JPH09117245A - 自走式防除機の噴霧配管構造 - Google Patents

自走式防除機の噴霧配管構造

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JPH09117245A
JPH09117245A JP27942195A JP27942195A JPH09117245A JP H09117245 A JPH09117245 A JP H09117245A JP 27942195 A JP27942195 A JP 27942195A JP 27942195 A JP27942195 A JP 27942195A JP H09117245 A JPH09117245 A JP H09117245A
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JP
Japan
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hose
spray
spraying
hand
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP27942195A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Iwamoto
守 岩本
Chiaki Kadota
千昭 門田
Susumu Yamamoto
進 山本
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Yanmar Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体後部の噴霧ノズルからの防除作業と手散
布の防除作業が容易に切り換えられるようにする。 【解決手段】 複数個のノズル1・1・・・を正面視円
弧状に適宜間隔をあけて配置した噴霧ノズル17を機体
後部に配置し、機体任意位置にホースリール15を配置
して、該ホースリール15に手散布用ホース30を巻い
て手散布ノズル31と接続し、該手散布ノズル31及び
噴霧ノズル17でそれぞれ噴霧可能とした自走式防除機
において、動力噴霧機2の一つの薬液吐出口4に三方向
切換弁45の一次側を接続し、該三方向切換弁45の二
次側の一方に手散布ホース6を接続し、二次側の他方に
噴霧ノズル17に連通する噴霧ホース7を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体後部でに配置
した噴霧ノズルと、機体任意位置に配置した手散布ノズ
ルより別々に噴霧可能した自走式防除機における噴霧ノ
ズルと手散布ノズルへの配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自走式防除機で、走行しながら防
除作業を行うだけでは、機体が入り込めない部分が生じ
て、完全な防除作業ができないことがあったので、手散
布用のホースと手散布ノズルを配置して、噴霧ノズルで
は散布できなかった部分を、機体を停止して、オペレー
ターが降りて手散布ホースをもって未防除部分を防除す
るようにしていた。この手散布ホース6の配管は図8に
示すように、動力噴霧機2が具備している二つの吐出口
3・4の一方の吐出口3に、手散布コック5を着脱可能
に接続し、他方の吐出口4は噴霧ノズル用の噴霧ホース
7が接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
手散布ホース及び噴霧ホースの配管において、手散布作
業を行う場合には、運転席近傍に設けた噴霧ノズルの左
中右と3つに分割したそれぞれのノズルコックを閉じ位
置へ回動するか、或いは、元コック噴霧側にして左中右
の散布コックを閉じてから手散布コックを開けて、手散
布ノズルによる防除作業を行うようにしていた。よっ
て、動力噴霧機は機体後部に配置していたので、手散布
作業の場合運転席まで戻ってコックの操作をする必要が
あり、煩わしいコック操作が必要となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、複数個のノズル1・1・・・を正面視円弧状に適宜
間隔をあけて配置した噴霧ノズル17を機体後部に配置
し、機体任意位置にホースリール15を配置して、該ホ
ースリール15に手散布用ホース30を巻いて手散布ノ
ズル31と接続し、該手散布ノズル31及び噴霧ノズル
17でそれぞれ噴霧可能とした自走式防除機において、
動力噴霧機2の一つの薬液吐出口4に三方向切換弁45
の一次側を接続し、該三方向切換弁45の二次側の一方
に手散布ホース6を接続し、二次側の他方に噴霧ノズル
17に連通する噴霧ホース7を接続した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、添付の図面
を基に説明する。図1は本発明に係る揺動噴霧式防除機
の全体側面図、図2は動力噴霧機とホース配管を示す後
面図、図3は右側のカバーを開けた状態の後面図、図4
はカバーの回動基部の一部後面図、図5はフックの斜視
図、図6はホースリールの取付を示す斜視図、図7は従
来のホースリールの取付を示す後面図、図8は動力噴霧
機と従来のホース配管を示す後面図である。
【0006】まず、本発明に係る揺動噴霧式自走防除機
について図1より説明する。左右クローラ10を巻回し
てなるクローラ走行装置A上にシャーシ9が固設されて
いて、該シャーシ9より前方に、運転部Bが形成されて
いて、該運転部Bの前方には操向レバーを配置した操作
コラム12が立設されている。該運転部Bの後部の左右
中央に運転席11を配置し、該運転席11の左側に主変
速レバーや噴霧の開閉を行うコック等を配したサイドコ
ラムが設けられている。該運転席11の後方のシャーシ
9上において、最前部には、薬液タンク13を、中間部
には走行駆動及び動力噴霧機駆動用のエンジンE、ミッ
ションケース、手散布用ホースリール15、バッテリー
19及び動力噴霧機2を内装し、これらをカバー14に
て被覆している。最後部には、噴霧部カバー16にて被
覆された、複数個のノズル1・1・・・を円弧状に配置
した揺動噴霧ノズル17を配置し、該揺動噴霧ノズル1
7は前後左右に同時に揺動するように構成されている。
【0007】前記カバー14は、図3、図4に示すよう
に、左右のウイングカバー14L・14Rからなり、上
部中央にそれぞれの枢支軸20を設け、上方へ開放でき
るようにしている。従来では開閉リンクを用いて、14
L’・14R’の如く同じ角度しか開けることができな
かったので、エンジンEの燃料タンク21へ燃料を補給
する時や、バッテリー19の交換や充電する時や、その
他メンテナンスを行う時に、カバー14の開閉角度が小
さいために、作業がやり辛くなっていた。そこで、本実
施例では、本機側にステー22を左右水平方向に横設
し、ウイングカバー14L・14Rの基部内側に複数
(本実施例では二箇所)の係合孔23a・23bを有す
るブラケット23を固設し、前記ステー22に係止ロッ
ド24を枢支し、該係止ロッド24の先端部24aをL
字状に曲げて、前記係合孔23a・23bに係合できる
ようにしている。但し、図4では右側に付いて図示して
いるが、左側も同様にステー22、ブラケット23、係
止ロッド24を設けて、開閉でき、開けた状態で係止で
きるようにしている。
【0008】このように構成することで、点検等で、左
右のウイングカバー14L・14Rを同時に開けるとき
や、普通に開けて止めるときには、係止ロッド24の先
端部24aを係合孔23aに挿入し、燃料の補給やバッ
テリーの交換等で、ウイングカバー14L・14Rのい
ずれか一方を大きく開けたままにしておくときには、係
止ロッド24の先端部24aを係合孔23bに挿入して
係止する。このようにウイングカバー14L・14Rは
二段階の角度に開けることができるようになるのであ
る。
【0009】また、カバー14を閉じた状態でロックす
るための、本体側のフック25は、図3、図5に示すよ
うに、鋼板を正面視で逆「レ」字状に曲げて構成され、
基部25aはシャーシ9上に固設され、立ち上げ部25
bが垂直上方に立設し、その上端に斜め下方へ下がる傾
斜部25cを設けている。そして、前記カバー14に設
けた把手26の内側のロックレバー26aが、カバー1
4を閉じる時に、この傾斜部25cに沿って滑り、傾斜
部25c下端にロックレバー26aが係合して、ワンタ
ッチでロックされるように構成しているのである。従来
ではフック25の代わりに平面視コ字状に鋼棒を曲げて
フックを構成し、このフックを薬液タンク13側面に固
設して、ロックレバーが係合するように構成していた
が、把手を握ってロックレバーを回動したままでないと
ロックができず、把手を握らずそのまま閉じようとする
と、フックに当たり嵌合せず、薬剤タンクを破損するお
それがあったのである。その点本実施例では、ロックレ
バー26aが傾斜部25cに沿って降りて容易にロック
される。
【0010】前記手散布用のホースリール15は、図6
に示す如く、手散布用のホース30を巻いて、先端に手
散布ノズル31を装着している。ホースリール15の回
転軸32が側方へ突設されており、該回転軸32が正面
視Y字状に構成した支持具33上端の軸受部33aにて
回転自在に軸受け支持されてている。更に該回転軸32
の一端に手散布ホース6を接続し、他端に巻取用ハンド
ル34を付設して、このハンドル34を回転してホース
リール15を回転してホース30を巻き付けることがで
きる。そして、前記軸受部33a上に「コ」字形状の回
転止めストッパー35が枢支され、手散布用のホースリ
ール15を使用しない時には、該回転止めストッパー3
5をハンドル34側へ倒して、ホースリール15が回転
しないようにしている。また、該回転止めストッパー3
5より手散布ノズル31の係止具35aを突設してい
る。
【0011】更に前記支持具33の下部を支える支柱3
3bはパイプにより構成され、該支柱33bの中途部側
面にはロックボルト37が螺装され、支柱33bの下端
にプレート36を水平方向に突設し、中央にボルト孔3
6aを開口している。一方、動力噴霧機2を収納するカ
バー14内のシャーシ9上に支持ピン39が立設され、
該支持ピン39を立設した側部のシャーシ9にネジ孔9
aが開口されている。このように構成することで、支持
具33の支柱33bを支持ピン39に挿入して、ボルト
40をボルト孔36aを貫通してネジ孔9aに螺装する
ことで回り止めとすることができ、ロックボルト37を
締めつけることで固定することができる。そして、メン
テナンスを行うときには、従来の支持具33’は図7に
示すように、支柱33b’下端にブラケット41を固設
し、該ブラケット41と固定金具42によってシャーシ
9を挟み、ボルト38・38で締付固定していたので、
脱着が大変面倒な操作となっていたが、本実施例ではボ
ルトを外すだけで、支持具33を上方へ抜くことができ
て、脱着が簡単に行えて、メンテナンス等も容易にでき
るようになった。
【0012】そして、前記回転軸32の一端に接続した
手散布ホース6の他端が本発明の要部である三方向切換
弁45の二次側に接続されている。該三方向切換弁45
は図2に示すように、一次側が基端側ホース46と接続
され、該ホース46の他端は動力噴霧機2の吐出口4と
接続している。従来手散布用に使用していた吐出口3は
盲栓47によって閉じている。ジェットポンプ使用時は
三方向切換弁45の手散布ホース6を外し、ジェットポ
ンプのホースを接続して、三方向切換弁45を手散布側
に切り換える。そして、三方向切換弁45の二次側の一
方は前記手散布ホース6を接続し、他方は噴霧ホース7
と接続しており、該三方向切換弁45には切換レバー4
5aが設けられており、該切換レバー45aを回動する
ことによって、手散布ホース6と噴霧ホース7のいずれ
か一方と基端側ホース46を連通し、手散布または揺動
噴霧散布をできるようにしている。該噴霧ホース7は運
転部B側へ延設されて、運転席11側部に配置した(図
1)元コック50を介して、三つに分岐して左中右の分
岐コック51L・51M・51Rと接続し、該分岐コッ
ク51L・51M・51Rから揺動噴霧ノズル17の複
数のノズル1・1・・・を三つに分割した左中右のそれ
ぞれのノズル1・1・・・に接続している。43は動力
噴霧機の入力プーリー、44はプランジャケース、48
は圧力調整ノブ、49は圧力室である。
【0013】このように構成することによって、エンジ
ンEにて動力噴霧機2及びミッションケースを介してク
ローラー走行装置Aが駆動される。動力噴霧機2の駆動
によって、三方向切換弁45の切換レバー45aを回動
して揺動噴霧散布側に切り換えた場合には、薬液タンク
13より薬液を吸い込み、吐出口4より薬液を圧送し
て、基端側ホース46、三方向切換弁45、噴霧ホース
7、元コック50、分岐コック51L・51M・51
R、ホースを介してノズル1・1・・・を揺動させなが
ら噴霧する。切換レバー45aを手散布側に回動する
と、吐出口4より基端側ホース46、三方向切換弁4
5、手散布ホース6、ホースリール15、散布用ホース
30を介して、作業者が手で手散布ノズル31をもっ
て、任意位置に散布することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏する。即ち、吐出口に三方向切換弁を
接続して、該三方向切換弁に手散布用と噴霧散布用のホ
ースを接続するだけの簡単な構成で、三方向切換弁を切
り換える簡単な操作で噴霧散布と手散布に切り換えるこ
とができる。そして、手散布作業を行う際に、作業者が
運転部まで移動して元コックを操作する等の煩わしさか
ら開放され、手散布コックをなくしてその操作も不要と
なり、簡単な操作となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る揺動噴霧式防除機の全体側面図で
ある。
【図2】動力噴霧機とホース配管を示す後面図である。
【図3】右側のカバーを開けた状態の後面図である。
【図4】カバーの回動基部の一部後面図である。
【図5】フックの斜視図である。
【図6】ホースリールの取付を示す斜視図である。
【図7】従来のホースリールの取付を示す後面図であ
る。
【図8】動力噴霧機と従来のホース配管を示す後面図で
ある。
【符号の説明】
1 ノズル 2 動力噴霧機 4 吐出口 6 手散布ホース 7 噴霧ホース 9 シャーシ 15 ホースリール 17 噴霧ノズル 30 手散布用ホース 31 手散布ノズル 45 三方向切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 進 静岡県三島市梅名767番地 ニューデルタ 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧ノズルを機体後部に配置し、機体任
    意位置にホースリールを配置して、該ホースリールに手
    散布用ホースを巻いて手散布ノズルと接続し、該手散布
    ノズル及び噴霧ノズルでそれぞれ噴霧可能とした自走式
    防除機において、動力噴霧機の一つの薬液吐出口に三方
    向切換弁の一次側を接続し、該三方向切換弁の二次側の
    一方に手散布ホースを接続し、二次側の他方に噴霧ノズ
    ルに連通する噴霧ホースを接続したことを特徴とする自
    走式防除機の噴霧配管構造。
JP27942195A 1995-10-26 1995-10-26 自走式防除機の噴霧配管構造 Pending JPH09117245A (ja)

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Effective date: 20040506

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