JPH09117054A - モータ故障検出装置 - Google Patents

モータ故障検出装置

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Publication number
JPH09117054A
JPH09117054A JP7293813A JP29381395A JPH09117054A JP H09117054 A JPH09117054 A JP H09117054A JP 7293813 A JP7293813 A JP 7293813A JP 29381395 A JP29381395 A JP 29381395A JP H09117054 A JPH09117054 A JP H09117054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
motor
normal state
time
normal
Prior art date
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Pending
Application number
JP7293813A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Otawa
康彦 大多和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7293813A priority Critical patent/JPH09117054A/ja
Publication of JPH09117054A publication Critical patent/JPH09117054A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障を確実に検出し、かつ制御装置の処理負
荷を軽減することが可能なモータ故障検出装置を提供す
ること。 【解決手段】 モータ故障検出装置において、正常回転
時における非回転状態信号継続時間よりも長く、かつ回
転状態信号継続時間よりも短い間隔で、状態信号を2回
サンプリングする検出手段と、異常停止時における回転
状態信号継続時間よりも長く、かつ非回転状態信号継続
時間よりも短い間隔で検出手段を動作させる制御手段
と、検出手段においてサンプリングした複数の状態信号
のいずれかが正常状態であれば仮正常状態であり、仮正
常状態が連続した場合には正常状態であると判定し、そ
うでなければ異常状態であると判定する手段とを備え
る。従って、回転状態を確実に検出できると共に、検出
手段の動作周期を長くできるので、処理負担を軽減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ故障検出装置
に関し、特に制御装置の処理負荷を軽減することが可能
なモータ故障検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機、ファックス、プリ
ンタなどの各種の画像形成装置の冷却のためにファンモ
ータが使用されている。このファンモータには自己回転
状態を検出して、状態信号を出力する機能を有している
ものがあり、このようなモータの故障検出技術として、
例えば特開平6−255207には、ファンモータ故障
検出手段を有する画像形成装置が記載されている。この
故障検出方式は、ファンモータがロック(非回転あるい
は停止)時には、モータの状態信号の正常状態と異常状
態が所定の時間間隔で繰り返すパルス信号が出力される
場合に、該異常状態の時間間隔よりも短い時間間隔で所
定回数だけ状態信号をサンプリングし、サンプリングし
た状態信号が異常状態であった回数が所定値以上であれ
ば異常と判定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のモ
ータ故障検出方式においては、以下のような問題点があ
った。安価なファンモータの場合、ファンの回転周期に
合わせて図2に示すようなファンモータ回転状態波形を
出力するものがある。この場合、状態信号入力回路にし
きい値があるために、回転状態を示す信号がパルス出力
として認識され、その時間間隔は数マイクロ秒程度の短
いものとなる。従って、従来の方式で確実に停止状態を
検出するためには、該パルス周期よりも短い間隔でサン
プリングを行う必要があり、ソフトウェアで実現するに
は制御装置の処理負荷が大きく、低速のCPUでは処理
できない。本発明の目的は、前記のような従来技術の問
題点を解決し、故障を確実に検出し、かつ制御装置の処
理負荷を軽減することが可能なモータ故障検出装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、正常回転時に
モータから出力される状態信号における非回転状態の継
続時間よりも長く、かつ回転状態の継続時間よりも短い
間隔で、少なくとも2回以上状態信号をサンプリングす
る検出手段と、異常停止時にモータから出力される状態
信号における回転状態の継続時間よりも長く、かつ非回
転状態の継続時間よりも短い間隔で、前記検出手段を動
作させる検出制御手段と、検出手段において、1回の検
出動作においてサンプリングした複数の状態信号のいず
れかが正常状態であれば仮正常状態であると判定し、仮
正常状態が連続した場合には正常状態であると判定し、
また前記複数の状態信号のいずれもが異常状態であれ
ば、異常状態であると判定する判定手段とを備えたこと
を特徴とする。本発明は、上記のような構成により、モ
ータの回転状態を確実に検出可能となる。また、一般に
異常時における非回転状態信号の継続時間は長いので、
複数回のサンプリング動作を行う検出動作の周期を長く
とることが可能となり、サンプリングおよび故障判断処
理に要する処理負担を軽減することが可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明を画像形成装置のフ
ァンモータ制御回路に適用した実施例を図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明を適用したファンモータ
制御回路の構成を示すブロック図である。画像形成装置
のコントローラ2は、画像制御装置のシーケンス制御を
行う制御装置であり、値を設定することにより、任意の
時間後に割り込みを発生するタイマ回路を内蔵してい
る。ファンモータ装置1を駆動する場合には、コントロ
ーラ2の駆動指示信号出力端子4から駆動指示信号が出
力される。コントローラ2の制御により、駆動指示信号
出力端子4が”H”レベルになると、抵抗R5を介しト
ランジスタQ2がオンとなり、更に抵抗R3を介してト
ランジスタQ1がオンとなる。
【0006】駆動信号入力端子5に12Vが供給される
とファンモータ装置1が駆動され、その状態信号出力端
子に、図2に示すような、ファンの回転周期T1に同期
したファンモータ回転状態波形を出力する。この状態波
形信号は、状態信号線3を介してコントローラ2の入力
端子に接続され、例えば図2に示すような所定のしきい
値を超えているか否かによって”H”レベル、即ち1
(正常あるいは回転状態を示す)か、あるいは”L”レ
ベル、即ち0(ロックあるいは非回転状態を示す)が取
り込まれる。
【0007】図4は、正常状態および異常状態におけ
る、状態信号等の波形およびサンプリングタイミングを
示す波形図である。図4左側に示す正常状態において
は、図2に示すように、ファンの回転に同期したT1の
周期で、所定の短い時間T3だけ0になるような状態信
号が発生している。本発明においては、この状態信号を
T2の間隔で2回サンプリングする。そして、2回のサ
ンプリング結果の論理和を変数FL1にセットし、記憶
する。また今回のFL1と前回のFL1の論理積をと
り、FL2とする。図3(a)は2回のサンプリング値
と変数FL1の関係を、また図3(b)は2回のFL1
の値と変数FL2の関係をそれぞれ示す真理値表であ
る。そして、このFL1を求める動作を後述するT5周
期で繰り返す。
【0008】ここで、サンプリング間隔T2は、T3<
T2<(T1−T3)となるように設定する。このよう
に設定すると、例えば図4左上部に拡大して示すよう
に、正常状態においては、Aがどのようなタイミングで
サンプリングされた場合でも、A、Bの内の少なくとも
一方は必ず1になる。従って、正常状態においては、F
L1は必ず1になり、FL2も1になる。
【0009】図4右側に示す異常(ロック)状態におい
ては、ファンモータは停止していても、モータ装置内の
制御回路がモータを起動しようとするために、所定の時
間間隔T4(例えば数百ミリ秒)ごとに所定の時間T6
だけ正常状態信号パルスが発生する。そこで、FL1を
求める動作の周期T5を、T6<T5<(T4−T6)
となるように設定する。このように設定すれば、図4右
側に示すように、偶然にFL1が1になったとしても、
次回のFL1は必ず0になり、ロック時にFL1が連続
して1になることはなく、従って、FL2は0のままで
ある。
【0010】図5は、コントローラ2におけるファンモ
ータ故障検出処理を示すフローチャートである。ステッ
プS1においては、コントローラ2は、ファンモータ装
置駆動信号をオン、即ち駆動指示信号出力端子4を”
H”レベルに駆動する。ステップS2においては、変数
FL2を1、即ち正常状態に設定し、またタイマ割り込
み回路に設定するタイマ値CTR0に初期値としてT5
を設定する。ステップS3においては、タイマ割り込み
回路を起動し、動作を開始する。ステップS4において
は、変数FL2が0、即ち異常であるか否かが判定さ
れ、結果が否定の場合にはステップS5に移行し、ステ
ップS5においては、印字(画像形成)動作が終了した
か否かが判定される。そして結果が否定の場合には、再
びステップS4に戻って監視を繰り返す。
【0011】ステップS4において、FL2が0であっ
た場合には、ファンモータのロック状態が検出されたの
で、ファンモータ故障処理に移行し、例えば処理および
モータ駆動の中止、故障の表示、あるいはモータの再駆
動による回復の監視などが行われる。ステップS5にお
いて動作の終了を検出した場合にはステップS6に移行
し、ステップS6においては、タイマ割り込み回路の動
作を停止する。ステップS7においては、ファンモータ
装置の駆動信号をオフにする。
【0012】図6は、タイマ割り込み処理を示すフロー
チャートである。ステップS10においては、現在CT
R0に設定されているタイマ値がT5であるか否かが判
定され、結果が肯定の場合には、ステップS11に移行
する。ステップS11においては、モータ状態信号を取
り込み、変数FL1にセットする。ステップS12にお
いては、タイマ値CTR0に値T2をセットし、タイマ
を起動する。ステップS10の判定結果が否定の場合、
即ちTCR0の値がT2であった場合にはステップS1
3に移行する。ステップS13においては、モータ状態
信号を取り込み、変数FL1Bにセットする。ステップ
S14においては、FL1とFL1Bとの論理和(O
R)が取られ、結果がFL1にセットされる。ステップ
S15においては、変数FL1と変数FL2の論理積
(AND)が取られ、結果がFL2にセットされる。ス
テップS16においては、タイマ値CTR0に値T5を
セットし、タイマを起動する。以上のような処理によ
り、少ない負荷で、モータの故障を確実に検出すること
が可能となる。
【0013】以上、実施例を説明したが、以下に示すよ
うな変形例も考えられる。図6のフローチャートにおい
ては、ステップS15において前回のFL1ではなく、
前回のFL2とFL1とのANDを取っている。これ
は、一旦FL1が0になると、FL2が0になり、ファ
ンモータ故障処理に移行するので、結果が同じになるた
めである。ただし、FL2が0となった後にも状態信号
の監視を続行し、状態信号が正常状態に復帰して、FL
1が連続して1になった場合にFL2を正常状態(1)
に復帰させるためには、前回のFL1の値を記憶してお
き、今回のFL1とのANDによってFL2を生成する
必要がある。このためには、例えば、図6のステップS
11において取り込んだ状態信号をFL1Aにセット
し、ステップS14においては、FL1AとFL1Bの
論理和によりFL1を生成する。そして、ステップS1
5においては、FL1と前回のFL1であるFL1OLD
との論理積によりFL2を生成し、その後FL1をFL
1OLD に代入するようにしてもよい。
【0014】実施例においては、T2およびT5の時間
間隔をタイマ割り込み回路を使用して計測する方法を開
示したが、例えばT2はT3より大きければよいので、
もしT3とコントローラ2の処理周期にあまり違いが無
ければ、1回目のサンプリング後、T2時間をループ処
理等によって計測して2回目のサンプリングを行っても
よい。また、一定のタイマ割り込みを使用して、ソフト
ウェアによるカウンタによりT5等を計測するようにし
てもよい。FL1を得るためのサンプリング回数は3回
以上でも良く、この場合にはFL1として全てのサンプ
リング結果の論理和を取ればよい。また、FL2は、F
L1が2回以上の所定回数連続して、あるいは非連続で
あっても0であった場合に0になるようにしてもよい。
このようにすれば、ノイズ等の影響による誤動作を減少
できる。モータ装置1から出力される状態信号として
は、例えばT3あるいはT6は、それぞれ、0≦T3<
(T1/2)、0≦T6<(T4/2)であればよい。
実施例としてはファンモータの例を開示したが、本発明
は所定の回転状態信号を発生するような任意のモータの
故障検出に適用可能である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
正常回転時にモータから出力される状態信号における非
回転状態パルスによる障害の誤検出を防止し、また、異
常停止時にモータから出力される状態信号における回転
状態パルスによる復帰の誤検出を防止できるので、モー
タの回転状態を確実に検出可能となる。また、一般に異
常時における非回転状態信号の継続時間は長いので、複
数回のサンプリング動作を行う検出動作の周期を長くと
ることが可能となり、サンプリングおよび故障判断処理
に要する処理負担を軽減することが可能となるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したファンモータ制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】ファンモータ回転状態信号波形を示す波形図で
ある。
【図3】FL1、FL2の入力信号との関係を示す真理
値表を示す図である。
【図4】正常および異常状態における状態信号等の波形
およびサンプリングタイミングを示す波形図である。
【図5】コントローラ2におけるファンモータ故障検出
処理を示すフローチャートである。
【図6】タイマ割り込み処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…ファンモータ装置、2…コントローラ、3…状態信
号線、4…駆動指示信号出力端子、5…駆動信号入力端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常回転時にモータから出力される状態
    信号における非回転状態の継続時間よりも長く、かつ回
    転状態の継続時間よりも短い間隔で、少なくとも2回以
    上状態信号をサンプリングする検出手段と、異常停止時
    にモータから出力される状態信号における回転状態の継
    続時間よりも長く、かつ非回転状態の継続時間よりも短
    い間隔で、前記検出手段を動作させる検出制御手段と、
    前記検出手段において1回の検出動作においてサンプリ
    ングした複数の状態信号のいずれかが正常状態であれ
    ば、仮正常状態であると判定し、仮正常状態が連続した
    場合には正常状態であると判定し、また前記複数の状態
    信号のいずれもが異常状態であれば、異常状態であると
    判定する判定手段とを備えたことを特徴とするモータ故
    障検出装置。
JP7293813A 1995-10-18 1995-10-18 モータ故障検出装置 Pending JPH09117054A (ja)

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JP7293813A JPH09117054A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 モータ故障検出装置

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JP7293813A JPH09117054A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 モータ故障検出装置

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JPH09117054A true JPH09117054A (ja) 1997-05-02

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ID=17799487

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7293813A Pending JPH09117054A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 モータ故障検出装置

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JP (1) JPH09117054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置

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