JPH09111925A - 間仕切壁構造 - Google Patents

間仕切壁構造

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JPH09111925A
JPH09111925A JP26719495A JP26719495A JPH09111925A JP H09111925 A JPH09111925 A JP H09111925A JP 26719495 A JP26719495 A JP 26719495A JP 26719495 A JP26719495 A JP 26719495A JP H09111925 A JPH09111925 A JP H09111925A
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JP
Japan
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wall
unit
partition wall
partition
connecting unit
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JP26719495A
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Inventor
Seiichi Arai
清一 荒井
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KAZUYORIKIYOSHI KEIKAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KAZUYORIKIYOSHI KEIKAKU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工が容易で且つ仕切り位置の変更の自由度が
大きな本設の間仕切壁構造を提供することを目的として
いる。 【解決手段】 まず、マンションやオフィス等の空間を
仕切る間仕切の配設位置に沿って、化粧頭押え6を天井
に敷設すると共に化粧平土台7を床に敷設する。次に、
上記壁ユニット1を上記化粧頭押え6及び化粧平土台7
間に嵌め込む。次に、連結ユニット2を、嵌め込み上記
壁ユニット1に向けて移動させ、当該連結ユニット2の
幅方向端部を上記壁ユニット1の嵌合溝1a内に差し込
み両者1,2を嵌合する。このように、壁ユニット1と
連結ユニット2とを交互に組み付けていくことで、一方
向に延びる間仕切壁が構築される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部空間を
仕切る本設の間仕切壁に係り、特に、仕切り位置の変更
の自由度が大きな間仕切壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】間仕切壁には、従来から固定式の間仕切
壁と可動式の間仕切壁とがある。固定式の間仕切壁の施
工は、例えば、施工階にPCa柱やPCa壁を取り付け
更に施工階より一階上(上階部)の床や梁を取り付けた
後に、上記施工階の床上面及び上記上階部の床下面にそ
れぞれ下部取付けランナー及び上部取付けランナーを取
り付け且つ当該ランナー間にスタッドを立設させる。次
に、間仕切壁の一方の面を構成するパネルを起こして取
り付け、次に、そのパネルの裏面側に不燃繊維板等を取
り付けた後に、他方の面を構成するパネルを起こして取
り付けることで、当該間仕切壁を設けていた。
【0003】また、可動式の間仕切壁は、例えば、間仕
切の配置位置の天井に沿って着脱不能のレールを敷設
し、葛折り状に折り曲げ可能且つ一体に連結された複数
の壁本体を上記レールから吊り下げて構成され、不使用
時には、当該壁本体を折り畳んで上記レールの一端に寄
せておき、空間を仕切る間仕切として使用する場合に
は、上記レールに沿って壁本体を延ばして間仕切壁を構
成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の固定式の間仕切壁では、躯体工事と共に間
仕切壁の施工を行う必要がある。また、上記のように現
場にて、パネルをボルト等によって取り付けたりして壁
本体を構築する必要があり、間仕切壁の現場施工に手間
が掛かる。
【0005】さらに、上記壁本体を構成する各パネル等
は個々にボルト等によって取り付けられるので、間仕切
壁の位置を変更する場合には、上記パネルを解体して廃
棄し、新たな仕切り位置の空間に合わせて新たな部材を
用意して間仕切壁を構築する必要があり、施工に手間が
掛かる共に新たな壁本体等を構成する部材を必要として
コスト高となる。
【0006】また、壁本体をプレファブ化した固定式の
間仕切壁もあるが、この場合にも、従来、当該壁本体の
下端部及び上端部をそれぞれ床側や天井側に固定したラ
ンナーに対してボルト等によって固定したり壁本体間を
ボルト等にて結合させるなどしているために、組み付け
・解体作業に手間が掛かる。なお、上記プレファブ化し
た壁本体は、一般に、ALCパネル板等の軽量コンクリ
ート製、ベニヤ合板、アルミニウムパネル等から構築さ
れる。
【0007】また、上記可動式の間仕切壁は、あくまで
も仮の間仕切壁であり、マンションの各室内等の居住空
間やオフィスの作業空間等を仕切る本設の間仕切壁とし
ては不適切である。本発明は、上記のような問題点に着
目してなされたもので、施工が容易で且つ仕切り位置の
変更の自由度が大きな本設の間仕切壁構造を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載した間仕切壁構造は、
間仕切の配設位置に沿って脱着可能に天井及び床に敷設
される一対の壁支持部材と、その壁支持部材に沿って移
動可能に上記一対の壁支持部材間に嵌め込まれる壁本体
とからなり、上記壁本体は、間仕切の配設位置に沿って
並ぶ壁ユニットと、その壁ユニット間にそれぞれ配設さ
れて対向する各壁ユニット端面に脱着可能に嵌合する連
結ユニットとから構成されることを特徴としている。
【0009】この発明では、各壁ユニット間が連結ユニ
ットを介して連結されることで目的とする壁本体は構成
され、また、その壁本体が一対の壁支持部材によって支
持されることで間仕切の配設位置に沿って間仕切壁が構
成される。また、上記壁本体は、各壁ユニット間が連結
ユニットによって連結されて建物の内部空間を仕切る壁
となるが、このとき、壁ユニットと連結ユニットとは嵌
合によって連結されるためボルト等を使用することなく
容易に連結することが可能となる。
【0010】また、上記のように壁本体は、壁ユニット
と連結ユニットとの二つのユニットの組み合わせから構
成されるので、構成するユニットの種類が少数に限定さ
れ、且つ、使用する壁ユニット及び連結ユニットの数に
よって壁の長さが調整可能である。また、上記壁本体
は、天井や床にボルト等によって固定されることなく、
一対の壁支持部材間に嵌め込まれることで取り付けられ
るので、間仕切の位置を変更する際、当該一対の壁支持
部材から簡単に外して他の間仕切として転用可能であ
る。
【0011】また、上記一対の壁支持部材も着脱可能に
天井及び床に固定されているので、間仕切の位置を変更
する際に、取り外して転用可能である。次に、請求項2
に記載した発明は、請求項1に記載された構成に対し
て、上記壁ユニットの幅方向端面に嵌合溝が設けられて
いると共に上記連結ユニットには対向する上記嵌合溝に
向けて突出する嵌合片が設けられて、対向する上記嵌合
片と嵌合溝とが脱着可能に嵌合されることを特徴として
いる。
【0012】この発明では、壁ユニットと連結部材と
を、間仕切の配置位置に沿った方向である壁ユニットの
幅方向に向けて相互に接近させると、壁ユニットの嵌合
溝に連結ユニットの嵌合片が相対的に嵌め込まれて両者
が連結する。従って、壁ユニットと連結ユニットとを一
対のレール間に嵌め込み、両者又は一方をレールに沿っ
て移動させて両者を接近させることで当該両者を連結さ
せることが可能となる。
【0013】またこのとき、各壁ユニットと連結ユニッ
トの嵌合量を調整することで、各隣合う壁ユニット間の
間隔が調整されて、間仕切壁全体の幅調整が可能とな
る。次に、請求項3に記載した発明は、請求項2に記載
された構成に対して、上記連結ユニットが、上記壁ユニ
ットに嵌合可能な厚さの平板部材からなることを特徴と
している。
【0014】このように連結ユニットを平板部材で構成
することで、嵌合片を設けるための特別な加工をするこ
となく、その幅方向端部が嵌合片を構成する。次に、請
求項4に記載した発明は、請求項1に記載された構成に
対して、上記壁ユニットは、幅方向端面に嵌合溝又は幅
方向に突出する嵌合片を備え、上記連結ユニットは、上
記壁ユニット端面と対向可能な対向面に取付け溝が設け
られた連結ユニット本体と、上記取付け溝に脱着可能に
嵌合可能であり且つ当該嵌合状態では上記連結ユニット
本体から対向する壁ユニットに向けて突出可能な突出片
とを有することを特徴としている。
【0015】この発明では、壁ユニットが、幅方向端面
に嵌合溝を持つユニットと幅方向端面に嵌合片を持つユ
ニットとの2種類のユニットから構成されても、一種類
の連結ユニットで壁ユニット間を連結可能となる。即
ち、連結ユニットは、対向する壁ユニットが幅方向端面
に嵌合溝を持つユニットの場合には、連結ユニットの取
付け溝に突出片を取り付けた状態で使用し、その突出片
を対向する壁ユニットの嵌合溝に相対的に差し込むこと
で両者が連結される。
【0016】また、対向する壁ユニットが幅方向端面に
嵌合片を持つユニットの場合には、連結ユニット本体か
ら突出片を外した状態で使用し、壁ユニットの嵌合片を
連結ユニット本体の取付け溝に相対的に差し込むことで
両者が連結される。次に、請求項5に記載した発明は、
請求項1から請求項4に記載された構成に対して、上記
複数の壁ユニットのうち一部の壁ユニットが、所定の開
口部を有する枠部材とその枠部材の開口部に開閉可能に
取り付けられた戸の組み合わせからなる開口部ユニット
であることを特徴としている。
【0017】この発明では、予め窓、扉、障子等の戸が
予め一体的となっている開口部ユニットを使用すること
で、上記説明してきたように組み付け容易で且つ仕切り
位置の変更が比較的容易な間仕切壁の一部に、開口部を
設けることが可能となる。また、開口部の組み付けも、
予めユニット化されているので、上記のように一対の壁
支持部材間に嵌め込むことで設置される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
に基づいて説明する。まず、本実施の形態で使用される
壁本体について説明する。壁本体は、図1に示すよう
に、壁ユニット1と連結ユニット2との一連の組から構
成される。壁ユニット1は、上下方向に細長い矩形状を
した厚肉の板状部材から構成されている。その壁ユニッ
ト1の幅方向両端部には、それぞれ嵌合溝1aが形成さ
れている。その嵌合溝1aは、上下方向に延びるように
形成されていると共に、その溝は、板幅方向に深くなっ
て横断面コ字形状をするように設定されている。これに
よって、上記壁ユニット1は横断面略H形状となってい
る。
【0019】上記のような壁ユニット1は、例えば、一
枚の無垢の木材を加工して成形し、例えば、幅150mm
で、厚さ42mm、嵌合溝1aの溝幅が18mm、溝の深さ
が21mmなどに設定する。また、連結ユニット2は、平
板部材から構成され、上記壁ユニット1と同程度の高さ
を有している。また、その厚さは、上記壁ユニット1の
嵌合溝1aの溝幅と等しい値に設定する。これによっ
て、連結ユニット2の幅方向端部は、上記壁ユニット1
の嵌合溝1aに嵌合可能となり、当該幅方向端部が嵌合
片2aを構成する。上記のような連結ユニット2も、例
えば、一枚の無垢の木材を加工して成形し、例えば、幅
180mmで、厚さ18mmなどに設定し、上記幅180mm
のうち端部の15mm相当を嵌合片部分とする。
【0020】ここで、上記説明では、横断面略H形状の
ユニットを壁ユニット1と説明し、平板部材を連結ユニ
ット2と説明しているが、両者1,2の関係は相対的な
ものである。従って、横断面略H形状のユニットを連結
ユニットと見なし、平板部材を壁ユニットと見なすこと
も出来る。但し、以下の説明では、便宜上、横断面略H
形状のユニットを壁ユニット1と呼び、平板部材を連結
ユニット2と呼ぶ。
【0021】次に、コーナー部壁納まりやT字部壁納ま
りなどに使用される連結ユニットについて説明する。こ
の連結ユニット3(以下、第2連結ユニットと呼ぶ)
は、上下方向に延びる角柱部材を連結ユニット本体4と
し、その連結ユニット本体4の側面にの全面又は一部の
面に取付け溝4aが形成されている。この各取付け溝4
aは、上下に延びていると共に、連結ユニット2の表面
に直交する方向へ深くなっている横断面コ字形状の溝で
ある。この連結ユニット本体4も、例えば、一枚の無垢
の木材を加工して成形し、例えば、一辺を42mmとした
矩形状の角柱であり、上記取付け溝4aは、溝幅が18
mm、深さが9mm程度に設定される。
【0022】また、上記第2連結ユニット3は、突出片
5を備えている。この突出片5は、上下方向に延びる角
柱部材から構成され、一辺が18mm程度の矩形状の断面
に加工されることで、上記連結ユニット本体4の取付け
溝4aに対して側方から嵌合可能となっている。そし
て、この突出片5は、必要に応じて上記連結ユニット本
体4の取付け溝4aの嵌合されて着脱可能に固定され
る。なお、場合によっては、上記突出片5は、その先端
部から連結ユニット本体4に向けてねじ込んだネジ部品
やマジックテープなどによって固定するようにしてもよ
い。。
【0023】上記連結ユニット本体4は、連結する壁ユ
ニット1の数によって、2個から4個の取付け溝4aを
有する4種類のユニットが使用される。取付け溝4aが
2個の連結ユニット2は、2種類のユニットからなり、
その一のユニットは、壁の幅方向に並ぶ壁ユニット1間
を連結するためなどに使用され、2個の取付け溝4aは
相互に反対方向を向く面に形成されて構成されている。
また、別のユニットは、コーナー部の壁納まりでの壁ユ
ニット1を連結するために使用され、隣合う二つの側面
にそれぞれ取付け溝4aが形成されている。
【0024】また、取付け溝4aが3個の連結ユニット
本体4は、T字部の壁納まりでの3個の壁ユニット1間
の連結に使用され、3つの側面にそれぞれ取付け溝4a
が形成されて構成されている。また、取付け溝4aが4
個の連結ユニット本体4は、十字部の壁納まりでの4個
の壁ユニット1を連結するために使用され、4つの側面
全部にそれぞれ取付け溝4aが形成されて構成されてい
る。
【0025】なお、上記連結ユニット本体4は、使用す
る部位に合わせて4種類必要とするが、上記取付け溝4
aが4個の連結ユニット本体4のみを使用するようにし
て、ユニットの種類を限定するようにしてもよい。次
に、上記壁本体を支持する一対の壁支持部材について図
2に基づいて説明する。
【0026】天井側の壁支持部材6(以下、化粧頭押え
と呼ぶ)は、間仕切壁の配設位置に沿って延びるレール
状の部材であって、下面中央部に壁本体を嵌め込むため
の凹部6aが形成されている。その凹部6aは、断面コ
字形状をしていると共に、化粧頭押え6の中央部の長手
方向に沿って形成されている。また、床側の壁支持部材
7(以下、化粧平土台と呼ぶ)も、間仕切壁の配設位置
に沿って延びるレール状の部材であって、下面中央部に
壁本体を嵌め込むための凹部7aが形成されている。そ
の凹部7aは、断面コ字形状をしていると共に、化粧平
土台7の中央部の長手方向に沿って形成されている。
【0027】次に、開口部に使用される壁本体のユニッ
トである開口部ユニットについて説明する。まず、戸が
片開き戸である開口部ユニットの構成について、図1、
図3、及び図4に基づいて説明する。この片開き戸用開
口部ユニット8は、床位置から天井位置まで上下に延び
る一対の縦枠部材9を備えている。その一対の縦枠部材
9は相互に戸を取付け可能な間隔を開けて配置され、そ
の一対の縦枠部材9の上側位置が鴨居を構成する横枠部
材10によって連結されている。その横枠部材10の下
側に開口部が構成され、その開口部に開き戸11が配置
されている。当該開き戸11は、開閉可能に一方の縦枠
部材9に支持されている。また、上記一対の縦枠部材9
の外側面には上下方向に延びる嵌合溝9aが形成されて
いる。また、上記開口部ユニット8の横枠部材10の上
面は、幅方向に延びるレール状の溝10aが形成されて
いる。その横枠部材10の下面には、開き戸11に当接
可能な段部10bが形成されている。
【0028】上記のような構成の開口部ユニット8が、
予め、工場等によってプレフェブ化されている。ここ
で、上記縦枠部材9及び横枠部材10は、例えば、その
厚さを85mm程度に設定されているが、一対の縦枠部材
9の上端部の厚さは42mm程度に設定されて、上記頭押
えに嵌合可能となっている。また、上記開口部ユニット
8の横枠部材10と天井部の化粧頭押え6との間の所
謂,欄間部に嵌め込み可能な大きさを有する、上記壁ユ
ニット12及び連結ユニット13と同形のユニットが別
途、用意されている。
【0029】また、上記片開き戸11用開口部ユニット
8のための化粧平土台14には、図4に示すように、上
記開き戸11に当接可能な立上り部14aが配設方向に
沿って形成されている。次に、戸が引き違い戸である開
口部ユニット15の構成について図3及び図5に基づい
て説明する。
【0030】この開口部ユニット15の基本構成は、上
記片開き戸用開口部ユニット8と同様である。但し、引
き違い戸17を支持可能なように、上記横枠部材16の
下面には、当該戸17の上端部を移動可能に嵌め込み可
能な2条のレール溝16aが形成されている。同様に、
対応する化粧平土台18の上面にも、戸の下端部を移動
可能に嵌め込み可能な2条のレール溝18aが形成され
ている。
【0031】このように、本実施の形態の開口部ユニッ
ト8,15は、対応する戸に合わせて横枠部材10,1
6の下面形状及び化粧平土台14,18の上面形状が相
違するだけで、他の構成は同様な構成となっている。従
って、ユニット化が容易である。次に、上記壁ユニット
1等を使用した間仕切壁の構築について説明する。
【0032】まず、マンションやオフィス等の空間を仕
切る間仕切の配設位置に沿って、上記構成の複数の化粧
頭押え6を天井に敷設すると共に、当該化粧頭押え6と
上下に対向させた状態で、複数の化粧平土台7を床に敷
設する。上記化粧頭押え6及び化粧平土台7は、ネジ部
材などによって天井又は床に固定して取り外し可能とし
ておく。
【0033】次に、上記壁ユニット1を上記化粧頭押え
6及び化粧平土台7間に嵌め込む(図2参照)。この作
業は、例えば、障子を嵌め込む如く、壁ユニット1の上
端部を上記化粧頭押え6の溝内に挿入した後、当該壁ユ
ニット1の下端部を化粧平土台7の溝内に差し込むこと
で行う。又は、上記化粧頭押え6及び化粧平土台7の延
在方向一端部側から両者の間に嵌め込み、上記化粧頭押
え6及び化粧平土台7に沿って移動させて目的の位置に
設置する。
【0034】なお、上記化粧頭押え6及び化粧平土台7
を取り付けながら、順次、上記壁ユニット1などの組み
付け作業を行ってもよい。次に、連結ユニット2を、上
記壁ユニット1と同様にして上記上記化粧頭押え6及び
化粧平土台7間に嵌め込む。その後に、上記連結ユニッ
ト2を上記壁ユニット1に向けて移動させることで、当
該連結ユニット2の幅方向端部を上記壁ユニット1の嵌
合溝1a内に差し込み両者1,2を嵌合する。
【0035】続いて、別の壁ユニット1を上記のように
して上記壁ユニット1と同様にして上記化粧頭押え6及
び化粧平土台7間に嵌め込み、上記連結ユニット2に向
けて移動させることで、当該壁ユニット1の嵌合溝1a
内に相対的に上記連結ユニット2の幅方向端部を差し込
み両者1,2を嵌合する。このように、壁ユニット1と
連結ユニット2とを交互に組み付けていくことで、一方
向に延びる間仕切壁が構築される(図1参照)。
【0036】このとき、例えば、連結ユニット2の幅方
向端部の壁ユニット1の嵌合溝1aへの挿入長さを15
mmに設定すれば、隣合う壁ユニット1間の間隔が150
mmに設定される。つまり、本実施の形態では、壁ユニッ
ト1の幅方向の長さは150mmとしたので、本実施の形
態の間仕切壁は150mm幅を単位として構成され、15
0mmを基本単位として間仕切壁が構成されるようにな
る。
【0037】逆に、各壁ユニット1内への連結ユニット
2の挿入量をそれぞれ適当に調整することで、簡単に、
構築する間仕切壁の幅を実際の空間の間仕切る幅に合わ
せることも可能となる。なお、上記構成では、平板から
なる連結ユニット2は、主に両側の壁ユニット1によっ
て支持される。
【0038】次に、上記のようにして構築される間仕切
壁同士が直交するコーナー部の壁納まりの施工について
説明する。まず、図1に示すように、間仕切壁の端部に
壁ユニット1が配置される場合につてい説明する。この
場合には、隣合う側面に取付け溝4aが形成された第2
連結ユニット3を使用し、その各取付け溝4aに突出片
5を嵌合しておく。場合によっては、図1に示すよう
に、ビスやマジックテープ等によって上記突出片5を連
結ユニット本体4に固定しておく。このビスの頭等は、
突出片5の突出側に頭部が露出した状態となるが、壁ユ
ニット1の嵌合溝1a内に隠れるので外観上問題はな
い。
【0039】そして、上記のような第2連結ユニット3
をコーナー部の化粧頭押え6と化粧平土台7との間に嵌
め込み、その各連結ユニット本体4から突出する突出片
5の突出部を相対的に壁ユニット1の対向する嵌合溝1
aに嵌め合わせることで連結する。この場合には、壁ユ
ニット1の幅方向端面を連結ユニット2の側面に当接さ
せることが望ましい。
【0040】次に、図6に示すように、間仕切壁の端部
に連結ユニット2が配置される場合について説明する。
この場合にも、角を挟んで隣合う側面に取付け溝4aが
形成された第2連結ユニット3を使用するが、上記取付
け溝4aには、突出片5を嵌合させない状態で使用し、
その取付け溝4a内に連結ユニット2の幅方向端部を差
し込むことで連結する。他の施工手順等は上記と同様で
ある。
【0041】ここで、上記第2連結ユニット3に対向す
る一方が壁ユニット1であり他方が連結ユニット2であ
る場合には、当該第2連結ユニット3における壁ユニッ
ト1と対向する側面の取付け溝4aにのみ突出片5を嵌
合させて使用する。上記では第2連結ユニット3を使用
したコーナ部壁納まりでの間仕切壁の構築について説明
しているが、T字状の壁納まり部や十字状の壁納まり部
での施工も同様にして行われる。
【0042】次に、開口部ユニット8周りの施工につい
て説明する。最初、開口部ユニット8と壁ユニット1の
幅方向が同方向を向く配設の場合について説明する。こ
の場合に、予め、開口部ユニット8の縦枠部材9に設け
た嵌合溝1aに、第2連結ユニット3の突出片5と同じ
もの20を嵌着させておく(図1参照)。そして、上記
開口部ユニット8は、上端部を化粧頭押え6に挿入する
と共に、下端部を床に当接させることで天井−床間に配
設する(図3参照)。
【0043】次に、上記縦枠部材9から側方に当接する
突出片5に壁ユニット1の嵌合溝1aを差し入れること
で両者8,1を連結する。上記のようにして開口部ユニ
ット8を組み付け後に、その開口部ユニット8の欄間部
に、当該欄間用の壁ユニット12及び連結ユニット13
を組み付ける。ここで、開口部ユニット8の縦枠部材9
に対向するユニットが連結ユニット2の場合には、上記
縦枠部材9の嵌合溝1aの連結ユニット2の幅方向端部
を挿入して両者8,2を連結してもよいが、本実施の形
態では、上記縦枠部材9の下端部は平土台で固定しない
方式で説明しているために、上記連結ユニット2が不安
定となり易い。このために、本実施の形態では、図6に
示すように、開口部ユニット8の縦枠部材9と連結ユニ
ット2との間に上記第2連結ユニット3を介挿するよう
に施工して上記連結ユニット2に所定の支持剛性を確保
するようにしている。勿論、開口部ユニット8の縦枠部
材9の下端部を平土台を介して床に支持させるなどの構
成とすることで、連結ユニット2の幅方向端部を開口部
ユニット8の縦枠部材9の嵌合溝1aに直接差し入れて
連結するようにしてもよい。
【0044】なお、図1等では開き戸11を設けた開口
部ユニット8を例示しているが、他の開口部ユニットで
も同様である。次に、開口部ユニット8と壁ユニット1
の幅方向とが直交する納まり部での場合について説明す
る。この場合には、図7に示すように、開口部ユニット
8の縦枠部材9の嵌合溝1aに突出片5を介して第2連
結ユニット3を嵌合して固定する。また、上記第2連結
ユニット3の上記開口部ユニット8を嵌合した面と直交
する側面に壁ユニット1を突出片5を介して連結する。
これによって、壁ユニット1と開口部ユニット8とが直
交した納まり部に配置された場合であっても容易に組み
付けられる。
【0045】ここで、図7中,破線で示されているの
は、壁ユニット1で仕切られる空間における他方の空間
への入口を構成する開口部ユニット8を設ける場合を示
している。なお、開口部ユニット8と直交する間仕切壁
の端部のユニットが連結ユニット2である場合には、図
8に示すように、第2連結ユニット3の取付け溝4aに
連結ユニット2の端部を差し込むことで両者2,3を連
結する。
【0046】次に、上記間仕切壁と既存壁との納まり部
である、間仕切壁の端部納まり部の施工について説明す
る。この端部納まりは、既存壁22の面に間仕切壁の端
部を当接させておくだけでも良いが、支持が不安定にな
り易いので、以下のようにする。この場合には、例え
ば、図9に示すように、第2連結ユニット3の突出片5
と同じもの21を既存壁22に固定する。この固定は、
例えばビスやマジックテープなどによって行う。次に、
その突出片21に壁ユニット1の嵌合溝1aを嵌合させ
ることで、間仕切壁の端部と既存壁22を連結する。
【0047】また、間仕切壁の端部が連結ユニット2と
なる場合には、図10に示すように、上記既存壁22と
連結ユニット2との間に第2連結ユニット3を介挿して
間仕切壁の端部とと既存壁22とを連結する。このと
き、上記第2連結ユニット3の幅分だけ,間仕切壁の幅
が変更されるかも知れないが、各壁ユニット1と連結ユ
ニット2との嵌合量をそれぞれ調整することで容易に調
整することができる。
【0048】以上のように、本実施の形態の間仕切壁の
施工は、一対の壁支持部材である化粧頭押え6及び化粧
平土台7を間仕切の配設位置に沿って敷設して、その間
に、壁ユニット1、連結ユニット2、第2連結ユニット
3、開口部ユニット8を嵌め込むことで簡単に施工する
ことができ、現場施工の短期化に繋がる。また、間仕切
壁の壁本体も、上記のように少数のユニットの組み合わ
せで構築することができる。この場合に、第2連結ユニ
ット3を使用すると、コーナー部の納まりなどで、壁ユ
ニット1同士や連結ユニット2同士を連結する必要が生
じても、1種類の第2連結ユニット3によって連結がで
きて、ユニットの種類を増やすことはない。
【0049】また、間仕切壁を設ける幅が設計と相違し
たりしていも、本実施の形態では、各壁ユニット1の嵌
合溝1aへの連結ユニット2の挿入量をそれぞれ調整す
ることで容易に間仕切壁の横方向に長さが調整すること
ができる。また、本実施の形態で施工させる間仕切壁で
は、壁ユニット1の嵌合溝1a内に連結ユニット2の幅
方向端部を挿入して連結した際の上記嵌合溝1a内の空
間を電気配線等の通路としても流用することができる。
【0050】また、本実施の形態では、各壁ユニット1
と連結ユニット2との間の目地部を床から天井まで全て
嵌合させているので所定の遮音性が確保される。なお、
さほど遮音性を要求しない場合には、上下方向の一か所
又は複数箇所の嵌合するための嵌合溝1aや嵌合片を設
けることで連結してもよい。また、上記実施の形態で
は、嵌合溝1aは断面コ字形状となっているが、これに
限定されるものではなく深さ方向に階段状の段部が形成
されていたりしてもよい。要は、間仕切壁の配設方向に
嵌合可能な形状であればよい。
【0051】また、上記実施の形態では、壁ユニット1
を一枚の無垢の木材で構成した例で説明しているが、例
えば、図11に示すように、断面矩形の板部材1bの両
面に別の板部材1cを張りつけて横断面略H形状等に形
成して加工を容易にするなど、一枚の無垢の木材で必ず
しも構成する必要はない。また、材料にしても無垢の木
材に限定されるものではなく、合板であってもよいし、
アルミニウム等の金属製などであってもよい。但し、無
垢の木材を使用すると、間仕切壁表面の化粧が不要とな
る。
【0052】また、上記実施の形態では、連結ユニット
2として平板部材を例にして説明しているが、これに限
定されるものではない。例えば、図12に示すように、
連結ユニット2の本体の厚さを壁ユニット1と同じ厚さ
に設定すると共に、幅方向端面に、壁ユニット1の嵌合
溝1aに挿入する嵌合片2aを設けた形状であってもよ
い。
【0053】この場合には、構築した間仕切壁の表面を
略平坦に形成することが可能となると共に、当該連結ユ
ニット2が化粧頭押え6及び化粧平土台7によっても支
持されるようになる。但し、上記のような平板形状の方
が加工が容易であり、また、壁ユニット1の嵌合溝1a
への連結ユニット2の嵌合量の自由度が大きいなどの点
で有利である。
【0054】また、各壁ユニット及び連結ユニットの形
状は、上記形状に限定されるものではなく、例えば、ユ
ニットの形状を、一方の幅方向端面に嵌合溝を設けると
共に反対方向の幅方向端面に嵌合片を設けた形状とし
て、両者を同形としてもよい。このようにすることで、
更に、ユニットの種類が少なくなる。また、上記実施の
形態の開口部ユニット8,15の戸として扉を例に説明
しているが、戸が窓を構成していても構わない。この場
合には、横枠部材10として窓の下端部を支持する別の
横枠部材を設けると共に、その横枠部材と平土台との間
に、上記説明した欄間部のような取付けを実施する。
【0055】また、上記開口部ユニット8の欄間部を現
場施工する場合を例に説明しているが、欄間部も予め開
口部ユニット8に組み付けて一体化させておいてもよ
い。また、上記実施の形態では、化粧頭押え6及び化粧
平土台7に凹部6a,7aを形成し、壁ユニット1等の
上下端部をそれぞれ上記凹部6a,7aに嵌め込む構成
で説明しているが、これに限定されるものではない。例
えば、化粧頭押え6及び化粧平土台7の中央に長手方向
に延びる凸部を形成し、壁ユニット1等の上下端面に上
記凸部を嵌合可能な凹部を形成して、当該凹部を上記凸
部に嵌め込むことで、壁ユニット1等を上記化粧頭押え
6と上記化粧平土台7との間に取り付け可能な構成とし
てもよい。
【0056】次に、上記のように構築した間仕切壁の間
仕切の変更について説明する。使用者のライフスタイル
の変化や新たな入居者に合わせて上記のように構築した
間仕切壁を変更する場合には、各壁ユニット1や連結ユ
ニット2等は、上下に対向する化粧頭押え6と化粧平土
台7との間に嵌め込まれているだけであるので、まず、
障子を外し要領で、各壁ユニット1等を上記化粧頭押え
6と化粧平土台7との間から外した後、上記化粧頭押え
6及び化粧平土台7を固定しているネジ部材を取り外し
ことで当該化粧頭押え6及び化粧平土台7を天井又は床
から取り外す。
【0057】次に、新たに間仕切る配設位置に沿って、
上記取り外した化粧頭押え6及び化粧平土台7を再びネ
ジ部材などで固定し、前記のように、各壁ユニット1等
を嵌め込んで新たな間仕切壁を構築する。このように、
本実施の形態の間仕切壁は、本設の間仕切壁にも関わら
ず容易に分解可能であり、しかも、分解したユニット
は、新たな間仕切壁の構築に流用可能であるのでコスト
安となる。
【0058】このとき、本実施の形態では、無垢の木材
を材質とすることで長年の使用に耐え得る壁を構成する
ユニットが確保されている。ここで、上記実施の形態で
は、壁ユニット1と連結ユニット2とを交互に配置する
ことで一方向に延びる間仕切壁を構成しているが、これ
に限定されるものではない。
【0059】例えば、図13に示すように、連結ユニッ
ト2と第2連結ユニット3との組み合わせによって、一
方向に延びる間仕切壁を構成するようにしてもよいし、
図14に示すように、壁ユニット1と第2連結ユニット
3によって一方向に延びる間仕切壁を構成するようにし
てもよい。この場合であっても、上記の間仕切壁と同様
な作用・効果などを得ることができる。
【0060】
【実施例】本実施例は、上記のような間仕切壁構造をマ
ンションの間仕切壁に適用した例である。図15に示す
ように、マンションの一室内を二分割するように間仕切
壁30を構成し、さらに、一方の空間を更に間仕切壁3
1で仕切ると共に、その仕切った空間の境部に物入れを
上記構成の間仕切壁によって構築した例である。図16
は、その物入れ部分の壁31を示したものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の間仕
切壁構造では、天井及び床に取り付けた一対の壁支持部
材間に対して壁本体を嵌め込むことで簡単に本設の間仕
切壁を配設できる。また、壁本体にしても壁ユニット間
を連結ユニットで連結することで任意の幅の間仕切壁を
構成でき、しかも、壁ユニットと連結ユニットとは嵌合
によって連結されるようにしたので容易に両者を連結で
きる。つまり、任意の幅の間仕切壁を簡単な現場施工に
よって構築できるという効果がある。
【0062】また、上記のように間仕切壁は、壁ユニッ
トと連結ユニットとの二つのユニットの組み合わせから
構成されるので、構成するユニットの種類が少数の限定
されるという効果もある。また、上記壁本体は、天井や
床にボルト等によって固定されることなく、一対の壁支
持部材間に嵌め込まれることで取り付けられるので、間
仕切の位置を変更する際に、当該一対の壁支持部材から
簡単に外して他の間仕切として転用可能である。従っ
て、間仕切壁の解体、再構築が容易であると共にコスト
安に繋がるという効果もある。
【0063】このとき、請求項2の発明を採用すると、
各壁ユニットと連結ユニットの嵌合量を調整すること
で、各隣合う壁ユニット間に間隔が調整されて、間仕切
壁全体の幅の微調整が容易にできるという効果がある。
また、請求項3に記載した発明を採用すると、上記連結
ユニットの加工が容易となり、また、嵌合させる嵌合片
の長さを任意の長さに設定することが可能となるという
効果がある。
【0064】さらに、請求項4に記載した発明を採用す
ると、間仕切壁の端部同士の連結部など、壁ユニット同
士や連結ユニット同士等の連結であっても、突出片の有
無等によって、一種類の連結ユニットによって連結可能
となり、ユニット数を限定可能になるという効果があ
る。また、請求項5に記載した発明を採用すると、上記
間仕切壁に開口部を設ける場合であっても、開口部ユニ
ットを組み付けるだけで開口部を設けることができるの
で、窓、扉、障子等の開口部を容易に設けることが可能
となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る間仕切壁の構成を示
す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る化粧頭押えと化粧平
土台との間に壁本体を嵌め込んだ状態を示す側面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る開口部ユニットを示
す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る開口部ユニットを示
す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る引き違い戸用の開口
部ユニットを示す側面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る間仕切壁の構成を示
す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る間仕切壁と開口部ユ
ニットが直交する場合の連結を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る間仕切壁と開口部ユ
ニットが直交する場合の連結を示す平面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る間仕切壁端部と既存
壁との納まりを示す平面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る間仕切壁端部と既
存壁との納まりを示す平面図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る別の壁ユニットを
示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る別の連結ユニット
を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る連結ユニットと第
2連結ユニットによって間仕切壁を構成した場合を示す
平面図である。
【図14】本発明の実施の形態に係る連結ユニットと第
2連結ユニットによって間仕切壁を構成した場合を示す
平面図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る間仕切壁をマンシ
ョンの一室の展開した平面図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る間仕切壁をマンシ
ョンの一室の展開した斜視図である。
【符号の説明】
1 壁ユニット 1a 嵌合溝 2 連結ユニット 2a 嵌合片 3 第2連結ユニット 4 連結ユニット本体 4a 取付け溝 5 突出片 6 化粧頭押え 7 化粧平土台 8,15 開口部ユニット 9 縦枠部材 10,16 横枠部材 11,17 戸 12 壁ユニット 13 連結ユニット 22 既存壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/74 541 E04B 2/74 541A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切の配設位置に沿って脱着可能に天
    井及び床に敷設される一対の壁支持部材と、その壁支持
    部材に沿って移動可能に上記一対の壁支持部材間に嵌め
    込まれる壁本体とからなり、上記壁本体は、間仕切の配
    設位置に沿って並ぶ壁ユニットと、その壁ユニット間に
    それぞれ配設されて対向する各壁ユニット端面に脱着可
    能に嵌合する連結ユニットとから構成されることを特徴
    とする間仕切壁構造。
  2. 【請求項2】 上記壁ユニットの幅方向端面に嵌合溝が
    設けられていると共に、上記連結ユニットには対向する
    上記嵌合溝に向けて突出する嵌合片が設けられて、対向
    する上記嵌合片と嵌合溝とが脱着可能に嵌合されること
    を特徴とする請求項1に記載された間仕切壁構造。
  3. 【請求項3】 上記連結ユニットが、上記壁ユニットに
    嵌合可能な厚さの平板部材からなることを特徴とする請
    求項2に記載された間仕切壁構造。
  4. 【請求項4】 上記壁ユニットは、幅方向端面に嵌合溝
    又は幅方向に突出する嵌合片を備え、上記連結ユニット
    は、上記壁ユニット端面と対向可能な対向面に取付け溝
    が設けられた連結ユニット本体と、上記取付け溝に脱着
    可能に嵌合可能であり且つ当該嵌合状態では上記連結ユ
    ニット本体から対向する壁ユニットに向けて突出可能な
    突出片とを有することを特徴とする請求項1に記載され
    た間仕切壁構造。
  5. 【請求項5】 上記複数の壁ユニットのうち一部の壁ユ
    ニットが、所定の開口部を有する枠部材とその枠部材の
    開口部に開閉可能に取り付けられた戸の組み合わせから
    なる開口部ユニットであることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4に記載された間仕切壁構造。
JP26719495A 1995-10-16 1995-10-16 間仕切壁構造 Pending JPH09111925A (ja)

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