JPH09114679A - タイミング信号発生装置 - Google Patents

タイミング信号発生装置

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Publication number
JPH09114679A
JPH09114679A JP26871195A JP26871195A JPH09114679A JP H09114679 A JPH09114679 A JP H09114679A JP 26871195 A JP26871195 A JP 26871195A JP 26871195 A JP26871195 A JP 26871195A JP H09114679 A JPH09114679 A JP H09114679A
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JP
Japan
Prior art keywords
processing
signals
signal generator
timing signal
dummy
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Application number
JP26871195A
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English (en)
Inventor
Kaoru Sato
馨 佐藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる周期の複数信号のタイミングをそれぞ
れ一定にする。 【解決手段】 複数の信号の周期の公約数である単位時
間ごとに、タイマ割り込みを行い、タイマ割り込みごと
に、予め定めた条件が成立したか否かを判定する。判定
した結果、条件が成立しなかった場合は、予め定めた時
間だけダミー処理を行う。得られたパルス信号は、ワン
チップ・マイクロコンピュータ201から駆動回路20
2,204を介してそれぞれステッピングモータ20
3,205に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる周期を有す
る複数の信号の発生を順次に行うタイミング信号発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータの性能は益
々向上し、処理速度も速くなってきている。このため、
マイクロコンピュータにより、ステッピングモータの駆
動信号や、諸々の基準クロック、または、PWM( pu
lse width modulation) 信号が生
成されている。近年のマイクロコンピュータは、その周
辺機能として、リアルタイム信号出力機能や、PWM出
力機能を有しており、これらの機能を使ってパルス信号
生成を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リアルタイム
出力、PWM機能を持つマイクロコンピュータは、コス
トが高いので、マイクロコンピュータのタイマ割り込み
機能を用い、プログラムの制御により、タイミング信号
発生を実現することが多い。この場合、単一のパルス信
号だけであれば、比較的高い精度の信号を生成すること
ができるが、複数のパルス信号を必要とする場合には必
要とする精度が得られなかった。例えば、駆動周波数の
異なる2個のステッピングモータを同時に制御するか、
あるいは、2つの異なるPWM信号を出力する場合に
は、プログラムによる制御では必要とする精度を得るこ
とができなかった。その原因は、タイマ割り込み処理に
より、2つの信号を出力するとき、最初の信号出力処理
中に種々の判断によって処理が異なった場合、その実行
時間が異なるため、次の信号出力タイミングがばらつく
ことにある。
【0004】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、異なる周期を有する複数の信号のタイミングをそ
れぞれ一定にすることができるタイミング信号発生装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる周期を
有する複数の信号の発生を順次に行うタイミング信号発
生装置において、複数の信号の周期の公約数である単位
時間ごとにタイマ割り込みを行うタイマ割り込み手段
と、タイマ割り込み手段による割り込みごとに、予め定
めた条件が成立したか否かを判定する判定手段と、判定
手段により否定判定された場合、予め定めた時間だけダ
ミー処理を行う第1処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】本発明では、タイマ割り込み手段による割
り込みごとに、予め定めた条件が成立したか否かを判定
手段により判定し、否定判定された場合、予め定めた時
間だけ第1処理手段によりダミー処理を行う。
【0007】本発明は、異なる周期を有する複数の信号
の発生を順次に行うタイミング信号発生装置において、
複数の信号の周期の公約数である単位時間ごとにタイマ
割り込みを行うタイマ割り込み手段と、タイマ割り込み
手段による割り込みごとに、予め定めた条件が成立した
か否かを判定する判定手段と、判定手段により否定判定
された場合、予め定めた条件判定から次の条件判定まで
に要する時間だけダミー処理を行う第2処理手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】本発明では、タイマ割り込み手段による割
り込みごとに、予め定めた条件が成立したか否かを判定
手段により判定し、否定判定された場合、予め定めた条
件判定から次の条件判定までに要する時間だけ第2処理
手段によりダミー処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す。これは、ステッピングモータ駆動装置の例であ
る。図1において、202はステッピングモータ203
に電流を流す駆動回路であり、204はステッピングモ
ータ205に電流を流す駆動回路である。201はワン
チップ・マイクロコンピュータであり、制御プログラム
を格納したROM201aと、作業用のRAM201b
が内蔵されている。ワンチップ・マイクロコンピュータ
201はステッピングモータ203を回転させるため
に、回転速度に応じて周期が変化し、それぞれ、位相が
1/4周期ずれる4つの駆動信号M1AD,M1BD,
M1AND,M1BNDを駆動回路202に出力してい
る。また、ワンチップ・マイクロコンピュータ201は
ステッピングモータ205を回転させるために回転速度
に応じて周期が変化し、それぞれ、位相が1/4周期ず
れる4つの励磁相信号M2AD,M2BD,M2AN
D,M2BNDを駆動回路202に出力している。これ
らのパルス信号生成はワンチップ・マイクロコンピュー
タ201が有するタイマ機能を使用して行っている。タ
イマ割り込み周期は、それぞれのステッピングモータの
駆動周波数の公倍数、すなわち励磁相切り換え周期の公
約数である。
【0010】図2および図3は図1に示すROM201
aに格納される制御プログラムの一例を示すフローチャ
ートである。タイマ割り込み処理は、先に、ステッピン
グモータ203の励磁相切り換え処理を行い、次に、ス
テッピングモータ205の励磁相切り換えを行ってい
る。タイマ割り込み周期は、上述したように、各ステッ
ピングモータ203,205の駆動周波数の公倍数、す
なわち励磁相切り換え周期の公約数にしてある。
【0011】ステップS101にて、ステッピングモー
タ203が回転制御中であるか否かを判定する。判定し
た結果、回転中でない場合は、ステップS119に移行
し、ステップS119にて、ダミー処理を行い、その
後、ステップS110に移行する。他方、ステップS1
01にて判定した結果、回転中である場合は、ステップ
S102に移行する。
【0012】ステップS102にて励磁相切り換えタイ
ミング用のタイマカウンタをカウントアップさせる。ス
テップS103にて、タイマカウンタのカウンク値が予
め定めた励磁切り換えテーブルのカウント値と同一にな
った否かを判定する。判定した結果、同一でない場合
は、ステップS120に移行し、ステップS120にて
ダミー処理を行い、その後、ステップS110に移行す
る。他方、同一になった場合は、ステップS104に移
行する。
【0013】ステップS104にて、タイマカウンタを
クリアし、ステップS105にて、ステップS105に
て、ステッピングモータ203の励磁相を切り換える。
ついで、ステップS106にて、スローアップ中フラグ
を判定する。判定した結果、ステッピングモータ203
がスローアップ中である場合は、ステップS107に移
行する。ステップS107にて、スローアップダウンカ
ウンタをカウントアップする。ついで、ステップS10
8にて、スローアップダウンカウンタ値がスローアップ
終了を示しているか否かを判定する。判定した結果、終
了している場合は、ステップS109に移行し、ステッ
プS109にて、スローアップ中フラグをリセットす
る。他方、終了していない場合は、ステップS110に
移行する。
【0014】他方、ステップS106にて判定した結
果、スローアップ中でない場合は、ステップS115に
移行する。ステップS115にて、スローダウン中フラ
グを判定する。判定した結果、スローダウン中でない場
合は、ステップS121に移行し、ステップS121に
て、ダミー処理を行い、その後、ステップS110に移
行する。他方、ステップS115にて判定した結果、ス
ローダウン中である場合は、ステップS116に移行
し、ステップS116にて、スローアップダウンカウン
タをカウントダウンする。ついで、ステップS117に
て、スローアップダウンカウンタのカウント値が0であ
る場合、すなわち、スローダウン終了か否かを判定す
る。判定した結果、スローダウン終了でない場合は、ス
テップS110に移行する。他方、スローダウン終了の
場合は、ステップS118に移行し、ステップS118
にてスローダウン中フラグをリセットする。その後、ス
テップS110に移行する。
【0015】なお、これらの回転中フラグと、スローア
ップ中フラグと、スローダウン中フラグは、図示しない
モータ制御処理によるモータ回転制御および停止制御に
よりセットされる。
【0016】そして、ステップS110にて、ステッピ
ングモータ205が回転制御中であるか否かを判定す
る。判定した結果、回転中でない場合は、タイマー割込
み処理を終了する。他方、回転中である場合は、ステッ
プS111に移行する。ステップS111にて、励磁相
切り換えクイミング用のタイマカウンタをカウントアッ
プする。そして、ステップS112にて、励磁相切り換
えクイミング用のタイマカウンタのカウンタ値が予め定
めた励磁切り換えテーブルのカウント値と同じになった
か否かを判定する。判定した結果、同じでない場合は、
ステップS101に戻る。他方、同じである場合は、ス
テップS113に移行し、ステップS113にて、同カ
ウンタをクリアし、ステップS114にて、ステッピン
グモータ205の励磁相を切り換える。
【0017】図4は上述したタイマ割り込み処理によっ
て生成される信号のタイミングの一例を示す。ここで
は、A相の信号M1AD,M2ADを代表例として示
す。図4において、t11は割り込み処理開始からM1
ADの切り換えまでの処理時間であり、t12はM1A
Dが切り換えを行った場合のM2ADの切り換え処理時
間であり、td1はM1ADの切り換えなし時に処理時
間を一定にするためのダミー処理時間である。
【0018】ステッピングモータ203のA相信号M1
ADは、定常回転に入れば、図2のステップS101、
S102、S103、S104、S105、S106、
S115、S121のステップを実行するので、割り込
み処理開始からt11時間経過した後は、切り換え完了
する安定した信号である。
【0019】これに対して、ステッピングモータ205
のA相信号M2ADは、ステッピングモータ203が回
転制御していない場合か、あるいは制御していても切り
換えタイミングでなかった場合は、ステッピングモータ
203の処理時間、すなわち、ステップS101からS
110に至るまでの時間がt12であったり、t12-
td1であったりして、ばらつきを生じ、従来のM2A
Dのような不規則な駆動周波数をステッピングモータ2
05に与えることとなる。この様子を図4(b)に示
す。そこで、本実施の形態では、ステップS101から
ステップS110に至るまでの処理時間を一定にするた
め、図2に示すステップS119、S120、S121
にてダミー処理を行っている。すなわち、プログラム
上、N0P処理を施している。
【0020】ステップS119のダミー処理時間をt1
とし、ステップS120のダミー処理時間をt2とし、
ステップS121でのダミー処理時間をt3とした場
合、t1,t2,t3の間の関係がt1>t2>t3と
なるようにしてある。t1はステップS102からステ
ップS109に至る時間分であり、t2はステップS1
04からステップS109に至る時間分であり、t3は
ステップS107からステップS109か、あるいはス
テップS116からステップS118に至る時間分であ
る。ここで、td1=t2となる。
【0021】以上の制御により、ステッピングモータ2
05のA相の励磁信号M2ADは図4に示すように安定
した信号となる。
【0022】<第2の実施の形態>図5は本発明の第2
の実施の形態を示す。図5において、501はワンチッ
プ・マイクロコンピュータであり、制御プログラムが格
納されたROM501aと、作業用のRAM501bが
内蔵されており、PWM信号HV1VLT、HV2VL
Tを生成するものである。502、503は高圧出力制
御回路であり、ワンチップ・マイクロコンピュータ50
1からのPWM信号HV1VLT、HV2VLTをそれ
ぞれローパスフィルタによってアナログ信号に変換し、
HV1、HV2の高圧出力の出力電圧を決定するもので
ある。506,507は発振回路であり、高圧トランス
T1、T2を励起するものである。504,505は整
流回路であり、トランスT1,T2の2次側に現れる交
流を整流し、HV1およびHV2を生成するものであ
る。
【0023】図6は図5に示すROM501aに格納さ
れる制御プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。これはPWM信号HV1VLT、HV2VLTを生
成する例である。ステップS601にて、HV1出力中
か否かを判定する。判定した結果、HV1出力中である
場合は、ステップS602に移行し、ステップS602
にて、PWM出力カウンタをカウントアップする。つい
で、ステップS603にて、Hレベル出力中であるか否
かを判定する。Hレベル出力中である場合は、ステップ
S604に移行する。ステップS604にて、Hレベル
からLレベルへの切り換えタイミングか否かを判定す
る。判定した結果、切り換えタイミングである場合は、
ステップS605に移行し、ステップS605にて、L
レベルを出力し、PWMカウンタをクリアする。その
後、ステップS606に移行する。他方、ステップS6
04にて判定した結果、切り換えタイミングでない場合
は、ステップS611に移行する。ステップS611に
て、ダミー処理を行い、その後、ステップS606に移
行する。ステップS611のダミー処理では、ステップ
S605の処理に要する時間だけ時間調整されることに
なる。
【0024】他方、ステップS603にて判定した結
果、Hレベル出力中でない場合は、ステップS614に
移行し、ステップS614にて、カウント値に基づき、
切り換えタイミングか否かを判定する。判定した結果、
切り換えタイミングである場合は、ステップS615に
移行し、ステップS615にて、Hレベルを出力する。
他方、ステップS614にて判定した結果、切り換えタ
イミングでない場合は、ステップS611に移行する。
ステップS611にてダミー処理を行い、その後、ステ
ップS606に移行する。ステップS611のダミー処
理では、ステップS615の処理に要する時間だけ時間
調整されることになる。
【0025】他方、ステップS601にて判定した結
果、HV1出力中でない場合は、ステップS612に移
行する。ステップS612にて、PWM信号をHレベル
にしておき、ステップS613にてダミー処理を行い。
その後、ステップS606に移行する。ステップS61
3のダミー処理では、ステップS602からステップS
605の処理に要する時間だけ時間調整されることにな
る。
【0026】ステップS606にて、HV2出力中か否
かを判定する。判定した結果、HV2出力中である場合
は、ステップS607に移行し、ステップS607に
て、PWM出力カウンタをカウントアップする。つい
で、ステップS608にて、Hレベル出力中であるか否
かを判定する。Hレベル出力中である場合は、ステップ
S609に移行する。ステップS609にて、Hレベル
からLレベルへの切り換えタイミングか否かを判定す
る。判定した結果、切り換えタイミングである場合は、
ステップS610に移行し、ステップS610にて、L
レベルを出力し、PWMカウンタをクリアする。他方、
ステップS609にて判定した結果、切り換えタイミン
グでない場合は、他の処理を経てタイマー割込み処理を
終了する。
【0027】他方、ステップS608にて判定した結
果、Hレベル出力中でない場合は、ステップS617に
移行し、ステップS617にて、カウント値に基づき、
切り換えタイミングか否かを判定する。判定した結果、
切り換えタイミングである場合は、ステップS618に
移行し、ステップS618にて、Hレベルを出力する。
他方、ステップS617にて判定した結果、切り換えタ
イミングでない場合は、他の処理を経てタイマー割込み
処理を終了する。
【0028】他方、ステップS606にて判定した結
果、HV2出力中でない場合は、ステップS616に移
行する。ステップS616にて、PWM信号をHレベル
にしておき、その後、他の処理を経てタイマー割込み処
理を終了する。
【0029】なお、高圧HV1駆動信号HV1Dと、高
圧HV2駆動信号HV2Dは、図示しない高圧出力制御
処理でオンオフされ、この割り込み処理内では制御され
ない。
【0030】図7は上述したタイマ割り込み処理によっ
て生成されるPWM信号HV1VLT、HV2VLTの
信号のタイミングの一例を示す。図7において、t21
は割り込みが発生してからHV1VLTのレベルを切り
換えるまでの処理時間であり、t22はHV1VLTの
切り換え処理を行った後、HV2VLTの切り換えを行
った場合の処理時間であり、td2はHV1VLTの切
り換え処理がなかった場合のHV1VLT処理を一定に
するためのダミー処理時間である。
【0031】PWM信号HV1VLTはオンデューティ
が12. 5%の信号であり、PWM信号HV2VLTは
オンデューティ40%の信号である。従来、PWM信号
HV1VLTは、HV1VLT出力処理の処理時間にば
らつきがあるため、HV2VLTのオンデューティが5
0%から33%になったりすることがあった。すなわ
ち、ステップS601からS606に至るまでの時間が
t22であったり、t22- td2であったりして、ば
らつきを生じることがあった。この様子を図7(b)に
示す。そこで、本実施の形態では、ステップS601か
らステップS606に至るまでの処理時間を一定にする
ため、図6に示すステップS613、S611にてダミ
ー処理を行っている。すなわち、プログラム上、N0P
処理を施している。時間td2だけダミー処理を行うよ
うにしたので、PWM信号HV2VLTは図7(c)に
示すように安定した信号となる。
【0032】<第3の実施の形態>第1の実施の形態で
は、ステッピングモータ203の励磁相切り換え処理
で、各分岐命令で分岐した場合、それぞれでダミー処理
を独立に行ったが、本実施の形態では、ある分岐命令か
ら、次の分岐命令までの処理時間に相当するダミー処理
を行うようにした。
【0033】図8および図9は図1に示すROM201
aに格納される制御プログラムの一例を示すフローチャ
ートである。図8および図9において、ステップS10
1ないしステップS118は図2および図3と同一ステ
ップを示す。
【0034】ステップS101にて、ステッピングモー
タ203が回転制御中であるか否かを判定する。判定し
た結果、回転中でない場合は、ステップS130に移行
し、ステップS130にて、ダミー処理を行い、ステッ
プS131にて、ダミー処理を行い、ステップS132
にて、ダミー処理を行い、その後、ステップS110に
移行する。他方、ステップS101にて判定した結果、
回転中である場合は、ステップS102に移行する。
【0035】ステップS102にて励磁相切り換えタイ
ミング用のタイマカウンタをカウントアップさせる。ス
テップS103にて、タイマカウンタのカウンク値が予
め定めた励磁切り換えテーブルのカウント値と同一にな
った否かを判定する。判定した結果、同一でない場合
は、ステップS131に移行し、ステップS131にて
ダミー処理を行い、ステップS132にて、ダミー処理
を行い、その後、ステップS110に移行する。他方、
同一になった場合は、ステップS104に移行する。
【0036】ステップS104にて、タイマカウンタを
クリアし、ステップS105にて、ステップS105に
て、ステッピングモータ203の励磁相を切り換える。
ついで、ステップS106にて、スローアップ中フラグ
を判定する。判定した結果、ステッピングモータ203
がスローアップ中である場合は、ステップS107に移
行する。ステップS107にて、スローアップダウンカ
ウンタをカウントアップする。ついで、ステップS10
8にて、スローアップダウンカウンタ値がスローアップ
終了しているか否かを判定する。判定した結果、終了し
ている場合は、ステップS109に移行し、ステップS
109にて、スローアップ中フラグをリセットする。他
方、終了していない場合は、ステップS110に移行す
る。
【0037】他方、ステップS106にて判定した結
果、スローアップ中でない場合は、ステップS115に
移行する。ステップS115にて、スローダウン中フラ
グを判定する。判定した結果、スローダウン中でない場
合は、ステップS132に移行し、ステップS132に
て、ダミー処理を行い、その後、ステップS110に移
行する。他方、ステップS115にて判定した結果、ス
ローダウン中である場合は、ステップS116に移行
し、ステップS116にて、スローアップダウンカウン
タをカウントダウンする。ついで、ステップS117に
て、スローアップダウンカウンタのカウント値が0であ
る場合、すなわち、スローダウン終了か否かを判定す
る。判定した結果、スローダウン終了でない場合は、ス
テップS110に移行する。他方、スローダウン終了の
場合は、ステップS118に移行し、ステップS118
にてスローダウン中フラグをリセットする。その後、ス
テップS110に移行する。
【0038】ステップS110ないしステップS114
は第1の実施の形態での説明と同様なので、説明は省略
する。
【0039】このようにすることにより、割り込み処理
の一部を変更した場合でも、その処理列に相当するダミ
ー処理のみの時聞的整合性をとるだけで、異なる周期を
有する複数の信号のそれぞれのタイミングを一定にする
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、異なる周期を有する複数の
信号のそれぞれのタイミングを一定にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示すROM201aに格納される制御プ
ログラムの一例を示すフローチャート(その1)であ
る。
【図3】図1に示すROM201aに格納される制御プ
ログラムの一例を示すフローチャート(その2)であ
る。
【図4】図1に示すM1ADとM2ADのタイミングの
一例を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図6】第2の実施の形態において図5に示すROM5
01aに格納される制御プログラムの一例を示すフロー
チャートである。
【図7】図5に示すHV1VLTとHV2VLTのタイ
ミングの一例を示すタイムチャートである。
【図8】第3の実施の形態において図1に示すROM2
01aに格納される制御プログラムの一例を示すフロー
チャート(その1)である。
【図9】第3の実施の形態において図1に示すROM2
01aに格納される制御プログラムの一例を示すフロー
チャート(その2)である。
【符号の説明】
201 ワンチップ・マイクロコンピュータ 201a ROM 201b RAM 202、204 駆動回路 203、205 ステッピングモータ 501 ワンチップ・マイクロコンピュータ 501a ROM 501b RAM 502、503 高圧出力制御回路 504、505 整流回路 506、507 発振回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる周期を有する複数の信号の発生を
    順次に行うタイミング信号発生装置において、 前記複数の信号の周期の公約数である単位時間ごとにタ
    イマ割り込みを行うタイマ割り込み手段と、 該タイマ割り込み手段による割り込みごとに、予め定め
    た条件が成立したか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により否定判定された場合、予め定めた時間
    だけダミー処理を行う第1処理手段とを備えたことを特
    徴とするタイミング信号発生装置。
  2. 【請求項2】 異なる周期を有する複数の信号の発生を
    順次に行うタイミング信号発生装置において、 前記複数の信号の周期の公約数である単位時間ごとにタ
    イマ割り込みを行うタイマ割り込み手段と、 該タイマ割り込み手段による割り込みごとに、予め定め
    た条件が成立したか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により否定判定された場合、予め定めた条件
    判定から次の条件判定までに要する時間だけダミー処理
    を行う第2処理手段とを備えたことを特徴とするタイミ
    ング信号発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1また請求項2において、前記ダ
    ミー処理は無演算処理であることを特徴とするタイミン
    グ信号発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記複数の
    信号はそれぞれ周波数が一定な基準クロックであること
    を特徴とするタイミング信号発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1また2において、前記複数の信
    号はそれぞれPWM信号であることを特徴とするタイミ
    ング信号発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記複数の信号は、
    ステッピングモータを駆動するための信号であることを
    特徴とするタイミング信号発生装置。
JP26871195A 1995-10-17 1995-10-17 タイミング信号発生装置 Pending JPH09114679A (ja)

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JP26871195A JPH09114679A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 タイミング信号発生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305351A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Renesas Technology Corp ディスパッチ装置
JP2013148955A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Toyota Motor Corp 情報処理装置およびタスク制御方法

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