JPH09110139A - ベルトクリーナ - Google Patents

ベルトクリーナ

Info

Publication number
JPH09110139A
JPH09110139A JP27391595A JP27391595A JPH09110139A JP H09110139 A JPH09110139 A JP H09110139A JP 27391595 A JP27391595 A JP 27391595A JP 27391595 A JP27391595 A JP 27391595A JP H09110139 A JPH09110139 A JP H09110139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
blade
housing
elastic body
upper elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27391595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoshige Mori
豊重 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HORYO SANGYO KK
HOURIYOU SANGYO KK
Original Assignee
HORYO SANGYO KK
HOURIYOU SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HORYO SANGYO KK, HOURIYOU SANGYO KK filed Critical HORYO SANGYO KK
Priority to JP27391595A priority Critical patent/JPH09110139A/ja
Publication of JPH09110139A publication Critical patent/JPH09110139A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトに対するブレードの追従性が極めて良
好であるベルトクリーナを提供する。 【解決手段】 ベルト戻り側経路の始端下方に水平支持
バー11を配置する。支持バー11の長さ方向に間隔をおい
て複数の水平筒状ハウジング51を同心状に並ぶように固
定する。各ハウジング51内に上弾性体52および下弾性体
53を収容する。各上弾性体52にクロスバー54を貫通させ
る。上端に同ベルトB下面に押圧されるかき刃64有する
ブレード56の下端に、各クロスバー54を渡し止めた一対
の脚部55を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄鉱石、セメン
ト、石炭、コークス等原料の搬送に用いられるベルトコ
ンベヤのベルト表面に付着した残存物を清掃するための
ベルトクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のベルトクリーナとしては、ベル
ト戻り側経路の始端において隣り合う者同士接するよう
に並べられかつベルト下面に押圧されるかき刃を上端に
有している複数の垂直板状ブレードと、ブレードを昇降
自在に保持しかつ上向きに加圧する保持手段とを備えて
おり、保持手段が、各ブレードの下端部に垂下状に固定
されているブレードと同数のシャンクと、各シャンクを
はめ入れた複数の上方突出筒状ガイドを有している水平
筒状ケーシングと、ケーシング内に収容されかつシャン
クの下端部を受けている両端閉鎖水平ゴムチューブと、
ゴムチューブに圧力エアを供給する圧力源とよりなるも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ベルトクリーナで
は、ベルトの波うちや振動等によってもたらされるブレ
ードの上下動がチューブによって受けられるようになっ
ているが、ブレードが倒れることができないため、ベル
トに対するブレードの追従性に難があった。
【0004】また、保持手段の構造が複雑かつ大掛かり
である。そのため、ベルトクリーナの製造コストが高価
につくのは勿論、ベルトクリーナを狭い場所に設置する
ことができないという問題点がある。また、ゴムチュー
ブを用いているため、高温雰囲気下では使用することが
できない。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を解決した
ベルトクリーナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるベルトク
リーナは、前後方向にのびたベルト戻り側経路の始端下
方に配置されている左右方向にのびた水平支持バーと、
支持バーの長さ方向に間隔をおいて固定されかつ両端開
口を左右方向に向けた状態で同心状に並んでいる複数の
水平筒状ハウジングと、各ハウジング内の上部に収容さ
れかつハウジングによって上下動は自由とするが、前後
動は拘束されるハウジングと同数の上弾性体と、各ハウ
ジング内の下部に収容されかつ上下方向に収縮自在であ
るハウジングと同数の下弾性体と、ハウジングの両端開
口から両端部をそれぞれ突出させるように各上弾性体に
貫通させられかつ同上弾性体の弾性力によって回転方向
に付勢されている上弾性体と同数のクロスバーと、上端
に同ベルト下面に押圧されるかき刃を有しかつ下端に各
クロスバーを渡し止めた一対の脚部をそれぞれ有してい
るクロスバーと同数のブレードとを備えているものであ
る。
【0007】この発明によるベルトクリーナでは、ベル
トの波うちや振動等によってもたらされるブレードの倒
れが上弾性体によって受けられ、ブレードの上下動が下
弾性体によって受けられる。
【0008】したがって、ベルトに対するブレードの追
従性が極めて良好である。しかも、個々のブレードが前
後方向のみならず左右方向にも倒れることができて、自
由にベルトに追従するため、ベルトの移動方向の撓みの
みならず、ベルトの幅方向の撓みにも追従することがで
きる。
【0009】さらに、ブレードの上下動等を案内するた
めの構造が不要であるため、構造が簡単かつコンパクト
である。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面を参照し
てつぎに説明する。
【0011】以下の説明において、前後とは、ベルト戻
り側移動経路においてベルトBが進む側を前(図1中矢
印A)、これと反対側を後といい、左右とは、前にむか
ってその左右の側を左右というものとする。
【0012】図1を参照すると、ベルトクリーナは、ベ
ルト戻り側移動経路始端の下方を潜らされるように左右
方向にのびた水平角筒状支持バー11と、支持バー11の両
端部を昇降自在に保持している左右一対のホルダ12と、
支持バー11に長さ方向に並んで取付けられている複数の
スクレーパユニット13とを備えている。
【0013】ホルダ12は、コンベヤフレーム31に高さ調
節自在に取付けられている上部材32と、上部材32に着脱
自在に取付けられている下部材33とよりなる。
【0014】上部材32は、L字状のもので、垂直板状部
34および水平板状部35よりなる。垂直板状部34には前後
一対の縦長孔36が設けられ、これらを通して取付ボルト
37がコンベヤフレーム31にねじ込まれている。下部材33
は、支持バー11の昇降を案内する上向き開口コの字状ガ
イド部38と、ガイド部38の開口縁部より張出してい前後
一対のフランジ部39とよりなる。ガイド部38の底壁には
緩み止めナット41付アジャストボルト42が、その前後側
壁には緩み止めナット43付ロックボルト44がそれぞれ貫
通状にねじ込まれている。上部材32の水平板状部35と下
部材33のフランジ部39が締付けボルト45・ナット46によ
って挟み止められている。
【0015】図2を参照すると、スクレーパユニット13
は、支持バー11の後側壁に固着されかつ両端開口を左右
方向に向けている水平角筒状ハウジング51と、各ハウジ
ング51内の上部に収容されている上弾性体52と、各ハウ
ジング51内の下部に収容されている下弾性体53と、上弾
性体53に貫通させられているクロスバー54と、下端にク
ロスバー54を渡し止めた一対の脚部55を有しているブレ
ード56とよりなる。
【0016】ハウジング51は、ステンレス製長尺角パイ
プ材を所要長さに切断することにより形成されたもの
で、支持バー11の高さに等しい高さおよび支持バー11の
幅の半分の幅を有している。
【0017】上弾性体52は、ショアー硬度70HS のシ
リコンゴムによって水平角棒状に形成されているもの
で、ハウジング51の長さに等しい長さ、ハウジング51内
の幅よりわずかだけ狭い幅およびハウジング51内の高さ
の半分の高さを有している。そのため、ハウジング51内
を上弾性体が上下動をすることはできるが、左右動はで
きなくなっている。上弾性体52の左右方向中央には縦長
方形状の中心孔61があけられている。
【0018】下弾性体53は、上弾性体51と同じ材料によ
って円筒状に形成されているもので、ハウジング51の長
さに等しい長さおよびハウジング51内の高さの半分の高
さに相当する外径を有している。そのため、下弾性体53
は上下方向に収縮自在である。
【0019】クロスバー54は、ステンレス製長尺帯板材
を切断することによって形成されているもので、上弾性
体52の中心孔61にぴったしはまる断面形状および両端部
を上弾性体から突出させうる長さを有している。クロス
バー54の両端突出部にはねじ孔62がそれぞれ形成されて
いる。
【0020】ブレード56は、ステンレス製平板材の打抜
きにより成形されてもので、クロスバー54の長さにほぼ
等しい幅を有している。両脚部55の間隔はハウジング51
の長さよりわずかだけ大きい。両脚部55にはボルト孔63
がそれぞれ設けられている。ブレードの上端には帯状超
硬合金製チップ64が固着され、これが、かき刃を形成し
ている。
【0021】六角孔付ボルト65が、ボルト孔63を通して
ねじ孔62にねじ込まれており、これにより、クロスバー
54にブレート56が固定されている。
【0022】複数のスクレーパユニット13が支持バー11
に取付けられた状態でスクレーパユニット13のブレード
56が隣り合うもの同士接するように一直線上に並ぶよう
になっている。
【0023】図3(a) は、下弾性体53が非収縮状態であ
る場合を示している。この場合、ブレード56の先端はベ
ルトBに接触しているだけで、ブレード56の押圧力は、
零である。
【0024】掻き取り作業に際しては、つぎのようにし
て、ブレード56の押圧力を調節する。図3(b) に示すよ
うに、ハウジング51を押上げて下弾性体53を収縮させ、
その弾性力によってベルトBにブレード56を押圧する。
それには、ロックボルト44を緩めておいて、アジャスト
ボルト42をねじ込んでいけばよい。押圧力の強さは、例
えば、ブレード56の幅が100mmであるとすると、1つ
のブレード当たり10〜20kgである。押圧力の調節後
は、ロックボルト44を締付けておく。
【0025】掻き取り作業中において、ベルトBの撓み
に追従するように、上弾性体52を回転方向に弾性変形さ
せることによりブレード56が前後に揺動させられ、下弾
性体53を収縮させることにより、ブレード56が上下動さ
せられる。
【0026】図3(c) に示すように、前向きに移動させ
られるベルトBの付着物Fがブレード56によって掻きと
られないで、ブレード56を通過する際は、ブレード56が
前向きに大きく傾斜するように倒れて、付着物Fを回避
する。
【0027】ベルトBの起動時には、一瞬、ベルトBが
逆転させられることがある。その場合、図3(d) に示す
ように、ブレード56が後向きに傾斜するように倒れたと
しても、支障を来すことがない。
【0028】上記において、支持バー11の側面にハウジ
ング51が固着されているため、ブレード56の高さに相当
するだけてスペースがあれば、ベルトクリーナを設置す
ることができる。
【0029】また、ハウジング、クロスバーおよびブレ
ードは、いずれも、切断加工によって製造できるため、
ベルトクリーナの製造費が極めて安価である。
【0030】さらに、下弾性体53は、ゴムに代えて、他
の弾性要素、例えば、ばねを用いても良い。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、ベルトの波うちや振
動等によってもたらされるブレードの倒れが上弾性体に
よって受けられ、ブレードの上下動が下弾性体によって
受けられるから、ベルトに対するブレードの追従性が極
めて良好であるベルトクリーナが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるベルトクリーナの斜視図であ
る。
【図2】同ベルトクリーナのスクレーパユニットの分解
斜視図である。
【図3】同ベルトクリーナによる掻き取り動作説明図で
ある。
【符号の説明】 11 支持バー 51 ハウジング 52 上弾性体 53 下弾性体 54 クロスバー 55 脚部 56 ブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向にのびたベルト戻り側経路の始
    端下方に配置されている左右方向にのびた水平支持バー
    11と、 支持バー11の長さ方向に間隔をおいて固定されかつ両端
    開口を左右方向に向けた状態で同心状に並んでいる複数
    の水平筒状ハウジング51と、 各ハウジング51内の上部に収容されかつハウジング51に
    よって上下動は自由とするが、前後動は拘束されるハウ
    ジング51と同数の上弾性体52と、 各ハウジング51内の下部に収容されかつ上下方向に収縮
    自在であるハウジング51と同数の下弾性体53と、 ハウジング51の両端開口から両端部をそれぞれ突出させ
    るように各上弾性体52に貫通させられかつ同上弾性体52
    の弾性力によって回転方向に付勢されている上弾性体と
    同数のクロスバー54と、 上端に同ベルトB下面に押圧されるかき刃64有しかつ下
    端に各クロスバー54を渡し止めた一対の脚部55をそれぞ
    れ有しているクロスバー54と同数のブレード56と、 を備えているベルトクリーナ。
JP27391595A 1995-10-23 1995-10-23 ベルトクリーナ Withdrawn JPH09110139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27391595A JPH09110139A (ja) 1995-10-23 1995-10-23 ベルトクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27391595A JPH09110139A (ja) 1995-10-23 1995-10-23 ベルトクリーナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09110139A true JPH09110139A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17534349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27391595A Withdrawn JPH09110139A (ja) 1995-10-23 1995-10-23 ベルトクリーナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09110139A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011219262A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Inoue Shokai:Kk ベルトクリーナ装置
JP2014043332A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Mafren Kk ベルトクリーナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011219262A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Inoue Shokai:Kk ベルトクリーナ装置
JP2014043332A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Mafren Kk ベルトクリーナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8602205B2 (en) Belt cleaner
CA2579367A1 (en) Reformer exercise apparatus foot bar support
JPH09110139A (ja) ベルトクリーナ
US3822817A (en) Semi-automatic gun mount
JP2019127383A (ja) ベルトクリーナ保持装置
US4258506A (en) Apparatus for scale and slag removal
JPH10265029A (ja) ベルトクリーナ
ES465974A1 (es) Perfeccionamientos en dispositivos de montaje de duchas
CN213670882U (zh) 超级无声风刀清扫器
JPH06115656A (ja) ベルトコンベアの防塵スカート部の構造
KR100633541B1 (ko) 벨트 콘베이어 클리너의 간격 조절장치
JPH08244956A (ja) ベルトクリーナ用スクレーパブレード
JPH08119429A (ja) ベルトクリーナ
JP4610990B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
KR200218214Y1 (ko) 사목의 크기를 조정하는 스크린 장치
US4602818A (en) Apparatus for the attachment of a lower back support upholstery to a chair
CN218170940U (zh) 一种建筑工程用墙体钻孔设备
CN219336072U (zh) 一种省力电钻装置
JP3102461U (ja) ベルトクリーナ装置
CN214555896U (zh) 一种激光清洗机用激光发射枪
CN211246867U (zh) 一种气流磨的固定机构
CN221064838U (zh) 一种SiC功率器加工表面处理装置
CN216104584U (zh) 一种应用于石墨电极编组机石墨垫片换向移转装置
CN213118118U (zh) 一种家电多功能可调节支架
IT1249660B (it) Dispositivo scarificatore per panifici

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107