JPH0911691A - プロッタ装置 - Google Patents

プロッタ装置

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JPH0911691A
JPH0911691A JP18467495A JP18467495A JPH0911691A JP H0911691 A JPH0911691 A JP H0911691A JP 18467495 A JP18467495 A JP 18467495A JP 18467495 A JP18467495 A JP 18467495A JP H0911691 A JPH0911691 A JP H0911691A
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JP
Japan
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height
writing instrument
block
writing
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP18467495A
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English (en)
Inventor
Hidemi Koike
小池秀実
Kazuo Sunou
須能和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Publication of JPH0911691A publication Critical patent/JPH0911691A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記具とその記録に関わる記録媒体との間の
距離を一定にして記録を行なう必要のあるプロッタにお
いて、比較的簡単な構成で適正距離を維持できる装置を
提供する。 【構成】 筆記具ブロックに距離センサを設け、この距
離センサを用いてあらかじめ記録すべき軌跡に関する凹
凸状態を測定し、この測定結果に基づき筆記具を上下動
させて筆記具の高さを適正なものに維持するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号に応じて媒体上に
記録を行なうプロッタ装置に関するもので、特に記録媒
体と筆記具との間の距離を適正に保持した状態で記録を
行なう必要のあるプロッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特殊なインク例えば導電性インクを使用
して記録を行なう形式のプロッタでは、特殊なインクに
よる描画線が一定の太さ及び厚みで描かれなければなら
ない。一般に、記録媒体が載置または保持される記録面
は数十ミクロン程度の凹凸が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような記録面上に
記録媒体を置いて、例えば特殊なインクを吐出しながら
記録を行なうように構成したとすると、吐出された特殊
なインクが記録媒体と筆記具との高さ変動にともなって
散逸したり集中したりして描画線の太さあるいは厚みが
一定のものとならない。このような点を改善するため
に、記録面の平滑度を向上させる努力が成されたり、あ
るいは記録面と筆記具との高さを所定の間隔毎にあらか
じめ測定しこれらの測定データに基づいて筆記具の高さ
を調整するようになしたものもあったが、より精密に筆
記具の高さ調整を行なうことには不十分な点があった。
この発明は、この点に鑑み成されたもので、記録面上の
記録媒体と筆記具との間の距離を一定に保ちながら記録
を行なうことが可能なプロッタ装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、信号に応じてX及びY方向に移動する筆記具を有し
た筆記具ブロックと、この筆記具ブロックを信号に応じ
てZ方向に上下動する上下移動部とを有し、信号に応じ
て上記筆記具をX、Y及びZ方向に移動して記録媒体に
所望の図形を記録するプロッタ装置において、上記筆記
具ブロックに設けられ、該筆記具ブロックと上記記録媒
体との間の距離を測定する距離センサと、記録すべき描
画線データを格納するメモリと、該メモリに格納された
描画線データを読みだし、上記筆記具ブロックの距離セ
ンサを該描画線データに基づき運動させ、記録すべき描
画線の高さデータを測定する高さデータ測定手段と、該
高さデータ測定手段によって測定されたデータに基づき
上記筆記具ブロックを上下動させながら上記筆記具によ
り上記描画線を記録する記録手段と、を設けた。
【0005】
【作用】実際の描画線を描く前に、当該描画線の軌跡上
に筆記具ブロックの距離センサを合致させて当該軌跡の
凹凸情報を得る。そして、この凹凸情報に基づいて筆記
具ブロックの筆記具を上下動させながら描画線を描く。
これにより、一定の距離を保持した状態で記録を行なう
ことができ、一定の幅及び厚みの描画線を描くことがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の1実施例を参照して説
明する。図1はこの発明のプロッタ装置の要部の構成を
示す構成説明図、図2は図1のプロッタ装置の高さデー
タを示す説明図、図3は図2のデータに基づいて筆記具
の高さを上下動させるデータを示す説明図、図4は図1
の装置の筆記具の基準高さ調整方法を示す説明図、図5
は筆記具の基準高さ調整の別の方法を示す説明図であ
る。図において、10はプロッタ、11は記録面、12
はYバー、13は筆記具ブロック、14はこの筆記具ブ
ロック13の上下移動部、15は距離センサとしての変
位センサ、16は筆記具の上下機構、17は筆記具、1
8は高さ調整ブロック、19は電気回路部である。
【0007】まず、図1を参照して本発明に係るプロッ
タ装置を説明する。このプロッタ10は記録面11上に
記録媒体(破線で示している。)を載置する形式のプロ
ッタである。このプロッタ10には、制御手段191か
らのXモータ194への信号に応じてX軸方向に移動す
るYバー12が備えられている。そして、このYバー1
2には、制御手段191からのYモータ196への信号
に応じてこのYバー12に沿ってY軸方向に移動する筆
記具ブロック13が備えられている。
【0008】この筆記具ブロック13には、制御手段1
91からの上下移動モータ198への信号に応じて上下
動する上下移動部14が備えられている。そして、この
上下移動部14には、記録面11上に載置された記録媒
体との距離を測定するための変位センサ15と上下機構
16を介して取り付けられる筆記具17とが設けられて
いる。なお、ここで、195、197はそれぞれXモー
タ194、Yモータ196の回転数を検出するXエンコ
ーダ、Yエンコーダである。
【0009】次に、以上の構成の装置の動作を説明す
る。筆記具17は、図4に示されているようにインク供
給管171を介してインクが補充され所定のタイミング
でこのインクを吐出して記録を行なうものである。この
ようなインク吐出筆記具を用いた場合、記録すべき記録
媒体の表面とこの筆記具の先端吐出口との間の距離を所
定値に維持することが必要である。従って、この装置で
は、まず筆記具17の上下移動部14の保持高さの調整
を行なう。この保持高さの調整は、図1の高さ調整ブロ
ック18に筆記具ブロック13の上下移動部14を位置
づけることにより行なわれる。
【0010】図4は、制御手段191の指令に基づくX
モータ194及びYモータ196の動作により筆記具ブ
ロック13の上下移動部14を高さ調整ブロック18に
位置づけた状態を示したものである。高さ調整ブロック
18は第1基準高さ181と第2基準高さ182を有し
ており、その段差hがこの筆記具17の適正保持高さに
一致している。変位センサ15により上下移動部14を
所定の高さHに維持する。
【0011】変位センサ15は、この実施例装置ではキ
ーエンス社LT8000を用いており、そのセンサ中心
(SC)からレーザー光を発射し目標物からの反射光を
得、その焦点距離に基づき目標物までの距離を測定する
ものである。そして、この変位センサ15からの測定距
離信号Svが制御手段191(図1)に入力され、上下
移動部14の上下動作を行なう上下移動モータ198の
制御に利用される。このようにして、この装置の上下移
動部14は一定の高さHに維持される。
【0012】さて、このようにして上下移動部14が一
定の高さHに位置づけられると、オペレータはこの上下
移動部14の上下機構16を動作する。この上下機構1
6は上下調整つまみ162をゆるめることにより筆記具
17を保持するホルダ161を上下に移動することがで
きるよう構成されている。上下調整つまみ162をゆる
めホルダ161とともに筆記具17を下降させてこの筆
記具17の先端を第2基準高さ182に当接させる。そ
して、上下調整つまみ162を逆に回しホルダ161を
固定する。これにより、筆記具17の先端は適正高さh
に調整される。変位センサ15を用い、上下移動部14
を一定の高さHに位置づけている限り、筆記具17を適
正高さ距離に維持することができる。
【0013】以上の位置調整が完了したのち記録動作が
開始するが、この実施例装置では、この記録動作に先立
ち、線分が記録されるべき記録媒体の凹凸状態の測定を
行なう。今、図1に示す点Aから点Bまでの曲線を描く
場合を考える。この曲線データは、一般には画像データ
出力装置などから供給される。まず、この曲線データに
したがい、始点である点Aの直上に上下移動部14の変
位センサ15のセンサ中心SCを位置づける。この時の
変位センサ15の高さは先に調整した高さHのままであ
る。そして、この変位センサ15のセンサ中心SCをこ
の曲線データにしたがって終点である点Bまでその高さ
(センサ中心SCから直下の記録媒体までの距離)を測
定しながら移送する。
【0014】図2は、この時の変位センサ15の出力信
号Svをプロットしたものである。点A、点B及びその
中間位置付近が凸に、それらの各中間部が凹となってい
る。このセンサ出力Svは、適当な時間間隔でサンプリ
ングされ図示しないAD変換器によりデジタル値に変換
されて制御手段191のメモリに格納される。
【0015】次いで、制御手段191は、筆記具17の
先端中心(PC)をこの曲線の始点Aに位置づける。そ
して、そのメモリから変位センサ15が読み取ったデー
タを読みだして、図3に示す信号を上下移動モータ19
8に付与しながらこの曲線に沿って筆記具17を移動さ
せて記録を行なっていく。これにより、筆記具17の先
端と記録すべき曲線に対応する記録媒体との距離を適正
距離hに維持しながら記録を行なうことができる。
【0016】図5は、筆記具17の別の高さ調整例を示
すものである。この例では、平滑に形成された高さ調整
ブロック18に圧力センサ183を埋め込んでいる。ま
た、ホルダ161の上下機構16は、図示してはいない
が、ホルダ161の付け根及び上下調整つまみ162の
軸に互いに噛み合うネジ切りが施されており、上下調整
つまみ162を回すことにより筆記具17を保持するホ
ルダ161を上下動させるとともに位置づけすることが
可能なように構成されている。
【0017】筆記具ブロック13は、図5に示すように
変位センサ15のセンサ中心SCを高さ調整ブロック1
8の平滑面上に、筆記具17の先端を高さ調整ブロック
18の圧力センサ183上に位置づける。この段階で、
変位センサ15を作用させて上下移動部14の高さを
(H−h)に維持する。次いで、上下機構16の上下調
整つまみ162を回して筆記具17を徐々に下降させて
いく。この実施例装置では、図示してはいないが筆記具
17の先端が圧力センサ183に接触するとブザーが鳴
る構成となっており、オペレータはこのブザー音を聞い
た時点でその下降を停止する。そして、変位センサ15
に基づきこの上下移動部14をhだけ上昇させることで
筆記具17を適正高さに調整することができる。
【0018】以上の実施例については、記録媒体が記録
面に不動に載置され、筆記具ブロックがXY方向に移動
する形式のプロッタ装置を説明した。この発明は、これ
とは別に、記録媒体がX方向に、筆記具ブロックがY方
向にそれぞれ移動する形式のプロッタ装置にも同様に適
用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上、この発明によれば、記録媒体との
間隔を適正な値にする必要のある筆記具について、比較
的簡単な構成で適正高さに維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に係るプロッタの
構成説明図である。
【図2】図2は、記録すべき描画線に対する記録媒体の
凹凸測定図である。
【図3】図3は、図2の測定結果に基づく制御図であ
る。
【図4】図4は、本発明の筆記具高さ調整方法の説明図
である。
【図5】図5は、本発明の別の筆記具高さ調整方法の説
明図である。
【符号の説明】
10:プロッタ 12:Yバー 13:筆記具ブロック
14:上下移動部 15:変位センサ 16:上下調整機構 17:筆記具 18:高さ調整ブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対して、信号に応じて相対的に
    X及びY方向に移動する筆記具を有した筆記具ブロック
    と、この筆記具ブロックを信号に応じてZ方向に上下動
    する上下移動部とを有し、信号に応じて上記筆記具を上
    記記録媒体に対し相対的にX、Y及びZ方向に移動して
    該記録媒体に所望の図形を記録するプロッタ装置におい
    て、 上記筆記具ブロックに設けられ、該筆記具ブロックと上
    記記録媒体との間の距離を測定する距離センサと、 記録すべき描画線データを格納するメモリと、 該メモリに格納された描画線データを読みだし、上記筆
    記具ブロックの距離センサを該描画線データに基づき運
    動させ、記録すべき描画線の高さデータを測定する高さ
    データ測定手段と、 該高さデータ測定手段によって測定されたデータに基づ
    き上記筆記具ブロックを上下動させながら上記筆記具に
    より上記描画線を記録する記録手段と、 を有したプロッタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプロッタ装置において、 上記筆記具ブロックの筆記具の保持高さを調整する高さ
    調整手段を設け、 第1基準高さと第2基準高さとを有した高さ調整ブロッ
    ク上に、上記筆記具ブロックの距離センサ及び筆記具を
    それぞれ対応させて位置づけ、 距離センサとこれに対応する第1基準高さとの距離を所
    定の値とするよう上記上下移動部を作用させて上記筆記
    具ブロックの高さを所定の高さとし、 上記筆記具については上記高さ調整手段を作用させて該
    筆記具の先端をそれに対応する第2基準高さに当接させ
    て、筆記具ブロックにおける筆記具の保持高さを調整す
    る手段を有したプロッタ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のプロッタ装置において、 上記筆記具ブロックの筆記具の保持高さを調整する高さ
    調整手段を設け、 基準高さに調整されるとともに圧力センサを有した高さ
    調整ブロック上に、上記筆記具ブロックを位置づけ該基
    準高さ面に距離センサを該圧力センサ上に筆記具をそれ
    ぞれ対応させ、 上記筆記具の高さ調整手段を作用させ、上記筆記具を上
    記圧力センサに当接させたときの上記距離センサの出力
    高さを検出し、この出力高さに所定の高さを加えて、筆
    記具ブロックにおける筆記具の保持高さを調整する手段
    を有したプロッタ装置。
JP18467495A 1995-06-28 1995-06-28 プロッタ装置 Pending JPH0911691A (ja)

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JP18467495A JPH0911691A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 プロッタ装置

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JP (1) JPH0911691A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019769A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 カシオ計算機株式会社 ネイルプリント装置及びネイルプリント装置の印刷方法
JP2017128134A (ja) * 2017-03-30 2017-07-27 カシオ計算機株式会社 ネイルプリント装置及びネイルプリント装置の印刷方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019769A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 カシオ計算機株式会社 ネイルプリント装置及びネイルプリント装置の印刷方法
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