JPH09112820A - 微粉炭バーナ - Google Patents

微粉炭バーナ

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JPH09112820A
JPH09112820A JP26872195A JP26872195A JPH09112820A JP H09112820 A JPH09112820 A JP H09112820A JP 26872195 A JP26872195 A JP 26872195A JP 26872195 A JP26872195 A JP 26872195A JP H09112820 A JPH09112820 A JP H09112820A
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彰 馬場
Noriyuki Oyatsu
紀之 大谷津
Noboru Takarayama
登 宝山
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三紀 森
Shunichi Tsumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超低NOX 化を維持しつつ着火保炎を強化す
ることができ、ひいては広域負荷運転、多炭種にも対応
することができる微粉炭バーナを提供すること。 【解決手段】 分離管20により希薄流流路201と濃
縮流流路202が形成される。分離管20の先端部分に
は、中心側に狭められたテーパ部200が形成されてい
る。このテーパ部200により、希薄流C0 の出口d1
における流速が増速され、逆に、濃縮流C1 の出口d2
における流速が遅くなる。希薄流C0 の速い流速によ
り、濃縮流C1 が内部保炎器22後流の再循環領域へ巻
き込まれ、より多くの微粉炭がこの領域へ入り込んで燃
焼するため、着火保炎が強化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はボイラ等に用いられ
る微粉炭燃焼システムにおいて使用される微粉炭バーナ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラ等に用いられる微粉炭燃焼システ
ムは、分級機を内蔵した微粉炭機(ミル)で石炭を粉砕
し、分級により所定の大きさ以下の微粉炭を搬送用空気
でバーナ部へ供給する構成となっている。このような微
粉炭燃焼システムを図17により説明する。
【0003】図17は微粉炭燃焼システムの系統図であ
る。この図で、1はボイラ火炉、2は風箱、3は微粉炭
バーナ、4はガス再循環投入ダクト、5、6は熱交換
器、である。7は排ガスGの流れから排ガスを取り出し
てガス再循環投入ダクト4へ供給するガス再循環ファ
ン、8は風箱2へ空気を供給するFDF、9は搬送用空
気を供給する一次空気ファン、10は各流体の流量を調
節するダンパである。11は石炭を貯蔵する石炭バン
カ、12は分級機を内蔵し石炭バンカ11の石炭を粉砕
するミル、13は石炭バンカ11の石炭をミル12へ供
給する石炭フィーダ、14は濃縮器である。一次空気フ
ァン9で供給された一次空気はミル12で粉砕された所
定の大きさ以下の微粉炭を濃縮器14へ固気二相流とし
て搬送し、濃縮器14では濃縮流と希薄流とに分離し、
分離された希薄流は管路15により、又、濃縮流は管路
16により微粉炭バーナ3へ供給される。
【0004】上記微粉炭燃焼システムでは、2段燃焼法
による低NOX 化が用いられる。2段燃焼法には外部式
と内部式がある。外部式の2段燃焼法は、燃焼炉のバー
ナゾーンでの空気比(燃料に対する必要空気の割合で1
が量論的当量)を1以下の燃料リッチな条件に保つこと
で生成NOX を還元して低NOX 化を図り、未燃焼燃料
についてはバーナゾーンの後流に設置されている空気挿
入口から空気を投入して完全に燃焼させる方式である。
又、内部式2段燃焼法は、二次、三次空気に旋回をか
け、一次空気でのみ着火燃焼している微粉炭との混合を
遅らせるバーナゾーンでの燃焼法であり、NR、NR2
等の微粉炭低NOX バーナで実用化されている。
【0005】又、広域負荷対応、さらには高燃料比炭等
多炭種対応においては、微粉炭流の固体濃度を高めるた
めに固体とガスの慣性力の差を利用した分離装置をバー
ナ内部に設置し、又は、サイクロン、ベント管等の固気
分離器をバーナ外部に設置することで、着火保炎を促進
する手段が実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記2段燃焼法におけ
る外部式および内部式併用による低NOX 化技術によ
り、ボイラ出口でのNOX 排出量は、100〜150p
pm前後〔燃料比(固定炭素/揮発分)の値が2、石炭
中のN分が1.5 %の基準炭で、灰中未燃分5%以下〕ま
で低下できるようになった。しかし、環境対策の観点か
ら、燃焼排ガスに含まれるNOX 排出量の規制は厳しく
なる一方であり、ボイラ出口NOX 排出濃度も100p
pm以下の低い値とすることが要求されるようになって
いる。
【0007】又、最低負荷切下げによる広域負荷運転に
おいては、現状バーナの最低負荷は30〜40%に対し
て、次世代ボイラでは、バーナ大容量化に伴い25%以
下での安定燃焼が重要課題となっている。これに加え
て、石炭の輸入依存度が100%に近い我が国では、炭
種に左右されない安定した低NOX 化、広域負荷対応の
技術の確率が必要不可欠である。
【0008】このようなNOX 排出量100ppm以下
の低NOX 対策および広域負荷対応をめざしたものとし
ては、微粉炭を濃縮流と希薄流に分離して供給するバー
ナの濃縮流の流れの中に内部保炎器を設置して着火保炎
を強化する方法が特願平6−277733号で提案され
ている。
【0009】しかし、このような技術の問題点は、内部
保炎器が濃縮流内にあるため、希薄流側への着火保炎に
は役立たない点である。その対策として、濃縮流と希薄
流とを分離壁を介して分離供給させ、しかもその分離壁
先端に内部保炎器を設置して濃縮流、希薄流の両者を着
火保炎させる方法が考えられるが、その場合には、内部
保炎器の後流の再循環領域への巻き込みが濃縮流、希薄
流の両方から起こり、特に、希薄流からの流れ込みが多
くなると保炎効果が薄れてしまうという問題が生じる。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、超低NOX 化を維持しつつ、着火保炎を強
化することができ、ひいては広域負荷運転、多炭種にも
対応することができる微粉炭バーナを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、分離管により固体燃料と輸送用気体より
成る固気二相流を濃縮流と希薄流とに分離し、それらが
前記分離管出口で隣合わせで供給され、かつ、当該分離
管の出口先端に内部保炎器が設置された微粉炭バーナに
おいて、前記内部保炎器の位置での前記希薄流の流速を
前記濃縮流の流速より速くする希薄流増速手段を設けた
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】希薄流の流速が濃縮流の流速より大きいので、
多くの微粉炭を含んだ濃縮流が希薄流に巻き込まれて内
部保炎器の後流の再循環領域へ流れ、巻き込まれた濃縮
流に含まれる多くの微粉炭の燃焼により再循環領域が高
温になり、内部保炎器の近傍を通過する未着火の微粉炭
への着火保炎を促進し、着火保炎を強化する。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明を図示の実施形態に基
づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る
微粉炭バーナを示す図、図2は第2の実施形態に係る微
粉炭バーナを示す図である。各図で、20は濃縮流希薄
流分離管(以下、単に分離管という。)であり、希薄流
0 と濃縮流C1 とを分離する。200は分離管20の
先端部分において中心側に狭められたテーパ部、201
は希薄流C0 が流れる希薄流流路、202は濃縮流C1
が流れる濃縮流流路を示す。21は外周保炎リング、2
2は分離管20の出口先端に設置された内部保炎器、2
3は着火用の重油ノズルである。24は濃縮流流路20
2に設けられたベンチュリ型抵抗体である。25、26
はそれぞれ二次空気A2 、三次空気A3 に旋回を与える
スワラである。なお、各図で、内部保炎器23の右側部
分がボイラ火炉1の内部となる。
【0014】これら各実施形態では、分離管20の先端
部分に中心側に狭められたテーパ部200を設けたの
で、希薄流流路201の出口d1 が狭められ、一方、濃
縮流流路202の出口d2 は拡げられ、これにより、希
薄流C0 の流速が濃縮流C1 の流速より大きくなり、出
口において濃縮流C1 が希薄流C0 に巻き込まれ、微粉
炭を多く含んだ濃縮流C1 が内部保炎器22の後流の再
循環領域(図で内部保炎器22の右側の領域)へ流れ、
巻き込まれた濃縮流に含まれる多くの微粉炭の燃焼によ
り再循環領域が高温になり、内部保炎器22の近傍を通
過する未着火の微粉炭への着火保炎を促進し、着火保炎
を強化することになる。
【0015】なお、ベンチュリ型抵抗体24は、希薄流
側出口断面積を小さくすることで入口でのガス流配分が
変わり、希薄流側への流れ込みが減少するのを防止する
ために設けられるものであり、抵抗体をベンチュリ型と
することにより微粉炭が淀まないようにすることが望ま
しい。しかし、このベンチュリ型抵抗体24は必ずしも
必要ではなく、ベンチュリ型抵抗体24を除去した構成
が第2の実施形態である図2に示されている。
【0016】上記の巻き込み動作を図3および図4を参
照しながらさらに詳細に説明する。濃縮流C1 の再循環
領域への流れ込みの量は、両者の流れの運動量の大きさ
に依存する。流体の運動量の大きさは、流体密度に流速
の二乗を乗じた量で与えられる。そこで、希薄流C0
密度をρ0 、速度をv0 とすると、希薄流C0 の運動量
はρ0 ・v0 2 となり、濃縮流C1 の密度をρ1 、速度
をv1 とすると、濃縮流C1 の運動量はρ1 ・v1 2
なる。図3は希薄流C0 の運動量と濃縮流C1の運動量
の比に対する濃縮流C1 の再循環領域における濃度(濃
縮流C1 の再循環領域への巻き込み量)を表わす図であ
り、横軸には希薄流C0 の運動量と濃縮流C1 の運動量
の比(ρ0 ・v0 2 /ρ1 ・v1 2 )が、縦軸には濃縮
流C1 の再循環領域における濃度がとってある。図3か
ら、希薄流C0 の運動量と濃縮流C1 の運動量の比が大
きいほど濃縮流C1 の再循環領域への巻き込み量が大き
くなることが判る。
【0017】ここで、図4および図3を用いて希薄流C
0 と濃縮流C1 の流速決定方法の一例を示す。図4はバ
ーナ負荷に対する平均微粉炭濃度を表わす図であり、横
軸にバーナ負荷が、縦軸に平均微粉炭濃度(空気1kg
における微粉炭重量であり、C/Aで表わす。)がとっ
てある。通常、微粉炭バーナ内での微粉炭の搬送の流速
は20〜25m/sであり、15m/s以下では火炎吹
き飛びの危険性がある。そこで、本実施形態では、希薄
流C0 の流速は20〜30m/s、濃縮流C1の流速は
15〜25m/sの範囲内に限定する。
【0018】図4から、バーナ負荷50%における、C
/Aは0.33 となる。この場合、濃縮能力1.3 倍の
バーナでは、空気は均等配分されるとして、濃縮側のC
/Aは0.43 (0.33 ×1.3 )、希薄側のC/A
は0.23 となる。C/A=1が燃焼の当量比に相当
し、その時の内部保炎器22の再循環領域内の温度は最
も高く、着火保炎の最適値となる。微粉炭は200メッ
シュ通過80%前後では20μm以下を約30%含み、
慣性力の比較的小さい約20μm以下の粒子が再循環領
域へ巻き込まれる。
【0019】今、濃縮流C1 の再循環領域内での体積濃
度をC11とすると、再循環領域内でC/A=1を確保す
るためには、 0.3[0.43 C11+0.23 (1−C11)]=1 が成立しなければならない。上式から、C11=0.5 と
なる。この体積濃度を得るためには、図3に破線で示す
ように、希薄流C0 の運動量と濃縮流C1 の運動量の比
が2.1 となるように選定すればよい。ρ0 /ρ1
0.23 /0.43 であるから、v0 /v1 =1.9 と
なる。例えば、希薄流C0 の流速を30m/sに選定す
ると、濃縮流C1 の流速は約16m/sとなる。上記各
実施形態では、希薄流の流速を速くし濃縮流の流速を遅
くするため、分離管20の先端部分に中心側に狭まるテ
ーパ部200が形成される。上記の流速を実現するため
には、テーパ部200の形状が、(濃縮流路202の出
口断面積)/(希薄流路201の出口断面積)=1.9
になるように形成すればよい。
【0020】このように、上記各実施形態では、希薄流
の流速を濃縮流の流速より速くしたので、希薄流により
濃縮流を再循環領域へ巻き込むことができ、微粉炭を濃
縮流と希薄流とに分離して供給する微粉炭バーナの超低
NOX 化を維持しつつ、着火保炎を強化することがで
き、ひいては広域負荷運転、多炭種にも対応することが
できる。
【0021】以下、希薄流C0 の流速を速く、濃縮流C
1 の流速を遅くするいくつかの実施形態を図示する。以
下の各図では、図1に示す部分と同一又は等価な部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0022】図5および図6は第3および第4の実施形
態の微粉炭バーナを示す図である。これらの図で、28
は内部濃縮器、Fは重油ノズル23を通る中心線を示
す。これら各実施形態では、微粉炭は固気二相流体(A
+C)として供給され、内部濃縮器28を経てその後流
の分離管20で希薄流C0 と濃縮流C1 に分離される。
図5にはベンチュリ型抵抗体24を備えたものが示さ
れ、図6にはベンチュリ型抵抗体を備えていないものが
示されている。
【0023】図7および図8は第5および第6の実施形
態の微粉炭バーナを示す図である。これら各実施形態で
は、分離管20にテーパ部は形成されておらず、その代
わり、希薄流流路201の断面積D201 が小さく、濃縮
流流路202の断面積D202が大きく形成されている。
このような断面積の差により、当然、希薄流C0 の流速
を濃縮流C1 の流速より大きくすることができる。図7
にはベンチュリ型抵抗体を備えていないものが示され、
図8にはベンチュリ型抵抗体24を備えているものが示
されている。
【0024】図9および図10は第7および第8の実施
形態の微粉炭バーナを示す図である。これら各実施形態
では、微粉炭は固気二相流体(A+C)として供給さ
れ、適宜の手段で矢印Sに示すように旋回を与えられ
る。この旋回により、外側(周壁側)が濃縮流C1 、内
側が希薄流C0 となって分離し、分離管20に入る。図
9にはベンチュリ型抵抗体24を備えたものが示され、
図10にはベンチュリ型抵抗体を備えていないものが示
されている。
【0025】図11および図12は第9および第10の
実施形態の微粉炭バーナを示す図である。これらの図
で、30はベンチュリである。これら各実施形態では、
微粉炭は固気二相流体(A+C)として供給され、ベン
チュリ30によって濃縮をかけられ、希薄流C0 は外側
に、濃縮流C1 は中心側に分離される。図11にはベン
チュリ型抵抗体24を備えたものが示され、図12には
ベンチュリ型抵抗体を備えていないものが示されてい
る。
【0026】図13および図14は第11および第12
の実施形態の微粉炭バーナを示す図である。図1および
図2に示す各実施形態においては、希薄流C0 が中心側
に、濃縮流C1 が外側に分離されていたのに対して、こ
れら本実施形態では、逆に、希薄流C0 が外側に、濃縮
流C1 が中心側に分離される。この場合、当然、テーパ
部200は、図1および図2に示すテーパ部200とは
逆に、外側に拡げられた形状に形成される。このような
形態で分離されても動作および効果は変わらない。図1
3にはベンチュリ型抵抗体24を備えたものが示され、
図14にはベンチュリ型抵抗体を備えていないものが示
されている。
【0027】図15は第13の実施形態の微粉炭バーナ
を示す図である。上記各実施形態においては、テーパ部
200が分離管20の先端部に形成されていたが、本実
施形態では、先端部から少し離れた部分に中心側に狭め
られる形状で形成されている。希薄流C0 が中心側に、
濃縮流C1 が外側に分離される。図15の(a)にはベ
ンチュリ型抵抗体を備えていないものが示され、図15
の(b)にはベンチュリ型抵抗体24を備えているもの
が示されている。
【0028】図16は第14の実施形態の微粉炭バーナ
を示す図である。上記図14に示す実施形態と同じく、
本実施形態でも、テーパ部200が先端部から少し離れ
た部分に外側に拡げられる形状で形成されている。テー
パ部200の形状から希薄流C0 が外側に、濃縮流C1
が中心側に分離されることになる。図16の(a)には
ベンチュリ型抵抗体を備えていないものが示され、図1
6の(b)にはベンチュリ型抵抗体24を備えているも
のが示されている。
【0029】なお、上記各実施形態の説明では、外周保
炎リングを備えた微粉炭バーナについて説明したが、外
周保炎リングを備えていないものにも適用できるのは明
らかである。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、希薄流
の流速を濃縮流の流速より速くしたので、希薄流により
濃縮流を再循環領域へ巻き込むことができ、微粉炭を濃
縮流と希薄流とに分離して供給する微粉炭バーナの超低
NOX 化を維持しつつ、着火保炎を強化することがで
き、ひいては広域負荷運転、多炭種にも対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図3】希薄流の運動量と濃縮量の運動量の比に対する
濃縮流の再循環領域における濃度を表わす図である。
【図4】バーナ負荷に対する平均微粉炭濃度を表わす図
である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図8】本発明の第6の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図9】本発明の第7の実施形態に係る微粉炭バーナを
示す図である。
【図10】本発明の第8の実施形態に係る微粉炭バーナ
を示す図である。
【図11】本発明の第9の実施形態に係る微粉炭バーナ
を示す図である。
【図12】本発明の第10の実施形態に係る微粉炭バー
ナを示す図である。
【図13】本発明の第11の実施形態に係る微粉炭バー
ナを示す図である。
【図14】本発明の第12の実施形態に係る微粉炭バー
ナを示す図である。
【図15】本発明の第13の実施形態に係る微粉炭バー
ナを示す図である。
【図16】本発明の第14の実施形態に係る微粉炭バー
ナを示す図である。
【図17】微粉炭燃焼システムの系統図である。
【符号の説明】
20 分離管 21 外周保炎リング 22 内部保炎器 23 重油ノズル 24 ベンチュリ型抵抗体 200 テーパ部 201 希薄流流路 202 濃縮流流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宝山 登 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 森 三紀 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 津村 俊一 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 小林 啓信 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離管により固体燃料と輸送用気体より
    成る固気二相流を濃縮流と希薄流とに分離し、それらが
    前記分離管出口で隣合わせで供給され、かつ、当該分離
    管の出口先端に内部保炎器が設置された微粉炭バーナに
    おいて、前記内部保炎器の位置での前記希薄流の流速を
    前記濃縮流の流速より速くする希薄流増速手段を設けた
    ことを特徴とする微粉炭バーナ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記増速手段は、前
    記分離管における前記希薄流の流路の先端部分又は先端
    近傍部分を狭める手段であることを特徴とする微粉炭バ
    ーナ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記増速手段は、前
    記分離管における前記希薄流の流路の断面積を前記濃縮
    流の流路の断面積より小さくする手段であることを特徴
    とする微粉炭バーナ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3において、前記増
    速手段は、前記濃縮流の流路側に設けられた抵抗体を有
    することを特徴とする微粉炭バーナ。
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