JPH0912035A - 持運び装置 - Google Patents

持運び装置

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JPH0912035A
JPH0912035A JP16576695A JP16576695A JPH0912035A JP H0912035 A JPH0912035 A JP H0912035A JP 16576695 A JP16576695 A JP 16576695A JP 16576695 A JP16576695 A JP 16576695A JP H0912035 A JPH0912035 A JP H0912035A
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JP
Japan
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container
engaging
pair
bodies
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP16576695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Miyauchi
和重 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAUCHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MIYAUCHI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Priority to JP16576695A priority Critical patent/JPH0912035A/ja
Publication of JPH0912035A publication Critical patent/JPH0912035A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち運びに伴って容器1が揺動するのを防止
し、持ち運びやすくする。 【構成】 容器1の相対する縁部2に係合する一対の係
合体12を設ける。各係合体12に、容器1の縁部2に係止
する係止体13を設ける。係止体13を容器1の縁部2に対
して係脱させる操作体14を設ける。両係合体12間にわた
って一対の取手体15を設ける。取手体15の両端部には係
合体12の係止体13を中心とする両側位置に回動可能に連
結される連結部31を設け、連結部31を容器1の縁部2に
当接可能とする。 【効果】 係止体13および一対の取手体15の連結部31
で、容器1の縁部2を3点で支持し、持ち運びに伴って
容器1が揺動するのを防止でき、持ち運びやすくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器を持ち運ぶための
持運び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば塗料を収容する一斗缶など
の容器においては、上面板に取手が取り付けられている
が、塗装施工のために上面板を切り取ってしまった場合
などには、容器を持ち運ぶのが不便になる。
【0003】このように上面が開口されて取手がない容
器の持ち運びを容易にする場合には、容器の相対する上
縁部に孔をあけ、その両孔に針金などを通し、この針金
を持って容器を吊り下げた状態で持ち運ぶようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器の
相対する縁部の1箇所に孔をあけて1本(数本をより合
わせた場合も含む)の針金で吊っているため、針金を持
って容器を吊り下げた状態で持ち運ぶとき、針金が通さ
れた孔部分を支点として容器が揺動しやすく、容器内の
塗料などの内容物がこぼれ出たり、持ち運びづらい問題
がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、持ち運びに伴って容器が揺動するのを防止し、持
ち運びやすくできる持運び装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の持運び装
置は、容器の相対する縁部に着脱可能に係合される一対
の係合体と、この各係合体に設けられ、容器の縁部に係
止される係止体と、この係止体を容器の縁部に対して係
脱させる操作体と、前記両係合体間にわたって一対配設
され、その各両端部に各係合体の係止体を中心とする両
側位置に回動可能に連結される連結部を有し、その連結
部が容器の縁部に当接可能とする取手体とを具備してい
るものである。
【0007】請求項2記載の持運び装置は、請求項1記
載の持運び装置において、一対の取手体の中間部を平行
に連結する取手部を具備しているものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の持運び装置では、容器の縁部に
係止される係止体の両側において一対の取手体の各連結
部が容器の縁部に当接し、容器を3点で支持している状
態となるため、容器と一対の取手体とが一体的に保持さ
れ、持ち運びに伴う容器の揺動が防止される。
【0009】請求項2記載の持運び装置では、請求項1
記載の持運び装置の作用に加えて、取手部によって一対
の取手体を平行に連結するため、一対の取手体が一体的
に保持され、持ち運びに伴う容器の揺動がより防止され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の持運び装置の一実施例の構成
を図面を参照して説明する。
【0011】図1は持運び装置の使用状態の斜視図、図
2は持運び装置の係止体による係止前状態の断面図、図
3は持運び装置の係止体による係止状態の断面図であ
る。
【0012】図において、1は上面が開口された容器
で、この容器1は、例えば、塗料を収容する一斗缶など
であって、一斗缶の場合には材質が金属製で四角形筒状
に形成されており、その上面板が切り取られて上面が開
口されている。
【0013】図において、11は持運び装置で、この持運
び装置11は、一対の係合体12を備え、この各係合体12に
係止体としてのボルト13および操作体としてのナット14
が取り付けられるとともに、両係合体12間にわたって一
対の取手体15が取り付けられている。
【0014】各係合体12は、容器1の縁部2に係合可能
とする断面ほぼU字状に折曲形成されており、容器1の
縁部2の外側に係合する外側板部21および内側に係合す
る内側板部22を有し、その外側板部21と内側板部22との
間には容器1の縁部2の厚みより広い間隔の係合溝23が
形成されている。各係合体12のほぼ中央の上下には貫通
孔24,25がそれぞれ形成され、上側の貫通孔24の両側方
やや下寄り位置に連結孔26が形成されている。
【0015】ボルト13は、中間部でほぼU字状に屈曲さ
れ、一端が他端よりも長く形成されてその一端の周面に
雄ねじ部27が形成され、他端には円錐状に尖った貫通部
28が形成されている。そして、ボルト13の一端の雄ねじ
部27が係合体12の内側板部21および外側板部22の各上側
の貫通孔24に挿通され、その雄ねじ部27にナット14が螺
合された後、雄ねじ部27の先端にキャップ29が螺合固定
され、ボルト13が係合体12に外れ止め装着されている。
なお、ボルト13の貫通部28は、係合体12の下側の貫通孔
25に臨み、その貫通孔25に進入可能とする。
【0016】ナット14は、蝶ナットであり、手で回動操
作可能とするとともにペンチなどの工具によっても回動
操作可能とする。
【0017】各取手体15は、金属製の棒状体を折曲形成
したもので、ほぼコ字状にアーム部30を備え、このアー
ム部30の両端に係合体12に回動可能に連結される連結部
31が形成されている。連結部31は、係合体12の外側板部
21および内側板部22の各連結孔26に挿通された後にほぼ
U字状に折曲されて外れ止め装着されている。なお、係
合体12に連結された取手体15の連結部31は、係合体12に
取り付けられたボルト13の雄ねじ部27よりも少し下側に
位置している。
【0018】一方の取手体15のアーム部30のほぼ中央部
には取手部32が取り付けられている。この取手部32は、
アーム部30に沿った横長板状の連結板33を有し、この連
結板33の一側縁部には一方の取手体15のアーム部30に回
動可能に結合され結合部34が形成され、他側縁部には他
方の取手体15のアーム部30を引っ掛けるほぼU字状の引
掛部35が形成されている。
【0019】次に、持運び装置11の作用を説明する。
【0020】持運び装置11を容器1に取り付けるには、
まず、各係合体12を容器1の対向する縁部2に上方から
係合する。すなわち、係合体12の係合溝23を容器1の縁
部2の上方に合わせて、係合体12を下降させ、図2に示
すように、一対の取手体15の各連結部31を容器1の縁部
2に当接させる。
【0021】続いて、ナット14を回動させ、雄ねじ部27
との螺合を介して、ボルト13を容器1の外方へ移動させ
る。ボルト13が移動していくと、ボルト13の貫通部28が
係合体12の内側板部22の貫通孔25に侵入し、容器1の縁
部2に当接する。さらに、ナット14を強く回動させるこ
とにより、図3に示すように、貫通部28が容器1の縁部
2を突き破り、外側板部21の貫通孔25を貫通して突出す
る。
【0022】そして、一方の取手体15に取り付けられた
取手部32の引掛部35を他方の取手体15に引っ掛けること
により、図1に示すように、容器1が持ち運び可能とな
る。
【0023】次に、持運び装置11によって容器1を持ち
運ぶときには、取手部32を持って、容器1を吊り下げた
状態で持ち運ぶ。
【0024】このとき、ボルト13の貫通部28が容器1を
貫通しているため、容器1内に塗料などの内容物が収容
されていて重量があっても、容器1が落下することがな
い。
【0025】また、ボルト13の貫通部28の両側において
一対の取手体15の各連結部31が容器1の縁部2に当接
し、容器1を3点で支持している状態となるため、容器
1と一対の取手体15とが一体的に保持されて、持ち運び
に伴って容器1が揺動するのを防止でき、容器1内の内
容物がこぼれ出るのを防止できるとともに、持ち運びや
すくできる。
【0026】また、取手部32によって一対の取手体15を
平行に連結するため、一対の取手体15が一体的に保持さ
れて、持ち運びに伴って容器1が揺動するのを防止で
き、容器1内の内容物がこぼれ出るのを防止できるとと
もに、持ち運びやすくできる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の持運び装置によれば、容
器の縁部に係止される係止体の両側において一対の取手
体の各連結部が容器の縁部に当接し、容器を3点で支持
している状態となるため、容器と一対の取手体とが一体
的に保持され、持ち運びに伴って容器が揺動するのを防
止でき、容器内の内容物がこぼれ出るのを防止できると
ともに、持ち運びやすくできる。
【0028】請求項2記載の持運び装置によれば、請求
項1記載の持運び装置の効果に加えて、取手部によって
一対の取手体を平行に連結するため、一対の取手体が一
体的に保持され、持ち運びに伴って容器が揺動するのを
より防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の持運び装置の一実施例を示す使用状態
の斜視図である。
【図2】同上実施例の持運び装置の係止体による係止前
状態の断面図である。
【図3】同上実施例の持運び装置の係止体による係止状
態の断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 縁部 11 持運び装置 12 係合体 13 係止体としてのボルト 14 操作体としてのナット 15 取手体 31 連結部 32 取手部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の相対する縁部に着脱可能に係合さ
    れる一対の係合体と、 この各係合体に設けられ、容器の縁部に係止される係止
    体と、 この係止体を容器の縁部に対して係脱させる操作体と、 前記両係合体間にわたって一対配設され、その各両端部
    に各係合体の係止体を中心とする両側位置に回動可能に
    連結される連結部を有し、その連結部が容器の縁部に当
    接可能とする取手体とを具備していることを特徴とする
    持運び装置。
  2. 【請求項2】 一対の取手体の中間部を平行に連結する
    取手部を具備していることを特徴とする請求項1記載の
    持運び装置。
JP16576695A 1995-06-30 1995-06-30 持運び装置 Pending JPH0912035A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014188125A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
CN106697604A (zh) * 2016-12-20 2017-05-24 重庆鹿福宫生物科技有限公司 一种贮存装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4124936B2 (ja) * 2000-01-20 2008-07-23 株式会社リコー 電子申請システム及び書類保存装置並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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