JPH09111093A - 分散粉末組成物の変性方法 - Google Patents

分散粉末組成物の変性方法

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JPH09111093A JP8248125A JP24812596A JPH09111093A JP H09111093 A JPH09111093 A JP H09111093A JP 8248125 A JP8248125 A JP 8248125A JP 24812596 A JP24812596 A JP 24812596A JP H09111093 A JPH09111093 A JP H09111093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液体添加物を、分散粉末に、添加物の分解、添
加物の逸散、ベースポリマーの早期架橋又は分散粉末の
再分散性の劣化を生じることなく含有せしめることがで
きる液体添加物による再分散性分散粉末の変性方法を提
供すること。 【解決手段】対応の水性ポリマー分散液を乾燥し、乾燥
中又は乾燥後に添加物を添加することによる、添加物に
より変性され且つエチレン性不飽和化合物のポリマーを
主成分とする水再分散性分散粉末組成物の製造方法であ
って、50℃以下の温度で液体である前記添加物を粉末
状キャリア材料に適用し、得られた粉末を前記分散粉末
組成物の乾燥中又は乾燥後に添加することを含んでなる
ことを特徴とする製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン性不飽和
化合物のポリマーを主成分とする水再分散性分散粉末組
成物の液体添加物による変性方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン性不飽和化合物のポリマーを主
成分とする水再分散性分散粉末組成物が、非常に多種多
様な用途においてその重要性を増している。このような
再分散性分散粉末は製造の出発点では、対応のポリマー
水性分散液であり、これに通常噴霧助剤及びブロック防
止剤を添加して公知の方法により乾燥する。乾燥は、一
般的に噴霧乾燥で行われるが、ポリマー分散体の凍結乾
燥及び場合によっては薄膜乾燥も可能である。再分散性
分散粉末の製造方法は、非常に数多くの特許に記載され
ており、例えば、EP−A78449及びEP−A14
9098(US−A 4859751)に述べられてい
る。
【0003】分散粉末の性質を個々の用途の異なる要件
に適合させるために、分散粉末を添加物で変性すること
がしばしば必要とされる。この場合において、続いて添
加される特に液体添加物、例えば、疎水化剤、乳化剤、
接着促進剤、架橋剤、殺生剤又はフィルム形成性補助剤
は、それらの添加により粉末のブロッキングを生じるこ
とがしばしばあったり、必要量が均一に混合できないた
め問題を生じる。
【0004】EP−A493168は、疎水化剤として
用いられる液体ポリシロキサンをポリマー分散体ととも
に噴霧することを提案している。この方法には、共噴霧
の場合には、場合によっては、ポリシロキサンがアルコ
キシシランの作用により、噴霧乾燥条件下で早期に加水
分解する欠点がある。シランと比較的容易に加水分解す
る基、例えば、オキシム、アミン及びアシル基を有する
シロキサンとはこのように含有させることはできない。
【0005】液体添加物をポリマー分散体とともに共噴
霧することにより分散粉末を変性することも、他の場合
には一般的に適用できない。非常に数多くの乳化剤をポ
リマー分散体とともに共噴霧する場合には、乳化剤や他
の水溶性液体添加物と噴霧助剤として用いられる保護コ
ロイドとの相互作用のために、ガラス転移温度がポリマ
ー粒子のブロッキングが生じる程度にまで減少すること
がある。これは、粉末の再分散性及びそれらの保存安定
性の両方に悪影響を及ぼす。
【0006】同様に、低沸点又は水蒸気揮発性液体添加
物は、噴霧乾燥条件下では、少なくとも部分的に、蒸気
又は不活性ガスとともに逸散してしまうので、共噴霧に
よっては含有させることはできない。このため、高価な
回収プラントや、廃棄ガスに入る高価なことのよくある
液体蒸気を焼却するための残留物焼却プラントを設置し
稼働する必要がある。
【0007】共噴霧による添加物の混合の場合、特に水
溶性又は水に自動乳化性の液体添加物では大きな困難が
生じる。このような液状物の粉末への混合法の考えうる
代替法では、すでに上記したブロッキング及び/又は不
均一混合の問題が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、液体添加物を、分散粉末に、添加物の分解、添
加物の逸散、ベースポリマーの早期架橋又は分散粉末の
再分散性の劣化を生じることなく含有せしめることがで
きる液体添加物による再分散性分散粉末の変性方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、対応の
水性ポリマー分散液を乾燥し、乾燥中又は乾燥後に添加
物を添加することによる、添加物により変性され且つエ
チレン性不飽和化合物のポリマーを主成分とする水再分
散性分散粉末組成物の製造方法であって、50℃以下の
温度で液体である前記添加物を粉末状キャリア材料に適
用し、得られた粉末を乾燥中又は乾燥後に添加すること
を含んでなることを特徴とする製造方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】なお、本発明の好適な実施態様を
以下に例示する。 (1)対応の水性ポリマー分散液を乾燥し、乾燥中又は
乾燥後に添加物を添加することによる、添加物により変
性され且つエチレン性不飽和化合物のポリマーを主成分
とする水再分散性分散粉末組成物の製造方法であって、
50℃以下の温度で液体である前記添加物を粉末状キャ
リア材料に適用し、得られた粉末を前記分散粉末組成物
の乾燥中又は乾燥後に添加することを含んでなることを
特徴とする製造方法。 (2)前記粉末を、乾燥後に前記分散粉末組成物に添加
する前記(1)に記載の製造方法。 (3)粒子サイズ0.005〜3000μm及び/又は
BET表面積>10m2/gである無機又は有機材料を
キャリア材料として用いる前記(1)又は(2)に記載
の製造方法。 (4)液体吸収量がキャリア材料の総重量に対して10
〜75重量%である水溶性又は水不溶性キャリア材料で
あって、液体添加物が不溶であるか難溶であるキャリア
材料を用いる前記(1)〜(3)のいずかに記載の製造
方法。 (5)沈降炭酸カルシウム、微粉炭酸塩、例えば、炭酸
マグネシウ、炭酸カルシウム、ヒドロケイ酸マグネシウ
ム、二酸化チタン、粘土、漂白土、活性アルミナ、バー
ミキュライト、発泡パーライト、ホスフェート、例えば
リン酸ナトリウム、水溶性又は水不溶性ポリビニルアル
コール、水溶性又は水不溶性セルロース(誘導体)、水
溶性又は水不溶性デンプン(誘導体)、ポリ塩化ビニル
粉末及びポリスチレン粉末からなる群から選択される一
種以上の物質をキャリア材料として用いる前記(4)に
記載の製造方法。 (6)液体添加物が可溶であり、且つ粘着性となること
なく自重の10重量%を超える液体添加物を吸収できる
水不溶性キャリア材料を用いる前記(1)〜(3)のい
ずれかに記載の製造方法。 (7)ゴム、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、スチ
レン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブタジエン
−アクルロニトリルゴム、イソブチレン−イソプレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、アリクリレー
ト−ブタジエンゴム、ポリスルフィドゴム、シリコーン
ゴム、ブタジエンゴム若しくはエピクロロヒドリン−酸
化エチレンゴム、又は熱硬化性樹脂、例えば、エポキシ
樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ウレア−ホル
ムアルデヒド樹脂及びフェノール−ホルムアルデヒド樹
脂、ポリエステル樹脂、並びにシリコーン樹脂又は架橋
ポリビニルアルコール及び架橋多糖類からなる群から選
択される一種以上のキャリア材料を用いる前記(6)に
記載の製造方法。 (8)添加物により変性され、エチレン性不飽和化合物
のポリマーを主成分とし、且つ対応の水性ポリマー分散
液を乾燥し、乾燥中又は乾燥後に前記添加物を添加する
ことにより製造できる水再分散性分散粉末組成物であっ
て、50℃以下の温度で液体である前記添加物を粉末状
キャリア材料に適用し、得られた粉末を乾燥中又は乾燥
後に添加することを含んでなる水再分散性分散粉末組成
物。
【0011】以下に、本発明の内容を更に詳細に説明す
る。エチレン性不飽和化合物の適当なポリマーは、Tg
が−60℃〜+60℃であって、炭素数1〜15の未分
岐又は分岐のアルキルカルボン酸のビニルエステル、炭
素数1〜12の未分岐若しくは分岐、直鎖又は環状アル
コールのアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステ
ル、炭素数1〜12の未分岐若しくは分岐、直鎖又は環
状アルコールのフマル酸又はマレイン酸のモノ又はジエ
ステル、ジエン、芳香族ビニル化合物、塩化ビニル及び
α−オレフィンからなる群から選択される一つ以上のモ
ノマー単位を含んでなるものである。
【0012】好ましいポリマーは下記のモノマー単位を
含むものである:ビニルアセテート;ビニルアセテート
及びエチレン(エチレン含有量が5〜50重量%);ビ
ニルアセテート及び1〜30重量%のビニルラウレート
又は炭素数5〜10のα分岐カルボン酸のビニルエステ
ル(例えば、VeoVa9(商標)又はVeoVa10
(商標))及び/又はノルボルニル−モノカルボン酸ビ
ニルエステル(NMCV)及び5〜40重量%のエチレ
ン;ビニルアセテート及び1〜30重量%のビニルラウ
レート又は炭素数5〜10のα分岐カルボン酸のビニル
エステル(例えば、VeoVa9(商標)又はVeoV
a10(商標));ビニルアセテート及び1〜30重量
%のアクリル酸エステル、とりわけn−ブチルアクリレ
ート又は2−エチルヘキシルアクリレート;ビニルアセ
テート、1〜30重量%のアクリル酸エステル、とりわ
けn−ブチルアクリレート又は2−エチルヘキシルアク
リレート、及び5〜40重量%のエチレン;ビニルアセ
テート、1〜30重量%のビニルラウレート又は炭素数
5〜10のα分岐カルボン酸のビニルエステル(例え
ば、VeoVa9(商標)又はVeoVa10(商
標))、1〜30重量%のアクリル酸エステル、とりわ
けn−ブチルアクリレート又は2−エチルヘキシルアク
リレート及び5〜40重量%のエチレン; メチルメタ
クリレート及び35〜65重量%のアクリル酸エステ
ル、とりわけn−ブチルアクリレート及び/又は2−エ
チルヘキシルアクリレート;スチレン及び35〜65重
量%のアクリル酸エステル、とりわけn−ブチルアクリ
レート及び/又は2−エチルヘキシルアクリレート;塩
化ビニル及び少なくとも5重量%のエチレン及びもし所
望ならば、70重量%以下のビニルラウレート又は炭素
数5〜10のα分岐カルボン酸のビニルエステル(例え
ば、VeoVa9(商標)又はVeoVa10(商
標))。
【0013】もし所望ならば、上記ポリマーは、ポリマ
ーの総重量基準で0.05〜10.0重量%のエチレン
性不飽和カルボン酸からなる群から選択される一種以上
の補助モノマー、好ましくはアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、マレイン酸又はフマル酸;エチレン性
不飽和カルボキサミドからなる群から選択される一種以
上の補助モノマー、好ましくはアクリルアミド及び2−
アクリルアミドプロパンスルホン酸;エチレン性不飽和
スルホン酸及びそれらの塩からなる群から選択される一
種以上の補助モノマー、好ましくはビニルスルホン酸;
ポリエチレン性不飽和コモノマー、例えば、ジビニルア
ジペート、1,9−デカジエン、アリルメタクリレー
ト、トリアリルシアヌレートからなる群から選択される
一種以上の補助モノマー;ケイ素含有エチレン性不飽和
化合物、例えば、γ−アクリロイルオキシプロピルトリ
(アルコキシ)シラン、γ−メタクリロイルオキシプロ
ピルトリ(アルコキシ)シラン及びビニルトリアルコキ
シシラン並びに対応のビニルメチルジアルコキシシラン
からなる群から選択される一種以上の補助モノマー;N
−メチロールアクリルアミド(NMA)、N−メチロー
ルメタクリルアミド(NMMA)、N−(アルコキシメ
チル)アクリルアミド、N−(アルコキシメチル)メタ
クリルアミド及びエポキシ基を含むエチレン性不飽和化
合物、例えば、グリシジル(メタ)アクリレートからな
る群から選択される一種以上の補助モノマー;さらにア
ミン基又はヒドロキシル基を含むエチレン性不飽和化合
物、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート。
【0014】分散粉末の原料としての水性ポリマー分散
粉末は、好ましくは乳化重合法により調製される。乳化
重合は、開放反応容器か圧力容器において、好ましくは
0〜100℃の温度範囲で、且つ乳化重合に通常用いら
れる方法により開始する。重合の開始は、通常の水溶性
ラジカル開始剤を、好ましくはモノマーの総重量に対し
て0.01〜1.0重量%の量で用いて開始する。この
ような開始剤としては、例えば、アンモニウムペルスル
フェート、ポタジウムペルスルフェート、アルキルヒド
ロペルオキシド、例えば、tert−ブチルヒドロペル
オキシド;過酸化水素などがある。もし所望ならば、上
記したラジカル開始剤は、公知の方法で、モノマーの総
重量に対して0.01〜0.5重量%の還元剤と組み合
わせてもよい。適当な還元剤には、例えば、ホルムアル
デヒド−スルホキシレート塩、重亜硫酸ナトリウム又は
アスコルビン酸がある。レドックス開始の場合には、レ
ドックス触媒成分の一方又は両方を、重合中に計量導入
するのが好ましい。
【0015】重合は、連続式又は回分式で、種ラテック
スを使用するか使用せずに、反応混合物の全ての成分又
は個々の成分を最初に導入するか、最初に反応混合物の
成分又は個々の成分の一部分を導入し、その後反応混合
物の残りの成分又は個々の成分を定量添加することによ
り行うか、初期混合物のない計量導入法により行う。計
量添加の全ては、好ましくはそれぞれの成分の消費に合
わせて行う。
【0016】分散剤は、通常乳化重合に使用される保護
コロイド及び乳化剤の全てが使用可能である。モノマー
の総重量に対して乳化剤0〜4重量%を用いることがで
きる。重合は、好ましくは、最初に述べた問題から、乳
化剤1.0重量%未満用いて実施するか、乳化剤を用い
ずに実施する。適当な例としては、炭素数8〜18の鎖
長を有するアルキルスルフェート、疎水基における炭素
数8〜18で40以下の酸化エチレン又は酸化プロピレ
ン単位を有するアルキル及びアルキルアリールエーテル
スルフェート、炭素数8〜18のアルキル−又はアルキ
ルアリールスルホネート、スルホコハク酸と一価アルコ
ール又はアルキルフェノールとのエステル又はモノエス
テル等のアニオン界面活性剤がある。適当な非イオン性
界面活性剤は、例えば、Air Products社製
Surfynol(商標)等のアセチレングリコールで
ある。
【0017】分散剤として、粘度及び種類に応じて、モ
ノマーの総重量に対して一般的に50重量%以下の量で
保護コロイドを用いることが好ましい。これらの例とし
ては、ビニルアルコール単位含量が80〜100モル%
のビニルアルコール/ビニルアセテートコポリマー;分
子量5000〜400,000であるポリビニルピロリ
ドン;置換度が1.5〜3の範囲であるヒドロキシエチ
ル−、カルボキシメチル−、ヒドロキシプロピル−及び
/又はメチル−置換セルロース、水溶性デンプン及びデ
ンプン誘導体並びに他の水溶性多糖類又はそれらの水溶
性誘導体並びにフェノール−及びナフタリン−ホルムア
ルデヒドスルホネート、スチレン/マレイン酸及びビニ
ルエーテル/マレイン酸コポリマー並びにカゼイン及び
ゼラチン等の水溶性タンパク質がある。
【0018】重合に望ましいpH範囲、一般的に2.5
〜7は、酸、塩基又は通常の緩衝塩、例えばリン酸アル
カリ金属又は炭酸アルカリ金属を用いて公知の方法によ
り達成できる。分子量の調整には、通常使用される調整
剤、例えば、メルカプタン、アルデヒド及び塩素化炭化
水素を、重合中に添加できる。水性分散液の固形分は、
好ましくは20〜60重量%である。
【0019】再分散性分散粉末組成物を調製するため
に、水性ポリマー分散液を最後に乾燥させる。適当な乾
燥法は、例えば、噴霧乾燥及び凍結乾燥である。ある場
合には、もし生成物が乾燥条件下で可塑化しないなら
ば、ローラードライヤー、ベルトドライヤー又はディス
クドライヤーを用いることもできる。分散液は、好まし
くは噴霧乾燥又は凍結乾燥する。
【0020】最も好ましい方法は、分散液の噴霧乾燥で
ある。これに関して、公知の装置、例えば、一コンポー
ネントノズル、二コンポーネントノズル又は多コンポー
ネントノズルを介するか回転ディスクを用いて、周囲温
度又は加熱された乾燥ガス流、好ましくは空気流に噴霧
することができる。一般的に、乾燥ガスの入口温度とし
ては、250℃を超える温度は用いられない。乾燥ガス
の出口温度は、装置、生成物の組成及び所望の乾燥度に
応じて、一般的に、55〜100℃、好ましくは65か
ら90℃の範囲である。
【0021】乾燥に際して、分散液の固形分を、10〜
75重量%、好ましくは20〜65重量%に調整する。
この固形分は、選択された乾燥法及び乾燥過程で添加さ
れる他の添加物の性質及び量に依存する。例えば、乾燥
前に噴霧助剤を分散液に添加することができる。添加
は、好ましくは水溶液の形態で、ポリマーに対して好ま
しくは5〜40重量%、特に好ましくは5〜20重量%
の量で行う。最適な量は、分散液の安定化、存在するポ
リマーのガラス転移温度及び所望の粉末特性に依存す
る。
【0022】適当な噴霧助剤は、シクロデキストリン、
シクロデキストリン誘導体、分解又は変性デンプン、デ
ンプン誘導体、セルロース誘導体及び他の水溶性ポリマ
ー、とりわけ少なくとも50℃の高ガラス転移温度を有
するものを、単独又は組み合わせて用いる。このような
ポリマー(多くは市販されている)としては、加水分解
度が好ましくは80〜97モル%、濃度4%溶液で測定
したHoppler粘度が好ましくは3〜25mPa.
sであるビニルアルコールコポリマー(ポリビニルアル
コール);ビニルアセテートと、例えば、エチレン、N
−ビニルアミド、不飽和カルボン酸又はアルキルビニル
エステルとの好ましくは完全に加水分解されたコポリマ
ーであって、好ましくはHoppler粘度が1〜25
mPa.sのもの;ビニルピロリドン(コ)ポリマー;
リグニンスルホネート;スルホネート基を有する水溶性
ナフタリン−ホルムアルデヒド又はメラミン−ホルムア
ルデヒド縮合物;フェノールスルホン酸−ホルムアルデ
ヒド縮合物;ポリアクリルアミド;スチレンとマレイン
酸及び/又はイタコン酸及びそれらのエステルとのコポ
リマー;オレフィン性不飽和酸及びアルケンの水溶性コ
ポリマー;モノマー、例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、フマル酸、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレート、エチルヘキシルアクリレート、デシルアクリ
レート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレートの水溶性コポリマ
ーである。
【0023】噴霧に際して、多くの場合、ベースポリマ
ーに対して1.5重量%以下の消泡剤を含有することが
好ましいことが判明した。液体消泡剤は通常乾燥前に分
散液に添加するが、固体消泡剤は乾燥分散粉末組成物に
混合できる。とりわけ低ガラス転移温度を有する粉末の
場合において、ブロッキング安定性を向上させることに
より保存特性を増加させるために、得られた粉末にブロ
ッキング防止剤を、好ましくはポリマー成分の総重量に
対して30重量%の割合で添加することができる。この
添加は、好ましくは乾燥操作中及び/又は粉末がまだ微
粉状態、例えば、まだ乾燥ガスに懸濁している間に行
う。特に、ブロッキング防止剤は、分散液とは別個であ
るが同時に乾燥装置に計量導入する。ブロッキング防止
剤としては、例えば、微粉砕アルミニウムシリケート、
多孔質珪藻土、コロイドシリカゲル、熱分解法シリカ、
沈降シリカ、ミクロシリカ、硫酸カルシウム、カオリ
ン、タルク、セメント、珪藻土、炭酸マグネシウム及び
/又は炭酸カルシウム又はヒドロケイ酸マグネシウムな
どがある。
【0024】50℃以下の温度、好ましくは35℃未満
の温度で液体である添加物を含有させるために、粉末状
キャリア材料に適用する。これに関連した液体添加物
は、再分散性粉末の最大保存温度、一般的に50℃以下
で液体又はペースト状態であるものと理解される。この
ような液体又はペースト状添加物の好ましい例として
は、水溶性液体又は水に自動乳化する液体:エチレング
リコール、プロピレングリコール、ペンタンジオール、
ポリエチレングリコール及びエチレングリコール−プロ
ピレングリコールコポリエーテル、エチレングリコール
ビスアセトアセテート、アセチルアセトン、ヘキサメチ
レンジアミン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、室温でペースト状又は液状である乳化剤、例えば、
アルキルフェノール(オリゴ)グリコールエーテル、例
えば、Hoechst製の種々のArkopal(商
標)Nグレード又はHoechst製Genapol
(商標)OXグレードからなる群から選択されるものが
挙げられる。しかしながら、最初に述べた障害のために
再分散性粉末に直接添加できず且つそれらの製造前、例
えば、噴霧乾燥前にも添加できない対応のコンシステン
シーの両性、アニオン及びカチオン乳化剤を添加するこ
ともでき、含有させることは本発明の方法により簡単且
つ経済的にできる。乳化剤は、例えば、「Ullman
n」、第5版、1987年、、第312頁以降、「T
ensid−Taschenbuch」、Carl H
anserVerlag、Munich、Vienn
a、1990年及びMcCutcheons Emul
sifiers and Detergents、19
86年にまとめられている。
【0025】このような液状又はぺースト状添加物の好
ましい例は、水不溶性液体である。フィルム形成補助剤
及び可塑剤、例えば、BCA(エチレングリコールモノ
ブチルエーテルアセテート)、ジメチルフタレート、ジ
ブチルフタレート、ジエチルヘキシルフタレート、ジブ
チルアジペート;触媒、例えば、ブチルヒドロペルオキ
シド、ラウロイルペルオキシド;疎水化剤及び/又は架
橋剤としての役割を果たすシロキサン及びシラン、例え
ば、モノマー又は部分縮合型のエチルヘキシルトリエト
キシシラン、ヘキサメチルジシロキサン、γ−メルカプ
トプロピルトリエトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ラン;架橋剤及び/又は発泡剤(水との反応でCO2
発生)として用いることができる液体イソシアネート、
例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,4−及
び2,6−トリレンジイソシアネート。
【0026】水溶性液体又は水に自動乳化する液体につ
いては、室温、周囲大気圧力下で水1000g当り少な
くとも1gまで可溶又は乳化できるものであると一般的
に理解されるべきである。本発明の方法は、水溶性添加
物又は水に自動乳化する液状添加物を含有させるのに特
に好ましい。粉末状無機又は有機キャリア材料の粒子サ
イズは、好ましくは0.005〜3000μm、特に5
00μm以下である。吸着作用を有する適当なキャリア
材料は、最大BET表面積が好ましくは5m2 /g未
満、特に好ましくは10m2 /g未満である微粉固体が
好ましい。
【0027】粉末状キャリア材料の化学組成及びモルホ
ロジーは、これらにより液体添加物がキャリア材料の表
面に吸着されるかどうか及び/又はキャリア材料のキャ
ビティーへ封入されるかどうかが決まったり、液体添加
物がキャリア材料に溶解するかどうかが決まるので、重
要である。多くの用途の場合、もし用いるキャリア材料
が、吸着される物質(液体添加物)が製造及び保存条件
下で不溶であるか極めて難溶である吸着剤であるなら
ば、この場合に、長期保存後であっても、添加物の使用
とともに迅速に放出されるので有利である。
【0028】したがって、液体吸収量がキャリア材料の
総重量に対して10〜75重量%、特に15〜60重量
%である多孔質吸着剤が特に好ましい。この場合に、こ
のようなキャリア材料の液体吸収量は、一般的な方法、
例えば、DIN53417に類似のDOP吸収量を測定
するか、Autopore II9220等の装置を用
いて水銀ポロシテーを測定することにより求めることが
できる。
【0029】もしさらに水溶性(この用語は、意図する
用途に用いる水の量がキャリア材料を溶解するに十分で
あることを意味する)である多孔質材料を使用するなら
ば、粉末を再分散後に添加物の作用が迅速に示される利
点も得られる。これは、一般的に、標準状態でのキャリ
ア材料の水溶解度が、水1000g当り少なくとも1g
であるときである。
【0030】吸着作用を有するキャリア材料及び/又は
孔内に液体を封入するキャリア材料としては、例えば、
沈降炭酸カルシウム並びに他の微粉炭酸塩、例えば、炭
酸マグネシウ及び/又は炭酸カルシウム、並びにヒドロ
ケイ酸マグネシウム、微粉二酸化チタン、粘土、漂白
土、活性アルミナ、バーミキュライト、例えば、ベント
ナイト、発泡パーライト、並びにリン酸塩、例えばリン
酸ナトリウムが挙げられる。
【0031】また、有機材料、例えば、水溶性又は水不
溶性ポリビニルアルコール粉末;粉末状水溶性又は水不
溶性セルロース(誘導体)、例えば、セルロース粉末及
びセルロースエーテル粉末;粉末状水溶性又は水不溶性
デンプン(誘導体)、例えば、デンプン粉末;ポリ塩化
ビニル粉末、特にS−PVC及びポリスチレン粉末も適
当である。
【0032】遅効性であることが望ましいならば、液体
添加物が可溶である水不溶性キャリア材料を使用する。
もし添加した液体物質が、例えば、保護コロイドとの相
溶性がよいために長期保存中に保護コロイドに浸透する
恐れがあったり、液体物質が低蒸気圧のためにゆっくり
と逸散してしまう恐れがあるならば、同様に、粘着性と
なることなくこれらの物質を溶解し、それにより分散粉
末組成物のブロッキング安定性及び再分散性に悪影響を
及ぼさないキャリア材料を用いることが望ましい。この
目的で好ましく用いられるものは、粘着性となることな
く自重の10重量%を超え、好ましくは20重量%を超
える液体添加物を吸収できるキャリア材料である。
【0033】もし液体を、キャリア材料に広範に溶解す
る形態で再分散性粉末に添加することが望ましいなら
ば、架橋材料、例えば、ゴム、例えば、天然ゴム、イソ
プレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレン
ゴム、ブタジエン−アクルロニトリルゴム、イソブチレ
ン−イソプレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム、アリクリレート−ブタジエンゴム、ポリスルフィド
ゴム、シリコーンゴム、ブタジエンゴム又はエピクロロ
ヒドリン−酸化エチレンゴム;並びに熱硬化性樹脂、例
えば、エポキシ樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂、ウレア−ホルムアルデヒド樹脂及びフェノール−ホ
ルムアルデヒド樹脂、ポリエステル樹脂及びシリコーン
樹脂が好ましく用いられる。さらなる例としては、架橋
ポリビニルアルコール及び架橋多糖類、例えば、架橋デ
ンプン又は架橋セルロースが挙げられる。公知のよう
に、このような材料は、工程中に固体特性を失うことな
く、多量の液体を吸収できる。
【0034】公知の吸着剤であるカーボンブラック及び
高分散シリカを使用することも勿論可能であるが、これ
らは、黒色であること及びそれぞれ価格が高いこと及び
しばしば吸着液体を過剰に付着してしまうために好まし
くない。適当なキャリア材料は、いずれにしても、キャ
リア材料と液体との間の結合が意図する条件下で液体の
放出及び/又はその意図する作用を防止するであろう限
りは、そのような化学結合が確実に生じないようなもの
でなければならない。粉末状キャリア材料の液体添加物
に対する量比は、添加物の性質、そのモルホロジー及び
キャリア材料に対する結合の型(吸着型又は吸収型)に
依存する。一般的に、一種以上の液体添加物15〜60
重量%を、一種以上のキャリア材料40〜85重量%に
吸着させ及び/又はキャリア材料に溶解させる。重量%
は、キャリア材料と添加物の総重量基準である。
【0035】液体は、粉末混合物に適当ないずれかの所
望の装置に入れたキャリア材料に適用できる。この場
合、高剪断力は、多くの場合悪影響を及ぼす。適当な装
置が、Schaab/Stoeckhert、Kuns
tstoffmaschinenfuhrer、Car
l Hanser Verlag、Munich、Vi
enna、1979年に記載されている。
【0036】連続及び回分型動作スクリューベルトミキ
サー、ダブルスパイラルミキサー、ブレードミキサー、
プラウシェアミキサー並びに高速及び低速パドルミキサ
ーが挙げられる。また、ターブュレントスクリューミキ
サー及びトラフミキサーも可能である。さらに、回転混
合容器、例えば、ジャイロホイール型ミキサー、タンブ
ルミキサー、ダブルコーンミキサー及びVミキサーも使
用できる。混合は、一般的に室温で行う。しかしなが
ら、種々の場合において、高温で実施するのが有利であ
る。室温で液状物質又はぺースト状物質の粘度が高すぎ
て均一に含有させることができないとき、物質の融点が
室温よりもすぐ上であるとき、又は物質をキャリア材料
に完全又は部分的に溶解することが望ましいときには、
このことがあてはまることがよくある。
【0037】一般的に、最初にキャリア材料を混合容器
にチャージし、そして液体を計量導入(たとえ噴霧する
のが適当であっても)するのが有利である。混合は、連
続的にも実施できることは勿論である。また、得られた
粉末の再分散性粉末への混合は、同様の混合装置で連続
式又は回分式で、一般的に室温で実施できる。粉末状添
加物/キャリア材料組成物は、分散体の乾燥中、とりわ
け噴霧乾燥中に添加するか、乾燥操作終了後に分散粉末
に添加できる。好ましい方法は、粉末状添加物/キャリ
ア材料組成物を乾燥後に添加することであり;特に、ポ
リマー分散体の乾燥操作後粉末を連続的に噴霧乾燥器に
計量導入することを、もし所望であれば、通常の方法で
混合できる他の添加物、例えば、ブロッキング防止剤、
消泡剤、気泡安定剤、フィラー、着色剤、殺生剤、増粘
剤等と一緒に実施できる。
【0038】乾燥中又は乾燥後に分散粉末に添加される
添加物/キャリア材料組成物の量は任意であり、分散粉
末組成物において望ましい添加物の量に依存する。本発
明の方法は、低沸点物質及び水蒸気揮発性物質の場合に
特に有利である。このような場合、入手の面でも運転の
面(エネルギー集約)でも高価な回収装置や、しばしば
高価な液体蒸気が廃棄ガスに入ったものの燃焼が必要で
あろう。これは、350℃付近の比較的沸点が高い液体
であっても水蒸気揮発性があるので必要である。沸点が
250℃未満の液体の場合には、上記のことがしばしば
あてはまり、160℃未満の沸点を有する液体の場合に
は、実質的にいつもあてはまる。
【0039】さらに、公知の方法の場合、水溶性液体物
質だけでなく水に自動的に乳化する物質であっても、再
分散性粉末に含有させることは、水不溶性液体の場合よ
りも困難なことがよくある。また、本発明の方法は、公
知の方法により再分散性粉末を製造中に揮発性となった
り変質(例えば、加水分解、他の粉末成分との相互作用
又は分解)したりする液体添加物の場合や、これらの添
加物が分散粉末組成物の保存特性や再分散性を減少させ
たりする場合にも特に有利である。これらの例として
は、以下のものが挙げられる: −レオロジー添加物として使用されるが、保護コロイド
分との相互作用により分散粉末のブロッキングを生じる
ことがある乳化剤。
【0040】−BCA等の可塑剤又はフイルム形成温度
を低下させるためのフィルム形成補助剤であって、それ
らの比較的低い沸点によりフィルムの硬度を一時的にの
み低下することを意図するもの。その結果、乾燥中に添
加すると、揮発性となったり、ブロッキングを促進した
りすることがある。 −接着性及び/又は疎水化を促進するための加水分解感
受性添加物、例えば、シラン、例えば、γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン並びにメチル−及びプロピルト
リエトキシシラン。
【0041】−架橋によりコポリマーの耐溶媒性を向上
させるための反応性架橋剤、例えば、ジアミン、ビスア
セトアセテート及びイソシアネート。 −例えば、過酸化物等の反応性触媒。 分散粉末組成物を変性するための従来公知の方法では、
多くの場合、これらの液体を、現場で施行する時点まで
再分散性粉末に添加することはできない。しかしなが
ら、この場合、好ましくない混合(使用される方法又は
添加量の面で好ましくない)が生じる恐れがある。最後
に、本発明の方法は、使用キャリアが液体が吸着的に結
合するものであるか、部分的又は完全に溶解するもので
あるかによって、添加液体の作用が開始する時間を変化
させることもできる。
【0042】
【実施例】
一般操作手順:キャリア材料350gを通常の調理用具
に入れ、液体を室温で約30分間かけて滴下した。攪拌
速度:段階1。10分間攪拌後、粉末状混合物を容器に
排出した。
【0043】この粉末組成物を、同じ装置で、同様に室
温で、分散粉末組成物に添加した。 実施例1:Arkopal(商標)N060(Hoec
hst社製アルキルフェノール(オリゴ)グリコールエ
ーテル)235gを、上記したようにしてポリビニルア
ルコールWX28/20 350gに適用し、組成物
を、酢酸ビニル/エチレンコポリマー(Wacker−
Chemie社製RE545Z)を主成分とするポリビ
ニルアルコール安定化再分散性粉末に、5:98の比で
添加した。
【0044】Arkopal(商標)で変性しなかった
分散粉末と比較して、ブロッキング性が増加しなかっ
た。同様に、再分散性も変化せず、良好であった。 実施例2:Arkopal(商標)N060(Hoec
hst社製アルキルフェノール(オリゴ)グリコールエ
ーテル)190gを、上記したようにしてポリ塩化ビニ
ル(Vinnolit社製VH315/100)350
gに適用し、組成物を、酢酸ビニル/VeoVa−ビニ
ルラウレートコポリマー(Wacker−Chemie
社製RI538Z)を主成分とするポリビニルアルコー
ル安定化再分散性粉末に、5.7:98の比で添加し
た。
【0045】Arkopal(商標)で変性しなかった
分散粉末と比較して、ブロッキング性が増加しなかっ
た。同様に、再分散性も変化せず、良好であった。 比較例1:実施例2(RI538Z)に用いた再分散性
粉末の調製において、バッチを、固形分基準でArko
pal(商標)N060を2重量%含有するコポリマー
の水性分散液の噴霧の前に添加した。保存前であって
も、得られた粉末は、非再分散性の塊を含んでいた。乾
燥器の壁、とりわけ出口付近のコーン部も、ひどく被覆
されていた。篩分けした粉末は、強いブロッキング性を
有していた。再分散性は、実施例2で得た生成物よりも
著しく悪かった。 実施例3:Arkopal(商標)N100(Hoec
hst社製アルキルフェノール(オリゴ)グリコールエ
ーテル)75gを、上記したようにしてベントナイト3
50gに適用し、組成物を、酢酸ビニル/エチレンコポ
リマー(Wacker−Chemie社製RE526
Z)を主成分とするポリビニルアルコール安定化再分散
性粉末に、17.5:98の比で添加した。
【0046】Arkopal(商標)で変性しなかった
分散粉末と比較して、ブロッキング性が増加しなかっ
た。同様に、再分散性も変化せず、良好であった。 実施例4:Arkopal(商標)N060(Hoec
hst社製アルキルフェノール(オリゴ)グリコールエ
ーテル)190gを、上記したようにしてポリ塩化ビニ
ル(Vinnolit社製VH315/100)350
gに適用し、組成物を、酢酸ビニル/N−メチロールア
クリルアミドコポリマー(NMA含量0.8重量%)
(Wacker−Chemie社製LL5001)を主
成分とするポリビニルアルコール安定化再分散性粉末
に、5.7:98の比で添加した。
【0047】Arkopal(商標)で変性しなかった
分散粉末と比較して、ブロッキング性が増加しなかっ
た。同様に、再分散性も変化せず、良好であった。 実施例5:BCA(エチレングリコールモノブチルエー
テルアセテートを主成分とする可塑剤)190gを、上
記したようにしてポリ塩化ビニル(Vinnolit社
製VH315/100)350gに適用した。得られた
粉末8.7gを、ブロッキング防止剤としてハイドライ
ト10重量%含有する酢酸ビニル/N−メチロールアク
リルアミドコポリマー(NMA含量0.8重量%)を主
成分とするポリビニルアルコール安定化再分散性粉末に
97.3g添加した。
【0048】Arkopalで変性しなかった分散粉末
と比較して、ブロッキング性が増加しなかった。同様
に、再分散性も変化せず、良好であった。 比較例2:実施例5(VAc−NMAコポリマー)で用
いた再分散性粉末の調製において、水に乳化させた形態
のBCAを、コポリマーの水性分散液の噴霧の前に添加
した。噴霧後に得られた粉末は、ブロッキングに対して
安定ではなかった。 実施例6:メチルトリエトキシシラン(沸点142℃)
150gを、上記したようにしてRoth社製Roti
sorb(商標)350gに適用し、得られた粉末を酢
酸ビニル/エチレンコポリマー(Wacker−Che
mie社製RE545Z)を主成分とするポリビニルア
ルコール安定化再分散性粉末に、1:9で添加した。
【0049】得られた粉末は、非常に容易に再分散でき
且つブロッキングに対して安定であった。シランの共噴
霧は、低沸点のためできなかった。 実施例7〜9:本発明により変性した分散粉末を、タイ
ル接着剤として使用した場合について、液体添加物をタ
イル接着剤組成物が調製されるまで添加しなかったタイ
ル接着剤組成物と比較した。タイル接着剤組成物の基本
配合を下記表に示す。
【0050】
【表1】
【0051】湿潤時間試験:試験のために、Etapl
anパネルに、歯縁型アプリケータを用いて、下記表
(実施例7〜9)に示したタイル接着剤組成物を塗布し
た。その後、一分間隔でセラミックタイル(5cm×5
cm)を置き、各々30秒間2kgの力を加えた。1時
間後に、セラミックタイルを除去した。タイルの接着剤
による50%湿潤を得ながらタイルの施行を遅延できる
最大時間を測定した。湿潤時間は、タイル接着剤がまだ
加工できる時間である「オープンタイム」のパラメータ
として用いられる。以下で用いられる用語「ベース混合
物」は、上記タイル接着剤基本配合物から分散粉末とセ
ルロースエーテル分を除いたものである。
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】
【表4】
【0055】実施例7〜9で得られた結果から、液体乳
化剤を粉末状タイル接着剤配合物に後で添加しても、本
発明に係る乳化剤で変性した分散粉末を使用しても、両
方とも乳化剤添加の目的である「オープンタイム」の延
長が得られる。この場合、本発明により変性された分散
粉末を使用すると、加工者にとっては、一つの処理工程
(乳化剤の混合)が省略でき、且つ液体乳化剤と粉末状
タイル接着剤配合物との低混和性の問題が回避される利
点がある。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の方法によれば、液体添加物を粉末状キャリア材料に適
用後に、分散粉末の乾燥中又は乾燥後に添加するので、
従来の方法の欠点である液体添加物の分散粉末への添加
により粉末のブロッキングを生じたり、必要量が均一に
混合できなかったりすることがない。また、液体添加物
が低沸点であったり、水蒸気揮発性であったりした場
合、従来の方法では、高価な回収プラントや、廃棄ガス
に入る高価なことのよくある液体蒸気を焼却するための
残留物焼却プラントを設置し稼働する必要があったが、
本発明では、このような必要はない。さらに、添加物の
分解、ベースポリマーの早期架橋又は分散粉末の再分散
性の劣化を生じることなく分散粉末に含有せしめて再分
散性分散粉末を変性できる。また、本発明の方法では、
使用キャリアが液体が吸着的に結合するものであるか、
部分的又は完全に溶解するものであるかによって、添加
液体の作用が開始する時間を変化させることもできる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 27:06) (72)発明者 ハルディ・ヘロルド ドイツ連邦共和国 ブルクハオゼン、マル クトラー・シュトラーセ 72 (72)発明者 ハインリッヒ・ホップ ドイツ連邦共和国 ブルクハオゼン、フリ ードリッヒ−エベルト−シュトラーセ 4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対応の水性ポリマー分散液を乾燥し、乾燥
    中又は乾燥後に添加物を添加することによる、添加物に
    より変性され且つエチレン性不飽和化合物のポリマーを
    主成分とする水再分散性分散粉末組成物の製造方法であ
    って、50℃以下の温度で液体である前記添加物を粉末
    状キャリア材料に適用し、得られた粉末を前記分散粉末
    組成物の乾燥中又は乾燥後に添加することを含んでなる
    ことを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】添加物により変性され、エチレン性不飽和
    化合物のポリマーを主成分とし、且つ対応の水性ポリマ
    ー分散液を乾燥し、乾燥中又は乾燥後に前記添加物を添
    加することにより製造できる水再分散性分散粉末組成物
    であって、50℃以下の温度で液体である前記添加物を
    粉末状キャリア材料に適用し、得られた粉末を乾燥中又
    は乾燥後に添加することを含んでなる水再分散性分散粉
    末組成物。
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