JPH0911535A - 電界放出型プリントヘッド - Google Patents

電界放出型プリントヘッド

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JPH0911535A
JPH0911535A JP18331095A JP18331095A JPH0911535A JP H0911535 A JPH0911535 A JP H0911535A JP 18331095 A JP18331095 A JP 18331095A JP 18331095 A JP18331095 A JP 18331095A JP H0911535 A JPH0911535 A JP H0911535A
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anode
lines
gate
field emission
line
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JP18331095A
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Yoichi Kobori
洋一 小堀
Yukihiko Shimizu
幸彦 清水
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電界放出された電子を集束すること。 【構成】奇数番目のゲートラインGT11,GT13,
・・GT(n−1)は第1ゲート引出電極GT1に接続
され、偶数番目のゲートラインGT12,GT14,・
・GTnは第2ゲート引出電極GT2に接続する。第1
ゲート引出電極GT1が選択駆動された場合、第2ゲー
ト引出電極GT2の電位は低レベルとされ、奇数番目の
ゲートラインは低レベルの偶数番目のゲートラインに挟
まれるので、放出電子は集束される。第2ゲート引出電
極GT2が選択駆動された場合も同様に放出電子は集束
される。各ゲートラインGT11〜GT1nには電界放
出アレイFE1〜FEnが千鳥状に配置されて形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式プリンタ用プリ
ントヘッドに関し、特に電界放出素子を使用したプリン
トヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学式プリンタが知られてい
るが、光学式プリンタの概略を図7を参照しながら説明
する。フィルム120はハロゲン化銀(銀塩)等の感光
剤が被着されており、このフィルム120の下側に、ミ
ラー121により反射された光が照射されることにより
感光されるようにされている。このフィルム120に照
射される光はプリントヘッド125から放射されるが、
プリントヘッド125には1ラインづつの画像データが
供給されており、この画像データにより変調された光が
紙面に対して垂直方向に主走査されると共に、図示する
矢印のようにプリントヘッド125が副走査されること
により、線順次方式によりフィルム120上に一枚の画
像がプリントされるようになる。
【0003】なお、SLA122はセルフォックレンズ
アレイであり、プリントヘッド125から放射された光
がフィルム120上に焦点を結ぶようにするためのレン
ズである。ミラー123はこのSLA122に光を導く
ためのミラーである。また、RGBフィルター124
は、フィルム120に上にカラーの画像をプリントさせ
るための3原色の光のRGBフィルターである。カラー
画像をプリントする場合は、同一の1ラインの画像デー
タをR(赤),G(緑),B(青)の3つの画像データ
に分解して、各色の画像データに対応してRGBフィル
ター124を順次移動させて3回の主走査をさせるよう
にしている。すなわち、3回の主走査により1ラインの
カラー画像がフィルム120に記録されることになる。
【0004】このような光学式プリンタのプリントヘッ
ドの光源としては、従来、発光ダイオード(LED)や
熱電子放出型の蛍光表示管などが用いられていたが、近
年、半導体微細加工技術を駆使して基板上にミクロンサ
イズの電界放出素子をアレイ状に作成することが可能と
なり、この電界放出素子アレイを電子源として使用した
電界放出型プリントヘッドが提案されている(特開平4
−43539号公報)。
【0005】この従来の電界放出型プリントヘッドの一
構成例を図8に示す。図8において、(a)は概略平面
図、(b)はそのA−A’線に沿った概略断面図、
(c)はそのB−B’線に沿った詳細断面図である。図
示するように、この電界放出型プリントヘッドは、複数
個の電界放出素子105が形成された第1平面基板10
1と、該第1平面基板101と対向して配置され、蛍光
体106などが形成された第2平面基板102と、第1
平面基板101と第2平面基板102との間隔を一定に
保持する挟持体103と、第1平面基板101と第2平
面基板102と挟持体103とに囲まれた真空層104
とから構成されている。
【0006】第1平面基板101はn型シリコン単結晶
基板よりなり、電界放出素子105部分と基板コンタク
ト電極107部分を除きシリコン酸化膜(SiO2 膜)
101’で覆われている。第2平面基板102は透明な
ガラス基板よりなり、その表面に透明なアノード電極1
09と蛍光体106が積層されて形成されている。カソ
ード電極とゲート電極を有する電界放出素子105とア
ノード電極を有する蛍光体106は真空層104を挟ん
で対向して配置され、その一対が単位光源を構成してい
る。各単位光源は互いに分離され、アレイ状に配置され
たゲート電極に区分される1個の電界放出素子をもつ。
そして、各々の電界放出素子のカソード電極はシリコン
単結晶板を共有しており、また、アノード電極も共通と
されている。
【0007】一つの電界放出素子は、図8(c)に示す
ように、第1平面基板101の表面に形成された複数個
の突起状のカソード電極(エミッタ)111と、SiO
2 膜101’を介して形成され、それぞれの突起の近傍
に開口をもつゲート電極112よりなる。また、各々の
電界放出素子でゲート電極112は分離されて形成され
ている。なお、上記においては、第1平面基板101に
シリコン単結晶基板を用い、突起はシリコン単結晶基板
の異方性エッチングを利用して作成したものとしたが、
金属電極をもつ絶縁性基板と金属突起を用いたり、導電
性基板に金属突起を形成したものを用いることもできる
ものである。
【0008】このように構成された単位光源において、
基板コンタクト電極107を通してシリコン単結晶基板
101を接地した状態で、アノードコンタクト電極11
0およびアノード電極109を通して蛍光体106にア
ノード電圧Vakを印加し、ゲートコンタクト電極108
を通して電界放出素子105のゲート電極にゲート電圧
gkを印加すると、当該電界放出素子105のカソード
電極の突起部分にゲート電極の電界が印加され、突起先
端より電子が電界放出される。電界放出された電子はア
ノード電圧により加速されて蛍光体106に到達し、素
子に対向する部分の蛍光体106を発光させる。
【0009】このようにして、発光された光は透明のア
ノード電極109および第2平面基板102を通して放
射され、1ライン分の画像データがフィルム等の記録媒
体に発光記録される。この場合、上記したように記録媒
体またはプリントヘッド自体を移動させて、次の1ライ
ン分の画像データを記録する、線順次走査方式により画
像の記録を行なうことができるものである。この時、図
7に示すようにRGBフィルター124を移動させて主
走査を行うことにより、カラー画像の記録を行うことが
できる。このような電界放出型プリントヘッドは、半導
体微細加工技術を利用して作成されているので、高解像
度を実現することができるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電界放出型プリントヘッドにおいては電子が電
界放出される先鋭状のカソード電極の先端から約60°
の拡がりをもって放出されるため、アノードに到達した
電子はある程度広がることになる。すると、アノード側
の隣接する画素にも電子が当り、漏れ発光を生じる恐れ
があるという問題点があった。これを防止するには画素
ピッチを大きくすればよいが、画素ピッチを大きくする
と解像度が低下することになる。また、カソードとアノ
ードとの間隔を狭めるようにすれば、電子の拡がりを抑
制することができるが、カソードとアノードとの間隔を
狭めると、アノードに印加している数百ボルトの駆動電
圧に耐えることができず、その間隔は狭めることができ
ない。
【0011】そこで、本発明は、画素ピッチを大きくす
ることなく、かつ、カソードとアノードとの間隔を狭め
ることなく漏れ発光の生じない電界放出型プリントヘッ
ドを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電界放出型プリントヘッドは、カソード基
板上に形成された複数本のカソードラインと、該カソー
ドライン上にそれぞれ絶縁層を介して形成された複数本
のゲートラインと、該ゲートラインの内、奇数番目のゲ
ートラインが接続される第1ゲート引出電極と、該ゲー
トラインの内、偶数番目のゲートラインが接続される第
2ゲート引出電極と、上記カソードラインの内、奇数番
目のカソードラインと上記奇数番目のゲートラインとが
重合する部分に形成されている第1列の電界放出アレイ
と、上記カソードラインの内、偶数番目のカソードライ
ンと上記偶数番目のゲートラインとが重合する部分に形
成されている第2列の電界放出アレイと、上記カソード
基板と対向して配置されると共に、上記ゲートラインの
それぞれに形成された上記電界放出アレイに対応して蛍
光体の被着されたアノードラインを備えるアノード基板
を備え、上記第1列の電界放出アレイと、上記第2列の
電界放出アレイとが所定距離離れて千鳥状に配列されて
おり、交互に選択駆動される上記第1ゲート引出電極お
よび上記第2ゲート引出電極の内、非選択のゲート引出
電極の電位が低レベルとされるようにしたものである。
【0013】また、上記電界放出型プリントヘッドにお
いて、上記アノードラインが、上記ゲートラインと対向
して上記ゲートラインに平行に同数形成されており、該
アノードラインの内、奇数番目のアノードラインが接続
される第1アノード引出電極と、該アノードラインの
内、偶数番目のアノードラインが接続される第2アノー
ド引出電極と、上記奇数番目のアノードライン上に被着
された第1列の蛍光体と、上記偶数番目のアノードライ
ン上に被着された第2列の蛍光体と、上記第1列の蛍光
体と上記第2列の蛍光体とが、上記第1列の電界放出ア
レイと上記第2列の電界放出アレイに対応して、所定距
離離れて千鳥状に配列されており、交互に選択駆動され
る上記第1アノード引出電極および上記第2アノード引
出電極の内、非選択のアノード引出電極の電位が低レベ
ルとされるようにしたものである。
【0014】さらに、上記電界放出型プリントヘッドに
おいて、上記アノードラインが、上記ゲートラインと対
向して上記ゲートラインに略直交するように形成された
2本のアノードラインと、該2本のアノードラインの両
側に配置された2本のダミーアノードからなり、上記2
本のアノードラインの内の一方に、上記第1列の電界放
出アレイに対応して第1列の蛍光体が形成され、上記2
本のアノードラインの内の他方に、上記第2列の電界放
出アレイに対応して第2列の蛍光体が形成され、交互に
選択駆動される上記2本のアノードラインの内、選択駆
動されているアノードラインを挟む非選択のアノードラ
インと上記2本のダミーアノードの一方との電位が、低
レベルとされるようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、奇数番目のゲートラインと偶
数番目のゲートラインが交互に選択駆動される場合に、
非選択のゲートラインの電位が低電位とされるため、選
択駆動されたゲートラインが低電位のゲートラインで挟
まれるようになり、電界放出された電子を集束すること
ができる。さらに、アノード側においても選択駆動され
るアノードラインが、低電位とされた非選択のアノード
ラインおよびダミーアノードにより挟まれるため、アノ
ード側においても電子を集束することができる。従っ
て、解像度を悪化させることなく、かつアノード電位を
下げて輝度を低下させることなく、隣接する画素の漏れ
発光を防止することができる。
【0016】
【実施例】本発明の電界放出型プリントヘッドの第1実
施例を図1ないし図4を参照しながら説明するが、図1
には第1実施例の電界放出型プリントヘッドを構成する
カソード基板1を上から見たゲートラインおよびカソー
ドラインの一例を示しており、図2には、第1実施例の
電界放出型プリントヘッドを図1に示すA−A線で切断
した時の一部断面図を示し、図3には第1実施例の電界
放出型プリントヘッドの斜視図を示し、ゲートライン、
カソードライン、およびアノードラインの構成が示さ
れ、図4には第1実施例の電界放出型プリントヘッドの
駆動のタイミングチャートが示されている。
【0017】本発明の第1実施例の電界放出型プリント
ヘッドは、図2に示すようにカソード基板1の一表面に
複数本のカソードラインC1,C2,C3,・・・Cn
(図にはカソードラインC(n−2),C(n−1),
Cnの3本だけが示されている。)が形成されており、
このカソードラインC1,C2,C3,・・・Cn上に
それぞれ電界放出アレイを構成する複数のコーン状のエ
ミッタ3が形成されている。また、カソード基板1上に
はSiO2 等からなる絶縁層2が形成されており、この
上にn本のゲートラインGT11〜GT1n(図にはゲ
ートラインGT1(n−2),GT1(n−1),GT
1nの3本だけが示されている。)と、ゲートラインG
T11〜GT1nの両側にダミーゲートGT21,GT
22が形成されている。
【0018】なお、カソードラインC1〜Cnとゲート
ラインGT11〜GT1nとエミッタ3とで電界放出カ
ソードFE1〜FEnが構成されているが、奇数番目の
ゲートラインGT11,GT13,・・・GT(n−
1)で構成される電界放出カソードFE1,FE3,・
・・FE(n−1)は、図示するように一列上に配置さ
れ、偶数番目のゲートラインGT12,GT14,・・
・GTnで構成される電界放出カソードFE2,FE
4,・・・FEnも一列上に配置される。これらの電界
放出カソード間の間隔はΔP(図1参照)とされる。こ
の結果、電界放出カソードFE1〜FEnは図1に示す
ように、千鳥状に配列されることになる。
【0019】また、カソード基板1に対向してアノード
基板10が所定間隙をもって配置されており、このアノ
ード基板10にはゲートラインと同数のn本のアノード
ラインA11〜A1n(図にはアノードラインA1(n
−2),A1(n−1),A1nの3本だけが示されて
いる。)と、アノードラインA11〜A1nの両側にダ
ミーアノードA21,A22が形成されて(図にはダミ
ーアノードA22だけが示されている。)いる。さら
に、図3に示すようにアノードラインA11〜A1nの
内の奇数番目のアノードラインA11,A13,A1
(n−1)は、第1アノード引出電極A1に接続され、
アノードラインの内の偶数番目のアノードラインA1
2,A14,A1nは、第2アノード引出電極A2に接
続される。このようにアノード側の電極の構成は、図3
に示すようにゲート側の電極の構成とほぼ同一の構成と
される。
【0020】また、n本のアノードラインA11〜A1
nには、カソード基板1に形成されている電界放出カソ
ードFE1〜FEnに対向する位置に、それぞれドット
状の蛍光体11が被着されている。従って、ドット状の
蛍光体11は図3に示すように千鳥状に配列されるよう
になる。このように、電界放出カソードFE1〜FEn
およびドット状の蛍光体11が千鳥状に配列されるた
め、隣接する画素間の距離が結果的に大きくなり、電界
放出カソードから放出された電子による隣接するドット
状の蛍光体11の漏れ発光を抑制することができる。
【0021】なお、カソード基板1とアノード基板10
と図示しない側板とで真空気密容器が形成されており、
その内部は高真空とされている。また、ドット状の蛍光
体11の発光をアノード基板10を介して取り出してい
るため、アノード基板10はガラス製とされている。た
だし、カソード基板1もガラス製とすることができる。
また、アノードラインA11〜A1nおよびアノード引
出電極A1,A2は、通常ITO等の透明導電材により
形成されるが、アルミニウム等の金属薄膜製とすること
もできる。この場合は、ドット状の蛍光体11が被着さ
れるアノードラインA11〜A1nの部分に窓を開け
て、窓を介してドット状の蛍光体11の発光を取り出す
ようにする。さらに、アルミニウム薄膜等の金属薄膜に
よる反射を防ぐために、アノード基板10とアルミニウ
ム薄膜との界面に酸化チタン膜を設けて、反射防止層を
形成するようにしてもよい。これにより、コントラスト
の高い発光を得ることができる。
【0022】次に、このように構成された第1実施例の
電界放出プリントヘッドを駆動する方法を図4に示す駆
動パルスのタイムチャートを参照しながら説明する。前
記したように、n本のゲートラインGT11〜GTnの
うちの奇数番目のゲートラインGT11,GT13,G
T15,・・・GT1(n−1)は、第1ゲート引出電
極GT1に接続され、n本のゲートラインGT11〜G
Tnのうちの偶数番目のゲートラインGT12,GT1
4,GT16,・・・GT1nは、第2ゲート引出電極
GT2に接続されており、第1ゲート引出電極GT1と
第2ゲート引出電極GT2とは、図4(a)(b)に示
すように、交互に選択駆動される。この場合、非選択の
ゲート引出電極の電位は、低レベル(あるいはゼロレベ
ルまたは負レベルとしてもよい。)とされている。
【0023】例えば、第1ゲート引出電極GT1が選択
駆動された時に、ゲートラインGT13を例に挙げると
その両側に位置するゲートラインGT12およびゲート
ラインGT14の電位が低レベルとなる。すると、両側
に配置された低レベルのゲートラインGT12,GT1
4の電界の影響を受けて、ゲートラインGT13から放
出された電子は拡散されず集束されるようになる。この
ようにして、第1ゲート引出電極GT1が選択駆動され
た時に、奇数番目のゲートラインGT11,GT13,
GT15,・・・GT1(n−1)から放出された電子
が集束され、次に第2ゲート引出電極GT2が選択駆動
された時には、奇数番目のゲートラインGT11,GT
13,GT15,・・・GT1(n−1)の電位が低レ
ベル(あるいはゼロレベルまたは負レベルとしてもよ
い。)とされるため、偶数番目のゲートラインGT1
2,GT14,GT16,・・・GT1nから放出され
た電子が集束されるようになる。
【0024】なお、ゲートラインGT11およびゲート
ラインG1nの外側にはゲートラインは存在しないの
で、ダミーゲートGT21,GT22を設けるようにし
て電子を集束している。また、奇数番目のアノードライ
ンA11,A13,・・・A1(n−1)が接続された
第1アノード引出電極A1と、偶数番目のアノードライ
ンA12,A14,・・・A1nが接続された第2アノ
ード引出電極A2も同図(c)(d)に示すように、交
互に選択駆動される。この場合、第1アノード引出電極
A1の駆動パルスと、第1ゲート引出電極GT1の駆動
パルスは同期しており、第2アノード引出電極A2の駆
動パルスと、第2ゲート引出電極GT2の駆動パルスは
同期している。
【0025】これにより、第1ゲート引出電極GT1が
駆動されて、奇数番目のゲートラインGT11,GT1
3,GT15,・・・GT1(n−1)から放出された
電子は、対向する第1アノード引出電極A1が駆動され
るため、奇数番目のアノードラインA11,A13,A
1(n−1)に被着されたドット状の蛍光体11に当る
ようになり、そのドット状の蛍光体11が発光するよう
になる。この時、奇数番目のカソード電極C1,C3,
・・・C(n−1)には1ライン分の奇数番目の画像デ
ータが、図4(e)に示すように供給されており、奇数
番目のアノードラインA11,A13,・・・A1(n
−1)に被着されたドット状の蛍光体11は、この画像
データに応じて発光制御される。
【0026】なお、第1アノード引出電極A1が選択駆
動されている時は、非選択とされた第2アノード引出電
極A2の電位は低レベル(あるいはゼロレベルまたは負
レベルとしてもよい。)とされている。例えば、アノー
ドラインA13を例に挙げるとその両側に位置するアノ
ードラインA12およびアノードラインA14の電位が
低レベルとなる。すると、両側に配置された低レベルの
アノードラインA12,A14の電界の影響を受けて、
アノードラインA13に到達する電子はより集束される
ようになる。従って、奇数番目のゲートラインGT1
1,GT13,GT15,・・・GT1(n−1)から
放出された電子は、より集束されて奇数番目のアノード
ラインA11,A13,・・・A1(n−1)に到達す
るようになる。
【0027】次いで、第2ゲート引出電極GT2が駆動
されて、偶数番目のゲートラインGT12,GT14,
GT16,・・・GT1nから放出された電子は、対向
する第2ノード引出電極A2が駆動されるため、奇数番
目のアノードラインA12,A14,A1nに被着され
たドット状の蛍光体11に当るようになり、その蛍光体
11が発光するようになる。この時、偶数番目のカソー
ド電極C2,C4,・・・Cnには1ライン分の偶数番
目の画像データが、図4(f)に示すように供給されて
おり、偶数番目のアノードラインA12,A14,・・
・A1nに被着されたドット状の蛍光体11は、この画
像データに応じて発光制御される。
【0028】なお、第2アノード引出電極A2が選択駆
動されている時は、非選択とされた第1アノード引出電
極A1の電位は低レベル(あるいはゼロレベルまたは負
レベルとしてもよい。)とされて、前述と同様に偶数番
目のゲートラインGT12,GT14,GT16,・・
・GT1nから放出された電子は、より集束されて偶数
番目のアノードラインA12,A14,・・・A1nに
到達するようになる。以上により1ライン分の画像の発
光信号がプリントヘッドから取り出されるようになり、
1ライン分の画像が記録媒体に記録されることになる。
以降同様に線順次の走査が順次行われて、1画面の画像
が記録媒体に発光記録されるようになる。
【0029】なお、奇数番目のゲートラインGT11,
GT13,GT15,・・・GT1(n−1)上の電界
放出アレイFE1,FE3,・・・FE(n−1)の列
と、偶数番目のゲートラインGT12,GT14,GT
16,・・・GT1n上の電界放出アレイFE2,FE
4,・・・FEnの列とは漏れ発光をより防止するため
に、間隔ΔPの距離がおかれているため、奇数番目のカ
ソードラインC1,C3,・・・C(n−1)に供給さ
れる1ライン分の画像データに対して、偶数番目のカソ
ードラインC2,C4,・・・Cnに供給される1ライ
ン分の画像データとしては、間隔ΔPに応じて遅れたラ
インの画像データを供給するようにする。
【0030】この場合、偶数番目のアノードラインA1
2,A14,・・・A1nの駆動は、奇数番目のアノー
ドラインA11,A13,・・・A1nに比較して、1
表示期間の半周期遅れるため、この遅れを考慮して整数
ライン分遅れた画像データを偶数番目のカソードライン
C2,C4,・・・Cnに供給できるような間隔ΔPと
するのが、画像データ供給の上から好適である。
【0031】次に、本発明の電界放出型プリントヘッド
の第2実施例の構成を図5に示す。図5は第2実施例の
電界放出型プリントヘッドの斜視図であり、ゲートライ
ン、カソードライン、およびアノードラインの構成が示
され、カソード基板およびアノード基板は省略して示し
ている。第2実施例は、前記した第1実施例と比較して
アノード側の構成が異なるものとされており、カソード
側が同一構成とされているので、カソード側の説明は省
略する。
【0032】アノード側は、ゲートラインGT11〜G
T1nにほぼ直交して配置されたストライプ状の2本の
アノードラインA11,A12と、アノードラインA1
1,A12の両側に配置された2本のダミーアノードA
21,A22とから構成されている。アノードラインA
1,アノードラインA2にはそれぞれドット状の蛍光体
11が被着されているが、アノードラインA1に被着さ
れたドット状の蛍光体11は、奇数番目のゲートライン
GT11,GT13,・・・GT1(n−1)に形成さ
れた電界放出アレイFE1,FE3,・・・FE(n−
1)に対向しており、アノードラインA2に被着された
ドット状の蛍光体11は、偶数番目のゲートラインGT
12,GT14,・・・GT1nに形成された電界放出
アレイFE2,FE4,・・・FEnに対向している。
【0033】そして、アノードラインA11とダミーア
ノードA22とは第1アノード引出電極A1に接続され
ており、アノードラインA12とダミーアノードA21
とは第2アノード引出電極A2に接続されている。これ
により次のように効果的に電界放出プリントヘッドを動
作させることができる。第1アノード引出電極A1およ
び第2アノード引出電極A2とは、第1実施例と同様に
図4(c)(d)に示すタイミングで選択駆動される。
例えば、第1アノード引出電極A1が駆動されると、ア
ノードラインA11にアノード駆動電圧が印加され、非
選択のアノードラインA12は低レベル(ゼロレベルあ
るいは負レベルでもよい。)の電位とされる。すると、
アノードラインA11は低レベルのアノードラインA1
2およびダミーアノードA21により挟まれるようにな
るため、その電界の作用により奇数番目のゲートライン
GT11,GT13,・・・GT1(n−1)から放出
された電子は、集束されてアノードラインA11に到達
するようになる。
【0034】この場合、集束される方向は、アノードラ
インA11,A12と直交する方向とされるが、前記し
た奇数番目のゲートラインGT11,GT13,・・・
GT1(n−1)と偶数番目のゲートラインGT12,
GT14,・・・GT1nとの作用により電子が集束さ
れる方向は、アノードラインA11,A12と平行な方
向となるので、選択駆動されたそれぞれの電界放出アレ
イから放出された電子はその集束断面が円形となるよう
に、効果的に集束されるようになる。すなわち、放出電
子の集束作用が向上するようになる。
【0035】また、第2実施例におけるアノード側の変
形例の構成を図6に示す。前記5に示すアノードライン
A11,A12およびダミーアノードA21,A22
は、通常ITO等の透明導電材により形成されるが、こ
の図に示すアノードラインA11,A12およびダミー
アノードA21,A22はアルミニウム等の金属薄膜製
とされている。すると、アノードラインA11,A12
は光を透過しないため、アノードラインA11,A12
に軸方向に細長いスリット12を形成する。そして、こ
のスリット12を覆うように蛍光体11を被着する。こ
れにより、蛍光体11の発光をスリット12を介して取
り出すことができるようになる。
【0036】なお、図5に示すアノードラインA11,
A12およびダミーアノードA21,A22もアルミニ
ウム等の金属薄膜製とすることもできる。この場合は、
ドット状の蛍光体11が被着されるアノードラインA1
1,A12の部分に窓を開けて、窓を介してドット状の
蛍光体11の発光を取り出すようにする。このように、
アノードラインA11,A12およびダミーアノードA
21,A22をアルミニウム薄膜等により作製する場合
は、その反射を防ぐために、アノード基板10とアルミ
ニウム薄膜との界面に酸化チタン膜を設けて、反射防止
層を形成するようにする。これにより、コントラストの
高い発光を得ることができる。
【0037】なお、金属薄膜製のアノードラインA1
1,A12に窓あるいはスリットを設けることにより、
薄膜レベルで高精細な発光パターンを得ることができる
ようになるので、蛍光体11のパターニングの精度の許
容範囲を広げることができ、その作製を容易に行えるよ
うになる。
【0038】以上説明した電界放出型プリントヘッドに
おいては、カソードラインC1〜Cnは奇数番目のカソ
ードラインC1,C3,・・・C(n−1)と偶数番目
のカソードラインC2,C4,・・・Cnとが交互に選
択駆動されるので、隣接する奇数番目のカソードライン
と偶数番目のカソードラインとを接続して、1つのカソ
ードドライバにより駆動することが可能である。このよ
うにすれば、カソードドライバ数を半減することができ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、奇数番目
のゲートラインと偶数番目のゲートラインが交互に選択
駆動される場合に、非選択のゲートラインの電位が低電
位(ゼロ電位あるいは負電位でもよい。)とされるた
め、選択駆動されたゲートラインが低電位のゲートライ
ンで挟まれるようになり、選択駆動されたゲートライン
から電界放出された電子を集束することができる。さら
に、アノード側においても選択駆動されるアノードライ
ンが、低電位とされた非選択のアノードラインおよびダ
ミーアノードにより挟まれるため、アノード側において
も電子を集束することができる。この場合、ゲート側と
アノード側とで電子を集束する方向を直交するようにす
ると、効率的に集束することができる。
【0040】従って、解像度を悪化させることなく、か
つアノード電位を下げて輝度を低下させることなく、隣
接する画素の漏れ発光を防止することができる。また、
奇数番目のゲートラインと偶数番目のゲートラインとに
形成されている電界放出アレイが千鳥状に配置されてい
るため、見かけ状の隣接する画素間隔を大きくすること
ができ高解像度とすることができる。例えば、600d
pi以上の高解像度を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電界放出型プリントヘッドの第1実施
例のゲートラインとカソードラインの構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の電界放出型プリントヘッドの第1実施
例の構成を示す一部側断面図である。
【図3】本発明の電界放出型プリントヘッドの第1実施
例のゲートラインとカソードラインとアノードラインの
構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の電界放出型プリントヘッドを駆動する
駆動パルスのタイミングチャートを示す図である。
【図5】本発明の電界放出型プリントヘッドの第2実施
例のゲートラインとカソードラインとアノードラインの
構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の電界放出型プリントヘッドの第2実施
例の変形例を示す図である。
【図7】従来の光学式プリンタの概略構成を示す図であ
る。
【図8】従来の電界放出型プリントヘッドの概略構成を
示す上面図、正面の断面図、側断面図である。
【符号の説明】
1 カソード基板 2 絶縁層 3 エミッタ 4 開口部 10 アノード基板 11 蛍光体 12 スリット 101 第1平面基板 102 第2平面基板 103 挟持体 104 真空層 105 電界放出素子 107 基板コンタクト電極 108 ゲートコンタクト電極 110 アノードコンタクト電極 A11,A12,・・・A1n アノードライン A21,A22 ダミーアノード C1,C2,C3・・・,Cn カソードライン FE1,FE2,・・・FEn 電界放出アレイ GT1,GT2 ゲート引出電極 GT21,GT22 ダミーゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソード基板上に形成された複数本のカ
    ソードラインと、 該カソードライン上にそれぞれ絶縁層を介して形成され
    た複数本のゲートラインと、 該ゲートラインの内、奇数番目のゲートラインが接続さ
    れる第1ゲート引出電極と、該ゲートラインの内、偶数
    番目のゲートラインが接続される第2ゲート引出電極
    と、 上記カソードラインの内、奇数番目のカソードラインと
    上記奇数番目のゲートラインとが重合する部分に形成さ
    れている第1列の電界放出アレイと、 上記カソードラインの内、偶数番目のカソードラインと
    上記偶数番目のゲートラインとが重合する部分に形成さ
    れている第2列の電界放出アレイと、 上記カソード基板と対向して配置されると共に、上記ゲ
    ートラインのそれぞれに形成された上記電界放出アレイ
    に対応して蛍光体の被着されたアノードラインを備える
    アノード基板を備え、 上記第1列の電界放出アレイと、上記第2列の電界放出
    アレイとが所定距離離れて千鳥状に配列されており、交
    互に選択駆動される上記第1ゲート引出電極および上記
    第2ゲート引出電極の内、非選択のゲート引出電極の電
    位が低レベルとされることを特徴とする電界放出型プリ
    ントヘッド。
  2. 【請求項2】 上記アノードラインが、上記ゲートライ
    ンと対向して上記ゲートラインに平行に同数形成されて
    おり、 該アノードラインの内、奇数番目のアノードラインが接
    続される第1アノード引出電極と、該アノードラインの
    内、偶数番目のアノードラインが接続される第2アノー
    ド引出電極と、 上記奇数番目のアノードライン上に被着された第1列の
    蛍光体と、上記偶数番目のアノードライン上に被着され
    た第2列の蛍光体と、 上記第1列の蛍光体と上記第2列の蛍光体とが、上記第
    1列の電界放出アレイと上記第2列の電界放出アレイに
    対応して、所定距離離れて千鳥状に配列されており、交
    互に選択駆動される上記第1アノード引出電極および上
    記第2アノード引出電極の内、非選択のアノード引出電
    極の電位が低レベルとされることを特徴とする請求項1
    記載の電界放出型プリントヘッド。
  3. 【請求項3】 上記アノードラインが、上記ゲートライ
    ンと対向して上記ゲートラインに略直交するように形成
    された2本のアノードラインと、該2本のアノードライ
    ンの両側に配置された2本のダミーアノードからなり、 上記2本のアノードラインの内の一方に、上記第1列の
    電界放出アレイに対応して第1列の蛍光体が形成され、
    上記2本のアノードラインの内の他方に、上記第2列の
    電界放出アレイに対応して第2列の蛍光体が形成され、 交互に選択駆動される上記2本のアノードラインの内、
    選択駆動されているアノードラインを挟む非選択のアノ
    ードラインと上記2本のダミーアノードの一方との電位
    が、低レベルとされることを特徴とする請求項1記載の
    電界放出型プリントヘッド。
JP18331095A 1995-06-28 1995-06-28 電界放出型プリントヘッド Withdrawn JPH0911535A (ja)

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US08/672,702 US6002414A (en) 1995-06-28 1996-06-27 Field emission print head
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FR9608069A FR2736172B1 (fr) 1995-06-28 1996-06-28 Tete d'impression a emission de champ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839409B1 (ko) * 2002-03-27 2008-06-19 삼성에스디아이 주식회사 전계 방출 표시소자
JP2010503188A (ja) * 2007-10-26 2010-01-28 クムホ エレクトリック インコーポレイテッド 電界放出装置

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KR100839409B1 (ko) * 2002-03-27 2008-06-19 삼성에스디아이 주식회사 전계 방출 표시소자
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