JPH09109873A - 被けん引車連結装置 - Google Patents

被けん引車連結装置

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Publication number
JPH09109873A
JPH09109873A JP7296040A JP29604095A JPH09109873A JP H09109873 A JPH09109873 A JP H09109873A JP 7296040 A JP7296040 A JP 7296040A JP 29604095 A JP29604095 A JP 29604095A JP H09109873 A JPH09109873 A JP H09109873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
lever
cable
outer cylinder
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7296040A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Masuda
光義 増田
Nobuhiro Yamauchi
伸浩 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP7296040A priority Critical patent/JPH09109873A/ja
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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被けん引車の連結装置のブレーキレバー、ブ
レーキケーブル、ハンドブレーキ(ハンドブレーキのハ
ンドル)に連結されるケーブルの個別の張力並びに位置
調節を可能にする。 【解決手段】 ブレーキレバー(12)、ハンドブレー
キ(19)側のケーブル(20)、ブレーキケーブル
(14)を中間部材(21)に、これらの結合点をほゞ
同一線上にくるよう連結させる。ハンドブレーキ(1
9)は下方に延在する台座(17)の適所に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボート等のための
台車(被けん引車)をけん引車に連結させるための連結
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボート等のための台車(被けん引車)を
RV車等のけん引車に連結する連結装置は、実公昭48
−3950号公報や同48−3951号公報に開示され
る如く公知である。同連結装置を図6に示し、その基本
構造を説明する。連結装置1は、けん引車に結合される
連結器としてのカプラ又フック2側に固定される内筒3
と、台車即ち被けん引車4側に固定される外筒5とを有
す。内筒3内の緩衝器としてのガススプリング或いはガ
スダンパー6の可動軸即ちプランジャ7の一端を内筒3
に支持させ、ガススプリング6のケース前端を外筒5内
の軸体即ちブラケット8に枢支させる。ブラケット8は
外筒5に支持されかつ細長いスリット9を有す。内筒3
の後部を貫通する閉塞板即ちピン10がスリット9内を
通りかつ緩衝部材即ちブロック11を備え、又、スリッ
ト9内に可動レバー即ちブレーキ用レバー12の一端が
延在する。レバー12は、外筒5に固定された支持板即
ちサポータ13に回動自在に支持され、かつ台車4の車
輪の図示しないブレーキ装置に結合される連結軸即ちブ
レーキケーブル14を有す。
【0003】けん引車が、台車4を前方へ通常走行でけ
ん引しているときは、フック2を介して内筒3が前方へ
引張られるが、ピン10に固定されたブロック11が、
スリット9付きブラケット8の前端に当接し、内筒3と
ともにブラケット8が前方へ引張られ、ブラケット8が
外筒5に固定されているので、外筒5と台車4とがとも
に前方へけん引されることになる。けん引車の前方走行
中にブレーキを作用させると、けん引車のみが減速さ
れ、台車4がけん引車に接近しようとする。即ち、内外
筒3、5間に相対的移動が生じ(しかし、ブラケット8
とガススプリング6とは外筒5に対して常に定位置をと
る)、プランジャ7をガススプリング6内に押込みなが
ら、かつブロック11を後方へ移動させるように内筒3
が動き、やがて、ブロック11がレバー12の一端を押
し、レバー12を時計方向に回動させる。この結果、ケ
ーブル14が引張られ、台車4のブレーキ装置を、けん
引車のブレーキ操作又は急な減速に応じて自動的にかけ
ることになる。ガススプリング6は、台車4への急ブレ
ーキを阻止する働きをする。ブレーキ操作を解除する
と、けん引車のさらなる前進運動により内筒3が前方へ
引張られ、ブロック11がブラケット8の前端に当接
し、ブラケット8、および外筒5を介して台車4をけん
引する。
【0004】台車4を後進させるべく、けん引車を後進
させると、内外筒3、5との間に相対移動が生じ、台車
4のブレーキ装置が作用することになる。そこで、けん
引車の後進に先立ち、外筒5にスプリング(図示なし)
を介して支持された間隔保持レバー15を、内筒3側の
係止板即ちレバー受け16に係止させ、両内外筒3、5
間の相対移動を阻止させる。この結果、けん引車の後退
時には台車4へのブレーキ作用はない。
【0005】けん引車の後進終了とともに、前進操作に
入ると、内筒3が外筒5に対してやゝ前方へ移動する
が、この移動がレバー15とレバー受け16との係止を
解放し、レバー15をスプリングの附勢力により、図示
位置へ自動的に戻すことになる。
【0006】図示しないが、台車の非走行時に、台車に
ブレーキをかけておくための操作杆即ち手動用ハンドル
をレバー12に連結させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ハンドブレーキ(ハン
ドブレーキの手動用ハンドル)を被けん引車側に装備す
るとき、従来の一般的手法はT字状部材の脚片にハンド
ブレーキ側を結合し、水平片の一端にブレーキレバーを
他端にブレーキケーブルを結合させる。この手法では、
ブレーキケーブルの張力を調節すると、この張力調節は
ハンドブレーキ側のケーブルの張力やブレーキレバーの
初期位置に影響を与え、夫々の部材の調節を欠かせない
ものとし、手間の要する作業となる。加えて、被けん引
車が前倒れとなっているので、この調節作業は労の多い
仕事となっている。それ故に、本発明は、前述した従来
技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、方形の枠材即ち中抜き
中間部材を介して、ハンドブレーキ側のケーブル、ブレ
ーキレバー、ブレーキケーブルの中間部材への結合点を
ほゞ同一線上に位置させる。さらに、ハンドブレーキを
脚片を有する台座に装備させる。 中抜き中間部材の使
用は、ハンドブレーキ側ケーブル、ブレーキレバーケー
ブルの夫々の張力を、個別に調節でき、しかも、その調
節は、ブレーキレバーの位置を全く影響を与えない。さ
らに、ハンドブレーキの台座への装着は、台座を着地さ
せることで、被けん引車をほゞ水平な姿勢に保ち得るの
で、ケーブルの調節作業は容易となる。加えて、台座の
使用は、間隔保持レバーが着地して変形することもない
ので連結装置を安全な状態に保ち得る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図5に示すが、その基本構成は、図6に示した基本
構成と実質的に同じなので、同一部品には同一符号を記
し、その構成と作用の説明は一部省略する。
【0010】外筒5の適所に台座17が固定される。台
座17はその下部に脚部18を有し、被けん引車を単独
で保管する際、その脚部18を着地させ、被けん引車の
姿勢を保たせる。台座17は好ましくはU字部材からな
り、その対向側壁間に手動用ハンドル19と連動しかつ
ケーブル20を巻回したプーリ22を配置する。ケーブ
ル20は、図2に示す如く、中抜きの方形の中間部材2
1の一側にナットを用いて固定される。これら、ハンド
ル19、ケーブル20及びプーリ22が駐車時等にブレ
ーキ装置を手動で作動させるハンドブレーキを構成す
る。ブレーキケーブル14の一端も中間部材21の他側
にナットを用いて固定される。ブレーキケーブル14と
ハンドル19側のケーブル20とは、ほゞ同一線上に配
され、力の向きを一致させる。又、中間部材21の使用
は、両ケーブル14、20の張力を単独に調整できる利
点を奏す。両ケーブル14、20の中心線を結ぶ線上
で、ブレーキレバー12の一端が中間部材21の対向側
壁に枢支される。
【0011】被けん引車が単独で放置されている際、被
けん引車をブレーキ状態とさせておくときは、ハンドル
19を引き中間部材21を介してブレーキケーブル14
を左方へ引張り(図1でみて)、台車のブレーキ装置を
オンとさせる。図6と関連して述べた如く、台車をけん
引中、けん引車がブレーキをかけ被けん引車としての台
車が慣性力によりけん引車に対して前進すると、内外筒
3、5間に相対的移動が生じ、ブレーキレバー12が時
計方向に回動する(図1でみて)。この結果、中間部材
21とブレーキケーブル14が左方へ移動し、台車のブ
レーキ装置をオンとさせる。
【0012】内筒3の外筒5に対する動きは、内筒3に
固定させたレバー受け23を、弾性材からなるストッパ
24に当接させることで規制する。この結果、台車のブ
レーキ装置のロック状態を未然に防止でき、ブレーキの
効きを最適状態とさせ得る。又、レバー受け23のスト
ッパ24への当接時の異音の発生はない。
【0013】筒状のストッパ24は、弾性材からなり、
その内周面が内筒3の外周面に摺接し、シール部材の働
きをする。このため、ホコリ等の異物が両筒3、5間に
入らないようにするベロー等を付する必要がなくなる。
尚、両筒3、5間の中心を合せその相対位置を保持する
スペーサ25を、外筒5の内周面の適所に固定し、この
スペーサ25にもシール機能をもたせると良い。
【0014】レバー受け23はその下部に円弧状の突部
26を有し、この突部26に、間隔保持レバー27の先
端に固定したフック部材28を係止自在とさせる。フッ
ク部材28は突部26に着座する円弧面と、内筒3の外
周面に接する円弧面とをその表裏に有す。間隔保持レバ
ー27は、断面U字状にして、台座17の対向側壁間に
配され、対の離間したピン29、29を有す。
【0015】台座17の前方に、対のカム溝31、32
を穿ける。対のピン29、29がカム溝31、32内に
入る。これにより、間隔保持レバー27は、前後方向に
移動自在にして回動可能に台座17に支持される。一方
のカム溝31はこのカム溝の下方に中心を有する円弧と
側方に中心を有する円弧との交りからなり、ピン29は
左右上下の動きをなす。他方のカム溝32も、一方のカ
ム溝31と同手法で作るが、側方に中心を有する円弧を
小とさせている。
【0016】図1は、けん引車による被けん引車の通常
けん引走行状態を示す。両ピン29、29がカム溝3
1、32の下方に位置し、間隔保持レバー27は左下が
りとなり、内筒3の外筒5に対する動きは全く自由であ
る。図3は前進走行を中断し、後進に移る準備段階を示
す。作業員が停止している被けん引車の間隔保持レバー
27を手にし、図1の左下がりの状態からほゞ水平とさ
せ、これを前方へ移動させ、フック部材28を突部26
に着座させる。即ち、図3の状態を得る。図3の状態か
らけん引車を後退させると、図4に示す如く、内筒3の
後方への移動により、フック部材28がストッパ24に
当接し、このため、内筒3のさらなる後方への移動が規
制される。かくして、ブレーキレバー12の時計方向の
動きは、内外筒3、5間に相対移動があったにも拘ら
ず、生じない。即ち、被けん引車の後退が可能となる。
この状態でピン29、29はカム溝31、32の後方に
位置する。
【0017】所定の後進作業の終了後、前進作業に入る
と、図5に示す如く、内筒3が外筒5に対し前進し、や
がて、フック部材28が突部26から離れ、間隔保持レ
バー27がその自重等で左下がりの状態になるように確
実に回動し、図1の状態となって通常の前進走行状態に
入る。図1の状態では、前述した如く自由にブレーキ状
態を得ることができる。尚、台座17のカム溝32の下
方に横方向に延在するガイド溝33を設けると共に間隔
保持レバー27がほぼ水平となった状態でガイド溝32
と合致する穴を間隔保持レバー27に設け、この穴30
及びガイド溝33に図示しない保持ピンを挿通させるこ
とにより、図3の状態の保持を成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の連結装置の側面図である。
【図2】ブレーキレバーとブレーキケーブルとを結合さ
せる中間部材の平面図である。
【図3】間隔保持レバーとレバー受けとの関係を示す部
分側面図である。
【図4】けん引車の後進時の間隔保持レバーとストッパ
の関係を示す部分側面図である。
【図5】けん引車の前進に従って間隔保持レバーがレバ
ー受けから外れる直前を示す部分側面図である。
【図6】被けん引車連結装置の基本構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2 カプラ又はフック 3 内筒 4 台車(被けん引車) 5 外筒 6 ガススプリング(緩衝器) 7 プランジャ 8 ブラケット 11 ブロック 12 ブレーキレバー 14 ブレーキケーブル 17 台座 19 ハンドブレーキのハンドル 21 中間部材 23 レバー受 24 ストッパー 26 突部 27 間隔保持レバー 28 フック部材 29、29 ピン 31、32 カム溝 33 ガイド溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被けん引車にその後部が連結される外筒
    と、けん引車に連結器を介して接続される内筒と、一端
    を外筒にかつ他端を緩衝器を介して内筒に連係したブラ
    ケットと、外筒側に枢支されかつ一端がブラケットに連
    係されたブレーキレバーとを有する被けん引車連結装置
    において、ブレーキレバーとブレーキケーブルとを中抜
    き方形の中間部材を介して連結し、ブレーキケーブルと
    中間部材との結合点およびブレーキレバーと中間部材と
    の結合点並びにハンドブレーキに連結されるケーブルと
    中間部材との中間点をほゞ同一線上に位置させることを
    特徴とする被けん引車連結装置。
  2. 【請求項2】 ハンドブレーキが外筒側に固定された台
    座に装備され、この台座の下方脚部を着地させると、被
    けん引車がほゞ水平な姿勢を保つ請求項1記載の被けん
    引車連結装置。
JP7296040A 1995-10-20 1995-10-20 被けん引車連結装置 Pending JPH09109873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7296040A JPH09109873A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 被けん引車連結装置

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JP7296040A JPH09109873A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 被けん引車連結装置

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Publication Number Publication Date
JPH09109873A true JPH09109873A (ja) 1997-04-28

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ID=17828330

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7296040A Pending JPH09109873A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 被けん引車連結装置

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JP (1) JPH09109873A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9174614B2 (en) 2009-02-26 2015-11-03 Roger Mercure Safety brake system for trailers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9174614B2 (en) 2009-02-26 2015-11-03 Roger Mercure Safety brake system for trailers

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