JPH0911169A - 産業用ロボットのチャック保護装置 - Google Patents

産業用ロボットのチャック保護装置

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JPH0911169A
JPH0911169A JP16194695A JP16194695A JPH0911169A JP H0911169 A JPH0911169 A JP H0911169A JP 16194695 A JP16194695 A JP 16194695A JP 16194695 A JP16194695 A JP 16194695A JP H0911169 A JPH0911169 A JP H0911169A
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JP
Japan
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chuck
self
connecting plate
industrial robot
work
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Pending
Application number
JP16194695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kimura
正美 木村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0911169A publication Critical patent/JPH0911169A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/06Safety devices
    • B25J19/063Safety devices working only upon contact with an outside object
    • B25J19/065Mechanical fuse

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用ロボットのフィンガー部において、ワ
ーク保持アタッチメントに加わる衝撃力によってチャッ
ク装置が破壊されることを防止する。 【構成】 ワーク保持アタッチメント3をチャック保護
連結板6を介してチャック装置1の爪2に連結する。チ
ャック保護連結板6は、中間片6aと、この両端から相
反方向に突出する第1及び第2アーム片6b,6cとか
らなり、上記中間片6a、第1及び第2アーム片6b,
6cにはそれぞれ貫通孔8〜10を形成して横断面積を
小さくし、矢印Z、X及びY方向の力に対してそれぞれ
脆弱な自己破壊部6d〜6fを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットのフィ
ンガー部に係り、特にそのチャック保護装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用ロボットにあっては、図
3に示すように、チャック装置1の爪2にワーク保持ア
タッチメント3を連結し、このワーク保持アタッチメン
ト3によりワーク4を掴み、治具5に対して所定の状態
に組み合わせるようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、産業用ロボッ
トでは、制御系のトラブルによるロボットの暴走やワー
クの状態異常等が往々にして発生し、これらの発生を完
全になくすることは極めて困難な状況にある。そして、
このようなワークの状態異常等が発生した際、例えばワ
ーク4を治具5の穴に嵌め込むときにワーク4が穴にう
まく嵌合せずに治具5に突き当たってワーク保持アタッ
チメント3に矢印Z方向の衝撃が加わったり、チャック
装置1を矢印XあるいはY方向に移動して治具5との位
置合わせを行うときにワーク4が治具5に突っ掛かって
ワーク保持アタッチメント3に矢印XあるいはY方向の
衝撃が加わったりすることになる。
【0004】ところで、上記従来の産業用ロボットの構
造では、ワーク保持アタッチメントに加わる衝撃力がそ
のまま爪を含むチャック装置1に加わり、その結果、チ
ャック装置1の破損等に繋がり、メンテナンス費用が嵩
む等の問題を有することになっていた。
【0005】しかるに本発明は、チャック装置をワーク
保持アタッチメントに加わる衝撃力から確実に保護する
チャック保護装置を安価に提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、チャックの爪
にワーク保持アタッチメントを連結し、このワーク保持
アタッチメントによりワークを掴んで作業を行う産業用
ロボットにおいて、上記ワーク保持アタッチメントをチ
ャック保護連結板を介して上記チャックの爪に連結し、
上記チャック保護連結板は中間片と該中間片の両端から
相反する方向に突出する第1及び第2アーム片とからな
り、上記中間片には上記チャックの軸線方向の力に対し
て脆弱な自己破壊部を形成する一方、上記第1アーム片
には上記チャックの軸線方向と直交する第1の方向の力
に対して脆弱な自己破壊部を、上記第2アーム片には上
記チャックの軸線方向及び上記第1の方向とそれぞれ直
交する第2の方向に対して脆弱な自己破壊部をそれぞれ
形成する。
【0007】上記各自己破壊部は、チャック装置の耐久
強度よりも低い強度で自己破壊するように構成するもの
であり、例えば貫通孔や切り込み等の形成により横断面
積を他の部位よりも小さくして所期の強度を持たせるも
のであり、又チャック保護連結板には高価な材料を用い
る必要がなく、安価な材料を使用すればよい。
【0008】
【作用】従って、ワーク保持アタッチメントが掴んだワ
ークが治具に突き当たったり治具に突っ掛かったりし
て、ワーク保持アタッチメントにチャックの軸線方向や
第1あるいは第2の方向の衝撃力が加わったところで、
チャック保護連結板が自己破壊部の何れかで自己破壊す
ることによって、衝撃力がチャック装置には加わらず、
安価なチャック保護連結板の交換のみで対応することが
できる。
【0009】
【実施例】以下図1及び図2に示した本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る産
業用ロボットのフィンガー部の概略説明図であって、
(a)は正面図、(b)は側面図を示す。図2は同フィ
ンガー部に使用されるチャック保護連結板であって、
(a)は正面図、(b)は側面図を示す。尚、図1及び
図2において、図3と共通する部分については図3と共
通の符号を付してある。
【0010】本実施例では、ワーク保護アタッチメント
3をチャック保護連結板6を介してチャック装置1の爪
2に連結しており、そのチャック保護連結板6の構造に
ついて図2を基に説明する。
【0011】チャック保護連結板6は、中間片6aと、
この一端から直角に折曲突出しかつ先端部に透孔7を有
する第1アーム片6bと、中間片6aの他端から上記第
1アーム片6bと相反する方向に突出する第2アーム片
6cとからなり、この第2アーム片6cの先端部にも透
孔7を有している。而して、第1及び第2アーム片6
b,6cは透孔7を利用して、チャック装置1の爪2及
びワーク保持アタッチメント3に図示しないボルト等の
止め具をもって連結固定する。
【0012】上記チャック保護連結板6の中間片6aに
は、チャック装置1の軸線方向(矢印Z方向)と直交す
る矢印Y方向に貫通する貫通孔8を形成して当該孔形成
部分の横断面積を他の部位よりも小さくし、当該部分を
矢印Z方向の力に対して脆弱な自己破壊部6dとしてい
る。又、第1アーム片6bの基部にも、矢印Y方向に貫
通する貫通孔9を形成して当該孔形成部分の横断面積を
他の部位よりも小さくし、当該部分を矢印Z及びY方向
と直交する矢印X方向の力に対して脆弱な自己破壊部6
eとしている。
【0013】さらに、第2アーム片6cの基部には、矢
印X方向に貫通する貫通孔10を形成する。この貫通孔
10は、チャック保護連結板6の幅がその厚みよりも大
きいため、楕円孔とすることにより、上記各自己破壊部
6d,6eと同様の横断面積を得るようになしており、
当該貫通孔10を含む部位を、矢印Y方向の力に対して
脆弱な自己破壊部6fとする。
【0014】上記チャック保護連結板6の各自己破壊部
6d〜6fの強度は、ワーク保持アタッチメント3及び
ワーク4の保持に必要な最低限の強度より大きくかつチ
ャック装置1の耐久強度よりも小さい範囲内で任意に設
定すればよく、又チャック保護連結板6の材料は、極力
安価な材料を選択し使用することが望ましい。
【0015】上記の構成において、ワーク保持アタッチ
メント3によりワーク4を掴んだ状態でチャック装置1
が矢印Z方向に移動しているときにワーク4が治具5に
突き当たると、チャック保護連結板6にはワーク4及び
ワーク保持アタッチメント3を介して矢印Z方向の衝撃
力が加わることになり、その衝撃力が万一チャック装置
1の耐久強度を越えるような値であっても、チャック保
護連結板6が自己破壊部6dで破損するために、チャッ
ク装置1には耐久強度以上の衝撃が加わることがなく、
当該装置1の破損を未然に防止できることになる。同様
に、矢印X方向あるいは矢印Y方向の衝撃力に対して
は、チャック保護連結板6が自己破壊部6eあるいは6
fで破損することにより、チャック装置1の破損を引き
起こすことがない。
【0016】上述のように、本実施例にあっては、矢印
X,Y,Z何れの方向の衝撃力に対してもチャック装置
1を保護することができ、しかも、安価なチャック保護
連結板6の交換のみによって作業を再開することが可能
となる。
【0017】尚、上記実施例では、チャック保護連結板
6の各自己破壊部6d〜6fを設けるにあたってその横
断面積を小さくするために貫通孔8〜10を形成してい
るが、中間片6a、第1及び第2アーム片6b,6cの
両側縁から切り込みを入れるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、ワーク保持アタッチメントをチャック保護連結板を
介してチャック装置の爪に連結したことにより、万一ワ
ーク保持アタッチメントに大きな衝撃力が加わったとこ
ろで、その衝撃力はチャック保護連結板の破損によって
チャック装置に直接加わることがなく、従って、チャッ
ク装置は確実に保護され、しかもチャック保護連結板の
交換によって作業の再開が可能となり、従来のようにメ
ンテナンスに多大の費用がかかることはなく安価にて対
応することができる。
【0019】又、請求項2に係る発明によれば、チャッ
ク保護連結板の中間片、第1及び第2アーム片において
部分的にその横断面積を小さくすることによって容易に
自己破壊部を形成することができ、さらに請求項3に係
る発明のように貫通孔により横断面積を小さくして自己
破壊部を形成するようにすれば、加工も容易に行うこと
ができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る産業用ロボットのフィン
ガー部の概略説明図
【図2】同フィンガー部に使用されるチャック保護連結
板を示す図
【図3】従来における産業用ロボットのフィンガー部の
概略説明図
【符号の説明】
1 チャック装置 2 爪 3 ワーク保持アタッチメント 4 ワーク 6 チャック保護連結板 6a 中間片 6b 第1アーム片 6c 第2アーム片 6d〜6f 自己破壊部 8〜10 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャックの爪にワーク保持アタッチメン
    トを連結し、このワーク保持アタッチメントによりワー
    クを掴んで作業を行う産業用ロボットにおいて、 上記ワーク保持アタッチメントをチャック保護連結板を
    介して上記チャックの爪に連結し、 上記チャック保護連結板は中間片と該中間片の両端から
    相反する方向に突出する第1及び第2アーム片とからな
    り、 上記中間片には上記チャックの軸線方向の力に対して脆
    弱な自己破壊部を形成する一方、上記第1アーム片には
    上記チャックの軸線方向と直交する第1の方向の力に対
    して脆弱な自己破壊部を、上記第2アーム片には上記チ
    ャックの軸線方向及び上記第1の方向とそれぞれ直交す
    る第2の方向に対して脆弱な自己破壊部をそれぞれ形成
    したことを特徴とする産業用ロボットのチャック保護装
    置。
  2. 【請求項2】 上記チャック保護連結板は上記各自己破
    壊部の横断面積を他の部位の横断面積よりも小さくした
    ことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットのチャ
    ック保護装置。
  3. 【請求項3】 上記チャック保護連結板は上記各自己破
    壊部に貫通孔を形成してその横断面積を小さくしたこと
    を特徴とする請求項2記載の産業用ロボットのチャック
    保護装置。
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