JPH09118134A - ウエザーストリップの型成形部の成形方法 - Google Patents

ウエザーストリップの型成形部の成形方法

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JPH09118134A
JPH09118134A JP7302094A JP30209495A JPH09118134A JP H09118134 A JPH09118134 A JP H09118134A JP 7302094 A JP7302094 A JP 7302094A JP 30209495 A JP30209495 A JP 30209495A JP H09118134 A JPH09118134 A JP H09118134A
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Japan
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forming
molding
thermoplastic elastomer
weather strip
mold
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JP7302094A
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Sukenori Aritake
祐則 有竹
Takeshi Naito
剛 内藤
Hitoshi Omori
仁 大森
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンカー効果を増強して、型成形部の接着強
度を高めること。 【解決手段】 ウエザーストリップの型成形部に接続す
る押出成形体1、2の接続端面11、21をヒーター4
によって予め加熱する予熱工程と、予め加熱された押出
成形体の接続端面を型成形部を形成するための金型のキ
ャビティ内に面して載置し、型成形部を構成する熱可塑
性エラストマーを射出して介挿接着する接着工程とから
成るウエザーストリップの型成形部の成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエザーストリッ
プのコーナー部および/または端末部に型成形部を形成
する方法において、所定長さに切断された押出成形体の
接続端面を予め加熱し、この予め加熱された押出成形体
の接続端面を型成形部を形成するための金型のキャビテ
ィ内に面して載置し、この型成形部を構成する熱可塑性
エラストマーを介挿接着することにより、アンカー効果
を増強して、押出成形体と型成形部との接着強度を高め
たウエザーストリップの型成形部の成形方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエザーストリップの1種である
ガラスランの型成形部であるコーナー部の成形方法で
は、図7に示すようにガラスランのコーナー部Cにおい
て、接続される裁断された両チャンネルT1、T2の接
続端面E1、E2の間にコーナー部Cを構成する材料を
射出又は注入して介挿接着するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のウエザーストリ
ップの型成形部の成形方法では、ウエザーストリップの
コーナー部Cを成形するに当たり、押出成形され、加硫
されて硬化した後に、所定長さに裁断された両チャンネ
ルT1、T2の各接続端面E1、E2を放置されていた
状態のまま加熱されることなく金型のキャビティに面し
て載置し、コーナー部Cを形成するゴム材料等を注入又
は射出して介挿接着するものであるため、図6に示すよ
うに放置日数に応じて押出成形体と型形成部との接着強
度が低下して、接着強度が不十分であるという問題があ
った。この場合、コーナー部Cを構成する材料がゴムの
場合には、材料を射出又は注入した後の加硫の段階で、
材料が加熱されるので、接着強度の問題は生じないが、
材料が熱可塑性エラストマーの場合には、射出後に加硫
することがなく、逆に冷却されるだけなので、上記の接
着強度の問題が生じる。
【0004】また上記従来のウエザーストリップの型成
形部の成形方法では、前記両チャンネルT1、T2の接
続端面E1、E2の温度管理が成されていないので、日
々の操業開始直後は金型や射出装置の温度が充分温まっ
ていないため、前記コーナー部の各接続端面E1、E2
では、キャビティ内に射出された成形材料の熱が、そこ
まで到達するまでに若干奪われ、温度が低下することに
より接着強度が低下して、接着強度が不十分であるとい
う問題があった。
【0005】さらに上記従来のウエザーストリップの型
成形部の成形方法では、前記両チャンネルT1、T2の
接続端面E1、E2の温度管理が成されていないので、
気温の低い冬期においては上記日々の操業開始直後と同
様に材料の熱が奪われ前記各接続端面E1、E2と型成
形部との境界部の材料の温度が低下して、前記コーナー
部での押出成形体と型成形部との接着強度が低下すると
ともに、接着強度が不十分であるという問題があった。
【0006】そこで本発明者らは、ウエザーストリップ
の型成形部に接続する押出成形体端面を予め加熱し、該
予め加熱された押出成形体の端面を型成形部を形成する
ための金型のキャビティ内に面して載置し、型成形部を
構成する熱可塑性エラストマーを射出して接着するとい
う本発明の技術的思想に着眼し、さらに研究開発を重ね
て、アンカー効果を増強して、ウェザーストリップの押
出成形体と型成形部との接着強度を高めるという目的を
達成する本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のウエザーストリップのコーナー部の成形
方法は、ウエザーストリップのコーナー部および/また
は端末部に型成形部を形成する方法において、所定長さ
に切断された押出成形体の接続端面を予め加熱する予熱
工程と、予め加熱された押出成形体の接続端面を型成形
部を形成するための金型のキャビティ内に面して載置
し、該型成形部を構成する熱可塑性エラストマーを射出
して接着する接着工程とから成るものである。
【0008】本発明(請求項2に記載の第2発明)のウ
エザーストリップのコーナー部の成形方法は、前記第1
発明において、前記予熱工程が、前記押出成形体の接続
端面を前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラストマ
ーに含まれる接着付与剤の溶融温度付近に加熱するもの
である。
【0009】本発明(請求項3に記載の第3発明)のウ
エザーストリップのコーナー部の成形方法は、前記第2
発明において、前記接着工程が、前記押出成形体の接続
端面と前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラストマ
ーとが該熱可塑性エラストマーに含まれる接着付与剤の
溶融温度以上で接着するものである。
【0010】本発明(請求項4に記載の第4発明)のウ
エザーストリップのコーナー部の成形方法は、前記第3
発明において、前記接着工程が、前記型成形部を構成す
る前記熱可塑性エラストマーを一定圧力以上で射出し
て、型成形部を成形するものである。
【0011】(作用)上記構成より成る第1発明のウエ
ザーストリップの型成形部の成形方法は、予熱工程にお
いて、ウエザーストリップのコーナー部および/または
端末部に対応する型成形部に接続される所定長さに切断
された押出成形体の接続端面を予め加熱し、接着工程に
おいて、予め加熱された前記押出成形体の接続端面を型
成形部を形成するための金型のキャビティ内に面して載
置し、この型成形部を構成する前記熱可塑性エラストマ
ーを射出して介挿接着するものである。
【0012】上記構成より成る第2発明のウエザースト
リップの型成形部の成形方法は、予熱工程において、ウ
エザーストリップの型成形部に接続する前記押出成形体
の接続端面を前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラ
ストマーに含まれる接着付与剤の溶融温度付近に予め加
熱し、接着工程において、予め前記溶融温度付近に加熱
された前記押出成形体の接続端面に対して前記型成形部
を構成する前記熱可塑性エラストマーを射出して介挿接
着するものである。
【0013】上記構成より成る第3発明のウエザースト
リップの型成形部の成形方法は、予熱工程において、ウ
エザーストリップの型成形部に接続する前記押出成形体
の接続端面を前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラ
ストマーに含まれる接着付与剤の溶融温度付近に予め加
熱し、接着工程において、前記押出成形体の接続端面と
前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラストマーとを
該熱可塑性エラストマーに含まれる前記接着付与剤の溶
融温度以上で接着するものである。
【0014】上記構成より成る第4発明のウエザースト
リップの型成形部の成形方法は、予熱工程において、ウ
エザーストリップの型成形部に接続する前記押出成形体
の接続端面を前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラ
ストマーに含まれる接着付与剤の溶融温度付近に予め加
熱し、接着工程において、予め前記溶融温度付近に加熱
された前記押出成形体の接続端面に対して前記型成形部
を構成する前記熱可塑性エラストマーを一定圧力以上で
射出して、前記押出成形体の接続端面と前記型成形部を
構成する前記熱可塑性エラストマーとを前記接着付与剤
の溶融温度以上で接着することにより前記型成形部を成
形するものである。
【0015】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のウエザース
トリップの型成形部の成形方法は、型成形部に接続する
押出成形体の接続端面を予め加熱して、予め加熱された
該押出成形体の接続端面に熱可塑性エラストマーを介挿
接着するので、型成形部の成形材料の押出成形体の接続
端面に対するアンカー効果を増強して、押出成形体と型
成形部の接着強度を高めるという効果を奏する。
【0016】上記作用を奏する第2発明のウエザースト
リップの型成形部の成形方法は、前記第1発明の効果に
加え、前記押出成形体の接続端面を前記型成形部を構成
する前記熱可塑性エラストマーに含まれる前記接着付与
剤の溶融温度付近に予め加熱するので、型成形部の成形
材料の押出成形体の接続端面に対するアンカー効果をさ
らに増強して、押出成形体と型成形部の接着強度をさら
に高めるという効果を奏する。
【0017】上記作用を奏する第3発明のウエザースト
リップの型成形部の成形方法は、前記第1発明の効果に
加え、前記押出成形体の接続端面と前記型成形部を構成
する前記熱可塑性エラストマーとを該熱可塑性エラスト
マーに含まれる接着付与剤の溶融温度以上で接着するの
で、型成形部の成形材料の押出成形体の接続端面に対す
るアンカー効果を有効に増強して、押出成形体と型成形
部の接着強度を有効に高めるという効果を奏する。
【0018】上記作用を奏する第4発明のウエザースト
リップの型成形部の成形方法は、前記第1発明の効果に
加え、前記押出成形体の接続端面を前記型成形部を構成
する前記熱可塑性エラストマーに含まれる前記接着付与
剤の溶融温度以上に予め加熱するとともに、予め前記溶
融温度以上に加熱された前記押出成形体の接続端面に対
して前記型成形部を構成する前記熱可塑性エラストマー
を一定圧力以上で射出して前記型成形部を成形するの
で、型成形部の成形材料の押出成形体の接続端面に対す
るアンカー効果を一層有効に増強して、押出成形体と型
成形部の接着強度を一層有効に高めるという効果を奏す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を用いて説明する。
【0020】(第1実施形態)本第1実施形態のウエザ
ーストリップの型成形部の成形方法は、図1ないし図4
に示すようにウエザーストリップとしてガラスランを用
い、型成形部として、そのコーナー部に用いられるもの
であって、このコーナー部で接続する押出成形体として
の両チャンネル1、2の各接続端面11、21をヒータ
ー4によって予め加熱する予熱工程と、予め加熱された
両チャンネルの接続端面の間にコーナー部3を構成する
熱可塑性エラストマーを射出して介挿接着する接着工程
とから成るものである。
【0021】前記ガラスランを構成する両チャンネル
は、エチレン・プロピレンゴム材料の押出成形によって
構成され、図2に示すように略π字状の断面形状であ
り、加硫硬化後、前記コーナー部3に接続される接続端
面11、21を形成すべく、前記チャンネル1、2を所
定長さに切断することにより形成される。
【0022】前記予熱工程においては、図1に示すよう
に切断された前記チャンネル1、2の各接続端面11、
21を、前記コーナー部3を構成する前記熱可塑性エラ
ストマーに含まれる接着付与剤の溶融温度付近に加熱す
るものである。より好ましくは、接着付与剤の溶融温度
より10℃ないし20℃高い温度に加熱する。本第1実
施形態の熱可塑性エラストマーには接着付与剤としてポ
リエチレン系の材料が用いられている。従って、接続端
面は200℃に加熱される。
【0023】前記チャンネル1、2の各接続端面11、
21の加熱は、通常のヒーター4によって150℃ない
し230℃に加熱すれば良く、遠赤外、誘導加熱その他
の加熱手段を採用することが出来るが、レーザー加熱の
ように前記各接続端面11、21を局部的に瞬時に加熱
することが出来る加熱手段が望ましいものである。
【0024】前記各接続端面11、21が150℃ない
し230℃に加熱された前記チャンネル1、2が、図3
および図4に示すように金型50内のV溝51、52内
に介挿され、両チャンネル1、2間のコーナー部用の略
π字状断面のキャビティ53(図4に示す)内に竪型射
出成形機5によって熱可塑性エラストマーが射出され
る。
【0025】すなわち熱可塑性エラストマーは、竪型射
出成形機5によって200℃以上で溶融され、500k
g/cm2 以上の圧力で前記金型50内の前記キャビテ
ィ53内に射出される。
【0026】前記竪型射出成形機5によって両チャンネ
ル1、2間の前記コーナー部用のキャビティ53内に熱
可塑性エラストマーが射出されると、図5に示すように
両チャンネル1、2の予め加熱された前記接続端面1
1、21に、射出された高温および高圧の熱可塑性エラ
ストマー材料が圧着され、この熱可塑性エラストマーの
接着付与剤の前記接続端面11、21に対するアンカー
効果によって両チャンネル1、2の前記接続端面11、
21とコーナー部3を構成する熱可塑性エラストマーが
一体化される。
【0027】上記構成より成る第1実施形態のウエザー
ストリップの型成形部の成形方法では、図1に示すよう
に所定長さに切断された押出成形体としての前記チャン
ネル1、2の前記接続端面11、21がヒーターによっ
て100℃ないし150℃に予め加熱され、この接続端
面11、21が図3および図4に示すように金型50内
のキャビティ53に面して、溝51、52内に載置され
る。
【0028】前記竪型樹脂射出成形機によって両チャン
ネル1、2間のコーナー部用の前記キャビティ53内
に、前記熱可塑性エラストマーが200℃以上で溶融さ
れ、500kg/cm2 以上の圧力で前記金型50内の
前記キャビティ53内に射出されると、図5に示すよう
に両チャンネル1、2の前記接続端面11、21に対し
て、射出された高温および高圧の熱可塑性エラストマー
が圧着される。
【0029】この時、予め加熱された両チャンネル1、
2の前記接続端面11、21は、圧着される前記熱可塑
性エラストマーがその分子間に入り込み易くなっている
とともに、この熱可塑性エラストマーがその分子間に入
り込み易くなっているとともに、この熱可塑性エラスト
マーから熱を奪い前記接着付与剤の溶融温度以下になる
のを防止することにより、アンカー効果によって前記エ
チレン・プロピレンゴムの両チャンネル1、2の前記接
続端面11、21と前記コーナー部3を構成する熱可塑
性エラストマーが一体化されウエザーストリップが完成
する。
【0030】上記作用を奏する第1実施形態のウエザー
ストリップのコーナー部の成形方法は、ウエザーストリ
ップの前記両チャンネル1、2の接続端面11、21を
予め加熱して、この加熱された接続端面11、21に前
記熱可塑性エラストマーを射出して介挿接着するので、
図6に示すように所定長さに切断した前記両チャンネル
1、2の接続端面をそのまま放置して接着する従来のウ
ェザーストリップの型成形方法に比べてアンカー効果を
増強して、前記コーナー部3の接着強度を高めるという
効果を奏する。
【0031】また第1実施形態のウエザーストリップの
コーナー部の成形方法は、前記両チャンネル1、2の接
続端面11、21を前記コーナー部3を構成する前記熱
可塑性エラストマーに含まれる前記接着付与剤の溶融温
度付近の150℃ないし230℃に予め加熱されるの
で、両接続端面11、21間に射出して介挿接着される
前記熱可塑性エラストマーが、接続端面の分子間に入り
込み易くなっているとともに、この熱可塑性エラストマ
ーから熱を奪い前記接着付与剤の溶融温度以下になるの
を防止することにより、アンカー効果をさらに増強し
て、コーナー部の接着強度をさらに高めるという効果を
奏する。
【0032】さらに第1実施形態のウエザーストリップ
のコーナー部の成形方法は、前記両チャンネル1、2の
接続端面11、21と前記コーナー部3を構成する前記
熱可塑性エラストマーとを該熱可塑性エラストマーに含
まれる接着付与剤の溶融温度以上で接着するので、アン
カー効果を有効に増強して、コーナー部の接着強度を有
効に高めるという効果を奏する。
【0033】また第1実施形態のウエザーストリップの
コーナー部の成形方法は、予め前記溶融温度付近に加熱
された前記両チャンネル1、2の接続端面11、21の
間に前記コーナー部3を構成する前記熱可塑性エラスト
マーを一定圧力以上で射出して前記コーナー部3を成形
するので、アンカー効果を一層有効に増強して、コーナ
ー部の接着強度を一層有効に高め、信頼性を高めるとい
う効果を奏する。
【0034】さらに第1実施形態のウエザーストリップ
のコーナー部の成形方法は、前記チャンネル1、2の前
記端面11、21を、前記ヒーターによって150℃な
いし230℃に加熱するだけでよいので、加工が容易で
あり、コストダウンが可能であるという効果を奏する。
【0035】(第2実施形態)本第2実施形態のウエザ
ーストリップの型成形部の成形方法は、上記第1実施形
態の前記接着工程における熱可塑性エラストマーに含ま
れる前記接着付与剤の溶融温度以上で接着するのを、前
記接着付与剤の溶融温度付近すなわち溶融温度に近いそ
れ以下の温度で接着する点のみが相違点である。
【0036】本第2実施形態のウエザーストリップの型
成形部の成形方法は、前記第1実施形態の両チャンネル
1、2の接続端面11、21と前記コーナー部3を構成
する前記熱可塑性エラストマーとを該熱可塑性エラスト
マーに含まれる前記接着付与剤の溶融温度付近で接着す
るので、両接続端面11、21間に射出して介挿接着さ
れる前記熱可塑性エラストマーから熱を奪い前記接着付
与剤の溶融温度より大きく低下するのを防止するので、
アンカー効果を有効に増強して、コーナー部の接着強度
を有効に高めるという効果を奏する。
【0037】上記第2実施形態のウエザーストリップの
型成形部の成形方法は、前記接着工程において、両接続
端面11、21と前記コーナー部3を構成する前記熱可
塑性エラストマーとを前記接着付与剤の溶融温度付近で
接着するものであるため、温度管理が楽になるという効
果を奏する。
【0038】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明はそれに限定するものでは無く、特許請
求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業
者が認識することが出来る本発明の技術的思想に反しな
い限り、変更および付加が可能である。
【0039】上述の実施形態においては、一例として前
記ウエザーストリップの両チャンネルをエチレン・プロ
ピレンゴムによって構成し、コーナー部を熱可塑性エラ
ストマーによって構成する例について述べたが、本発明
はそれらに限定するものでは無く、必要に応じて同様の
物性を有する他の材料を採用することが出来、それに応
じて加熱温度も変化させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態方法の予備加熱工程を
示す斜視図である。
【図2】本第1の実施形態におけるチャンネルを示す斜
視図である。
【図3】本第1の実施形態方法のコーナー部の接着工程
を示す断面図である。
【図4】本第1の実施形態方法によって成形されたコー
ナー部を示す断面図である。
【図5】本第1の実施形態方法によって接着された前記
チャンネルの側面を示す側面図である。
【図6】本第1の実施形態方法と従来方法における放置
日数と接着強度との関係を示す線図である。
【図7】従来の方法によって成形されたコーナー部の側
面を示す側面図である。
【符号の説明】
1、2 押出成形体(チャンネル) 3 コーナー部 4 ヒーター 11、21 接続端面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエザーストリップのコーナー部および
    /または端末部に型成形部を形成する方法において、所
    定長さに切断された押出成形体の接続端面を予め加熱す
    る予熱工程と、 予め加熱された押出成形体の接続端面を型成形部を形成
    するための金型のキャビティ内に面して載置し、該型成
    形部を構成する熱可塑性エラストマーを射出して接着す
    る接着工程とから成ることを特徴とするウエザーストリ
    ップの型成形部の成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記予熱工程が、前記押出成形体の接続端面を前記型成
    形部を構成する前記熱可塑性エラストマーに含まれる接
    着付与剤の溶融温度付近に加熱することを特徴とするウ
    エザーストリップの型成形部の成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記接着工程が、前記押出成形体の接続端面と前記型成
    形部を構成する前記熱可塑性エラストマーとが該熱可塑
    性エラストマーに含まれる接着付与剤の溶融温度以上で
    接着することを特徴とするウエザーストリップの型成形
    部の成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記接着工程が、前記型成形部を構成する前記熱可塑性
    エラストマーを一定圧力以上で射出して、型成形部を成
    形することを特徴とするウエザーストリップの型成形部
    の成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102079237A (zh) * 2010-08-09 2011-06-01 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车呢槽的内部接角生产方法及其生产的呢槽内部接角结构

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