JPH09115030A - 紙葉類結束装置およびこれを備えた紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類結束装置およびこれを備えた紙葉類処理装置

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JPH09115030A
JPH09115030A JP7274360A JP27436095A JPH09115030A JP H09115030 A JPH09115030 A JP H09115030A JP 7274360 A JP7274360 A JP 7274360A JP 27436095 A JP27436095 A JP 27436095A JP H09115030 A JPH09115030 A JP H09115030A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • B65B27/08Bundling paper sheets, envelopes, bags, newspapers, or other thin flat articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】サイクルタイムを短縮し、紙葉類を効率良く結
束可能な信頼性の高い紙葉類結束装置を提供することに
ある。 【解決手段】 処理装置は、判別部によって情報が検出
された有価証券Pを所定枚数づつ積層して結束する結束
装置を備えている。結束装置は、有価証券が集積される
集積板26と、集積された有価証券を挟持した状態で集
積板とともに結束位置へ移動させる回動自在なスイーパ
56と、を備えている。結束位置において集積板上に保
持された有価証券の把Aは、湾曲機構によって湾曲され
た後、結束機構により帯状材Bが巻き付けられ結束され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、帯状材を用い
て、例えば、有価証券等の紙葉類を所定枚数づつ結束す
る紙葉類結束装置、および紙葉類結束装置を備えた紙葉
類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、有価証券等の紙葉類を処理する
紙葉類処理装置は、多数枚の有価証券が積層された供給
部と、供給部から1枚づつ取り出された有価証券を所定
の搬送路に沿って区分部へ搬送する搬送装置と、区分さ
れた有価証券を所定枚数づつ結束する結束装置と、を備
えている。
【0003】一般に、結束装置は、有価証券を所定枚数
積層してなる把が載置された集積部から所定距離離間し
て設けられた結束部と、集積部から有価証券の把を受け
取って結束部まで搬送する把搬送キャリアと、を備えて
いる。把搬送キャリアは、搬送途上の把をクランプする
把キーパ機構を有している。
【0004】そして、結束装置は、把搬送キャリアによ
り把を集積部から結束部まで搬送する間に帯状材を把に
巻き付け、結束部において、帯状材を巻戻し、切断した
後、熱圧着により結束している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の結束装置において、結束部は集積部から平行距
離で約300mm程度離間しているため、結束動作の1サ
イクルにおいて、把搬送キャリアは往復で600mm程度
移動しなければならない。そのため、この移動工程によ
り、サイクル全体の時間が大幅に伸び、処理効率の低下
を招いている。
【0006】また、上記移動工程において、把搬送キャ
リアは把キーパ機構によって把をクランプしながら搬送
するにも拘らず、紙葉類の積層状態、紙葉類の材質の良
否によっては、搬送途中で紙葉類が落下する虞がある。
紙葉類の一部が落下した場合、結束前に計数した紙葉類
の計数情報が狂ってしまう。このような計数情報の狂い
を防止するため、把の移動路に沿って多数のセンサを設
け、紙葉類の落下等を厳しく監視する必要がある。しか
しながら、この場合、製造コストの増加および装置の大
型化を招くとともに、複雑な制御が必要になるという問
題がある。
【0007】更に、把の移動工程において、帯状材を最
適な長さ繰り出して把に巻き付けることは困難であるこ
とから、帯状材を長めに繰り出し、結束部で帯状材を巻
戻す方法が取られている。そのため、帯状材の巻戻し時
間によりサイクルタイムが長くなるとともに、帯状材が
必要長さ以下になっても巻戻しを行なうため、繰り出し
ローラが空転により摩耗し、その寿命を低下させてい
る。
【0008】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、サイクルタイムを減少し、紙葉類を効
率良く結束可能な信頼性の高い紙葉類結束装置およびこ
れを備えた紙葉類処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る紙葉類結束装置は、集積位置におい
て紙葉類が集積された集積板自身を結束位置へ移動さ
せ、この結束位置で集積板上の紙葉類を結束することに
より、サイクルタイムの短縮および紙葉類の落下防止を
図ったことを特徴の1つとしている。
【0010】すなわち、請求項1に係るこの発明の紙葉
類結束装置は、集積手段により紙葉類が集積される集積
位置と、上記集積手段から離間する結束位置との間を移
動可能に設けられた集積板と、上記集積板上に集積され
た紙葉類を集積板との間に挟持した状態で、上記集積板
を上記集積位置から結束位置へ移動させる押圧手段と、
上記結束位置に移動された集積板上の紙葉類に帯状材を
巻き付けて結束する結束手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0011】上記構成の紙葉類結束装置によれば、紙葉
類の集積動作時、集積板は集積位置に保持され、この集
積板上に紙葉類が集積される。所定枚数の紙葉類が集積
されると、この紙葉類は押圧手段によって上方から押圧
されて集積板との間に挟持されるとともに、挟持された
状態で集積板と共に結束位置へ移動される。そして、結
束位置において、記挟持された紙葉類に結束手段によっ
て帯状材が巻き付けられ結束される。
【0012】また、請求項2、4、5に係るこの発明の
紙葉類結束装置は、集積位置に位置した上記集積板上に
帯状材を繰り出す帯供給手段を備え、帯状材は、紙葉類
を集積する前に集積板上に繰り出され、紙葉類はこの帯
状材上に重ねた状態で集積板上に集積される。
【0013】請求項3、4、5に係るこの発明の紙葉類
結束装置は、上記集積板と共に結束位置へ移動された紙
葉類の側縁部を押し上げて紙葉類を湾曲させる湾曲手段
を備え、帯状材は、湾曲された集積板上の紙葉類に巻き
付けられて紙葉類を結束する。湾曲した紙葉類に帯状材
を巻き付ける場合、平坦な状態の紙葉類に巻き付ける場
合に比較して帯状材をきつく巻き付けることができると
ともに、巻き付け後に紙葉類の湾曲状態を解除すること
により、帯状材の結束増力が増加し紙葉類を強く結束す
ることが可能となる。
【0014】請求項10に係るこの発明の紙葉類処理装
置は、複数枚の紙葉類を供給する供給部と、供給部から
紙葉類を1枚づつ取り出す取出し部と、上記取り出され
た紙葉類を所定の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
上記搬送路に沿って設けられ、搬送されている紙葉類か
ら情報を検出する判別手段と、上記判別手段により判別
された紙葉類を所定枚数づつ積層し結束する結束装置
と、を備えている。
【0015】そして、上記結束装置は、集積位置と結束
位置との間を移動可能に設けられた集積板と、上記集積
位置に位置した集積板上に上記紙葉類を集積する集積手
段と、上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間
に挟持した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束
位置へ移動させる押圧手段と、上記結束位置に移動され
た集積板上の紙葉類に帯状材を巻き付けて結束する結束
手段と、を備えて構成されている。
【0016】上記のように構成された紙葉類処理装置に
よれば、供給部により供給された紙葉類は取出し部によ
り1枚づつ取り出され、搬送手段により所定の搬送路に
沿って搬送される。そして、搬送中の各紙葉類は判別手
段により種々の情報、例えば、紙葉類の寸法、紙葉類間
のピッチ、模様等が検出される。そして、判別手段を通
過した紙葉類は結束装置へ送られ、ここで所定枚数、例
えば、100枚づつ集積され帯状材によって結束され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明に係る紙葉類結束装置を有価証券の処理装置に組み込
んだ実施の形態について詳細に説明する。図1を参照し
て、まず、処理装置全体の構成を概略的に説明する。
【0018】有価証券の処理装置10は、所定枚数、例
えば1000枚の有価証券を一単位として処理可能に構
成され、処理装置の右端部には、1000枚の有価証券
を積層状態で一括して順次自動投入する投入装置12が
接続されている。
【0019】処理装置10は、投入された有価証券を1
枚づつ取り出す取出し部14、取り出された有価証券を
所定の搬送路17に沿って搬送する搬送手段としての搬
送装置16、搬送されている有価証券から模様、寸法、
搬送ピッチ等の情報を検出する判別手段としての判別部
18、検出結果に応じて有価証券の搬送方向を区分する
区分部20、区分された有価証券を集積する集積部2
2、集積された有価証券を所定枚数づつ結束する結束部
24、および廃棄処分される有価証券を裁断および収納
する失効部23を備えている。
【0020】取出し手段としての取出し部14の近傍に
は供給部として機能する供給装置11が設けられ、この
供給装置は、投入装置12から投入された有価証券Pを
受け取り取出し部14へ供給する。取出し部14の吸着
回転ローラ14aは、有価証券Pを1枚づつ所定のピッ
チで取り出して搬送装置16へ受け渡す。搬送装置16
は、所定の搬送路17に沿って配設された複数の搬送ベ
ルト、駆動プーリ、駆動モータ等によって構成されてい
る。
【0021】判別部18は、搬送中の有価証券Pの重ね
取りを検知する重ね取り検知部、有価証券Pに付された
模様を読み取る読取装置、有価証券Pの枚数を計数する
計数装置等を備えて構成され、搬送路17に沿って順に
配設されている。
【0022】判別部18において計数、模様読み取り、
長さ検出された有価証券Pはその検出結果に応じて複数
種類、例えば、4種類の有価証券に分けられ、各種類毎
に区分集積される。区分部20は搬送路17に設けた3
つの振り分けゲート20a、20b、20cを有し、各
ゲートを選択的に切換えることにより有価証券の搬送路
を切換え、各有価証券をその種類に応じた集積部22へ
導く。
【0023】集積部22は、有価証券の種類に応じた4
つの集積装置22a、22b、22c、22dを備えて
いる。また、結束部24は、集積装置22a、22b、
22cの下方にそれぞれ配設された3つの把結束装置2
4a、24b、24c、束結束部19、および束包装部
21を備えている。失効部23は、2つのシュレッダ2
3a、23b、および廃棄箱23cを備えている。
【0024】なお、各集積装置22a、22b、22
c,22dはそれぞれ同一の構成を有しているととも
に、把結束装置24a、24b、24cもそれぞれ同一
の構成を有しているため、集積装置22aおよび把結束
装置24aをそれぞれ代表してその構成を詳細に説明す
る。
【0025】図2に示すように、本実施の形態に係る把
結束装置24aは集積装置22aを一体に備えて構成さ
れ、所定枚数、例えば、100枚の有価証券P毎に集積
された把を帯状材により結束する。
【0026】まず全体の構成を概略的に説明すると、把
結束装置24aは、細長い板状の集積板26、搬送路1
7を通して搬送されてきた有価証券Pを受けとめて集積
板26上に順次集積する集積羽根車装置27、集積板2
6上に帯状材Bを繰り出す繰り出し装置28、集積板2
6上に集積された把を上から押さえるスイーパ装置3
0、集積された把をその長手方向を軸として湾曲させる
湾曲装置32、帯状材Bを把の左側面側から巻き付ける
帯折曲げ装置34、帯状材Bを把の右側側面に押さえ付
ける帯拘束装置36、帯状材Bを熱圧着する熱圧着装置
37、結束された把を集積板26上から排出する把排出
装置38を備えて構成されている。これらの各装置は、
処理装置10の図示しない支持フレームに支持されてい
る。
【0027】以下、各装置の構成をその動作と共に詳細
に説明する。集積板26は、その後端部が支持シャフト
39により回動自在に支持され、通常、水平状態に保持
されている。集積板26には、その長手方向に延びる一
対の長孔40が形成されているとともに、先端部両側縁
には、それぞれ切欠41が形成されている。また、集積
板26の両側には、一対のガイド壁42、43が立設さ
れている。
【0028】帯供給手段としての繰り出し装置28は、
集積板26の前端部側方に配設されている。この繰り出
し装置28は、ほぼ水平に延びる帯ガイド44を有し、
その先端はガイド壁43の近傍に位置している。また、
繰り出し装置28は、帯状材のロールから帯状材を引き
出して帯ガイド44に供給する図示しない供給機構と、
帯ガイド44上に設けられているとともにモータ48に
よって駆動されるカッタ49と、を備えている。帯状材
Bとしては、熱で溶融する接着剤の塗布されたテープが
使用されている。
【0029】供給された帯状材Bは、帯ガイド44によ
ってガイドされながら、ガイド壁42の下端に形成され
た切欠45を通って集積板26上へ繰り出され、更に、
ガイド壁43の下端に形成された切欠46を通りガイド
壁43の外方まで所定長さ繰り出される。切欠45、4
6は、それぞれ帯状材Bの幅とほぼ等しい幅に形成さ
れ、帯状材Bは集積板26上に繰り出される際、これら
の切欠によってガイドされ左右の位置ずれが防止され
る。なお、帯ガイド44は、繰り出された帯状材Bが集
積板26の切欠41上に位置するように配置されてい
る。
【0030】帯状材Bの繰り出し工程は、2回に分けて
行なわれる。つまり、帯状材Bをガイド壁42の手前ま
で繰り出す工程は他の処理工程と平行して行なわれ、そ
れ以降の繰り出しは結束処理の開始に伴い単独で行なわ
れる。
【0031】集積手段として機能する集積羽根車装置2
7は、ガイド壁42、43間に配設されて集積板26の
上方に位置した羽根車50と、この羽根車を回転駆動す
るモータ52と、を備えている。羽根車50は、円周方
向に沿って離間して放射状に延びる多数の羽根を2列に
並べて構成されている。なお、図面の複雑化を避けるた
め、これらの羽根は、その外周縁を2点鎖線で示すこと
により詳細な図示を省略している。
【0032】図3および図4に示すように、搬送路17
を通って送られてきた有価証券Pは、回転している集積
羽根車50の羽根間に保持されて下方へ搬送された後、
集積羽根車の羽根間から放出されて集積位置26上に順
次集積される。集積板26は、支持シャフト39に巻装
されたねじりコイルバネ53によって上方、つまり、図
4において反時計回り方向へ付勢されている。そして、
集積待機状態において、集積板26は、その先端部がス
トッパ54に当接することにより、0度の位置、つま
り、水平な状態の集積位置に保持されている。
【0033】判別部18による検知の下、集積板26上
に集積された有価証券Pが100枚になるまで集積工程
が行なわれ、その結果、集積板26上でかつ繰り出され
た帯状材B上に100枚の有価証券Pからなる把Aが集
積される。そして、集積工程の終了後、帯状材Bは繰り
出し装置28のカッタ49により後端が切断され、1把
の結束に必要な長さとなる。
【0034】図3および図4に示すように、押圧手段を
構成するスイーパ装置30は、細長い板状のスイーパ5
6を備え、その後端は支持シャフト39により回動自在
に支持されている。スイーパ56は、クランク機構57
を介してパルスモータ58に接続され、このパルスモー
タ58を駆動することにより、支持シャフト39の回り
で回転駆動される。
【0035】スイーパ56の先端部は、2本の平行なス
リット60を形成することにより3本の脚を有するフォ
ーク状に形成されている。これらのスリット60は、後
述するようにスイーパ56が集積板26に向かって回動
された際、スイーパ56と集積羽根車50との干渉を防
止するために設けられている。
【0036】スイーパ56の各脚の先端には、それぞれ
押圧爪62が固定され前方および下方へ延出している。
これらの押圧爪62の内、中央に位置した押圧爪62a
は、両側に位置した押圧爪62bよりも下方への張り出
し量が大きくなるように形成されている。これらの押圧
爪62a、62bは第1および第2の押圧部材を構成し
ている。
【0037】有価証券Pの積層工程の間、スイーパ56
は有価証券と干渉しないように、水平方向に対して70
度上方へ傾斜した開放位置に保持されている。スイーパ
56の開放位置において、クランク機構57はデッドロ
ック状態となるため、パルスモータ58は多大な保持ト
ルクを発生することなくスイーパ56を保持することが
できる。
【0038】集積工程の終了信号を受け取ると、スイー
パ装置30のパルスモータ58が駆動され、スイーパ5
6はクランク機構57により集積板26に向かって回動
される。スイーパ56が水平位置まで回動すると、スイ
ーパ56の押圧爪62a、62bが集積板26上の把A
上面に押し付けられて把Aを集積板との間に挟持する。
特に、押圧爪62a、62bは、帯状材Bの上方におい
て把Aに当接するように配置されている。
【0039】そして、図5に示すように、スイーパ56
は水平位置に対して−20度傾斜する結束位置まで更に
回動される。この間、スイーパ56は、集積板26との
間に把Aおよび帯状材Bを挟持した状態で、ねじりコイ
ルバネ53の付勢力に抗して、集積板26、把A、およ
び帯状材Bを結束位置まで回動させ保持する。
【0040】スイーパ56の結束位置において、開放位
置と同様に、クランク機構57はデッドロック状態とな
るため、パルスモータ58は多大な保持トルクを発生す
ることなくスイーパ56を保持することができる。ま
た、集積板26は、ねじりコイルバネ53により付勢さ
れた構造となっていることから、集積された把Aの厚さ
が有価証券Pの紙質等によって多少変化した場合でも、
その変化を吸収し把Aを集積板26とスイーパ56との
間に確実に保持することができる。
【0041】また、スイーパ56は、開放位置から結束
位置まで回動する間に集積羽根車50内を通過し、集積
羽根車内に万一有価証券Pが残っている場合にこれを掻
き落とす機能を兼ねている。
【0042】図2、図4ないし図6、および図8に示す
ように、集積板26の下方には湾曲手段として機能する
湾曲装置32が設けられ、水平位置に対して−20度傾
斜して位置している。湾曲装置32は、図示しない支持
フレームに支持されたL字状の湾曲ストッパレバー6
4、湾曲レバー66、湾曲解除レバー67を備えて構成
されている。
【0043】湾曲ストッパレバー64は、その中間部が
支持シャフト68によって回動自在に支持されている。
また、湾曲ストッパレバー64は、引っ張りバネ70に
より支持シャフト68に回りで反時計方向に付勢され、
ストッパ71に当接して待機位置に位置決めされてい
る。待機位置において、湾曲ストッパプレート64の支
持板部64aは水平方向に対して−20度傾斜して位置
している。支持板部64aの前端部両側には、それぞれ
ガイドローラ65が取り付けられている。
【0044】湾曲レバー66はほぼU字形の横断面を有
し、湾曲ストッパレバー64の支持板部64aを下から
跨ぐように配設されている。湾曲レバー66の後端部は
支持シャフト68により回動自在に支持されているとと
もに、両側面の前端部は集積板26側に突出して一対の
押圧突起72を形成している。各押圧突起72の内面側
には、ガイドローラ73が取り付けられている。
【0045】湾曲解除プレート67は、湾曲ストッパレ
バー64の支持板部64a上に移動自在に設けられてい
る。特に、湾曲解除プレート67は、支持板部64aか
ら突設して湾曲解除プレート67の長孔67aに挿入さ
れたピン74と止め輪75とにより、支持板部64aに
対して平行に拘束されている。
【0046】湾曲解除プレート67はほぼT字状に形成
され、その後端は支持シャフト75により回動自在に支
持されている。また、湾曲解除プレート67は、その前
端部から突出し上方および前方へ折曲げられた一対の支
持爪76を有している。待機状態において、湾曲解除プ
レート67は、その下面が湾曲ストッパレバー64のガ
イドローラ65上に支持されているとともに、湾曲レバ
ー66のガイドローラ73は一対の支持爪76の上面に
支持されている。それにより、湾曲レバー66および湾
曲解除プレート67は、水平方向に対して−20度傾斜
した状態に保持されている。
【0047】上記のように構成された湾曲装置32は、
スイーパ56と共同して集積板26上の把Aをその長手
軸を中心として湾曲させるように機能する。すなわち、
スイーパ56が集積板26および把Aと共に結束位置ま
で回動して来ると、図5、図6、および図8に示すよう
に、待機位置に保持された湾曲レバー66の押圧突起7
2は、集積板26に形成された切欠41を通って把Aの
下面両側部および帯状材Bに当接し、これらの部分を上
方へ押し上げる。
【0048】一方、スイーパ56の中央の押圧爪62a
は、両側の押圧爪62bよりも下方へ多く張り出し形成
されていることから、把Aは、その中心部が強く、両側
縁部が弱く挟持されている。従って、これらの押圧爪6
2a、62bと湾曲レバー66の押圧突起72との相互
作用により、把Aは両側縁部が上方へ押し上げられ、長
手軸を中心として湾曲される。
【0049】なお、湾曲ストッパレバー64は引っ張り
バネ70により付勢された構造となっていることから、
集積された把Aの厚さが有価証券Pの紙質等によって多
少変化した場合でも、その変化を吸収し、湾曲装置32
およびスイーパ装置30に過度の負荷が作用することを
防止する。
【0050】図7および図8に示すように、結束位置に
おいて、帯状材Bの内、把Aの右側から延出した部分
は、帯拘束手段としての帯拘束装置36により把Aの右
側面に沿って上方へ折曲げられる。詳細には、帯拘束装
置26は、垂直方向に直立して設けられた拘束レバー7
8を備え、この拘束レバー78は支持シャフト79によ
り微小角度回度可能に支持されている。また、拘束レバ
ー78は、引っ張りばね80により、把Aを右側面側か
ら押圧する方向に付勢されている。
【0051】それにより、把Aが集積板26とともに結
束位置へ回動してくると、結束レバー78は、把Aの右
側から延出した帯状材Bの部分に当接し、この部分を把
Aの右側面に沿って上方へ折曲げ保持する。また、拘束
レバー78は、引っ張りバネ80の付勢力により帯状材
Bを隙間なく把A側面に押し付け、帯状材の弛みを防止
する。
【0052】このように、スイーパ56によって集積板
26、把Aおよび帯状材Bが集積位置から結束位置まで
回動されると、湾曲装置32による湾曲工程と帯拘束装
置36による右側帯状部材Bの折曲げ工程とが同時に行
なわれる。
【0053】次に、帯折曲げ手段としての帯折曲げ装置
34により、帯状材Bの内、把Aの左側から延出した部
分が湾曲された把の左側面および押圧爪62bの上面に
沿うように折曲げられる。この帯折曲げ装置34は、図
2および図8に示すように、集積板26と直交する方向
に沿ってほぼ水平に延びた細長い第1および第2のカム
板81、82と、帯状材Bを折り曲げるL字状の折曲げ
アーム84を一体に備えた移動プレート86と、第1お
よび第2のカム板の回動に連動して移動プレート86を
作動させるクランク機構87と、を備えている。
【0054】第1および第2のカム板81、82は、そ
れぞれ右端部が支持シャフト83を介して支持フレーム
85に回動自在に支持されている。第1のカム板81
は、支持フレーム85との間に架設された引っ張りばね
88により支持シャフト83の回りで半時計方向に付勢
され、その上縁によって形成されたカム面89がカムフ
ォロア90に当接することによって図示の初期位置に保
持されている。カム面89は、その中途部に、上方へ傾
斜した傾斜部89aを有している。
【0055】同様に、第2のカム板82の上縁はカム面
91を構成し、その中途部には上方に傾斜した傾斜部9
1aが形成されている。なお、カムフォロア90は、後
述するように、熱圧着装置37に設けられ、熱圧着装置
の動作に連動して矢印C方向へ水平に移動する。
【0056】移動プレート86は、ほぼ垂直方向に延び
る一対の平行なガイド孔86a、86bと、L字状に形
成されたガイド孔86cと、ほぼ水平に延びるガイド孔
86dと、を有している。折曲げアーム84は、ガイド
孔86a、86bと平行な方向に沿って移動プレート8
6から上方へ延出している。
【0057】移動プレート86に形成されたガイド孔8
6a、86b、86cには、図示しない支持フレームに
突設されたガイドピン92a、92b、92cがそれぞ
れ挿入されている。それにより、移動プレート86は平
面拘束され、同一平面内で上下移動および回動可能とな
っている。
【0058】クランク機構87は、回動アーム94およ
び連結プレート96を備えている。回動アーム94はそ
の中間部がガイドピン92bによって回動自在に支持さ
れている。回動アーム94の一端には切欠94aが形成
され、この切欠には、第1のカム板81の左端部に突設
されたピン81aが係合している。また、回動アーム9
4の他端と移動プレート86との間には、引っ張りバネ
97が架設されている。
【0059】連結プレート96は、支持ピン98を介し
て第2のカム板82の左端部に回動自在に支持されてい
るとともに、連結プレートと第2のカム板97との間に
架設された引っ張りバネ100により支持ピン98の回
りで半時計方向に付勢されている。また、連結プレート
96には連結ピン102が突設され、移動プレート86
のガイド孔86dに係合している。
【0060】上記のように構成された帯折曲げ装置34
において、カムフォロアー90が矢印C方向に移動する
と、まず、第1のカム板81の傾斜部89aがカムフォ
ロアー90によって押圧され、第1のカム板81は、引
っ張りバネ88の付勢力に抗して支持シャフト83の回
りで半時計方向に回動される。第1のカム板81の回動
に伴い、回動アーム94がピン81aに押されガイドピ
ン92bの回りで半時計方向に回動する。
【0061】回動アーム94の回動力は引っ張りバネ9
7を介して移動プレート86に伝達され、図9に示すよ
うに、移動プレート86はほぼガイドピン92bを中心
として半時計方向に回動される。この際、移動プレート
86の回動動作は、連結板96を介して引っ張りバネ1
00の付勢力によって補助される。そして、移動プレー
ト86の回動に伴い、折曲げアーム84はほの垂直な位
置に回動し、その際、帯状部材Bを把Aの左側面に押し
付ける。
【0062】続いて、カムフォロアー90が更に矢印C
方向に移動すると、図10および図11に示すように、
第2のカム板82の傾斜部91aに当接して第2のカム
板82を支持シャフト83の回りで半時計方向へ回動さ
れる。そして、第2のカム板82とともに支持ピン28
が下降し、連結プレート96を介して移動プレート86
を下方へ移動させる。それにより、折曲げアーム84は
移動ポウレート86とともに下降し、L字状に折曲げら
れたい折曲げアーム84の先端部は、帯状部材8をスイ
ーパ56の押圧爪62a、62b上に沿うように直角に
折曲げる。
【0063】なお、第2のカム板82が回動した際、引
っ張りばね100にその発生負荷以上の力が作用しない
限り、移動プレート86は連結プレート96と一体に下
降する。しかしながら、移動プレート86に異常な負荷
が作用している場合、第2のカム板82の回動に伴い引
っ張りバネ100が伸び、連結プレート96のみがピン
98の回りで回動する。それにより、第2のカム板8
2、連結プレート96等に過度の負荷が作用して損傷す
ることが防止される。
【0064】上述したようにカムフォロアー90は熱圧
着装置37に設けられ、熱圧着装置の動作に連動して矢
印C方向に移動する。従って、熱圧着装置37が駆動さ
れると、帯折曲げ装置34が作動し、熱圧着装置が初期
位置に復帰すると帯折曲げ装置による折曲げ動作も解除
される。
【0065】熱圧着手段としての熱圧着装置37は把A
の右側から帯状材Bを押し倒しながら移動し、ストロー
クエンドにおいて重なった帯状材を上方から熱圧着す
る。そして、規定時間待機した後、初期位置に復帰す
る。帯状材Bの左側部分の折曲げと右側部分の押し倒し
とのタイミングについては、熱圧着装置37が作動開始
すると直ちに帯折曲げ装置34の第1および第2のカム
板81、82が作動されるため、帯状材Bの左側部分が
必ず先に折曲げられる。
【0066】図11および図12に示すように、熱圧着
装置37は、固定ヒータ123および可動ヘッド122
を有する圧着ヘッド124と、この圧着ヘッドと共に平
行移する帯伸ばし機構126とを備えている。帯倒し手
段を構成する帯伸ばし機構126は、一対の帯倒しレバ
ー128、129を有し、これらの帯倒しレバーは、ベ
ースプレート132に固定された支持ピン130により
それぞれ独立して回動可能に支持されている。帯倒しレ
バー129は帯倒しレバー128に当接可能なストッパ
129aを有し、支持ピン130の回りで時計方向のト
ルクを受けた際、ストッパ129aが帯倒しレバー12
8に当接しない限り独立して回動することができる。ベ
ースプレート132は、圧着ヘッド124および帯倒し
レバー128、129と共に平行移動自在に設けられ、
このベースプレート132の下端部先端にカムフォロア
ー90が取り付けられている。
【0067】ベースプレート132には、加圧カムプレ
ート134が回動自在に取り付けられている。一対の帯
倒しレバー128、129は、加圧カムプレート134
との間にそれぞれ一対の引っ張りバネ136により下方
に向かって付勢されているとともに、図示しないカム板
によって位置決めされている。カム板によって位置決め
することにより、帯倒しレバー128、129が圧着ヘ
ッド124に接触することを防止している。また、スイ
ーパ56によって結束位置に移動された把Aが、所定の
位置よりも微小角度ずれて位置している場合でも、一対
の帯倒しレバー128、129が独立して回動すること
により帯伸ばし機構126と把との位置ずれを吸収する
ことができる。
【0068】圧着ヘッド124はヒータアーム140の
先端に固定され、このヒータアーム140の後端部はピ
ン141によりベースプレート132に回動自在に支持
されている。また、ヒータアーム140と押圧カムプレ
ート134との間には引っ張りバネ142が架設され、
互いに引き合う構成となっている。待機位置において、
加圧カムプレート134はストッパピン144に当接し
て回動が規制され、ヒータアーム140は引っ張りバネ
142の付勢力によりピン141の回りで半時計方向の
力を受けている。
【0069】可動ヒータ122はバネ146によって圧
着ヘッド124に支持され自動調芯可能となっている。
そのため、把との位置ずれを吸収することができる。ま
た、固定ヒータ123は図示しない固定の支持フレーム
に固定され、所定の位置に保持されている。そして、待
機状態において、可動ヒータ122は固定ヒータ123
に圧接され固定ヒータから熱を受けて加熱される。
【0070】図12および図13に示すように、帯伸ば
し機構126は水平に延びるガイドレール145を備
え、ベースプレート132はこのガイドレールによって
平行移動可能に支持されている。また、帯伸ばし機構1
26は、ベースプレート132を平行移動させるための
揺動アーム147およびこの揺動アーム147を駆動す
る駆動モータ148を備えている。
【0071】駆動モータ148によって揺動アーム14
7が回動されると、支持ピン130に取り付けられたカ
ムフォロアー138を介してベースプレート132が移
動され、帯伸ばし機構126は待機位置から把Aに向か
って図13に示す圧着位置まで移動する。圧着位置まで
移動する間、一対の帯倒しレバー128、129は、帯
状材Bの右側部分に当接して倒し、その先端部を帯状材
の左側部分の先端に重ね合わせる。また、圧着位置にお
いて、加圧カムプレート134はピン150に当接し、
それにより、圧着ヘッド124は帯状材Bに向かって押
し付けられる。
【0072】そのため、可動ヒータ122は、帯状材B
の重ね合わ部分に圧接してこれを加熱する。そして、圧
着ヘッド124を所定時間だけ圧着位置に保持すること
により、帯状材Bお先端部同志が互いに圧着される。な
お、可動ヒータ122は引っ張りばね146によって支
持されていることから、帯状材Bの圧着部に対して自動
調芯することが可能であり、多少の角度ずれ等を容易に
吸収することができる。
【0073】上述した動作により把Aに帯状材Bが結束
されるもので、熱圧着装置37は、帯折曲げ装置34お
よび帯拘束装置36と共にこの発明における結束手段を
構成している。
【0074】上述した圧着工程が終了した後、圧着ヘッ
ド124は待機位置に戻され、これに連動して、左側の
帯状材Bを保持している帯折曲げ装置34も初期位置に
復帰される。そして、把Aの排除工程を行なう前に、ス
イーパ56および湾曲レバー66による把Aの拘束が解
除される。これは、スイーパ56および湾曲レバー66
による拘束を維持したままで把Aの排出を行なうと、把
のみが排出され熱圧着された帯状材Bが残留してしまう
ためである。
【0075】上述した拘束の解除動作は、把Aの排除工
程に連動して湾曲装置32および把排出装置38によっ
て行なわれる。図14および図15に示すように、排出
手段として機構する把排出装置38は、結束位置に移動
した集積板26の下面に対向して位置する排出プレート
150と、排出プレート150を水平方向に対して−2
0度傾斜した方向に沿って往復駆動する駆動機構152
と、図示しない支持フレームに回動自在に設けられ、排
出プレート150に連動して集積板26を結束位置にロ
ックするロックレバー154と、を備えている。
【0076】排出プレート150は、上方へ延出した一
対の排出爪155を有し、これらの排出爪155は、集
積板26に形成された一対の透孔40を通って集積板上
に突出しているとともに、排出プレートの移動に伴い透
孔40内を移動する。排出プレート150の側端には固
定スタッド156が固定され、この固定スタッドの先端
に取り付けられたガイドローラ157は、図示しない支
持フレームに固定されたガイド板158に形成され−2
0度方向に沿って延びるガイド孔160に係合してい
る。それにより、排出プレート150は平行移動可能に
拘束されている。
【0077】駆動機構152は、図示しない支持フレー
ムに回動自在に支持された一端、および排出プレート1
50に回動自在に連結された他端を有する回動アーム1
62と、駆動モータ163と、回動アーム162に形成
されたガイド孔162aに係合したガイドローラ164
を有し駆動モータ163に連結された駆動アーム165
と、を備えて構成されている。
【0078】ロックレバー154は、支持シャフト16
6の回りで回動自在に図示しない支持フレームに支持さ
れているとともに、集積板26の側面に取り付けられた
ロックローラ167と係合可能なフック168を有して
いる。待機状態において、ロックレバー157は、支持
フレームとの間に架設された引っ張りバネ170により
ロックローラ167から離間する方向に付勢され、図示
しないストッパにより位置決めされている。
【0079】また、ロックレバー154には支持シャフ
ト171を介してガイドローラ172が取付けられ、排
出プレート150の移動路内に位置している。この支持
シャフト171には、湾曲装置32の湾曲解除プレート
67の後端が回動自在に支持されている。
【0080】拘束解除および把排出を行なう場合には、
まず、把排出装置38の駆動機構152が作動され、排
出プレート150が図14および図15に示す待機位置
から排出位置に向かって前方へ移動される。排出位置ま
で移動する過程において、排出プレート150は、ま
ず、その先端がロックレバー154のガイドローラ17
2に当接しこれを押圧する。すると、図16に示すよう
に、ロックレバー154は引っ張りバネ170の付勢力
に抗して支持シャフト166の回りで半時計方向に回動
し、フック168は集積板26のロックローラ167と
係合し、集積板26を結束位置にロックする。
【0081】また、ロックレバー154の回動に伴い支
持シャフト171が前方へ移動し、この支持シャフト1
71に支持された湾曲解除プレート67も前方へ移動す
る。それにより、湾曲解除プレート67の支持爪76が
湾曲レバー66のガイドローラ73から外れ、湾曲レバ
ー66の拘束が解除される。従って、湾曲レバー66
は、支持爪76の高さ分だけ支持シャフト68の回りで
下方へ回動し、これに伴い、湾曲レバー66の押圧突起
72が把Aの下面から離間する。その結果、湾曲レバー
66およびスイーパ56の押圧爪62a、62bによる
把Aの拘束が解除される。また、拘束を解除することに
より、把Aは自身の弾性により湾曲状態から平坦状態に
復帰し、その結果、帯状材Bは結束張力が増加して把A
に強く結束する。
【0082】上述した拘束解除動作後、排出プレート1
50が更に前進すると、図17に示すように、排出プレ
ート150の排出爪155が把Aの後端面に当接してこ
れを押圧する。そして、排除プレート150が排除位置
まで移動することにより、把Aは帯状材Bとともに−2
0度の方向へ押し出され排出される。
【0083】このように、拘束解除工程は、排出プレー
ト150の排出爪155が把Aの後端に当接する前に行
なわれ、把Aを押し出す段階では把Aの拘束が解除され
ている。従って、帯状材Bのみが残ることなく、把Aは
帯状材Bによって結束された状態で確実に排出される。
【0084】排出プレート150は排出位置に所定時間
待機された後、次の束結束部19で結束把Aを受け取っ
た旨の信号が入力された時点で待機位置へ復帰される。
そして、排出プレート150が待機位置に復帰した後、
スイーパ56が開放位置へ戻され、これに応じて集積板
26も集積位置へ戻される。それにより、結束動作が終
了する。
【0085】以上のように構成された結束装置によれ
ば、集積板26上に集積された把Aは、集積板の回動に
より結束位置へ移動される。そのため、従来のように搬
送キャリアのような他の機構を用いて把Aを集積位置か
ら結束位置へ搬送する必要がなく、かつ、その搬送距離
も最小にすることができる。従って、結束装置の構成を
簡略化することができるとともに、サイクルタイムの大
幅な短縮を図ることができる。更に、集積位置から結束
位置への移動の間における有価証券の落下を大幅に低減
することができ、装置の信頼性が向上するとともに、落
下検知用のセンサ等を省略でき一層構成の簡略化を図る
ことが可能となる。
【0086】また、上記構成の結束装置において、帯状
材Bは、湾曲した状態の把Aに巻き付けられ、結束後、
把の湾曲状態を解除することにより、帯状材の結束張力
が増大し把Aを確実にかつ強く結束することができる。
そして、湾曲解除動作は、工程は、排出プレート150
の排出爪155が把Aの後端に当接する前に行なわれ、
把Aを押し出す段階では把Aの拘束が解除されている。
従って、帯状材Bのみが残ることなく、把Aは帯状材B
によって結束された状態で確実に排出される。
【0087】帯状材Bは、帯繰り出し装置28によって
所定長さ繰り出された後に切断され、続いて、帯拘束装
置36、帯折曲げ装置34によって所定位置に保持さ
れ、更に、熱圧着装置37によって把Aに沿って折曲げ
られた後に圧着される。そのため、帯繰り出し装置34
は、帯状材Bを繰り出し後にこの帯状材を巻戻す必要が
なく、帯繰り出し装置の損傷、寿命の低下等を防止する
ことができる。同時に、把Aに対して帯状材Bを均一に
結束することができ、結束把の質の向上を図ることが可
能となる。
【0088】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、この発明に係る結束装置および紙葉類処
理装置は、有価証券に限らず、他の紙葉類の結束および
処理にも適用できることは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、集積された紙葉類の移動距離を最小にすることによ
りサイクルタイムを減少し、紙葉類を効率良く結束可能
な信頼性の高い紙葉類結束装置およびこれを備えた紙葉
類処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る有価証券の処理装
置を概略的に示す側面図。
【図2】上記処理装置における結束装置全体を示す斜視
図。
【図3】上記結束装置の集積板上に有価証券を集積する
工程を示す斜視図。
【図4】上記結束装置の集積板上に有価証券を集積する
工程を示す側面図。
【図5】有価証券の集積された集積板を結束位置へ移動
した状態における上記結束装置の要部を示す側面図。
【図6】上記結束装置の集積板、スイーパ、および湾曲
装置を示す分解斜視図。
【図7】帯拘束装置によって帯状材の一部を拘束した状
態における要部を示す斜視図。
【図8】上記結束装置の帯折曲げ装置を示す側面図。
【図9】帯状材の一部を把に押し付けた状態における上
記帯折曲げ装置を示す側面図。
【図10】帯状材の一部を把に沿って折曲げた状態にお
ける上記帯折曲げ装置の側面図。
【図11】上記結束装置の熱圧着装置をスイーパおよび
把とともに示す斜視図。
【図12】待機状態における上記熱圧着装置を示す側面
図。
【図13】帯状材を熱圧着している状態における上記熱
圧着装置を示す側面図。
【図14】上記結束装置の把排除装置を集積板および把
とともに示す斜視図。
【図15】待機状態における上記把排除装置を集積板、
スイーパおよび湾曲装置とともに示す側面図。
【図16】上記排除装置により上記湾曲装置による拘束
を解除した状態を示す側面図。
【図17】把を排出した状態における上記排出装置の斜
視図。
【符号の説明】
10…処理装置 11…供給装置 14…取出し部 16…搬送装置 17…搬送路 18…判別部 24a、24b、24c…結束装置 26…集積板 27…集積羽根車装置 28…帯繰り出し装置 30…スイープ装置 32…湾曲装置 34…帯折曲げ装置 35…帯拘束装置 37…熱圧着装置 38…把排出装置 56…スイーパ 62a、62b…押圧爪 66…湾曲レバー 67湾曲解除プレート 72…押圧突起 A…把 B…帯状材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積手段により紙葉類が集積される集積位
    置と、上記集積手段から離間する結束位置との間を移動
    可能に設けられた集積板と、 上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間に挟持
    した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束位置へ
    移動させる押圧手段と、 上記結束位置に移動された集積板上の紙葉類に帯状材を
    巻き付けて結束する結束手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類結束装置。
  2. 【請求項2】集積位置と結束位置との間を移動可能に設
    けられた集積板と、 上記集積位置に位置した集積板上に帯状材を繰り出す帯
    供給手段と、 上記集積位置に位置した集積板上に上記帯状材に重ねて
    複数の紙葉類を集積する集積手段と、 上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間に挟持
    した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束位置へ
    移動させる押圧手段と、 上記結束位置に移動された集積板上の紙葉類に上記帯状
    材を巻き付けて結束する結束手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類結束装置。
  3. 【請求項3】集積手段により紙葉類が集積される集積位
    置と、上記集積手段から離間する結束位置との間を移動
    可能に設けられた集積板と、 上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間に挟持
    した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束位置へ
    移動させる押圧手段と、 上記集積板と共に上記結束位置へ移動された紙葉類の側
    縁部を押し上げて紙葉類を湾曲させる湾曲手段と、 上記結束位置に移動され湾曲された集積板上の紙葉類に
    帯状材を巻き付けて結束する結束手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類結束装置。
  4. 【請求項4】集積位置と結束位置との間を移動可能に設
    けられた集積板と、 上記集積位置に位置した集積板上に帯状材を繰り出す帯
    供給手段と、 上記集積位置に位置した集積板上に上記帯状材に重ねて
    複数の紙葉類を集積する集積手段と、 上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間に挟持
    した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束位置へ
    移動させる押圧手段と、 上記集積板と共に上記結束位置へ移動された紙葉類の側
    縁部を押し上げて紙葉類を湾曲させる湾曲手段と、 上記結束位置に移動され湾曲された集積板上の紙葉類に
    帯状材を巻き付けて結束する結束手段と、 上記帯状材の結束された紙葉類の湾曲状態を解除した
    後、上記紙葉類を上記集積板上から排出する排出手段
    と、 を備えたことを特徴とする紙葉類結束装置。
  5. 【請求項5】ほぼ水平な集積位置と上記集積位置に対し
    て下方に傾斜した結束位置との間を回動可能に設けられ
    た集積板と、 上記集積位置に位置した集積板上に帯状材を繰り出す帯
    供給手段と、 上記集積位置に位置した集積板上に上記帯状材に重ねて
    複数の紙葉類を集積する集積手段と、 上記供給手段および集積板から離間した開放位置と上記
    結束位置における集積板とほぼ平行に対向する保持位置
    との間を回動可能に設けられ、上記開放位置から保持位
    置へ回動する間、上記集積板上に集積された紙葉類を集
    積板との間に挟持した状態で、集積板を上記集積位置か
    ら結束位置へ移動させる押圧手段と、 上記集積板と共に上記結束位置へ移動された紙葉類の側
    縁部を押し上げて紙葉類を湾曲させる湾曲手段と、 上記結束位置に移動され湾曲された集積板上の紙葉類に
    帯状材を巻き付けて結束する結束手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類結束装置。
  6. 【請求項6】上記押圧手段は、上記開放位置と保持位置
    との間を回動自在に設けられた板状のスイーパと、上記
    スイーパに取り付けられ上記集積された紙葉類の中央部
    を押圧する第1の押圧部材と、上記スイーパに取り付け
    られているとともに上記第1の押圧部材の両側に位置
    し、上記集積された紙葉類の両側縁部を押圧する一対の
    第2の押圧部材と、を備え、上記第1の押圧部材は上記
    第2の押圧部材よりも上記集積された紙葉類側に突出し
    て設けられていることを特徴とする請求項3ないし5の
    いずれか1項に記載の紙葉類結束装置。
  7. 【請求項7】上記湾曲手段は、上記保持位置に移動した
    上記スイーパの第2の押圧部材と対向して位置し、上記
    集積された紙葉類の両側部を上記集積板側から押圧する
    一対の押圧突起を備えていることを特徴とする請求項6
    に記載の紙葉類結束装置。
  8. 【請求項8】上記結束手段は、上記集積された紙葉類の
    一側から延出した帯状材の一端部を上記紙葉類の一側面
    に押し付ける帯拘束手段と、上記集積された紙葉類の他
    側から延出した帯状材の他端部を上記紙葉類の他側面お
    よび上面に沿って折り曲げる帯折曲げ手段と、上記紙葉
    類の一側面に押し付けられた上記帯状材の一端部を上記
    紙葉類の上面に沿って倒し上記帯状材の他端部に重ね合
    わせる帯倒し手段と、を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれか1項に記載の紙葉類結束装
    置。
  9. 【請求項9】上記帯状材の重ね合わせ部分を熱圧着する
    熱圧着手段を備えていることを特徴とする請求項8に記
    載の紙葉類結束装置。
  10. 【請求項10】複数枚の紙葉類を供給する供給部と、 供給部から紙葉類を1枚づつ取り出す取出し部と、 上記取り出された紙葉類を所定の搬送路に沿って搬送す
    る搬送手段と、 上記搬送路に沿って設けられ、搬送されている紙葉類か
    ら情報を検出する判別手段と、 上記判別手段により判別された紙葉類を所定枚数づつ積
    層し結束する結束装置と、を備え、 上記結束装置は、 集積位置と結束位置との間を移動可能に設けられた集積
    板と、 上記集積位置に位置した集積板上に上記紙葉類を集積す
    る集積手段と、 上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間に挟持
    した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束位置へ
    移動させる押圧手段と、 上記結束位置に移動された集積板上の紙葉類に帯状材を
    巻き付けて結束する結束手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  11. 【請求項11】複数枚の紙葉類を供給する供給部と、 供給部から紙葉類を1枚づつ取り出す取出し部と、 上記取り出された紙葉類を所定の搬送路に沿って搬送す
    る搬送手段と、 上記搬送路に沿って設けられ、搬送されている紙葉類か
    ら情報を検出する判別手段と、 上記判別手段により判別された紙葉類を所定枚数づつ積
    層し結束する結束装置と、を備え、 上記結束装置は、 集積位置と結束位置との間を移動可能に設けられた集積
    板と、 上記集積位置に位置した集積板上に帯状材を繰り出す帯
    供給手段と、 上記集積位置に位置した集積板上に上記帯状材に重ねて
    複数の紙葉類を集積する集積手段と、 上記集積板上に集積された紙葉類を集積板との間に挟持
    した状態で、上記集積板を上記集積位置から結束位置へ
    移動させる押圧手段と、 上記集積板と共に上記結束位置へ移動された紙葉類の側
    縁部を押し上げて紙葉類を湾曲させる湾曲手段と、 上記結束位置に移動され湾曲された集積板上の紙葉類に
    帯状材を巻き付けて結束する結束手段と、 上記帯状材の結束された紙葉類の湾曲状態を解除した
    後、上記紙葉類を上記集積板上から排出する排出手段
    と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
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