JPH09111847A - 大便器取付ボックス - Google Patents

大便器取付ボックス

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JPH09111847A
JPH09111847A JP27303695A JP27303695A JPH09111847A JP H09111847 A JPH09111847 A JP H09111847A JP 27303695 A JP27303695 A JP 27303695A JP 27303695 A JP27303695 A JP 27303695A JP H09111847 A JPH09111847 A JP H09111847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
toilet bowl
toilet
water supply
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP27303695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ishikawa
和男 石川
Kaoru Nogami
薫 野上
Koichiro Akashi
浩一郎 赤司
Naoto Arimitsu
直人 有満
Mitsuhiro Kamakura
充宏 鎌倉
Tomohiko Torio
倫彦 鳥尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP27303695A priority Critical patent/JPH09111847A/ja
Publication of JPH09111847A publication Critical patent/JPH09111847A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大便器取付ボックスにおいて、重量のかかる
本体を持上げることなくトイレの設置スペースに設置で
きるようにして省力化を図り、簡単に設置できるように
すること。 【解決手段】 フレーム5を組付けて縦長の箱型の本体
4を形成し、本体4前面に大便器9を取付け、本体4内
部に大便器9のための給水管13、排水管14等の配管
類を収納した大便器取付ボックス3であって、本体4の
後面の下部横フレーム36を大便器9に接続された排水
管14よりも高い位置に設けたことを特徴とする大便器
取付ボックス。又、本体4の後面の下部横フレーム36
を給水管13よりも下に設け、給水管13を本体4上部
に収納したロータンク12と接続し、本体4に大便器9
利用者のための可動式の手摺39、40を設けた。更に
手摺の取付部を本体4両側部に枢支して手摺を上下方向
に回動自在に設け、手摺を大便器9側部の水平位置と、
本体4側部で保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大便器取付ボック
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】腰掛便器をトイレに設置する場合、トイ
レの床、及び壁に固定された配管ユニット、又は大便器
取付ボックスを利用する。配管ユニットは、本体前面に
大便器を固定し、本体内に大便器のための給水管、排水
管等の配管類を収納しており、使用後の大便器に供給す
る水はフラッシュバルブを介して水道管から直接供給
し、排水管で汚水等を外部に流す構成である。
【0003】これに対して大便器取付ボックスでは、フ
レームを縦長の箱型に組み付けた本体前面に大便器を固
定し、本体内にロータンクや、大便器のための給水管、
排水管等の配管類を収納し、ロータンク内に蓄えた水を
給水管を介して大便器内に給水して、汚水等を排水管で
外部に流す構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般に排水管
は、床から上方に突出されたものを略水平に折曲して大
便器に接続する構成である。
【0005】そのため上記の大便器取付ボックスをトイ
レの床に設置する場合、箱型の本体を構成する後面の下
部横フレームが上方に突出した排水管に干渉するので、
20Kg程度の重量がある本体を2人、又はそれ以上の
人間で持上げて排水管を避けた上で、トイレ内の設置ス
ペースに下ろして設置しなければならず、設置作業に労
力を要し、簡単にできなかった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、大便器取付ボックスにおいて、重量の
かかる本体を持上げることなくトイレの設置スペースに
設置できるようにして省力化を図り、簡単に設置できる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、フレームを組付けて縦長の箱型
の本体を形成し、本体前面に大便器を取付け、本体内部
に大便器のための給水管、排水管等の配管類を収納した
大便器取付ボックスであって、本体の後面の下部横フレ
ームを大便器に接続された排水管よりも高い位置に設け
た。
【0008】従って大便器取付ボックスを設置する場
合、本体をトイレ内の設置スペースである壁際に部屋側
から押してゆき、本体を構成する後面の下部横フレーム
が、壁際の床から上方に突出した排水管に干渉すること
なく所定位置迄押すことができ、所定位置で本体を床及
び壁にボルトで固定する。
【0009】請求項2は、本体の後面の下部横フレーム
を給水管よりも下に設け、給水管を本体上部に収納した
ロータンクに接続した。
【0010】従って本体の後面の下部横フレームは、給
水管と排水管の間に位置し、取付けの際本体は給水管に
も干渉しない。
【0011】請求項3は、本体に大便器利用者のための
可動式の手摺を設け、手摺の取付部を本体両側部に枢支
して手摺を上下方向に回動自在に設け、手摺を大便器側
部の水平位置と、本体側部で保持するようにした。
【0012】従って脚腰が弱っている高齢者等が利用す
る場合には、本体両側の可動式の手摺を回動して水平に
保持し、一般の人が利用する場合や掃除等の場合には、
本体両側に回動して邪魔にならないように収納する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を添付した図
面に基づいて説明する。図1は本発明の大便器取付ボッ
クスの側断面図であり、トイレ1内の壁2に沿って縦長
の箱型の大便器取付ボックス3を設置する。大便器取付
ボックス3の本体4は、フレーム5を縦長の箱型に組み
付け、フレーム5の前面、及び左右の側面を仕上板6で
覆うことで形成する。大便器取付ボックス3の本体4
は、フレーム5を壁2、及び床7にボルト8で固定す
る。
【0014】大便器取付ボックス3の本体4前面の上下
方向中間部には、腰掛便器9を取付ける。腰掛便器9
は、床7から浮して大便器取付ボックス3のフレーム5
に補強板10を介してボルト11で固定する。腰掛便器
9は、床7から浮すことで、床7の掃除をし易くしてあ
る。
【0015】大便器取付ボックス3の本体4内の上部に
は、ロータンク12を設ける。ロータンク12の底部か
ら給水管13を垂設し、前方に略水平に折曲して腰掛便
器9に接続する。
【0016】腰掛便器9からの排水管14は、給水管1
4よりも床7側に設け、下方に屈曲して床7下に設けら
れた図示せぬ排水本管に接続する。排水管14は、本体
4前面のフレーム5に固定された保持板15で保持す
る。
【0017】本体4の前面上部に、特に脚腰が弱ってい
る高齢者等の利用者のための背もたれ16を設ける。背
もたれ16は、前面部17と上面部18とから成る。前
面部17は下方に行くほど前方に突出させて形成する。
【0018】前面部17の裏面にフック19を設け、こ
のフック19を本体4の前面上部のフレーム(前部上枠
22)、及びロータンク12の前面の上縁部21に引っ
掛けて背もたれ16を係止する。これにより背もたれ1
6は、本体4側に着脱自在に成り、掃除がし易くなっ
て、衛生的である。又、利用者が腰掛便器9に座った時
は、背もたれ16に背中をもたせ、楽に利用することが
できる。
【0019】図2は大便器取付ボックスの本体の前方か
らの斜視図である。本体4を構成するフレーム5の前面
は、前部上枠22、前部下枠23、前部上枠22と前部
下枠23を繋ぐ左右の前部縦枠24、25から成る。
【0020】本体4を構成するフレーム5の後面は、後
部上枠26、前部上枠22と後部上枠26を繋ぐ左右の
上部側枠27、28、左右の後部縦枠29、30、左右
の前部縦枠24、25と左右の後部縦枠29、30を繋
ぎ床7よりも少し高い位置に設けられる左右の下部側枠
31、32等から成る。
【0021】又、本体4を構成するフレーム5は、前部
上枠22と前部下枠23との間に、左右に間隔を開けて
設けられる2本の前部縦桟33、34、左右の前部縦枠
24、25間の上下方向中間部に横架される前部横桟3
5、及び左右の後部縦枠29、30の下部を繋ぐ後部横
桟36、後部上枠26と後部横桟36との間に左右に間
隔を開けて設けられる2本の後部縦桟37、38等で補
強される。
【0022】本体4の前部縦枠24、25の上下方向中
間部に、腰掛便器9の利用者のために、可動式の1対の
手摺39、40を設ける。手摺39、40は、取付部4
1を本体4両側部に枢支して、上下方向に回動自在にす
る。
【0023】手摺39、40の取付部41は、例えばク
リック式に設けることで、手摺39、40が腰掛便器9
側部の水平位置で保持され、脚腰が弱っている高齢者等
の利用者が肱を載せて楽に利用することができる。
【0024】又、一般の人が利用する場合や掃除等の場
合には、手摺39、40を上方に回動して本体4両側に
保持し、邪魔にならないようにする。
【0025】前記排水管14を保持する保持板15は、
上下対称の1対の板材から成り、前部縦桟33、34間
に固定する。保持板15は、突き合せた1対の板材の中
央部に円形の開口部40を有し、この開口部40に排水
管14を挿通して保持する。尚、41は、後部縦枠2
9、30の下端部が床7を傷つけないための保護板であ
る。
【0026】図3は大便器取付ボックスの本体の前方か
らの後面図であり、本体4の後面の下部横フレームであ
る後部横桟36は、床7から略250mm程度の高さに
設ける。これにより後部横桟36は、腰掛便器9に接続
された排水管14よりも高い位置になり、ロータンク1
2の底部から垂設され前方に略水平に折曲された給水管
13よりも下に成り、干渉しない。
【0027】大便器取付ボックス3の本体4を以上のよ
うにフレーム5を組み付けて構成することにより、大便
器取付ボックス3をトイレ1に設置する場合、本体4を
トイレ1内の設置スペースである壁2際に部屋側から押
してゆき、下部横フレーム(後部横桟36)が、壁2際
の床7から上方に突出した排水管14に干渉することな
く所定位置迄押すことができる。大便器取付ボックス3
は、所定位置で本体4を床7及び壁2にボルトで固定す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成したので、次の
ような効果を奏する。請求項1によれば、フレームを組
付けて縦長の箱型の本体を形成し、本体前面に大便器を
取付け、本体内部に大便器のための給水管、排水管等の
配管類を収納した大便器取付ボックスであって、本体の
後面の下部横フレームを大便器に接続された排水管より
も高い位置に設けた。
【0029】従って大便器取付ボックスを設置する場
合、本体をトイレ内の設置スペースである壁際に部屋側
から押してゆき、本体を構成する後面の下部横フレーム
が、壁際の床から上方に突出した排水管に干渉すること
なく所定位置迄押すことができ、本体を持上げることな
く所定位置で本体を床及び壁にボルトで固定することが
できるから、省力化を図ることができる。
【0030】請求項2は、本体の後面の下部横フレーム
を給水管よりも下に設け、給水管を本体上部に収納した
ロータンクに接続した。
【0031】従って本体の後面の下部横フレームは、給
水管と排水管の間に位置し、取付けの際本体は給水管に
も干渉しないから、取付けが容易に成る。
【0032】請求項3は、本体に大便器利用者のための
可動式の手摺を設け、手摺の取付部を本体両側部に枢支
して手摺を上下方向に回動自在に設け、手摺を大便器側
部の水平位置と、本体側部で保持するようにした。
【0033】従って脚腰が弱っている高齢者等が利用す
る場合には、本体両側の可動式の手摺を回動して水平に
保持し、一般の人が利用する場合や掃除等の場合には、
本体両側に回動して邪魔にならないように収納すること
ができ、高齢者が楽に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大便器取付ボックスの側断面図
【図2】大便器取付ボックスの本体の前方からの斜視図
【図3】同後面図
【符号の説明】
1…トイレ,3…大便器取付ボックス,4…大便器取付
ボックスの本体,5…フレーム,7…床,9…腰掛便
器,10…補強板,12…ロータンク,13…給水管,
14…排水管,15…保持板,16…背もたれ,19…
フック,36…後部横桟,39…可動式の手摺。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤司 浩一郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 有満 直人 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 鎌倉 充宏 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 鳥尾 倫彦 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームを組付けて縦長の箱型の本体を
    形成し、 該本体前面に大便器を取付け、 該本体内部に大便器のための給水管、排水管等の配管類
    を収納した大便器取付ボックスであって、 前記本体の後面の下部横フレームを前記大便器に接続さ
    れた排水管よりも高い位置に設けた、 ことを特徴とする大便器取付ボックス。
  2. 【請求項2】 前記本体の後面の下部横フレームを前記
    給水管よりも下に設け、 該給水管を本体上部に収納したロータンクに接続した、 ことを特徴とする請求項1に記載の大便器取付ボック
    ス。
  3. 【請求項3】 前記本体に大便器利用者のための可動式
    の手摺を設け、 該手摺の取付部を前記本体両側部に枢支して該手摺を上
    下方向に回動自在に設け、 該手摺を大便器側部の水平位置と、前記本体側部で保持
    するようにした、 ことを特徴とする請求項1に記載の大便器取付ボック
    ス。
JP27303695A 1995-10-20 1995-10-20 大便器取付ボックス Pending JPH09111847A (ja)

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Cited By (7)

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