JPH09116876A - ワイドクリアビジョン識別制御信号検出装置 - Google Patents

ワイドクリアビジョン識別制御信号検出装置

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JPH09116876A
JPH09116876A JP7274266A JP27426695A JPH09116876A JP H09116876 A JPH09116876 A JP H09116876A JP 7274266 A JP7274266 A JP 7274266A JP 27426695 A JP27426695 A JP 27426695A JP H09116876 A JPH09116876 A JP H09116876A
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signal
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Kazuyuki Yuzawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平同期信号が識別制御信号に対してずれて
も、安定に該識別制御信号が検出できる、ワイドクリア
ビジョン識別制御信号検出装置を提供する。 【解決手段】 水平同期信号から累積区間を示すゲート
パルスを含むコントロール信号を発生させる手段(11
a)と、該コントロール信号の位相を制御する手段(1
1a)と、識別制御信号中の所与のビットを前記累積区
間に亘って累積する手段(10a)と、前記コントロー
ル信号の位相をずらして得られる複数の累積結果のうち
最大のものを検出する手段(10a)とを具備し、累積
結果が最大となるように前記コントロール信号の位相を
調整することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイドクリアビジョ
ンの識別制御信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10にワイドクリアビジョンで用いら
れる識別制御信号波形を示す。この波形はワイドクリア
ビジョン放送時、映像信号の第22ラインと第285ラ
インに挿入されるものである。。
【0003】この識別制御信号を検出する従来の装置に
ついて、図11から図15を用いて説明する。
【0004】図11において映像信号入力端子1から入
力された映像信号はローパスフィルタ2、4/7fsc
バンドパスフィルタ4、遅延回路6、fscバンドパス
フィルタ7、及びコントロール信号発生回路11に供給
される。コントロール信号発生回路11では映像信号か
ら垂直同期信号及び水平同期分離信号を分離し、それぞ
れの同期信号から各回路ブロックを制御する種々のコン
トロール信号を発生する。
【0005】コントロール信号発生回路11に含まれる
水平コントロール信号発生部は図12に示すような構成
を有する。同図において、入力された映像信号から水平
同期分離回路17により水平同期信号HDが分離され
る。またクロック入力端子15からはバースト信号にロ
ックした色副搬送波周波数fscの4倍の周波数のクロ
ックが供給される。カウンタ回路19は水平同期信号H
Dの任意の立ち下がりでリセットを掛け、クロックを1
水平期間となる910周期分カウントしてリセットし、
再び910カウントを繰り返すような構成を有し、該カ
ウンタの出力はカウンタデコード回路20に供給され
る。カウンタデコード回路20では各回路ブロックに対
してカウント値によりハイ/ローに切り替わるコントロ
ール信号を生成し、それぞれのブロックに出力する。
【0006】図11において、ローパスフィルタ2に供
給された映像信号は、その低域成分が抽出され、直流分
検出回路3により識別制御信号の後半(例えば図10に
おけるB25〜B27)の直流成分がペデスタルレベル
であると判定されればハイ、ペデスタルレベルでなけれ
ばローとなる信号を合成回路13に出力する。
【0007】また4/7fscバンドパスフィルタ4に
供給された映像信号は、4/7fsc(約2.04MH
z)の周波数成分が抽出され、4/7fsc成分検出回
路5により識別制御信号のB25〜B27に4/7fs
c成分が存在していると判定されればハイ、存在してい
なければローとなる信号を合成回路13に出力する。
【0008】また、fscバンドパスフィルタ7に供給
された映像信号は、そのfsc成分が抽出され、fsc
復調回路8によりバースト信号と同相のfscで復調さ
れ、切り換え回路9に出力される。
【0009】遅延回路6に供給された映像信号は、fs
cバンドパスフィルタ7及び復調回路8の処理に掛かる
分だけ遅延され、切り換え回路9に出力される。切り換
え回路9は、図10におけるB6〜B23のfsc変調
部分についてはfsc復調回路8からの復調出力を、そ
れ以外の部分については遅延回路6からの出力をビット
復号回路10に供給する。
【0010】ビット復号回路10は図13に示す構成を
有しており、入力端子22から入力された信号は累積回
路24に供給される。累積回路24は図14のように構
成されており、コントロール信号発生回路より累積ゲー
ト入力端子23を介して累積ゲートパルス信号が入力さ
れる。ゲートパルス信号がローの時はゲート回路36の
出力はクリアされるが、ハイになるとゲート回路36が
アクティブとなり、加算器35により入力信号が累積さ
れ、その累積結果は出力端子37を介して図13の比較
回路26に供給される。比較回路26では入力信号とし
きい値発生回路25からのしきい値を比較し、入力信号
がしきい値よりも大きい場合ハイ、小さい場合ローの信
号を発生する。例えば入力信号が図15(a)であり、
ゲートパルス信号が図15(b)のような場合、累積出
力は図15(c)のようになる。ここでしきい値を破線
で表すと、累積結果はしきい値よりも大きくなり復号出
力としてハイの信号が出力される。
【0011】合成回路13では直流分検出回路3出力及
び4/7fsc成分検出回路5の出力信号が共にハイと
なった場合に、ビット復号信号を識別信号出力として出
力端子14から出力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の装置で
は、同期信号からコントロール信号を生成する際にゴー
スト信号等による同期分離の不安定さや送信側の画素シ
フト等によりコントロール信号がずれる場合がある。例
えば図15(d)のように累積ゲートパルス信号が正し
い位置からずれてしまうと、累積出力は図15(e)の
ようになり累積結果がしきい値を下回り、ローと誤検出
してしまうことになる。
【0013】また、累積回路の累積区間を長くするとビ
ット数が大きくなるためハード規模が大きくなってしま
うという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明によれば、 ワイドクリアビジョンの識別制御信
号を検出する装置であって、水平同期信号から累積区間
を示すゲートパルスを含むコントロール信号を発生する
手段と、該コントロール信号の位相を制御する手段と、
識別制御信号中の所与のビットを前記累積区間に亘って
累積する手段と、前記コントロール信号の位相をずらし
て得られる複数の累積結果のうち最大のものを検出する
手段とを具備し、累積結果が最大となるように前記コン
トロール信号の位相を調整することを特徴とする、請求
項1に記載の識別制御信号の検出装置が提供される。
【0015】上記課題を解決すべく、本発明によれば、
更に、ワイドクリアビジョンの識別制御信号を検出する
装置であって、水平同期信号から累積区間を示すゲート
パルスを含むコントロール信号を発生する手段と、該コ
ントロール信号の位相を制御する手段と、識別制御信号
中の所与のビットを前記累積区間に亘って累積する手段
と、累積結果としきい値とを比較して識別制御信号を検
出する手段と、前記コントロール信号の位相をずらすこ
とにより識別制御信号の検出可能範囲を決定する手段
と、該決定された範囲の中間値を求める手段とを具備
し、前記コントロール信号の位相を前記決定された範囲
の中間値に調整することを特徴とする請求項2に記載の
識別制御信号の検出装置が提供される。
【0016】上記課題を解決すべく、本発明によれば更
に、 ワイドクリアビジョンの識別制御信号を検出する
装置であって、水平同期信号から第1及び第2の累積区
間を示す2つの連続するゲートパルスを含むコントロー
ル信号を発生する手段と、前記コントロール信号の位相
を制御する手段と、識別制御信号中の所与のビットを前
記第1の累積区間に亘って累積する手段と、前記所与の
ビットに隣接するビットを前記第2の累積区間に亘って
累積する累積する手段と、該2つの累積手段の累積結果
の差を求める手段と、前記コントロール信号の位相をず
らして得られる複数の累積結果の差のうち最大のものを
検出する手段とを具備し、累積結果の差が最大となるよ
うに前記コントロール信号の位相を調整することを特徴
とする請求項3に記載の識別制御信号の検出装置が提供
される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1、
2、3、及び4を用いて説明する。
【0018】図1において入力信号の直流成分と4/7
fsc成分を検出する部分及び識別制御信号のfsc復
調部分に関しては上記の従来例と同様であるため再度の
説明は省略する。
【0019】コントロール信号発生回路11aに含まれ
る水平コントロール信号発生部の構成を図2に示す。同
図において、入力された映像信号から水平同期分離回路
17aにより水平同期信号HDが分離される。またクロ
ック入力端子15からはバースト信号にロックした色副
搬送波周波数fscの4倍の周波数のクロックが供給さ
れる。電源立ち上げ時には初期値入力端子16から予め
設定しておいた初期値Aがカウンタ回路18aに供給さ
れる。カウンタ回路18aでは水平同期信号HDの任意
の立ち下がりで初期値制御回路18aからの初期値Aに
ロードされ、クロックをカウントする。カウント値が9
09になったら次のクロックで0となるようにリセット
される。そして再び0から909までカウントを繰り返
すように構成されており、そのカウンタの出力はカウン
タデコード回路19aに供給される。カウンタデコード
回路19aでは各回路ブロックに対してカウント値によ
りハイ/ローに切り替わるコントロール信号を生成し、
出力端子20からそれぞれのブロックに出力される。こ
こで初期値入力端子16からA−kのデータを与える
と、初期値A−kとしてカウンタが再ロードされる。従
ってカウント値が後へkクロックずれ、コントロール信
号がkクロック遅れることになる。
【0020】図1においてfsc復調回路8からのB6
〜B23の復調出力と、遅延回路6により復調処理に掛
かる分だけ遅延されたB1〜B5の部分とは、切り換え
回路9により切り換えられてビット復号回路10aに供
給される。
【0021】ビット復号回路10aの構成を図3に示
す。以下に図3及び4を用いて水平位相調整動作につい
て説明する。ビット復号入力端子21から入力される信
号の中から、ここでは使用する信号として図4(a)の
ように識別信号中のビットB1を用いるものとする。ま
ず初期値制御回路128から出力端子30を介して予め
設定しておいた定数Aが出力される。この初期値を用い
て水平コントロール信号発生部により図4(b)のよう
にビット幅と同じ幅(4fscのクロックで28周期
分)の累積ゲートパルスが生成され、累積ゲート入力端
子22から入力される。累積ゲートパルスがハイの期間
ビット復号入力信号が累積されるので累積出力は図4
(c)のようになり、累積結果SUMの値とそのときの
初期値Aがメモリ126に書き込まれる。続いて初期値
制御回路128から出力される初期値データを減少させ
ていく。
【0022】例えばA−nが出力されると累積ゲートパ
ルス信号は図4(d)のようにnクロック分遅れること
になる。従って累積出力は図4(e)のようになる。こ
の累積結果は最大値検出回路127においてメモリ12
6に書き込まれた値と比較され、メモリ126に書き込
まれた累積結果よりも今回の累積結果が大きい場合、新
しい累積結果と初期値がメモリ126に書き込まれる。
同様に初期値制御回路128から出力されるデータをA
からA−N(Nは予め設定しておいた定数)と変化させ
て行き、累積結果が最大となる点を検出する。累積結果
が最大となる点が検出できたらそのときの初期値をメモ
リ126から、初期値制御回路128及び出力端子30
を介して水平コントロール信号発生部に供給し、通常動
作モードに入る。 以下のビット復号動作は従来例と同
様であるため説明を省略する。
【0023】次に、本発明の第2の実施例を図5及び6
を用いて説明する。なお前述の第1の実施例と重複する
部分は説明を省略する。
【0024】ビット復号入力端子21から入力される信
号の中から、ここでは使用する信号として図6(a)の
ように識別信号中のビットB1を用いるものとする。ま
ず初期値制御回路228から出力端子30を介して予め
設定しておいた定数Aが出力される。その初期値を用い
て水平コントロール信号発生部で図6(b)のようにビ
ット幅より小さい幅の累積ゲートパルスが生成され、累
積ゲート入力端子22から入力される。累積ゲートパル
スがハイの期間ビット復号入力信号が累積されるので累
積出力は図6(c)のようになる。累積結果は比較回路
225によりしきい値発生回路224からのしきい値
(図6(c)、(e)、(g)の破線)と比較され、累
積結果がしきい値より大きければハイ、そうでなければ
ローを出力する。判別回路231では比較回路225の
出力がローの場合は何も行わないが、ハイとなった場合
に初期値制御回路228の初期値をメモリ226に書き
込む。図6(c)のような場合は累積結果がしきい値を
こえないので初期値データはメモリ226に書き込まれ
ない。前出の例と同様に、初期値制御回路228から出
力される初期値データを減少させて行く。
【0025】例えばA−n1が出力されると累積ゲート
パルス信号は図6(d)のようにn1クロック分遅れる
ことになる。従って累積出力は図6(e)のようにな
り、累積結果がしきい値を越えるため初期値がメモリ2
26に書き込まれる。また初期値としてA−n2が出力
された場合には累積ゲートパルス信号は図6(f)のよ
うにn2クロッ分遅れるので、累積出力は図6(g)の
ようになる。累積結果はしきい値を越えないので初期値
はデータに書き込まれない。初期値制御回路228から
出力されるデータをAからA−N(Nは予め設定してお
いた定数)に変化させて行き、比較回路225の出力が
ハイとなったときの初期値データをメモリ226に順次
記録する。累積ゲートパルスがB1の中央付近にある場
合に累積結果がしきい値を越えるため、判別回路231
ではメモリ226に書き込まれた初期値データの中間値
を抽出し初期値制御回路228を介して出力端子30よ
り水平コントロール信号発生部に供給し、通常動作モー
ドに入る。通常動作モード時には、累積ゲートパルス
は、抽出された中間値によりビットの中央に位置させる
パルスコントロール信号発生回路から出力される。
【0026】次に、本発明の第3の実施例を図7及び8
を用いて以下に説明する。なお前述の実施例と重複する
部分は説明を省略する。
【0027】ビット復号入力端子21から入力される信
号の中から、ここでは使用する信号として図8(a)の
ように識別制御信号中のB1及びB2を用いるものとす
る。まず初期値制御回路328から出力端子30を介し
て予め設定しておいた定数Aが出力される。その初期値
を用いて水平コントロール信号発生部で図8(b)のよ
うにビット幅より小さい幅のゲートパルスが2つ連続し
た累積ゲートパルスが生成され、累積ゲート入力端子2
2から入力される。1つ目の累積ゲートパルスがハイの
期間、ビット復号入力信号が累積されるので累積出力S
B1は図8(c)のようになる。同様に、2つ目の累積
ゲートパルスがハイの期間、入力信号が累積されるので
累積出力SB2は図8(d)のようになる。減算器33
2では1つ目の累積出力SB1から2つ目の累積出力S
B2を減算しその差信号は図8(e)のようになる。差
の値DFとそのときの初期値Aはメモリ326に書き込
まれる。続いて初期値制御回路328から出力される初
期値データを減少させていく。
【0028】例えばA−nが出力されると累積ゲートパ
ルス信号は図8(f)のようにnクロック分遅れること
になる。従ってそれぞれの累積出力SB1,SB2は図
8(g),(h)のようになり、減算器出力の差信号は
図8(i)のようになる。この減算結果は最大値検出回
路327でメモリ326に書き込まれた値と比較され、
メモリ326に書き込まれた減算結果よりも今回の減算
結果が大きい場合、新しい減算結果と初期値がメモリ3
26に書き込まれる。初期値制御回路328からのデー
タをAからA−N(Nは予め設定しておいた定数)に変
化させて行き、減算結果が最大となる点を検出する。減
算結果が最大となる点が検出できたらそのときの初期値
をメモリ326から初期値制御回路328及び出力端子
30を介して水平コントロール信号発生部に供給し、通
常動作モードに入る。
【0029】次に、以上説明した実施例の識別制御信号
検出装置で使用されるビット複合回路を図9を用いて説
明する。
【0030】ビット復号回路(図1の符号10a)に含
まれる累積回路(図3の符号123)の内部を図9のよ
うに構成する。
【0031】累積入力端子33から入力された信号は比
較回路39に供給される。比較回路39ではしきい値発
生回路38からのしきい値出力と比較して、入力信号が
しきい値より大きい場合はハイ小さい場合はローの信号
を出力する。ここでしきい値は、図10から明らかなよ
うにB1〜5は20IREに相当するしきい値、B6〜
23は復調出力となるため0となるように切り替えられ
る。
【0032】比較回路39からの出力は加算器35に入
力される。加算器35の出力はゲート回路36を介して
再び加算器35に入力される。コントロール信号発生回
路から累積ゲート入力端子23を介して累積ゲートパル
ス信号が入力される。累積ゲートパルス信号がローの時
はゲート回路36の出力がクリアされ、ハイになるとゲ
ート回路36の入力信号が出力される。従って累積ゲー
トパルス信号がハイとなる区間で加算器35により入力
信号が累積され、累積結果は出力端子37から出力され
る。
【0033】尚、以上の各実施例ではB1部分を用いて
水平位相調整を行ったが他のビットや複数のビットを用
いても良い。
【0034】また第2の実施例において、各ビットのハ
イ/ローの判別に変えて、B3〜B5のパリティチェッ
ク結果やB3〜B23の誤り検出結果等を用いても良
い。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、累積ゲ
ートパルスが識別制御信号のビットの中央に位置するよ
うに水平コントロール信号発生部が制御されるため水平
同期信号が識別制御信号に対してずれても安定に識別信
号が検出できる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、累積ゲー
トパルスが識別制御信号のビットの中央に位置するよう
に水平コントロール信号発生部が制御されるため水平同
期信号が識別制御信号に対してずれても安定に識別信号
が検出でき、更に、識別制御信号の検出可能範囲の中間
値を演算により求めるので、請求項1に記載の装置に比
べ、回路規模を小さくすることが可能である。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、累積ゲー
トパルスが各ビットの中央に位置するように水平コント
ロール信号発生部が制御されるため水平同期信号が識別
制御信号に対してずれても安定に識別信号が検出でき
る。隣接する2つのビットについてのそれぞれの累積結
果の差を求めるので、請求項1に記載の装置に比べ、や
や回路規模が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の識別制御信号検出装置のブロック図で
ある。
【図2】図1の識別制御信号検出装置のコントロール信
号発生回路に含まれる水平コントロール信号発生部のブ
ロック図である。
【図3】図1の識別制御信号検出装置のビット復号回路
の第1の実施例のブロック図である。
【図4】図3のビット復号回路の動作の説明図である。
【図5】図1の識別制御信号検出装置のビット復号回路
の第2の実施例のブロック図である。
【図6】図5のビット復号回路の動作の説明図である。
【図7】図1の識別制御信号検出装置のビット復号回路
の第3の実施例のブロック図である。
【図8】図7のビット復号回路の動作の説明図である。
【図9】図1の識別制御信号検出装置のビット複合回路
内の累積回路のブロック図である。
【図10】ワイドクリアビジョンの識別制御信号波形図
である。
【図11】従来の識別制御信号検出装置のブロック図で
ある。
【図12】図11の識別制御信号検出装置のコントロー
ル信号発生回路に含まれる水平コントロール信号発生部
のブロック図である。
【図13】図11の識別制御信号検出装置のビット復号
回路のブロック図である。
【図14】図11の識別制御信号検出装置のビット複合
回路内の累積回路のブロック図である。
【図15】図13のビット複合回路の動作の説明図であ
る。
【符号の説明】
1、 映像信号入力端子 2、 ローパスフィルタ 3、 直流分検出回路 4、 4/7fscバンドパスフィルタ 5、 4/7fsc成分検出回路 6、 遅延回路 7、 fscバンドパスフィルタ 8、 fsc復調回路 9、 切り換え回路 10、 ビット複合回路 11、 コントロール信号発生回路 13、 合成回路 14、 識別信号出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイドクリアビジョンの識別制御信号を
    検出する装置であって、水平同期信号から累積区間を示
    すゲートパルスを含むコントロール信号を発生する手段
    と、該コントロール信号の位相を制御する手段と、識別
    制御信号中の所与のビットを前記累積区間に亘って累積
    する手段と、前記コントロール信号の位相をずらして得
    られる複数の累積結果のうち最大のものを検出する手段
    とを具備し、累積結果が最大となるように前記コントロ
    ール信号の位相を調整することを特徴とするワイドクリ
    アビジョン識別制御信号検出装置。
  2. 【請求項2】 ワイドクリアビジョンの識別制御信号を
    検出する装置であって、水平同期信号から累積区間を示
    すゲートパルスを含むコントロール信号を発生する手段
    と、該コントロール信号の位相を制御する手段と、識別
    制御信号中の所与のビットを前記累積区間に亘って累積
    する手段と、累積結果としきい値とを比較して識別制御
    信号を検出する手段と、前記コントロール信号の位相を
    ずらすことにより識別制御信号の検出可能範囲を決定す
    る手段と、該決定された範囲の中間値を求める手段とを
    具備し、前記コントロール信号の位相を前記決定された
    範囲の中間値に調整することを特徴とするワイドクリア
    ビジョン識別制御信号検出装置。
  3. 【請求項3】 ワイドクリアビジョンの識別制御信号を
    検出する装置であって、水平同期信号から第1及び第2
    の累積区間を示す2つの連続するゲートパルスを含むコ
    ントロール信号を発生する手段と、前記コントロール信
    号の位相を制御する手段と、識別制御信号中の所与のビ
    ットを前記第1の累積区間に亘って累積する手段と、前
    記所与のビットに隣接するビットを前記第2の累積区間
    に亘って累積する累積する手段と、該2つの累積手段の
    累積結果の差を求める手段と、前記コントロール信号の
    位相をずらして得られる複数の累積結果の差のうち最大
    のものを検出する手段とを具備し、累積結果の差が最大
    となるように前記コントロール信号の位相を調整するこ
    とを特徴とするワイドクリアビジョン識別制御信号検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ビットを累積する手段が、入力信号
    としきい値とを比較する手段と、該比較結果を累積区間
    に亘って累積する手段とを有することを特徴とする請求
    項1から3のいずれか一項に記載のワイドクリアビジョ
    ン識別制御信号検出装置。
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