JPH09110204A - 給紙装置の回転制御装置 - Google Patents

給紙装置の回転制御装置

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JPH09110204A
JPH09110204A JP7268679A JP26867995A JPH09110204A JP H09110204 A JPH09110204 A JP H09110204A JP 7268679 A JP7268679 A JP 7268679A JP 26867995 A JP26867995 A JP 26867995A JP H09110204 A JPH09110204 A JP H09110204A
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gear
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stopper cam
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、小型で、しかも給紙ロール
の安定した回転と、その確実な回転制御を行う給紙装置
の回転制御装置を提供することにある。 【構成】第2のフック62と第2のストッパーカム60
との係合解除により、第2の付勢手段69の付勢力によ
り第2の歯欠けギア59を僅かに回転させて、この第2
の歯欠けギア59と駆動ギヤ78とを歯合させ、これに
より係合解除カム61を回転させるとともに、この係合
解除カム61の回転により第1のストッパーカム54と
第1のフック56との係合を解除させ、これにより第1
の付勢手段67により第1の歯欠けギア55を僅かに回
転させて、この第1の歯欠けギア55と駆動ギヤ78と
を歯合させ、これにより給紙ロール駆動軸52を介して
給紙ロール51を一回転させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ等の画像形成装置に使用される給紙装置に関し、特に
その給紙装置の回転を制御する回転制御装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、あるいはレーザプリン
等の画像形成装置内には、記録媒体であるシート状記録
紙を一枚ずつ給紙するための給紙装置が配設されてい
る。
【0003】この給紙装置は一般に用紙トレー上に配置
された給紙ロールからなり、この給紙ロールを一回転さ
せて用紙を下流の用紙搬送ローラへ送り込む構造となっ
ている。
【0004】一方、従来では上述した給紙ロールを正確
に一回転させる回転制御装置としてワンウェークラッチ
を使用したものがある。しかしながらこのワンウェーク
ラッチを使用したものでは給紙ロールの回転停止角度に
バラツキが発生し、給紙ロールの回転停止位置が正確で
はない難点があった。またワンウェークラッチを使用し
たものでは異音発生などの問題点を含んでいた。
【0005】上述した問題点を解決すべく、従来では給
紙ロールの回転制御装置として、歯欠けギアを使用した
回転制御装置が提案されている(実開昭61−1418
53号、特公平2−193830号)。
【0006】この歯欠けギアを使用した従来の回転制御
装置1は、図11およびその概念側面図で示す図12の
ように、断面略D字形状の給紙ロール2を一端に固着し
た給紙ロール駆動軸3と、この給紙ロール駆動軸3の他
端に固着された歯欠けギア4と、この歯欠けギア4に動
力を伝達する駆動ギア5とからなり、図12のように歯
欠けギア4の歯欠け部4aが駆動ギア5と対向すると駆
動ギア5の動力伝達が遮断される構造である。
【0007】さらにこの従来の回転制御装置1を詳述す
ると、上述した給紙ロール駆動軸3には、歯欠けギア5
に隣接して当該歯欠けギア5と同軸にストッパーカム6
が固着されている。そしてこのストッパーカム6の係合
部6aにソレノイド7のフック8が係合すると、図12
のように駆動ギア5と歯欠けギア4の歯欠け部4aとが
対向し駆動ギア5の動力伝達が遮断される構造となって
いる。
【0008】一方、ソレノイド7がONしてストッパー
カム6の係合部6aとソレノイド7のフック8との係合
が解除されると、歯欠けギア4の側方に突設したピン4
bと係合し当該歯欠けギア4を一方向(図12では時計
方向)へ付勢するコイルスプリング9の付勢力により歯
欠けギア4が一方向(時計方向)へ回転し、このため駆
動ギア5と歯欠けギア4とが歯合して駆動ギア5の駆動
力が歯欠けギア4に伝達され、さらに給紙ロール駆動軸
3を介し給紙ロール2が一方向(図では時計方向)への
回転を開始する。
【0009】一方、上述したソレノイド7は、ONして
ストッパーカム6の係合部6aとソレノイド7のフック
8との係合を解除させると直ちにOFFとなり、このた
め給紙ロール2が回転するとソレノイド7のフック8は
ストッパーカム6の周面に当接した状態の姿勢を維持す
る。そして給紙ロール2が一回転すると、再びストッパ
ーカム6の係合部6aとソレノイド7のフック8とが係
合し、同時に図12のように駆動ギア5と歯欠けギア4
の歯欠け部4aとが対向し、駆動ギア5の動力伝達が遮
断される。
【0010】なお、図11および図12で符号10はシ
ート状の記録紙11を積載収容する用紙積載板で、この
用紙積載板10はその下方に配設された付勢スプリング
12の付勢力により常時上方、すなわち給紙ローラ2側
に付勢されている。また図11、12で符号13は前記
給紙ロール駆動軸3に固着された用紙積載板10の付勢
力解除用のカムで、図11で示すように付勢力解除カム
13は用紙積載板10の側方に突設されたピン10aと
係合し、これにより付勢スプリング12の付勢力に抗し
て用紙積載板10を下方へ押し下げて、記録紙11と給
紙ローラ2との圧接を解除している。もちろんこの付勢
解除カム13は給紙ローラ2とともに回転し、付勢力解
除カム13とピン10aとの係合が解除されると、用紙
積載板10は付勢スプリング12の付勢力により上動
し、当該用紙積載板10に積載収容された記録紙11の
最上面を給紙ローラ2の周面に圧接させて記録紙11の
給紙を開始する構造である。
【0011】また図11、12で符号14は給紙ロール
駆動軸3を支承する軸受、15はこの軸受14を支承す
る筐体である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した給
紙ローラの回転制御装置1によると、給紙ローラ2に対
する用紙積載板10の付勢とその解除を、給紙ロール駆
動軸3に固着された付勢力解除カム13を介して行うの
で、付勢スプリング12の上向きの付勢力はピン10a
および付勢解除カム13を介して給紙ロール駆動軸3に
伝達されることとなり、このため給紙ロール駆動軸3と
これを支承する軸受14との間の摺動抵抗が増大し、こ
のため歯欠けギア4を一方向へ付勢するコイルスプリン
グ9の付勢力が円滑に歯欠けギア4へ伝達されず、この
ため給紙ロール2に回転不良を発生させる虞があった。
【0013】なお、この虞を回避するためにはコイルス
プリング9の付勢力を増大させればよいと考えられる
が、そうすると今度はストッパーカム6の係合部6aと
ソレノイド7のフック8との係合が強固となって、ソレ
ノイド7の吸引力不足によりストッパーカム6の係合部
6aとソレノイド7のフック8との係合を解除できなく
なる虞が生ずる。それに対抗するためにはソレノイド7
の容量を大きくして当該ソレノイド7の吸引力を増大さ
せれば良いと考えられるが、そうするとソレノイド7の
サイズが大きくなり回転制御装置1の大きさ及び製造コ
ストが上昇するばかりでなく、給紙装置を使用するプリ
ンタ等の画像形成装置の小型化達成が困難となる難点が
生ずる。
【0014】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、小型で、しかも給紙ロールの安定した回転と、
その確実な回転制御を行う給紙装置の回転制御装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、給紙ロールを一回転させてシート
状記録用紙を一枚ずつ送り出す給紙装置の回転制御装置
において、一端に給紙ロールを独立して回転不可能に支
承し、他端に第1の歯欠けギアを独立して回転不可能に
支承するとともに、該第1の歯欠けギアと前記給紙ロー
ルとの間に独立して回転不可能に第1のストッパーカム
を支承した給紙ロール駆動軸と、前記第1のストッパー
カムの係合部に係合する第1のフックと、前記第1の歯
欠けギアに隣接して前記給紙ロール駆動軸に回動自在に
支承された第2の歯欠けギアと、該第2の歯欠けギアに
隣接して前記給紙ロール駆動軸に回動自在に支承されか
つ前記第2の歯欠けギアと一体に回転する第2のストッ
パーカムと、該第2のストッパーカムに隣接して前記給
紙ロール駆動軸に回動自在に支承されかつ前記第2のス
トッパーカムと一体に回転する係合解除カムと、前記第
2のストッパーカムの係合部に係合する第2のフック
と、前記第1の歯欠けギアを回転方向へ付勢する第1の
付勢手段と、前記第2の歯欠けギアを回転方向へ付勢す
る第2の付勢手段と、前記係合解除カムの回転により前
記第1のフックを前記第1のストッパーカムの係合部か
ら離間させるフック離間手段と、前記第1の歯欠けギア
と第2の歯欠けギアとに歯合し、該第1の歯欠けギアと
第2の歯欠けギアとを一方向へ回転させる駆動ギアとを
具えている。
【0016】
【発明の実施の形態】前記第1のストッパーカムの係合
部に係合する第1のフックとして、常時第1のストッパ
ーカムのカムフェイス側に付勢された回動自在な係合爪
が用いられている。
【0017】前記第2のストッパーカムの係合部に係合
する第2のフックとして、ソレノイドにより係合とその
解除が可能な係合爪が用いられている。
【0018】前記第2の歯欠けギアを回転方向へ付勢す
る第2の付勢手段として、トーションスプリング、圧縮
コイルスプリング、あるいは引っ張りコイルスプリング
が用いられ、またこのスプリングの一端は前記第2の歯
欠けギア、第2のストッパーカム、あるいは係合解除カ
ムのいずれかに係合し、他端は前記第1のストッパーカ
ム、第1の歯欠けギア、前記給紙ロール駆動軸、給紙ロ
ールのいずれかに係合するように用いられる。
【0019】前記係合解除カムの回転により前記第1の
フックを前記第1のストッパーカムの係合部から離間さ
せるフック離間手段は、前記第1のフックと一体に形成
された板材が用いられる。
【0020】
【実施例】以下この発明に係わる給紙装置の回転制御装
置の一実施例を詳述するが、その前に本願発明の回転制
御装置が適用される画像形成装置1を説明する。
【0021】図1は本願発明の回転制御装置が適用され
る画像形成装置1の概念図である。この画像形成装置1
は装置本体2と、この装置本体2の右側方に着脱自在に
装着された用紙排出部3と、前記装置本体2の底部に着
脱自在に装着され用紙の進行方向を逆転させてその上下
面を反転させるスイッチバック部4と、このスイッチバ
ック部4の底面に着脱自在に装着され、通常の用紙カセ
ットよりも多数枚(例えば500枚程度)の用紙を収容
する第2の用紙カセット5とから構成されている。
【0022】なお、上述した用紙排出部3、スイッチバ
ック部4、および第2の用紙カセット5は装置本体2の
外部に増設できるオプションユニットとして用意される
ものであり、そのうち用紙排出部3とスイッチバック部
4は装置本体2のみで通常行われる画像形成プロセス、
即ちシート状記録用紙の一側面にのみ画像を形成する場
合は使用されない。
【0023】一方、前記装置本体2内には、画情報を含
んだレーザビームを出力する光学ユニット6、感光体7
等から構成された静電記録式の画像形成手段8、定着ロ
ーラ9等から構成された定着手段10、および静電記録
方式を構成する各主要構成要素等が配設され、その底部
にはシート状記録用紙11を積載収容した第1の用紙カ
セット12が矢印A方向へ向け着脱自在に装着されてい
る。
【0024】なお、図1で符号13は手差しモードの際
に使用される折り畳み式の手差しトレイ、14はこの手
差しトレイ13の収納時に、当該手差しトレイ13を覆
うトレイカバー、15は装置本体2の上面に形成された
メイントレー16を覆うメイントレーカバー、17は用
紙排出部3の側方に配設されたサブトレーである。
【0025】次に上述した画像形成装置1の動作を簡単
に説明する。
【0026】まず、シート状記録用紙の一側面にのみに
画像を形成する片面記録モードの画像形成工程を説明す
る。
【0027】第1の用紙カセット12の最上面からフイ
ードローラ20により記録用紙11が一枚フィードされ
ると、その記録用紙11は第1および第2の用紙案内シ
ュート21、22に沿い画像形成手段8へ搬送され、こ
の画像形成手段8により記録用紙の一側面に画像が形成
される。なお、上述した第1および第2の用紙案内シュ
ート21、22の途中には搬送ローラ23、24および
手差しモードの際に手差しトレイ13から一枚ずつ分離
された記録用紙の搬送タイミングをとるレジローラ25
が介在されている。
【0028】この画像形成手段8により記録用紙の一側
面に画像が形成されると、その記録用紙は次に第3の用
紙案内シュート26を介し定着手段10へ搬送され、そ
こで未定着の画像が定着される。画像が定着された後、
一側面に画像が形成された記録用紙は次に排出ローラ2
7を介し、第4あるいは第5の用紙案内シュート28、
29うちいずれか一方の用紙案内シュートへ排出され
る。
【0029】この第4あるいは第5の用紙案内シュート
28、29の基端には排出ローラ27から排出された記
録紙を第4あるいは第5の用紙案内シュート28、29
のうちいずれか一方へ案内する第1の切替爪30が配設
されており、この第1の切替爪30が反時計方向へ回転
し、その位置に位置決め停止されると、排出ローラ27
から排出された記録紙は第4の用紙案内シュート28へ
案内される。そしてこの第4の用紙案内シュート28へ
案内された記録紙は排出ローラ31を介しメイントレー
16上に排出される。
【0030】一方、上述した第1の切替爪30が時計方
向へ回転し、その位置に位置決めされると、排出ローラ
27から排出された記録紙は第5の用紙案内シュート2
9へ案内される。この第5の用紙案内シュート29へ案
内された記録用紙は、次ぎに第2の切替爪31を介し第
6あるいは第7の用紙案内シュート32、33へ案内さ
れるが、片面記録モードの場合、第2の切替爪31は常
に反時計方向へ回転し、その位置に位置決めされている
ので一側面に画像が形成された記録用紙は排出ローラ3
4を介しサブトレー17上に排出され、そこに積載収容
される。
【0031】同様に片面記録モードの画像形成工程にお
いて、第2の用紙カセット5の最上面からフイードロー
ラ35により記録用紙11が一枚フィードされると、そ
の記録用紙は次に第8の用紙案内シュート36、この第
8の用紙案内シュート36に連設された第9の用紙案内
シュート37、この第9の用紙案内シュート37に連設
した第10の用紙案内シュート38、およびこの第10
の用紙案内シュート38に連設した第1および第2の用
紙案内シュート21、22に沿い画像形成手段8へ搬送
され、この画像形成手段8により記録用紙の一側面に画
像が形成されることとなる。
【0032】なお一側面に画像が形成された記録用紙
は、以降は上述した片面記録モードにおける記録紙と同
様にメイントレー16あるいは、サブトレー17のいず
れか一方に排出される。なお、上述した第8と第9の各
用紙案内シュート36、37の途中にも用紙搬送ローラ
39、40が介在されている。
【0033】なお、片面記録モードにおける手差しモー
ドにおいても、手差しトレー13上に積載収容された記
録紙は、図示せぬ分離ローラにより一枚ずつ分離されて
第11の用紙案内シュート13aへ案内され、その後、
レジローラ25により搬送タイミングが図られて、第2
の用紙案内シュート22へ搬送され、その後は上述した
片面記録モードにおける記録紙と同様にメイントレー1
6あるいは、サブトレー17のいずれか一方に排出され
る。
【0034】次に、記録用紙の両面にそれぞれ画像を形
成する両面記録モードの画像形成工程を説明する。
【0035】第1の用紙カセット12からフイードロー
ラ20によりフィードされ、画像形成手段8により一側
面に画像が形成され、さらに定着手段10により画像が
定着された記録用紙が排出ローラ27を介し用紙排出部
3内へ案内されると、今度は、第2の切替爪31が所定
の角度時計方向へ回転し、その位置に停止することによ
り一側面にのみに画像が形成された記録用紙を第7の用
紙案内シュート33へ案内する。
【0036】この第7の用紙排出シュート33内に案内
された記録用紙は当該第7の用紙排出シュート33の下
流端からスイッチバック部4へ案内される。
【0037】一方、このスイッチバック部4は、一側面
に画像が形成され記録用紙を一時保留する第1の保留シ
ュート41と、この一時保留された記録用紙の進行方向
を逆転させる正逆回転可能なスイッチバックローラ42
とから構成されており、進行方向が逆転して反転した記
録用紙は第1の保留シュート41の下面側に配設された
第2の保留シュート43を介し再び装置本体2の画像形
成手段8へ案内される構成となっている。
【0038】一方、前記第7の用紙排出シュート33の
終端部には第3の切替爪44が配設されている。この第
3の切替爪44は反時計方向へ回転して、その位置に停
止すると、前記第7の用紙排出シュート33を介して案
内された記録用紙を第1の保留シュート41へ案内し、
また時計方向へ回転して、その位置に停止すると、第1
の保留シュート41に案内された記録用紙をスイッチバ
ック後、第12の用紙案内シュート45を介し第2の保
留シュート43へ案内する。
【0039】なお、第12の用紙案内シュート45と第
2の保留シュート43にも用紙を搬送する用紙搬送ロー
ラ46、47、48が介在されている。
【0040】従って、第7の用紙案内シュート33によ
りスイッチバック部4へ案内された記録用紙は第3の切
替爪44により一時第1の保留シュート41側に案内さ
れ、さらに正転するスイッチバックローラ42によりそ
の全体が一時第1の保留シュート41内に収容される。
なお、このスイッチバックローラ42は記録用紙の一時
保留状態においても、第1の保留シュート41内に案内
された記録用紙の後端を把持する態勢を維持している。
【0041】次に、記録用紙が第1の保留シュート41
内に一時保留されたことが検知されると、第3の切替爪
44が時計方向へ所定の回転角度回転して停止し、第1
2の用紙案内シュート45の上流を拡開する、するとス
イッチバックローラ42は逆転し、今度は第1の保留シ
ュート41内に一時保留された記録用紙の後端を先頭に
して搬送し、第12の用紙案内シュート45を介して第
2の保留シュート43へ記録用紙を案内する。
【0042】この、この第2の保留シュート43内に案
内された記録用紙は湾曲した第13の用紙案内シュート
49を介して、第9の用紙案内シュート37へ搬送さ
れ、さらに第10の用紙案内シュート38を介し、再び
装置本体2内の第1の用紙案内シュート21へ案内され
る。
【0043】このように、スイッチバック部4の第2の
保留シュート43を介し再び画像形成手段8へ搬送され
た記録用紙はその上下が反転されているので、今度は画
像形成手段8により記録用紙の他側面に画像が形成さ
れ、さらに定着手段10へ搬送され、そこで他側面の画
像が定着される。その後両面に画像が形成された記録用
紙は排出ローラ27、および第1の切替爪30を介して
メイントレー16とサブトレー17のいずれか一方に排
出される。
【0044】なお両面記録モードでは、手差しモードの
際に手差しトレイ13から一枚ずつ分離された記録用紙
も、また第2の用紙トレイ5から一枚ずつ分離搬送され
る記録用紙も、上述した工程と同一の工程をへて用紙の
両面に画像が形成されることとなる。
【0045】一方、図1の一部破断拡大図で示す図2の
ように、上述した画像形成装置1を構成する装置本体2
の手差しトレー13の先端部分には、当該手差しトレー
13上に積載収容された記録紙を一枚ずつ分離して搬送
する、本願発明に係わる回転制御装置を具えた給紙装置
50が配設されている。
【0046】図3は上述した給紙装置50の組立分解斜
視図である。
【0047】この給紙装置50は、断面が略D字形状に
形成され、かつその中心部に断面D字形状の嵌挿孔51
aが形成された給紙ロール51と、この給紙ロール51
の嵌挿孔51a内に嵌挿される断面がD字形状の給紙ロ
ール駆動軸52とから構成され、この給紙ロール駆動軸
52の左端部には、本願発明に係わる回転制御装置53
が配設されている。
【0048】この、回転制御装置53は、給紙ロール駆
動軸52(以下単に駆動軸と言う)の中間部に一体形成
された第1のストッパーカム54と、前記駆動軸52の
左端部に独立して回転不可能に支承される第1の歯欠け
ギア55とから構成されている。なお、図示のように第
1の歯欠けギア55の中心部には断面D字形状の嵌挿孔
55aが形成されており、この嵌挿孔54a内に断面D
字形状の駆動軸52が嵌挿するから第1の歯欠けギア5
4は前記駆動軸52に対し独立して回転不可能に支承さ
れることとなる。
【0049】一方、前記第1のストッパーカム54の周
面には階段形状の突起からなる係合部54aが形成さ
れ、また第1のストッパーカム54に隣接する位置に
は、この係合部54aに係合して当該第1のストッパー
カム54の回転を阻止する第1のフック56が配設され
ている。
【0050】この第1のフック56は、図示せぬ軸を中
心に回動自在に支承された舌片57から構成されてお
り、この舌片57の先端右側には係合爪57aが折り曲
げ形成されており、具体的にはこの係合爪57aが前記
第1のストッパーカム54の係合部54aに着脱自在に
係合する。なお、この舌片57からなる第1のフック5
6はその背面に配設されたコイルスプリング58の付勢
力により常時第1のストッパーカム54の周面側に向け
付勢されている。
【0051】一方、前記第1の歯欠けギア55に隣接し
た位置の前記駆動軸52には、当該駆動軸52に対し回
動自在に第2の歯欠けギア59が支承されており、また
この第2の歯欠けギア59に隣接する駆動軸52には当
該第2の歯欠けギアと一体に回転する第2のストッパー
カム60が支承され、さらにこの第2のストッパーカム
に隣接する駆動軸52には前記第2のストッパーカム6
0と一体に回転する係合解除カム61が支承されてい
る。
【0052】一方、前記第2のストッパーカム60の周
面には階段形状の突起からなる係合部60aが形成さ
れ、またこの第2のストッパーカム60に隣接する位置
には、この係合部60aに係合して当該第2のストッパ
ーカム60の回転を阻止する第2のフック62が配設さ
れている。
【0053】この第2のフック62は、ソレノイド63
のON、OFFにより第2のストッパーカム60の係合
部60aに着脱自在に係合する係合爪64からなり、ソ
レノイド63がOFFすると、ソレノイド63の背面に
配設された復帰スプリング65の付勢力により係合爪6
4は第2のストッパーカム60の周面に圧接し、当該第
2のストッパーカム60の係合部60aと係合してその
回転を停止させる。
【0054】一方、上述した第2の歯欠けギア59、第
2のストッパーカム60、及び係合解除カム61の各側
方には、回転中心と同心状に同一形状の案内孔59b、
60b、61bが形成され、この各案内孔59b、60
b、61b内には、駆動軸52と平行に第1のストッパ
ーカム54の側方に突出形成された係合ピン66が嵌挿
し、前記第2の歯欠けギア59、第2のストッパーカム
60、及び係合解除カム61の駆動軸52に対する所定
の回転角度以上の回動を規制している。
【0055】一方、前記第1の歯欠けギア55の側方に
はピン55bが突出形成され、このピン55bには、当
該第1の歯欠けギア55を図面の時計方向へ付勢する第
1の付勢手段67が配設されている。なおこの第1の付
勢手段67は実施例では引っ張りコイルスプリング68
により構成されている。
【0056】また、前記第2の歯欠けギア59の側方に
もピン59cが突出形成され、このピン59cと前記第
1のストッパーカム54の側方に突出形成された係合ピ
ン66の先端との間には第2の付勢手段69が配設され
ている。なおこの第2の付勢手段69は実施例では引っ
張りコイルスプリング70により構成されているが、こ
の第2の付勢手段69はトーションスプリング、圧縮コ
イルスプリングにより構成してもく、また実施例では引
っ張りコイルスプリング70の一端を前記第2の歯欠け
ギア59に、また他端を第1のストッパーカム54に係
合させるようにしたが、一端を第2のストッパーカム6
0、あるいは係合解除カム61のいずれかに係合させ、
また他端を第1の歯欠けギア55、駆動軸52、給紙ロ
ール51のいずれかに係合させるようにしてもよい。
【0057】一方、前記第1のフック56には、係合解
除カム61の回転により前記第1のフック56を前記第
1のストッパーカム54の係合部54aから離間させる
フック離間手段71が配設されている。このフック離間
手段71は、前記第1のフック56を構成する板状の舌
片57の左正面部57bから構成されており、この舌片
57の左正面部57bに係合解除カム61の頂部61a
が圧接すると、舌片57はコイルスプリング58の付勢
力に抗して時計方向へ回転し舌片57の係合爪57aと
第1のストッパーカム54の係合部54aとの係合を解
除する。
【0058】なお、図3で符号72は駆動軸52に独立
して回転不可能に支承された後述する用紙積載板の付勢
力解除用カムである。
【0059】一方、上述した給紙装置50の回転制御装
置53は、その組み立て後の正面図で示す図4のよう
に、給紙装置50の左側方にコンパクトに組立てられ
る。
【0060】なお図4で、符号73はシート状の記録紙
74を積載収容する用紙積載板で、この用紙積載板73
はその下方に配設された付勢スプリング75の付勢力に
より常時上方、すなわち給紙ローラ51側に付勢されて
いる。また前記付勢力解除カム72は用紙積載板73の
側方に突設されたピン73aと係合し、これにより付勢
スプリング75の付勢力に抗して用紙積載板73を下方
へ押し下げて、記録紙74と給紙ローラ51との圧接を
解除している。もちろんこの付勢解除カム72は給紙ロ
ーラ51とともに回転し、付勢力解除カム72とピン7
3aとの係合が解除されると、用紙積載板73は付勢ス
プリング75の付勢力により上動し、当該用紙積載板7
3に積載収容された記録紙74の最上面を給紙ローラ5
1の周面に圧接させて記録紙74の給紙を開始する構造
である。また図4で符号76は給駆動軸52を支承する
軸受、77はこの軸受76を支承する筐体、78は第1
及び第2の歯欠けギア55、59に歯合する駆動ギアで
ある。
【0061】また図4で符号90は給紙ロール51の両
側方に固着された樹脂コアで、この樹脂コア90は、用
紙積載板73に積載収容される記録紙74の収容枚数を
規制するものである。
【0062】なお、実施例では第4図の要部概念断面図
で示す図5のように第2の歯欠けギア59、第2のスト
ッパーカム60、及び係合解除カム61は合成樹脂等に
より一体形成されている。
【0063】次に上述した回転制御装置53の作用を説
明し、併せて構成をより詳細に説明する。
【0064】図6は図4の一部を破断した左側面拡大図
で、特に回転制御装置53の初期位置を示したものであ
る。
【0065】この回転制御装置53の初期位置では、第
1のフック56がコイルスプリング58の付勢力により
軸80を中心に反時計方向へ回転し、その係合爪57a
が第1のストッパーカム54の係合部54aと係合し
て、当該第1のストッパーカム54の回転を規制してい
る。
【0066】また、ソレノイド63はOFFなので、第
2のフック62もコイルスプリング65の付勢力により
支点81を中心に時計方向へ回転し、その係合爪64が
第2のストッパーカム60の係合部60aに係合して、
当該第2のストッパーカム60の回転を規制している。
【0067】このように、第1および第2のフック5
6、62が各第1及び第2のストッパーカム54、60
の各係合部54a、60aに係合した状態では、各第1
と第2の歯欠けギア55、59の各歯欠け部55d、5
9dが駆動ギア78と対向する位置にあるので、駆動ギ
ア78と各第1と第2の歯欠けギア55、59は歯合せ
ず、このため駆動ギア78の駆動力が第1と第2の歯欠
けギア55、59に伝達されず、したがって駆動ギア7
8が回転しても図4に示す給紙ローラ51は回転せず記
録紙74の給紙は行われない。
【0068】一方、図7で示すように、ソレノイド63
がONして、第2のフック62をコイルスプリング65
の付勢力に抗して支点81を中心に反時計方向へ回転さ
せると、係合爪64と第2のストッパーカム60の係合
部60aとの係合が解除される。
【0069】なおソレノイド63がONして、第2のフ
ック62と第2のストッパーカム60の係合部60aと
の係合が解除されると、ソレノイド63がOFFし、ソ
レノイド63の背面に配設された復帰スプリングの65
の付勢力により係合爪64は第2のストッパーカム60
の周面に圧接する。
【0070】このように、第2のフック62と第2のス
トッパーカム60の係合部60aとの係合が解除される
と、第2の付勢手段69であるコイルスプリング70の
引っ張り力により一体形成された第2の歯欠けギア5
9、第2のストッパーカム60、及び係合解除カム61
は駆動軸52を中心に時計方向へ回転する。なおその回
転角度は各第2の歯欠けギア59、第2のストッパーカ
ム60、及び係合解除カム61に形成された案内孔59
b、60b、61b(図3)により制限を受けることは
言うまでもない。
【0071】一方、図7で示すように第2の歯欠けギア
59が時計方向へ回転すると、当該第2の歯欠けギア5
9と駆動ギア78とが歯合し、これにより第2の歯欠け
ギア59を駆動軸52を中心にさらに時計方向へ回転さ
せる。
【0072】このように、第2の歯欠けギア59が駆動
軸52を中心に、さらに時計方向へ回転すると、同時に
第2のストッパーカム60、及び係合解除カム61も時
計方向へ回転し、図8で示すように、係合解除カム61
の頂部61aがフック離間手段71を構成する舌片57
の左正面部57bに圧接し、当該舌片57をコイルスプ
リング58の付勢力に抗して軸80を中心に時計方向へ
回転させ、これにより第1のフック56を構成する舌片
57の係合爪57aと第1のストッパーカム54の係合
部54aとの係合を解除する。
【0073】このように、第1のフック56と第1のス
トッパーカム54の係合部54aとの係合が解除される
と、第1の付勢手段67であるコイルスプリング68の
引っ張り力により第1の歯欠けギア55が駆動軸52を
中心に時計方向へ回転することとなる。
【0074】そして図9で示すように、第1の歯欠けギ
ア55が時計方向へ回転すると、当該第1の歯欠けギア
55と駆動ギア78とが歯合し、これにより第1の歯欠
けギア55が時計方向へさらに回転し、駆動軸52を介
し付勢力解除カム72、及び図3で示す給紙ローラ51
を時計方向へ回転させる。
【0075】なお、図9で示すように、付勢解除カム7
2が給紙ローラ51(図3)とともに回転し、付勢力解
除カム72とピン73aとの係合が解除されると、用紙
積載板73は付勢スプリング75の付勢力により上動
し、図4に示す用紙積載板73に積載収容された記録紙
74の最上面を給紙ローラ51の周面に圧接させて記録
紙74の給紙を開始する。
【0076】このように、第1及び第2の歯欠けギア5
5、59が回転し、図10で示すように、最初に第2の
歯欠けギア59が一回転すると、第2のフック62を構
成する係合爪64が第2のストッパーカム60の係合部
60aと再び係合するとともに、第2の歯欠けギア59
の歯欠け部59dと駆動ギア78とが対抗するので、駆
動ギア78による第2の歯欠けギア59への駆動力の伝
達が停止し、このため一体形成された第2の歯欠けギア
59、第2のストッパーカム60、及び係合解除カム6
1の回転が同時に停止することととなる。
【0077】一方、図10では駆動ギア78と第1の歯
欠けギア55との歯合は継続しているので、さらに回転
して第1の歯欠けギア55が一回転に至ると、図6の初
期位置の如く第1のフック56の係合爪57aと第1の
ストッパーカム54の係合部54aとが係合して、当該
第1のストッパーカム54の回転を規制するとともに、
第1の歯欠けギア55の歯欠け部55dと駆動ギア78
とが対向してして、駆動ギア78による第1の歯欠けギ
ア55への駆動力の伝達も停止する。
【0078】このように第1の歯欠けギア55が一回転
すると、駆動軸52を介して給紙ロール51が一回転し
て図4に示す記録紙74をその最上面から一枚給紙す
る。
【0079】なお、再び給紙する場合は上述した動作を
繰り返せば良いことは言うまでもない。
【0080】すなわち上述した本願発明に係わる回転制
御装置53によると、図4で示す付勢スプリング75の
上向きの付勢力はピン73aおよび付勢解除カム72を
介して駆動軸52に伝達され、これにより当該駆動軸5
2とこれを支承する軸受76との間の摺動抵抗を増大さ
せるが、これに対抗して第1の歯欠けギア55を一方向
へ付勢する第1の付勢手段67の付勢力を増大させ、円
滑な給紙ロール51の回転を保持する場合であっても、
ソレノイド63の容量を大きくしなくてもよいこととな
る。
【0081】即ち、図3で示すように第2のストッパー
カム60の係合部60aとソレノイド63の第2のフッ
ク62との係合は第2の付勢手段69の付勢力に依存し
ており、また第2のストッパーカム60は駆動軸52に
回動自在で、図4で示す付勢スプリング75の上向きの
付勢力は第2のストッパーカム60の回転にまったく影
響を与えない構造であるから、第2のストッパーカム6
0の係合部60aとソレノイド63の第2のフック62
との係合は強固でなくても良く、このため第2の付勢手
段69として付勢力の小さい引っ張りコイルバネを使用
することができるから、第2のストッパーカム60の係
合部60aとソレノイド63の第2のフック62との係
合力は小さく、このため容量の小さい小型のソレノイド
63を使用して、第2のストッパーカム60の係合部6
0aと第2のフック62との係合と、その解除とを図る
ことができることとなる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の給紙装
置の回転制御装置では、給紙ロールの初期回転を図る第
1の付勢手段の付勢力を増大させて給紙ロールの安定し
た回転と、その確実な回転制御が行えるとともに、回転
制御を開始するソレノイドの容量を小さくしてその形状
を小型にすることが可能となるので、回転制御装置全体
の小型化が図られ、これにより回転制御装置の装着スペ
ースを小さく設定して画像形成装置全体の小型化を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の回転制御装置が適用される画
像形成装置の概念図。
【図2】図2は発明の回転制御装置が適用される部位を
示した画像形成装置の一部破断拡大図。
【図3】図3はこの発明に係わる回転制御装置を含めた
給紙装置の組立分解斜視図。
【図4】図4はこの発明に係わる回転制御装置を含めた
給紙装置の正面図。
【図5】図5はこの発明に係わる回転制御装置の要部概
念断面図。
【図6】図6はこの発明に係わる回転制御装置の作用を
示す拡大側面図。
【図7】図7はこの発明に係わる回転制御装置の作用を
示す拡大側面図。
【図8】図8はこの発明に係わる回転制御装置の作用を
示す拡大側面図。
【図9】図9はこの発明に係わる回転制御装置の作用を
示す拡大側面図。
【図10】図10はこの発明に係わる回転制御装置の作
用を示す拡大側面図。
【図11】図11は従来の回転制御装置を示す正面図。
【図12】図12は図11の左側面図である。
【符号の説明】
50…給紙装置 51…給紙ロール 52…給紙ロール駆動軸 53…回転制御装置 54…第1のストッパーカム 55…第1の歯欠けギア 56…第1のフック 59…第2の歯欠けギア 60…第2のストッパーカム 61…係合解除カム 62…第2のフック 67…第1の付勢手段 69…第2の付勢手段 71…フック離間手段 78…駆動ギア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙ロールを一回転させてシート状記録用
    紙を一枚ずつ送り出す給紙装置の回転制御装置におい
    て、 一端に給紙ロールを独立して回転不可能に支承し、他端
    に第1の歯欠けギアを独立して回転不可能に支承すると
    ともに、該第1の歯欠けギアと前記給紙ロールとの間に
    独立して回転不可能に第1のストッパーカムを支承した
    給紙ロール駆動軸と、 前記第1のストッパーカムの係合部に係合する第1のフ
    ックと、 前記第1の歯欠けギアに隣接して前記給紙ロール駆動軸
    に回動自在に支承された第2の歯欠けギアと、 該第2の歯欠けギアに隣接して前記給紙ロール駆動軸に
    回動自在に支承されかつ前記第2の歯欠けギアと一体に
    回転する第2のストッパーカムと、 該第2のストッパーカムに隣接して前記給紙ロール駆動
    軸に回動自在に支承されかつ前記第2のストッパーカム
    と一体に回転する係合解除カムと、 前記第2のストッパーカムの係合部に係合する第2のフ
    ックと、 前記第1の歯欠けギアを回転方向へ付勢する第1の付勢
    手段と、 前記第2の歯欠けギアを回転方向へ付勢する第2の付勢
    手段と前記係合解除カムの回転により前記第1のフック
    を前記第1のストッパーカムの係合部から離間させるフ
    ック離間手段と前記第1の歯欠けギアと第2の歯欠けギ
    アとに歯合し、該第1の歯欠けギアと第2の歯欠けギア
    とを一方向へ回転させる駆動ギアとを具えたことを特徴
    とする給紙装置の回転制御装置。
  2. 【請求項2】前記第1のストッパーカムの係合部に係合
    する第1のフックは、常時第1のストッパーカムのカム
    フェイス側に付勢された回動自在な舌片の先端に形成さ
    れた係合爪であることを特徴とする請求項(1)記載の給
    紙装置の回転制御装置。
  3. 【請求項3】前記第2のストッパーカムの係合部に係合
    する第2のフックは、ソレノイドにより係合とその解除
    が可能な係合爪であることを特徴とする請求項(1)記載
    の給紙装置の回転制御装置。
  4. 【請求項4】前記第2の歯欠けギアを回転方向へ付勢す
    る第2の付勢手段には、トーションスプリング、圧縮コ
    イルスプリング、あるいは引っ張りコイルスプリングが
    用いられ、またこのスプリングの一端は前記第2の歯欠
    けギア、第2のストッパーカム、あるいは係合解除カム
    のいずれかに係合し、他端は前記第1のストッパーカ
    ム、第1の歯欠けギア、前記給紙ロール駆動軸、給紙ロ
    ールのいずれかに係合することを特徴とする請求項(1)
    記載の給紙装置の回転制御装置。
  5. 【請求項5】前記係合解除カムの回転により前記第1の
    フックを前記第1のストッパーカムの係合部から離間さ
    せるフック離間手段は、前記第1のフックと一体に形成
    された板状の舌片であることを特徴とする請求項(1)記
    載の給紙装置の回転制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU691157B3 (en) * 1998-03-19 1998-05-07 Umax Data Systems Inc. Paper-feeding mechanism for a document duplicating machine
JP2008056413A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
CN109715537A (zh) * 2016-07-05 2019-05-03 惠普打印机韩国有限公司 供纸设备、应用该供纸设备的纸张处理设备以及成像设备
JP2019179260A (ja) * 2019-06-24 2019-10-17 キヤノン株式会社 駆動伝達装置及びそれを備える画像形成装置
US11040843B2 (en) * 2019-08-09 2021-06-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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