JPH09115249A - 光デイスク、光デイスク識別方法、光デイスク駆動装置識別方法及び光デイスク装置 - Google Patents

光デイスク、光デイスク識別方法、光デイスク駆動装置識別方法及び光デイスク装置

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JPH09115249A
JPH09115249A JP29738195A JP29738195A JPH09115249A JP H09115249 A JPH09115249 A JP H09115249A JP 29738195 A JP29738195 A JP 29738195A JP 29738195 A JP29738195 A JP 29738195A JP H09115249 A JPH09115249 A JP H09115249A
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Japan
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address
disk
disk drive
optical disk
drive device
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Application number
JP29738195A
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English (en)
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Tatsuya Inoguchi
達也 猪口
Osamu Udagawa
治 宇田川
Yasuyoshi Kaneko
康芳 金子
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デイスク駆動装置のアドレス管理方法と光デイ
スクのアドレス管理方法とが異なると光デイスクを再生
できなかつた。 【解決手段】特定のアドレス管理方法に準拠したデイス
クであるか否かを示す情報をトラツク上の固定位置に記
録する。これにより読み取り対象であるデイスクのアド
レス管理方法がこれを駆動するデイスク駆動装置のアド
レス管理方法と異なつている場合でも現在駆動中の光デ
イスクがいかなるアドレス管理方法に準拠するものか固
定位置に記録している情報から判別できる。この判別結
果に基づいて適切なアドレス変換プログラムを実行すれ
ば従来読めなかつたデイスクを読めるようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)デイスク状記録媒体 (1−1)CD−Rデイスクの論理構造(図1〜図5) (1−2)アドレス管理方法(図6) (1−3)実施形態に係るデイスク構造(図7) (2)光デイスク装置(図8〜図10) (3)変形例 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は再生専用型光デイス
ク(以下、CD−ROM(Compact Disc Read Only Mem
ory )デイスクという)駆動装置や追記型デイスク(以
下、CD−R(Compact Disc write once Read memory
)デイスクという)駆動装置が市場に並存する環境下
で使用されるデイスク装置に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】今日、画像や文書等を永久保存するのに
適した記録媒体としてCD−Rデイスクが注目され実用
化され始めている。ところがこのCD−Rデイスクで
は、仕様決定の段階において、パケツト記録方式という
新たな記録手法と、「AddressingMethod-II」と呼ばれ
る新たなアドレス管理方式とが定義されたので、この規
格に対応していない従来のデイスク駆動装置を接続した
システムではこの仕様に準拠するデイスクを読めないと
いう問題があつた。
【0004】例えばCD−ROMデイスク駆動装置は
「Addressing Method-II」に対応していないため何らか
の工夫をしない限り正しい位置にアクセスすることがで
きない。この場合、CD−ROMデイスク駆動装置とコ
ンピユータのOS(OperatingSystem)との間にアドレ
スを変換するソフトウエアを挿入し、あたかもCD−R
デイスク駆動装置が接続されているようにコンピユータ
のOSに見せかけることが一つの解決方法として考えら
れる。
【0005】しかしこのためにはデイスク駆動装置に挿
入されたデイスクが「Addressing Method-II」に対応す
るものであるのか否か及び現在接続されているデイスク
駆動装置が「Addressing Method-II」に対応しているデ
イスク駆動装置であるのか否かをコンピユータのOSが
知つている必要がある。なおCD−Rデイスクでは「Ad
dressing Method-II」を使用するデイスクであることを
表す情報をトラツク(オーデイオデータの場合の曲に相
当する単位)の先頭部分(インデツクス部分)に記録す
ることになつた。
【0006】従つてこの情報を正確に読み出すことがで
きれば少なくとも挿入されたデイスクが「Addressing M
ethod-II」に準拠するデイスクであるのか(すなわちC
D−Rデイスクであるのか)それとも準拠していないデ
イスクであるのか判別することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来用いられて
きたCD−ROMデイスク駆動装置のほとんどはこれら
情報が記録されたトラツクのデータを読めない仕様にな
つており、アドレス変換ソフトを用いても「Addressing
Method-II」に準拠するデイスクが挿入されたか否かを
知ることができない。また今後、市場には、「Addressi
ng Method-II」に対応したデイスク駆動装置と未対応の
デイスク駆動装置とが同時に存在する時期が予想される
が、これまではデイスク駆動装置が「Addressing Metho
d-II」に準拠しているかどうかを普遍的に知り得る方法
がなかつたため機種名を判別に使うより方法がなかつ
た。このため新規種がでるとアドレス変換ソフトを作り
直さなければならなかつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、挿入されたデイスクが「Addressing Method-II」に
準拠したデイスクか否か確実に判別できるデイスク状記
録媒体及びデイスク判別方法を提案しようとするもので
ある。またデイスクを駆動するデイスク駆動装置自体が
CD−Rデイスクの規格に準拠したデイスク駆動装置で
あるか否かを判別できる機能を具えるデイスク装置を提
案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の光デイスクにおいては、特定のアドレス管理
方法に準拠したデイスクであるか否かを示す情報をトラ
ツク上の固定位置に記録するようにする。このように情
報を記録する位置をデイスク上の固定位置に限定したこ
とにより、読み取り対象であるデイスクのアドレス管理
方法がこれを駆動するデイスク駆動装置のアドレス管理
方法と異なつている場合でもこれらの情報については読
み取ることができる。
【0010】また本発明における光デイスクにおいて
は、トラツクを構成する複数のパケツトのうち先頭パケ
ツト内の固定位置に、当該トラツク内の2番目以降のパ
ケツトの特定位置を指定するアドレスを記録しておく。
さらに当該アドレスに対応する2番目以降のパケツト内
のうち第1のアドレス管理方法に対応するデイスク駆動
装置を用いて上記アドレスをアクセスする場合にアクセ
スされる第1の位置に現在動作中のデイスク駆動装置が
第1のアドレス管理方法に対応したデイスク駆動装置で
あることを示す情報を記録する。
【0011】また第2のアドレス管理方法に対応するデ
イスク駆動装置を用いてアドレスにアクセスする場合に
アクセスされる第2の位置に現在動作中のデイスク駆動
装置が第2のアドレス管理方法に対応したデイスク駆動
装置であることを示す情報を記録する。このように本来
同じアドレスであつてもアドレス管理方法が異なれば異
なる物理アドレスにアクセスされるという特徴を生か
し、制御装置に接続されているデイスク駆動装置の対応
するアドレス管理方法を自動的に識別できるようにする
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0013】(1)デイスク状記録媒体 (1−1)CD−Rデイスクの論理構造 まず図1にCD−Rデイスクの論理構造を示す。このう
ち図1(A)は最上位の論理構造を表し、図1(B)、
(C)及び(D)はそれぞれその下位に属する論理構造
を表している。さて図1(A)に示すように、CD−R
デイスクにはデイスクの内周側から外周方向へ1又は複
数の記録領域を記録できるようになされている。これら
記録領域は最内周から外周方向に対して順に第1セツシ
ヨン、第2セツシヨン、第3セツシヨン……と呼ばれ
る。
【0014】ここで各セツシヨンはリードインエリア
(Lead In Area)、プログラムエリア(Program Are
a)、リードアウトエリア(Lead Out Area)によつて構
成される。ただしCD−Rデイスクの場合、リードイン
エリアとリードアウトエリアとに関してはプログラムエ
リアについてデータの書き込みが終了した時点で書き込
まれる。このため全てのデータが書き込まれていない状
態ではCD−ROMデイスク駆動装置で読むことができ
ない。
【0015】なお第1セツシヨンのさらに内周にはPC
A(Power Calibration Area)領域とPMA(Program
Memory Area )領域とが設けられている。これらはそれ
ぞれレーザパワーの調整用及び各セツシヨンの管理用に
使用される領域である。さて各セツシヨンのプログラム
エリアは、図1(B)に示すように、それぞれ1又は複
数のトラツクによつて構成され、さらに各トラツクは図
1(C)に示すようにインデツクス領域と複数のパケツ
ト領域とで構成される。現在の規格では図1(C)に示
すインデツクス領域に「write method」と呼ばれるパケ
ツトの種別を表す情報と、「paket length」と呼ばれる
アドレス変換用の情報とを記録するようになされてい
る。
【0016】ここでパケツトの種別には図2に示す固定
長パケツト構造の他、図3に示す単一パケツト構造や図
4に示すように可変長パケツト構造がある。図2に示す
固定長パケツト構造は「Addressing Method-II」に対応
するパケツト構造であり、図3や図4に示す単一パケツ
ト構造や可変長パケツト構造はそれぞれ「AddressingMe
thod-I 」に対応するパケツト構造である。従つて「wri
te method」に固定長パケツト構造の記載があれば、読
み出し対象であるトラツクがCD−Rの規格に準拠した
アドレス構造を採ることが分かる。しかし前述したよう
に、現在使用されているCD−ROMデイスク駆動装置
ではこの情報を読み取れない場合がほとんどである。
【0017】また「paket length」に記載されるパケツ
ト長とは、図1(D)に示す各パケツト内のユーザデー
タ領域を構成するブロツク領域の個数のことであり、ア
ドレスを発生する際に使用される。なおこれらユーザデ
ータ領域の前後には図5に示すようにパケツト間の接続
用にリンク領域が設けられており、それぞれリンクブロ
ツク(Link Block)、ランインブロツク群(Run-in Blo
cks )、ランアウトブロツク群(Run-out Blocks)と呼
ばれている。この例ではリンク領域として7ブロツクが
割り当てられている。以上がCD−Rデイスクに用いら
れる論理構造である。
【0018】(1−2)アドレス管理方法 次に「Addressing Method-I 」及び「Addressing Metho
d-II」のそれぞれによるアドレスの与え方を図6を用い
て説明する。ただし図6において横軸(HA:Header A
ddress)は物理アドレスを表し、縦軸(LBN:Logica
l Block Number)はコンピユータ側が管理する論理アド
レスを表している。さて「Addressing Method-I 」は物
理アドレスと論理アドレスとの間に線形性が認められる
領域であり、図中では「02:02:00」までの領域が該当す
る。
【0019】一方、「Addressing Method-II」は物理ア
ドレスと論理アドレスとの間に線形性が認められない領
域であり、図中では第2トラツクの固定パケツト群がこ
れに対応する。すなわち「Addressing Method-II」では
リンク領域のアドレスを論理アドレス上同じアドレスと
みなすように処理している。図中ではこのリンク領域の
部分で物理アドレスと論理アドレスとを対応付ける線分
が階段状になつている。なお先頭パケツトにはこれらリ
ンク領域がないので「Addressing Method-I 」であつて
も「Addressing Method-II」であつても論理アドレスに
対応する物理アドレスに差はなく、同じ物理アドレスが
対応する。なお本願はこの点を利用する。
【0020】(1−3)実施形態に係るデイスク構造 さて本願では「Addressing Method-II」に対応していな
いデイスク駆動装置でも、すなわちCD−ROMデイス
ク駆動装置でも挿入されたデイスクがCD−Rデイスク
であることを判別できるようにするため、第1トラツク
のうち第1パケツトの固定位置にそのトラツクが「Addr
essing Method-II」を使つているか否かを表す情報を予
め記録するようにする。
【0021】なお「Addressing Method-II」を使つてい
る場合には同じく当該トラツクのうち先頭パケツトの固
定位置にパケツト長を記録するようにする。ただしこれ
らの位置としては他の有効データの邪魔にならない位置
を選ぶ。このようにこの種のデータを記録する位置をア
ドレス管理方法の違いによる物理アドレスの差が生じな
いデータ領域部分の特定位置に限定したことにより、コ
ンピユータに接続されたデイスク駆動装置がCD−RO
Mデイスク駆動装置であるかCD−Rデイスク駆動装置
であるかによらずデイスク又はあるトラツクのアドレス
管理方法を識別できるようにすることが可能となる。な
お一般にはトラツクごとにアドレス方法が切り替わるこ
とはないので先頭トラツクについてこれらの情報が得ら
れれば、再生対象であるデイスクに用いられるアドレス
管理方法が分かる。
【0022】さて以上はデイスク又は各トラツクに用い
られるアドレス管理方法をデイスク駆動装置の種別によ
らず認識できるようにするための技術であるが、続いて
デイスク駆動装置自体が「Addressing Method-II」に対
応した専用のデイスク駆動装置であるか否かを自動判別
できるようにするための技術を説明する。このため図7
に示すように、同じく第1パケツトの固定位置に第2パ
ケツト以降のあるアドレスを特定するための論理アドレ
スA1を書き込んでおくようにする。
【0023】さらにこの論理アドレスA1と線形に対応
する物理アドレスD1にはデイスク駆動装置が「Addres
sing Method-II」に未対応であることを示す情報を記録
し、この論理アドレスA1と非線形に対応する物理アド
レスD2にはデイスク駆動装置が「Addressing Method-
II」に対応していることを示す情報を記録するようにす
る。
【0024】例えば論理アドレスA1が指定するアドレ
スが第2パケツトのアドレスの場合には第1の物理アド
レスD1と第2の物理アドレスD2との間に7ブロツク
の差がでる。すなわちリンク領域のブロツクを読み飛ば
す分、第2の物理アドレスD2の方が大きくなる。この
ような情報をデイスクの所定位置に記録しておけば、コ
ンピユータに接続されているデイスク駆動装置が「Addr
essing Method-II」に対応しているか否かによらず、接
続されているデイスク駆動装置の種別を確認することが
可能になる。
【0025】(2)光デイスク装置 図8にデイスク駆動装置を外部記憶装置として用いる光
デイスク装置1の構成例を示す。光デイスク装置1は小
型コンピユータ2を中心に構成され、小型コンピユータ
2にモニタ3、入力装置4及びCD−Rデイスク駆動装
置5A、CD−ROMデイスク駆動装置5Bが接続され
るようになされている。
【0026】ここでCD−Rデイスク駆動装置5A及び
CD−ROMデイスク駆動装置5Bは小型コンピユータ
2に対してインターフエース2E2を介して接続されて
おり、CPU2AはRAM2B上で実行されるソフトウ
エアプログラムに基づいてCD−Rデイスク駆動装置5
AやCD−ROMデイスク駆動装置5Bを駆動するよう
になされている。
【0027】さらにCPU2Aにはインターフエース2
E1を介して内蔵型のハードデイスク駆動装置2Fが接
続され、ここから各種周辺機器を駆動するプログラム等
が読み出されて実行されるようになされている。またR
OM2CにはBIOS(Basic In Out System )が記憶
されており、起動時に読み込まれるようになされてい
る。
【0028】さてRAM2Bで実行されるソフトウエア
構造を図9に示す。この図9に示すようにオペレーテイ
ングシステム(OS)上で動作するCD−Rフアイルシ
ステムがCD−Rデイスクドライバ及びCD−Rデイス
クドライバを駆動すると共に、現在駆動中のデイスクが
「Addressing Method-II」に対応したデイスクか否か判
別するようなされている。
【0029】なお外部接続されているデイスク駆動装置
がCD−ROMデイスク駆動装置であつて現在再生中の
デイスクがCD−Rデイスクであることがデイスクより
読み出された場合には、CD−RフアイルシステムとC
D−ROMデイスクドライバとの間にアドレス変換ドラ
イバを挿入して論理アドレスと物理アドレスとの整合を
採りCD−ROMデイスク駆動装置であつてもCD−R
デイスクの所定位置をアクセスしてデータを読めるよう
になされている。
【0030】これら一連の処理を実現するプログラムの
実行手順を図10に示す。CPU2AはステツプSP1
から処理を開始すると、まずステツプSP2においてア
ドレス管理方法が「Addressing Method-II」に対応して
いるか否かをデイスク上の固定位置から読み出す。なお
これら情報は(1)項において説明したように第1トラ
ツクのうち第1パケツトの固定位置に記録されており、
デイスク駆動装置や媒体の種別によらず読み出すことが
できるようになされている。
【0031】これら固定位置から必要なデータが読み出
されると、CPU2AはステツプSP3に移り、現在再
生中のデイスクが「Addressing Method-II」に対応して
いるデイスクか否か判別する。ここで否定結果が得られ
た場合には、デイスクが「Addressing Method-II」に未
対応であること、すなわちCD−ROMデイスクである
ことが分かるのでステツプSP4に移り判定処理を終了
する。これはCD−ROMデイスクであれば小型コンピ
ユータ2に外部接続されているデイスク駆動装置がCD
−Rデイスク駆動装置5AであつてもCD−ROMデイ
スク駆動装置5Bであつてもデータの読み出しには支障
がないからである。
【0032】一方、ステツプSP3において肯定結果が
得られると、このことは現在再生中のデイスクが「Addr
essing Method-II」に対応していること、すなわちCD
−Rデイスクであることを意味する。このときCPU2
AはステツプSP5に進み、第1トラツクにおける第1
パケツトの固定位置からパケツト長を読み出すと共にス
テツプSP6で現在接続されているデイスク駆動装置の
対応するアドレス管理方法を知るための固定アドレスを
得る。因みにこの固定アドレスは図7において説明した
論理アドレスA1である。
【0033】このときデイスク駆動装置は備わつている
アドレス管理方法に基づいて論理アドレスA1に対応す
る物理アドレスD1又はD2のいずれか一方にアクセス
し、該当する物理アドレスD1又はD2から記録されて
いる情報を読み出す。例えばCD−Rデイスク駆動装置
5Aであれば「Addressing Method-II」に対応するデイ
スク駆動装置であるとの情報が得られ、CD−ROMデ
イスク駆動装置5Bであれば「Addressing Method-II」
に未対応のデイスク駆動装置であるとの情報が得られ
る。
【0034】CPU2Aはこの情報をステツプSP7で
判別し、「Addressing Method-II」に対応するデイスク
駆動装置である場合にはステツプSP8に進む。この枝
が選択される組み合わせはデイスクがCD−Rデイスク
であつて、さらにデイスク駆動装置がCD−Rデイスク
駆動装置である組み合わせであるのでCPU2Aはアド
レス変換ドライバを起動しないように動作する。この
後、ステツプSP9で処理を終了する。
【0035】これに対してステツプSP7で「Addressi
ng Method-II」に未対応のデイスク駆動装置であること
が分かつた場合にはステツプSP10に進む。この枝が
選択される組み合わせはデイスクがCD−Rデイスクで
あつて、さらにデイスク駆動装置がCD−ROMデイス
ク駆動装置である組み合わせである。この場合、なんら
かの手段が講じられなければデイスクのアドレス管理方
法とデイスク駆動装置のアドレス管理方法とが矛盾しデ
ータを読めないので、CPU2AはステツプSP10に
おいてアドレス変換ドライバを起動する。
【0036】これによりCPU2Aが指定する論理アド
レスはアドレス変換ドライバにおいてリンク領域のブロ
ツク数に相当する値だけ加算された物理アドレスに変換
され、その反対にデイスク駆動装置から与えられる物理
アドレスはリンク領域のブロツク数に相当する値だけ減
算された論理アドレスに変換されるようになる。この結
果、CD−ROMデイスク駆動装置にCD−Rデイスク
が挿入されることがあつても小型コンピユータ2の側で
自動的に対応し、これに見合つたアドレスを発生する。
その後、ステツプSP11で一連の処理を終了する。
【0037】以上の構成によれば、CD−Rデイスク駆
動装置5AとCD−ROMデイスク駆動装置5Bが市場
に併存する環境下でも、ユーザは小型コンピユータ2に
接続されているデイスク駆動装置が挿入しようとするデ
イスクの種別に一致しているか否かを気にすることなく
自由に使用できるようになる。しかもこれには従来必要
だつたアドレス変換ソフトの書き換えや新規作成といつ
た手間を要しないためインストール時の手間が少なく済
ませることができる。
【0038】(3)変形例 なお上述の例においては、光デイスク装置として小型コ
ンピユータ2、モニタ3、入力装置4及びデイスク駆動
装置5A、5Bで構成される場合について述べたが、モ
ニタ3は必ずしも必要はなく、外部記憶媒体としてもC
D−Rデイスク駆動装置5A又はCD−ROMデイスク
駆動装置5Bのいずれか一方が接続されていれば良い。
また小型コンピユータ2は内蔵型のハードデイスク装置
2Fを有する場合について述べたが、ハードデイスク装
置2Fはなくても良い。
【0039】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、特定のア
ドレス管理方法に準拠したデイスクであるか否かを示す
情報をトラツク上の固定位置に記録したことにより、読
み取り対象であるデイスクのアドレス管理方法がこれを
駆動するデイスク駆動装置のアドレス管理方法と異なつ
ている場合でも現在駆動中の光デイスクがいかなるアド
レス管理方法に準拠するものかを自動的に識別すること
ができるようになる。
【0040】また本発明によれば、トラツクを構成する
複数のパケツトのうち先頭パケツト内の固定位置に2番
目以降のパケツトの特定位置を指定するアドレスを記録
し、また2番目以降のパケツト内には第1及び第2のア
ドレス管理方法に対応するデイスク駆動装置を用いて上
記アドレスをアクセスする場合にアクセスされる第11
及び第2の位置にそれぞれ現在動作中のデイスク駆動装
置が第1のアドレス管理方法に対応したデイスク駆動装
置であることを示す情報及び第2のアドレス管理方法に
対応したデイスク駆動装置であことを示す情報を記録す
ることにより、制御装置に接続されているデイスク駆動
装置の対応するアドレス管理方法が当初分からなくても
自動的に識別できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデイスクのデータ構造の説明に供
する略線図である。
【図2】固定長パケツト構造を示す略線図である。
【図3】単一パケツト構造を示す略線図である。
【図4】可変長パケツト構造を示す略線図である。
【図5】リンク領域部分のデータ構造を示す略線図であ
る。
【図6】2種類のアドレス管理方法を示す図表である。
【図7】デイスクの種別及びデイスク駆動装置の種別の
自動判別を実現するデータ構造を示す略線図である。
【図8】光デイスク装置の構成を示すブロツク図であ
る。
【図9】ソフトウエア構造を示すブロツク図である。
【図10】デイスクの種別及びデイスク駆動装置の種別
の自動判別を実現する処理プログラムの処理手順を示す
フローチヤートである。
【符号の説明】
1……光デイスク装置、2……小型コンピユータ、3…
…モニタ、4……入力装置、5A……CD−Rデイスク
駆動装置、5B……CD−ROMデイスク駆動装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定のアドレス管理方法に準拠したデイス
    クであるか否かを示す情報をトラツク上の固定位置に記
    録したことを特徴とする光デイスク。
  2. 【請求項2】上記アドレス管理方法は、いわゆるAddres
    sing Method-IIであることを特徴とする請求項1に記載
    の光デイスク。
  3. 【請求項3】上記固定位置を、トラツクを構成する複数
    のパケツトのうち先頭パケツト内に設けたことを特徴と
    する請求項2に記載の光デイスク。
  4. 【請求項4】トラツクを構成する複数のパケツトのうち
    先頭パケツト内の固定位置に、上記トラツク内の2番目
    以降のパケツトの特定位置を指定するアドレスを記録
    し、 上記アドレスに対応する上記2番目以降のパケツト内の
    うち、第1のアドレス管理方法に対応するデイスク駆動
    装置を用いて上記アドレスにアクセスする場合にアクセ
    スされる第1の位置に現在動作中のデイスク駆動装置が
    上記第1のアドレス管理方法に対応したデイスク駆動装
    置であることを示す情報を記録し、第2のアドレス管理
    方法に対応するデイスク駆動装置を用いて上記アドレス
    にアクセスする場合にアクセスされる第2の位置に現在
    動作中のデイスク駆動装置が上記第2のアドレス管理方
    法に対応したデイスク駆動装置であることを示す情報を
    記録したことを特徴とする光デイスク。
  5. 【請求項5】上記先頭パケツトには固定位置に特定のア
    ドレス管理方法に準拠したデイスクであるか否かを示す
    情報が記録されていることを特徴とする請求項1に記載
    の光デイスク。
  6. 【請求項6】再生開始時又は新たなトラツクの再生開始
    時、トラツク上の固定位置にアクセスし、当該固定位置
    に記録されている特定のアドレス管理方法に準拠したデ
    イスクであるか否かを示す情報を読み出すことによつて
    現在再生中であるデイスクの種別を識別することを特徴
    とする光デイスク識別方法。
  7. 【請求項7】上記アドレス管理方法は、いわゆるAddres
    sing Method-IIであることを特徴とする請求項6に記載
    の光デイスク識別方法。
  8. 【請求項8】再生開始時又は新たなトラツクの再生開始
    時、トラツク上の固定位置にアクセスして記録されてい
    るアドレスを読み出し、当該固定位置に記録されている
    アドレスに対してアクセスすることにより現在動作中の
    デイスク駆動装置が第1のアドレス管理方法に対応する
    デイスク駆動装置であるか第2のアドレス管理方法に対
    応するデイスク駆動装置であるかを識別することを特徴
    とする光デイスク駆動装置識別方法。
  9. 【請求項9】上記アドレス管理方法は、いわゆるAddres
    sing Method-IIであることを特徴とする請求項8に記載
    の光デイスク駆動装置識別方法。
  10. 【請求項10】光デイスクを駆動し、当該光デイスクに
    記録されているデータを再生するデイスク駆動装置と、 再生開始時又は新たなトラツクの再生開始時、トラツク
    上の固定位置にアクセスし、当該固定位置に記録されて
    いる特定のアドレス管理方法に準拠したデイスクである
    か否かを示す情報を読み出すことによつて現在再生中で
    あるデイスクの種別を識別する制御装置とを具えること
    を特徴とする光デイスク装置。
  11. 【請求項11】光デイスクを駆動し当該光デイスクに記
    録されているデータを再生するデイスク駆動装置と、 再生開始時又は新たなトラツクの再生開始時、トラツク
    上の固定位置にアクセスして記録されているアドレスを
    読み出し、当該固定位置に記録されているアドレスに対
    してアクセスすることにより現在動作中のデイスク駆動
    装置が第1のアドレス管理方法に対応するデイスク駆動
    装置であるか第2のアドレス管理方法に対応するデイス
    ク駆動装置であるかを識別する制御装置とを具えること
    を特徴とする光デイスク装置。
JP29738195A 1995-10-19 1995-10-19 光デイスク、光デイスク識別方法、光デイスク駆動装置識別方法及び光デイスク装置 Pending JPH09115249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538964B1 (en) 1998-09-30 2003-03-25 Ricoh Company, Ltd. Optical recording method and apparatus for recording a link part according to an external link method
JP2007504579A (ja) * 2003-08-28 2007-03-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 互換性がある情報を有するマルチレイヤ記録担体、及びこの記録担体に当該互換性がある情報を記録するための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538964B1 (en) 1998-09-30 2003-03-25 Ricoh Company, Ltd. Optical recording method and apparatus for recording a link part according to an external link method
JP2007504579A (ja) * 2003-08-28 2007-03-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 互換性がある情報を有するマルチレイヤ記録担体、及びこの記録担体に当該互換性がある情報を記録するための方法

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