JPH09112148A - アルミフレーム等の組立連結用具 - Google Patents

アルミフレーム等の組立連結用具

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JPH09112148A
JPH09112148A JP27234695A JP27234695A JPH09112148A JP H09112148 A JPH09112148 A JP H09112148A JP 27234695 A JP27234695 A JP 27234695A JP 27234695 A JP27234695 A JP 27234695A JP H09112148 A JPH09112148 A JP H09112148A
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JP
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frame
penetrating
shaft
block
movable shaft
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JP27234695A
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English (en)
Inventor
Sadashige Kondou
完栄 近藤
Atsushi Makiguchi
篤 巻口
Hiroaki Nakamoto
博昭 仲本
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SHIZUOKA KINZOKU KOGYO KK
Toppan Inc
Original Assignee
SHIZUOKA KINZOKU KOGYO KK
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一方のアルミ等のフレームFA に対して他方の
フレームを確実に且つ強固に連結固定して組み立てでき
るようにすることにある。 【構成】四角形状ブロック体1に直線状に貫設した貫設
部2と該貫設部2に向かって垂直に螺設した孔設部3と
を備える固定用ブロックAと、前記貫設部2内に嵌挿可
能なシャフト体11の先端部に一体的に設けたT字型ピ
ン部12と該シャフト体11の中間部に設けた錐台形部
11aとを備えた可動用シャフトBと、前記孔設部3に
螺着可能に螺設した円柱部21と該円柱部21の端部に
前記錐台形部11a内に嵌合するように設けた錐形部2
2とを備えた締め付け用の回転体Cとにより構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立式の収納ケー
スや収納家具や展示台の支持フレーム、あるいは間仕切
り壁や扉など建具の外枠となるアルミニウム製のフレー
ムを連結して組み立てる際に使用するアルミフレーム等
の組立連結用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム製のフレームを連結
して、簡単な商品展示台や展示棚などを組み立てる場合
は、多数本の組立用のフレームを用いて、例えば、支柱
となるライナー状の縦フレームに横フレームの端部を直
角に突き合わせ、縦フレームの外側から横フレームの端
部をビスなどで締め付けて連結固定するか、あるいは横
フレームの端部(切断面)の空洞部内に金属製や樹脂製
の連結部品を差し込み固定した後、該連結部品を介して
縦フレームに横フレームを直角に突き合わせて、縦フレ
ームの外側から前記連結部品に対してビス止めすること
により組み立てるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では十分な構造強度と組立精度を必要とする展示台や
収納家具あるいは間仕切りや扉などのフレームを組み立
てることが困難であり、このような強度と精度を得るた
めには、縦フレームと横フレームの連結個所を強固に接
続固定して組み立てる必要があり、そのためには、より
多くの点数の連結部品と、より多くの組立操作手順と組
立操作労力を必要とする。
【0004】連結部品の点数を減らし、組立操作手順と
組立操作労力を軽減するための従来の方策としては、例
えば、一方のフレームの内部に嵌め込むケースと、該ケ
ース内に嵌挿したT字形ピンとにより構成され、他方の
フレームに嵌合した前記T字形ピンのみをケース内にて
スライドさせて一方のフレーム側に引き寄せ、ケース外
側から緊締ねじによりT字形ピンを固定するようにした
特開昭60−184140号などが開示されている。
【0005】本発明は、多数本の組立用のフレームを用
いて、それらを施工現場で互いに連結して展示台や展示
棚などとして組み立てる際に、少ない点数の連結部品を
用いて、より少ない組立操作手順と組立操作労力によっ
て能率的に、一方のフレームに対して他方のフレームを
確実に強固に連結固定して組立ができるようにすること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
四角形状ブロック体1に直線状に貫設した貫設部2と該
貫設部2に向かって垂直に螺設した孔設部3とを備える
固定用ブロックAと、前記貫設部2内に嵌挿可能なシャ
フト体11の先端部に一体的に設けたT字型ピン部12
と該シャフト体11の中間部に設けた錐台形部11aと
を備えた可動用シャフトBと、前記孔設部3に螺着可能
に螺設した円柱部21と該円柱部21の端部に前記錐台
形部11a内に嵌合するように設けた錐形部22とを備
えた締め付け用の回転体Cとにより構成されていること
を特徴とするアルミフレーム等の組立連結用具である。
【0007】また、本発明は、上記発明のアルミフレー
ム等の組立連結用具において、前記固定用ブロックAの
貫設部2と、該貫設部2に嵌挿可能な前記可動用シャフ
トBのシャフト体11とは、該可動用シャフトBの回転
を阻止するような多角形状であるアルミフレーム等の組
立連結用具である。
【0008】また、本発明は、上記発明のアルミフレー
ム等の組立連結用具において、前記可動用シャフトBの
シャフト体11は、その一部が多角形状であるアルミフ
レーム等の組立連結用具である。
【0009】次に、本発明の第2の発明は、四角形状ブ
ロック体1に直線状に貫設した貫設部2と該貫設部2に
向かって垂直に螺設した孔設部3とを備える固定用ブロ
ックAと、前記貫設部2内に嵌挿可能なシャフト体11
の先端部に一体的に設けたT字型ピン12aと回転止板
12bとによるT字型ピン部12と該シャフト体11の
中間部に設けた錐台形部11aと末端部に設けた回転ヘ
ッド部11bとを備えた可動用シャフトBと、前記孔設
部3に螺着可能に螺設した円柱部21と該円柱部21の
端部に設けた前記錐台形部11a内に嵌合する錐形部2
2とを備えた締め付け用の回転体Cとにより構成されて
いることを特徴とするアルミフレーム等の組立連結用具
である。
【0010】
【実施の形態】第1の発明のアルミフレーム等の組立連
結用具を、その実施の形態に従って以下に詳細に説明す
れば、図1は、第1の発明の実施の形態を示す組立斜視
図であり、固定用ブロックAと、可動用シャフトBと、
締め付け用回転体Cと、必要に応じて弾性体Dとにより
構成される。
【0011】固定用ブロックAは、少なくとも、直方
体、立方体など、四角形状ブロック体1(例えば、図示
するように、直方体形状のブロック体1)の一側面より
対向する他側面に向かって直線状に設けた貫設部2と、
上面より該貫設部2に向かって垂直に螺子切りして孔設
した孔設部3とを備え、また、アルミフレーム等の連結
すべき物品に対して固定用ブロックAを取り付け固定す
るための取り付け手段として、取付ネジ孔4と、取付ネ
ジ5とを備えている。
【0012】可動用シャフトBは、少なくとも、シャフ
ト体11の長手方向の先端部にT字型ピン12aを一体
的に設けたT字型ピン部12を備えたものであり、該シ
ャフト体11の長手方向の中間部には、細く括れた形状
の錐台形部11aを備えている。
【0013】なお、前記T字型ピン部12は、前記シャ
フト体11の先端部に対して、一体成形加工により若し
くは螺着方式により、一体的に取り付けたものであり、
螺着方式の場合は、図1に示すようにシャフト体11の
先端部に螺子部11cを螺設して、T字型ピン部12の
T字型ピン12aに螺設した螺孔部12cに螺着して一
体化するものである。
【0014】締め付け用の回転体Cは、前記孔設部3に
螺着可能に螺子切りした円柱部21と、該円柱部21の
下端部に前記シャフト11の錐台形部11a内に嵌合す
るように設けた錐形部22とを備え、上端部に螺子ヘッ
ド部21aを備えている。
【0015】この他に、必要に応じて、四角形状ブロッ
ク体1の一側面とT字型ピン部12との間に、前記シャ
フト体11に嵌挿させたコイルバネなど弾性体Dを備
え、シャフト体11とT字型ピン部12を、その先端方
向に付勢するようにしている。
【0016】可動用シャフトBは、図1に示すように、
細長い柱状のシャフト体11を備えており、該シャフト
体11の全体形状若しくは部分形状は円柱形状でも良い
し、四角柱形状、その他の多角柱形状でもよい。
【0017】また、シャフト体11を貫設部2内に嵌挿
した後に可動用シャフトBが回転しないように、シャフ
ト体11と、それを嵌挿する四角形状ブロック体1の貫
設部2とは、それぞれ四角柱形状、四角筒形状、その他
の多角柱形状、多角筒形状とすることが適当である。ま
た、シャフト11の太さは特に限定されないが、適正な
強度を有する程度の太さがあれば良い。
【0018】また、シャフト体11は、長手方向におい
て、部分的に四角柱形状、その他の多角柱形状であって
もよい。
【0019】次に、第2の発明のアルミフレーム等の組
立連結用具を、その実施の形態に従って以下に詳細に説
明すれば、図1は、第2の発明の実施の形態を示す組立
斜視図であり、前述の第1の発明の組立連結用具と同様
に、固定用ブロックAと、可動用シャフトBと、締め付
け用回転体Cと、必要に応じて弾性体Dとにより構成さ
れる。
【0020】固定用ブロックAは、前述の第1の発明に
おける固定用ブロックAと同様のものが少なくとも使用
され、直方体、立方体など四角形状ブロック体1(例え
ば、図示するように、直方体形状のブロック体1)の一
側面より対向する他側面に向かって直線状に設けた貫設
部2と、上面より該貫設部2に向かって垂直に螺子切り
して孔設した孔設部3とを備え、アルミフレーム等の連
結すべき物品に対して固定用ブロックAを取り付け固定
するための取り付け手段として取付ネジ孔4と取付ネジ
5とを備えている。
【0021】可動用シャフトBは、前述の第1の発明に
おける可動用シャフトBと同様に、シャフト体11の長
手方向の先端部にT字型ピン12aを一体的に設けたT
字型ピン部12を備え、該シャフト体11の長手方向の
中間部には、細く括れた形状の錐台形部11aを備えて
いるものであるが、第2の発明においては、図1に示す
ように、シャフト体11の末端部に螺子ヘッド部11b
を備え、T字型ピン部12は、T字型ピン12aの手前
に一体的に四角形状若しくは多角形状の回転止板12b
を備えるものである。
【0022】該シャフト体11の全体形状若しくは部分
形状は円柱形状でも良いし、四角柱形状、その他の多角
柱形状でもよい。
【0023】また、該シャフト体11には、前述したよ
うに、シャフト体11を貫設部2内に嵌挿した後に可動
用シャフトBが回転しないように回転を阻止するための
回転止板12bを備えているため、シャフト体11と、
それを嵌挿する四角形状ブロック体1の貫設部2とは互
いに自由回転可能でよい。また、シャフト11の太さは
特に限定されないが、適正な強度を有する程度の太さが
あれば良い。
【0024】また、前記T字型ピン部12は、前記シャ
フト体11の先端部に対して、一体成形加工により若し
くは螺着方式により一体的に取り付けられ、螺着方式の
場合は、図1に示すように、シャフト体11の先端部に
螺子部11cを螺設して、T字型ピン部12の回転止板
12bの中央部に螺設した螺孔部12cに前記螺子部1
1cを螺着して一体化するものである。
【0025】また、図1に示すように、必要に応じて、
四角形状ブロック体1の一側面とT字型ピン部12の回
転止板12bとの間には、前記シャフト体11に嵌挿す
るバネなどの弾性体Dを備える。
【0026】締め付け用の回転体Cは、前述の第1の発
明と同様に、前記孔設部3に螺着可能に螺子切りした円
柱部21と、該円柱部21の下端部に前記シャフト11
の錐台形部11a内に嵌合するように設けた錐形部22
とを備え、上端部に螺子ヘッド部21aを備えている。
【0027】次に、上記本発明の連結用具の使用例を、
図1の全体組立斜視図、及び図2の組立後の全体斜視
図、及び図3、図4の本発明の連結用具を用いてアルミ
フレームなどのフレームを組み立て連結する状態を示す
斜視図に従って説明する。
【0028】本発明の連結用具(固定用ブロックA、可
動用シャフトB、回転体C)は、図1及び図2に示すよ
うに、まず、連結用具を組み立てた後に、図3、図4に
示すように、一方のフレームFA と、他方のフレームF
B (該フレームFA と同様若しくは概略同様の構造を有
する又は異なる構造(但し、少なくともT字型ピン部1
2が嵌着できる溝部F5 のような構造)を有する)とを
連結する場合に使用するものである。
【0029】まず、図1に示す固定用ブロックAの四角
形状ブロック体1に貫設した貫設部2内にT字型ピン部
12を取り付けた可動用シャフトBのシャフト体11を
(必要に応じてコイルバネによる弾性体Dをシャフト1
1に嵌挿して)嵌入して、図2に示すように、固定用ブ
ロックAに可動用シャフトBが取り付けられ、固定用ブ
ロックAと可動用シャフトBと必要に応じて弾性体Dと
が、一体的に組み立てられる。
【0030】次に、同図2に示すように、一体的に組み
立てられた固定用ブロックAを、可動用シャフトBとと
もに、連結すべきアルミニウム製の一方のフレームFA
に設けられた四角形状の空洞部FO 内に装填する。
【0031】上記フレームFA は、長手方向に、互いに
平行に所定離間距離を以て相対する正面板F1 (上面
板)と正面板F2 (下面板)とを備え、該正面板F1
2 のそれぞれ両側端に、L字形に屈曲した係止板
11、F21を備える。
【0032】前記相対する正面板F1 、F2 の離間内方
には、フレーム長手方向に、該正面板F1 、F2 に対し
て直角に立設して相対する内側面板F3 、F4 を備え、
前記正面板F1 、F2 と、内側面板F3 、F4 とによ
り、フレーム長手方向に、四角形状の前記空洞部FO
形成されている。
【0033】このようにして、両側に平行に対向する前
記内側面板F3 、F4 と、該内側面板F3 、F4 の両外
側に延設された正面板F1 、F2 と、係止板F11、F21
とにより、フレームFA の両側にはフレーム長手方向に
それぞれ溝部F5 、F5 が形成されている。
【0034】また、同図2に示すように、フレームFA
の長手方向の一端部(連結部分)近傍には、その正面板
1 の一方面より垂直方向に、回転体Cが嵌装可能なサ
イズであって、且つ固定用ブロックAの孔設部3と整合
する位置に貫設した貫設部27を備える。
【0035】また、同図2に示すように、フレームFA
の長手方向の一端部(連結部分)近傍には、その正面板
1 の一方面より垂直方向にネジ5を装通可能であっ
て、且つ固定用ブロックAの螺子孔4と整合する位置に
貫設した貫設部28を備える。
【0036】図2に示すように、固定用ブロックAのそ
れぞれ孔設部3と螺子孔4とを、フレームFA に貫設し
たそれぞれ貫設部27と貫設部28とに互いに整合する
ようにして上記フレームFA の空洞部FO 内に可動用シ
ャフトBを組み付けた状態の固定用ブロックAを装填す
る。
【0037】続いて、同図2に示すように螺子5を貫設
部28内に嵌装し、図3に示すように、螺子5を固定用
ブロックAの螺子孔4に螺着して、固定用ブロックAを
フレームFA の空洞部FO 内に取り付け固定する。
【0038】一方、図2に示すように回転体Cの円柱体
21を貫設部27内に嵌装し、図3に示すように、円柱
体21を固定用ブロックAの孔設部3に、緩めに螺着す
る。
【0039】同図3に示すように、この時点では、可動
用シャフトBの先端部にあるT字型ピン部12の両側に
張り出した張出部12c、12c内面と、フレームFA
外端部とは、距離dO だけ離間している。
【0040】図4は、互いに構造の異なるフレームFA
とフレームFB とを前記T字型ピン部12によって組立
連結する状態を説明する側断面図であり、フレームFA
に取り付け固定したT字型ピン部12を、構造の異なる
フレームFB の溝部F5 内に嵌着した状態を示すもので
ある。
【0041】続いて、回転体Cの前記円柱体21を、矢
印方向に回転させて締め付けることにより、可動用シャ
フトBの錐台形部11a内に、円柱体21の錐形部22
が進入して、可動用シャフトBがフレームFA 方向に引
き寄せられ、距離dO にあった張出部12c内面とフレ
ームFA 外端部とは距離dまで接近する。
【0042】次に、上記本発明の連結用具を取り付け固
定した一方のフレームFA (図3参照)と、他方のフレ
ームFB とを連結する場合の連結操作を図3に従って説
明する。
【0043】まず、一方のフレームFA に取り付けた可
動用シャフトBのT字型ピン部12を、他方のフレーム
B の溝部F5 内に嵌入させた後、一方のフレームFA
をR方向に90°回転させて、T字型ピン部12の相対
両側に張り出したそれぞれ張出部12c、12cを、他
方のフレームFB の係止板F11、F21の内面に係合させ
る。
【0044】続いて、円柱体21を、適宜にドライバー
などにより回転させて締め付けることにより、可動用シ
ャフトBのそれぞれ張出部12cは、一方のフレームF
A 方向にd0 −dだけ移動し、係止板F11、F21を張出
部12cとフレームFA の端部とによって締め付けて、
フレームFA 、FB が互いに連結固定されるものであ
る。
【0045】
【作用】本発明のアルミフレーム等の組立連結用具は、
固定用ブロックAと、該固定用ブロックAに設けた貫設
部2内に嵌装するT字型ピン部12を備えた可動用シャ
フトBと、該可動用シャフトBを移動動作させる回転体
Cとにより構成され、一方のフレームFA の空洞部FO
内に嵌装して、ネジにて取り付け固定して使用するもの
である。
【0046】前記可動用シャフトBは、固定用ブロック
Aの貫設部2内に沿って移動でき、回転体Cを締め付け
方向に回転させることにより、そのシャフトBの長手方
向中間点にある錐台形部11a内の斜面に沿って回転体
Cの錐形部22が垂直方向に進入する。
【0047】そのため、シャフトBは、固定用ブロック
Aの貫設部2の方向に沿って、T字型ピン部12を固定
用ブロックA端部側に引き寄せ、固定用ブロックA端部
とT字型ピン部12との離間距離をdo からdに近接さ
せることができる。
【0048】一方のフレームFA に取り付け固定した固
定用ブロックA内に嵌装するT字型ピン部12を、他方
のフレームFB の溝部F5 内に嵌着した後に、回転体C
を締め付け方向に回転することにより、固定用ブロック
Aを取り付け固定した一方のフレームFA の端部とT字
型ピン部12との離間距離をdo からdに近接させるこ
とができ、これによって両フレームFA 、FB を連結固
定することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明のアルミフレーム等の組立連結用
具は、多数本の組立用のフレームを用いて、それらを施
工現場で互いに連結して展示台や展示棚などとして組み
立てる際に、従来よりも少ない点数の連結部品を用い
て、より少ない組立操作手順と組立操作労力によって能
率的に、一方のフレームに対して他方のフレームを確実
に且つ強固に連結固定して組立ができ、組立式の収納ケ
ースや収納家具や展示台の支持フレーム、あるいは間仕
切り壁や扉など建具の外枠となるアルミニウム製のフレ
ームを連結して組み立てる際に使用するアルミフレーム
等の組立連結用具として効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミフレーム等の組立連結用具の組
み立て斜視図である。
【図2】本発明のアルミフレーム等の組立連結用具を組
み立てた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明のアルミフレーム等の組立連結用具を用
いてフレームを組み立て連結する状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明のアルミフレーム等の組立連結用具を用
いてフレーム組み立て連結する状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A…固定用ブロック B…可動用シャフト C…回転体 FA …一方のフレーム FB …他方のフレーム FO
空洞部 F5 …溝部 1…四角柱など四角形状ブロック体 2…貫設部 3…
螺子切りした孔設部 4…螺子孔 5…止め螺子 11…シャフト体 11a…錐台部 12…T字型ピン
部 21…円柱体 22…錐形部 27…貫設部 28…貫設部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲本 博昭 静岡県静岡市幸町43 静岡金属工業株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角形状ブロック体1に直線状に貫設した
    貫設部2と該貫設部2に向かって垂直に螺設した孔設部
    3とを備える固定用ブロックAと、前記貫設部2内に嵌
    挿可能なシャフト体11の先端部に一体的に設けたT字
    型ピン部12と該シャフト体11の中間部に設けた錐台
    形部11aとを備えた可動用シャフトBと、前記孔設部
    3に螺着可能に螺設した円柱部21と該円柱部21の端
    部に前記錐台形部11a内に嵌合するように設けた錐形
    部22とを備えた締め付け用の回転体Cとにより構成さ
    れていることを特徴とするアルミフレーム等の組立連結
    用具。
  2. 【請求項2】前記固定用ブロックAの貫設部2と、該貫
    設部2に嵌挿可能な前記可動用シャフトBのシャフト体
    11とは、該可動用シャフトBの回転を阻止するような
    多角形状である請求項1記載のアルミフレーム等の組立
    連結用具。
  3. 【請求項3】前記可動用シャフトBのシャフト体11
    は、その一部が多角形状である請求項2記載のアルミフ
    レーム等の組立連結用具。
  4. 【請求項4】四角形状ブロック体1に直線状に貫設した
    貫設部2と該貫設部2に向かって垂直に螺設した孔設部
    3とを備える固定用ブロックAと、前記貫設部2内に嵌
    挿可能なシャフト体11の先端部に一体的に設けたT字
    型ピン12aと回転止板12bとによるT字型ピン部1
    2と該シャフト体11の中間部に設けた錐台形部11a
    と末端部に設けた回転ヘッド部11bとを備えた可動用
    シャフトBと、前記孔設部3に螺着可能に螺設した円柱
    部21と該円柱部21の端部に設けた前記錐台形部11
    a内に嵌合する錐形部22とを備えた締め付け用の回転
    体Cとにより構成されていることを特徴とするアルミフ
    レーム等の組立連結用具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007239329A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Ykk Ap株式会社 枠材の接合構造および建具
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CN105492714A (zh) * 2015-10-16 2016-04-13 佛山市爱迪尔卫浴有限公司 淋浴门组件及淋浴门

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