JPH0936822A - 外部電子機器再生状態検出装置 - Google Patents

外部電子機器再生状態検出装置

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JPH0936822A
JPH0936822A JP20792295A JP20792295A JPH0936822A JP H0936822 A JPH0936822 A JP H0936822A JP 20792295 A JP20792295 A JP 20792295A JP 20792295 A JP20792295 A JP 20792295A JP H0936822 A JPH0936822 A JP H0936822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ゲーム機器から信号を受け取ることな
く、テレビジョン受信機側からの信号で、電子ゲーム機
器の出力映像信号がテレビジョン受信機で再生されてい
るか否かを検出する。 【解決手段】 同期信号検出手段2は、テレビジョン受
信機6から、ブラウン管で再生中の映像信号の水平同期
信号Hおよび垂直同期信号Vを検出する。走査方式判定
手段3は、検出された水平同期信号Hと垂直同期信号V
とから、テレビジョン受信機6で再生中の映像信号の走
査方式が、インターレス走査方式,非インターレス走査
方式の何れであるかを判定し、非インターレスな走査方
式の場合は電子ゲーム機器7の出力映像信号がテレビジ
ョン受信機6で再生されていると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ゲーム機器等の外
部電子機器の出力映像がテレビジョン受信機で再生され
ているか否かを検出する外部電子機器再生状態検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ視聴率の測定を目的として、サン
プル世帯のテレビジョン受信機にテレビセンサと呼ばれ
る装置を取り付け、テレビジョン受信機のオン,オフ情
報や視聴中のチャンネル情報等を時刻情報と関連させて
採取し、電話回線を利用してセンタのコンピュータに定
期的に送出することが行われている。
【0003】テレビセンサにおける視聴中チャンネルの
測定方法には各種の方式が提案ないし実用化されている
が、その中でも比較的簡易な構成で実現できる方式とし
て、テレビジョン受信機内の選局チューナの局部発振周
波数を利用するものがある。これは、選局チューナの局
部発振周波数が各受信チャンネルと1対1に対応してい
ることを利用し、各種の方法で局部発振周波数を検出
し、その検出した周波数から受信チャンネルを特定する
ものである(例えば特願平2−107038号参照)。
【0004】ところで、最近においては、ファミコン,
ビデオゲーム,テレビゲーム等と称される電子ゲーム機
器が一般家庭に広く普及している。このような電子ゲー
ム機器は、一般のテレビ放送受信用のテレビジョン受信
機を出力装置(モニタ装置)として利用するものが多
い。このため最近では、電子ゲーム機器の利用を前提と
して、外部入力端子を背面だけでなく前面に装備したテ
レビジョン受信機も少なくない。
【0005】電子ゲーム機器を利用する場合、その音声
出力及び映像出力をテレビジョン受信機の外部入力端子
に接続し、テレビジョン受信機の入力切り替えスイッチ
を外部入力端子側に切り替える。このとき、内部の選局
チューナの電源はオフにならない。従って、その局部発
振周波数から視聴中のチャンネルを判定しているテレビ
センサでは、実際に視聴されていないチャンネルを視聴
中チャンネルと判定することになる。
【0006】このような不都合を解消するためには、電
子ゲーム機器の出力映像がテレビジョン受信機で再生さ
れているか否かを検出し、若し再生されていれば、テレ
ビセンサにおける視聴中チャンネルの判定を無効にする
必要がある。
【0007】電子ゲーム機器の出力映像がテレビジョン
受信機で再生されているか否かを判定する技術として
は、例えば特願平4−158532号に見られるよう
に、電子ゲーム機器の出力映像信号を検出装置経由でテ
レビジョン受信機に入力し、検出装置では、電子ゲーム
機器の出力映像信号から垂直同期信号および水平同期信
号を抽出し、これとテレビジョン受信機のブラウン管に
表示されている映像信号の垂直同期信号および水平同期
信号とのタイミング関係から、電子ゲーム機器の出力映
像がテレビジョン受信機で再生されているか否かを判定
するものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した技術によって
も電子ゲーム機器の映像信号の再生状態を検出すること
は可能である。しかし、電子ゲーム機器の出力を常に検
出装置経由でテレビジョン受信機に入力しなければなら
ないという煩わしさがある為、電子ゲーム機器を保有す
る世帯ではそのことが原因でテレビ視聴率測定のサンプ
ル世帯になることを拒否する恐れがある。このような事
態は、調査の基本原則である無作為抽出によって選ばれ
るべきサンプル世帯構成を歪ませる可能性を含む。ま
た、検出装置経由で電子ゲーム機器を接続するとの了解
をサンプル世帯から取り付けたにもかかわらず、実際に
はテレビジョン受信機に直接に入力する行為が実行され
た場合、視聴中チャンネルを正しく測定できなくなる。
【0009】そこで本発明の目的は、電子ゲーム機器か
ら信号を受け取ることなく、あくまでテレビジョン受信
機側からの信号で、電子ゲーム機器の出力映像がテレビ
ジョン受信機で再生されているか否かを検出することが
できるようにした外部電子機器再生状態検出装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者が種々の電子ゲ
ーム機器の出力映像信号を調査したところ、その走査方
式は一般のテレビ放送波で採用されているインターレス
方式と異なり、非インターレス方式であることが判明し
た。即ち、映像信号の水平同期信号,垂直同期信号の繰
り返し周波数をFh,Fvとすると、一般のテレビ放送
波の映像信号では、Fh=15.734kHz,Fv=
59.94Hzで、Fh=262.5Fvという関係が
あるインターレス方式であるのに対して、電子ゲーム機
器では、Fh=15.7〜15.8kHz,Fv=59
〜61Hzで、例えばFh=262Fvという関係があ
る非インターレス方式であった。
【0011】本発明はこのような両者の走査方式の差異
に着目してなされたもので、テレビジョン受信機から、
再生中の映像信号の水平同期信号および垂直同期信号を
検出する同期信号検出手段と、この同期信号検出手段で
検出された水平同期信号と垂直同期信号とから前記テレ
ビジョン受信機で再生中の映像信号の走査方式が非イン
ターレス走査方式,インターレス走査方式の何れである
かを判定しその判定結果を出力する走査方式判定手段と
を備えている。
【0012】同期信号検出手段は、ブラウン管で再生中
の映像信号の水平同期信号および垂直同期信号をテレビ
ジョン受信機から検出できるものであればどのような構
成のものでも良い。例えば、テレビジョン受信機のフラ
イバックトランス近傍から水平同期信号に起因して発生
するフライバックパルスを検出するピックアップコイル
と、このピックアップコイルの出力信号を入力とし、ヨ
ーク信号の影響を受けて欠落したフライバックパルスを
補って水平同期信号を再生するPLL回路と、このPL
L回路のLPFの出力信号を入力とし、連続するレベル
変動箇所を1つのパルスに整形して垂直同期信号を再生
する垂直同期信号再生器とで構成される同期信号検出手
段を使用すれば、テレビジョン受信機から取り出すべき
信号数を1つにすることができる。
【0013】勿論、同期信号検出手段は他の構成、例え
ばテレビジョン受信機で再生中の映像信号を外部に取り
出すことができる映像出力端子を有するテレビジョン受
信機の場合には、この映像出力端子から取り出した映像
信号から水平同期信号と垂直同期信号を分離して抽出す
る構成でも良く、更に、水平同期信号はフライバックト
ランスの近傍に取り付けたピックアップコイル(H同期
センサ)で検出し、他方、垂直同期信号はブラウン管の
偏向ヨークの近傍に取り付けたピックアップコイル(V
同期センサ)で検出する構成のものでも良い。
【0014】また、走査方式判定手段は、同期信号検出
手段で検出された水平同期信号と垂直同期信号とからテ
レビジョン受信機で再生中の映像信号の走査方式が非イ
ンターレスな走査方式,インターレスな走査方式の何れ
であるかを判定できるものであれば、どのような構成の
ものでも良く、例えば、以下の(A),(B),
(C),(D)のような構成を採用することができる。 (A)同期信号検出手段で検出された水平同期信号を分
周する分周器と、検出対象となる非インターレスな走査
方式の映像信号における水平同期信号の繰り返し周波数
Fhとその垂直同期信号の繰り返し周波数Fvとの間に
Fh=n×Fv(但し、nは正の整数)の関係が成立す
るときの、前記nの値を前記分周器の分周比として設定
するための分周比設定器と、前記分周器の出力信号の位
相と前記同期信号検出手段で検出された垂直同期信号の
位相とを比較し、両位相が一致する場合に非インターレ
ス走査方式と判定し、両位相が一致しない場合にインタ
ーレス走査方式と判定する比較判定器とから構成される
走査方式判定手段。 (B)同期信号検出手段で検出された垂直同期信号を逓
倍する逓倍器と、検出対象となる非インターレスな走査
方式の映像信号における水平同期信号の繰り返し周波数
Fhとその垂直同期信号の繰り返し周波数Fvとの間に
Fh=n×Fv(但し、nは正の整数)の関係が成立す
るときの、前記nの値を前記逓倍器の逓倍率として設定
するための逓倍率設定器と、前記逓倍器の出力信号の位
相と前記同期信号検出手段で検出された水平同期信号の
位相とを比較、両位相が一致する場合に非インターレス
走査方式と判定し、両位相が一致しない場合にインター
レス走査方式と判定する比較判定器とから構成される走
査方式判定手段。 (C)同期信号検出手段で検出された水平同期信号を2
62.5×m(但し、mは正で偶数の整数)分周する水
平同期信号用分周器と、同期信号検出手段で検出された
垂直同期信号を前記mと同じ値でm分周する垂直同期信
号用分周器と、前記水平同期信号用分周器の出力信号の
位相と前記垂直同期信号用分周器の出力信号の位相とを
比較し、両位相が一致する場合にインターレス走査方式
と判定し、両位相が一致しない場合に非インターレス走
査方式と判定する比較判定器とから構成される走査方式
判定手段。 (D)同期信号検出手段で検出された垂直同期信号を2
62.5×m(但し、mは正で偶数の整数)逓倍する垂
直同期信号用逓倍器と、同期信号検出手段で検出された
水平同期信号を前記mと同じ値でm逓倍する水平同期信
号用逓倍器と、前記垂直同期信号用逓倍器の出力信号の
位相と前記水平同期信号用逓倍器の出力信号の位相とを
比較し、両位相が一致する場合にインターレス走査方式
と判定し、両位相が一致しない場合に非インターレス走
査方式と判定する比較判定器とから構成される走査方式
判定手段。
【0015】なお、本発明は、非インターレスな走査方
式の映像信号を出力する外部電子機器であれば、電子ゲ
ーム機器に限らず、例えばデジタルスチルカメラ等の再
生状態の検出にも適用できる。
【0016】
【作用】本発明においては、同期信号検出手段が、テレ
ビジョン受信機から、ブラウン管で再生中の映像信号の
水平同期信号および垂直同期信号を検出し、走査方式判
定手段が、この同期信号検出手段で検出された水平同期
信号と垂直同期信号とからテレビジョン受信機で再生中
の映像信号の走査方式が、非インターレス走査方式,イ
ンターレス走査方式の何れであるかを判定しその判定結
果を出力することで、電子ゲーム機器等の非インターレ
スな走査方式の映像信号を出力する外部電子機器の出力
映像がテレビジョン受信機で再生されているか否かを検
出する。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0018】図1を参照すると、本発明の一実施例の外
部電子機器再生状態検出装置1は、同期信号検出手段2
と走査方式判定手段3とから構成され、テレビセンサ4
を有する視聴チャンネル判定装置5に組み込まれてい
る。なお、6はテレビジョン受信機、7は電子ゲーム機
器であり、このテレビジョン受信機6には電子ゲーム機
器7以外の外部電子機器は接続されていない。
【0019】外部電子機器再生状態検出装置1はテレビ
ジョン受信機6と信号線9で接続されており、内部の同
期信号検出手段2は、テレビジョン受信機6からブラウ
ン管で再生中の映像信号の水平同期信号Hおよび垂直同
期信号Vを検出し、走査方式判定手段3に出力する。走
査方式判定手段3は、この水平同期信号Hと垂直同期信
号Vとからテレビジョン受信機6で再生中の映像信号の
走査方式が非インターレス走査方式,インターレス走査
方式の何れであるかを判定し、その判定結果をテレビセ
ンサ4に出力する。
【0020】テレビセンサ4はテレビジョン受信機6と
信号線8で接続されており、この信号線8を通じてテレ
ビジョン受信機6の電源のオン,オフ,選局チューナの
局部発振周波数を検出し、この検出した周波数から視聴
中チャンネルを特定する。そして、このようにして測定
したテレビジョン受信機6のオン,オフ情報や視聴中の
チャンネル情報等を時刻情報と関連させて信号線10を
通じてセンタのコンピュータに定期的に送出する。この
とき、外部電子機器再生状態検出装置1からの判定信号
が非インターレス走査方式を示しているときは、電子ゲ
ーム機器7の映像信号が再生中であるため、自ら特定し
た視聴中チャンネルは実際には視聴されていないチャン
ネルと見做して無効にする。
【0021】図2は同期信号検出手段2の構成の一例を
示すブロック図である。この例の同期信号検出手段2
は、ピックアップコイル21,入力保護回路22,差動
増幅器23,PLL回路24,垂直同期信号再生器25
とで構成されている。また、PLL回路24は、位相比
較器241,LPF242およびVCO243で構成さ
れ、垂直同期信号再生器25は、ノイズ除去フィルタ2
51,ALC(オートマチックレベルコントローラ)2
52,前置コンパレータ253,CR積分器254およ
び垂直同期分離コンパレータ255で構成されている。
【0022】ピックアップコイル21は、テレビジョン
受信機6のフライバックトランス近傍に取り付けられて
おり、テレビジョン受信機6のブラウン管で再生されて
いる映像信号の水平同期信号に起因して発生するフライ
バックパルスを検出する。この検出されたフライバック
パルスは、入力保護のために入力保護回路22を経由し
て差動増幅器23に導かれて差動増幅され、PLL回路
24の位相比較器241の一方の入力端子に入力され
る。
【0023】PLL回路24は、位相比較器241→L
PF242→VCO243→位相比較器241のPLL
ループにより、テレビジョン受信機6のヨーク信号の影
響を受けて欠落したフライバックパルスを補って水平同
期信号Hを再生し、図1の走査方式判定手段3に出力す
る。同時に、LPF242の出力(PLL検波出力)を
垂直同期信号再生器25に出力する。
【0024】垂直同期信号再生器25は、PLL回路2
4のLPF242から入力された信号中の連続するレベ
ル変動箇所を1つのパルスに整形して垂直同期信号Vを
再生し、図1の走査方式判定手段3に出力する。以下、
この垂直同期信号再生器25を中心に本実施例の同期信
号検出手段2の動作を説明する。
【0025】テレビ放送波および電子ゲーム機器におけ
る映像信号の水平同期パルスの位相は、垂直同期パルス
期間の内外を問わずに常に一定である。従って、ピック
アップコイル21をテレビジョン受信機6のフライバッ
クトランス近傍に取り付けてセンスしたフライバックパ
ルス(水平同期信号に起因するパルス)の位相も一定に
なるべきであるが、ピックアップコイル21でセンスし
たフライバックパルスの位相を実際に調べてみると、映
像信号の垂直同期信号付近で位相が揺らぐことが確認さ
れた。この原因は定かではないが、おそらく、水平同期
パルスのパルス幅が垂直同期信号付近で他の期間に比べ
て半分になること,等化パルスや切り込みパルスが挿入
されていること等が要因となって、ピックアップコイル
21に誘起されるフライバックパルスの位相が垂直同期
パルス期間部分に限って微妙に変化するためと推測され
る。
【0026】このようにフライバックパルスの位相が垂
直同期信号付近で大きく揺らぐと、PLL回路24では
その動作原理から明らかなように、LPF242の出力
レベルが垂直同期信号付近で大きく変動することにな
る。LPF242の出力信号を実際に計測した例を図3
(A)および図4(A)に示す。なお、図3(A)はテ
レビ放送波をテレビジョン受信機6が受信再生している
際のLPF242の出力信号の測定例を、図4(A)は
電子ゲーム機器7の映像信号をテレビジョン受信機6が
再生している際のLPF242の出力信号の測定例を示
す。この図3(A)および図4(A)において、レベル
が複数回連続して上下に変動している部分が垂直同期信
号部分に対応している。従って、この部分を1つのパル
スに整形すれば、垂直同期信号を再生することができる
ことになる。
【0027】このようなパルスへの整形には種々の方法
が考えられるが、図2の同期信号検出手段2では以下の
ようにして整形している。先ず、LPF242の出力信
号から高周波成分のノイズをノイズ除去フィルタ251
で除去し、次にALC252によってレベルを調整す
る。これは図3(A)および図4(A)を比較するとわ
かるように、テレビ放送波再生時と電子ゲーム機器の映
像信号再生時とでLPF242の平均レベルに差異があ
るため、それを調整するためである。次に、前置コンパ
レータ253でALC252の出力信号を或る閾値で2
値化する。これにより、図3(B),図4(B)に示さ
れるレベル変動の山の部分が各々1つのパルスとして整
形される。次に、この整形後の信号をCR積分器254
に通すことにより、隣接するパルス同士を融合させ、そ
して、この融合後の信号を垂直同期分離コンパレータ2
55において或る閾値で2値化する。これにより、図3
(B)および図4(B)に示すような垂直同期信号Vが
再生される。
【0028】図5は走査方式判定手段3の構成の一例を
示すブロック図である。この例の走査方式判定手段3
は、図1の同期信号検出手段2で検出された水平同期信
号Hを分周する分周器31と、この分周器31に図1の
電子ゲーム機器7に合致した分周比を設定するための分
周比設定器33と、図1の同期信号検出手段2で検出さ
れた垂直同期信号Vを安定化させるためのPLL回路3
2と、このPLL回路32で安定化された垂直同期信号
Vの位相と分周器31で分周された水平同期信号Hの位
相とを比較して判定信号を図1のテレビセンサ4に出力
する比較判定器34とから構成されている。また、PL
L回路32は、位相比較器321,LPF322および
VCO323で構成され、比較判定器34は、位相比較
器341,判定器342およびCR積分器343で構成
されている。
【0029】今、図1の電子ゲーム機器7の映像信号に
おける水平同期信号の繰り返し周波数Fhとその垂直同
期信号の繰り返し周波数Fvとの間に、Fh=262×
Fvという非インターレスな関係が成立する場合、分周
器31には分周比262を設定しておく。こうしておく
と、テレビジョン受信機6で電子ゲーム機器7の出力映
像が再生され、その水平同期信号Hと垂直同期信号Vと
が同期信号検出手段2で検出されて走査方式判定手段3
に入力された場合、水平同期信号Hが262分周されて
垂直同期信号Vと同一周波数となるため、位相比較器3
41の位相比較出力をCR積分器343に通して得られ
る信号は、図6(A)に示すようにほぼ定常値(但し、
その値は不定)を示すことになる。他方、一般のテレビ
放送波では、Fh=262.5×Fvというインターレ
スな関係にあるので、テレビジョン受信機6でテレビ放
送波が受信再生され、その水平同期信号Hと垂直同期信
号Vとが同期信号検出手段2で検出されて走査方式判定
手段3に入力された場合、水平同期信号Hが262分周
されても、垂直同期信号Vと同一周波数にはならない。
このため、位相比較器341の位相比較出力をCR積分
器343に通して得られる信号は、例えば図6(B)に
示すように或る周波数(テレビ放送波の垂直同期信号の
繰り返し周波数である59.94Hzと、水平同期信号
の繰り返し周波数である15.734kHzを262分
周した周波数60.05Hzとの差である0.11Hz
の周波数)で鋸状に変化する。従って、両者の差異を判
定器342で弁別することにより、テレビジョン受信機
6で現在再生されている映像信号の走査方式が非インタ
ーレスか否か、つまりテレビ放送波によるものか電子ゲ
ーム機器7によるものかを判定することができる。
【0030】なお、電子ゲーム機器7の映像信号の走査
方式がFh=262×Fvという非インターレスな関係
になる場合の、水平同期信号の繰り返し周波数Fhと垂
直同期信号の繰り返し周波数Fvとの組み合わせは幾通
りか考えられる。例えば、 (1)Fh=15.704kHz,Fv=59.94H
z (2)Fh=15.734kHz,Fv=60.04H
z などがある。(1)はFvがテレビ放送波の垂直同期信
号の繰り返し周波数と偶然に一致した場合の例を、
(2)はその反対にFhがテレビ放送波の水平同期信号
の繰り返し周波数と偶然に一致した場合の例を、それぞ
れ示す。何れの場合でも図5の例の走査方式判定手段3
ではその弁別が可能である。因みに、電子ゲーム機器7
の映像信号の水平同期信号,垂直同期信号の少なくとも
一方がテレビ放送波の同期信号と相違する点に着目し
て、例えば水晶発振器でテレビ放送波の垂直同期信号,
水平同期信号と等価な信号を発生させ、同期信号検出手
段2で検出された同期信号と位相比較する構成も考えら
れる。しかし、その場合には、テレビ放送波の垂直同期
信号および水平同期信号を高精度で発生し得る発振器が
必要となる。これに対して図5の走査方式判定手段3で
は、そのような高精度の発振器は不要である。これも図
5に示す走査方式判定手段3の利点の1つである。
【0031】図7は図1の走査方式判定手段3の別の構
成例を示すブロック図である。この例の走査方式判定手
段3は、図5の走査方式判定手段3が水平同期信号Hを
分周する構成を採用したのに対し、逆に垂直同期信号V
を逓倍する構成を採用しており、その動作原理は図5の
ものと同じである。図7において、位相比較器351,
LPF352,VCO353および分周器354で構成
されるPLL回路35は、図1の同期信号検出手段2で
検出された垂直同期信号Vを安定化させると共に逓倍す
る逓倍器を構成しており、分周器354の分周比を変化
させることで逓倍率が変化する。分周比設定器36はこ
の逓倍率を任意の値に設定するための逓倍率設定器を構
成する。比較判定器37は図5の比較判定器34と同一
のものである。
【0032】図7の走査方式判定手段3においては、図
1の電子ゲーム機器7の映像信号における水平同期信号
の繰り返し周波数Fhとその垂直同期信号の繰り返し周
波数Fvとの間に、Fh=262×Fvという非インタ
ーレスな関係が成立する場合、分周器354には分周比
262を設定しておく。こうしておくと、テレビジョン
受信機6で電子ゲーム機器7の出力映像が再生され、そ
の水平同期信号Hと垂直同期信号Vとが同期信号検出手
段2で検出されて走査方式判定手段3に入力された場
合、垂直同期信号Vが262逓倍されて水平同期信号H
と同一周波数となり、比較判定器37の位相比較器37
1の位相比較出力をCR積分器373に通して得られる
信号は、図6(A)に示したと同様にほぼ定常値を示
す。他方、一般のテレビ放送波では、Fh=262.5
×Fvというインターレスな関係にあるので、テレビジ
ョン受信機6でテレビ放送波が受信再生され、その水平
同期信号Hと垂直同期信号Vとが同期信号検出手段2で
検出されて走査方式判定手段3に入力された場合、垂直
同期信号Vが262逓倍されても、水平同期信号Hと同
一周波数にはならず、位相比較器371の位相比較出力
をCR積分器373に通して得られる信号は、図6
(B)に示したと同様に或る周波数で鋸状に変化する。
従って、両者の差異を判定器372で弁別することによ
り、テレビジョン受信機6で現在再生されている映像信
号がテレビ放送波か電子ゲーム機器7からの出力かを判
定することができる。
【0033】図5および図7に示した走査方式判定手段
3では、電子ゲーム機器7の非インターレスな走査方式
の映像信号における水平同期信号の繰り返し周波数Fh
とその垂直同期信号の繰り返し周波数Fvとの間にFh
=n×Fv(但し、nは正の整数)の関係が成立すると
きの、前記nの値を分周比あるいは逓倍率として設定す
ることにより、走査方式の判定を実現した。これとは逆
に、一般テレビ放送波の映像信号における水平同期信号
の繰り返し周波数Fhとその垂直同期信号の繰り返し周
波数Fvとの間の関係式Fh=262.5×Fvを利用
して、走査方式を判定することもできる。但し、「26
2.5」のように小数点の付く分周や逓倍はできないの
で、上記関係式を拡張し、Fh×m=(262.5×
m)×Fv(但し、mは正で偶数な整数)という関係式
を用いて、テレビジョン受信機6で再生中の映像信号の
走査方式が非インターレス走査方式,インターレス走査
方式の何れであるかを判定する。ここで、mは2,4等
の値を用いることができる。
【0034】図8および図9は、上記の関係式Fh×m
=(262.5×m)×Fvを利用して走査方式を判定
する走査方式判定手段3の構成例を示し、このうち図8
は同期信号を分周するタイプのものを、図9は同期信号
を逓倍するタイプのものをそれぞれ示す。以下、図8と
図9の実施例について説明する。
【0035】図8に示される走査方式判定手段3は、図
1の同期信号検出手段2で検出された水平同期信号Hを
262.5×m分周する分周器31と、図1の同期信号
検出手段2で検出された垂直同期信号Vを安定化させる
ためのPLL回路32と、このPLL回路32で安定化
された垂直同期信号Vをm分周する分周器38と、両分
周器31,38の出力信号の位相を比較して判定信号を
図1のテレビセンサ4に出力する比較判定器34とから
構成されている。ここで、比較判定器34の判定器34
2’は図5の判定器342と異なり、CR積分器343
の出力が図6(A)に示すようにほぼ定常値を示す場合
にはインターレス走査方式である一般放送波の再生中と
判定し、図6(B)に示すように鋸状に変化する場合に
は非インターレス走査方式である電子ゲーム機器7の再
生中と判定する。
【0036】今、テレビジョン受信機6でテレビ放送波
が受信再生され、その水平同期信号Hと垂直同期信号V
とが同期信号検出手段2で検出されて走査方式判定手段
3に入力された場合、テレビ放送波ではFh=262.
5×Fvというインターレスな関係があるので、水平同
期信号Hを262.5×m分周した信号の周波数と、垂
直同期信号Vをm分周した信号の周波数とは等しくなる
ため、位相比較器341の位相比較出力をCR積分器3
43に通して得られる信号は、図6(A)に示すように
ほぼ定常値を示すことになる。他方、電子ゲーム機器7
の場合は、例えばFh=262×Fvという非インター
レスな関係が成立するので、テレビジョン受信機6で電
子ゲーム機器7の出力映像が再生され、その水平同期信
号Hと垂直同期信号Vとが同期信号検出手段2で検出さ
れて走査方式判定手段3に入力された場合、水平同期信
号Hを262.5×m分周した信号の周波数と、垂直同
期信号Vをm分周した信号の周波数とは一致しない。こ
のため、位相比較器341の位相比較出力をCR積分器
343に通して得られる信号は、例えば図6(B)に示
すように或る周波数で鋸状に変化する。従って、両者の
差異を判定器342’で弁別することにより、テレビジ
ョン受信機6で現在再生されている映像信号の走査方式
がインターレス走査方式,非インターレス走査方式の何
れによるものか、つまりテレビ放送波によるものか電子
ゲーム機器7によるものかを判定することができる。
【0037】他方、図9に示される走査方式判定手段3
は、図1の同期信号検出手段2で検出された水平同期信
号Hをm逓倍する逓倍器39と、図1の同期信号検出手
段2で検出された垂直同期信号Vを安定化させると共に
262.5×m逓倍するPLL回路(逓倍器)35と、
逓倍器39の出力信号の位相とPLL回路35の出力信
号の位相とを比較して判定信号を図1のテレビセンサ4
に出力する比較判定器37とから構成されている。ここ
で、比較判定器37の判定器372’は図7の判定器3
72と異なり、CR積分器373の出力が図6(A)に
示すようにほぼ定常値を示す場合にはインターレス走査
方式である一般放送波の再生中と判定し、図6(B)に
示すように鋸状に変化する場合には非インターレス走査
方式である電子ゲーム機器7の再生中と判定する。
【0038】今、テレビジョン受信機6でテレビ放送波
が受信再生され、その水平同期信号Hと垂直同期信号V
とが同期信号検出手段2で検出されて走査方式判定手段
3に入力された場合、テレビ放送波の場合Fh=26
2.5×Fvというインターレスな関係があるので、水
平同期信号Hをm逓倍した信号の周波数と、垂直同期信
号Vを262.5×m逓倍した信号の周波数とは等しく
なるため、位相比較器371の位相比較出力をCR積分
器373に通して得られる信号は、図6(A)に示すよ
うにほぼ定常値を示すことになる。他方、電子ゲーム機
器7の場合は、例えばFh=262×Fvという非イン
ターレスな関係が成立するので、テレビジョン受信機6
で電子ゲーム機器7の出力映像が再生され、その水平同
期信号Hと垂直同期信号Vとが同期信号検出手段2で検
出されて走査方式判定手段3に入力された場合、水平同
期信号Hをm逓倍した信号の周波数と、垂直同期信号V
を262.5×m逓倍した信号の周波数とは一致しな
い。このため、位相比較器371の位相比較出力をCR
積分器373に通して得られる信号は、例えば図6
(B)に示すように或る周波数で鋸状に変化する。従っ
て、両者の差異を判定器372’で弁別することによ
り、テレビジョン受信機6で現在再生されている映像信
号の走査方式がインターレス走査方式,非インターレス
走査方式の何れによるものか、つまりテレビ放送波によ
るものか電子ゲーム機器7によるものかを判定すること
ができる。
【0039】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は以上の実施例にのみ限定されずその他各種の付
加変更が可能である。例えば、本発明の外部電子機器再
生状態検出装置をテレビ視聴率測定に供される視聴チャ
ンネル判定装置に適用する例を示したが、他の分野にも
応用することができる。その一例を図10に示す。
【0040】図10では、本発明の外部電子機器再生状
態検出装置1をテレビジョン受信機6の内部に組み込ん
であり、外部の設定器101からパスワード保持部10
0に所定のパスワードが設定された場合に限って、外部
電子機器再生状態検出装置1が動作し、電子ゲーム機器
7の映像信号が再生されていることを検出すると、テレ
ビジョン受信機6の電源スイッチ102を自動的にオフ
するようにしている。この結果、所定のパスワードが設
定されていると、電子ゲーム機器7の出力を再生した途
端にテレビジョン受信機6の電源がオフになり、電子ゲ
ーム機器7を利用することができなくなる。従って、親
などがパスワードを設定しておけば、子供たちによる電
子ゲーム機器7の利用を防止することができる。勿論、
パスワードを解除すれば、外部電子機器再生状態検出装
置1が機能しないので、電子ゲーム機器7の利用は可能
となる。なお、電源をオフする代わりに音声出力をオフ
にしたりする等の他の任意の方法によって電子ゲーム機
器7の利用を防止する構成にしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子ゲーム機器等の非インターレスな走査方式の映像信号
を出力する外部電子機器の出力映像がテレビジョン受信
機で再生されているか否かを、外部電子機器から信号を
一切受け取ることなく、テレビジョン受信機側からの信
号で検出することができる。
【0042】また、請求項2,3に記載した走査方式判
定手段では、分周比設定手段,逓倍率設定手段で分周
比,逓倍率を自由に変更できるため、各家庭が保有する
外部電子機器に合致するように分周比,逓倍率を調整す
ることができる。
【0043】更に、請求項4,5に記載した走査方式判
定手段では、一般のテレビ放送波における水平同期信号
Fhと垂直同期信号Fvとの関係式「Fh=262.5
×Fv」を、分周,逓倍に適するように拡張した「Fh
×m=(262.5×m)×Fv」を用いて、テレビジ
ョン受信機で再生中の映像信号の走査方式が非インター
レス走査方式,インターレス走査方式の何れであるかを
判定するため、請求項2,3のように各家庭が保有する
外部電子機器に合致するように分周比,逓倍率を調整す
る必要がなくなる。
【0044】更に、請求項6に記載した同期信号検出手
段を備える構成によれば、テレビジョン受信機からはフ
ライバックパルスを取り出すだけで済み、テレビジョン
受信機から取り出すべき信号数を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外部電子機器再生状態検出装置を視聴
チャンネル判定装置に適用した例を示すブロック図であ
る。
【図2】同期信号検出手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】テレビ放送波をテレビジョン受信機が受信再生
している際の同期信号検出手段中のLPFの出力信号の
計測例と再生された垂直同期信号の例を示す図である。
【図4】電子ゲーム機器の映像信号をテレビジョン受信
機が再生している際の同期信号検出手段中のLPFの出
力信号の計測例と再生された垂直同期信号の例を示す図
である。
【図5】走査方式判定手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図6】走査方式判定手段中の位相比較器の出力信号の
例を示す図である。
【図7】走査方式判定手段の別の構成例を示すブロック
図である。
【図8】走査方式判定手段の他の構成例を示すブロック
図である。
【図9】走査方式判定手段のまた更に別の構成例を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の外部電子機器再生状態検出装置の応
用例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…外部電子機器再生状態検出装置 2…同期信号検出手段 3…走査方式判定手段 4…テレビセンサ 5…視聴チャンネル判定装置 6…テレビジョン受信機 7…電子ゲーム機器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ゲーム機器等の非インターレスな走
    査方式の映像信号を出力する外部電子機器の出力映像が
    テレビジョン受信機で再生されているか否かを検出する
    外部電子機器再生状態検出装置であって、 前記テレビジョン受信機から、再生中の映像信号の水平
    同期信号および垂直同期信号を検出する同期信号検出手
    段と、 該同期信号検出手段で検出された水平同期信号と垂直同
    期信号とから前記テレビジョン受信機で再生中の映像信
    号の走査方式が非インターレス走査方式,インターレス
    走査方式の何れであるかを判定しその判定結果を出力す
    る走査方式判定手段とを備えること特徴とする外部電子
    機器再生状態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記走査方式判定手段は、 前記同期信号検出手段で検出された水平同期信号を分周
    する分周器と、 前記非インターレスな走査方式の映像信号における水平
    同期信号の繰り返し周波数Fhとその垂直同期信号の繰
    り返し周波数Fvとの間にFh=n×Fv(但し、nは
    正の整数)の関係が成立するときの、前記nの値を前記
    分周器の分周比として設定するための分周比設定器と、 前記分周器の出力信号の位相と前記同期信号検出手段で
    検出された垂直同期信号の位相とを比較し、両位相が一
    致する場合に非インターレス走査方式と判定し、両位相
    が一致しない場合にインターレス走査方式と判定する比
    較判定器とを有することを特徴とする請求項1記載の外
    部電子機器再生状態検出装置。
  3. 【請求項3】 前記走査方式判定手段は、 前記同期信号検出手段で検出された垂直同期信号を逓倍
    する逓倍器と、 前記非インターレスな走査方式の映像信号における水平
    同期信号の繰り返し周波数Fhとその垂直同期信号の繰
    り返し周波数Fvとの間にFh=n×Fv(但し、nは
    正の整数)の関係が成立するときの、前記nの値を前記
    逓倍器の逓倍率として設定するための逓倍率設定器と、 前記逓倍器の出力信号の位相と前記同期信号検出手段で
    検出された水平同期信号の位相とを比較し、両位相が一
    致する場合に非インターレス走査方式と判定し、両位相
    が一致しない場合にインターレス走査方式と判定する比
    較判定器とを有することを特徴とする請求項1記載の外
    部電子機器再生状態検出装置。
  4. 【請求項4】 前記走査方式判定手段は、 前記同期信号検出手段で検出された水平同期信号を26
    2.5×m(但し、mは正で偶数の整数)分周する水平
    同期信号用分周器と、 前記同期信号検出手段で検出された垂直同期信号を前記
    mと同じ値でm分周する垂直同期信号用分周器と、 前記水平同期信号用分周器の出力信号の位相と前記垂直
    同期信号用分周器の出力信号の位相とを比較し、両位相
    が一致する場合にインターレス走査方式と判定し、両位
    相が一致しない場合に非インターレス走査方式と判定す
    る比較判定器とを有することを特徴とする請求項1記載
    の外部電子機器再生状態検出装置。
  5. 【請求項5】 前記走査方式判定手段は、 前記同期信号検出手段で検出された垂直同期信号を26
    2.5×m(但し、mは正で偶数の整数)逓倍する垂直
    同期信号用逓倍器と、 前記同期信号検出手段で検出された水平同期信号を前記
    mと同じ値でm逓倍する水平同期信号用逓倍器と、 前記垂直同期信号用逓倍器の出力信号の位相と前記水平
    同期信号用逓倍器の出力信号の位相とを比較し、両位相
    が一致する場合にインターレス走査方式と判定し、両位
    相が一致しない場合に非インターレス走査方式と判定す
    る比較判定器とを有することを特徴とする請求項1記載
    の外部電子機器再生状態検出装置。
  6. 【請求項6】 前記同期信号検出手段は、 前記テレビジョン受信機のフライバックトランス近傍か
    ら水平同期信号に起因して発生するフライバックパルス
    を検出するピックアップコイルと、 該ピックアップコイルの出力信号を入力とし、ヨーク信
    号の影響を受けて欠落したフライバックパルスを補って
    水平同期信号を再生するPLL回路と、 該PLL回路のLPFの出力信号を入力とし、連続する
    レベル変動箇所を1つのパルスに整形して垂直同期信号
    を再生する垂直同期信号再生器とから構成されることを
    特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の外部電
    子機器再生状態検出装置。
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