JPH09113581A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

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JPH09113581A
JPH09113581A JP7272459A JP27245995A JPH09113581A JP H09113581 A JPH09113581 A JP H09113581A JP 7272459 A JP7272459 A JP 7272459A JP 27245995 A JP27245995 A JP 27245995A JP H09113581 A JPH09113581 A JP H09113581A
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JP
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test
general
empty
elevator
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JP7272459A
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Hiroto Nakamura
浩人 中村
Yoshiyuki Masuo
芳幸 増尾
Makoto Nemoto
眞 根本
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレーを上下動させるエレベータの数を少な
くしたIC試験装置を提供する。 【解決手段】 1台のエレベータをトレーストッカの配
列方向に移動自在に配置し、トレーの上げ下げを必要と
するトレーストッカの部分に移動させ、その位置で積み
重ねられているトレーを上げ、下げし、被試験ICを収
納したトレーをローダ部側の窓に装着する動作、及び空
になったトレーを空トレーストッカに回収する動作、空
トレーストッカから、アンローダ側の窓に空トレーを供
給する動作を行なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路素
子(以下ICと称す)を試験するIC試験装置に関す
る。更に詳しくはICを搬送し、テスト部に電気的に接
触させ、試験装置本体に試験を行なわせ、試験後にIC
をテスト部から搬出し、試験結果に基づいて良品、不良
品に仕分けを行なう、いわゆるハンドラと呼ばれる技術
分野の発明である。
【0002】
【従来の技術】図2乃至図8を用いて従来のIC試験装
置の概略の構成を説明する。図2は略線的平面図を示
す。図中100はテスト部を含むチャンバ部、200は
これから試験を行なう被試験ICを格納し、また試験済
のICを分類して格納するIC格納部、300は被試験
ICをチャンバ部100に送り込むローダ部、400は
チャンバ部100で試験が行なわれた試験済のICを分
類して取出すアンローダ部、TSTはローダ部300で
被試験ICが積み込まれてチャンバ部100に送り込ま
れ、チャンバ部100でICを試験し、試験済のICを
アンローダ部400に運び出すIC搬送用のテストトレ
ーを示す。
【0003】チャンバ部100はテストトレーTSTに
積み込まれた被試験ICに目的とする高温又は低温の温
度ストレスを与える恒温槽101と、この恒温槽101
で熱ストレスが与えられた状態にあるICをテスト部に
接触させるテストチャンバ102と、テストチャンバ1
02で試験されたICから、与えられた熱ストレスを除
去する除熱槽103とによって構成される。つまり、恒
温槽101で高温を印加した場合は送風により冷却し、
室温に戻してアンローダ部400に搬出する。また恒温
槽101で例えば−30℃程度の低温を印加した場合は
温風乃至はヒータ等で加熱し、結露が生じない程度の温
度に戻してアンローダ部400に搬出する。
【0004】恒温槽101及び除熱槽103はテストチ
ャンバ102より上方に突出されて配置される。恒温槽
101と除熱槽103の上部間に図3に示すように基板
105が差し渡され、この基板105にテストトレー搬
送手段108が装着され、このテストトレー搬送手段1
08によってテストトレーTSTが、除熱槽103側か
ら恒温槽101に向って移送される。テストトレーTS
Tはローダ部300で被試験ICを積込み、恒温槽10
1に運び込まれる。恒温槽101には垂直搬送手段が装
着されており、この垂直搬送手段によって複数枚のテス
トトレーTSTが支持されてテストチャンバ102が空
くまで待機する。この待機中に被試験ICに高温又は低
温の温度ストレスを印加する。テストチャンバ102に
はその中央にテスト部104が配置され、テスト部10
4の上にテストトレーTSTが運ばれて被試験ICをテ
スト部104に電気的に接触させ試験を行なう。試験が
終了したテストトレーTSTは除熱槽103で除熱し、
ICの温度を室温に戻し、アンローダ部400に排出す
る。
【0005】IC格納部200には被試験ICを格納す
る被試験ICストッカ201と、試験の結果に応じて分
類されたICを格納する試験済ICストッカ202とが
設けられる。被試験ICストッカ201には被試験IC
を格納した汎用トレーKSTが積層されて保持される。
この汎用トレーKSTがローダ部300に運ばれ、ロー
ダ部300に運ばれた汎用トレーKSTからローダ部3
00に停止しているテストトレーTSTに被試験ICを
積み替える。汎用トレーKSTからテストトレーTST
にICを運び込むIC搬送手段としては図3に示すよう
に、基板105の上部に架設した2本のレール301
と、この2本のレール301によってテストトレーTS
Tと汎用トレーKSTとの間を往復(この方向をY方向
とする)することができる可動アーム302と、この可
動アーム302によって支持され、可動アーム302に
沿ってX方向に移動できる可動ヘッド303とによって
構成されるX−Y搬送手段304を用いることができ
る。可動ヘッド303には下向に吸着ヘッドが装着さ
れ、この吸着ヘッドが空気を吸引しながら移動し、汎用
トレーKSTからICを吸着し、そのICをテストトレ
ーTSTに搬送する。吸着ヘッドは可動ヘッド303に
対して例えば8本程度装着され、一度に8個のICをテ
ストトレーTSTに搬送する。
【0006】尚、汎用トレーKSTの設置位置とテスト
トレーTSTの間にはプリサイサと呼ばれるICの位置
修正手段305(図2、図3)が設けられる。この位置
修正手段305は比較的深い凹部を有し、この凹部に吸
着ヘッドに吸着されたICを落し込む。凹部の周縁は傾
斜面で囲まれており、この傾斜面でICの落下位置が規
定される。従って8個のICの相互の位置が規定され、
位置が規定されたICを再び吸着ヘッドに吸着してテス
トトレーTSTに引き渡す。つまり、汎用トレーKST
ではICを保持する凹部はICの形状より比較的大きく
形成されている。このため、汎用トレーKSTに格納さ
れているICの位置は大きなバラツキを持っている。こ
の状態で吸着ヘッドに吸着されて直接テストトレーTS
Tに運ばれると、テストトレーTSTに形成されたIC
収納凹部に直接落し込むことができないことになる。こ
のために位置修正手段305を設け、この位置修正手段
305でテストトレーTSTに形成されたIC収納凹部
の配列精度にICの配列精度を合わせるようにしてい
る。
【0007】図4にテストトレーTSTの構造を示す。
テストトレーTSTは方形フレーム12に複数の棧13
が平行かつ等間隔に形成され、これら棧13の両側、又
棧13と対向するフレーム12の辺12aにそれぞれ複
数の取付け片14が等間隔に突出形成され、これら棧1
3の間、又は棧13及び辺12aの間と、2つの取付け
片14とによりキャリア収納部15が配列構成されてい
る。各キャリア収納部15にそれぞれ1個のICキャリ
ア16が収納され、2つの取付け片14にファスナ17
によりフローティング状態で取付けられる。ICキャリ
ア16は1つのテストトレーTSTに16×4個程度取
付けられる。
【0008】ICキャリア16の外形は同一形状、同一
寸法をしており、ICキャリア16にIC素子が収納さ
れる。IC収容部19は、収容するICの形状に応じて
決められる。IC収容部19はこの例では方形凹部とさ
れている。ICキャリア16の両端部にはそれぞれ取付
け片14への取付け用穴21と、位置決用ピン挿入用穴
22とが形成されている。
【0009】ICキャリア16は図5に示すようにIC
のピン18を下面側に露出して保持する。テスト部10
4ではこの露出したICのピン18をICソケットのコ
ンタクト104Aに押し付け、ICをテスト部104に
電気的に接触させる。このためにテストヘッド104の
上部にはICを下向に抑え付ける圧接子20が設けら
れ、この圧接子が各ICキャリア16に収納されている
ICを上方から抑え付け、テスト部104に接触させ
る。
【0010】テスト部104に一度に接続されるICの
数は例えば図6に示すように4行16列に配列されたI
Cを4列おきに4列(斜線部分)を1度に試験を行な
う。つまり1回目は1,5,9,13列に配置された1
6個のICを試験し、2回目はテストトレーTSTを1
列分移動させて2,6,10,14列に配置されたIC
を試験し、これを4回繰返して全てのICを試験する。
試験の結果はテストトレーTSTに付された例えば識別
番号と、テストトレーTSTの内部で割当たICの番号
で決まるアドレスに試験結果を記憶する。
【0011】アンローダ部400にはローダ部300に
設けられたX−Y搬送手段304と同一構造のX−Y搬
送手段404が設けられ、このX−Y搬送手段404に
よってアンローダ部400に運び出されたテストトレー
TSTから試験済のICを汎用トレーKSTに積み替え
る。図2及び図3に示す例では試験済ICストッカ20
2に8個のストッカSTK−1,STK−2,…,ST
K−8を設け、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分
けして格納できるように構成した場合を示す。つまり、
良品と不良品の別の外に、良品の中でも動作速度が高速
のもの、中速のもの、低速のもの、或は不良の中でも再
試験が必要なもの等に仕分けされる。仕分け可能なカテ
ゴリーの最大が8種類としても、アンローダ部400に
は4枚の汎用トレーしか配置することができない。この
ため、従来はアンローダ部400に配置された汎用トレ
ーKSTに割当られたカテゴリー以外のカテゴリーに分
類されるICが発生された場合は、アンローダ部400
から1枚の汎用トレーKSTをIC格納部200に戻
し、これに代えて新たに発生したカテゴリーのICを格
納すべき汎用トレーKSTをアンローダ部400に転送
し、そのICを格納する。
【0012】被試験ICストッカ201及び試験済IC
ストッカ202は図7に示すように枠状のトレー支持枠
203と、このトレー支持枠203の下部から侵入して
上部に向って昇降可能とするエレベータ204とを具備
して構成される。トレー支持枠203は汎用トレーKS
Tを複数積み重ねて支持し、この積み重ねられた汎用ト
レーKSTがエレベータ204で上方に移動される。
【0013】被試験ICストッカ201及び試験済IC
ストッカ202の上部には基板105との間において被
試験ICストッカ201と試験済ICストッカ202
(図3)の配列方向の全範囲にわたって移動するトレー
搬送手段205が設けられる。トレー搬送手段205に
は下向に汎用トレーを把持する把持具を装備する。被試
験ICストッカ201の上部にトレー搬送手段205を
移動させ、その状態でエレベータ204を駆動させ、積
み重ねた汎用トレーKSTを上昇させる。上昇して来る
汎用トレーKSTの最上段のトレーを把持具で把持す
る。トレー搬送手段205に被試験ICを格納している
汎用トレーKSTを引き渡すと、エレベータ204は下
降し、元の位置に戻る。これと共に、トレー搬送手段2
05は水平方向に移動し、ローダ部300の位置に運ば
れる。この位置でトレー搬送手段205は把持具から汎
用トレーを外し、わずか下にあるトレー受(特に図示し
ない)に汎用トレーKSTを一旦預ける。トレー受けに
汎用トレーKSTを預けたトレー搬送手段205はロー
ダ部300以外の位置に移動する。この状態で汎用トレ
ーKSTが搭載されている部分の下側からエレベータ2
04が上昇し、被試験ICを搭載している汎用トレーK
STを上方に上昇させ基板105に形成した窓106に
汎用トレーKSTが臨むように支持させる。つまり、窓
106の下面周辺には図8に示すように汎用トレーKS
Tを把持する把持手段107が設けられ、この把持手段
107に被試験ICを格納した汎用トレーKSTが把持
される。尚、把持手段107は偏芯カム形とされ、その
真円部分の周面には歯車の歯107Aが形成される。こ
の歯107Aにラック107Bが形成された制御操作子
109が噛合される。制御操作子109を摺動させるこ
とにより把持手段107は汎用トレーKSTを把持状態
と、解放状態に制御することができる。
【0014】アンローダ部400の窓106には空の汎
用トレーKSTが保持され、この空の汎用トレーKST
に、各汎用トレーKSTに割当たカテゴリーに従って試
験済ICを分類して格納する。窓106の部分に保持さ
れた汎用トレーが満杯になると、その汎用トレーKST
はエレベータ204によって窓106の位置から引き降
され、トレー搬送手段205によって自己に割当られた
カテゴリーのトレー格納位置に収納される。尚、図2に
示す206は空トレーストッカを示す。この空トレース
トッカ206から空のトレーがアンローダ部400の各
窓106の位置に配給され、試験済ICの格納に供せら
れる。
【0015】
【発明が解決すべき課題】従来は図2及び図3に示すよ
うに各トレイストッカ201及び202,206毎にエ
レベータ204を設けている。エレベータ204は例え
ばパルスモータと、このパルスモータによって駆動され
るラックとピニオンから成る直線駆動機構とによって構
成されるため、高価なものとなる。従ってエレベータ2
04の数が多いとコスト高となる欠点がある。
【0016】この発明の目的は、エレベータ204の数
を少なくし、安価に作ることができるIC試験装置を提
供しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明では共通のエレ
ベータを窓106及びトレイストッカの配列方向に移動
自在に配置し、トレイを上昇及び下降させる必要がある
位置にエレベータを移動させ、その位置に積み重ねられ
ているトレイを上下動させてトレーの搬送処理を行なわ
せる構成としたものである。
【0018】従ってこの発明によるIC試験装置ではト
レイを上昇及び下降させるためのエレベータは1台あれ
ばよいことになる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1にこの発明によるIC試験装
置の要部の構成を示す。図1に示す例では図示するトレ
ーストッカの左側の2列がこれから試験を行なうべき被
試験ICを収納する被試験ICストッカ201とし、次
の1列が空トレーストッカ206、右側の4列が試験済
ICを収納する試験済ICストッカ202とした場合を
示す。
【0020】従って基板105に形成した窓106A,
106Bはローダ部300を構成する窓とされ、窓10
6C,106D,106E,106Fはアンローダ部4
00を構成する窓となる。これらの窓106A〜106
Fは基板105の板面上において1列に配列されて形成
される。
【0021】各窓106A〜106Fの下部にはトレー
支持枠203が配置され、このトレー支持枠203に汎
用トレーKSTが積み重ねられて支持される。この発明
では、トレー支持枠203及び窓106A〜106Fの
配列方向に移動できるようにエレベータ211を設け
る。このエレベータ211は例えばネジ軸212のネジ
送り動作によってトレー支持枠203の配列方向に移動
できるように支持された可動台213と、この可動台2
13に搭載されたステップモータ214と、このステッ
プモータ214によって上下方向に推動される推動軸2
15とによって構成することができる。ネジ軸212は
モータ216によって正転及び逆軸駆動され、モータ2
16の正転及び逆転駆動によってエレベータ211は図
1において右方向及び左方向に自由に移動し、どのトレ
ー支持枠203の下にでも移動できるように構成され
る。
【0022】トレー支持枠203の上方には空トレー搬
送手段250が配置される。この空トレー搬送手段25
0は汎用トレーKSTの平面形状よりわずかに大きい程
度の板面形状を持つプレート251と、このプレート2
51の下面に装着した把持手段252と、プレート25
1をネジ軸254に結合するためのスプライン軸253
とによって構成することができる。
【0023】つまり、ネジ軸254は窓106A〜10
6Fの配列方向に延長されて架設され、モータ255に
よって正転及び逆転方向に回転駆動される。ネジ軸25
4にはスプライン軸253がネジ結合し、スプライン軸
253がプレート251に連結される。プレート251
は図には示していないがネジ軸254と平行して配置し
たレールによって支持され、そのレールによって水平な
姿勢を保って左右方向に移動自在に支持される。従って
スプライン軸253にプレート251を連結することに
よりスプライン軸253は回転が阻止されるため、モー
タ255によってネジ軸254が正転又は逆転駆動され
ることによりスプライン軸253は左方向又は右方向に
移動する。
【0024】以下に被試験IC収納部201からローダ
部300を構成する窓106Aに被試験ICを収納した
汎用トレーKSTを送り込み、この汎用トレーKSTが
空になって空トレーストッカ206に戻されるまでの様
子と、空トレーストッカ206からアンローダ部400
を構成する窓106C〜106Fの何れかに空トレーを
搬送する様子を説明する。
【0025】空トレー搬送手段250は常時は空トレー
ストッカ206の位置に待機している。この状態でエレ
ベータ211を窓106Aの下に移動させ、パルスモー
タ214を起動させてエレベータ211を上昇させる。
エレベータ211はトレー支持枠203に支持されてい
る汎用トレーKSTを積み重ねた状態のまま下から押し
上げる。押し上げられた汎用トレーKSTはその最上段
の汎用トレーが窓106Aに圧接される。この状態で把
持手段107が回動操作され、把持手段107によって
最上段の汎用トレーが窓106Aの位置にセットされ
る。従ってこの状態で汎用トレーKSTから被試験IC
がテストトレーTSTに積み替えられる。
【0026】窓106Aに装着された汎用トレーKST
が空になると、エレベータ211が再び汎用トレーを押
し上げ、空になった汎用トレーにその最上段の汎用トレ
ーを近ずける。最上段の汎用トレーが空になった汎用ト
レーに接触した状態で窓106Aの周辺に装着した把持
手段107を解放させ、空になった汎用トレーをエレベ
ータ211に乗せられている汎用トレーの上部に乗せ
る。
【0027】エレベータ211はそのまま下降し、空ト
レー搬送手段250の搬送通路により下側の位置で停止
する。その状態で空トレー搬送手段250は窓106A
の位置に移動し、その位置でエレベータ211の上昇を
持つ。エレベータ211再び上昇し、最上段に乗せてい
る空のトレーを空トレー搬送手段250に設けた把持手
段252に把持させる。把持手段252に空のトレーを
引き渡すとエレベータ211は下降し、元の位置に戻
る。
【0028】これと共に、空トレー搬送手段250は空
トレーストッカ206の上部に移動する。また、エレベ
ータ211も空トレーストッカ206の位置に移動し、
空トレーストッカ206に積み重ねられている空ストッ
カを押し上げ、その最上段の空トレーを空ストッカ搬送
手段250に把持されている空ストッカに近ずけ、接触
させる。その状態で空ストッカ搬送手段250は空スト
ッカを把持手段252から解放させ、エレベータ211
の上に乗せられている空ストッカの上に乗せる。エレベ
ータ211は下降し、空トレーをトレー支持枠203に
収納させる。以上により、ローダ300側の空ストッカ
の処理状況が理解できよう。
【0029】次にアンローダ400側の窓、例えば10
6Fに装着した汎用トレーが試験済のICで満杯になっ
た場合の動作を説明する。窓106Fに装着した汎用ト
レーが満杯になった場合は、エレベータ211はこの窓
106Fの下に移動する。窓106Fの下に積まれた汎
用トレーをそのまま押し上げ、満杯になった汎用トレー
の下にその最上段のトレーを接触させる。その状態で窓
106Fの周辺に設けた把持手段107を制御し、満杯
になった汎用トレーをエレベータ211に乗せられてい
る汎用トレーの上に乗せる。エレベータ211は下降
し、元の位置に戻る。
【0030】これと共に、エレベータ211は空トレー
ストッカ206の下の位置に移動し、空トレーを押し上
げ、空トレーを空トレー搬送手段250に引き渡す。空
トレー搬送手段250は空トレーを窓106Fの位置に
移動させる。このとき、エレベータ211も窓106F
の位置に移動し、その位置でトレー支持枠203に支持
されているトレーを押し上げ、その最上段のトレーを空
トレー搬送手段250に把持されている空の汎用トレー
に接触させる。ここで把持手段252が空トレーを解放
し、空のトレーをエレベータ211の上に乗せられてい
るトレーの上に乗せ替える。空トレー搬送手段250が
空トレーストッカ206の上に戻る間にエレベータ21
1は再び上昇し、最上段に乗せられている空のトレーを
窓106Fに装着する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では1台
のエレベータ211を使ってローダ300側のトレーの
搬送及びアンローダ側のトレーの搬送を全て行なうこと
ができる。従ってエレベータに要するコストを低減する
ことができるから、大きなコストダウンが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるIC試験装置の要部の構成を説
明する略線的側面図。
【図2】従来の技術を説明するための略線的平面図。
【図3】従来の技術を説明するための斜視図。
【図4】IC試験装置に用いるテストトレーの構造を説
明するための分解斜視図。
【図5】IC試験装置のテスト部とICの接続状態を説
明するための拡大断面図。
【図6】テスト部におけるICのテスト順序を説明する
ための平面図。
【図7】従来のエレベータと汎用トレーの収納状態を説
明するための分解斜視図。
【図8】汎用トレーを窓の部分に保持するための把持手
段の一例を説明するための一部を切欠いて示す斜視図。
【符号の説明】
105 基板 106,106A〜106F 窓 107 把持手段 211 エレベータ 250 空トレー搬送手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に複数の窓が1列に配列されて形成
    され、この複数の窓の中の一部の窓に被試験ICを収納
    したトレーを下側から装着して窓を通じて被試験ICを
    テストトレーに積み込み、被試験ICを積み込んだテス
    トトレーをテスト部に搬送し、被試験ICを試験すると
    共に、他の窓に装着した空のトレーに試験済のICをテ
    ストトレーから積み替えてICを試験する構造のIC試
    験装置において、 上記複数の窓の配列方向に移動自在に支持したエレベー
    タを設け、各窓の下側に設けたトレー支持枠に支持され
    たトレーの何れでも、上記エレベータで押し上げ、上記
    窓にトレーを装着する動作および装着状態から取外す動
    作を実行できるように構成したことを特徴とするIC試
    験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のIC試験装置において、
    上記基板とトレー支持枠との間に、上記窓の配列方向に
    沿って移動自在に支持した空トレー搬送手段を配置した
    ことを特徴とするIC試験装置。
JP7272459A 1995-10-20 1995-10-20 Ic試験装置 Pending JPH09113581A (ja)

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JP7272459A JPH09113581A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 Ic試験装置

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JP7272459A JPH09113581A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 Ic試験装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG81269A1 (en) * 1998-04-02 2001-06-19 Advantest Corp Ic testing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG81269A1 (en) * 1998-04-02 2001-06-19 Advantest Corp Ic testing apparatus

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