn+
層13,n~ 層14,p層15,p層16からなる内蔵
ダイオードで主電流を流すことができるので、ワイヤ6
のボンディングによる耐圧劣化を防止できるとともに、
RPを低減することができる。
【0024】以上の本発明の半導体装置において、少数
キャリアのライフタイムを電子線照射などで短縮しても
良く、またp型とn型の半導体層を入れ換えても同様の
効果があることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、逆回復電
流を低減でき、耐圧の劣化を防止でき、さらに製造工程
を簡略化できるので、低ノイズ化,高信頼化,製作容易
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例を示す概略断面
図である。
【図2】本発明に適用するダイオードの一実施例を示す
概略断面図及び平面図である。
【図3】図2に示すダイオードの効果を示す説明図であ
る。
【図4】図2に示すダイオードの順方向電流密度と逆回
復電流密度との比と順方向電圧降下との関係を示す概略
図である。
【図5】図2に示すダイオードの製造方法を示す工程図
である。
【図6】図2に示すダイオードの製造条件を示す説明図
である。
【図7】ダイオードの逆回復特性の説明図である。
【図8】従来の半導体装置の一例を示す断面図である。
【図9】従来の半導体装置の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…半導体基体、2,3…主電極、13…n+ 層、14
…n~ 層、15,16…p層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 直樹 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 荒川 秀俊 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日立 原町電子工業株式会社内 (72)発明者 大和田 廣 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日立 原町電子工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方導電型の第1の半導体領域と、 第1の半導体領域内に隣接する他方導電型の第2の半導
    体領域と、 第1の半導体領域に接触する第1の電極と、 第2の半導体領域に接触する第2の電極と、を備え、 第2の半導体領域の不純物量が1cm2 当たり1×10の
    14乗個以下であることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、第2の電極がアルミニ
    ウムを含むことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、第2の半導体領域が、
    不純物としてアルミニウムを含むことを特徴とする半導
    体装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、第1の電極と第2の電
    極との間に電流密度JFの順電流を流したとき順方向電
    圧VFが0.1(V)から0.3(V)の範囲において、 【数1】 が成立することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、第2の半導体領域と第
    2の電極とがショットキー接合を形成することを特徴と
    する半導体装置。
  6. 【請求項6】互いに反対側に位置する一対の主表面を有
    する半導体基体と、 半導体基体の一方の主表面に隣接する一方導電型の第1
    の半導体領域と、 第1の半導体領域及び半導体基体の他方の主表面に隣接
    する他方導電型の第2の半導体領域と、 半導体基体の一方の主表面において、第1の半導体領域
    に接触する第1の電極と、 半導体基体の他方の主表面において、第2の半導体領域
    に接触する第2の電極と、を備え、 第2の半導体領域の不純物量が1cm2 当たり1×10の
    14乗個以下であることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】請求項3において、第1の電極と第2の電
    極との間に電流密度JF の順電流を流したとき順方向電
    圧VFが0.1(V)から0.3(V)の範囲において、 【数2】 が成立することを特徴とする半導体装置。
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