JP3291978B2 - Edtv2識別制御信号検出回路 - Google Patents

Edtv2識別制御信号検出回路

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JP3291978B2 JP13645395A JP13645395A JP3291978B2 JP 3291978 B2 JP3291978 B2 JP 3291978B2 JP 13645395 A JP13645395 A JP 13645395A JP 13645395 A JP13645395 A JP 13645395A JP 3291978 B2 JP3291978 B2 JP 3291978B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第2世代EDTV(E
xtended Definition TV)規格の
映像信号の処理をする場合に用いるEDTV2識別制御
信号検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像機は従来
の4:3のアスペクト比から16:9へとワイド画面化
する傾向にあり、アスペクト比16:9の第2世代ED
TV(以下EDTV2と記載)規格の映像信号を受信時
に映像部分だけをワイド画面に自動的に拡大するため
に、EDTV2信号を受信していることを判定するED
TV2識別制御信号検出回路が重要視されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
のEDTV2識別制御信号検出回路の一例について説明
を行う。
【0004】図5は、従来のEDTV2識別制御信号検
出回路のブロック構成図であり、図6は識別制御信号の
検出原理を示すものである。
【0005】図5において符号1は低域通過フィルタ回
路であり、ノイズ成分を除去し、入力信号の低周波成分
のみを通過させる。2は映像スライス回路であり、低域
信号成分のレベルをスライスレベルと比較して出力す
る。5は制御信号発生回路であり、レベル比較のための
制御信号を水平同期信号と垂直同期信号を用いて作成し
出力する。
【0006】以上のように構成されたEDTV2識別制
御信号検出回路について、以下その動作について説明す
る。
【0007】まず、EDTV2映像信号の第22ライン
と第285ラインに多重されている識別制御信号の概要
を図2に示す。この識別制御信号は全体を27ビットに
区分し、それぞれのビットがEDTV2規格で用いられ
る各種処理のためのさまざまなコマンドとして定義され
ている。このうち、前述したようにEDTV2受信時に
16:9映像をワイド画面に自動拡大するために必要
な、アスペクト比が16:9であるという識別情報は、
図2のEDTV2識別制御信号のうちNRZ波形と呼ば
れる部分に含まれている。このNRZ波形のうち、ビッ
ト1とビット2はすべてのビットの識別コマンドを処理
するためのタイミング合わせのビットで、常にビット1
は1、ビット2は0となっている。
【0008】ここで、識別コマンドの信号レベルは1が
40IRE、0が0IREである。次にビット3は映像
信号のアスペクト比を示す識別コマンドであり、ビット
3が1で16:9、0で4:3と定義されている。
【0009】次に、ビット4はビット3とビット5の偶
数パリティーであるが、現在はビット5は拡張用であり
0で固定されているので、ビット4の偶数パリティーは
ビット3と同一内容となる。NRZ波形はこのように定
義されているので、アスペクト比が16:9の場合はビ
ット1からビット5がそれぞれ10110となる。そこ
で入力信号がEDTV2信号かどうかを判別するには、
第22ラインと第285ラインのうちビット1からビッ
ト5に相当する位置の信号レベルがそれぞれ40、0、
40、40、0IREとなる場合はその入力信号がED
TV2でアスペクト比が16:9であると判断すればよ
い事になる。
【0010】そこで、従来のEDTV2識別制御信号検
出回路では、まず検出処理の誤動作を防止するために低
域通過フィルタ回路で入力映像信号aのノイズ成分を除
去し、次に入力される水平同期信号bと垂直同期信号c
を用いて、図6のようにNRZ波形の各ビットの中央部
にパルスの凸部がくるような位相の検出制御信号eを第
22ラインと第285ラインのみに発生させ、このパル
スの凸部の期間の映像信号の信号レベルを比較し、信号
レベルがスライスレベルより高い場合は1、低い場合は
0を出力し、これらの結果を判定結果hとして出力す
る。
【0011】このようにして入力映像信号の第22ライ
ンと第285ラインのレベル比較を行って、レベル比較
後の判定結果が「10110」のときはEDTV2信号
のNRZ波形であると判断し、この映像信号がEDTV
2信号であると判定する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、映像信号の信号レベルを比較してEDT
V2信号かどうかの判定を行っているため、入力映像信
号に低域通過フィルタ回路で除去不可能な低周波ノイズ
などが付加されていた場合、もしそのノイズが図6の検
出制御信号の凸部の位置にあると映像信号のレベル比較
がノイズの影響を受けて誤動作する場合があり、EDT
V2信号判定結果が不安定になる恐れがあるという問題
点を有していた。
【0013】本発明は上記問題点に鑑み、ノイズなどの
外的要因の影響を受けにくい安定したEDTV2識別制
御信号検出処理を行えるEDTV2識別制御信号検出回
路を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のEDTV2識別制御信号検出回路は、入力映
像信号の高周波ノイズを除去する低域通過フィルタ回路
と、前記低域通過フィルタ回路から出力されるノイズ除
去後の映像信号と第1の内部スライスレベルとのレベル
比較を行う映像スライス回路と、前記映像スライス回路
から出力されるレベル比較後の信号を累積加算する累積
加算回路と、前記累積加算回路から出力される累積加算
値と第2の内部スライスレベルとのレベル比較を行う累
積スライス回路と、前記累積加算回路を制御して累積加
算回路に入力される信号の累積加算処理を行うための制
御信号を発生する制御信号発生回路とを備え、前記累積
スライス回路からの出力信号により、入力映像信号の各
ビットの期間のすべての信号レベルを累積処理するよう
にしたものである。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成によって、まず低域通過
フィルタ回路で入力映像信号の高周波ノイズを除去し、
映像スライス回路でスライスレベル1とのレベル比較を
行う。次に累積加算回路で映像スライス回路の出力信号
を累積加算処理し、この累積加算値を次段の累積スライ
ス回路でスライスレベル2とのレベル比較を行ってビッ
ト1からビット5の内容の判定結果を出力する。このよ
うに映像信号のある部分の信号レベルを判定するのでは
なく、各ビットの期間のすべての信号レベルを累積処理
することで、ノイズなどの外的要因の影響を受けにくい
安定したEDTV2識別制御信号検出処理を行えること
になる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例のEDTV2識別制御
信号検出回路について、図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例におけるEDTV
2識別制御信号検出回路のブロック図を示すものであ
る。
【0018】図1において、符号1は低域通過フィルタ
回路であり、入力映像信号aから高周波ノイズを除去し
て映像信号低域成分dを出力する。2は映像スライス回
路であり、映像信号低域成分dの信号レベルとスライス
レベル1とのレベル比較を行ってスライス出力fを出力
する。3は累積加算回路であり、スライス出力fを検出
制御信号eを用いて累積加算処理し累積加算出力gを出
力する。4は累積スライス回路であり、累積加算出力g
とスライスレベル2とのレベル比較を行い判定結果hを
出力する。5は制御信号発生回路であり、入力された水
平同期信号bと垂直同期信号cから累積加算処理に必要
な検出制御信号eを作成し出力する。
【0019】以上のように構成されたEDTV2識別制
御信号検出回路について、以下図1、図3及び図4を用
いてその動作を説明する。
【0020】まず、図3は本発明のEDTV2識別制御
信号検出回路の検出原理を示すものである。入力された
映像信号に含まれる高周波ノイズを図1に示す低域通過
フィルタ回路で除去して映像スライス回路に入力する。
【0021】ここで、NRZ波形の信号レベルはEDT
V2の規格で40IREと定義されているので、これよ
り低いレベルに映像スライス回路のスライスレベル1を
設定し、映像信号低域成分dの信号レベルがこのスライ
スレベル1より低い場合は0を、高い場合は1を出力す
る。
【0022】このレベル比較結果のスライス出力fを用
いて累積加算回路で累積加算処理を行う。この累積加算
処理は検出制御信号のパルスがHighの時に累積加算
値をリセットしてLowの時にスライス出力値を累積加
算する。つまり検出制御信号のパルス間でスライス出力
の累積加算処理を行うことになる。このときの累積加算
値の出力結果が累積加算出力gとして累積加算回路から
出力される。
【0023】次段の累積スライス回路ではこの累積加算
出力gとスライスレベル2とのレベル比較を行って、累
積加算出力がスライスレベル2より大きいときは1を、
小さいときは0を判定結果hとして出力する。この累積
加算処理とレベル判定をビット1からビット5までの5
回繰り返す。この結果が「10110」になったときは
この波形がNRZ波形であり、入力映像信号がEDTV
2信号であると判断する。図4は入力映像信号に低域通
過フィルタ回路で除去不可能なノイズが付加された場合
のEDTV2識別制御信号検出原理を示す。
【0024】図4のように切り欠き状のノイズが映像信
号に付加されている場合、ノイズ部分の信号レベルが低
くなり、映像スライス回路のスライスレベル1より低く
なるため、その部分のスライス出力が0として出力され
る。このスライス出力を累積加算処理すると、累積加算
出力のうちノイズで0レベルとなったスライス出力の部
分は累積加算されずに変化なしの状態となっている。こ
のため累積加算出力の最大値はノイズがない場合の最大
値に比べて小さくなるので、最大値がスライスレベル2
を下回り、累積スライス回路でレベル比較した場合に本
来の判定結果が1のところを0と判定してしまうことに
なる。
【0025】だが、スライスレベル2をこのノイズがあ
る場合の最大値よりも小さくすることでノイズの影響を
受けて累積加算値が若干小さくなった場合でも正確にレ
ベル判定を行うことができる。
【0026】以上のように本実施例によれば、EDTV
2識別制御信号のNRZ波形を累積加算処理し、その累
積加算値をレベル比較することにより、ノイズなどの影
響を受けにくい安定したEDTV2識別制御信号の検出
を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のEDTV2識別制
御信号検出回路は低域通過フィルタ回路と、映像スライ
ス回路と、累積加算回路と、累積スライス回路と、制御
信号発生回路を設けることにより、ノイズ等の影響を受
けにくい安定したEDTV2識別制御信号の検出を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるEDTV2識別制御
信号検出回路のブロック構成図
【図2】EDTV2識別制御信号図
【図3】本発明の実施例におけるEDTV2識別制御信
号の検出原理図
【図4】ノイズがある場合のEDTV2識別制御信号の
検出原理図
【図5】従来のEDTV2識別制御信号検出回路のブロ
ック構成図
【図6】従来のEDTV2識別制御信号の検出原理図
【符号の説明】
1 低域通過フィルタ回路 2 映像スライス回路 3 累積加算回路 4 累積スライス回路 5 制御信号発生回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−99615(JP,A) 特開 昭55−158760(JP,A) 特開 昭49−9909(JP,A) 特開 平8−37652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/00 - 7/088

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号の高周波ノイズを除去する
    低域通過フィルタ回路と、前記低域通過フィルタ回路か
    ら出力されるノイズ除去後の映像信号と第1の内部スラ
    イスレベルとのレベル比較を行う映像スライス回路と、
    前記映像スライス回路から出力されるレベル比較後の信
    号を累積加算する累積加算回路と、前記累積加算回路か
    ら出力される累積加算値と第2の内部スライスレベルと
    のレベル比較を行う累積スライス回路と、前記累積加算
    回路を制御して累積加算回路に入力される信号の累積加
    算処理を行うための制御信号を発生する制御信号発生回
    とを備え、前記累積スライス回路からの出力信号によ
    り、入力映像信号の各ビットの期間のすべての信号レベ
    ルを累積処理するようにしたことを特徴とするEDTV
    2識別制御信号検出回路。
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