JPH09120373A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH09120373A
JPH09120373A JP8306174A JP30617496A JPH09120373A JP H09120373 A JPH09120373 A JP H09120373A JP 8306174 A JP8306174 A JP 8306174A JP 30617496 A JP30617496 A JP 30617496A JP H09120373 A JPH09120373 A JP H09120373A
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Kiyoshi Kuno
潔 久野
Takeshi Hirashima
健 平島
Hiroyuki Kurosawa
弘幸 黒沢
Kenji Kubota
憲治 窪田
Moriji Sugimoto
守二 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位処理装置と外部記憶装置との間における
データ転送のスループットを向上させる。 【解決手段】 複数のチャネルCと、磁気ディスク装置
群4と、磁気ディスク装置群4とチャネルCとの間に介
在するクラスタ1a,1bとを含む情報処理システムに
おいて、キャッシュメモリ部2と、情報の転送方向をチ
ャネルCからキャッシュメモリ部2へ切り換える複数の
チャネルポート12a〜12dと、情報の転送方向を、
磁気ディスク装置群4からキャッシュメモリ部2へ切り
換える複数のコントロールインターフェイス制御部15
a,15bと、チャネルポート12a〜12d毎に設け
られ、個々のチャネルポート12a〜12dを独立に制
御するマイクロプロセッサ10a〜10dと、個々のコ
ントロールインターフェイス制御部15a,15bを独
立に制御するマイクロプロセッサ14a,14bとを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
に関し、特に、キャッシュメモリを搭載した外部記憶制
御装置およびそれを用いた情報処理システムに適用して
効果のある技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子計算機システムにおいては、
中央処理装置内のメモリは、たとえばキャッシュメモリ
は数ns(ナノ秒)〜数十ns、メインメモリは数十n
s〜百数十nsと非常に高速のアクセスタイムを有し、
かつ中央処理装置自体の処理速度も当該中央処理装置を
構成する大規模論理集積回路のゲート遅延時間で考える
とps(ピコ秒)単位となっている。
【0003】一方、このような高速の中央処理装置に接
続され、大量のデータを格納する外部記憶装置として特
に重要な位置を占めるDASD(Direct Access Storag
e Device)の一種である磁気ディスク装置などにおいて
は、ヘッドのシーク動作や記憶媒体である磁気ディスク
の回転待ちなどの機械的な動作などのため、アクセスタ
イムは数十ms(ミリ秒)程度が限度であり、データ転
送速度も1バイト当たり数百nsと中央処理装置の側に
比較して遅く、中央処理装置と外部記憶装置との間で単
位時間当たりに授受可能なデータ量、すなわちデータの
スループットが制約されることとなり、計算機システム
全体の処理能力を高める際に大きな隘路となっている。
【0004】ところで、外部記憶装置に格納される大量
のデータにおいては、ある時間内に中央処理装置の側か
らアクセスされる範囲は一般に比較的狭く、いわゆる局
所参照性を有している。
【0005】このため、たとえば、特開昭59−100
964号公報などに開示されるように、中央処理装置の
側に設けられ、当該中央処理装置に代わって外部との入
出力の制御動作を行う複数のチャネルと外部記憶装置と
の間に介在する外部記憶制御装置に、磁気ディスク装置
よりも高速なアクセスが可能な半導体メモリなどからな
るキャッシュメモリを搭載させ、磁気ディスク装置に格
納されているデータのうちでアクセスされる確率が高い
と予想されるものを随時キャッシュメモリに複写してお
き、チャネル側からの磁気ディスク装置のデータに対す
るアクセス要求に対しては、可能な限りキャッシュメモ
リに複写されているデータを用いて高速に応答すること
で、チャネルからアクセスタイムの大きな外部記憶装置
に直接アクセスする頻度を減少させ、システム全体の処
理能力を高めるようにした技術が知られている。
【0006】また、上記の従来技術では、複数のチャネ
ルとキャッシュメモリとの間およびキャッシュメモリと
外部記憶装置との間におけるデータの授受を並行して遂
行可能な機能を外部記憶制御装置に持たせることによ
り、チャネルとキャッシュメモリとの間およびキャッシ
ュメモリと外部記憶装置との間におけるデータの授受が
競合する場合などに、外部記憶制御装置における制御動
作自体がチャネルと外部記憶装置との間におけるデータ
の授受の隘路となることを回避している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、チャネルとキャッシュメモリとの
間およびキャッシュメモリと外部記憶装置との間の各々
におけるデータ伝送経路の数については、なんら配慮さ
れておらず、両者の数が等しくなっているため、たとえ
ば、チャネルとキャッシュメモリとの間のデータ伝送経
路の各々においてアクセス要求されたデータがたまたま
キャッシュメモリに存在せず、外部記憶装置の側に直接
にアクセスする必要が生じた場合などには、このチャネ
ル側のデータ伝送経路がすべて外部記憶装置の側のデー
タ伝送経路に接続されて占有された状態となり、この
時、他のチャネルからキャッシュメモリに存在するデー
タに対するアクセス要求が発生しても、外部記憶制御装
置はこれを受け付けることが不可能になり、せっかく備
えられたキャッシュメモリを有効に活用することができ
ないという問題がある。
【0008】このことは、中央処理装置の側からみれば
外部記憶装置のデータに対するアクセス要求が待たされ
ることを意味しており、チャネルと外部記憶装置との間
におけるデータのスループットを低下させ、電子計算機
システム全体の性能低下の一因となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上位処理装置と
外部記憶装置との間に介在する制御装置に備えられたキ
ャッシュメモリの利用効率を改善して、上位処理装置と
外部記憶装置との間におけるデータのスループットを向
上させることが可能な制御技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、上位処理装置から外
部記憶装置の側へのアクセスにおける待ち時間を短縮し
て、全体の処理能力を向上させた情報処理システムを提
供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0013】すなわち、本発明になる情報処理システム
は、上位処理装置と、この上位処理装置との間で授受さ
れる情報を記憶する外部記憶装置と、上位処理装置と外
部記憶装置との間に介在するとともに、外部記憶装置に
格納される情報の写しを一時的に保持するキャッシュメ
モリを備え、外部記憶装置に格納される情報に対する上
位処理装置からのアクセス要求に対しては、可能な限り
キャッシュメモリに保持されている情報を用いて応答す
る動作を行う制御装置とからなる情報処理システムにお
いて、上位処理装置との間で授受される情報の伝達経路
の接続を、上位処理装置からキャッシュメモリへ切り換
える複数のチャネルポートと、外部記憶装置との間で授
受される情報の伝達経路の接続を、外部記憶装置からキ
ャッシュメモリへ切り換える複数のインターフェイス
と、チャネルポート毎に設けられ、他のチャネルポート
とは独立にチャネルポートを制御するチャネルポート用
プロセッサと、インターフェイス毎に設けられ、当該イ
ンターフェイスを他のインターフェイスとは独立に制御
するインターフェイス用プロセッサとを備えた構成とし
たものである。
【0014】上記した本発明の情報処理システムによれ
ば、たとえば、任意の上位処理装置による前記チャネル
ポートを介したキャッシュメモリ内の少なくとも一つの
データへのアクセスと、他の上位処理装置とキャッシュ
メモリまたは外部記憶装置への直接的なアクセスなどと
を並行して行うことができ、個々の上位処理装置から外
部記憶装置の側へのアクセス要求の待ち時間が減少し
て、情報処理システム全体の処理能力が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態である情報
処理システムの構成を示すブロック図であり、図2はそ
の一部をさらに詳細に示すブロック図、また、図3は、
その動作の一例を示す流れ図である。
【0017】本実施の形態の情報処理システムは、中央
処理装置Aと、この中央処理装置Aの動作を制御するプ
ログラムや処理の対象となるデータなどが格納される主
記憶Bと、中央処理装置Aの代わりに主記憶Bと外部と
の間における情報の入出力を制御する複数のチャネルC
(上位処理装置)と、チャネルCとの間で授受されるデ
ータ(情報)を記憶する磁気ディスク装置群4(外部記
憶装置)と、複数のチャネルCと磁気ディスク装置群4
との間に介在し、両者間におけるデータや制御情報など
の授受を制御する動作を行う複数のクラスタ1a(制御
装置)およびクラスタ1b(制御装置)と、このクラス
タ1aおよび1bを介して、上位のチャネルCおよび下
位の磁気ディスク装置群4に接続されるキャッシュメモ
リ部2とを備えている。
【0018】このキャッシュメモリ部2は、磁気ディス
ク装置群4に格納されるデータの写しが当該磁気ディス
ク装置群4の内部の記憶媒体おけるのと等価な形式で格
納されるキャッシュメモリ22と、ディレクトリメモリ
221により構成されている。
【0019】ディレクトリメモリ221は、キャッシュ
メモリ22内に格納されているデータの磁気ディスク装
置群4の内部における格納位置情報(シリンダ番号、ヘ
ッド番号)と、キャッシュメモリ22の内部における格
納位置を示すアドレスとの対応関係を示す情報や、キャ
ッシュメモリ22を有効利用する目的で、当該キャッシ
ュメモリ22に対する磁気ディスク装置群4の側からの
新たなデータの格納および、すでに格納されているデー
タの追い出しなどの制御を周知のLRU法(Least Rece
ntly Used)などに基づいて管理するためのメモリであ
る。
【0020】複数のチャネルCと、磁気ディスク装置群
4との間に介在するクラスタ1aおよび1bは、複数の
チャネルパス24a〜24hと、各々二つのコントロー
ルパス28a,28bおよびコントロールパス30a,
30bを介して、当該チャネルCおよび下位の磁気ディ
スク装置群4にそれぞれ接続されている。
【0021】なお、本実施の形態の場合、クラスタ1a
および1bは構成および機能などが互いに等しいので、
重複を避けるため以下の構成および動作の説明は主とし
てクラスタ1aの側について行うことにする。
【0022】磁気ディスク装置群4に接続されるクラス
タ1aの二つのコントロールパス28aおよび28b
は、コントロールインターフェイス制御部15aおよび
15bを介して複数のデータバッファ13aおよび13
bにそれぞれ接続されている。
【0023】コントロールインターフェイス制御部15
aおよび15bは、二つのキャッシュ下位パス29aお
よび29bを介してキャッシュメモリ部2のキャッシュ
メモリ22に接続されている。
【0024】さらに、コントロールインターフェイス制
御部15a,15bは、磁気ディスク装置群4およびキ
ャッシュメモリ部2の制御を行う複数のマイクロプロセ
ッサ14aおよび14bによって互いに独立に制御され
ており、磁気ディスク装置群4と、複数のデータバッフ
ァ13a,13bおよびキャッシュメモリ22に対する
接続を随時切り換える操作を行う。
【0025】また、クラスタ1aおよび1bから磁気デ
ィスク装置群4に至るコントロールパス28a,28b
および30a,30bの経路には、当該磁気ディスク装
置群4の中から特定の磁気ディスク装置を選択するなど
の操作を行うコントロールスイッチ3が設けられてい
る。
【0026】一方、本実施の形態の場合には、クラスタ
1aを上位のチャネルCに接続する複数のチャネルパス
24a〜24hは、チャネルスイッチ部11および4つ
のチャネルポート12a,12b,12c,12dを介
して前記データバッファ13aおよび13bのいずれに
も接続可能にされ、さらに4つのチャネルポート12a
〜12dは4つのキャッシュ上位パス25a,25b,
25c,25dの各々を介して個別にキャッシュメモリ
22に接続されている。
【0027】4つのチャネルポート12a〜12dは、
主としてチャネルパス24a〜24hおよびキャッシュ
メモリ部2の制御を行う複数のマイクロプロセッサ10
a,10b,10c,10dによって互いに独立に制御
されており、チャネルスイッチ部11を介して当該チャ
ネルポート12a〜12dに接続されるチャネルパス2
4a〜24hのいずれかの、データバッファ13a,1
3bまたはキャッシュメモリ22に対する接続を随時切
り換える操作を行うものである。
【0028】また、チャネルスイッチ部11は、図2に
示されるように、複数のチャネルパス24a〜24hの
各々の制御を行うインターフェイス制御部110a〜1
10hと、当該インターフェイス制御部110a〜11
0hと複数のチャネルポート12a〜12dとの接続を
制御するスイッチ制御部120とで構成されている。
【0029】そして、スイッチ制御部120は、上位の
チャネルCの側からチャネルパス24a〜24hに発行
されたアクセス要求の到来時にインターフェイス制御部
110a〜110hの側から発行される起動受付信号1
11aを契機として、複数のチャネルポート12a〜1
2dから出力される当該チャネルポートが使用可能であ
ることを示すPRTFREE信号122a〜122dを
調べ、いずれかに接続可能な場合には、ACT信号11
2a〜112hを、いずれにも接続不能の場合にBUS
Y信号113a〜113hを応答する動作を行うととも
に、選択されたチャネルポート12a〜12dに対して
は、当該チャネルポートを占有することを示すPRTS
EL信号121a〜121dを送出する動作を行うもの
である。
【0030】次に、本実施の形態の情報処理システムの
動作を、図3の流れ図などを参照しながら説明する。
【0031】まず、チャネルスイッチ部11は複数のチ
ャネルCからのチャネルパス24a〜24hに対するア
クセス要求の有無を監視し(ステップ301)、チャネ
ルスイッチ部11のインターフェイス制御部110a〜
110hはチャネルパス115a〜115hに発行され
たアクセス要求を受けると、スイッチ制御部120に対
する起動受付信号111a〜111hをONにする。
【0032】スイッチ制御部120はこれを契機とし
て、チャネルポート12a〜12dの中の一つを選ぶ為
チャネルポート12a〜12dから出力されるPRTF
REE信号122a〜122dの状態を調べて、使用可
能なチャネルポートの有無を確認する(ステップ30
2)。
【0033】そして、PRTFREE信号122a〜1
22dがONになっている使用可能なチャネルポートが
あればその中の一つを選択するとともに、選択されたチ
ャネルポートに対応するPRTSEL信号121a〜1
21dをONにし、さらにアクセス要求を受けたインタ
ーフェイス制御部110a〜110hに対して、対応す
るACT信号112a〜112hをONにする(ステッ
プ303)。
【0034】また、前記ステップ302においてすべて
のチャネルポート12a〜12dが既にBUSY(使用
中)状態であったら、スイッチ制御部120は、当該ア
クセス要求を受けたインターフェイス制御部110a〜
110hに対応するBUSY信号113a〜113hを
ONにして、チャネルCの側のアクセス拒否を報告し
(ステップ307)、ステップ301の処理に戻る。
【0035】こうして、チャネルポート12a〜12d
の中の一つが選択されると、選択された当該チャネルポ
ートに対応するマイクロプロセッサ10a〜10dは、
チャネルCから到来する磁気ディスク装置群4に対する
目的のデータの読み出しまたは書き込みを指示するコマ
ンドを解読し、アクセス要求の対象となるデータがキャ
ッシュメモリ22に格納されているか否かを調べる(ス
テップ304)。
【0036】これは、チャネルCから到来する前記コマ
ンドにパラメータとして随伴する目的のデータの磁気デ
ィスク装置群4における格納位置情報(シリンダ番号,
ヘッド番号)などに基づいてディレクトリメモリ221
を探索することにより可能である。
【0037】そして、キャッシュメモリ22に目的のデ
ータが存在する場合(これをヒットという)には、前述
のようにして選択されたチャネルポート12a〜12d
の一つ、およびチャネルスイッチ部11を経由して、キ
ャッシュメモリ22とチャネルCとの間で当該データの
高速な転送が実行され(ステップ305,306)、そ
の後前記ステップ301の処理に戻る。
【0038】一方、キャッシュメモリ22内に目的のデ
ータが存在しない場合(これをミスという)には、コン
トロールインターフェイス制御部15aまたは15bが
使用可能か否かを調べる(ステップ308)。
【0039】これは、チャネルポート12a〜12dの
側を制御するマイクロプロセッサ10a〜10dと、コ
ントロールインターフェイス制御部15a,15bの側
を制御するマイクロプロセッサ14a,14bとの間の
図示しないインターフェイスを介した連携動作によって
行われる。
【0040】すなわち、マイクロプロセッサ10a〜1
0dは、たとえば、マイクロプロセッサ14a,14b
のステータスレジスタを参照し、コントロールインター
フェイス制御部15aおよび15bが使用可能か否かを
判定する。
【0041】そして、使用可能なコントロールインター
フェイス制御部15a,15bがあるならばその一つを
選択し(ステップ309)、チャネルスイッチ部11、
選択されたチャネルポート12a〜12dの一つ、デー
タバッファ13aまたは13b、コントロールインター
フェイス制御部15aまたは15bを経由して、チャネ
ルCと磁気ディスク装置群4との間でアクセス要求のあ
ったデータの転送を行い(ステップ310,311)、
その後前記ステップ301に戻る。
【0042】この場合には、マイクロプロセッサ10a
〜10dとマイクロプロセッサ14a,14bとは図示
しない前記インターフェイスを介して同期をとりつつデ
ータの転送処理を実行する。
【0043】一方、前記ステップ308においてコント
ロールインターフェイス制御部15aおよび15bの双
方がBUSYの場合には、マイクロプロセッサ10a〜
10dはチャネルポート12a〜12dのPRTFRE
E信号122a〜122dをOFFにし、スイッチ制御
部120はインターフェイス制御部110a〜110h
に対するBUSY信号113a〜113hをONにし、
これを検知したインターフェイス制御部110a〜11
0hはチャネルCに対してアクセス要求の拒否(BUS
Y)を報告し(ステップ307)、その後ステップ30
1の処理に戻る。
【0044】ここで、コントロールインターフェイス制
御部15a,15bがBUSYになる場合は2種類あ
る。
【0045】その一つは、チャネルポート12a〜12
d、データバッファ13a,13bを経由して、チャネ
ルCから磁気ディスク装置群4に対して直接的にアクセ
スする場合である。この場合は、チャネルポート12a
〜12dの中の一つがコントロールインターフェイス制
御部15a〜15bの一つと接続状態にある。
【0046】他の一つは、キャッシュメモリ22と磁気
ディスク装置群4との間でデータの転送処理を行う場合
である。すなわち、キャッシュメモリ22内に書き込ま
れたデータを実際に磁気ディスク装置群4の所定の格納
位置に書き込む場合、あるいは磁気ディスク装置群4に
格納されている一部のデータを将来のアクセス要求に備
えて先読みしキャッシュメモリ22に複写する場合など
であり、いずれの場合もチャネルポート12a〜12d
はコントロールインターフェイス制御部15aおよび1
5bとは接続状態にならない。
【0047】このように、本実施の形態の場合には、ク
ラスタ1aおよび1bの各々において、コントロールイ
ンターフェイス制御部15a,15bおよびキャッシュ
下位パス29a,29bの2系統に対して、チャネルポ
ート12a〜12dおよびキャッシュ上位パス25a〜
25dはそれよりも多い4系統実装されているので、チ
ャネルCからのアクセス要求がキャッシュメモリ22に
格納されているデータに対するものならば最大4つのチ
ャネルCとキャッシュメモリ22との間で並行してデー
タの授受が可能であるとともに、たまたまいくつかのチ
ャネルCからのアクセス要求があったデータがキャッシ
ュメモリ22の内部に存在せず、チャネルポート12a
〜12dがコントロールインターフェイス制御部15
a,15bと接続状態となっても、高々2系統のチャネ
ルポートがBUSYとなるだけで、残り2系統のチャネ
ルポートは他のチャネルCからのアクセス要求を受け付
けることが可能となる。
【0048】すなわち、従来のように、磁気ディスク装
置群4の側のコントロールインターフェイス制御部15
a,15bおよびキャッシュ下位パス29a,29bの
数に制約されることなく、アクセス要求のあったデータ
がキャッシュメモリ22に存在する場合には、それを利
用した高速な応答が可能となり、チャネルCと磁気ディ
スク装置群4との間におけるデータのスループットが向
上する。
【0049】また、任意のチャネルCによる第1の伝達
経路を介したキャッシュメモリ22内の少なくとも一つ
のデータへのアクセスと、他のチャネルCとキャッシュ
メモリ22または磁気ディスク装置群4への直接的なア
クセスなどとを並行して行うことができ、個々のチャネ
ルCから磁気ディスク装置群4の側へのアクセス要求の
待ち時間などが減少して、情報処理システム全体の処理
能力が向上する。
【0050】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】たとえば、前記実施の形態ではクラスタ当
たり2系統のコントロールインターフェイス制御部に対
して、4系統のチャネルポートを装備した場合について
説明したが、この数に限定されるものでないことは言う
までもない。
【0052】また、前記実施の形態の場合には、外部記
憶装置の一例として磁気ディスク装置を使用する場合に
ついて説明したが、これに限らず、他の外部記憶装置で
あってもよい。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0054】すなわち、本発明の情報処理システムによ
れば、個々の上位処理装置から外部記憶装置の側へのア
クセス要求の待ち時間が減少して、情報処理システム全
体の処理能力が向上する、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である情報処理システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態である情報処理システム
の一部をさらに詳細に示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態である情報処理システム
の動作の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1a,1b・・・クラスタ(制御装置)、10a〜10
d・・・マイクロプロセッサ、11・・・チャネルスイ
ッチ部、110a〜110h・・・インターフェイス制
御部、111a・・・起動受付信号、120・・・スイ
ッチ制御部、12a〜12d・・・チャネルポート、2
4a〜24h・・・チャネルパス、25a〜25d・・
・キャッシュ上位パス、13a,13b・・・データバ
ッファ、14a,14b・・・マイクロプロセッサ、1
5a,15b・・・コントロールインターフェイス制御
部、28a,28b,30a,30b・・・コントロー
ルパス、29a,29b・・・キャッシュ下位パス、2
・・・キャッシュメモリ部、22・・・キャッシュメモ
リ、221・・・ディレクトリメモリ、3・・・コント
ロールスイッチ、4・・・磁気ディスク装置群(外部記
憶装置)、A・・・中央処理装置(上位処理装置)、B
・・・主記憶、C・・・チャネル(上位処理装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 憲治 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 杉本 守二 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位処理装置との間で授受される情報を
    記憶する外部記憶装置と、前記外部記憶装置と前記上位
    処理装置との間に介在する制御装置とを含む情報処理シ
    ステムであって、 前記外部記憶装置に格納される前記情報の写しを一時的
    に保持するキャッシュメモリと、 前記上位処理装置との間で授受される情報の伝達経路の
    接続を、前記上位処理装置から前記キャッシュメモリへ
    切り換える複数のチャネルポートと、 前記外部記憶装置との間で授受される情報の伝達経路の
    接続を、前記外部記憶装置から前記キャッシュメモリへ
    切り換える複数のインターフェイスと、 前記チャネルポート毎に設けられ、他のチャネルポート
    とは独立に前記チャネルポートを制御するチャネルポー
    ト用プロセッサと、 前記インターフェイス毎に設けられ、当該インターフェ
    イスを他のインターフェイスとは独立に制御するインタ
    ーフェイス用プロセッサとを有する情報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 前記上位処理装置との間で授受される情報の伝達経路の
    接続を、複数の前記チャネルポートにより、更に、前記
    上位処理装置から前記外部記憶装置へ切り換え、 前記外部記憶装置との間で授受される情報の伝達経路の
    接続を、複数の前記インターフェイスにより、更に、前
    記外部記憶装置から前記上位処理装置へ切り換えること
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報処理システムにおい
    て、 前記インターフェイスの全てが、前記上位処理装置と前
    記外部記憶装置との間の情報の授受、または、前記キャ
    ッシュメモリと前記外部記憶装置との間の情報の授受に
    占有されているときに、前記キャッシュメモリと前記上
    位処理装置との間で、情報の授受がなされることを特徴
    とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の情報処理システムにおい
    て、 前記チャネルポートと前記キャッシュメモリとの間の情
    報の授受と、前記インターフェイスと前記外部記憶装置
    との間の情報の授受とが、互いに独立してなされること
    を特徴とする情報処理システム。
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