JPH0918116A - 回路基板作成装置 - Google Patents

回路基板作成装置

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JPH0918116A
JPH0918116A JP18467595A JP18467595A JPH0918116A JP H0918116 A JPH0918116 A JP H0918116A JP 18467595 A JP18467595 A JP 18467595A JP 18467595 A JP18467595 A JP 18467595A JP H0918116 A JPH0918116 A JP H0918116A
Authority
JP
Japan
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work piece
height
pen
pattern
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP18467595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Koike
小池秀実
Kazuo Sunou
須能和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0918116A publication Critical patent/JPH0918116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電インク記録ペンをXY方向に移動させて
配線パターンを作成する回路基板作成装置において、描
かれる導電パターンの太さ及び厚みを一定なものとする
装置を提供する。 【構成】 導電インク記録ペンを持つワークブロックに
距離センサを設け、この距離センサを用いてあらかじめ
導電パターンを記録すべき軌跡に関する凹凸状態を測定
し、この測定結果に基づき導電インク記録ペンを上下動
させて該ペンの高さを適正なものに維持するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易な回路基板作成装
置に関するものである。導電性インクをペンにより描く
ことで配線パターンを作成するものである。
【0002】
【従来の技術】回路基板としては、エポキシ基板上にプ
リント配線を施したプリント基板、ポリイミドシート上
にプリント配線を施した柔軟なフレキシブルプリント基
板等がある。これらの基板は、いずれも印刷工程やエッ
チング工程など多くの工程を経て製作される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、一般に、こ
のような回路基板は大量な生産を行なう場合に適してい
る。実験的に試作品等を製作する場合、ユニバーサル基
板等を用いて手作業で回路基板を作成しなければならな
かった。この発明は、この点に鑑みて成されたもので、
簡易な装置構成でプリント基板の作成を可能にするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、回路基板を作成するためのワーク片と、信号に応じ
て上記ワーク片に対して相対的にX及びY方向に移動す
るワークブロックと、上記ワーク片に対する高さを測定
する変位センサと、上記ワーク片に対して導電性インク
を用いて所定の導電パターンを作成するパターン作成機
構とを有し、上記ワークブロックに信号に応じてZ方向
に移動可能に取り付けられた上下移動部と、上記ワーク
片上に所定の導電パターンを作成する際、上記変位セン
サを用いて該ワーク片と上記パターン作成機構との間隔
を所定の値に維持するよう上記ワーク片と上記ワークブ
ロックとを信号に応じて相対的にX、Y及びZ方向に移
動するとともに該ワークブロックに取り付けられた上下
移動部を信号に応じて上下に移動する制御手段と、を設
けた。
【0005】
【作用】基板となるべきワーク片上に導電性インクを用
いて配線パターンを描くようにしたので、少量の製作に
適合する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の1実施例を図面を参照
して説明する。図1はこの発明の基板作成装置の要部の
構成を示す構成説明図、図2は図1のパターン作成機構
とワークとの間隔の変動を示す説明図、図3は図2のデ
ータに基づいてパターン作成機構の高さを上下動させる
データを示す説明図、図4は図1の装置のパターン作成
機構の基準高さ調整方法を示す説明図、図5は本発明の
第2実施例に関わる上下移動部の構成を示す説明図であ
る。図において、10は回路基板作成装置、11は基板
作成面、12はX移動機構、13はワークブロック、1
4はこのワークブロック13の上下移動部、15は距離
センサとしての変位センサ、16はパターン作成機構、
17は切断機構、18は高さ調整ブロック、19は制御
部である。
【0007】まず、図1を参照して本発明に係る基板作
成装置を説明する。この基板作成装置10は記録面11
上に回路基板となるワーク片を載置する。このワーク片
としては、フレキシブル配線基板となりうるポリイミド
シートが好適である。この基板作成装置10にはX移動
機構12が備えられている。このX移動機構12は制御
手段191からのXモータ194への信号に応じてX軸
方向に移動するものである。そして、このX移動機構1
2には、制御手段191からのYモータ196への信号
に応じてこのX移動機構12に沿ってY軸方向に移動す
るワークブロック13が備えられている。
【0008】ワークブロック13には、制御手段191
からの上下移動モータ198への信号に応じて上下動す
る上下移動部14が備えられている。そして、この上下
移動部14には、作成面11上に載置されたワーク片と
の距離を測定するための変位センサ15と導電性インク
を用いて配線パターンを描くパターン作成機構16及び
ワーク片を切断するワーク切断機構17とが設けられて
いる。なお、ここで、195、197はそれぞれXモー
タ194、Yモータ196の回転数を検出するXエンコ
ーダ、Yエンコーダであり、それぞれ公知のサーボ機構
を形成するものである。
【0009】パターン作成機構16は、図4に示されて
いるように導電インク供給管162を介して導電性イン
クが補充され所定のタイミングでこのインクを吐出して
配線パターンを描く導電インク噴射ペン161を有して
いる。この導電インク吐出ペン161はこの上下移動部
14にホルダ163を介して取り付けられ、また上下調
整つまみ164により上下方向の位置調整が可能な構成
を有している。このような導電性インクを吐出して配線
パターンを作成する場合、作成すべき基板(ポリイミド
シート等)の表面とパターン作成部の先端吐出口との間
の距離を所定値に維持することが必要である。従って、
この装置では、まずパターン作成部の上下移動部14の
保持高さの調整を行なう。この保持高さの調整は、図1
の高さ調整ブロック18にワークブロック13の上下移
動部14を位置づけることにより行なわれる。
【0010】図4は、制御手段191の指令に基づくX
モータ194及びYモータ196の動作によりワークブ
ロック13の上下移動部14を高さ調整ブロック18に
位置づけた状態を示したものである。高さ調整ブロック
18は第1基準高さ181、第2基準高さ182及び第
3基準高さ183を有しており、段差h1がパターン作
成機構16の、段差h2が切断機構17のそれぞれ適正
保持高さに一致している。変位センサ15により上下移
動部14を所定の高さHに維持する。
【0011】変位センサ15は、この実施例装置ではキ
ーエンス社LT8000を用いており、そのセンサ中心
(SC)からレーザー光を発射し目標物からの反射光を
得、焦点距離に基づき目標物までの距離を測定するもの
である。そして、この変位センサ15からの測定距離信
号Svが制御手段191(図1)に入力され、上下移動
部14の上下動作を行なう上下移動モータ198の制御
に利用される。このようにして、この装置の上下移動部
14は一定の高さHに維持される。
【0012】さて、このようにして上下移動部14が一
定の高さHに位置づけられると、オペレータはこの上下
移動部14のパターン作成機構16の位置調整を行な
う。この位置調整はパターン作成機構16の上下調整つ
まみ164を操作することにより行なわれる。上下調整
つまみ164をゆるめることにより、ホルダ163をフ
リーな状態とすることができ、パターン作成機構16の
導電インク吐出ペン161を上下に移動することが可能
な構成となっている。上下調整つまみ164をゆるめホ
ルダ163とともに導電インク吐出ペン161を下降さ
せてこのペン161の先端を第2基準高さ182に当接
させる。そして、上下調整つまみ164を逆に回しホル
ダ163を固定する。これにより、導電インク吐出ペン
161の先端は適正高さh1に調整される。変位センサ
15を用い、上下移動部14を一定の高さHに位置づけ
ている限り、導電インク吐出ペン161を適正高さ距離
に維持することができる。
【0013】切断機構17もまた、この時点で位置調整
を行なう。切断ペン171は、上述した導電インク吐出
ペン161と同様に、そのホルダ172、上下調整つま
み173を介して上下移動部14に取り付けられてい
る。したがって、この切断ペン171についも、その上
下調整つまみ173をゆるめることで、ホルダ172と
ともに切断ペン171を上下に移動できる。この実施例
では、第1基準高さ181と第2基準高さ182との間
の第3基準高さ183に当接する高さに調整される。
【0014】以上の位置調整が完了したのち基板作成動
作が開始するが、この実施例装置では、この基板作成動
作に先立ち、導電インク吐出ペン161により導電パタ
ーンが記録されるべき基板部材の凹凸状態の測定を行な
う。この実施例では、基板部材としてフレキシブルプリ
ント基板となるポリイミドシートを用いている。今、図
1に示す点Aから点Bまでの導電パターンを描く場合を
考える。この導電パターンデータは、一般には画像デー
タ出力装置194などから供給される。まず、このデー
タにしたがい、始点である点Aの直上に上下移動部14
の変位センサ15のセンサ中心SCを位置づける。この
時の変位センサ15の高さは先に調整した高さHのまま
である。そして、この変位センサ15のセンサ中心SC
をこのデータにしたがって終点である点Bまでその高さ
(センサ中心SCから直下のポリイミド基板までの距
離)を測定しながら移送する。
【0015】図2は、この時の変位センサ15の出力信
号Svをプロットしたものである。点A、点B及びその
中間位置付近が凸に、それらの各中間部が凹となってい
る。このセンサ出力Svは、適当な時間間隔でサンプリ
ングされ図示しないAD変換器によりデジタル値に変換
されて制御手段191のメモリに格納される。
【0016】次いで、制御手段191は、パターン作成
機構16の導電インク吐出ペン161の先端中心(P
C)をこの直線の始点Aに位置づける。そして、そのメ
モリから変位センサ15が読み取ったデータを読みだし
て、図3に示す信号を上下移動モータ198に付与しな
がらこの直線に沿って導電インク吐出ペン161を移動
させて記録を行なっていく。これにより、導電インク吐
出ペン161の先端と記録すべき導電パターンに対応す
る基板部材との距離(間隔)を適正距離h1に維持しな
がら記録を行なうことができる。このことにより、描か
れる導電パターンの太さ及び厚みを一定とすることがで
き回路パターンとして十分な機能を達成する。
【0017】以上のように、導電パターンデータに対応
する基板部材の凹凸測定及びこの測定データに対応した
導電インク吐出ペン161の上下運動をともなった吐出
記録移動とにより一つの回路基板の導電パターンを完成
する。切断機構17は、このようにして作成された回路
基板をワークシート111から切り取るために使用され
る。図6に示すように、切断機構17の切断ペン171
を切断線113上に位置づけ、(h2+ワークシート1
11の厚み)だけ上下移動部14を下降させて、該切断
線113に沿って移動させる。これにより、ワークシー
ト111から、配線パターン112が描かれた回路基板
を切り取ることができる。なお、図6の例は、先に説明
した実施例と異なり、長尺のワークシート111をX軸
方向に、ワークブロック13をY軸方向に移動させる型
の回路基板作成装置に関するものである。このように、
この発明は、基板部材となるワークシート111を静置
し、ワークブロック13をXY方向に移動する形式以外
にも実施することができる。
【0018】図5は、上下移動部14の別の実施例を示
すものである。この例では、パターン作成機構16の導
電インク吐出ペン161が所定のタイミングで順次導電
インクを吐出して作成した導電パターンを乾燥定着する
ための加熱機構20を備えたものである。この加熱機構
20は、図示してはいないが、送風ファンと電熱線を有
しており、描かれた導電パターンに向けて熱風を付与す
るものである。これにより、描かれた導電パターンの液
体成分を速やかに消失させることができ、短時間で導電
パターンを固化定着させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上、この発明によれば、導電インク吐
出ペンの記録高さを常に一定の高さとすることができ太
さ、厚みの一定の導電パターンを有した回路基板を作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に係る回路基板作
成装置の構成説明図である。
【図2】図2は、記録すべき導電パターンに対する基板
部材の凹凸測定図である。
【図3】図3は、図2の測定結果に基づく制御図であ
る。
【図4】図4は、本発明のパターン作成機構等の高さ調
整方法の説明図である。
【図5】図5は、本発明の第2実施例に係る回路基板作
成装置の要部構成図である。
【図6】図6は、本発明の切断機構の作用を示す説明図
である。
【符号の説明】
10:基板作成装置 12:X移動機構 13:ワーク
ブロック 14:上下移動部 15:変位センサ 16:パターン
作成機構 17:切断機構 18:高さ調整ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板を作成するためのワーク片と、 信号に応じて上記ワーク片に対して相対的にX及びY方
    向に移動するワークブロックと、 上記ワーク片に対する高さを測定する変位センサと、上
    記ワーク片に対して導電性インクを用いて所定の導電パ
    ターンを作成するパターン作成機構とを有し、上記ワー
    クブロックに信号に応じてZ方向に移動可能に取り付け
    られた上下移動部と、 上記ワーク片上に所定の導電パターンを作成する際、上
    記変位センサを用いて該ワーク片と上記パターン作成機
    構との間隔を所定の値に維持するよう上記ワーク片と上
    記ワークブロックとを信号に応じて相対的にX、Y及び
    Z方向に移動するとともに該ワークブロックに取り付け
    られた上下移動部を信号に応じて上下に移動する制御手
    段と、 を有した回路基板作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回路基板作成装置におい
    て、 上記上下移動部に、上記パターン作成機構により導電性
    インクを用いて作成された導電パターンを乾燥させる乾
    燥手段をさらに設けたことを特徴とする回路基板作成装
    置。
JP18467595A 1995-06-28 1995-06-28 回路基板作成装置 Pending JPH0918116A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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