JPH09119102A - 舗装構造体 - Google Patents

舗装構造体

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Publication number
JPH09119102A
JPH09119102A JP27939195A JP27939195A JPH09119102A JP H09119102 A JPH09119102 A JP H09119102A JP 27939195 A JP27939195 A JP 27939195A JP 27939195 A JP27939195 A JP 27939195A JP H09119102 A JPH09119102 A JP H09119102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
permeable block
block
over
pavement structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27939195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Suzukawa
研二 鈴川
Manabu Yonekawa
学 米川
Mitsunobu Otani
光伸 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、上述した従来技術の問題点を解決
し、降雨時に滑りにくく耐久的な標示物を有する舗装構
造体を提供することである。 【解決手段】本発明の舗装構造体は、舗装基盤間に設け
られた表示物であって、該表示物が透水性ブロックで構
成されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路構造物、たと
えば、歩道、公園、その他広場、サイクルロード、駐車
場、各種建造物(ビル等)の外構の舗装における各種標
示物(横断歩道、センターライン等)を透水性や滑り抵
抗に優れたブロックによって形成された舗装に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、アスファルトあるいはコンクリー
ト舗装上には、塗料系材料でセンターライン、横断歩道
等の各種標示物を明示していた。しかし、降雨時および
降雨後には雨水が塗料表面に存在するために、人間が歩
行あるいは走行する際に滑りやすく非常に危険である。
また自動二輪車においても該標示物上を通過する際、特
に曲がる際に滑りやすく危険である。この傾向は標示物
面積の大きな横断歩道部において著しい。
【0003】さらに、塗料系標示物は交通荷重による摩
耗や、アスファルトコンクリートやコンクリート自身の
熱による伸縮によってクラックが発生して早期に劣化
し、その機能を果たさなくなる場合が多々あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
述した従来技術の問題点を解決し、降雨時に滑りにくく
耐久的な標示物を有する舗装構造体を提供せんとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、つぎのような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の舗装構造体は、舗装基盤間に設
けられた表示物であって、該表示物が透水性ブロックで
構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、降雨時に滑りにくく耐
久的で安全性の高い標示物を有する舗装構造体を提供す
ることについて、鋭意検討したところ、該標示物に透水
性のブロックで構成したところ、上述の目的を見事に達
成することを究明したものである。
【0007】すなわち、本発明の舗装構造体の表示物部
分の透水性は、たとえば、50mm/時間というかなり激
しい降雨でも十分に耐えうるものである。このような時
の透水性としては、JIS A-1218で測定した透水係数で
1.43×10-3cm/secであれば充分であることは、実
験で既に知見しているところである。
【0008】また、透水性ブロックとしては、施工時の
ハンドリングや受ける荷重と供用後に作用する荷重に十
分耐えらるものとして、好ましくは中央集中載荷方法で
測定される曲げ強度が50kgf/cm2 以上であるものが使
用される。さらに好ましくは、厚みが60〜100mmの
ものを使用するのが、同一曲げ強度であっても耐えうる
荷重は厚みの二乗に比例することからしてもよい。
【0009】透水性ブロックとして、さらにその表面が
十分な耐摩耗性を有するものが好ましく、すなわち、モ
ース硬度が6以上のものがよく、さらに湿潤時に人間や
自動二輪車が滑りにくくするために、ASTM E-303 で測
定される湿潤時の滑り抵抗値(振子式スキッドレジスタ
ンステスターによる方法)が40BPN 以上であるものが
好ましい。
【0010】なお、透水性ブロックの幅および長さは、
100×100〜300×300の範囲が望ましい。す
なわち、大きな幅および長さのブロックは曲げ強度が十
分であっても、曲げ破壊する確率が大きくなるからであ
る。
【0011】上記透水性ブロックは、コンクリート製で
もセラミックスでも構わないが、セラミックスブロック
の方が必要とされる表面の明度や色調を容易に表現しや
すい。また、ブロックをならべて標示するので熱による
膨張は、ブロック間の目地によって吸収されるためにク
ラックは発生しにくく、極めて耐久的な標示物を提供す
ることができる。
【0012】施工上の注意としては、標示しようとする
標示物の形状に合わせて透水性ブロックをカットする場
合に幅および長さが5cm以下にならないようにすること
が好ましい。幅および長さが小さい場合には、供用後に
破壊しやすいからである。
【0013】
【実施例】
実施例1 舗装設計における交通量の区分IIのL交通で、路床の
設計 CBR=4において、図1の断面構造の横断歩道を有
するアスファルトコンクリート製舗装構造体を作成し
た。使用したブロックは、200×100×60(mm)
の表基層を有する2層構造の透水性セラミックスブロッ
ク(表層の空隙率30%、基層の空隙率25%、透水係
数;1×10-1cm/sec、曲げ強度;55kgf/cm2 、表面
のモース硬度;7、湿潤時の滑り抵抗;47BPN )であ
る。
【0014】この舗装横断歩道は、降雨時においても雨
水が溜まることなく、かつ、走行時、歩行時においても
滑りにくく、また、1年経過後においても十分な耐摩耗
性と透水性を有していた。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、横断歩道等の標示物に
降雨時および降雨後においても雨水が溜まらないので滑
りにくく、さらには耐久的な舗装構造体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本発明の透水性表示物を有する舗装
構造体の一例を示す施工断面図を示す。
【符号の説明】
1:透水性セラミックスブロック 2:基盤(密粒度アスファルトコンクリート) 3:不織布 4:粒度調整砕石 5:クラッシャラン 6:サンドクッション 7:路床 8:目地砂

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装基盤間に設けられた表示物であっ
    て、該表示物が透水性ブロックで構成されていることを
    特徴とする舗装構造体。
  2. 【請求項2】 該透水性ブロックが、JIS A-1218で測定
    される透水係数が1×10-2cm/sec以上である請求項1
    記載の舗装構造体。
  3. 【請求項3】 該透水性ブロックが、JIS A-5304で測定
    される曲げ強度が50kgf/cm2 以上である請求項1記載
    の舗装構造体。
  4. 【請求項4】 該透水性ブロックが、60〜100mmの
    厚さを有するものである請求項1記載の舗装構造体。
  5. 【請求項5】 該透水性ブロックの表面モース硬度が6
    以上である請求項1記載の舗装構造体。
  6. 【請求項6】 該透水性ブロックが、ASTM E-303で測定
    される湿潤時における滑り抵抗値が40BPN 以上である
    請求項1記載の舗装構造体。
JP27939195A 1995-10-26 1995-10-26 舗装構造体 Pending JPH09119102A (ja)

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JP27939195A JPH09119102A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 舗装構造体

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JP27939195A JPH09119102A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 舗装構造体

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JPH09119102A true JPH09119102A (ja) 1997-05-06

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JP27939195A Pending JPH09119102A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 舗装構造体

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JP (1) JPH09119102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001011811A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Obayashi Road Corp 透水性舗装構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001011811A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Obayashi Road Corp 透水性舗装構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106