JPH09120866A - 端子挿入検知具および端子挿入検知機構を有するコネクタ - Google Patents

端子挿入検知具および端子挿入検知機構を有するコネクタ

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JPH09120866A
JPH09120866A JP27871095A JP27871095A JPH09120866A JP H09120866 A JPH09120866 A JP H09120866A JP 27871095 A JP27871095 A JP 27871095A JP 27871095 A JP27871095 A JP 27871095A JP H09120866 A JPH09120866 A JP H09120866A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
flexible
connector housing
terminal insertion
detection piece
Prior art date
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JP27871095A
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English (en)
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Noboru Yamaguchi
昇 山口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクタハウジング内に端子が所
定の位置に挿入されているか否かを確認するための端子
挿入検知具に関し、小型化、軽量化が達成できる端子挿
入検知具および端子挿入検知機構を有するコネクタを提
供することを課題とする。 【解決手段】 端子挿入検知具Aは、コネクタハウジン
グHに装着する支持体の検知片保持部8に、係止鉤2a
を有する可撓性検知片2を立設して成り、コネクタハウ
ジングHの端子収容室3に設けられた可撓係止腕6の外
側の間隙Sに端子挿入検知具Aの可撓性検知片2を挿入
し、端子の不完全挿入時における可撓係止腕6の変位に
より可撓性検知片2を押圧して、可撓性検知片2の抜去
を阻止することにより、端子の不完全挿入を検知するよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線に使用さ
れるコネクタのコネクタハウジング内に端子が所定の位
置に挿入されているか否かを確認するための端子挿入検
知具および端子挿入検知機構を有するコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コネクタハウジング内に端子が所定の位
置に挿入されているか否かを確認する検知具を備えたコ
ネクタとしては、実開昭63−131074号公報に、
図7に示すようなコネクタKが開示されている。コネク
タKは、コネクタハウジングaの端子収容室b内に端子
cが、図7に示すように、不完全挿入の状態にあるとき
は、ハウジングランスdが下方に撓んで端子抜け防止片
eが挿入できないようにしてある。
【0003】端子cが完全に挿入されたときは、ハウジ
ングランスdが端子cの係止穴e内に嵌入して端子cを
係止するため上方に変位し、端子抜け防止片fがランス
撓み空隙g内に挿入可能となるので、端子抜け防止片f
の挿入可否により端子cが所定の位置に挿入されている
か否かを確認するようにしている。
【0004】しかしながら、上記のコネクタKは、端子
cが完全挿入されていることを確認するためには、常に
端子抜け防止片fを挿着しておく必要があり、部品点数
が多くなってコストおよび重量増加を来す欠点がある。
また、コネクタハウジングの内壁hが薄い場合は、内壁
hが撓むので端子cが不完全挿入であっても作業者が誤
って端子抜け防止片fを挿入してしまうことがあり、端
子cの不完全挿入を検知できなくなる問題点を有してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、端子が完全挿入された状
態において取外し可能とすることにより、不完全挿入の
確認が確実でコネクタの小型化、軽量化が達成できる端
子挿入検知具および端子挿入検知機構を有するコネクタ
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項1に記載した発明の端子挿入検知具は、コネ
クタハウジングに着脱自在に装着する支持体と、該支持
体に立設した係止鉤を有する可撓性検知片とから成り、
コネクタハウジングの端子収容室内に挿入される端子に
対する可撓係止腕の外側に該可撓性検知片を挿入し、端
子の不完全挿入時における可撓係止腕の変位により該可
撓性検知片を押圧して、該可撓性検知片の抜去を阻止す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】支持体が、コネクタハウジングの端子収容
室に対応する端子導出孔を有する検知片保持部と、コネ
クタハウジングに対してスライド自在に設けた操作部と
から形成され、該検知片保持部に可撓性検知片を立設す
ることが好ましい(請求項2)。支持体が、コネクタハ
ウジングの端子収容室の前面を被覆するカバーを備えて
いることが好適である(請求項3)。
【0008】請求項4に記載した発明の端子挿入検知機
構を有するコネクタは、コネクタハウジング内に、誘導
斜面を有する可撓係止腕を端子収容室を臨んで設けると
共に、該誘導斜面部側に請求項1、請求項2または請求
項3記載の端子挿入検知具の可撓性検知片を受容する間
隙を設け、コネクタハウジングの前壁に開設した端子挿
通孔を通じて該間隙内に挿入した該可撓性検知片を該可
撓係止腕によって押圧して係止するようにしたことを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる端子挿入検知
具Aと、端子挿入検知具Aを装着するコネクタハウジン
グHとを示す斜視図であり、図2は、端子挿入検知具A
を装着したコネクタハウジングHの縦断面図である。端
子挿入検知具Aは、合成樹脂材を成形加工により形成さ
れており、板体を略直角に接合した形状の支持体1と、
支持体1に並設された複数の可撓性検知片2とから成
る。
【0010】コネクタハウジングHは、内部に複数の端
子収容室3を有し、前部に相手側のコネクタハウジング
を受け入れる受容部4を備え、外壁にはロッキングアー
ム5が設けられている。端子収容室3には、端子Tを係
止するための可撓係止腕6が設けられ、可撓係止腕6の
自由端部下側には誘導斜面部6aが形成されている。受
容部4の内壁4aには支持体1を係止するための係止突
起7が形成されている。
【0011】支持体1は、検知片保持部8と操作部9と
から成り、検知片保持部8がコネクタハウジングHの受
容部4内に丁度収まるように形成され、操作部9を介し
て受容部4内にスライド自在に挿入できるようにしてあ
る。操作部9の下面9aには、コネクタハウジングHに
対して固定しておくための係止凹部10が形成されてい
る。
【0012】検知片保持部8にはコネクタハウジングH
の端子収容室3に対応して複数の端子導出孔11が開設
され、端子導出孔11の下側にそれぞれ可撓性検知片2
が、検知片保持部8の外面8aから略垂直に立設されて
いる。可撓性検知片2の自由端部には、係止鉤2aが下
向きに設けられている。端子導出孔11は、端子収容室
3に挿入される端子Tが雄型の端子である場合、端子T
の電気接触部T1 (図5参照)を挿通しておくための孔
である。なお、端子が雌型の端子の場合は端子導出孔1
1を設ける必要はない。
【0013】コネクタハウジングHに端子挿入検知具A
を装着するには、コネクタハウジングHの受容部4内に
端子挿入検知具Aの検知片保持部8を嵌入して、端子収
容室3の前方のコネクタハウジングの前壁12に開口す
る端子挿通孔13の下部13aから可撓性検知片2を、
可撓係止腕6の誘導斜面部6a側に形成された間隙S内
に挿入する。所定の位置に挿入されると、コネクタハウ
ジングHの係止突起7と操作部9の係止凹部10とが係
合し、コネクタハウジングHに対し端子挿入検知具Aが
係止された状態となる。
【0014】次に、端子挿入検知具Aが装着されたコネ
クタハウジングHの端子収容室3内に端子Tを挿入した
際の可撓性検知片2の作用について説明する。図3に示
すように、端子Tが不完全挿入の状態にあるときは、端
子Tの筒部14が可撓係止腕6を押し下げるため、可撓
係止腕6の下側に形成されている誘導斜面部6aが端子
挿入検知具Aの可撓性検知片2を押圧し、可撓性検知片
2の係止鉤2aが、端子挿通孔13の縁部13bに衝合
して可撓性検知片2の抜去が阻止される。したがって、
端子挿入検知具AをコネクタハウジングHから取り外す
ことができないときは、端子Tの挿入が不完全であるこ
とが検知される。
【0015】端子Tが完全挿入の位置に進入すると、図
4に示すように、可撓係止腕6の係止部6bが、端子T
の係止穴15に嵌入して端子Tを係止するので、押し下
げられていた可撓係止腕6は自体の弾性によって上方へ
復元する。可撓係止腕6の復元に伴い、誘導斜面部6a
が可撓性検知片2から離れて可撓性検知片2に対する押
圧力が解除されるため、可撓性検知片2の変位も復元し
て端子挿通孔13から可撓性検知片2を抜去することが
可能となり、端子挿入検知具Aを取り外すことができる
ようになる。したがって、端子挿入検知具Aをコネクタ
ハウジングHから取り外すことにより、図5に示すよう
に、端子Tが完全挿入されていることが検知される。W
は端子Tに接続された電線である。
【0016】図6は、本発明の別の実施例に係わる端子
挿入検知具Bを示す斜視図である。端子挿入検知具B
は、前記端子挿入検知具Aの操作部8にカバー16を付
設したもので、他の構造は端子挿入検知具Aと同様であ
る。カバー16は、コネクタハウジングHの受容部4を
被覆する蓋であり、コネクタハウジングHに端子挿入検
知具Bを装着した際に、受容部4を覆ってコネクタハウ
ジングH内に塵埃などの進入を防止することができる。
したがって、端子挿入検知具Bは、コネクタハウジング
Hを長期間保存しておく場合や、粉塵の多い環境で保管
する際に顕著な効果がある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタハウジングの
可撓係止腕の押圧によって端子挿入検知具の可撓性検知
片の抜去を阻止するようにしているため、可撓係止腕の
僅かな変位を検知することができ、端子の不完全挿入の
検知が確実となり信頼性および生産性が向上する。ま
た、コネクタハウジング内に端子を挿入した後、端子挿
入検知具を取り外すことにより端子の完全挿入を確認す
るようにしているため、端子挿入検知具を常時コネクタ
ハウジングに装着しておく必要がなく、コネクタの小型
化、軽量化が可能となるなどの多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる端子挿入検知具および
端子挿入検知機構を有するコネクタを示す斜視図であ
る。
【図2】図1の端子挿入検知具をコネクタハウジングに
装着した状態を示す断面図である。
【図3】図2の端子収容室に端子が不完全挿入の状態に
あるときの説明図である。
【図4】図2の端子収容室に端子を完全挿入した状態を
示す説明図である。
【図5】図2の端子収容室に端子を完全挿入したのちコ
ネクタハウジングから端子挿入検知具を取り外した状態
を示す断面図である。
【図6】本発明の別の実施例に係わる端子挿入検知具を
示す斜視図である。
【図7】従来の端子挿入を確認する検知具を備えたコネ
クタを示す断面図である。
【符号の説明】
A、B 端子挿入検知具 H コネクタハウジング S 間隙 1、1′ 支持体 2 可撓性検知片 2a 係止鉤 3 端子収容室 6 可撓係止腕 6a 誘導斜面部 8 検知片保持部 9 操作部 11 端子導出孔 12 前壁 13 端子挿通孔 16 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに着脱自在に装着す
    る支持体と、該支持体に立設した係止鉤を有する可撓性
    検知片とから成り、コネクタハウジングの端子収容室内
    に挿入される端子に対する可撓係止腕の外側に該可撓性
    検知片を挿入し、端子の不完全挿入時における可撓係止
    腕の変位により該可撓性検知片を押圧して、該可撓性検
    知片の抜去を阻止するようにしたことを特徴とする端子
    挿入検知具。
  2. 【請求項2】 支持体が、コネクタハウジングの端子収
    容室に対応する端子導出孔を有する検知片保持部と、コ
    ネクタハウジングに対してスライド自在に設けた操作部
    とから形成され、該検知片保持部に可撓性検知片を立設
    したことを特徴とする請求項1記載の端子挿入検知具。
  3. 【請求項3】 支持体が、コネクタハウジングの端子収
    容室の前面を被覆するカバーを備えていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の端子挿入検知具。
  4. 【請求項4】 コネクタハウジング内に、誘導斜面部を
    有する可撓係止腕を端子収容室を臨んで設けると共に、
    該誘導斜面部側に請求項1、請求項2または請求項3記
    載の端子挿入検知具の可撓性検知片を受容する間隙を設
    け、コネクタハウジングの前壁に開設した端子挿通孔を
    通じて該間隙内に挿入した該可撓性検知片を該可撓係止
    腕によって押圧して係止するようにしたことを特徴とす
    る端子挿入検知機構を有するコネクタ。
JP27871095A 1995-10-26 1995-10-26 端子挿入検知具および端子挿入検知機構を有するコネクタ Withdrawn JPH09120866A (ja)

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JP27871095A Withdrawn JPH09120866A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 端子挿入検知具および端子挿入検知機構を有するコネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9711904B2 (en) 2015-09-02 2017-07-18 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and connector assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9711904B2 (en) 2015-09-02 2017-07-18 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and connector assembly

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107