JPH09109874A - 被けん引車連結装置 - Google Patents

被けん引車連結装置

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JPH09109874A
JPH09109874A JP7296041A JP29604195A JPH09109874A JP H09109874 A JPH09109874 A JP H09109874A JP 7296041 A JP7296041 A JP 7296041A JP 29604195 A JP29604195 A JP 29604195A JP H09109874 A JPH09109874 A JP H09109874A
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JP
Japan
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lever
outer cylinder
pair
inner cylinder
brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP7296041A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Yamauchi
伸浩 山内
Takashi Yamaguchi
敬史 山口
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 けん引車による被けん引車の後退時に、ブレ
ーキが作用しないよう間隔保持レバーを内外筒の間に介
在させるが、この間隔保持レバーが被けん引車の後退時
に外れて内外筒の相対移動が生じないようにする。 【解決手段】 間隔保持レバー(27)を、対のカム溝
(31、32)と対のピン(29、29)を用いて、外
筒(5)側の台座(17)に支持し、間隔保持レバー
(27)の前後進並びに回動を自在とさせかつピン(2
9、29)をカム溝(31、32)の円弧面で受け得る
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボート等のための
台車(被けん引車)をけん引車に連結させるための連結
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボート等のための台車(被けん引車)を
RV車等のけん引車に連結する連結装置は、実公昭48
−3950号公報や同48−3951号公報に開示され
る如く公知である。同連結装置を図6に示し、その基本
構造を説明する。連結装置1は、けん引車に結合される
連結器としてのカプラ又フック2側に固定される内筒3
と、台車即ち被けん引車4側に固定される外筒5とを有
す。内筒3内の緩衝器としてのガススプリング或いはガ
スダンパー6の可動軸即ちプランジャ7の一端を内筒3
に支持させ、ガススプリング6のケース前端を外筒5内
の軸体即ちブラケット8に枢支させる。ブラケット8は
外筒5に支持されかつ細長いスリット9を有す。内筒3
の後部を貫通する閉塞板即ちピン10がスリット9内を
通りかつ緩衝部材即ちブロック11を備え、又、スリッ
ト9内に可動レバー即ちブレーキ用レバー12の一端が
延在する。レバー12は、外筒5に固定された支持板即
ちサポータ13に回動自在に支持され、かつ台車4の車
輪の図示しないブレーキ装置に結合される連結軸即ちブ
レーキケーブル14を有す。
【0003】けん引車が、台車4を前方へ通常走行でけ
ん引しているときは、フック2を介して内筒3が前方へ
引張られるが、ピン10に固定されたブロック11が、
スリット9付きブラケット8の前端に当接し、内筒3と
ともにブラケット8が前方へ引張られ、ブラケット8が
外筒5に固定されているので、外筒5と台車4とがとも
に前方へけん引されることになる。けん引車の前方走行
中にブレーキを作用させると、けん引車のみが減速さ
れ、台車4がけん引車に接近しようとする。即ち、内外
筒3、5間に相対的移動が生じ(しかし、ブラケット8
とガススプリング6とは外筒5に対して常に定位置をと
る)、プランジャ7をガススプリング6内に押込みなが
ら、かつブロック11を後方へ移動させるように内筒3
が動き、やがて、ブロック11がレバー12の一端を押
し、レバー12を時計方向に回動させる。この結果、ケ
ーブル14が引張られ、台車4のブレーキ装置を、けん
引車のブレーキ操作又は急な減速に応じて自動的にかけ
ることになる。ガススプリング6は、台車4への急ブレ
ーキを阻止する働きをする。ブレーキ操作を解除する
と、けん引車のさらなる前進運動により内筒3が前方へ
引張られ、ブロック11がブラケット8の前端に当接
し、ブラケット8、および外筒5を介して台車4をけん
引する。
【0004】台車4を後進させるべく、けん引車を後進
させると、内外筒3、5との間に相対移動が生じ、台車
4のブレーキ装置が作用することになる。そこで、けん
引車の後進に先立ち、外筒5にスプリング(図示なし)
を介して支持された間隔保持レバー15を、内筒3側の
係止板即ちレバー受け16に係止させ、両内外筒3、5
間の相対移動を阻止させる。この結果、けん引車の後退
時には台車4へのブレーキ作用はない。
【0005】けん引車の後進終了とともに、前進操作に
入ると、内筒3が外筒5に対してやゝ前方へ移動する
が、この移動がレバー15とレバー受け16との係止を
解放し、レバー15をスプリングの附勢力により、図示
位置へ自動的に戻すことになる。
【0006】図示しないが、台車の非走行時に、台車に
ブレーキをかけておくための操作杆即ち手動用ハンドル
をレバー12に連結させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、図6に示
したように、スプリングの付勢を受けた間隔保持レバー
をレバー受けの溝に係合させているが、後退作業後、前
進運転に移っても間隔保持レバーがレバー受けより自動
的に外れなかったり、該係合がゆるく、後退時に該係合
の外れが起きブレーキがかゝることがある。それ故に、
本発明は、前述した従来技術の不具合を解消させること
を解決すべき課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、内筒側のレバー受けにその先端が係
脱自在な間隔保持レバーを、外筒側部材に対して、対の
カム溝と該カム溝に挿入される対のピンにより支持さ
せ、間隔保持レバーを前後方向に移動自在にして回動可
能とさせる基本的手段を採用する。この手段の採用は、
ピンがカム溝に対して経時的に変化することなく支持さ
れるので、間隔保持レバーの動きは常に円滑である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図5に示すが、その基本構成は、図6に示した基本
構成と実質的に同じなので、同一部品には同一符号を記
し、その構成と作用の説明は一部省略する。
【0010】外筒5の適所に台座17が固定される。台
座17はその下部に脚部18を有し、被けん引車を単独
で保管する際、その脚部18を着地させ、被けん引車の
姿勢を保たせる。台座17は好ましくはU字部材からな
り、その対向側壁間に手動用ハンドル19と連動しかつ
ケーブル20を巻回したプーリ22を配置する。ケーブ
ル20は、図2に示す如く、中抜きの方形の中間部材2
1の一側にナットを用いて固定される。これら、ハンド
ル19、ケーブル20及びプーリ22が駐車時等にブレ
ーキ装置を手動で作動させるハンドブレーキを構成す
る。ブレーキケーブル14の一端も中間部材21の他側
にナットを用いて固定される。ブレーキケーブル14と
ハンドル19側のケーブル20とは、ほゞ同一線上に配
され、力の向きを一致させる。又、中間部材21の使用
は、両ケーブル14、20の張力を単独に調整できる利
点を奏す。両ケーブル14、20の中心線を結ぶ線上
で、ブレーキレバー12の一端が中間部材21の対向側
壁に枢支される。
【0011】被けん引車が単独で放置されている際、被
けん引車をブレーキ状態とさせておくときは、ハンドル
19を引き中間部材21を介してブレーキケーブル14
を左方へ引張り(図1でみて)、台車のブレーキ装置を
オンとさせる。図6と関連して述べた如く、台車をけん
引中、けん引車がブレーキをかけ被けん引車としての台
車が慣性力によりけん引車に対して前進すると、内外筒
3、5間に相対的移動が生じ、ブレーキレバー12が時
計方向に回動する(図1でみて)。この結果、中間部材
21とブレーキケーブル14が左方へ移動し、台車のブ
レーキ装置をオンとさせる。
【0012】内筒3の外筒5に対する動きは、内筒3に
固定させたレバー受け23を、弾性材からなるストッパ
24に当接させることで規制する。この結果、台車のブ
レーキ装置のロック状態を未然に防止でき、ブレーキの
効きを最適状態とさせ得る。又、レバー受け23のスト
ッパ24への当接時の異音の発生はない。
【0013】筒状のストッパ24は、弾性材からなり、
その内周面が内筒3の外周面に摺接し、シール部材の働
きをする。このため、ホコリ等の異物が両筒3、5間に
入らないようにするベロー等を付する必要がなくなる。
尚、両筒3、5間の中心を合せその相対位置を保持する
スペーサ25を、外筒5の内周面の適所に固定し、この
スペーサ25にもシール機能をもたせると良い。
【0014】レバー受け23はその下部に円弧状の突部
26を有し、この突部26に、間隔保持レバー27の先
端に固定したフック部材28を係止自在とさせる。フッ
ク部材28は突部26に着座する円弧面と、内筒3の外
周面に接する円弧面とをその表裏に有す。間隔保持レバ
ー27は、断面U字状にして、台座17の対向側壁間に
配され、対の離間したピン29、29を有す。
【0015】台座17の前方に、対のカム溝31、32
を穿ける。対のピン29、29がカム溝31、32内に
入る。これにより、間隔保持レバー27は、前後方向に
移動自在にして回動可能に台座17に支持される。一方
のカム溝31はこのカム溝の下方に中心を有する円弧と
側方に中心を有する円弧との交りからなり、ピン29は
左右上下の動きをなす。他方のカム溝32も、一方のカ
ム溝31と同手法で作るが、側方に中心を有する円弧を
小とさせている。
【0016】図1は、けん引車による被けん引車の通常
けん引走行状態を示す。両ピン29、29がカム溝3
1、32の下方に位置し、間隔保持レバー27は左下が
りとなり、内筒3の外筒5に対する動きは全く自由であ
る。図3は前進走行を中断し、後進に移る準備段階を示
す。作業員が停止している被けん引車の間隔保持レバー
27を手にし、図1の左下がりの状態からほゞ水平とさ
せ、これを前方へ移動させ、フック部材28を突部26
に着座させる。即ち、図3の状態を得る。図3の状態か
らけん引車を後退させると、図4に示す如く、内筒3の
後方への移動により、フック部材28がストッパ24に
当接し、このため、内筒3のさらなる後方への移動が規
制される。かくして、ブレーキレバー12の時計方向の
動きは、内外筒3、5間に相対移動があったにも拘ら
ず、生じない。即ち、被けん引車の後退が可能となる。
この状態でピン29、29はカム溝31、32の後方に
位置する。
【0017】所定の後進作業の終了後、前進作業に入る
と、図5に示す如く、内筒3が外筒5に対し前進し、や
がて、フック部材28が突部26から離れ、間隔保持レ
バー27がその自重等で左下がりの状態になるように確
実に回動し、図1の状態となって通常の前進走行状態に
入る。図1の状態では、前述した如く自由にブレーキ状
態を得ることができる。尚、台座17のカム溝32の下
方に横方向に延在するガイド溝33を設けると共に間隔
保持レバー27がほぼ水平となった状態でガイド溝32
と合致する穴を間隔保持レバー27に設け、この穴30
及びガイド溝33に図示しない保持ピンを挿通させるこ
とにより、図3の状態の保持を成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の連結装置の側面図である。
【図2】ブレーキレバーとブレーキケーブルとを結合さ
せる中間部材の平面図である。
【図3】間隔保持レバーとレバー受けとの関係を示す部
分側面図である。
【図4】けん引車の後進時の間隔保持レバーとストッパ
の関係を示す部分側面図である。
【図5】けん引車の前進に従って間隔保持レバーがレバ
ー受けから外れる直前を示す部分側面図である。
【図6】被けん引車連結装置の基本構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2 カプラ又はフック 3 内筒 4 台車(被けん引車) 5 外筒 6 ガススプリング(緩衝器) 7 プランジャ 8 ブラケット 11 ブロック 12 ブレーキレバー 14 ブレーキケーブル 17 台座 19 ハンドブレーキのハンドル 21 中間部材 23 レバー受 24 ストッパー 26 突部 27 間隔保持レバー 28 フック部材 29、29 ピン 31、32 カム溝 33 ガイド溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被けん引車にその後部が連結される外筒
    と、けん引車に連結器を介して接続される内筒と、一端
    を外筒にかつ他端を緩衝器を介して内筒に連係したブラ
    ケットと、外筒側に枢支されかつ一端がブラケットに連
    係されたブレーキレバーとを有する被けん引車連結装置
    において、内筒に固定されたレバー受けにその先端が係
    脱自在な間隔保持レバーを、外筒側部材に対し、対のカ
    ム溝と該カム溝に挿入される対のピンにより支持させ、
    間隔保持レバーを前後方向に移動自在にして回動可能と
    させたことを特徴とする被けん引車連結装置。
  2. 【請求項2】 間隔保持レバーの非使用時、対のピンが
    対のカム溝の半円部に位置させる請求項1記載の被けん
    引車連結装置。
JP7296041A 1995-10-20 1995-10-20 被けん引車連結装置 Pending JPH09109874A (ja)

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