JPH09119560A - 水栓固定金具、及び、水栓固定金具の取付方法 - Google Patents
水栓固定金具、及び、水栓固定金具の取付方法Info
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- JPH09119560A JPH09119560A JP27857295A JP27857295A JPH09119560A JP H09119560 A JPH09119560 A JP H09119560A JP 27857295 A JP27857295 A JP 27857295A JP 27857295 A JP27857295 A JP 27857295A JP H09119560 A JPH09119560 A JP H09119560A
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- JP
- Japan
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- male screw
- nut
- screw portion
- wall plate
- fixing metal
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
- F16L5/08—Sealing by means of axial screws compressing a ring or sleeve
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03C—DOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
- E03C1/02—Plumbing installations for fresh water
- E03C1/04—Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
- E03C1/042—Arrangements on taps for wash-basins or baths for connecting to the wall
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 厚さが異なる複数種の壁板が準備される場
合、従来は複数種の水栓固定金具を準備するため、その
準備に余分な費用がかかり、コスト高になるという問題
があったが、この問題を解消する。 【構成】 薄い壁板１Ｂの場合、水栓固定具２のフラン
ジ部２ｄを使用せず、水栓固定具２の雄ネジ部２ａに対
して壁板１Ｂ奥側に予め第２ナット９を螺合させてお
き、その第２ナット９と、前記雄ネジ部２ａに対して壁
板１Ｂ手前側から螺合される第１ナット３とで壁板１Ｂ
を挟み込む。
合、従来は複数種の水栓固定金具を準備するため、その
準備に余分な費用がかかり、コスト高になるという問題
があったが、この問題を解消する。 【構成】 薄い壁板１Ｂの場合、水栓固定具２のフラン
ジ部２ｄを使用せず、水栓固定具２の雄ネジ部２ａに対
して壁板１Ｂ奥側に予め第２ナット９を螺合させてお
き、その第２ナット９と、前記雄ネジ部２ａに対して壁
板１Ｂ手前側から螺合される第１ナット３とで壁板１Ｂ
を挟み込む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、壁板に形成された貫通
孔へ挿入自在な雄ネジ部によって一端部が構成され、前
記雄ネジ部の内周部に、水栓の雄ネジを螺合自在な雌ネ
ジ部が形成され、前記雄ネジ部の他端側隣接部に、フラ
ンジ部が一体形成された水栓固定金具、及び、その水栓
固定金具を、前記壁板に取り付けるに際し、前記雄ネジ
部に螺合される第１ナットの締結操作で、前記壁板を挟
み込み保持する水栓固定金具の取付方法に関する。
孔へ挿入自在な雄ネジ部によって一端部が構成され、前
記雄ネジ部の内周部に、水栓の雄ネジを螺合自在な雌ネ
ジ部が形成され、前記雄ネジ部の他端側隣接部に、フラ
ンジ部が一体形成された水栓固定金具、及び、その水栓
固定金具を、前記壁板に取り付けるに際し、前記雄ネジ
部に螺合される第１ナットの締結操作で、前記壁板を挟
み込み保持する水栓固定金具の取付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】前記壁板としては、ユニットバスの壁パ
ネル（更に具体的には、表面側がタイルで化粧されたパ
ネル）等が考えられるが、この種の壁板として、厚さが
異なるものが必要に応じて準備されることがある。例え
ば、前記壁パネルに大きな断熱性を持たせるべくパネル
内に厚い断熱層を設けたものは、通常のパネルに比して
厚さが厚くなる。このように前記壁板として厚さが異な
るものが複数準備される場合において、前記水栓固定金
具を前記壁板に取り付けるときには、前記水栓固定金具
として、前記雄ネジ部の長さを適当に変化させた複数種
の金具を予め準備しておき、それら複数種の金具の中か
ら、前記壁板の厚さに合ったものを適宜選択して使用す
るという手段（以下、従来手段という）が採用されてい
た。
ネル（更に具体的には、表面側がタイルで化粧されたパ
ネル）等が考えられるが、この種の壁板として、厚さが
異なるものが必要に応じて準備されることがある。例え
ば、前記壁パネルに大きな断熱性を持たせるべくパネル
内に厚い断熱層を設けたものは、通常のパネルに比して
厚さが厚くなる。このように前記壁板として厚さが異な
るものが複数準備される場合において、前記水栓固定金
具を前記壁板に取り付けるときには、前記水栓固定金具
として、前記雄ネジ部の長さを適当に変化させた複数種
の金具を予め準備しておき、それら複数種の金具の中か
ら、前記壁板の厚さに合ったものを適宜選択して使用す
るという手段（以下、従来手段という）が採用されてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来手段においては、前記水栓固定金具を複数種準
備しなければならないため、その準備に余分な費用がか
かり、コスト高になるというコスト上の問題があった。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであ
り、上述した従来手段におけるコスト上の問題を解消し
得る手段を提供することを目的としている。
うな従来手段においては、前記水栓固定金具を複数種準
備しなければならないため、その準備に余分な費用がか
かり、コスト高になるというコスト上の問題があった。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであ
り、上述した従来手段におけるコスト上の問題を解消し
得る手段を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水栓固定金
具（以下、本発明具という）は、壁板に形成された貫通
孔へ挿入自在な雄ネジ部によって一端部が構成され、前
記雄ネジ部の内周部に、水栓の雄ネジを螺合自在な雌ネ
ジ部が形成され、前記雄ネジ部の他端側隣接部に、フラ
ンジ部が一体形成された水栓固定金具であって、前記雄
ネジ部に対して螺合自在な第１ナットと第２ナットとを
設けてある点に特徴を有している。
具（以下、本発明具という）は、壁板に形成された貫通
孔へ挿入自在な雄ネジ部によって一端部が構成され、前
記雄ネジ部の内周部に、水栓の雄ネジを螺合自在な雌ネ
ジ部が形成され、前記雄ネジ部の他端側隣接部に、フラ
ンジ部が一体形成された水栓固定金具であって、前記雄
ネジ部に対して螺合自在な第１ナットと第２ナットとを
設けてある点に特徴を有している。
【０００５】本発明に係る水栓固定金具の取付方法（以
下、本発明方法という）は、壁板に形成された貫通孔へ
挿入自在な雄ネジ部によって一端部が構成され、前記雄
ネジ部の内周部に、水栓の雄ネジを螺合自在な雌ネジ部
が形成され、前記雄ネジ部の他端側隣接部に、フランジ
部が一体形成された水栓固定金具を、前記壁板に取り付
けるに際し、前記雄ネジ部に螺合される第１ナットの締
結操作で、前記壁板を挟み込み保持する水栓固定金具の
取付方法であって、前記壁板の厚さが厚いときには、前
記雄ネジ部に対して前記壁板の手前側から螺合される第
１ナットと、前記フランジ部とで前記壁板を挟み込み、
前記厚さが薄いときには、前記雄ネジ部に対して前記壁
板の奥側に予め第２ナットを螺合させておいて、その第
２ナットと、前記雄ネジ部に対して前記壁板の手前側か
ら螺合される第１ナットとで前記壁板を挟み込む点に特
徴を有している。
下、本発明方法という）は、壁板に形成された貫通孔へ
挿入自在な雄ネジ部によって一端部が構成され、前記雄
ネジ部の内周部に、水栓の雄ネジを螺合自在な雌ネジ部
が形成され、前記雄ネジ部の他端側隣接部に、フランジ
部が一体形成された水栓固定金具を、前記壁板に取り付
けるに際し、前記雄ネジ部に螺合される第１ナットの締
結操作で、前記壁板を挟み込み保持する水栓固定金具の
取付方法であって、前記壁板の厚さが厚いときには、前
記雄ネジ部に対して前記壁板の手前側から螺合される第
１ナットと、前記フランジ部とで前記壁板を挟み込み、
前記厚さが薄いときには、前記雄ネジ部に対して前記壁
板の奥側に予め第２ナットを螺合させておいて、その第
２ナットと、前記雄ネジ部に対して前記壁板の手前側か
ら螺合される第１ナットとで前記壁板を挟み込む点に特
徴を有している。
【０００６】
【作用】上記特徴を備えた本発明具及び本発明方法によ
れば、前記水栓固定金具を従来のように複数種準備しな
くても、壁板の厚さが厚いときには、前記水栓固定金具
のフランジ部と前記手前側の第１ナットとで壁板を挟み
込み、壁板の厚さが薄いときには、前記壁板奥側に予め
螺合させる第２ナットと前記手前側の第１ナットとで壁
板を挟み込むことにより、前記水栓固定金具を前記壁板
に取り付けることができる。
れば、前記水栓固定金具を従来のように複数種準備しな
くても、壁板の厚さが厚いときには、前記水栓固定金具
のフランジ部と前記手前側の第１ナットとで壁板を挟み
込み、壁板の厚さが薄いときには、前記壁板奥側に予め
螺合させる第２ナットと前記手前側の第１ナットとで壁
板を挟み込むことにより、前記水栓固定金具を前記壁板
に取り付けることができる。
【０００７】
【発明の効果】従って、本発明具及び本発明方法によれ
ば、前記壁板として厚さが異なるものが複数準備される
場合でも、共通の水栓固定金具を準備するだけで、その
水栓固定金具の壁板への取付作業を行うことができ、も
って、前記水栓固定金具を複数種準備しなければならな
いことによる従来方法のコスト上の問題が解消されるよ
うになる。
ば、前記壁板として厚さが異なるものが複数準備される
場合でも、共通の水栓固定金具を準備するだけで、その
水栓固定金具の壁板への取付作業を行うことができ、も
って、前記水栓固定金具を複数種準備しなければならな
いことによる従来方法のコスト上の問題が解消されるよ
うになる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１〜図４には、本発明方法の一実施例が示され
ており、図１、図２中の１Ａ及び図３、図４中の１Ｂ
は、前記壁板の一例としての壁パネルであり、それら壁
パネル１Ａ，１Ｂは、ユニットバスの壁を構成するのに
使用される。前記壁パネル１Ａ，１Ｂは、具体的には、
表面側が複数枚のタイル１ａで化粧されたパネルである
が、これら壁パネル１Ａ，１Ｂとしては、厚さが異なる
複数種のものが必要に応じて準備される。即ち、前記壁
パネルに大きな断熱性を持たせるべくそのパネル内に厚
い断熱層１ｄ（具体的には、発泡ウレタン層）を設けた
壁パネル１Ａ（図１、図２参照）は、通常の壁パネル１
Ｂ（図３、図４参照）に比して厚さが厚くなるので、前
記断熱性を持たせること等の目的に応じて、前記壁パネ
ル１Ａ，１Ｂとしては、厚さが異なる複数種のものが準
備される。
する。図１〜図４には、本発明方法の一実施例が示され
ており、図１、図２中の１Ａ及び図３、図４中の１Ｂ
は、前記壁板の一例としての壁パネルであり、それら壁
パネル１Ａ，１Ｂは、ユニットバスの壁を構成するのに
使用される。前記壁パネル１Ａ，１Ｂは、具体的には、
表面側が複数枚のタイル１ａで化粧されたパネルである
が、これら壁パネル１Ａ，１Ｂとしては、厚さが異なる
複数種のものが必要に応じて準備される。即ち、前記壁
パネルに大きな断熱性を持たせるべくそのパネル内に厚
い断熱層１ｄ（具体的には、発泡ウレタン層）を設けた
壁パネル１Ａ（図１、図２参照）は、通常の壁パネル１
Ｂ（図３、図４参照）に比して厚さが厚くなるので、前
記断熱性を持たせること等の目的に応じて、前記壁パネ
ル１Ａ，１Ｂとしては、厚さが異なる複数種のものが準
備される。
【０００９】ところで、ユニットバスにおいては、通
常、浴室壁に水栓（図外）が取り付けられるが、その水
栓を前記浴室壁に固定するのに、次のような構成の水栓
固定具２が用いられる。即ち、前記水栓固定具２の一端
部は、前記壁パネル１の適宜位置に形成された貫通孔１
ｂへ挿入自在な雄ネジ部２ａ（具体的には、前記貫通孔
１ｂへ挿入自在な寸法形状の円筒部の外周面に雄ネジが
形成されたもの）にて構成されている。そして、前記水
栓固定具２の一端部を構成する前記雄ネジ部２ａの内周
部には、前記水栓の雄ネジ（図外）を螺合自在な雌ネジ
部２ｂが形成され、前記雄ネジ部２ａの他端側隣接部に
は、前記壁パネル１Ａ，１Ｂの裏面側に間接的に接当自
在なフランジ部２ｄが一体形成されている。そして、前
記雄ネジ部２ａと前記フランジ部２ｄとの間には、ネジ
加工を施してない筒部２ｃが形成してある。前記筒部２
ｃも、前記雄ネジ部２ａと同様に、前記貫通孔１ｂに挿
通可能な外径寸法に形成してある。
常、浴室壁に水栓（図外）が取り付けられるが、その水
栓を前記浴室壁に固定するのに、次のような構成の水栓
固定具２が用いられる。即ち、前記水栓固定具２の一端
部は、前記壁パネル１の適宜位置に形成された貫通孔１
ｂへ挿入自在な雄ネジ部２ａ（具体的には、前記貫通孔
１ｂへ挿入自在な寸法形状の円筒部の外周面に雄ネジが
形成されたもの）にて構成されている。そして、前記水
栓固定具２の一端部を構成する前記雄ネジ部２ａの内周
部には、前記水栓の雄ネジ（図外）を螺合自在な雌ネジ
部２ｂが形成され、前記雄ネジ部２ａの他端側隣接部に
は、前記壁パネル１Ａ，１Ｂの裏面側に間接的に接当自
在なフランジ部２ｄが一体形成されている。そして、前
記雄ネジ部２ａと前記フランジ部２ｄとの間には、ネジ
加工を施してない筒部２ｃが形成してある。前記筒部２
ｃも、前記雄ネジ部２ａと同様に、前記貫通孔１ｂに挿
通可能な外径寸法に形成してある。
【００１０】このような水栓固定具２を、前記壁パネル
１Ａ，１Ｂに取り付ける場合には、前記貫通孔１ｂへ前
記壁パネル１Ａ，１Ｂの裏側から挿入された前記水栓固
定具２の雄ネジ部２ａに、前記壁パネル１Ａ，１Ｂの手
前側から螺合される第１ナット３の締結操作で、前記壁
パネル１Ａ，１Ｂを挟み込み保持することになる本発明
方法が採用される。そして、本発明方法を前記厚さが厚
い壁パネル１Ａに適用するとき（図１、図２参照）に
は、前記水栓固定具２の雄ネジ部２ａに対して前記壁パ
ネル１Ａの手前側から螺合される前記第１ナット３と、
前記水栓固定具２のフランジ部２ｄとで前記壁パネル１
Ａを挟み込むようにする。尚、前記壁パネル１Ａの表面
と前記第１ナット３との間には、シール用のパッキン４
及びスプリングワッシャ５がその順序で介装され、前記
第１ナット３の更に手前側には化粧用のキャップ６が被
せられる一方、前記壁パネル１Ａの裏面と前記フランジ
部２ｄとの間には、座金７及び微調整用パッキン８（即
ち、枚数の選択によって厚みを微調整するパッキン）が
その順序で介装されるようになっている。また、本発明
方法を前記厚さが薄い壁パネル１Ｂに適用するとき（図
３、図４参照）には、前記水栓固定具２の雄ネジ部２ｄ
に対して前記壁パネル１Ｂの奥側に予め第２ナット９を
螺合させ、螺進限界まで螺進させておいて、その第２ナ
ット９と、前記水栓固定具２の雄ネジ部２ｄに対して前
記壁パネル１Ｂの手前側から螺合される第１ナット３と
で前記壁パネル１Ｂを挟み込むようにする。尚、前記壁
パネル１Ｂの表面と前記第１ナット３との間には、シー
ル用のパッキン４及びスプリングワッシャ５がその順序
で介装され、前記第１ナット３の更に手前側には化粧用
のキャップ６が被せられる一方、前記壁パネル１Ｂの裏
面と前記第２ナット９との間には、座金７及び微調整用
パッキン８（即ち、枚数の選択によって厚みを微調整す
るパッキン）がその順序で介装されるようになってい
る。
１Ａ，１Ｂに取り付ける場合には、前記貫通孔１ｂへ前
記壁パネル１Ａ，１Ｂの裏側から挿入された前記水栓固
定具２の雄ネジ部２ａに、前記壁パネル１Ａ，１Ｂの手
前側から螺合される第１ナット３の締結操作で、前記壁
パネル１Ａ，１Ｂを挟み込み保持することになる本発明
方法が採用される。そして、本発明方法を前記厚さが厚
い壁パネル１Ａに適用するとき（図１、図２参照）に
は、前記水栓固定具２の雄ネジ部２ａに対して前記壁パ
ネル１Ａの手前側から螺合される前記第１ナット３と、
前記水栓固定具２のフランジ部２ｄとで前記壁パネル１
Ａを挟み込むようにする。尚、前記壁パネル１Ａの表面
と前記第１ナット３との間には、シール用のパッキン４
及びスプリングワッシャ５がその順序で介装され、前記
第１ナット３の更に手前側には化粧用のキャップ６が被
せられる一方、前記壁パネル１Ａの裏面と前記フランジ
部２ｄとの間には、座金７及び微調整用パッキン８（即
ち、枚数の選択によって厚みを微調整するパッキン）が
その順序で介装されるようになっている。また、本発明
方法を前記厚さが薄い壁パネル１Ｂに適用するとき（図
３、図４参照）には、前記水栓固定具２の雄ネジ部２ｄ
に対して前記壁パネル１Ｂの奥側に予め第２ナット９を
螺合させ、螺進限界まで螺進させておいて、その第２ナ
ット９と、前記水栓固定具２の雄ネジ部２ｄに対して前
記壁パネル１Ｂの手前側から螺合される第１ナット３と
で前記壁パネル１Ｂを挟み込むようにする。尚、前記壁
パネル１Ｂの表面と前記第１ナット３との間には、シー
ル用のパッキン４及びスプリングワッシャ５がその順序
で介装され、前記第１ナット３の更に手前側には化粧用
のキャップ６が被せられる一方、前記壁パネル１Ｂの裏
面と前記第２ナット９との間には、座金７及び微調整用
パッキン８（即ち、枚数の選択によって厚みを微調整す
るパッキン）がその順序で介装されるようになってい
る。
【００１１】また、前述のような壁パネルと水栓固定金
具との取り付けにおいて、ナットを必要以上に締め付け
るのを防止するには、図５に示すように、長さ寸法を壁
パネルの厚み寸法に設定してある円筒状の金属製カラー
Ｋを雄ネジ部２ａに外嵌させた状態に取り付けることが
考えられる。前記カラーＫによって、フランジ部２ｄと
第１ナット３とからの挟持力を受けとめて、前記壁パネ
ル１Ａが必要以上に締め付けられることによる断熱層１
ｄのへたばりや、タイル１ａの破損を防止できる。
具との取り付けにおいて、ナットを必要以上に締め付け
るのを防止するには、図５に示すように、長さ寸法を壁
パネルの厚み寸法に設定してある円筒状の金属製カラー
Ｋを雄ネジ部２ａに外嵌させた状態に取り付けることが
考えられる。前記カラーＫによって、フランジ部２ｄと
第１ナット３とからの挟持力を受けとめて、前記壁パネ
ル１Ａが必要以上に締め付けられることによる断熱層１
ｄのへたばりや、タイル１ａの破損を防止できる。
【００１２】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】厚い壁板への水栓固定具の取付時に本発明方法
を適用する状態を示す斜視図
を適用する状態を示す斜視図
【図２】その縦断面図
【図３】薄い壁板への水栓固定具の取付時に本発明方法
を適用する状態を示す斜視図
を適用する状態を示す斜視図
【図４】その縦断面図
【図５】別実施形態の水栓固定具の取付状況を示す縦断
面図
面図
１Ａ，１Ｂ 壁パネル １ｂ 貫通孔 ２ 水栓固定具 ２ａ 雄ネジ部 ２ｂ 雌ネジ部 ２ｄ フランジ部 ３ 第１ナット ９ 第２ナット
Claims (2)
- 【請求項１】 壁板（１Ａ),（１Ｂ）に形成された貫通
孔（１ｂ）へ挿入自在な雄ネジ部（２ａ）によって一端
部が構成され、前記雄ネジ部（２ａ）の内周部に、水栓
の雄ネジを螺合自在な雌ネジ部（２ｂ）が形成され、前
記雄ネジ部（２ａ）の他端側隣接部に、フランジ部（２
ｄ）が一体形成された水栓固定金具であって、 前記雄ネジ部（２ａ）に対して螺合自在な第１ナット
（３）と第２ナット（９）とを設けてある水栓固定金
具。 - 【請求項２】 壁板（１Ａ),（１Ｂ）に形成された貫通
孔（１ｂ）へ挿入自在な雄ネジ部（２ａ）によって一端
部が構成され、前記雄ネジ部（２ａ）の内周部に、水栓
の雄ネジを螺合自在な雌ネジ部（２ｂ）が形成され、前
記雄ネジ部（２ａ）の他端側隣接部に、フランジ部（２
ｄ）が一体形成された水栓固定金具（２）を、前記壁板
（１Ａ),（１Ｂ）に取り付けるに際し、前記雄ネジ部
（２ａ）に螺合される第１ナット（３）の締結操作で、
前記壁板（１Ａ),（１Ｂ）を挟み込み保持する水栓固定
金具の取付方法であって、 前記壁板（１Ａ),（１Ｂ）の厚さが厚いときには、前記
雄ネジ部（２ａ）に対して前記壁板（１Ａ）の手前側か
ら螺合される第１ナット（３）と、前記フランジ部（２
ｄ）とで前記壁板（１Ａ）を挟み込み、前記厚さが薄い
ときには、前記雄ネジ部（２ａ）に対して前記壁板（１
Ｂ）の奥側に予め第２ナット（９）を螺合させておい
て、その第２ナット（９）と、前記雄ネジ部（２ｄ）に
対して前記壁板（１Ｂ）の手前側から螺合される第１ナ
ット（３）とで前記壁板（１Ｂ）を挟み込む水栓固定金
具の取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27857295A JPH09119560A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 水栓固定金具、及び、水栓固定金具の取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27857295A JPH09119560A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 水栓固定金具、及び、水栓固定金具の取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119560A true JPH09119560A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17599140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27857295A Pending JPH09119560A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 水栓固定金具、及び、水栓固定金具の取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09119560A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510088A (ja) * | 2004-08-19 | 2008-04-03 | ハンザ メタルベルケ アクチェンゲゼルシャフト | 埋め込み型配管固定具 |
| JP2014035051A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Bridgestone Corp | 管継手の固定構造 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27857295A patent/JPH09119560A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510088A (ja) * | 2004-08-19 | 2008-04-03 | ハンザ メタルベルケ アクチェンゲゼルシャフト | 埋め込み型配管固定具 |
| JP4768738B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2011-09-07 | ハンザ メタルベルケ アクチェンゲゼルシャフト | 埋め込み型配管固定具 |
| JP2014035051A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Bridgestone Corp | 管継手の固定構造 |
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