JPS58195473A - Pwmインバ−タの制御装置 - Google Patents

Pwmインバ−タの制御装置

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JPS58195473A
JPS58195473A JP57076635A JP7663582A JPS58195473A JP S58195473 A JPS58195473 A JP S58195473A JP 57076635 A JP57076635 A JP 57076635A JP 7663582 A JP7663582 A JP 7663582A JP S58195473 A JPS58195473 A JP S58195473A
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JP
Japan
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pulse
voltage
output
signal
time
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Application number
JP57076635A
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English (en)
Inventor
Katsu Maekawa
克 前川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP57076635A priority Critical patent/JPS58195473A/ja
Publication of JPS58195473A publication Critical patent/JPS58195473A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a 技術分野 本発明は電圧形インバータの制御装置に係り特に出力電
圧のパルス幅を変えて出力電圧の大きさを制御するPW
Mインバータの制御装置に関する。
b 発明の技術的背景 第1図は本発明が適用される一般的なインバータの主回
路図である。交流電源P8がら整流器RBCを介して直
流電源を得、スイッチ素子例えばトランジスタUPT,
VPT,WPT,UNT,VNT,WNTにより3相交
流電圧に変換して交流負荷例えば誘導電動機IM等を駆
動する。各スイッチ素子UPT〜WNTはパルス幅変調
制御(以下PWM制御とする)によりオン・オフ動作し
て交流電圧の大きさと周波数の双方が制御され、これ等
を総称してPWMインバータと呼ぶ。
PWMインバーターにより誘導電動機の可変速制御を行
う方式V/F制御方式がある。この方式はセンサレスと
いう特徴を持つが、 これは電動機特性が PWM制御方法に全面的に依存することをも意味する。
電流御を行なうような他の制御方式の場合には、PWM
制御の誤差は外側の電流制御ループによって修正される
が、VIF制御の場合、何ら修正動作はおこなわれない
。そのためPWM制御の良否が電動機の運転特性に大き
く影響する。
従来行なわれていたPWM制御方法における問題点とし
ては以下の様なものがある。まず第1に、変調周波数が
一定の場合、変調周波数と出力周波数間にいうなりを生
じ、このうなりによって電動機に供給される電圧が時々
刻々変化し、電流ビート及びそれにともなう振動、騒音
等の原因となりていた。第2に、アナログ回路で三角波
と出力電圧基準とを比較してPWM信号を得る方式で、
低次高調波を除去しようとすれば、3相分の瞬時電圧基
準(正弦波関数等の単位振幅の関数に、出力電圧の振幅
基準を掛けたもの)が必要で、この3相間のバランスを
とることが難しく、直流分を生じていた。
第1の問題点を避けるには、変調周波数と出力周波数と
の同期をとればよい。しかし、同期をとると、出力周波
数が低いときには、変調周波数も低くなって電流リップ
ルが増加し、電動機効率を悪化させる。一方出力周波数
が高くなると変調周波数も高くなってスイッチング損失
が増加する。
これらの問題点を避けるため、メモリを使用して、出力
周波数に応じたパルス数、電圧となる様なPWMパター
ンを得る方式もあるが、この方式は、PWMパターンを
電気角に応じてとり出す方式であるため、低速になると
メモリの1アドレスあたりの時間が長くなり、時間的な
精度が悪くなる、パルス数切換点付近で動作が不安定に
なるのを避けるため出力周波数をディジタル的にしか制
御できない、などの欠点がある。
C 発明の目的 本発明は、これらを解決するためになされたもので、出
力周波数を連続的に可変でき、またその出力周波数口応
じでパルス数が切り換って変調周波数が一定の範囲内と
なり、ま九どのパルス数でも出力周波数と変調周波数と
は同期しているからうなりを生じない、また低速域でも
時間的な精度が悪化しないPWMインバータの制御装置
を得るのが目的である。
d 発明の制御原理 まず、本発明にて使用するパルス幅制御原理につき説明
する。インバータ各相の電位をどの様に制御するかを第
2図の波形図に示す。誘導電動機に供給する電圧の低次
高調波をなくすための方法は種々考えられるが、本発明
では誘導電動機に供給する線間電圧を正弦波に制御する
方法として、成る相の電位に対し、他の二相の電位を制
御し、二つの線間電圧を定めることにより、残る一つの
線間電圧も定める様にする。
第2図において、電気角θが0度から60度壕での間、
V相は直流電源の負電位に保つ。すなわち、第1図にお
いて直流電源の負側に接続されたトランジスタVNTを
オンし、正側に接続したトランジスタVPTはオフして
おく。誘導電動機IMの線間電圧をVに制御したいとき
、線間電圧Verがvsin(θ+30°)なる電圧を
発生させるよう、トランジスタUPTとトランジスタU
NTとを交互にオンオフ制御する。線間電圧VVWも同
様にトランジスタWPTとWNTとを交互にオン・オフ
制御することにより、vcosθなる電圧を生じさせる
。これにより、線間電圧VUV、Vvw、VwUはVu
v=vsin(θ+30°)・・・(1)Vvw=−v
cosθ=vsin(θ−90°)       ・(
2)Vwu=vcosθ−vsin(θ+30°)=v
sin(θ+150°) (3)と、互いに120度づ
つ位相のずれを正弦波に制御される。
電気角θが60度〜120度の間は、U相電位を直流電
源の正電位に保ち、線間電圧VuvはVcos(θ−6
0°)、線間電圧Vwuは、−vsin(θ−30°)
なる電圧を生じさせる。これにより、各線間電圧はVu
v=vcos(θ−60°)−vsin(θ+30°)
      (4)Vuw=−vcos(θ−60°)
−{−sin(θ−30°)}=vsin(θ−90°
) ・・・(5)Vwu=−vsin(θ−30°)=
vsin(θ+150°) ・・・(6)となる。
直流側中性点に対するインバータの各相電位Eu、Ev
、Ewは第2図に示す様に60度毎に、不連続に制御さ
れるが、誘導電動機IMの線間電圧Vuv、Vvw、V
wuに関しては(1)式と(4)式、(2)式と(5)
式、(3)式と(6)式が等しいことが示す様に連続し
た正弦波となる。
電気角θが120度〜360度間も、順次60度毎に、
正電位または負電位に保つ相を入れかえ、電気角eがθ
度〜60度間にてW相、U相を制御していた信号と同様
の信号を所定の相の正側と負側のトランジスタに与えサ
イクリックに制御を繰や返す。
次に線間電圧を制御するためのパルス幅制御方法につい
て、第3図により説明する。電気角60度を均等にP側
に分割し、60/P=Δθとする。また、ある出力周波
数のとき、Δθだけ電気角が進むので、その中心の電気
角をθ、直流電源電圧をEdとし、電気角θが0〜60
度に於る線間電圧Vuvをvsin(θ+30°)とな
る様にする。にはなる式が成り立つ時間Tupだけ、ト
ランジスタUPTをオン(トランジスタUNTはオフ)
してU相電位を直流電源の正側電位と等しくし、残りの
時間(Tm−Tup)はトランジスタUNTをオン(ト
ランジスタOPTはオフ)して、U相電位を直流電源の
負電位と等しくする。これにより、Δθ間に於る線間電
圧Vuwの平均電圧は、 となる。同様に、線間電圧・Vvwは Twp=V/Ed・cosθ・Tm・・・・・・(9)
なる式にもとづいて、時間Twpの間トランジスタWP
Tをオン(トランジスタWNTはオフ)し、残りの時間
(Tm−Twp)は、トランジスタWNTをオン(トラ
ンジスタWPTはオフ)すれば、Δθ間の線間電圧VV
Wの平均電圧はvcosθとなる。
上述の様にして定められた各トランジスタのオン・オフ
によりΔθ間に於るパルス波形は第3図に示す様に、Δ
θの中心の電気角θに対して対称にする。これによって
、1周期間の各相の出力波形線間電圧波形とも対称にな
る。
本発明は以上のように、パルス幅を制御して各Δθ間の
平均電圧を制御し、それによって第2図に示す様に各相
出力電位を制御し、線間電圧を正弦波に制御しようとす
るものである。
出力線間電圧の大きさVはv/Edによって制御される
からこれを制御率と呼ぶことにする。また各Δθ間のひ
とつのパルス幅は、そのΔθの中心における関数値と制
御率v/Edとの積によって制御されるから、これを瞬
時制御率と呼ぶこと番こする。
e発明の実施例 第4図は本発明によるPWMインバータのパルス幅制御
回路の一実施例を示した制御ブロック図である。第4図
において、1は周波数設定器、2は周波数設定器1より
与えられる電圧を運転周波数f0の6xnxp倍(n、
pとも整数)の周波数のパルス列に変換するVFコンバ
ータ、3はnカウンタでVFコンバータ2から与えられ
るパルスをパルス数切換制御回路7から与えられる最大
カウントへ数のn個計数する毎にワンショットパルスを
出力するn進カウンタとして動作し、その出力パルスの
周波数は6xPxf0となる。従って運転周波数f0の
1周期間に6XP個のパルスが得られ、このパルス間隔
を既に説明したΔθ(=60°/P)とする。
4は周期測定回路でありカウンタ3の出力するパルス間
隔Δθにクロックゼネレータ5の出力する一定間隔のク
ロックパルスをカウントして時間を側室する。この測定
時間が、既に説明したΔθの周期Tmである。
6はPカウンタでパルス数切換制御回路7より与えられ
る最大カウント数のP個だけカウンタ3より与えられる
パルスを計数する毎にワンショットパルス発生しP進カ
ウンタとして動作する。
またPカウンタ6はそのカウント値により後述ROM 
9a、9bの下位アドレスALを指定する。
パルス数切換制御回路7は一期欄定回路4より与えられ
る周期測定値Tmを最大周期Tm(max)及び最小周
期Tm(min)と比較し、Tm(min)<Tm<T
m(max)の範囲を越えたとき、nカウンタ3に与え
る最大カウント数nを変更して常にTm(min)<T
m<Tm(max)となる様にnを制御する。このとき
パルス数切換制御回路7はnとpの積が一定に保たれる
様にカウンタ6の最大カウント数Pの値をも同時に変更
する。これによりPカウンタ6の出力ワンショットパル
スの周波数は常にVFコンバータ2の出力周波数・6X
nxPXfaの1/n・pとなり6×faとなる。
この様にPカウンタ6は運転周波数の1周期はワンショ
ットパルスを6回出力するので6進カウンタ8にて電気
角θが第2図におけるどの60度期間にあるかを示す信
号を得ることができる。
9a、9bはリードオンリメモリ(以後ROMとする)
であり ROM 9 aはsin(θ+30°)関数発
生器、ROM 9bはcosθ関数発生器として用いら
れる。
ROM 9a、9bともアドレスの上位りはパルス幅制
御回路7の出力にて指定され、アドレスの下位ALはP
カウンタ6のカウント値出カによって指定され、それぞ
れΔθの中心に於る関数値を出方する。
このROM 9a、9bに書き込まれた関数内容の例を
第1表に示す。8ビツトのROMを使用したとき三角関
数の値0〜1に対応して0〜255と、フルスケールを
255として書き込まれる。
10は演算回路でありROM9a、9bから与えられる
関数値、パルス数切換回路7から与えられるΔθの時間
Tmc及びADコンバータ11より与えられる制御率V
/Edからパルス幅演算を行なう。ただしΔθの時間を
TmでなくTmcと添字Cを付けた理由については後述
する。演算回路10には6進カウンタ8の出力も与えら
れる0制御率台は周波数設定器1の出力を関数発生器1
2によって低速域におけるインピーダンス補償等を行な
いそれをADコンバータ11によりディジタル値に変換
し、制御率0〜1に対応した0〜255の8ビツトデー
タで演算回路10に与えられる。
演算回路10にて計算された結果はパルス発生器制御回
路13に与えられる。パルス発生器制御回路13は演算
結果とクロックゼネレータ5より与えられるクロックパ
ルスとカウンタ3のワンショットパルスからタイミング
をとってパルス発生器14にパルス発生に必要なデータ
を与える。パルス発生器14はパルス発生器制御回路1
3によって与えられるタイずング及びデータに従ってイ
ンバータ制御信号υP−WNを発生する。この制御信号
は第1図のインバータの咎トランジスタUPT〜WNT
に、図示しないペースドライブ回路を介して与えられる
パルス数切換制御回路7の詳細ブロック図を第5図に示
す。同図において20mは比較器で周期測定回路4から
与えられる周期測定値Tmをその最大値Tm(max)
と比較して、Tm>Tm(max)のとき1を出力する
。20bも比較器で周期測定値Tmをその最小値Tm(
min)と比較する。この比較結果はAND回路21暑
、21bC4えられる。もし−〉−(max)であれば
、カウンタ6から電気角60度毎に出力されるワンショ
ットパルスがMΦ回路21aを介してアップダウンカウ
ンタ22に与えられlだけアップカウントする。Tm<
Tm(min)であれば逆に1だけダウンカウントする
。アップダウンカウンタ22のカウント値は第4図のR
OM 9a、9bの上位アドレス指定信号AUとしてそ
のまま出方される。23、24は第4図のカウンタ3,
6に与える分周値n、Pを出力するROMでその分周値
n、Pはアップダウンカウンタ22の出力により選択さ
れる。
第2表はnXP=120となる様に各分周値nとPを遺
び60痩間を分割する値Pを8段階に区分した例である
このように8段階にPの値を変えるときアップダウンカ
ウンタ22のカウント値は8段階に対応して0から7ま
での値をとらせる。また、デコーダ25はアップダウン
カウンタ22のカウント値が7及び0のときのみそれぞ
れ”0″の論理値となる出力信号を有し、それぞれの出
力信号をAND回路21aと21bにそれぞれインター
ロックしてアップダウンカウンタ22のカウント値が7
になったらアップカウントを禁止させ、カウント値がO
になったらダウンカウントを禁止させる。
26aはROMで周期Tmの最大値テーブルが書き込ま
れている。このROM 26aはアップダウンカウンタ
22の出力するカウント値に応じて周期最大値Tm(m
ax)を出力する。これは周期Tmの測定値と比較する
ため比較器20aに与えられる。26bもROMで同様
に周期Tmの最小値テーブルが書き込まれている。周期
Tmはパルス数切換制御だけでなくパルス幅の計算にも
用いられるから演算回路10に与えねばならない。ある
パルス数にて周期Tm(max)を越えてパルス数を切
に換えたとき新しいパルス数におけるパルス幅を演算す
るためには新しいパルス数における周期Tmが必要であ
る。
ところがそれはまだ測定されていない。新しいパルス数
に切り換って新しいΔθだけ電気角が進んではじめてそ
のΔθ間に経過し死時間Tmが測定される。その間、演
算回路10にパルス幅演算のため与えるTmの値を書き
込んだROM27を用意し、マルチプレクサ33にてパ
ルス数が切り換りてそのパルス数における新しいTmの
値が測定されるまでの間はROM 27から出力される
Tmを演算用の値Tmcとして演算回路10に与え新し
いTmの値が測定されたら切り換えて測定値を演算用の
値Tmcとして演算回路10に与える様切り換える。
この切り換制御を28〜32の構成要素にて行なう。R
−Sフリツプフロツプ28aはAND回路21aの出力
によりセットされカウンタ29の出力によりリセットさ
れる。一方R−Sフリップフロップ28bはAND回路
28bの出力によリセツトれカウンり29の出力C二よ
りリセットされる。カウンタ29はAND回路21a、
21bの出力をOR回路30を介しで与えられると、カ
ウンタ3から与えられるΔθ毎のパルスをカウントし、
2カウントするとフリツブフロップ28a、28bのリ
セット信号を出力する。
R−Sフリツプフロツプ28a、28bの出力は0R回
路31を介しマルチプレクサ33に与えられる。またO
R回路31の出力はNOT回路回路32によって否定論
理をとられAND回路21a、21bに与えられる。
これは新しいTmが測定によって得られるまでの間、パ
ルス数切換を禁止するためで、これを行なわないと古い
パルス数におけるTm測定結果によってアップダウンカ
ウンタが、再度カウント値を進めてしまう場合が生じる
。ROM27のアドレスはアップダウンカウンタ22の
出力だけでなくR−Sフリッププロップ28mの出力に
よっても指定される。これは、アップダウンカウンタ2
2のカウント値が同じであっても、アップカウントによ
って、そのカウント値になったのか、ダウンカウントに
よってそのカウント値になったのかで、演算回路10に
与えるべきTmcの値は変えねばならないからである。
パルス数切換制御回路7によってnカウンタ3、Pカウ
ンタ6、ROM9a,ROM9bがどの様に制御される
かについて説明する。今、アップダウンカウンタ22の
カウント値が7であるとするとROM9a、9bには上
位アドレスAMとして7が与えられ、ROM23はnカ
ウンタ3に分周値n=12を出力し、またROM24は
Pカウンタ6に分周値P=10を出力する。周波数設定
値が一定であるとするとVFコンバータ2の出力する周
波数は一定でありパルス数切換は行なわれない。nカウ
ンタ3がVFコンバータ2の出力するパルスを12個数
える毎にPカウンタ6は状態を1だけ進める。Pカウン
タ6はP=10だから10進カウンタとして働き、9。
8、・・・・・・、0を出力する。これによりROM9
aには上位アドレスムANは7のままで下位アドレスが
9から0までの値を繰り返し与えられ第1表(a)に示
す様にsin39°、sin45°、・・・sin87
°、sin33°なる関数を繰り返して出力する。同様
にROM9bも同表(b)に示す様にcos57°、c
os3°・・・cos49°、cos51°を繰り返し
出力する。VFコンバータ2の出力周波数が高くなりT
mが小さくなってTm<Tm(min)になるとアップ
ダウンカウンタ22がダウンカウントして7から6へパ
ルス数切外換えが行なわれAH=6,P=8、n=15
となる。この切換えは第6図の様にPカウンタ6のカウ
ント値AL=0になったときに行なわれる。このとき、
ALが1から01=なる時点でAHは7から6に切り換
るがALがOである時間、すなわちTmはこの時点では
まだ変らず、その次のAL=7から新しいΔθの時間T
mに変る。
そして、AL=7の期間の時間Tmを測定することによ
って始めて新しいΔθの時間Tmの測定値が得られる。
従って第6図(ホ)に示すようにAL=0の期間とAL
=7の期間はTmcとしてRAM27の出力を用いる。
今P=10からP=8に切り換り、それはTm<Tm(
min)になったからである。従って、一g− xTm
(min)をROM 2 7から出力させれば、TmC
はおおよそ真の値域;近い値が得られる。従って、これ
感=もとづいて新しいパルス数におけるパルス幅を演算
すれば、パルス数切換時のショックを小さくできる。第
2表が示すように、P=10におけるTm(min)は
、144であるから、10/8×144=180をTm
cとする。新しく測定される値4はぼこれに近い値であ
り、P=8におけるTm(max)=200よりも小さ
く、P=10にもどることはない。Pm2Oにもどるの
は周波数設定値が下り、測定値TmがTm(max)=
200を越えたときである。このときには逆にTmc=
8/10×200=160とする。この場合も、新しく
測定される値もほぼこれに近く、P=10におけるTm
(min)=144よりも大きいからp=8にもどるこ
とはない。つまりPの値の切換比率によってTm(mi
n)、Tm(max)の値を適切に選べば、切換にヒス
テリシスを持たせることかできる。この切り換えによっ
て、周期測定回路4は所定のビット数でよく、その最大
値(8ビツトであれば255)を越えない様ローパルス
数切換回路7によって制御される。低速域では周期測定
回路4がオーバーフローすることになるが、オーバーフ
ローしたときは、その最大値(255)を出力する様に
しておく。
一方運転周波数が上昇するとカウント数が減少し、パル
ス幅を精密に制御することができなくなるが、Tm(m
in)を下回るとΔθを増やして時間を長くし、再びパ
ルス幅を精度に制御できる様にしていることになる。
さて、パルス数切換回路7によって制御され、カウンタ
3はΔθ毎のタイミングを、出力する。
6進カウンタ8はそのΔθ区間が、第2図におけるどの
60度区間にあるかを出力する。ROM9a、9bは、
そのΔθ区間の中心の電気角θ(0〜60°)に応じた
関数値を出方する。また、パルス数切換回路7自身が、
そのΔθの時間幅をカウント数Tmcにて出方する。あ
と制御率v/Edがあれば演算回路10はそのΔθ間に
おけるパルス幅を演算40eはラッチ回路でそれぞれ周
期−C#制御率v/Ed、関数値sin(θ+30°)
、cosθ、6進カウンタ8出力をラッチする。ラッチ
タイミングはパルス発生器制御回路13から与えられる
。41は乗算器で制御率v/Edと周期Tmcの1/2
との乗算を行うTmc/2はパルス数切替制御回路7か
ら出力されるTmcの値を1ビツトずらして最下位ビッ
トをすてることによって得られる。乗算器41は8ビツ
トと8ビツトの乗算を行ない答も8ビツトを得る乗算器
である。42.43も同様な乗算器で乗算器41の出力
と関数値との乗算を行なう。乗算器42の出力はTmc
/2・(v/Ed)sin(θ+30°)、乗算器43
の出カはTmc/2(v/ED)・cosθとなり、こ
れは(7)式、(9)式で与えられるパルス幅Tcf,
Twpの1/2の幅に相当するカウント数である。v/
Ed、sin(θ+30°)、cosθがいずれも1の
ときROM 9a、9bから与えられるデータはいずれ
も255である。1×1=1になるべきだが、255/
256×255/256=254/256となり、結果
は1よりも小にってしまう。この誤差はフルスケールで
0.4%以下であり、ほとんど問題ない。減算器44は
乗算器42の出力Tmc/2(v/Ed)sin(θ+
30°)から乗算器43の出力Tmc/2(v/ED)
cosθを引き算して符号と絶対値とを分けて出力する
。この絶対値は第3図におけるT2期間に相当する。一
方符号は関数sin(θ+30°)によるパルスとCO
Sθによるパルスのどちらが広いかを示している。マル
チプレクサ45a、45bはともに乗算器42.43の
出力を入力信号とし、この2つの人力信号のうちマルチ
プレクサ45aは常に大きい方を選択して出力し、マル
チプレクサ45bは小さい方を選択して出力する様に減
算器44の符号出力により制御される。従って第3図の
関係からマルチプレクサ45aの出力はT2+T2であ
り、マルチプレクサ45bの出力はT2となる。また4
6は減算器でTmc/2からT2+T3を引き算してT
1としΔθ期間でパルスを発生するためのタイミングデ
ータをすべて求めることができる。Δθ期間の始10を
示す信号が与えられてからT1だけカウントして幅の広
い方のパルスをオンし、その時刻からT、カウントして
幅の狭い方のパルスをオンし、更にその時刻から27.
だけカウントした時点で幅の狭い方のパルスをオフし、
その時刻からT、だけカウントし九時点で幅の広い方の
パルスをオフさせ、そのΔθ期間のパルス発生を終了す
る。もし運転周波数指令が一定であればその後T、だけ
のカウント数に相当する時間が経過した時点で次のΔθ
期間の始まりを示す信号が与えられる等である。
以上の様にタイミングは全てクロックゼネレータ5の出
力パルスのカウント数にて定められ、後はT1、T2、
T3間の各相の状態が定まればパルスを発生することが
できる。この状態は6進カウンタ8から与えられるデー
タと減算器44の符号出方から定まる。6進カウンタの
出力によってT1の間、3相とも正電位にして線間電圧
を零(オフ)とするか3相とも負電位に保って線間電圧
を零とするか及び、そのΔθ期間にパルスを発生させる
2相が決まる。また減算器44の出力によって、その2
相のうちどちらのパルス幅が広いかがきまる。
6進カウンタ8の出力は3ビツトのデータで充分だが、
これをタイミングデータT2、T3と同じ8ビットデー
タにするとき上位から3ビット目までを6進カウンタ出
力で与え、その下位1ビツトを減算器44の出力で与え
この上位4ビvトτ:より第2図に示す様に各相の状態
@〜■を定めることができる。尚、下位4ビツトはここ
では不使用ですべてOとする。
第8図にパルス発生器制御回路13及びパルス発生61
4の詳細図を示す。同図において47はマルチプレクサ
で演算回路10より与えられるシ−ケンスデータとタイ
ミングデータT2、T3のうちどれを選択して出力する
かをカウンタ48の出力信号により制御する。50.6
2はタイマで、マルチプレクサ47から出力させるデー
タの切換のタイミングをクロックゼネレータ5から与え
られるクロックパルスをカウントしてつくる。
まず、nカウンタ3から出力するΔθ毎のパルス@によ
りカウンタ48のカウント値がクリアされ、マルチプレ
クサ47はシーケンスデータを出力する。このとき、シ
ーケンスデータ出力タイミングとしてパルス0がOR回
路49を介しパルス信号■をパルス発生器14に与えら
れる。まえ、Δθ毎のパルス@でタイマ50は演算回路
10から与えられるタイミングデータT1をロードした
後クロックゼネレータ5から与えられるクロックパルス
の計数を開始し、時間T1だけカウントするとワンショ
ットパルスを出力する。
このワンショットパルスはOR回路51を介しカウンタ
48に与えられカウンタ48はカウント値を1とする。
マルチプレクサ47はカウンタ48のカウント値が1に
なったことにより出力をシーケンスデータからタイミン
グデータT2に切り換える。またタイマ50のワンショ
ットパルスはT2テータ出力出力タイクングてOR回路
49を介しパルス信号■をパルス発生器14へ与える。
タイマ50出力ワンシヨツトパルスはタイマ52にもタ
イミングデータT2+T3をロードすると共にクロック
バルスの計数開始信号として与えられる。タイマ52は
T2+T3だけクロックゼネレータ5から4見られるパ
ルスを計数するとワンショットパルスを発生する。
このワンショットパルスはΔθ毎のパルスかうT1+T
2+T3時間、即ち△θ/2だけ電気角が回転した時点
で出力される。このパルスもOR回路51を介しカウン
タ48に与えられ、カウンタ48のカウント値は2なり
、これによりマルチプレクサ47は出力データをT2か
らT3に切り換える。タイマ52の出力もT、データ出
力タイミングとしてOR回路51.49を介しパルス発
生器14に与えられる。
第9図@にnカウンタ3から与えられるワンショットパ
ルスを、■にタイマ50のカウント値を、■にタイマ5
2のカウント値を■にマルチプレクサの出力を、■にO
R回路49の出力を示す。T2データを出力してから△
θ/2だけ電気角が進んだ時点でカウンタ48は再びn
カウンタ3からクリアパルスを当えられ新しく演算回路
10から与えられたデータにもとづ倉以上の動作を繰り
返す。
パルス発生器制御回路13はデータをマルチプレクサ4
7から送出し、そのデータの書き換えのタイミングをO
R回路49から送出する。このタイきングは3進カウン
タ53とAND回路54m、54cで分離されマルチプ
レクサ47から出力されるデータがシーケンスデータで
あるかタイミングデータT2、T3であるかを判別する
のに用いられる。3進カウンタ53のカウント値を第9
図■に示す。
3道カウンタ53はカウント値が0.1.2に対応して
それぞれAND回路54a、54b、54cに”1”を
出力する。
3進カウンタ53のカウント値を0とした同じパルスが
AND回路54aを介しカウンタ55に与えられカウン
タ55は、このパルスでマルチプレクサ47より与えら
れたシーケンスデータをカウント初期値として出力する
。したがってまずROM 56はシーケンスデータによ
りアドレスされるデータを出力する。ROM56に、は
第3表に示す様なデータが書き込まれている。いまシー
ケンスデータとして上位4ビツトの値が11、下位4ビ
ツトは全てOで与えられ、H=11、L=0のアドレス
が指定されるとROM56はUP=”O’、Vp=”0
’、WP=”0’、UN=”1”、VN=”1”、WP
=”1”を出力する。”1”はスイッチのオン信号、”
O”はオフ信号である。
シーケンスデータを与えられてからT1カウント分の時
間が経過するとパルス発生器制御回路13はT、データ
を出力しそのタイミングをOR回路49から出力する。
3進カウンタはカウント値を1つしタイミングパルスは
AND回路54bOR回路57を介しカウンタ55に与
えられカウント値を1つ増やす。ROM56はこのカウ
ント値にて指定されたアドレスH=11、L=1のデー
タを出力し、第3表に示す様にUP=”0’、VP=”
0”、WP=”1”UN=”1”VN=”1”、WN=
”0”となる。このタイミングパルスはラッチ回路58
にて与えられマルチプレクサ47から出力されているデ
ータT2をラッチする。
またこのタイミングパルスでタイマ59もデータT2を
読み込みカウントを開始する。
タイマ59はクロックゼネレータ5の出力パルスをT2
個計数するとワンショットパルスを出力する。このワン
ショットパルスはOR回路57を介しカウンタ55のカ
ウント値を1つ増やしアドレスH=11、L=2が指定
されROM56はUp=”1”、VP=”0”、WP=
”1”、UN=”0”、VN=”1”、WN=”0”を
出力する。
T2データが与えられてからT2+T3カウント分に相
当する時間が経過するとパルス発生制御回路13はT2
データを出力し、同時にそのタイミングバルスを出力す
る。このタイミングパルスで3進カウンタ53はカウン
ト値を2としAND回路54Cを介してタイマ60にそ
のタイミングパルスを与える。
タイマ60はこのタイミングでT、データを読み込みク
ロックゼネレータ5から与えられるクロックパルスをカ
ウントしはじめT3個だけカウントするとワンショット
パルスを出力する。このワンショットパルスはOR回路
57を介しカウンタ55のカウント値を1つ増やす。R
OM56はアドレスH=11、L=3が指定されUP=
”0”、Vp=”0”、wp=”1”UN=”1”、V
N=”1”、WN=”0”と出力する。
このときのタイミングパルスはタイマ61C1k与えら
れる。このタイミングでタイマ61はラッチ回路58か
らT2データを読み込みクロックゼネレータ5から与え
られるクロックパルスをカウントし始めT2個だけカウ
ントするとワンショットパルスを出力する。このワンシ
ョットパルスは0ル回路57を介しカウンタ55に与え
られカウンタ55はカウント値を1増やす。これによR
OM56はアドレスH=11、L=4が指定されUP=
”0”、VP=”0”、WP=”0”、UN=”1”、
VN=”1”、WN=”1”を出力する。この出力状態
はシーケンスデータを与えられてすぐ6二出力したとき
の状態と同じでありこれで△θ間におけるパルスの発生
を終了する。
次に与えられるデータはシーケンスデータであり3進カ
ウンタ53はカウント値を0とする。T1、T2、T3
の個々の値が変ってもシーケンスデータが同じであれば
T1間、T2間、T3間のROM56の出力する信号は
同じである。シーケンスデータが変ると△θ間において
ROM56に最初に与えるアドレスHが変わりそのアド
レスに書き込まれたデータから順番に出力するからT1
、T2、T3間の出力状態は前回の△θ間とは違つたも
のになる。タイマ59のカウント値を■にタイマ60の
カウント値を■にタイマ61のカウント値を■示す。ま
たカウンタ55の出力を■にROM 56の出力を■に
示す。
以上のようにパルス発生器制御回路13によって与えら
れるシーケンスデータとタイミングパルスT2、T3の
データと、タイミングに従ってパルス発生器14はPW
M信号を、出力する。この様に出力されるPWM信号は
Δθ期間の中心に対し対称な波形とされ、運転周波数と
完全に同期するのでうなりを生じることがない。また、
パルス幅はクロック周波数のパルスのカウント数できま
るから低速において本時間的精度が悪化しないPWMイ
ンバータの制御装置を得ることができる。
f 発明の他の実施例 以上はすべて機能ブロックによる構成で説明したが、マ
イクロコンピュータを使用することにより第10図の様
に簡潔な構成とすることができる。
同図に於て、100はマイクロコンピュータで例えばイ
ンテル社製8048.101もマイクロコンピュータで
例えばインテル社製8041A等である。その他の第4
図と同じ符号は同図と同一物である。マイクロコンピュ
ータ−100は第4図中の機能ブロック3、4、6〜1
0、13をすべて有し、マイクロコンピュータ101は
パルス発生器14の機能を有する。
クロックゼネレータ5のクロックパルス周波数を所定の
周波数(例えば6MHZ)とするとマイクロコンピュー
タ100.101とも1サイクル命令の実行時間は所定
の時間(8048,8041A のときは25μS)と
なり、待ちループのプログラムで待ち時間データを変え
ることにより前述のT1、T2、T3の時間を求めるこ
とができる。
マイクロコンピュータ100&二は8ピツトのカウンタ
を内蔵しておりこれを第4図のカウンタ3として用いる
。この内蔵カラ/りの値がオーバーフローしたとき割込
ルーチンプログラムを奥行させ前述と同様の機能動作を
行うことができる。
第11図は割込ルーチンプログラムのフローチャートで
ある。マイクロコンピュータ100の内蔵カウンタがV
Pコンバータ2のパルスをカウントしてオーバーフロー
するとΔθ割込信号を発生し割込ルーチンプログラムー
ー入る。先ず前回の69間C:測定した周期Tmから次
回のΔ0割込のためのカウント値即ち前述分周値nを内
蔵カウンタC二セットする。Δθ割込信号から所定の時
間後Cニジーケンスデータを出力しその時刻から待ちル
ーププログラムの実行に入る。その後T1の時間経過後
にタイミングデータT2を出力してすぐに次の待ちルー
ププログラムに入る。その後T2+T3の時間経過後に
タイミングデータT3を出力する。その後ADコンバー
タ11から制御率v/Edを読み込み、パルス数切換の
判断を行う。
パルス数切換の判断の結果、パルス数を変更するときは
次回の割込ルーチンプログラム実行時に内蔵カウンタに
セットする分周値nを変更して次回の準備を行う。
また、前回求めたΔθ/2の周期Tm/2と、今回読み
込んだ制御率v/Edからパルス幅Tup、Twpを演
算し、シーケンスデータと各タイミングデータT1、T
2、T3を得る。若し、次回から新しいパルス数に切換
えるのであればマイクロコンピュータ100の内部に有
する第5図のROM 27の機能に和尚するメモリに配
憶している値を前回測定した周期Tm/2の代わりに用
いる。次回のデータ出力の準備が終るとマイクロコンピ
ュータ100の内部に有する第4図の周期測定回路−C
二相当する周期測定用のレジスタに周期Tm/2を測定
のための初期値をセットして次回の68割込み入力を許
可し、割込ルーチンに入るまでの間所定の時間毎に発生
するパルスによ抄レジスタの値を1づつ増すか減じるか
して周期Tm/2を測定する。
この測定時間の関係を第12図(a)に示す。Δθ割込
により割込ルーチンプログラム実行開始からシーケンス
データを出力するまでには所定の遅れ時間が生ずる。そ
の後前回のパルス幅演算結果から求めたタイミングデー
タT1による待ちループプログラムを奥行してT2の時
間経過後にタインングデータT2を出力する。同様にし
てT2+T3の時間経過後にタイミングデータT1を出
力する。従ってシーケンスデータを出力した時刻からタ
イミングデータT、を出力した時刻までの時間は前回の
周期測定によるTm/2の時間となる。
この後に制御率読込み、パルス数切換え、パルス幅演算
等の処理を行うが、これ等の処理時間は常に一定の時間
で行う様にむだ時間の調整を行う。
従ってこれ等の処理が終了した時刻から次の△θ割込み
入力が発生するまでの時間を測定すればタイミングデー
タT2を出力してからシーケンスデータを出力するまで
の時間(Tm/2)NEWが得られる。
この測定時間と前回の周期Tm/2との平均を新しい周
期Tm/2とし次回のパルス幅演算データとする。
一方マイクロコンピュータ101は第12図(b)に示
す様にシーケンスデータが入力されると所定の時間遅れ
の後にシーケンスデータで指定された初期状態の制御信
号UP、VP、WP、UN、VN、WNを出力ボートか
ら出力して次のタイミングデータT2の入力を待ツ。マ
イクロコンピュータ101の内部には第3表の内容を持
つRAM 56相当のメモリを有しシーケンスデータは
そのメモリのアドレスL=0でH=11〜0のいずれか
を指定し初期状態とする。その後タイミングデータT2
が入力され九時刻から所定の時間遅れの後に上記初期状
態から1つだけアドレスを進ませ九た=1のメモリ内容
の制御信号を出力し、待ちループプログラムの奥行を開
始する。
待ちループプログラムによりT2の時間経過を知るとア
ドレスを更に1つだけ進ませたL=2のメモリ内容の制
御信号を出力し、タイミングデータT2は後半のΔθ/
2のパルス幅制御に使用するため所定のレジスタに格納
し次のタイミングデータT3の入力を待つ。タイミング
データT3が入力されると所定の時間遅れの後に待ちル
ーププログラムを開始しT2の時間経過後にアドレスを
1つ進またL=3のメモリ内容の制御信号を出力する。
その後直ちにタイミングデータT2による待ちループプ
ログラムを開始しT2の時間経過後にアドレスを1つ進
ませたL=4のメモリ内容の制御信号を出力し、次のシ
ーケンスデータの入力を待つ。
この様にしてΔθ間の一連の制御動作を2つのマイクロ
コンピュータ100、101で分担して制御することに
より本発明によるPWMインバータのパルス幅制御装置
を実施することができる。運転周波数指令器1の設定周
波数が増加し第12図(a)に示したTm/2測定の時
間が所定の時間(Tm/2)minより短かくなると△
θ割込み間の時間を所定の時間以上に保つ様にパルス数
切換えを行ない所定のTm/2測定時間と処理時間を確
保する。また、設定周波数が減少しTm/2測定時間が
所定の時間(Tm/2)maxより長くなると周期測定
用レジスタの最大カウント値を越えない様にパルス数切
換えを行ない所定のビット数のカウント数に制限する。
設定周波数の低い低速運転に於て、周期測定用レジスタ
のカウント数が最大カウント数を越える様な周波数設定
のときは最大カウント数で制限してその周波数設定値以
下に対し適切な関数(例えば一定値に固定する関数等)
を持たせた関数発生器12を介して介してADコンバー
タ11から制御率v/Edを与え、その設定周波数に対
応して適切な電圧を発生する様にする。
本実施例によれば簡潔な構成で良好な淘インバータのパ
ルス幅制御装置を安価に得ることが可能となる。
g 発明の効果 本発明のPWMインバータのパルス幅制御装置によれば
運転周波数に応じて自動的に分割のパルス数を切換える
ことができ、このパルス数の切換え時に、一担所定の予
測値によるパルス幅を介して切換えることが可能となり
パルス数切換え時の衝撃を小さくできる。また、パルス
数切換え時のパルス幅にヒステリシス特性を持たせて切
換え動作を安定に行わせ運転周波数を連続的に変化させ
ることができる。また、出力するパルスは必ず、運転周
波数の整数倍に同期して制御されるので、従来のPWM
インバータの様に変調周波数と運転周波数の関係からう
なりを生じる様なことがない。
また、パルス幅算定の基準となる周期(Tm/2)測定
時間が所定の範囲の時間となる様にパルス数切換えを行
い周期(Tm/2)の値を所定の大きさのディジタル値
で検出できるので電圧を精度良く制御することができる
【図面の簡単な説明】 第1図は胸インバータの主回路図、第2図、第3図は本
発明によるPWMインバータのパルス幅制御装置の動作
を説明するための波形図、第4図は本発明のPWMイン
バータのパルス幅制御装置の一実施例を示す制御ブロッ
ク図、第5図はノくルス数切換回路7の詳細な制御ブロ
ック図、第6図はパルス数切換え時のタイムチャート、
第7図は演算回路10の詳細な制御ブロック図、第8図
はノくルス発生器制御回路13とパルス発生器14の詳
細な制御ブロック図、第9図は第8図の制御ブロック図
の動作を説明するためのタイムチャート、第10図は本
発明の陶インバータのパルス幅制御装置の他の実施例を
示す制御ブロック図、第11図はマイクロコンピユータ
100の動作を説明するフローチャート、第12図はマ
イクロコンピュータ100と101の分担動作を説明す
るためのタイムチャートである。 1・・・周波数設定器  2・・・VFコンバータ3・
・・nカウンタ   4・・・周期測定回路5・・・ク
ロックゼネレータ 6・・・Pカウンタ    7・・・パルス数切換制御
回路8・・・6進カウンタ  9a、9b・・・ROM
10・・・演算回路    11・・・ムロコンバータ
12・・・関数発生器    13・・・パルス発生器
制御回路14・・・パルス発生器  20a 、20b
・・・比較器21a 、21b 、54a 、54b 
、54c ・・・AND回路22・・・アップダウンカ
ウンタ 23、24、26a、26b、27、、、ROM25・
・・デコーダー 28a、28b・・・RSフリツプフロツプ29.48
.55・・・カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電圧の正側と負側に3相の交流電圧を出力す
    る複数のスイッチ素子をブリッジ接続し、前記3相のい
    ずれかl相の電位を前記直流電圧の正側及び負側のいず
    れか一方の電位に固定し残りの2相との線間電圧が所定
    の交流電圧となる様に前記複数のスイッチ素子を開閉制
    御するスイッチ信号を出力するPWMインバータの制御
    装置に於て、シーケンスデータ、第1のタイミングデー
    タ(T2)第2のタイミングデータ(T3)の順に入力
    され、前記シーケンスデータが入力された後に前記シー
    ケンスデータにより定まる第1の状態の前記スイッチ信
    号を出力し、前記第1のタイミングデータ(T2)が入
    力された後に前記シーケンスデータにより定まる次の第
    2の状態の前記スイッチ信号を出力し、前記第1のタイ
    ミングデータ(T2)により定まる第1の待ち時間(T
    2)が経過した時刻に前記シーケンスデータにより順次
    定まる第3の状態の前記スイッチ信号を出力し、前記第
    2のタイミングデータ(T3)が入力され死後6;前記
    第2のタイ2ングデータ(T2)により定まる第2の待
    ち時間(T2)が経過した時刻に前記第2の状態の前記
    スイッチ信号を出力し、更−二前記第1の待ち時間(T
    2)が経過した時刻に前記第1の状態の前記スイッチ信
    号を出力するパルス発生器を具備したことを特徴とする
    PWMインバータの制御装置。
  2. (2)前記パルス発生器をマイクロコンピュータした前
    記特許請求の範囲第1項記載のPWMインバータの制御
    装置。
  3. (3)直流電圧の正側と負側に3相の交流電圧を出力す
    る複数のスイッチ素子をブリッジ接続し、前記3相のい
    ずれかl相の電位を前記直流電圧の正側及び負側のいず
    れか一方の電位に固定し残りの2相との線間電圧が所定
    の交流電圧となる様に前記複数のスイッチ素子を開閉制
    御するスイッチ信号を出力する界層インバータの制御装
    置に於て、前記交流電圧の周波数を定める周波数基準信
    号を入力して前記周波数の6np倍に比例した周波数の
    第1のパルス信号を出力するVPコンバータと、前記第
    1のパルス信号をn個計数する毎に第2のパルス信号を
    発生する第1の分局手段と、前記第2のパルス信号を1
    個計数する毎に第3のパルス信号を発生する第2の分周
    手段と、前記第3のパルス信号を計数して前記交流電圧
    の電気角60度の区間を検知する6進カウンタと、前記
    第2の分周手段C二よる計数値から電気角θを検知し電
    気角60度を周期とする関数値F(θ)、G(θ)を出
    力する関数発生器と、前記第2のパルス信号の周期Tm
    を検知する周期測定手段と、前記交流電圧の最大値を定
    める制御率信号aの入力端子を有し、前記関数値F(θ
    )、G(θ)と前記周期Tmと前記制御率信号1の関係
    から定まる第1静第2.第3のタイミングデータT1、
    T2、T3、を算出し、前記6進カウンタの計数値と前
    記関数値F(θ)、G(θ)の大小関係で定まる論理信
    号をシーケンスデータとし、前記第1のパルス信号が入
    力された後に前記シーケンスデータを出力し、その後前
    記第1のタイミングデータT1により定まる時間T1が
    経過した時刻に前記第2のタイミングデータT2を出力
    し、更に前記第2、第3のタイミングデータT2、T3
    、により定まる時間(T2+TL2)が経過した時刻に
    前記第3のタイミングデータT3を出力するパルス発生
    器制御手段と、このパルス発生器制御手段の出力信号に
    より前記残りの2相との線間電圧が所定の交流電圧にな
    る様に前記スイッチ信号を制御するパルス発生器を具備
    したことを特徴とするPWMインバータの制御装置。
  4. (4)前記関数値がF(θ)≧G(θ)のとき前記第1
    のタイミングデータT1として(Tm/2)(1−a・
    F(θ))、前記第2のタイミングデータT2としてa
    ・(Tm/2)(F(θ)−G(θ))、前記3のタイ
    ミングデータT3としてa・(Tm/2 )G(θ)を
    算出し、前記関数値がF(θ)<G(θ)のときは前記
    第一のタイミングデータT1として(Tm/2 )(1
    −a・G(θ))、前記第2のタイミイグデータT2と
    してa(Tm/2)(G(θ)−F(θ))、前記第3
    の夕イミングデータT3としてa・(Tm/2)・F(
    θ)を算出する様にした前記特許請求の範囲第3項記載
    のPWMインバータの制御装置。
  5. (5)直流電圧の正側と負側に3相の交流電圧を出力す
    る複数のスイッチ素子をブリッジ接続し、前記3相のい
    ずれかl相の電位を前記直流電圧の正側及び負側のいず
    れか一方の電位に固定し残りの2相との線間電圧が所定
    の交流電圧となる様に前記検数のスイッチ素子を開閉制
    御するスイッチ信号を出力する陶インバータの制御装置
    に於て、前記交流電圧の周波数を定める周波数基準信号
    を人力して前記周波数の6np倍に比例し九周波数の第
    1のパルス信号を出力するVpコンバータと、前記第1
    のパルス信号をn個計数する毎に第3のパルス信号を発
    生する第1の分局手段と、前記第2のパルス信号をp個
    計数する毎に第3のパルス信号を発生する第2の分周手
    段と、前記第3のパルス信号を計数して前記交流電圧の
    電気角60度の区間を検知する6進カウンタと、前記第
    2の分局手段による計数値から電気角θを検知し電気角
    60度を周期とする関数値F(θ)、G(θ)を出力す
    る関数発生器と、前記第2のパルス信号の周期Tmを検
    知する周期測定手段と、前記関数値F(θ)、G(θ)
    と周期Tmに応じてタイミング信号を出力するパルス発
    生器制御手段と、このタイミング信号に応じて前記残り
    の2相との線間電圧が所定の交流電圧となる様に前記ス
    イッチ信号を制御するパルス発生器と、前記周期Tmが
    所定の最大周期Tmmaxより大きいときは前記nの値
    を減少して前記pの値を増加し前記周期Tmが所定の最
    少値Tmminより小さいときは前記nの値を増加して
    前記pの値を減少しnとpの積は一定である様に増減す
    るパルス数切換手段を具備したことを特徴とするPWM
    インバータの制御装置。
  6. (6)前記第1の分局手段と前記第2の分周手段と前記
    6進カウンタと前記関数発生器と前記周期測定手段と前
    記パルス発生器制御手段と前記パルス数切換手段をマイ
    クロコンピュータとした前記特許請求の範囲第5項記載
    のPWMインバータの制御装置。
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