JPH09115641A - フラットケーブルの電線端末皮剥ぎ方法及びその装置 - Google Patents

フラットケーブルの電線端末皮剥ぎ方法及びその装置

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JPH09115641A
JPH09115641A JP7271173A JP27117395A JPH09115641A JP H09115641 A JPH09115641 A JP H09115641A JP 7271173 A JP7271173 A JP 7271173A JP 27117395 A JP27117395 A JP 27117395A JP H09115641 A JPH09115641 A JP H09115641A
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stripping
peeling
magazine
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JP7271173A
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Masaaki Fujii
正章 藤井
Ryosuke Shioda
良祐 塩田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なる電線aからなるフラットケー
ブルPの電線端末皮剥ぎを円滑になし得る。 【解決手段】 対の皮剥ぎ刃30、30間に、フラット
ケーブル電線aの端末を入れ、対の皮剥ぎ刃30を接近
させるとともに、シリンダ11により全体を後退させて
皮剥ぎを行う。対の皮剥ぎ刃30の交換は、刃30をシ
リンダ25により押し出してマガジン22に嵌めるとと
もに、シリンダ24により、マガジン22から刃30を
押し出してホルダー12に嵌めて行う。対の皮剥ぎ刃3
0は、フラットケーブルPの各電線配列態様に合った剥
離刃31のものとし、各々の態様の対の皮剥ぎ刃30を
マガジン22にストックしておく。マガジン22は、サ
ーボモータ23によって昇降する。対の皮剥ぎ刃30の
各剥離刃31はそれぞれ別ものとし、配列を適宜に変更
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の電線を平
面上に並列したフラットケーブルの前記各電線端末の絶
縁被覆を、対の皮剥ぎ刃でもって一括にそれぞれ剥ぎ取
る方法及びその装置並びにその皮剥ぎを行う前記皮剥ぎ
刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラットケーブルPは、例えば図3に示
すように、平面上に電線aを並列し、テープbを長さ方
向適宜位置に貼付けて一体にしたり、電線aの絶縁被覆
を一体に押出し成形したものなどである。このフラット
ケーブルPは、電線aが並列しているため、コネクタC
の端子に一括して接続し易い。このため、自動車用ワイ
ヤーハーネスにそのフラットケーブルPを使用する際に
も、コネクタ端子C等の接続は一括して接続とすること
が好ましい。
【0003】その電線aのコネクタ端子Cへの接続の
際、溶接接続するには、図5に示すように電線a端末の
絶縁被覆を剥ぎ取って(皮剥ぎして)導体を露出させる
必要がある。この従来の皮剥ぎ手段は、図7に示すよう
に、上下対の剥離刃1a、1bの間に電線aを入れ、両
剥離刃1a、1bをかみ合わせて、直角の切込み部1
a’、1b’を絶縁被覆に喰い込ませて、電線aの長さ
方向に剥離刃1a、1bを引くことによって、絶縁被覆
を剥取っている。その両剥離刃1a、1bのかみ合い量
は電線aの線径に応わせてNC制御によって制御する
(同図(a)と(b)参照)。
【0004】また、他の皮剥ぎ手段としては、図8に示
すように、上下対の剥離刃1a、1bを突き合わせ状態
とし、突き合った状態で(同図(b))、切込み部1
a’、1b’が絶縁被覆に所要量食い込むようになって
おり、電線a絶縁被覆に剥離刃1a、1bが喰い込んだ
状態で、電線aの長さ方向に剥離刃1a、1bを引くこ
とにより絶縁被覆を剥取る。その各切込み部1a’、1
b’の大きさ、形状は、皮剥ぎする各電線aの径に合わ
せたものとなっており、皮剥ぎする電線径に合わせて剥
離刃1a、1b全体をa矢印のごとく左右動させ、合っ
た切込み部1a’、1b’に電線aを入れて皮剥ぎす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フラットケ
ーブルPの各電線端末を皮剥ぎするには、上記前者の手
段によると、各電線aを1本づつ皮剥ぎすることとな
り、作業性に問題が生じる。
【0006】また、後者の手段によると、剥離刃1a、
1bの各切込み部1a’、1b’に合った線径の電線配
列のフラットケーブルであれば、各切込み部1a’、1
b’に各電線a端末を一括に入れて皮剥ぎすればよい。
すなわち、あるフラットケーブルに合った剥離刃1a、
1bを作成すれば、一括の皮剥ぎは可能である。しか
し、サイズの異なる電線aからなる等の各種のフラット
ケーブル(図3参照)の電線態様に合う剥離刃をそれぞ
れに製作することは、ロット数が多い場合には、コスト
的に問題はないが、小ロットになれば、コスト的に高い
ものとなる。また、その皮剥ぎ機における剥離刃の交換
も繁雑となる。
【0007】ワイヤーハーネスは端子接続数がすこぶる
多いものであるが、他の製品と同様に、多品種小ロット
化の傾向にある。このため、サイズの異なる電線aから
なるフラットケーブルPにおいても、皮剥ぎを一括して
行うことが、コスト面から好ましく、それゆえ強く要望
されている。
【0008】また、同一径の電線aからなるフラットケ
ーブルPであっても、その電線a径が大きく異なれば、
それぞれに対応した皮剥ぎ刃1a、1bで皮剥ぎを行わ
ねばならず、その皮剥ぎ刃1a、1bを円滑に交換し得
ることが好ましい。
【0009】この発明の課題は、上記の実情の下、電線
サイズの異なるなどの電線の並列態様の異なるフラット
ケーブルの電線皮剥ぎを円滑になし得るようにすること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、電線端末皮剥ぎ方法に係る
ものであって、複数の電線を平面上に並列したフラット
ケーブルの前記各電線端末の絶縁被覆を、対の皮剥ぎ刃
でもって、一括にそれぞれ剥ぎとるに際し、上記複数の
電線の並列した態様が異なる複数のフラットケーブルに
それぞれ対応した複数の対の皮剥ぎ刃をマガジンに備
え、自動交換ロボットにより、加工するフラットケーブ
ルに合う対の皮剥ぎ刃を上記マガジンから選択的に取出
して、対の皮剥ぎ刃を自動交換することとしたのであ
る。
【0011】請求項2又は3に記載の発明は、電線端末
皮剥ぎ装置に係るものであり、その請求項2に記載の発
明は、対の皮剥ぎ刃をそれぞれ支持するホルダーを接離
させる皮剥ぎ機を備え、複数の電線を平面上に並列した
フラットケーブルのその各電線端末を、前記対の皮剥ぎ
刃間に挿入し、両皮剥ぎ刃を突き合わせてその刃先を各
電線の絶縁被覆に喰い込ませて引くことにより、前記絶
縁被覆を剥ぎ取るフラットケーブルの電線端末皮剥ぎ装
置において、上記複数の電線の並列した態様が異なる複
数のフラットケーブルにそれぞれに対応した複数の対の
皮剥ぎ刃を備えたマガジンを備え、上記皮剥ぎ機に送り
込まれる前記フラットケーブルに対応した対の皮剥ぎ刃
を、前記マガジンから取出して前記ホルダーに付いてい
る対の皮剥ぎ刃と交換するロボットを備えたものとした
のである。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記皮剥ぎ機とマガジンを並列に配置し、
上記対の皮剥ぎ刃の交換ロボットが、前記マガジンを上
下動させて任意の位置に位置決めする直動機構と、前記
マガジン内の対の皮剥ぎ刃を水平方向に押し出して前記
ホルダーに支持させるセット用押出し機と、上記ホルダ
ーの対の皮剥ぎ刃を水平方向に押し出して前記マガジン
内に収納する戻し用押出し機とから成り、上記マガジン
は各対の皮剥ぎ刃を上下方向に段々に支持して、その支
持は、マガジンに対の皮剥ぎ刃を上記ホルダー側から嵌
めてなすものであり、また前記ホルダーの対の皮剥ぎ刃
の支持も、マガジン側から対の皮剥ぎ刃を嵌めてなすも
のであり、上記マガジンの対の皮剥ぎ刃支持部の空の部
分が上記ホルダーの対の皮剥ぎ刃支持部のレベルに合う
ように前記マガジンを位置決めし、上記収納用押出し機
によりホルダーの対の皮剥ぎ刃を押し出して前記マガジ
ンの空の部分に嵌め、つぎに、皮剥ぎするフラットケー
ブルに対応した対の皮剥ぎ刃が前記ホルダーの対の皮剥
ぎ刃支持部レベルに合うようにマガジンを上下動して位
置決めし、そのレベルに合った対の皮剥ぎ刃を上記セッ
ト用押出し機により押し出して前記ホルダーに嵌め、そ
の対の皮剥ぎ刃の交換動作を自動で行うこととしたもの
である。
【0013】請求項4記載の発明は、上記皮剥ぎ方法に
使用する皮剥ぎ刃であって、上記フラットケーブルの各
電線に対応する剥離刃が並列され、その各剥離刃は、フ
ラットケーブルの電線配列態様に合わせてそれぞれ取替
え可能に一体化されているものとしたのである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に電線端末皮剥ぎ装置の一実
施形態を示し、基台1上に、皮剥ぎ機10と交換ロボッ
ト20が並列に設けられている。皮剥ぎ機10は、皮剥
ぎ刃ホルダー12、12を上下に設け、その両ホルダー
12をエアシリンダ13、13によって接離可能とし、
かつ、全体を皮剥ぎ用エアシリンダ11によって前後に
進退可能としたものである。その両ホルダー12(皮剥
ぎ刃30)間に電線a端末を置いて、エアシリンダ13
により皮剥ぎ刃30を接近させ電線絶縁被覆に喰い込ま
せてエアシリンダ11により全体を後退することによっ
てその皮剥ぎを行う。
【0015】交換ロボット20は、ケーシング21の前
面に対の皮剥ぎ刃30を保持するマガジン22を有し、
このマガジン22をZ軸機構を介しNC制御のサーボモ
ータ23でもって上下方向の所要位置にセット可能とな
っている。マガジン22にセットする対の皮剥ぎ刃30
の数は任意である。ケーシング21の一側面から前方に
延びる腕(図示せず、後記25a参照)には、セット用
エアシリンダ24を有し、このエアシリンダ24は、そ
のロッド24aが皮剥ぎ機10の両ホルダー12が開い
た位置における対の皮剥ぎ刃30のレベル上を進退可能
となっており、マガジン22内の対の皮剥ぎ刃30を皮
剥ぎ機10側に押し出す。また、皮剥ぎ機10の一側面
から前方に延びる腕25aには、前記セット用エアシリ
ンダ24と同一レベルの戻し用エアシリンダ25が設け
られており、ホルダー12の対の皮剥ぎ刃30をマガジ
ン22側に押し出す。
【0016】対の皮剥ぎ刃30は、図2に示すように、
電線aのサイズに対応する剥離刃31をホルダーケース
32に並べて嵌め込み、剥離刃押え33で側面を押さえ
たのち、押さえ蓋34をビス止めしたものである。剥離
刃31はその後面の段部31aがホルダーケース32内
面の段部33bに嵌まることにより、抜け止めされる。
このように、種々の剥離刃31を並列したビルトアップ
型としたことにより、その配列を組み替えることによっ
て、異なるサイズの電線aの並列した態様が異なる種々
のフラットケーブルPに対応し得る。このため、その組
み替えによって、加工しようとするフラットケーブルP
に対応した態様の対の皮剥ぎ刃30を必要数製作する。
皮剥ぎ刃30は上下で一対であり、上下のものを対称に
作る。
【0017】ホルダーケース32はその背面にTスロッ
ト35を有し、このTスロット35をマガジン22のT
スロット溝22aに横方向から嵌めて、マガジン22に
対の皮剥ぎ刃30が取付けられる。また、上記皮剥ぎ機
10の対の皮剥ぎ刃ホルダー12にも同様なTスロット
溝が形成されており、そのTスロット溝に対の皮剥ぎ刃
30を嵌めて、ホルダー12に対の皮剥ぎ刃30が取付
けられる。なお、マガジン22の各Tスロット溝22a
及びホルダー12のTスロット溝には、ボールプラッシ
ャーなどのロック機構を設けて、対の皮剥ぎ刃30が妄
りに移動しないようにする。
【0018】この実施形態は以上の構成であり、図1に
示すように、皮剥ぎ機10の対の皮剥ぎ刃30、30間
に、フラットケーブルP端末を臨ませ、ホルダー12、
12を接近させることにより、対の皮剥ぎ刃30の各剥
離刃31を突き合わせて各電線aの絶縁被覆に喰い込ま
せ、その状態で後方に引くことによりその皮剥ぎを行
う。皮剥ぎ接続が完了すれば、全体が復帰後、両ホルダ
ー12は離れ、皮剥ぎされたフラットケーブルPは皮剥
ぎ機10から退去し、つづいて未処理のフラットケーブ
ルPが皮剥ぎ機10に送りこまれ、上記皮剥ぎ作用がな
される。この作用が連続的になされて、フラットケーブ
ル電線aが連続的に皮剥ぎされる。フラットケーブルP
の搬送はロボットによって自動的に行うことが好ましい
が、人手でもよい。
【0019】この作用中において、今までのフラットケ
ーブルPから電線aの配列態様の異なるフラットケーブ
ルPに代えて皮剥ぎを行う場合には、その変換信号によ
り、ホルダー12が開いた位置で、戻し用エアシリンダ
25によって、ホルダー12の対の皮剥ぎ刃30を押し
出し、マガジン22の空いているスロット溝22a(こ
の溝22aは戻される対の皮剥ぎ刃30に対応するもの
である)に嵌める。
【0020】つぎに、新たに皮剥ぎするフラットケーブ
ルPに対応する対の皮剥ぎ刃30を、マガジン22を昇
降することにより、ホルダー12のレベルに位置させ、
セット用エアシリンダ24によってそのレベルにいる対
の皮剥ぎ刃30を押し出して、ホルダー12に嵌め、対
の皮剥ぎ刃30の交換を行う。交換終了後、上述の皮剥
ぎ作用に移行する。これらは、自動的に行う。
【0021】なお、この対の皮剥ぎ刃30の交換時、ホ
ルダー12及びマガジン22から対の皮剥ぎ刃30が脱
落しないように、皮剥ぎ機10と交換ロボット20の間
隔を定めておく。すなわち、対の皮剥ぎ刃30が、ホル
ダー12又はマガジン22から抜け落ちる前に他方のT
スロット溝に嵌まるようにその間隔を定める。
【0022】上記実施形態は、対の皮剥ぎ刃30の各剥
離刃31を別々のものとしたが、一つの対の皮剥ぎ刃3
0に対しては、各剥離刃31は一体ものとすることもで
きる。また、フラットケーブルPはその各電線aの径が
異なるものであったが、各電線aが同一径のものでも、
皮剥ぎする各フラットケーブルPの電線aの径が異なる
場合にはこの発明を採用するとその効果を得る。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上のようにフラットケー
ブルの電線態様に応じて対の皮剥ぎ刃を交換し得るよう
にしたので、各種のフラットケーブルに一括して皮剥ぎ
を行うことができ、生産性も向上する。
【0024】また、対の皮剥ぎ刃をその剥離刃をビルト
アップ型とすれば、剥離刃の配列を適宜に行うことによ
り、各種の電線配列パターンに対応でき、用意しなけれ
ばならない対の皮剥ぎ刃の数を少なくし得る。
【0025】以上の一括皮剥ぎ、配列パターンの対応性
の良さは、特に電線の配列パターンが複雑で、均一化し
にくく、しかも配列パターンの数が極めて多い、自動車
用ワイヤーハーネスの製造分野では非常に効果的なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】皮剥ぎ装置の一実施形態の斜視図
【図2】対の皮剥ぎ刃の分解斜視図
【図3】フラットケーブルの一部切欠き斜視図
【図4】フラットケーブルの切断側面図
【図5】皮剥ぎ作用説明図
【図6】皮剥ぎ作用説明図
【図7】皮剥ぎ作用説明図
【図8】皮剥ぎ作用説明図
【符号の説明】
1 基台 10 皮剥ぎ機 11 皮剥ぎ用エアシリンダ 12 皮剥ぎ刃ホルダー 13 エアシリンダ 20 交換ロボット 21 ロボットケーシング 22 マガジン 22a Tスロット溝 23 サーボモータ 24 セット用エアシリンダ 25 戻し用エアシリンダ 30 対の皮剥ぎ刃 31 剥離刃 32 ホルダーケース 33 剥離刃押さえ 34 押さえ蓋 35 Tスロット a 電線 b テープ C コネクタ P フラットケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 良祐 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線aを平面上に並列したフラッ
    トケーブルPの前記各電線a端末の絶縁被覆を、対の皮
    剥ぎ刃でもって一括にそれぞれ剥ぎとるに際し、 上記複数の電線aの並列した態様が異なる複数のフラッ
    トケーブルPにそれぞれ対応した複数の対の皮剥ぎ刃3
    0をマガジン22に備え、 自動交換ロボット20により、加工するフラットケーブ
    ルPに合う対の皮剥ぎ刃30を上記マガジン22から選
    択的に取出して、対の皮剥ぎ刃30を自動交換すること
    を特徴とするフラットケーブルの電線端末皮剥ぎ方法。
  2. 【請求項2】 対の皮剥ぎ刃30をそれぞれ支持する対
    のホルダー12を接離させる皮剥ぎ機10を備え、複数
    の電線aを平面上に並列したフラットケーブルPのその
    各電線a端末を、前記対の皮剥ぎ刃30間に挿入し、両
    皮剥ぎ刃30を突き合わせてその刃先を各電線の絶縁被
    覆に食い込ませて引くことにより、前記絶縁被覆を剥ぎ
    取るフラットケーブルの電線端末皮剥ぎ装置において、 上記複数の電線aの並列した態様が異なる複数のフラッ
    トケーブルPにそれぞれに対応した複数の対の皮剥ぎ刃
    30を備えたマガジン22を備え、上記皮剥ぎ機10に
    送り込まれる前記フラットケーブルPに対応した対の皮
    剥ぎ刃30を、前記マガジン22から取出して前記ホル
    ダー12に付いている対の皮剥ぎ刃30と交換するロボ
    ット20を備えたことを特徴とするフラットケーブルの
    電線端末皮剥ぎ装置。
  3. 【請求項3】 上記皮剥ぎ機10とマガジン22を並列
    に配置し、上記対の皮剥ぎ刃30の交換ロボット20
    が、前記マガジン22を上下動させて任意の位置に位置
    決めする直動機構と、前記マガジン22内の対の皮剥ぎ
    刃30を水平方向に押し出して前記ホルダー12に支持
    させるセット用押出し機24と、上記ホルダー12の対
    の皮剥ぎ刃30を水平方向に押し出して前記マガジン2
    2内に収納する戻し用押出し機25とから成り、 上記マガジン22は各対の皮剥ぎ刃30を上下方向に段
    々に支持して、その支持は、マガジン22に対の皮剥ぎ
    刃30を上記ホルダー12側から嵌めてなすものであ
    り、また前記ホルダー12の対の皮剥ぎ刃30の支持
    も、マガジン22側から対の皮剥ぎ刃30を嵌めてなす
    ものであり、 上記マガジン22の対の皮剥ぎ刃30支持部の空の部分
    が上記ホルダー12の対の皮剥ぎ刃支持部のレベルに合
    うように前記マガジン22を位置決めし、上記戻し用押
    出し機25によりホルダー12の対の皮剥ぎ刃30を押
    し出して前記マガジン22の空の部分に嵌め、つぎに、
    皮剥ぎするフラットケーブルPに対応した対の皮剥ぎ刃
    30が前記ホルダー12の対の皮剥ぎ刃支持部レベルに
    合うようにマガジン22を上下動して位置決めし、その
    レベルに合った対の皮剥ぎ刃30を上記セット用押出し
    機24により押し出して前記ホルダー12に嵌め、その
    対の皮剥ぎ刃30の交換動作を自動で行うことを特徴と
    するフラットケーブルの電線端末皮剥ぎ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフラットケーブルの電線
    端末剥ぎ方法に使用する皮剥ぎ刃30であって、 上記フラットケーブルPの各電線aに対応する剥離刃3
    1が並列され、その各剥離刃31は、フラットケーブル
    Pの電線配列態様に合わせてそれぞれ取替え可能に一体
    化されていることを特徴とする皮剥ぎ刃。
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