JPH09111221A - ボードの製造方法 - Google Patents
ボードの製造方法Info
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- JPH09111221A JPH09111221A JP26880695A JP26880695A JPH09111221A JP H09111221 A JPH09111221 A JP H09111221A JP 26880695 A JP26880695 A JP 26880695A JP 26880695 A JP26880695 A JP 26880695A JP H09111221 A JPH09111221 A JP H09111221A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】有機ポリイソシアネート系化合物(A)、
ポリオール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族
カルボン酸の金属塩(C)の配合物を接着剤として用い
て、リグノセルロース類を主原料とする熱圧成型ボード
を製造する際に、金属熱圧盤の表面に金属酸化物を存在
させない条件、例えばサンディング処理した金属熱圧盤
またはステンレス鋼、アルミニウム合金製の金属熱圧盤
を使用することを特徴とするボードの製造方法。 【効果】熱盤からの恒久的に良好な離型性を具備した熱
圧成型ボードを製造することができる。この熱圧成型ボ
ードは、同時に優れたボード物性および低い吸湿膨張率
を具備する。
ポリオール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族
カルボン酸の金属塩(C)の配合物を接着剤として用い
て、リグノセルロース類を主原料とする熱圧成型ボード
を製造する際に、金属熱圧盤の表面に金属酸化物を存在
させない条件、例えばサンディング処理した金属熱圧盤
またはステンレス鋼、アルミニウム合金製の金属熱圧盤
を使用することを特徴とするボードの製造方法。 【効果】熱盤からの恒久的に良好な離型性を具備した熱
圧成型ボードを製造することができる。この熱圧成型ボ
ードは、同時に優れたボード物性および低い吸湿膨張率
を具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リグノセルロース
類を主原料とした熱圧成型ボードの製造方法に関する。
リグノセルロース類を主原料として用いた成型品は、リ
グノセルロースが木質削片の場合パーティクルボードと
称され、パーティクルボードの他に大型のチップを用い
るウェイファーボード、細長いチップ(ストランド)を
一方向に配列させたOSB、木質繊維の場合インシュレ
ーションボード、ハードボード、中質繊維板(MDF)
と称されて生産され、床材、壁材、ドア材、防音材、断
熱材、畳心材、家具部材、自動車部材、床下地材などに
使用されている。
類を主原料とした熱圧成型ボードの製造方法に関する。
リグノセルロース類を主原料として用いた成型品は、リ
グノセルロースが木質削片の場合パーティクルボードと
称され、パーティクルボードの他に大型のチップを用い
るウェイファーボード、細長いチップ(ストランド)を
一方向に配列させたOSB、木質繊維の場合インシュレ
ーションボード、ハードボード、中質繊維板(MDF)
と称されて生産され、床材、壁材、ドア材、防音材、断
熱材、畳心材、家具部材、自動車部材、床下地材などに
使用されている。
【0002】
【従来の技術】従来、パーティクルボード、ウェイファ
ーボード、OSB、インシュレーションボード、ハード
ボード、中質繊維板や籾殻を成型してなる籾殻ボードや
コーリャン茎を成型してなるコーリャンボード等(以下
ボード)の成型の為の接着剤またはバインダーとして
は、熱硬化性である尿素樹脂、メラミン樹脂、尿素メラ
ミン樹脂、メラミン尿素樹脂、フェノール樹脂、フェノ
ールメラミン樹脂、メラミンフェノール樹脂等(以下ホ
ルマリン系接着剤)が広く用いられている。ホルマリン
系接着剤は安価で接着力も優れ、比較的短時間で硬化す
るという特質を有する。
ーボード、OSB、インシュレーションボード、ハード
ボード、中質繊維板や籾殻を成型してなる籾殻ボードや
コーリャン茎を成型してなるコーリャンボード等(以下
ボード)の成型の為の接着剤またはバインダーとして
は、熱硬化性である尿素樹脂、メラミン樹脂、尿素メラ
ミン樹脂、メラミン尿素樹脂、フェノール樹脂、フェノ
ールメラミン樹脂、メラミンフェノール樹脂等(以下ホ
ルマリン系接着剤)が広く用いられている。ホルマリン
系接着剤は安価で接着力も優れ、比較的短時間で硬化す
るという特質を有する。
【0003】しかし、これらのホルマリン系接着剤の熱
圧成型後の製品から放出されるホルマリンは環境上問題
視されており、従来放出ホルマリンを低減化させるた
め、実際の使用に当たってはホルマリン系接着剤中の遊
離ホルマリン量を少なく(ホルマリン系接着剤のホルマ
リンモル比/フェノール、メラミン、尿素のモル比を小
さく)したり、ホルマリン系接着剤の配合時に、ホルマ
リンキャッチャー剤が添加されている。また一方の手段
として、非ホルマリン系接着剤である、イソシアネート
系接着剤のボードへの利用が提案されている(特開昭57
-131538、特開昭57-147567 など)。
圧成型後の製品から放出されるホルマリンは環境上問題
視されており、従来放出ホルマリンを低減化させるた
め、実際の使用に当たってはホルマリン系接着剤中の遊
離ホルマリン量を少なく(ホルマリン系接着剤のホルマ
リンモル比/フェノール、メラミン、尿素のモル比を小
さく)したり、ホルマリン系接着剤の配合時に、ホルマ
リンキャッチャー剤が添加されている。また一方の手段
として、非ホルマリン系接着剤である、イソシアネート
系接着剤のボードへの利用が提案されている(特開昭57
-131538、特開昭57-147567 など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リグノセルロ
ース類材料用接着剤としてイソシアネート系接着剤を用
い熱圧成型した場合、その優れた接着性のため熱盤(金
属)への付着を生じる。熱盤からの付着物の除去には多
大な労力を費やすとともに、除去後の成型物は損傷し、
商品としての価値を損失してしまう。
ース類材料用接着剤としてイソシアネート系接着剤を用
い熱圧成型した場合、その優れた接着性のため熱盤(金
属)への付着を生じる。熱盤からの付着物の除去には多
大な労力を費やすとともに、除去後の成型物は損傷し、
商品としての価値を損失してしまう。
【0005】この問題を解決するため、金属からの離型
性を向上させる有機ポリイソシアネートへの添加剤(内
部離型剤と称する)の検討も行われている。例えば、有
機ポリイソシアネートへのアルキルリン酸塩またはピロ
リン酸塩(特公平03-08068)、スルホン化化合物(特公
平05-038309)、ワックスおよび液体エステル(特公平4
-054390)、脂肪族カルボン酸(特開昭58-36430)、モ
ンタンワックス及び/又はカルナバワックス(特公平3-
21321)などが提案されている。さらに、ウレタン化合
物の効果的な離型剤である、脂肪酸の金属石鹸(特開昭
60-30306)についても知られている。また、他の方法で
は、離型剤を直接熱盤へ熱圧前に塗布(外部離型剤と称
する)しておく方法が提案されている。例えば、金属石
鹸を用いた離型層の形成(特開昭52-1564875)、官能基
を持つポリシロキサンフィルムの使用(英国特許第1359
92号)などがある。
性を向上させる有機ポリイソシアネートへの添加剤(内
部離型剤と称する)の検討も行われている。例えば、有
機ポリイソシアネートへのアルキルリン酸塩またはピロ
リン酸塩(特公平03-08068)、スルホン化化合物(特公
平05-038309)、ワックスおよび液体エステル(特公平4
-054390)、脂肪族カルボン酸(特開昭58-36430)、モ
ンタンワックス及び/又はカルナバワックス(特公平3-
21321)などが提案されている。さらに、ウレタン化合
物の効果的な離型剤である、脂肪酸の金属石鹸(特開昭
60-30306)についても知られている。また、他の方法で
は、離型剤を直接熱盤へ熱圧前に塗布(外部離型剤と称
する)しておく方法が提案されている。例えば、金属石
鹸を用いた離型層の形成(特開昭52-1564875)、官能基
を持つポリシロキサンフィルムの使用(英国特許第1359
92号)などがある。
【0006】しかしながら、上記いずれの方法も種々の
問題があり、実際の現場での長期使用に耐えうるもので
はなく、現在のところ満足する技術は殆どない。例え
ば、内部離型剤では、多くのものは効果が少なく、充分
な効果を得るためには大量に樹脂中へ添加しなくてはな
らない。その結果、樹脂比率は低下し、ボード物性の低
下を招く。さらにワックス類の大量の添加はボード表面
の塗れ性を悪化させ、二次加工用途への使用を困難なも
のにする。一方で、外部離型剤単独使用では表面の耐性
に問題があるため頻繁な再塗布の必要があり、多段プレ
スなどへの実使用に当たっては多大な労力を要し、生産
性の低下が著しい。そのため、一部のボード工場では、
熱盤に触れない内部の層だけに有機ポリイソシアネート
系接着剤を使用し、熱盤に接触する表裏面層は従来のホ
ルマリン系接着剤を使用したり、もしくは、樹脂未含浸
のチップで成型物をカバーし熱圧処理する(仏国特許第
2199285号)といった例も観られる。
問題があり、実際の現場での長期使用に耐えうるもので
はなく、現在のところ満足する技術は殆どない。例え
ば、内部離型剤では、多くのものは効果が少なく、充分
な効果を得るためには大量に樹脂中へ添加しなくてはな
らない。その結果、樹脂比率は低下し、ボード物性の低
下を招く。さらにワックス類の大量の添加はボード表面
の塗れ性を悪化させ、二次加工用途への使用を困難なも
のにする。一方で、外部離型剤単独使用では表面の耐性
に問題があるため頻繁な再塗布の必要があり、多段プレ
スなどへの実使用に当たっては多大な労力を要し、生産
性の低下が著しい。そのため、一部のボード工場では、
熱盤に触れない内部の層だけに有機ポリイソシアネート
系接着剤を使用し、熱盤に接触する表裏面層は従来のホ
ルマリン系接着剤を使用したり、もしくは、樹脂未含浸
のチップで成型物をカバーし熱圧処理する(仏国特許第
2199285号)といった例も観られる。
【0007】さらに、熱板そのものの材質に改良を図っ
た例では、パーチクルボードと接触する金属表面として
マグネシウムおよび亜鉛からなる郡から選ばれる金属を
用いる(特公平3-65241)といった例も見られるが、大
判の熱圧盤をメッキ処理する必要があり、既設の工場の
場合多大な労力を要する。
た例では、パーチクルボードと接触する金属表面として
マグネシウムおよび亜鉛からなる郡から選ばれる金属を
用いる(特公平3-65241)といった例も見られるが、大
判の熱圧盤をメッキ処理する必要があり、既設の工場の
場合多大な労力を要する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、リグノセルロース類を主原料とした熱圧成型ボー
ドの製造方法に関し、金属熱圧盤もしくはコール盤の表
面に金属酸化物を存在させないことによって熱盤から恒
久的に良好な離型性が得られることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
結果、リグノセルロース類を主原料とした熱圧成型ボー
ドの製造方法に関し、金属熱圧盤もしくはコール盤の表
面に金属酸化物を存在させないことによって熱盤から恒
久的に良好な離型性が得られることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
【0009】即ち本発明は、次の(1)〜(13)の通
りである。 (1)有機ポリイソシアネート系化合物(A)、ポリオ
ール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族カルボ
ン酸の金属塩(C)の配合物を接着剤として用いてリグ
ノセルロース熱圧成型板を製造する際に、金属熱圧盤ま
たはコール盤(D)の表面に金属酸化物を存在させない
ことを特徴とするボードの製造方法。
りである。 (1)有機ポリイソシアネート系化合物(A)、ポリオ
ール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族カルボ
ン酸の金属塩(C)の配合物を接着剤として用いてリグ
ノセルロース熱圧成型板を製造する際に、金属熱圧盤ま
たはコール盤(D)の表面に金属酸化物を存在させない
ことを特徴とするボードの製造方法。
【0010】(2)金属熱圧盤またはコール盤(D)の
表面をサンディング処理して使用することを特徴とする
(1)記載のボードの製造方法。 (3)金属熱圧盤またはコール盤(D)の表面がバフ仕
上げされたものであることを特徴とする(1)記載のボ
ードの製造方法。 (4)金属熱圧盤またはコール盤(D)がステンレス鋼
からなることを特徴とする(1)記載のボードの製造方
法。 (5)金属熱圧盤またはコール盤(D)がアルミニウム
合金からなることを特徴とする(1)記載のボードの製
造方法。
表面をサンディング処理して使用することを特徴とする
(1)記載のボードの製造方法。 (3)金属熱圧盤またはコール盤(D)の表面がバフ仕
上げされたものであることを特徴とする(1)記載のボ
ードの製造方法。 (4)金属熱圧盤またはコール盤(D)がステンレス鋼
からなることを特徴とする(1)記載のボードの製造方
法。 (5)金属熱圧盤またはコール盤(D)がアルミニウム
合金からなることを特徴とする(1)記載のボードの製
造方法。
【0011】(6)有機ポリイソシアネート系化合物
(A)が単官能のアルコールを付加させた自己乳化可能
なタイプ及び/またはポリオール(B)を用いて乳化し
た物であることを特徴とする(1)記載のボードの製造
方法。 (7)炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)が水乳化物または水分散物であり、レーザー式
粒子径測定器による平均粒子径が100ミクロン以下で
あることを特徴とする(1)記載のボードの製造方法。 (8)炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)が亜鉛、鉄、アルミニウム、カルシウム、ジル
コニウム、マグネシウム、バリウムであることを特徴と
する(1)記載のボードの製造方法。 (9)炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)がステアリン酸亜鉛であることを特徴とする
(1)記載のボードの製造方法。
(A)が単官能のアルコールを付加させた自己乳化可能
なタイプ及び/またはポリオール(B)を用いて乳化し
た物であることを特徴とする(1)記載のボードの製造
方法。 (7)炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)が水乳化物または水分散物であり、レーザー式
粒子径測定器による平均粒子径が100ミクロン以下で
あることを特徴とする(1)記載のボードの製造方法。 (8)炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)が亜鉛、鉄、アルミニウム、カルシウム、ジル
コニウム、マグネシウム、バリウムであることを特徴と
する(1)記載のボードの製造方法。 (9)炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)がステアリン酸亜鉛であることを特徴とする
(1)記載のボードの製造方法。
【0012】(10)ポリオール(B)が、2〜8官能
のアルコールの1種または2種以上の混合物で、OH価
が30〜1000であることを特徴とする(1)記載の
ボードの製造方法。 (11)有機ポリイソシアネート系化合物(A)と、炭
素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)
の比率が有効成分の重量比で100:0.1〜100の
範囲であることを特徴とする(1)記載のボードの製造
方法。 (12)有機ポリイソシアネート系化合物(A)と、ポ
リオール(B)のイソシアネート基(-NCO)と水酸
基(-OH)のモル比が2〜100であることを特徴と
する(1)記載のボードの製造方法。 (13)有機ポリイソシアネート系化合物(A)、ポリ
オール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族カル
ボン酸の金属塩(C)をインラインミキサーを用いて乳
化または分散後、直ちにリグノセルロース材料に吹き付
けることを特徴とする(1)記載のボードの製造方法。
のアルコールの1種または2種以上の混合物で、OH価
が30〜1000であることを特徴とする(1)記載の
ボードの製造方法。 (11)有機ポリイソシアネート系化合物(A)と、炭
素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)
の比率が有効成分の重量比で100:0.1〜100の
範囲であることを特徴とする(1)記載のボードの製造
方法。 (12)有機ポリイソシアネート系化合物(A)と、ポ
リオール(B)のイソシアネート基(-NCO)と水酸
基(-OH)のモル比が2〜100であることを特徴と
する(1)記載のボードの製造方法。 (13)有機ポリイソシアネート系化合物(A)、ポリ
オール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族カル
ボン酸の金属塩(C)をインラインミキサーを用いて乳
化または分散後、直ちにリグノセルロース材料に吹き付
けることを特徴とする(1)記載のボードの製造方法。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を構成する成分に関
して詳細に説明する。接着剤配合物の組成中で、有機ポ
リイソシアネート系化合物(A)は実質的な接着成分で
あり、ポリオール(B)は(A)の架橋密度を向上さ
せ、ボード物性に寄与する。また、炭素数8〜28を有
する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)は実質的な離型剤
であり、この場合、内部離型剤として働く。
して詳細に説明する。接着剤配合物の組成中で、有機ポ
リイソシアネート系化合物(A)は実質的な接着成分で
あり、ポリオール(B)は(A)の架橋密度を向上さ
せ、ボード物性に寄与する。また、炭素数8〜28を有
する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)は実質的な離型剤
であり、この場合、内部離型剤として働く。
【0014】請求項1に記載の金属熱圧盤またはコール
盤(D)の表面に金属酸化物を存在させない方法として
は、金属熱圧盤またはコール盤(D)をステンレス鋼ま
たはアルミニウム合金からなる金属で製造するか、被覆
する方法が有る。因みに、ステンレス鋼とは約12%以上
のCrを含むFe-Cr系合金またはFe-Cr-Ni系合金のことで
ある。また、アルミニウム合金とはAl-Cu-Mg系合金、Al
-Si系合金、Al-Zn-Mg-Cu系合金、Al-Cu-Si系合金、Al-C
u-Ni-Mg系合金、Al-Mg系合金、Al-Si-Cu-Ni-Mg系合金を
指す。(D)の材質が鉄の場合、サンディング処理して
表面の酸化膜を除去した後、使用する。(D)表面が鉄
の場合、経時で表面は酸化されるので、それを防ぐ目的
でポリエチレンワックス、パラフィンワックス、シリコ
ン系ワックス、フッ素系ワックスまたは天然ワックスを
塗布したり、防錆剤を塗布しても良い。また金属熱圧盤
またはコール盤(D)表面はバフ仕上げといわれる鏡面
仕上げを施すことにより、さらに離型効果は向上する。
盤(D)の表面に金属酸化物を存在させない方法として
は、金属熱圧盤またはコール盤(D)をステンレス鋼ま
たはアルミニウム合金からなる金属で製造するか、被覆
する方法が有る。因みに、ステンレス鋼とは約12%以上
のCrを含むFe-Cr系合金またはFe-Cr-Ni系合金のことで
ある。また、アルミニウム合金とはAl-Cu-Mg系合金、Al
-Si系合金、Al-Zn-Mg-Cu系合金、Al-Cu-Si系合金、Al-C
u-Ni-Mg系合金、Al-Mg系合金、Al-Si-Cu-Ni-Mg系合金を
指す。(D)の材質が鉄の場合、サンディング処理して
表面の酸化膜を除去した後、使用する。(D)表面が鉄
の場合、経時で表面は酸化されるので、それを防ぐ目的
でポリエチレンワックス、パラフィンワックス、シリコ
ン系ワックス、フッ素系ワックスまたは天然ワックスを
塗布したり、防錆剤を塗布しても良い。また金属熱圧盤
またはコール盤(D)表面はバフ仕上げといわれる鏡面
仕上げを施すことにより、さらに離型効果は向上する。
【0015】(A)の有機ポリイソシアネート系化合物
としては、例えばジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート(TDI)、ナフタレン
ジイソシアネート等の芳香族イソシアネート及びポリイ
ソシアネート類のほか、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(HDI)、リジンメチルエステルジイソシアネート
類の脂肪族イソシアネート及びポリイソシアネート類、
水添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、水添トリレンジイソシアネート等の脂
環式イソシアネート及びポリイソシアネート類が挙げら
れるが、毒性や価格の面よりMDIの使用が好ましい。
更に好ましくは、MDIに単官能のアルコールを付加さ
せた乳化可能なタイプのものが良い。これはスプレーガ
ンなどでチップへ塗布する際、低吹き付け量でも均一に
吹き付けることが可能なためである。
としては、例えばジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート(TDI)、ナフタレン
ジイソシアネート等の芳香族イソシアネート及びポリイ
ソシアネート類のほか、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(HDI)、リジンメチルエステルジイソシアネート
類の脂肪族イソシアネート及びポリイソシアネート類、
水添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、水添トリレンジイソシアネート等の脂
環式イソシアネート及びポリイソシアネート類が挙げら
れるが、毒性や価格の面よりMDIの使用が好ましい。
更に好ましくは、MDIに単官能のアルコールを付加さ
せた乳化可能なタイプのものが良い。これはスプレーガ
ンなどでチップへ塗布する際、低吹き付け量でも均一に
吹き付けることが可能なためである。
【0016】(B)のポリオールとしては、例えばプロ
ピレングリコール、エチレングリコール、グリセリン、
ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソル
ビトール、ポリプロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ブチレングリコー
ル、ヘキサントリオール、グラニュー糖、ポリビニルア
ルコール等の多価アルコール単独またはこれら多価アル
コールとエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド等の付加重合によって得られるポリ
エーテルポリオール、および上記多価アルコールとアジ
ピン酸、ヒメリン酸、セバシン酸、アゼライン酸などの
脂肪族飽和脂肪酸、マレイン酸、イタコン酸、フマール
酸などの不飽和脂肪酸、およびフタール酸、テレフター
ル酸などの芳香族脂肪酸或いはそれらの無水物の単独ま
たは混合物との反応によって得られるポリエステルポリ
オールなどの各種ポリオールの単独または二種以上の混
合物が挙げられる。
ピレングリコール、エチレングリコール、グリセリン、
ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソル
ビトール、ポリプロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ブチレングリコー
ル、ヘキサントリオール、グラニュー糖、ポリビニルア
ルコール等の多価アルコール単独またはこれら多価アル
コールとエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド等の付加重合によって得られるポリ
エーテルポリオール、および上記多価アルコールとアジ
ピン酸、ヒメリン酸、セバシン酸、アゼライン酸などの
脂肪族飽和脂肪酸、マレイン酸、イタコン酸、フマール
酸などの不飽和脂肪酸、およびフタール酸、テレフター
ル酸などの芳香族脂肪酸或いはそれらの無水物の単独ま
たは混合物との反応によって得られるポリエステルポリ
オールなどの各種ポリオールの単独または二種以上の混
合物が挙げられる。
【0017】上記ポリオールの単独または二種以上の混
合物に用いられるポリオールのOH価は30〜1000
である。OH価が30未満では得られたボードの弾性が
得られず、OH価が1000を超えるとイソシアネート
との反応が速すぎるため、実使用できない。そのためポ
リオールのOH価は30〜900が好ましく、さらに好
ましくは100〜600である。ポリオールの種類とし
ては、取り扱いや価格面よりプロピレングリコール、エ
チレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール
の多価アルコールとエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド、ブチレンオキサイド等の付加重合によって得
られるポリエーテルポリオールの使用が好ましい。
合物に用いられるポリオールのOH価は30〜1000
である。OH価が30未満では得られたボードの弾性が
得られず、OH価が1000を超えるとイソシアネート
との反応が速すぎるため、実使用できない。そのためポ
リオールのOH価は30〜900が好ましく、さらに好
ましくは100〜600である。ポリオールの種類とし
ては、取り扱いや価格面よりプロピレングリコール、エ
チレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール
の多価アルコールとエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド、ブチレンオキサイド等の付加重合によって得
られるポリエーテルポリオールの使用が好ましい。
【0018】有機ポリイソシアネート系化合物(A)
と、ポリオール(B)のイソシアネート基(-NCO)
と水酸基(-OH)のモル比は2〜100である。この
比が2未満の場合残存NCOが接着剤中に少な過ぎて、
ボード成型品の物理的強度が得られなく、場合によって
は熱圧後接着不良を生じパンクの原因になる。100を
超える場合架橋密度が低すぎてしまい、ポリオール
(B)の添加の意味が無くなってしまう。好ましくはN
CO/OHのモル比は5〜60であり、さらに好ましく
は6〜30である。ポリオールの官能基数は2〜8であ
る。単官能基アルコールを用いた場合、架橋密度が低い
ためか成型したボードの物理的強度が得られにくい。そ
のため多価アルコールの官能基数は2〜8であり、好ま
しくは官能基数が3〜6である。
と、ポリオール(B)のイソシアネート基(-NCO)
と水酸基(-OH)のモル比は2〜100である。この
比が2未満の場合残存NCOが接着剤中に少な過ぎて、
ボード成型品の物理的強度が得られなく、場合によって
は熱圧後接着不良を生じパンクの原因になる。100を
超える場合架橋密度が低すぎてしまい、ポリオール
(B)の添加の意味が無くなってしまう。好ましくはN
CO/OHのモル比は5〜60であり、さらに好ましく
は6〜30である。ポリオールの官能基数は2〜8であ
る。単官能基アルコールを用いた場合、架橋密度が低い
ためか成型したボードの物理的強度が得られにくい。そ
のため多価アルコールの官能基数は2〜8であり、好ま
しくは官能基数が3〜6である。
【0019】(C)の炭素数8〜28を有する脂肪族カ
ルボン酸の金属塩としては、例えばオクチル酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、ベヘニン酸などの脂肪族カルボン酸の亜鉛、
鉄、アルミニウム、カルシウム、ジルコニウム、マグネ
シウム、バリウム塩があげられる。脂肪族カルボン酸と
しては、モノ、ジ、トリいずれの官能基数のものでも使
用できるが、中でも炭素数12〜22の直鎖脂肪族のモ
ノカルボン酸が好ましい。さらにこの中で最も好ましい
のはステアリン酸亜鉛である。(C)の炭素数8〜28
を有する脂肪族カルボン酸の金属塩は、組成物中におい
てその形態で存在すれば良く、金属塩の状態で使用して
も良いし、脂肪族カルボン酸と金属化合物を別々に添加
し使用しても良い。
ルボン酸の金属塩としては、例えばオクチル酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、ベヘニン酸などの脂肪族カルボン酸の亜鉛、
鉄、アルミニウム、カルシウム、ジルコニウム、マグネ
シウム、バリウム塩があげられる。脂肪族カルボン酸と
しては、モノ、ジ、トリいずれの官能基数のものでも使
用できるが、中でも炭素数12〜22の直鎖脂肪族のモ
ノカルボン酸が好ましい。さらにこの中で最も好ましい
のはステアリン酸亜鉛である。(C)の炭素数8〜28
を有する脂肪族カルボン酸の金属塩は、組成物中におい
てその形態で存在すれば良く、金属塩の状態で使用して
も良いし、脂肪族カルボン酸と金属化合物を別々に添加
し使用しても良い。
【0020】(C)の炭素数8〜28を有する脂肪族カ
ルボン酸の金属塩は、乳化剤または分散剤を用いて乳化
物または分散物として使用する。この場合の乳化剤また
は分散剤とは一般的に使用されている物で良く、脂肪酸
石鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマ
ー等のノニオン性界面活性剤が挙げられるが、本発明は
これらの乳化剤を限定するものではない。また、これら
の界面活性剤は一種類単独で使用しても良いし、二種類
以上を組み合わせて使用しても良い。
ルボン酸の金属塩は、乳化剤または分散剤を用いて乳化
物または分散物として使用する。この場合の乳化剤また
は分散剤とは一般的に使用されている物で良く、脂肪酸
石鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマ
ー等のノニオン性界面活性剤が挙げられるが、本発明は
これらの乳化剤を限定するものではない。また、これら
の界面活性剤は一種類単独で使用しても良いし、二種類
以上を組み合わせて使用しても良い。
【0021】(C)の炭素数8〜28を有する脂肪族カ
ルボン酸の金属塩の乳化物または分散物は、レーザー式
粒子径測定器による平均粒子径が100ミクロン以下で
ある。平均粒子径が100ミクロン以上では、乳化また
は分散の目的である接着剤中への均一な分散が不可能で
あり、内部離型剤の実質の添加効率が悪化する。平均粒
子径を100ミクロン以下とすることによって分散粒子
が熱圧時溶解し、均一にイソシアネート化合物に対する
離型性を発揮することが重要な点だからである。 有機
ポリイソシアネート系化合物(A)、ポリオール(B)
および炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)をインラインミキサーを用いて乳化または分散
後、直ちにリグノセルロース材料に吹き付ける。同様の
効果を持たせる方法としては、タンク内で撹拌機を用い
乳化物を製造することも可能である。
ルボン酸の金属塩の乳化物または分散物は、レーザー式
粒子径測定器による平均粒子径が100ミクロン以下で
ある。平均粒子径が100ミクロン以上では、乳化また
は分散の目的である接着剤中への均一な分散が不可能で
あり、内部離型剤の実質の添加効率が悪化する。平均粒
子径を100ミクロン以下とすることによって分散粒子
が熱圧時溶解し、均一にイソシアネート化合物に対する
離型性を発揮することが重要な点だからである。 有機
ポリイソシアネート系化合物(A)、ポリオール(B)
および炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属
塩(C)をインラインミキサーを用いて乳化または分散
後、直ちにリグノセルロース材料に吹き付ける。同様の
効果を持たせる方法としては、タンク内で撹拌機を用い
乳化物を製造することも可能である。
【0022】しかし、本乳化物は乳化水と反応するた
め、一定のポットライフを持ち、非撹拌条件では配合物
の分離も生ずる。その為、有機ポリイソシアネート系化
合物(A)、ポリオール(B)および炭素数8〜28を
有する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)をインラインミ
キサーを用いて乳化または分散後、直ちにリグノセルロ
ース材料に吹き付けるのがベストである。本発明中の有
機イソシアネート系化合物には所望の効果を阻害しない
範囲で紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、シランカッ
プリング剤、金属触媒、合成ゴムラテックス、アクリル
系エマルション、酢ビエマルション、溌水剤等を併用し
ても良い。
め、一定のポットライフを持ち、非撹拌条件では配合物
の分離も生ずる。その為、有機ポリイソシアネート系化
合物(A)、ポリオール(B)および炭素数8〜28を
有する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)をインラインミ
キサーを用いて乳化または分散後、直ちにリグノセルロ
ース材料に吹き付けるのがベストである。本発明中の有
機イソシアネート系化合物には所望の効果を阻害しない
範囲で紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、シランカッ
プリング剤、金属触媒、合成ゴムラテックス、アクリル
系エマルション、酢ビエマルション、溌水剤等を併用し
ても良い。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の製造例、実施例及び比較例
をあげて説明する。例中の部及び%は特に指定のない限
り重量基準による。尚、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。また、実施例、比較例中の記号は
次の事を表す。 A/B:有機イソシアネート系化合物(A)と、ポリオ
ール(B)のNCO/OHのモル比。 C/A:有機イソシアネート系化合物(A)と、炭素数
8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)の有
効成分(C)/(A)の重量比。 RC:接着剤塗布率(ストランドチップ重量に対する有
機イソシアネート系化合物(A)の重量比) 設定のマット含水率になる分の水:ボード中の全固型分
(接着剤配合物+チップ)×設定マット含水率−接着剤
配合物中の水−チップ中に含まれる水
をあげて説明する。例中の部及び%は特に指定のない限
り重量基準による。尚、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。また、実施例、比較例中の記号は
次の事を表す。 A/B:有機イソシアネート系化合物(A)と、ポリオ
ール(B)のNCO/OHのモル比。 C/A:有機イソシアネート系化合物(A)と、炭素数
8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属塩(C)の有
効成分(C)/(A)の重量比。 RC:接着剤塗布率(ストランドチップ重量に対する有
機イソシアネート系化合物(A)の重量比) 設定のマット含水率になる分の水:ボード中の全固型分
(接着剤配合物+チップ)×設定マット含水率−接着剤
配合物中の水−チップ中に含まれる水
【0024】以下に性能評価用ボード製造条件を述べ
る。 原料:ストランドチップ(含水率4%) ボード構成:単層 設定厚み:18mm 設定密度:720kg/m3 マット含水率:18% 熱圧温度:180℃ プレス圧力:30kgf/cm2 プレス時間:4分
る。 原料:ストランドチップ(含水率4%) ボード構成:単層 設定厚み:18mm 設定密度:720kg/m3 マット含水率:18% 熱圧温度:180℃ プレス圧力:30kgf/cm2 プレス時間:4分
【0025】製造方法:実施例、比較例に記載した組成
比の接着剤と設定のマット含水率になる分の水を混合
し、ブレンダー中のストランドチップへスプレーガンを
用いて噴霧塗布した。接着剤を塗布したチップを成型後
のボードが設定密度になるよう計量し、コール盤上に4
0cm×40cmの大きさに均一にフォーミングし、更
に同一組成のコール盤をかぶせ、上記条件で熱圧プレス
し、通風の良い所へ1週間放置後、評価を後に述べる評
価試験で実施し、結果を表−1に表示した。
比の接着剤と設定のマット含水率になる分の水を混合
し、ブレンダー中のストランドチップへスプレーガンを
用いて噴霧塗布した。接着剤を塗布したチップを成型後
のボードが設定密度になるよう計量し、コール盤上に4
0cm×40cmの大きさに均一にフォーミングし、更
に同一組成のコール盤をかぶせ、上記条件で熱圧プレス
し、通風の良い所へ1週間放置後、評価を後に述べる評
価試験で実施し、結果を表−1に表示した。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1 高速撹拌している設定のマット含水率になる分の水中
に、自己乳化型ポリメリックMDI(三井東圧化学
(株)製、商品名コスモネートUR−4000)を投入
し乳化した。引き続き3官能ポリオール(三井東圧化学
(株)製、商品名MN−300、分子量300、OH価550)
を撹拌下投入し、引き続きステアリン酸亜鉛水分散物
(中京油脂株式会社製、商品名ハイドリンZ−7−30、
平均粒子径5.5μm)を撹拌下投入した。RC=6.0,A
/B=10,C/A=5.0 配合した接着剤を用い直ちにチップへ噴霧塗布し、ボー
ドを成型した。コール盤にはステンレス鋼(SUS301、バ
フ仕上げ)製のものを使用した。熱圧後、コール盤への
付着を観察したが付着は観られなかった。ボードは物性
評価用とし、再び同一のコール盤を用い上記の操作を繰
り返した。200回繰り返してもコール盤への付着は観ら
れなかった。
に、自己乳化型ポリメリックMDI(三井東圧化学
(株)製、商品名コスモネートUR−4000)を投入
し乳化した。引き続き3官能ポリオール(三井東圧化学
(株)製、商品名MN−300、分子量300、OH価550)
を撹拌下投入し、引き続きステアリン酸亜鉛水分散物
(中京油脂株式会社製、商品名ハイドリンZ−7−30、
平均粒子径5.5μm)を撹拌下投入した。RC=6.0,A
/B=10,C/A=5.0 配合した接着剤を用い直ちにチップへ噴霧塗布し、ボー
ドを成型した。コール盤にはステンレス鋼(SUS301、バ
フ仕上げ)製のものを使用した。熱圧後、コール盤への
付着を観察したが付着は観られなかった。ボードは物性
評価用とし、再び同一のコール盤を用い上記の操作を繰
り返した。200回繰り返してもコール盤への付着は観ら
れなかった。
【0028】実施例2 実施例1でコール盤にステンレス鋼製のものを使用する
代わりにジュラルミン製の物を用いた他は同一の条件で
行った。熱圧後、コール盤への付着を観察したが付着は
観られなかった。ボードは物性評価用とし、再び同一の
コール盤を用い上記の操作を繰り返した。200回繰り返
してもコール盤への付着は観られなかった。
代わりにジュラルミン製の物を用いた他は同一の条件で
行った。熱圧後、コール盤への付着を観察したが付着は
観られなかった。ボードは物性評価用とし、再び同一の
コール盤を用い上記の操作を繰り返した。200回繰り返
してもコール盤への付着は観られなかった。
【0029】実施例3 実施例1でコール盤にステンレス鋼製のものを使用する
代わりにサンディング処理(#280)した鉄(SS41)製
の物を用いた他は同一の条件で行った。尚、表面は防錆
の目的で、つや出しシリコンワックス(東芝シリコーン
製、商品名TSC-987)を塗布した。熱圧後、コール盤へ
の付着を観察したが付着は観られなかった。ボードは物
性評価用とし、再び同一のコール盤を用い上記の操作を
繰り返した。200回繰り返してもコール盤への付着は観
られなかった。
代わりにサンディング処理(#280)した鉄(SS41)製
の物を用いた他は同一の条件で行った。尚、表面は防錆
の目的で、つや出しシリコンワックス(東芝シリコーン
製、商品名TSC-987)を塗布した。熱圧後、コール盤へ
の付着を観察したが付着は観られなかった。ボードは物
性評価用とし、再び同一のコール盤を用い上記の操作を
繰り返した。200回繰り返してもコール盤への付着は観
られなかった。
【0030】実施例4 高速撹拌している設定のマット含水率になる分の水中
に、自己乳化型ポリメリックMDI(三井東圧化学
(株)製、商品名コスモネートUR−4000)を投入
し乳化した。引き続き2官能ポリオール(三井東圧化学
(株)製、商品名Diol400、分子量400、OH
価280)を撹拌下投入し、引き続きステアリン酸カル
シウム水分散物(ガラスビーズにて水中粉砕をおこなっ
たもの、平均粒子径15.0μm)を撹拌下投入した。RC
=6.0,A/B=50,C/A=30.0 配合した接着剤を用い直ちにチップへ噴霧塗布し、ボー
ドを成型した。コール盤にはステンレス鋼(SUS301)製
のものを使用した。熱圧後、コール盤への付着を観察し
たが付着は観られなかった。ボードは物性評価用とし、
再び同一のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。20
0回繰り返してもコール盤への付着は観られなかった。
に、自己乳化型ポリメリックMDI(三井東圧化学
(株)製、商品名コスモネートUR−4000)を投入
し乳化した。引き続き2官能ポリオール(三井東圧化学
(株)製、商品名Diol400、分子量400、OH
価280)を撹拌下投入し、引き続きステアリン酸カル
シウム水分散物(ガラスビーズにて水中粉砕をおこなっ
たもの、平均粒子径15.0μm)を撹拌下投入した。RC
=6.0,A/B=50,C/A=30.0 配合した接着剤を用い直ちにチップへ噴霧塗布し、ボー
ドを成型した。コール盤にはステンレス鋼(SUS301)製
のものを使用した。熱圧後、コール盤への付着を観察し
たが付着は観られなかった。ボードは物性評価用とし、
再び同一のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。20
0回繰り返してもコール盤への付着は観られなかった。
【0031】実施例5 高速撹拌している設定のマット含水率になる分の水中に
8官能と3官能からなるポリオール(三井東圧化学
(株)製、商品名SU−450、分子量1000、OH
価450)を撹拌下投入後、ポリメリックMDI(三井
東圧化学(株)製、商品名コスモネートM−200)を
投入した。引き続きラウリル酸マグネシウム水分散物
(ガラスビーズにて水中粉砕をおこなったもの、平均粒
子径8.0μm)を撹拌下投入した。RC=6,A/B=5.
0,C/A=2.0 配合した接着剤を用い直ちにチップへ噴霧塗布し、ボー
ドを成型した。コール盤にはステンレス鋼(SUS316)製
のものを使用した。熱圧後、コール盤への付着を観察し
たが付着は観られなかった。ボードは物性評価用とし、
再び同一のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。20
0回繰り返してもコール盤への付着は観られなかった。
8官能と3官能からなるポリオール(三井東圧化学
(株)製、商品名SU−450、分子量1000、OH
価450)を撹拌下投入後、ポリメリックMDI(三井
東圧化学(株)製、商品名コスモネートM−200)を
投入した。引き続きラウリル酸マグネシウム水分散物
(ガラスビーズにて水中粉砕をおこなったもの、平均粒
子径8.0μm)を撹拌下投入した。RC=6,A/B=5.
0,C/A=2.0 配合した接着剤を用い直ちにチップへ噴霧塗布し、ボー
ドを成型した。コール盤にはステンレス鋼(SUS316)製
のものを使用した。熱圧後、コール盤への付着を観察し
たが付着は観られなかった。ボードは物性評価用とし、
再び同一のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。20
0回繰り返してもコール盤への付着は観られなかった。
【0032】比較例1 実施例1の条件のC/A=0.01に変えただけで同様の要
領でボードを成型した。しかし、ステンレス鋼製のコー
ル盤への付着が観察され、ボードに破損が生じたため、
ボードの評価は行わなかった。離型可能回数は0回とし
た。
領でボードを成型した。しかし、ステンレス鋼製のコー
ル盤への付着が観察され、ボードに破損が生じたため、
ボードの評価は行わなかった。離型可能回数は0回とし
た。
【0033】比較例2 実施例1のA/B=0.5に変え、同様の要領でボードを
成型した。熱圧後、コール盤への付着を観察したが付着
は観られなかった。ボードは物性評価用とし、再び同一
のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。200回繰り
返してもコール盤への付着は観られなかった。
成型した。熱圧後、コール盤への付着を観察したが付着
は観られなかった。ボードは物性評価用とし、再び同一
のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。200回繰り
返してもコール盤への付着は観られなかった。
【0034】比較例3 実施例3に使用しているコール盤に施したサンディング
処理を行わず、同様の要領でボードを成型した。熱圧
後、コール盤への付着を観察したが付着は観られなかっ
た。ボードは物性評価用とし、再び同一のコール盤を用
い上記の操作を繰り返した。しかし、60回繰り返した段
階でコール盤への付着が観察させた。この段階で実験を
終了した。
処理を行わず、同様の要領でボードを成型した。熱圧
後、コール盤への付着を観察したが付着は観られなかっ
た。ボードは物性評価用とし、再び同一のコール盤を用
い上記の操作を繰り返した。しかし、60回繰り返した段
階でコール盤への付着が観察させた。この段階で実験を
終了した。
【0035】比較例4 実施例2の、ステアリン酸亜鉛水分散物を融点50℃パ
ラフィンワックス20%乳化物(平均粒子径30μm)に
変え同様の要領でボードを成型した。しかし、ジュラル
ミン製のコール盤への付着が観察され、ボードに破損が
生じたため、ボードの評価は行わなかった。離型可能回
数は0回とした。
ラフィンワックス20%乳化物(平均粒子径30μm)に
変え同様の要領でボードを成型した。しかし、ジュラル
ミン製のコール盤への付着が観察され、ボードに破損が
生じたため、ボードの評価は行わなかった。離型可能回
数は0回とした。
【0036】比較例5 実施例4のラウリル酸マグネシウムの水分散物の平均粒
子径を200μmに変えただけで同様の要領でボードを成
型した。熱圧後、ステンレス鋼製のコール盤への付着付
着が観察され、ボードに破損が生じたため、ボードの評
価は行わなかった。離型可能回数は0回とした。
子径を200μmに変えただけで同様の要領でボードを成
型した。熱圧後、ステンレス鋼製のコール盤への付着付
着が観察され、ボードに破損が生じたため、ボードの評
価は行わなかった。離型可能回数は0回とした。
【0037】比較例6 実施例1のポリオールを取り除き、同様の要領でボード
を成型した。熱圧後、コール盤への付着を観察したが付
着は観られなかった。ボードは物性評価用とし、再び同
一のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。200回繰
り返してもコール盤への付着は観られなかった。
を成型した。熱圧後、コール盤への付着を観察したが付
着は観られなかった。ボードは物性評価用とし、再び同
一のコール盤を用い上記の操作を繰り返した。200回繰
り返してもコール盤への付着は観られなかった。
【0038】比較例7 実施例1の接着剤配合物を調整後、50℃ホットボックス
中に2hr放置後、同様の要領でボードを成型した。熱圧
後、コール盤への付着を観察したが付着は観られなかっ
た。ボードは物性評価用とし、再び同一のコール盤を用
い上記の操作を繰り返した。200回繰り返してもコール
盤への付着は観られなかった。
中に2hr放置後、同様の要領でボードを成型した。熱圧
後、コール盤への付着を観察したが付着は観られなかっ
た。ボードは物性評価用とし、再び同一のコール盤を用
い上記の操作を繰り返した。200回繰り返してもコール
盤への付着は観られなかった。
【0039】<評価試験>実施例、比較例で得られた試
料から『パーティクルボード JIS−A−5908』
の試験項目に準じ評価を行った。 1.曲げ強さ 実施例、比較例で得られた試料を幅50mm、長さ32
0mm(スパン270mm)に試験片を裁断し、曲げ強
さ試験を行った。結果は曲げ強さとして表示した。 2.湿潤曲げ強さ(A試験) 上記試料から1.と同様の方法で試験片を裁断した。次
に試験片を70±3℃の温水中に2時間浸せきし、常温
水中に1時間浸せきした後、濡れたままの状態で曲げ強
さ試験を行った。結果は湿潤A曲げとして表示した。 3. 離型性試験 熱圧後のコール盤へのチップの付着状態を目視確認し
た。この操作を最大200回繰り返し、付着が確認される
までの回数を記録した。 4.総合判定 評価試験1〜3を総合的に判断し、合否の判定を表示し
た。
料から『パーティクルボード JIS−A−5908』
の試験項目に準じ評価を行った。 1.曲げ強さ 実施例、比較例で得られた試料を幅50mm、長さ32
0mm(スパン270mm)に試験片を裁断し、曲げ強
さ試験を行った。結果は曲げ強さとして表示した。 2.湿潤曲げ強さ(A試験) 上記試料から1.と同様の方法で試験片を裁断した。次
に試験片を70±3℃の温水中に2時間浸せきし、常温
水中に1時間浸せきした後、濡れたままの状態で曲げ強
さ試験を行った。結果は湿潤A曲げとして表示した。 3. 離型性試験 熱圧後のコール盤へのチップの付着状態を目視確認し
た。この操作を最大200回繰り返し、付着が確認される
までの回数を記録した。 4.総合判定 評価試験1〜3を総合的に判断し、合否の判定を表示し
た。
【0040】
【発明の効果】リグノセルロース類を主原料とした熱圧
成型ボードの製造方法に関して、熱盤からの恒久的に良
好な離型性を具備した熱圧成型ボードを製造することが
できる。この熱圧成型ボードは、同時に優れたボード物
性および低い吸湿膨張率を具備する。
成型ボードの製造方法に関して、熱盤からの恒久的に良
好な離型性を具備した熱圧成型ボードを製造することが
できる。この熱圧成型ボードは、同時に優れたボード物
性および低い吸湿膨張率を具備する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 正紀 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】有機ポリイソシアネート系化合物(A)、
ポリオール(B)および炭素数8〜28を有する脂肪族
カルボン酸の金属塩(C)の配合物を接着剤として用い
てリグノセルロース熱圧成型板を製造する際に、金属熱
圧盤またはコール盤(D)の表面に金属酸化物を存在さ
せないことを特徴とするボードの製造方法。 - 【請求項2】金属熱圧盤またはコール盤(D)の表面を
サンディング処理して使用することを特徴とする請求項
1記載のボードの製造方法。 - 【請求項3】金属熱圧盤またはコール盤(D)の表面が
バフ仕上げされたものであることを特徴とする請求項1
記載のボードの製造方法。 - 【請求項4】金属熱圧盤またはコール盤(D)がステン
レス鋼からなることを特徴とする請求項1記載のボード
の製造方法。 - 【請求項5】金属熱圧盤またはコール盤(D)がアルミ
ニウム合金からなることを特徴とする請求項1記載のボ
ードの製造方法。 - 【請求項6】有機ポリイソシアネート系化合物(A)が
単官能のアルコールを付加させた自己乳化可能なタイプ
及び/またはポリオール(B)を用いて乳化した物であ
ることを特徴とする請求項1記載のボードの製造方法。 - 【請求項7】炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸
の金属塩(C)が水乳化物または水分散物であり、レー
ザー式粒子径測定器による平均粒子径が100ミクロン
以下であることを特徴とする請求項1記載のボードの製
造方法。 - 【請求項8】炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸
の金属塩(C)が亜鉛、鉄、アルミニウム、カルシウ
ム、ジルコニウム、マグネシウム、バリウムであること
を特徴とする請求項1記載のボードの製造方法。 - 【請求項9】炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸
の金属塩(C)がステアリン酸亜鉛であることを特徴と
する請求項1記載のボードの製造方法。 - 【請求項10】ポリオール(B)が、2〜8官能のアル
コールの1種または2種以上の混合物で、OH価が30
〜1000であることを特徴とする請求項1記載のボー
ドの製造方法。 - 【請求項11】有機ポリイソシアネート系化合物(A)
と、炭素数8〜28を有する脂肪族カルボン酸の金属塩
(C)の比率が有効成分の重量比で100:0.1〜1
00の範囲であることを特徴とする請求項1記載のボー
ドの製造方法。 - 【請求項12】有機ポリイソシアネート系化合物(A)
と、ポリオール(B)のイソシアネート基(-NCO)
と水酸基(-OH)のモル比が2〜100であることを
特徴とする請求項1記載のボードの製造方法。 - 【請求項13】有機ポリイソシアネート系化合物
(A)、ポリオール(B)および炭素数8〜28を有す
る脂肪族カルボン酸の金属塩(C)をインラインミキサ
ーを用いて乳化または分散後、直ちにリグノセルロース
材料に吹き付けることを特徴とする請求項1記載のボー
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26880695A JPH09111221A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ボードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26880695A JPH09111221A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ボードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09111221A true JPH09111221A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17463531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26880695A Pending JPH09111221A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ボードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09111221A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003073992A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Mitsui Takeda Chemicals Inc | 水性バインダー用イソシアネート含有組成物 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP26880695A patent/JPH09111221A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003073992A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Mitsui Takeda Chemicals Inc | 水性バインダー用イソシアネート含有組成物 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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