JPH0910937A - アーク溶接機 - Google Patents

アーク溶接機

Info

Publication number
JPH0910937A
JPH0910937A JP7181007A JP18100795A JPH0910937A JP H0910937 A JPH0910937 A JP H0910937A JP 7181007 A JP7181007 A JP 7181007A JP 18100795 A JP18100795 A JP 18100795A JP H0910937 A JPH0910937 A JP H0910937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
frequency
arc
output
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7181007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2980827B2 (ja
Inventor
Kunio Kano
国男 狩野
Haruo Moriguchi
晴雄 森口
Shigeru Okamoto
茂 岡本
Kenzo Danjo
謙三 檀上
Atsushi Kinoshita
敦史 木下
Toshiichi Fujiyoshi
敏一 藤吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7181007A priority Critical patent/JP2980827B2/ja
Priority to GB9612863A priority patent/GB2302620B/en
Priority to CN96108186A priority patent/CN1058437C/zh
Priority to US08/669,993 priority patent/US5760372A/en
Publication of JPH0910937A publication Critical patent/JPH0910937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2980827B2 publication Critical patent/JP2980827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/095Monitoring or automatic control of welding parameters
    • B23K9/0956Monitoring or automatic control of welding parameters using sensing means, e.g. optical

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定常アークへの移行を確実にし、かつ定常ア
ークを安定化させる。 【構成】 直流電源をインバータ4で交流化し、これを
整流器6及び直流リアクトル7により整流平滑して得た
直流電流を母材9と主電極10とに供給することによっ
て定常アークを発生させる。なお、アークの起動につい
ては、上記直流電流の供給伝送路中に設けられた高周波
電流発生装置12から、母材9と主電極10との間に高
周波電流を供給することによって行う。なお、直流リア
クトル7は、上記高周波電流の供給期間内にその上記出
力電流を定常アークの発生に必要な所定の電流値に達成
させ得る比較的に小さい容量、例えば3乃至20μHと
する。また、インバータの交流出力は、上記定常アーク
を定常維持できる程度に、整流器6及び直流リアクトル
7で十分に整流平滑し得る、例えば16乃至100kH
zの比較的に高い周波数とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばTIG溶接機や
炭酸ガス溶接機等のアーク溶接機に関し、特にアークの
起動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記のようなTIG溶接機にお
いて、溶接負荷である母材と主電極との間にアークを起
動させるには、この母材と主電極との間に高周波電流を
瞬間的に供給することにより行っている。また、このT
IG溶接機等のような非消耗電極式アーク溶接機とは異
なり、例えば炭酸ガス溶接機等のような消耗電極式アー
ク溶接機の場合には、母材と主電極とを接触させること
により上記アークの起動を行っている。
【0003】このようなアーク溶接機、例えば直流TI
G溶接機の一例を図3に示す。この直流TIG溶接機
は、同図に示すように、入力端子1から供給された交流
電源を整流器2によって整流し、平滑コンデンサ3によ
って平滑して得た直流電圧が入力されるインバータ4を
有している。このインバータ4は、例えばIGBTまた
はトランジスタ等のスイッチング素子により構成されて
おり、このスイッチング素子を図示しない制御回路によ
って例えばPWM制御することにより、入力した上記直
流電圧を、例えば10kHz程度の周波数の高周波交流
に変換するものである。
【0004】上記インバータ4から出力された上記高周
波交流は、変圧器5の一次巻線5aに印加される。この
変圧器5は、出力側巻線として、二次巻線5bと三次巻
線5cとを有しており、このうち二次巻線5bに誘起さ
れた高周波交流は、整流器6によって整流され、直流リ
アクトル7によって平滑されて直流化された後、溶接負
荷8である母材9及び主電極10に供給される。なお、
近年のアーク溶接機においては、装置の小型、軽量化を
図るために、上記のようにインバータを用いるものが多
い。
【0005】また、この整流器6から直流リアクトル7
を経て母材9及び主電極10に延びる伝送路中には、カ
ップリングコイル11を介して高周波発生装置12が設
けられており、この高周波発生装置12を作動させるこ
とによって上記伝送路中、つまりは母材9と主電極10
との間に高周波電流を瞬間的に供給することができる。
なお、上記伝送路において整流器6及び直流リアクトル
7間をバイパスするように設けられているコンデンサ1
3は、高周波発生装置12の発生する高周波電流が上記
整流器6及び直流リアクトル7に印加されるのを防止す
るバイパスコンデンサである。
【0006】一方、三次巻線5cに誘起された高周波交
流は、整流器14によって整流された後、限流抵抗15
を介して直流リアクトル7の両端に供給され、即ち、上
述の二次巻線5b側の整流器6の整流出力に重畳する形
で直流リアクトル7を介さずに直接母材9及び主電極1
0に供給される。なお、これらの三次巻線5c、整流器
14及び限流抵抗15は、所謂起動回路16を形成して
おり、この起動回路16は、直流TIG溶接機の起動時
にのみ、その出力(整流器14の整流出力)を母材9及
び主電極10に供給するように制御されるスイッチング
手段(図示せず)を有している。また、同図において、
母材9側の伝送路と主電極10側の伝送路との間に連結
されている抵抗17とコンデンサ18との直列回路19
は、上記起動回路16の出力供給時におけるサージ電流
の発生を抑制するためのサージ吸収回路である。
【0007】上記のように構成された直流TIG溶接機
は、最初に高周波発生装置12を動作させて、母材9と
主電極10との間に例えば図2(a)に示すような高周
波電流を時間tの間供給し、これによってアークを起動
し、このアークの起動後は、二次巻線5b側の整流器6
の整流出力を直流リアクトル7で平滑した直流電流によ
り定常アークを発生(定常アークに移行)させるもので
ある。
【0008】なお、定常アークの発生を安定化させるた
めには、母材9と主電極10とに供給する上記直流電流
は、インバータ4の出力する高周波交流(詳しくは二次
巻線5aに誘起した高周波交流)を整流器6及び直流リ
アクトル7によって十分に整流平滑(直流化)したもの
でなければならない。もし、上記インバータ4の高周波
交流が十分に直流化されないでいると、定常アークが安
定せず、ひいてはアーク切れを生じてしまう。ここで、
上述したように、インバータ4の出力する高周波交流の
周波数は10kHz程度であり、またインバータ4はP
WM制御されているので、インバータ4からパルスが発
生してから次のパルスが発生するまでの期間(パルス間
隔)は比較的に長く、特に小電流制御の場合には、各パ
ルス幅が狭くなるので上記パルス間隔はより長くなる。
従って、このインバータ4の高周波交流を十分に直流化
し、上記アーク切れが生じるのを防止するために、直流
リアクトル7には、例えば50乃至300μHという比
較的大きな容量を有するリアクトルが使用されいる。
【0009】ところで、上記アーク起動時における定常
アークへの移行がスムーズに実行されるためには、高周
波発生装置12からの高周波電流の供給期間(高周波電
流が流れている期間)t内に、母材9と主電極10とに
供給される上記直流電流が、定常アークを発生させるた
めに必要な大きさの電流値I0 にならなければならな
い。しかし、上記直流電流は、直流リアクトル7を介し
て母材9と主電極10とに供給されるので、その供給始
め(立ち上がり)に上記直流リアクトル7自体のインダ
クタンスによる遅れを生ずる。特に、図3における直流
リアクトル7は、上記のように大きな容量を有している
ため、上記直流電流の立ち上がりの遅れが非常に顕著に
現れる。このようなことから、この直流電流は、図2
(b)にグラフXで示すように、上記高周波電流の供給
期間t内に、定常アークの発生に必要な上記電流値I0
に達することができず(IX <I0 :但し、IX は時間
tにおける上記直流電流値)、その結果、定常アークの
発生(定常アークへの移行)がスムーズに実行されなく
なる。
【0010】このような不具合を解消するために、図3
に示す直流TIG溶接機においては起動回路16を設け
ている。即ち、上記高周波発生装置12を動作させるの
と同時に、スイッチング手段をONし、これによって起
動回路16から定常アークの発生に必要な上記電流値I
0 以上の電流を直流リアクトル7を介さずに直接母材9
及び主電極10に供給する。これによって、高周波発生
装置12からの高周波電流の供給期間t内に上記電流値
0 以上の電流が母材9及び主電極10に供給されるの
で、定常アークが確実に発生し、つまりは直流リアクト
ル7自体のインダクタンスによる上記直流電流の立ち上
がりの遅れを補償することができる。なお、この定常ア
ークの発生後は、上記スイッチング手段をOFF状態と
し、起動回路16からの電流供給を遮断する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、定常アークへの移行をスムーズに行うため
にわざわざ起動回路16を設けているので、装置が大
型、複雑化、ひいては高コスト化してしまうという問題
がある。特に、上記のようにインバータ4を用いること
によって装置の小型、軽量化を実現しようとするアーク
溶接機においては、その効果が上記問題によって相殺さ
れてしまう。
【0012】また、上記従来技術と同様に、定常アーク
への移行をスムーズに実行するための考案として、実公
昭63−25013号公報や実公平3−31499号公
報に記載された技術があるが、これらの技術について
も、溶接時には必要としない短絡手段や起動回路といっ
た所謂付加構成要素が必要であり、上記と同様な問題が
あった。
【0013】本発明は、上記起動回路等のような溶接時
には必要としない所謂付加構成要素を用いることなく、
アーク起動時の定常アークへの移行を確実に行うことが
でき、かつ起動後の定常アークを安定させることのでき
るアーク溶接機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明のアーク溶接
機は、直流電源を交流化するインバータと、該インバー
タの交流出力を整流する整流器と、該整流器の整流出力
を平滑する直流リアクトルと、該直流リアクトルの出力
側から溶接負荷である母材と主電極との間に延びる伝送
路と、該伝送路中に設けられ上記母材と上記主電極との
間に高周波電流を供給する高周波電流供給手段と、を備
え、上記高周波電流供給手段からの上記高周波電流の供
給により上記母材と上記主電極との間にアークを起動さ
せ、このアークの起動後は、上記直流リアクトルの出力
電流の供給により定常アークを発生させるアーク溶接機
において、上記直流リアクトルが、上記高周波電流供給
手段からの上記高周波電流の供給期間内、即ち上記高周
波電流が流れている期間内(上記アークの起動期間内)
にその上記出力電流を上記定常アークの発生に必要な所
定の電流値に達成させ得る比較的に小さい容量(インダ
クタンス)であり、上記インバータの交流出力が、それ
を上記整流器及び上記直流リアクトルで整流平滑して得
た上記出力電流により上記定常アークの発生を定常維持
できる状態に、上記整流器及び上記直流リアクトルによ
る整流平滑により上記出力電流を生成し得る比較的に高
い周波数とされたものである。
【0015】第2の発明のアーク溶接機は、直流電源を
交流化するインバータと、該インバータの交流出力を整
流する整流器と、該整流器の整流出力を平滑する直流リ
アクトルと、該直流リアクトルの出力電流を低周波交流
に変換する低周波インバータと、該低周波インバータの
出力側から溶接負荷である母材と主電極との間に延びる
伝送路と、該伝送路中に設けられ上記母材と上記主電極
との間に高周波電流を供給する高周波電流供給手段と、
を備え、上記高周波電流供給手段からの上記高周波電流
の供給により上記母材と上記主電極との間にアークを起
動させ、このアークの起動後は、上記低周波インバータ
からの上記低周波交流の供給により定常アークを発生さ
せるアーク溶接機において、上記直流リアクトルが、上
記高周波電流供給手段からの上記高周波電流の供給期間
内、即ち上記高周波電流が流れている期間内(上記アー
クの起動期間内)にその上記出力電流を上記低周波イン
バータにより変換して得た上記低周波交流を上記定常ア
ークの発生に必要な所定の電流値に達成させ得る比較的
に小さい容量(インダクタンス)であり、上記インバー
タの交流出力が、それを上記整流器及び上記直流リアク
トルで整流平滑して得た上記出力電流を更に上記低周波
インバータで変換して得た上記低周波交流により上記定
常アークの発生を定常維持できる状態に、上記整流器及
び上記直流リアクトルによる整流平滑により上記出力電
流を生成し得る比較的に高い周波数とされたものであ
る。
【0016】第3の発明のアーク溶接機は、直流電源を
交流化するインバータと、該インバータの交流出力を整
流する整流器と、該整流器の整流出力を平滑する直流リ
アクトルと、該直流リアクトルの出力側から溶接負荷で
ある母材と主電極との間に延びる伝送路と、を備え、上
記母材と上記主電極とを接触させることにより上記母材
と上記主電極との間にアークを起動させ、このアークの
起動後は、上記直流リアクトルの出力電流の供給により
定常アークを発生させるアーク溶接機において、上記直
流リアクトルが、上記母材と上記主電極との接触期間
内、即ち上記アークの起動期間内にその上記出力電流を
上記定常アークの発生に必要な所定の電流値に達成させ
得る比較的に小さい容量(インダクタンス)であり、上
記インバータの交流出力が、それを上記整流器及び上記
直流リアクトルで整流平滑して得た上記出力電流により
上記定常アークの発生を定常維持できる状態に、上記整
流器及び上記直流リアクトルによる整流平滑により上記
出力電流を生成し得る比較的に高い周波数とされたもの
である。
【0017】第4の発明のアーク溶接機は、直流電源を
交流化するインバータと、該インバータの交流出力を整
流する整流器と、該整流器の整流出力を平滑する直流リ
アクトルと、該直流リアクトルの出力電流を低周波交流
に変換する低周波インバータと、該低周波インバータの
出力側から溶接負荷である母材と主電極との間に延びる
伝送路と、を備え、上記母材と上記主電極とを接触させ
ることにより上記母材と上記主電極との間にアークを起
動させ、このアークの起動後は、上記低周波インバータ
からの上記低周波交流の供給により定常アークを発生さ
せるアーク溶接機において、上記直流リアクトルが、上
記母材と上記主電極との接触期間内、即ち上記アークの
起動期間内にその上記出力電流を上記低周波インバータ
により変換して得た上記低周波交流を上記定常アークの
発生に必要な所定の電流値に達成させ得る比較的に小さ
い容量(インダクタンス)であり、上記インバータの交
流出力が、それを上記整流器及び上記直流リアクトルで
整流平滑して得た上記出力電流を更に上記低周波インバ
ータで変換して得た上記低周波交流により上記定常アー
クの発生を定常維持できる状態に、上記整流器及び上記
直流リアクトルによる整流平滑により上記出力電流を生
成し得る比較的に高い周波数とされたものである。
【0018】第5の発明のアーク溶接機は、第1、第
2、第3又は第4の発明のアーク溶接機において、上記
リアクトルの容量を、3乃至20μHとしたものであ
る。
【0019】第6の発明のアーク溶接機は、第5の発明
のアーク溶接機において、上記交流出力の周波数を、1
6乃至100kHzとしたものである。
【0020】
【作用】第1の発明によれば、直流リアクトルの容量を
小さくしているので、この直流リアクトルの出力電流
は、高周波電流供給手段からの高周波電流の供給期間
内、即ち上記高周波電流が流れている期間内(アークの
起動期間内)に、定常アークの発生に必要な所定の電流
値に達成する。また、インバータの交流出力を整流器及
び直流リアクトルで整流平滑して得た出力電流により、
定常アークの発生を定常維持できるように、上記交流出
力の周波数を高くしているので、上記交流出力は、整流
器及び直流リアクトルによって十分に整流平滑される。
【0021】第2の発明でも、直流リアクトルの容量を
小さくしているので、直流リアクトルの出力電流を低周
波インバータにより変換して得た低周波交流は、高周波
電流供給手段からの高周波電流の供給期間内、即ち上記
高周波電流が流れている期間内(アークの起動期間内)
に、定常アークの発生に必要な所定の電流値に達成す
る。また、インバータの交流出力を整流器及び直流リア
クトルで整流平滑して得た出力電流を更に低周波インバ
ータで変換して得た低周波交流により、定常アークの発
生を定常維持できるように、上記交流出力の周波数を高
くしているので、上記交流出力は、整流器及び直流リア
クトルによって十分に整流平滑される。
【0022】第3の発明によれば、直流リアクトルの容
量を小さくしているので、この直流リアクトルの出力電
流は、母材と主電極との接触期間内、即ちアークの起動
期間内に、定常アークの発生に必要な所定の電流値に達
成する。また、インバータの交流出力を整流器及び直流
リアクトルで整流平滑して得た出力電流により、定常ア
ークの発生を定常維持できるように、上記交流出力の周
波数を高くしているので、上記交流出力は、整流器及び
直流リアクトルによって十分に整流平滑される。
【0023】第4の発明でも、直流リアクトルの容量を
小さくしているので、直流リアクトルの出力電流を低周
波インバータにより変換して得た低周波交流は、母材と
主電極との接触期間内、即ちアークの起動期間内に、定
常アークの発生に必要な所定の電流値に達成する。ま
た、インバータの交流出力を整流器及び直流リアクトル
で整流平滑して得た出力電流を更に低周波インバータで
変換して得た低周波交流により、定常アークの発生を定
常維持できるように、上記交流出力の周波数を高くして
いるので、上記交流出力は、整流器及び直流リアクトル
によって十分に整流平滑される。
【0024】第5の発明によれば、上記リアクトルの容
量として望ましいのは、3乃至20μHである。
【0025】第6の発明によれば、上記交流出力の周波
数として望ましいのは、16乃至100kHzである。
【0026】
【実施例】本発明に係るアーク溶接機、例えば直流TI
G溶接機の一実施例を図1及び図2を参照して説明す
る。図1は、本実施例の概略構成を示す図で、同図に示
すように、この直流TIG溶接機は、上述した図3に示
す従来装置から起動回路16とこれに付随するサージ吸
収回路19を取り除き、また変圧器5については出力側
巻線を二次巻線5bのみとしたものである。
【0027】更に、本実施例の直流TIG溶接機におい
ては、直流リアクトル7として、従来よりも容量の小さ
い、例えば3乃至20μH、好ましくは20μHの容量
のリアクトルを用いている。また、インバータ4から出
力される高周波交流の周波数が、従来よりも高い周波
数、例えば16乃至100kHz、好ましくは16kH
zとなるように、図示しない制御回路によって上記イン
バータ4を例えばPWM制御している。なお、これ以外
の構成については、上記従来技術と同様であり、同等部
分には同一符号を付し、その構成の詳細な説明を省略す
る。
【0028】このように構成された直流TIG溶接機に
おいて、今、高周波発生装置12が非動作状態であり、
母材9と主電極10とのギャップが小さいとする。
【0029】この状態において、入力端子1から供給さ
れた交流電源は、整流器2及び平滑コンデンサ3によっ
て整流平滑され、即ち直流化されてインバータ4に供給
される。このインバータ4に供給された直流は、ここで
高周波交流に変換され、この高周波交流は、変圧器5の
一次巻線5aを経て二次巻線5bに誘起し、整流器6に
よって整流される。そして、この整流器6によって整流
された整流出力は、直流リアクトル7によって平滑さ
れ、即ち再び直流化されて母材9と主電極10とに供給
される。しかし、この母材9と主電極10との間にはギ
ャップが空いているので、このままの状態では電流は流
れない。
【0030】ここで、高周波発生装置12を動作させ
て、上記母材9と主電極10との間に、図2(a)に示
すような高周波電流を時間t、例えば5〔μs〕間だけ
瞬間的に供給する。この高周波電流が流れることによっ
て、母材9と主電極10との間にアークが発生してアー
ク起動が行われる。
【0031】アーク起動が行われることにより、整流器
6の整流出力も直流リアクトル7を介して母材9及び主
電極10に流れる。ここで、この直流リアクトル7から
出力される直流電流は、この直流リアクトル7自体のイ
ンダクタンスによって、その立ち上がりに遅れを生ず
る。しかし、この直流リアクトル7の容量は、上述した
ように従来よりも小さい20μHという容量であるの
で、上記直流電流の立ち上がりの遅れは従来よりも小さ
くなる。従って、直流リアクトル7の出力する直流電流
は、図2(b)にグラフYで示すように、同図にグラフ
Xで示す従来のものと比べて立ち上がりが速く、高周波
電流の供給期間、即ちアークの起動期間t内に、定常ア
ークの発生に必要な電流値I0 、例えばI0 =1Aであ
るとすると、これよりも十分に大きい電流値IY 、例え
ばIY =約5Aにまで立ち上がる。
【0032】このように、母材9及び主電極10には、
高周波電流が流れている期間t内に定常アークの発生に
必要な上記電流値I0 よりも十分に大きい電流IY が供
給されるので、定常アークを確実に発生(起動)させる
ことができ、即ちアーク起動時における定常アークへの
移行をスムーズに実行することができる。
【0033】そして、この定常アークへの移行後は、イ
ンバータ4の出力する高周波交流(詳しくは二次巻線5
aに誘起した高周波交流)を整流器6及び直流リアクト
ル7によって整流平滑した直流電流により、上記定常ア
ークの発生を定常維持させる。なお、この定常アークの
発生を定常維持させる、即ち安定化させるためには、イ
ンバータ4の高周波交流を整流器6及び直流リアクトル
7によって十分に整流平滑(直流化)し、安定した直流
電流を母材9及び主電極10に供給しなければならな
い。
【0034】ここで、上述したように、インバータ4の
出力する高周波交流の周波数は、従来よりも高い16k
Hzという周波数であるので、インバータ4からパルス
が発生してから次のパルスが発生するまでの期間(パル
ス間隔)は従来よりも短くなる。従って、このインバー
タ4の高周波交流を直流化するのに用いる上記直流リア
クトル7が、上述の如く20μHという従来よりも小さ
い容量のものでも、上記16kHzの周波数の高周波交
流を十分に平滑することができる。即ち上記高周波交流
は、上記整流器6及び直流リアクトル7によって十分に
整流平滑されるので、この整流平滑によって得られる直
流電流により、定常アークの発生は十分に安定化され、
即ち定常維持される。
【0035】上記のように、本実施例によれば、直流リ
アクトル4の容量を従来よりも小さくし、かつインバー
タ4の高周波交流を従来よりも高い周波数とすることに
よって、図3における起動回路16を用いることなく、
アーク起動時における定常アークへの移行を確実に行う
ことができ、かつ起動後の定常アークの発生を安定させ
ることができる。
【0036】従って、上記起動回路16のような溶接時
には必要としない所謂付加構成要素が不要となるので、
装置の小型、簡素化、ひいては低コスト化を実現するこ
とができる。特に、上記のようにインバータ4を用いる
ことによって装置の小型、軽量化を実現しようとするア
ーク溶接機においては、その効果を十分に活かすことが
できる。
【0037】なお、本実施例においては、直流リアクト
ル7の容量を、20μHとしたが、3乃至20μHの範
囲内であれば、上記20μHという容量に限らない。ま
た、インバータ4の出力する高周波交流の周波数につい
ても、16kHzとしたが、16乃至100kHzの範
囲内であれば、上記16kHzという周波数に限らな
い。なお、このように直流リアクトル7の容量、及びイ
ンバータ4の高周波交流の周波数を上記各範囲内で変更
しても、上述と同様な効果が得られた。
【0038】そして、上記においては、直流TIG溶接
機を例に説明したが、この直流TIG溶接機以外の非消
耗電極式アーク溶接機についても、上記と同様の技術を
適用することができる。また、非消耗電極式アーク溶接
機に限らず、例えば炭酸ガス溶接機等のように、母材と
主電極とを接触させることによりアークの起動を行う所
謂消耗電極式アーク溶接機にも、上記と同様の技術を適
用してもよい。
【0039】更に、図1における直流リアクトル7と母
材9及び主電極10との間の伝送路中に、上記直流リア
クトル7の出力する直流電流を例えば50乃至200H
zの低周波交流に変換する低周波インバータを設け、こ
の低周波インバータの出力する低周波交流を母材9及び
主電極10に供給することにより定常アークを発生させ
る所謂交流アーク溶接機についても、上記と同様の技術
を適用してもよい。
【0040】
【発明の効果】第1の発明の(直流)アーク溶接機は、
直流リアクトルの容量を小さくすることによって、この
直流リアクトルの出力電流が、高周波電流供給手段から
の高周波電流の供給期間内、即ちアークの起動期間内
に、定常アークの発生に必要な所定の電流値に達成する
ように構成されている。このように構成されているの
で、アーク起動時における定常アークへの移行をスムー
ズに実行することができる。
【0041】また、インバータの交流出力を高い周波数
とすることによって、この交流出力を整流器及び上記容
量を有する直流リアクトルで整流平滑して得た出力電流
によって定常アークの発生を定常維持できるように構成
されている。即ち、従来とは異なり、起動回路等のよう
な溶接時には必要としない所謂付加構成要素を用いるこ
となく、アーク起動時における定常アークへの移行を確
実に行うことができ、かつ起動後の定常アークを安定さ
せることができる。従って、従来よりも装置の小型、簡
素化、ひいては低コスト化を実現することができるとい
う効果がある。
【0042】第2の発明の(交流)アーク溶接機は、直
流リアクトルの容量を小さくすることによって、この直
流リアクトルの出力電流を低周波インバータにより変換
して得た低周波交流が、高周波電流供給手段からの高周
波電流の供給期間内、即ちアークの起動期間内に、定常
アークの発生に必要な所定の電流値に達成するように構
成されている。このように構成されているので、アーク
起動時における定常アークへの移行をスムーズに実行す
ることができる。
【0043】また、インバータの交流出力を高い周波数
とすることによって、この交流出力を整流器及び上記容
量を有する直流リアクトルで整流平滑して得た出力電流
を更に低周波インバータで変換して得た低周波交流によ
って定常アークの発生を定常維持できるように構成され
ている。即ち、従来とは異なり、起動回路等のような溶
接時には必要としない所謂付加構成要素を用いることな
く、アーク起動時における定常アークへの移行を確実に
行うことができ、かつ起動後の定常アークを安定させる
ことができる。従って、従来よりも装置の小型、簡素
化、ひいては低コスト化を実現することができるという
効果がある。
【0044】第3の発明の(直流)アーク溶接機は、直
流リアクトルの容量を小さくすることによって、この直
流リアクトルの出力電流が、母材と主電極との接触期間
内、即ちアークの起動期間内に、定常アークの発生に必
要な所定の電流値に達成するように構成されている。こ
のように構成されているので、アーク起動時における定
常アークへの移行をスムーズに実行することができる。
【0045】また、インバータの交流出力を高い周波数
とすることによって、この交流出力を整流器及び上記容
量を有する直流リアクトルで整流平滑して得た出力電流
によって定常アークの発生を定常維持できるように構成
されている。即ち、従来とは異なり、起動回路等のよう
な溶接時には必要としない所謂付加構成要素を用いるこ
となく、アーク起動時における定常アークへの移行を確
実に行うことができ、かつ起動後の定常アークを安定さ
せることができる。従って、従来よりも装置の小型、簡
素化、ひいては低コスト化を実現することができるとい
う効果がある。
【0046】第4の発明の(交流)アーク溶接機は、直
流リアクトルの容量を小さくすることによって、この直
流リアクトルの出力電流を低周波インバータにより変換
して得た低周波交流が、母材と主電極との接触期間内、
即ちアークの起動期間内に、定常アークの発生に必要な
所定の電流値に達成するように構成されている。このよ
うに構成されているので、アーク起動時における定常ア
ークへの移行をスムーズに実行することができる。
【0047】また、インバータの交流出力を高い周波数
とすることによって、この交流出力を整流器及び上記容
量を有する直流リアクトルで整流平滑して得た出力電流
を更に低周波インバータで変換して得た低周波交流によ
って定常アークの発生を定常維持できるように構成され
ている。即ち、従来とは異なり、起動回路等のような溶
接時には必要としない所謂付加構成要素を用いることな
く、アーク起動時における定常アークへの移行を確実に
行うことができ、かつ起動後の定常アークを安定させる
ことができる。従って、従来よりも装置の小型、簡素
化、ひいては低コスト化を実現することができるという
効果がある。
【0048】第5の発明のアーク溶接機は、上記リアク
トルの容量を3乃至20μHとしたもので、上記と同様
の作用及び効果を顕著に奏することができる。
【0049】第6の発明のアーク溶接機は、上記交流出
力の周波数を16乃至100kHzとしたもので、上記
と同様の作用及び効果を顕著に奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直流TIG溶接機の一実施例を示
す概略構成図である。
【図2】同実施例において溶接負荷に供給する電流を示
すグラフで、(a)は、高周波発生装置の発生する高周
波電流、(b)は、直流リアクトルの出力電流の変化を
示す。
【図3】従来の直流TIG溶接機を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
4 インバータ 5 変圧器 6 整流器 7 直流リアクトル 8 溶接負荷 9 母材 10 主電極 12 高周波発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檀上 謙三 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 木下 敦史 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 藤吉 敏一 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を交流化するインバータと、該
    インバータの交流出力を整流する整流器と、該整流器の
    整流出力を平滑する直流リアクトルと、該直流リアクト
    ルの出力側から溶接負荷である母材と主電極との間に延
    びる伝送路と、該伝送路中に設けられ上記母材と上記主
    電極との間に高周波電流を供給する高周波電流供給手段
    と、を備え、上記高周波電流供給手段からの上記高周波
    電流の供給により上記母材と上記主電極との間にアーク
    を起動させ、このアークの起動後は、上記直流リアクト
    ルの出力電流の供給により定常アークを発生させるアー
    ク溶接機において、 上記直流リアクトルが、上記高周波電流供給手段からの
    上記高周波電流の供給期間内にその上記出力電流を上記
    定常アークの発生に必要な所定の電流値に達成させ得る
    容量を有し、 上記インバータの交流出力が、それを上記整流器及び上
    記直流リアクトルで整流平滑して得た上記出力電流によ
    り上記定常アークの発生を定常維持できる状態に、上記
    整流器及び上記直流リアクトルによる整流平滑により上
    記出力電流を生成し得る周波数を有するアーク溶接機。
  2. 【請求項2】 直流電源を交流化するインバータと、該
    インバータの交流出力を整流する整流器と、該整流器の
    整流出力を平滑する直流リアクトルと、該直流リアクト
    ルの出力電流を低周波交流に変換する低周波インバータ
    と、該低周波インバータの出力側から溶接負荷である母
    材と主電極との間に延びる伝送路と、該伝送路中に設け
    られ上記母材と上記主電極との間に高周波電流を供給す
    る高周波電流供給手段と、を備え、上記高周波電流供給
    手段からの上記高周波電流の供給により上記母材と上記
    主電極との間にアークを起動させ、このアークの起動後
    は、上記低周波インバータからの上記低周波交流の供給
    により定常アークを発生させるアーク溶接機において、 上記直流リアクトルが、上記高周波電流供給手段からの
    上記高周波電流の供給期間内にその上記出力電流を上記
    低周波インバータにより変換して得た上記低周波交流を
    上記定常アークの発生に必要な所定の電流値に達成させ
    得る容量を有し、 上記インバータの交流出力が、それを上記整流器及び上
    記直流リアクトルで整流平滑して得た上記出力電流を更
    に上記低周波インバータで変換して得た上記低周波交流
    により上記定常アークの発生を定常維持できる状態に、
    上記整流器及び上記直流リアクトルによる整流平滑によ
    り上記出力電流を生成し得る周波数を有するアーク溶接
    機。
  3. 【請求項3】 直流電源を交流化するインバータと、該
    インバータの交流出力を整流する整流器と、該整流器の
    整流出力を平滑する直流リアクトルと、該直流リアクト
    ルの出力側から溶接負荷である母材と主電極との間に延
    びる伝送路と、を備え、上記母材と上記主電極とを接触
    させることにより上記母材と上記主電極との間にアーク
    を起動させ、このアークの起動後は、上記直流リアクト
    ルの出力電流の供給により定常アークを発生させるアー
    ク溶接機において、 上記直流リアクトルが、上記母材と上記主電極との接触
    期間内にその上記出力電流を上記定常アークの発生に必
    要な所定の電流値に達成させ得る容量を有し、 上記インバータの交流出力が、それを上記整流器及び上
    記直流リアクトルで整流平滑して得た上記出力電流によ
    り上記定常アークの発生を定常維持できる状態に、上記
    整流器及び上記直流リアクトルによる整流平滑により上
    記出力電流を生成し得る周波数を有するアーク溶接機。
  4. 【請求項4】 直流電源を交流化するインバータと、該
    インバータの交流出力を整流する整流器と、該整流器の
    整流出力を平滑する直流リアクトルと、該直流リアクト
    ルの出力電流を低周波交流に変換する低周波インバータ
    と、該低周波インバータの出力側から溶接負荷である母
    材と主電極との間に延びる伝送路と、を備え、上記母材
    と上記主電極とを接触させることにより上記母材と上記
    主電極との間にアークを起動させ、このアークの起動後
    は、上記低周波インバータからの上記低周波交流の供給
    により定常アークを発生させるアーク溶接機において、 上記直流リアクトルが、上記母材と上記主電極との接触
    期間内にその上記出力電流を上記低周波インバータによ
    り変換して得た上記低周波交流を上記定常アークの発生
    に必要な所定の電流値に達成させ得る容量を有し、 上記インバータの交流出力が、それを上記整流器及び上
    記直流リアクトルで整流平滑して得た上記出力電流を更
    に上記低周波インバータで変換して得た上記低周波交流
    により上記定常アークの発生を定常維持できる状態に、
    上記整流器及び上記直流リアクトルによる整流平滑によ
    り上記出力電流を生成し得る周波数を有するアーク溶接
    機。
  5. 【請求項5】 上記リアクトルの容量を、3乃至20μ
    Hとした請求項1、2、3または4に記載のアーク溶接
    機。
  6. 【請求項6】 上記交流出力の周波数を、16乃至10
    0kHzとした請求項5に記載のアーク溶接機。
JP7181007A 1995-06-23 1995-06-23 アーク溶接機 Expired - Fee Related JP2980827B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7181007A JP2980827B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 アーク溶接機
GB9612863A GB2302620B (en) 1995-06-23 1996-06-19 Arc welder
CN96108186A CN1058437C (zh) 1995-06-23 1996-06-21 电弧焊机
US08/669,993 US5760372A (en) 1995-06-23 1996-06-21 Arc welder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7181007A JP2980827B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 アーク溶接機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0910937A true JPH0910937A (ja) 1997-01-14
JP2980827B2 JP2980827B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=16093119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7181007A Expired - Fee Related JP2980827B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 アーク溶接機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5760372A (ja)
JP (1) JP2980827B2 (ja)
CN (1) CN1058437C (ja)
GB (1) GB2302620B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3155476B2 (ja) * 1996-11-05 2001-04-09 株式会社三社電機製作所 直流アークスタート補助回路
JP3300240B2 (ja) * 1996-12-18 2002-07-08 株式会社三社電機製作所 直流アークスタート回路
TR199902411A2 (xx) 1998-11-02 2000-06-21 Lincoln Global, Inc. Do�ru ak�m kaynak makinas� i�in ��k�� bobini ve kullanma y�ntemi
US8581147B2 (en) * 2005-03-24 2013-11-12 Lincoln Global, Inc. Three stage power source for electric ARC welding
US8269141B2 (en) * 2004-07-13 2012-09-18 Lincoln Global, Inc. Power source for electric arc welding
US9956639B2 (en) * 2005-02-07 2018-05-01 Lincoln Global, Inc Modular power source for electric ARC welding and output chopper
US8785816B2 (en) 2004-07-13 2014-07-22 Lincoln Global, Inc. Three stage power source for electric arc welding
US9855620B2 (en) 2005-02-07 2018-01-02 Lincoln Global, Inc. Welding system and method of welding
US9647555B2 (en) 2005-04-08 2017-05-09 Lincoln Global, Inc. Chopper output stage for arc welder power source
JP2014120705A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Daihen Corp 直流リアクトル兼用カップリングコイル

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3459996A (en) * 1967-09-14 1969-08-05 Westinghouse Electric Corp Starting circuit for direct current arc welder
SE438615B (sv) * 1976-04-28 1985-04-29 Thermal Dynamics Corp Bagsvetsapparat
GB1541068A (en) * 1976-05-11 1979-02-21 Tri Electronics Ab Electrical welding apparatus
GB1601589A (en) * 1977-09-06 1981-11-04 Migatronic Svejsemask Arc welding apparatus
JPS6325013A (ja) * 1986-07-18 1988-02-02 Chiyoda Felt Kk ロ−ラ−の製造法
US4876433A (en) * 1988-06-29 1989-10-24 Hitachi Seiko, Ltd. Inverter controlled-type power source for arc welding
SE9102961L (sv) * 1991-10-14 1993-04-15 Esab Ab Svetsstroemkaella foer vaexelstroemljusbaagsvetsning
US5319533A (en) * 1992-01-17 1994-06-07 Miller Electric Mfg. Co. Power selection and protection circuit responsive to an input voltage for providing series or parallel connected inverters
JPH05245635A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Sansha Electric Mfg Co Ltd 消耗電極式直流アーク溶接機
DE4302443C1 (de) * 1993-01-29 1994-05-26 Elektro Werk Muendersbach Gmbh Lichtbogenschweißgerät mit Halbleiterschaltern in Mittelpunktschaltung

Also Published As

Publication number Publication date
CN1146387A (zh) 1997-04-02
GB2302620B (en) 2000-01-12
US5760372A (en) 1998-06-02
GB9612863D0 (en) 1996-08-21
JP2980827B2 (ja) 1999-11-22
CN1058437C (zh) 2000-11-15
GB2302620A (en) 1997-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006026736A (ja) 電気アーク溶接用電源
JPH0910937A (ja) アーク溶接機
US6797922B2 (en) Power supply apparatus for welder
US5643475A (en) Power supply apparatus
KR100264307B1 (ko) 아크를 점화하는 장치와 방법
JP4387675B2 (ja) 短絡溶接・パルス溶接兼用アーク溶接機
JP3155476B2 (ja) 直流アークスタート補助回路
US6344628B1 (en) CV background for welding
JP3165230B2 (ja) 溶接または切断用インバータ電源
JPS63309373A (ja) ア−ク溶接用電源
EP3398249B1 (en) Welding power supply with interleaved inverter circuitry
JPH0153155B2 (ja)
US20230311230A1 (en) Cancellation of the effects of primary voltage variations
JP2006281257A (ja) インバータ制御による消耗電極式のアーク溶接電源およびその制御方法
JP3999323B2 (ja) ア−ク加工装置
JPH0234277A (ja) アーク溶接装置
JP2584140B2 (ja) 交流tig溶接機
JPH02137672A (ja) 消耗電極式アーク溶接装置
JP2001105133A (ja) 溶極式ガスシールドアーク溶接方法および溶接電源
JPH0451024Y2 (ja)
KR19980059803A (ko) 티아이지 용접기의 전원장치
JPH0124644Y2 (ja)
KR19980082883A (ko) 티아이지(tig) 용접장치
JP2000061636A (ja) 溶接用電源装置
JPS62292273A (ja) プラズマア−ク用電源

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990907

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees